JP4857776B2 - 熱交換器 - Google Patents

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Description

本発明は、冷暖房可能な熱交換器に関する。
従来より、室内熱交換器の小型化および省エネ性のために、連続した冷媒経路によって互いに連通している複数列の熱交換部を備えた室内熱交換器が用いられている。特許文献1記載の室内熱交換器は、3列の熱交換部を備えている。
しかし、室内熱交換器の風上から1番目および2番目の列に対して、最も風下側の3列目の熱交換部の担う熱交換の役割は小さい。したがって、熱交換器の使用方法として、冷媒と空気の流す方向を互いに対向する対向流とするのが効果的である。
暖房運転時に対向流を用いれば、空気流れの出口側では空気流れが1列目と2列目で大半の熱交換を完了するので空気が冷媒凝縮温度に近くなり、一方、冷媒の入ロ側では高温の過熱ガス状態の冷媒になるので、空気流れの出口側と冷媒の入ロ側で熱交換を効率良く行うことができる。
また、冷房運転時に対向流を用いれば、冷媒の出口側では冷媒が乾き度1近くの気液二相状態になり、一方、空気流れの入ロ側では空気が未冷却の状態、すなわち温度と湿度が高い状態であるので、冷媒の出口側と空気流れの入ロ側での熱交換を行うことによって高効率の冷却効果を得ることが可能である。
さらに、室内熱交換器で熱交換された冷媒が圧縮機に戻る際には、ある程度の過熱が必要であるが、過熱を効率よく得るためにも対向流は効果的である。
さらに、熱交換器において冷媒の多くが気化している場所(暖房時では冷媒入口側、冷房時では冷媒出口側)では、伝熱管内の圧損低下および効果的な熱交換のために、冷媒パスを多くする、いわゆる多パス化が有効である。しかし、冷房時に冷媒と空気流れの方向が互いに平行な平行流となる場合には、冷媒の過熱が得られにくいため、各パス出口での乾き度に差が出やすい。この場合に充分な過熱を得ようとすれば、熱交換効率の良い気液二相状態の冷媒で満たされた領域が減少し、冷却性能の低下を招くことになる。このように冷房時に平行流となる場合には、暖房時には対向流となるので効率の良い熱交換が実現されるが、上述のとおり冷房時には大きな性能低下の原因となる。
特開平11―337104号公報
以上のように、特許文献1記載の室内熱交換器では、冷媒の流す方向により、暖房と冷房のどちらかを対向流とすると、一方では対向流となって性能が向上するが、他方においては平行流となって効率が大きく低下する。
本発明の課題は、冷房および暖房の性能を両方とも向上させることができる熱交換器を提供することにある。
第1発明の熱交換器は、3列以上の複数列で構成された熱交換部を備えている。3列以上の複数列は、少なくとも1本の連続した冷媒経路によって互いに連通している。第1端部は、冷媒経路の一方の端部である。第1端部は、熱交換部における中央列または中央付近の列に配置されている。第2端部は、冷媒経路の他方の端部である。第2端部は、熱交換部における熱交換部を通過する空気流れに対して最も風上側の列に配置されている。また、暖房運転時には、第1端部は冷媒の入口となり、第2端部は冷媒の出口になる。さらに、冷房運転時には、第1端部は冷媒の出口となり、第2端部は冷媒の入口になる。
ここでは、冷媒経路の一方の端部である第1端部が熱交換部における中央列または中央付近の列に配置され、冷媒経路の他方の端部である第2端部が熱交換部における熱交換部を通過する空気流れに対して最も風上側の列に配置されているので、冷房および暖房のいずれの場合においても部分的に対向流が得られるので、冷房および暖房の性能を両方とも向上させることが可能である。
また、暖房運転時には冷媒の入口が中央列にあることから、最も風上側の列で気液二相状態の冷媒と熱交換を終えた空気と、高温の過熱ガスとが中央列で熱交換を行うことが可能となる。これにより、冷房時に対向流になるが暖房時に平行流になる場合に比べて、暖房時に効果的な熱交換をすることが可能である。
さらに、冷房運転時の冷媒出口を中央列に配置することで、暖房時に対向流となるが冷房時に平行流になる場合と比較して、冷房時に過熱を得やすくし、熱交換器の気液二相状態で満たされる部分を拡大すると共に、偏流の抑制を可能としている。
発明の熱交換器は、第1発明の熱交換器であって、複数列の熱交換部は、2列の主熱交換ユニットと、1列の副熱交換ユニットとを有している。副熱交換ユニットは、主熱交換ユニットに隣接して配置されている。第1端部は、主熱交換ユニットの列のうちの副熱交換ユニットに近い列に配置されている。第2端部は、副熱交換ユニットに配置されている。
ここでは、冷媒経路の第1端部が主熱交換ユニットの列のうちの副熱交換ユニットに近い列に配置され、第2端部が副熱交換ユニットに配置されているので、冷媒の出入口が熱的に分離され、第1端部と第2端部との間の熱交換によって生じる熱損失を抑制することが可能であり、熱交換能力が向上する。
発明の熱交換器は、第1発明の熱交換器であって、再熱熱交換部をさらに備えている。再熱熱交換部は、再熱ドライ運転時において空気を加熱することが可能である。
ここでは、再熱熱交換部をさらに備えているので、再熱ドライ運転時において空気を加熱することが可能である。
発明の空気調和機の室内機は、熱交換器と、送風ファンとを備えている。熱交換器は、請求項1からのいずれかに記載の熱交換器である。送風ファンは、熱交換器を通過する空気の流れを生成する。
ここでは、熱交換器によって冷房および暖房のいずれの場合においても部分的に対向流が得られるので、冷房および暖房の性能を両方とも向上させることが可能である。
第1発明によれば、冷房および暖房の性能を両方とも向上させることができる。
発明によれば、冷媒の出入口が熱的に分離され、熱交換能力が向上する。
発明によれば、再熱ドライ運転時において空気を加熱できる。
発明によれば、冷房および暖房の性能を両方とも向上させることができる。
〔空気調和機の全体構成〕
本発明の一実施形態に係る空調室内機を備えた空気調和機について、図1〜図6を用いて説明すれば、以下の通りである。
本実施形態の空気調和機1は、図1に示すように、室内の壁面などに取り付けられる室内機2と、室外に設置される室外機3とを備えている。
室内機2には、第1熱交換部15および第2熱交換部17を有する室内熱交換器5が収納されており、室外機3には、室外熱交換器13が収納されている。そして、室内機2の熱交換部15、17と室外機3の室外熱交換器13とが冷媒配管4によって接続されることにより、図2に示される冷媒回路が構成されている。
〔空気調和機の冷媒回路の概略構成〕
空気調和機1の冷媒回路は、図2に示されるように、圧縮機11と、四路切換弁12と、室外熱交換器13と、電動膨張弁14と、第1熱交換部15と、第1電磁弁16aおよび第2電磁弁16bと、第2熱交換部17と、アキュムレータ18とを含んでいる。
第1電磁弁16aおよび第2電磁弁16bは、図2および図4に示すように、第1熱交換部15と第2熱交換部17との間に互いに並列に配置されており、再熱ドライ運転時には第1熱交換部15へ流れる冷媒の圧力を低下させる。
第1熱交換部15は、並列配置された第1電磁弁16aおよび第2電磁弁16bに接続されており、冷房運転時および再熱ドライ運転時には蒸発器として機能し、暖房運転時には凝縮器として機能する。
第2熱交換部17は、電動膨張弁14に接続されており、再熱ドライ運転時において空気を加熱することが可能な再熱熱交換部として機能する。第2熱交換部17は、冷房運転時には蒸発器として、再熱ドライ運転時および暖房運転時には凝縮器として機能する。
室内機2は、以上のような第1熱交換部15および第2熱交換部17を有する室内熱交換器5(図3および図4参照)を備えており、これらの第1熱交換部15および第2熱交換部17が接触する空気との間で熱交換を行う。そして、室内機2は、室内空気を吸い込み第1熱交換部15および第2熱交換部17を経由して空気調和された空気を室内に排出するための気流を発生させるクロスフローファン21(図2および図3参照)を備えている。クロスフローファン21は、室内ファンモータ22によって回転駆動される。
室外機3は、圧縮機11と、四路切換弁12と、アキュムレータ18と、室外熱交換器13と、電動膨張弁14とを備えている。電動膨張弁14は、フィルタ35および液閉鎖弁36を介して配管41と接続されており、この配管41を介して室内機2の第2熱交換部17の一端と接続される。また、四路切換弁12は、ガス閉鎖弁37を介して配管42と接続されており、この配管42を介して室内機2の第1熱交換部15の一端と接続されている。なお、この配管41、42は、図1の冷媒配管4に相当する。また、室外機3は、室外熱交換器13を通過する空気流れを生成するプロペラファン38と、プロペラファン38を回転駆動する室外ファンモータ39とを有している。
〔室内機2の構成〕
室内機2は、図3および図4に示すように、主として、室内機2の内部に収容されている室内熱交換器5、上部ケーシング6、送風機構7によって構成されている。
送風機構7は、クロスフローファン21と水平フラップ70とを備えており、室内機2の下面側、裏面側の外郭を形成する。
室内熱交換器5は、クロスフローファン21の円周面に対向して配置されている。室内熱交換器5は、クロスフローファン21によって生成された空気流れFと室内熱交換器5の冷媒経路を通過する冷媒との間で熱交換を行わせる。そして、室内機2は、水平フラップ70によって吹き出し方向を調整しながら、吹き出し口71から空気調和された空気を吹き出す。
室内熱交換器5の具体的な構成については、以下の項目で説明する。
〔室内熱交換器5の構成〕
室内熱交換器5は、図4に示されるように、第1熱交換部15および第2熱交換部17を備えている。なお、図2の冷媒回路に含まれる第1熱交換部15および第2熱交換部17は、個々独立した構成となっているが、本実施形態では、図4に示すように、1つの室内熱交換器5の中でその一部分とそれ以外の部分とが第1熱交換部15および第2熱交換部17に相当する。第1熱交換部15および第2熱交換部17は、その間に並列配置された第1電磁弁16aと第2電磁弁16bによって互いに接続されている。
第1熱交換部15および第2熱交換部17は、2列の主熱交換ユニット51と1列の副熱交換ユニット52とを合体することにより3列の熱交換部(図3の空気流れFの方向を基準として風上側から第1列LI、第2列LII、第3列LIIIとする)として構成されている。副熱交換ユニット52は、主熱交換ユニット51の風上側(図3および図4における左側)に隣接して配置されている。主熱交換ユニット51と副熱交換ユニット52との間は、熱的に分離されている。主熱交換ユニット51は、伝熱管がジグザグに通された放熱フィンを折り曲げることにより形成された4つの部分51a、51b、51c、51dを有している。同様に、副熱交換ユニット52は、伝熱管がジグザグに通された放熱フィンを折り曲げることにより形成された3つの部分52a、52b、52cを有している。
主熱交換ユニット51および副熱交換ユニット52の間は、6本の連続する冷媒経路53〜58によって互いに連通している。第1熱交換部15は、第1冷媒経路53、第2冷媒経路54、第3冷媒経路55、および第4冷媒経路56を有している。第2熱交換部17は、第5冷媒経路57および第6冷媒経路58を有している。
〔冷媒経路53〜58の説明〕
以下、図4および図5を参照しながら冷房時および暖房時における第1冷媒経路53〜第6冷媒経路58を説明する。
第1熱交換部15を通る第1冷媒経路53、第2冷媒経路54、第3冷媒経路55、および第4冷媒経路56では、それぞれの冷媒経路の一方の端部である第1端部53a、54a、55a、56aは、第1熱交換部15の中央列である第2列LIIに配置されている。一方、それぞれの冷媒経路の他方の端部である第2端部53b、54b、55b、56bは、第1熱交換部15を通過する空気流れに対して最も風上側の列である第1列LIに配置されている。
(冷房運転時における冷媒経路)
図4に示される冷房運転時の室内熱交換器5では、第1端部53a、54a、55a、56aが冷媒の出口となり、第2端部53b、54b、55b、56bが冷媒の入口になっている。
具体的には、冷房運転時における第1冷媒経路53は、冷媒入口である第2端部53bが第1熱交換部15の第1列LI、すなわち副熱交換ユニット52の部分52aに配置され、中間部分が主熱交換ユニット51の部分51aにおける第3列LIIIを経由し、冷媒出口である第1端部53aが主熱交換ユニット51の部分51aにおける第2列LIIに配置されることによって、構成されている。
以下、同様に、冷房運転時における第2冷媒経路54、第3冷媒経路55、および第4冷媒経路56も、冷媒入口である第2端部54b、55b、56bが第1列LIに配置され、中間部分が第3列LIIIを経由し、冷媒出口である第1端部54a、55a、56aが第2列LIIに配置されることによって、構成されている。
このように、冷房運転時の冷媒出口である第1端部53a、54a、55a、56aを中間列である第2列LIIに配置することによって、通常の熱交換器のように暖房時に対向流になるが冷房時に平行流になる場合と比較して、冷房時に冷媒の過熱が得やすくなり、室内熱交換器5の冷媒経路53、54、55、56における気液二相状態の冷媒で満たされる部分を拡大する。その結果、偏流を抑制することが可能になる。また、最も下流側の第3列LIIIでは、気液二相状態の冷媒の温度が低くなるので(図7(a)の区間iii−iv参照)、熱交換効率が向上する。
なお、第5冷媒経路57および第6冷媒経路58は、再熱用熱交換部である第2熱交換部17を通る冷媒経路であるので、通常の熱交換器と同様に、第1列LI、第2列LII、第3列LIIIの順にジグザグに経由することによって構成されている。
(暖房運転時における冷媒経路)
また、図5に示される暖房運転時には、第1冷媒経路53、第2冷媒経路54、第3冷媒経路55、および第4冷媒経路56の第1端部53a、54a、55a、56aが冷媒の入口となり、第2端部53b、54b、55b、56bが冷媒の出口になる。
具体的には、暖房運転時における第1冷媒経路53は、冷媒入口である第1端部53aが主熱交換ユニット51の部分51aにおける第2列LIIに配置され、中間部分が主熱交換ユニット51の部分51aにおける第3列LIIIを経由し、冷媒出口である第2端部53bが第1熱交換部15の第1列LIである副熱交換ユニット52の部分52aに配置されることによって、構成されている。
以下、同様に、暖房運転時における第2冷媒経路54、第3冷媒経路55、および第4冷媒経路56も、冷媒入口である第1端部54a、55a、56aが第2列LIIに配置され、中間部分が第3列LIIIを経由し、冷媒出口である第2端部54b、55b、56bが第1列LIに配置されることによって、構成されている。
このように、暖房運転時の冷媒入口である第1端部53a、54a、55a、56aを中間列である第2列LIIに配置することによって、第1列LIにおいて気液二相状態の冷媒と熱交換をした空気は、第2列LIIにおいて、冷媒入口から入った直後の高温の過熱ガスと熱交換を行うことが可能となる。これにより、通常の熱交換器のように冷房時に対向流になるが暖房時に平行流になる場合に比べて、暖房時の効果的な熱交換をすることが可能である。
なお、再熱用熱交換部である第2熱交換部17における第5冷媒経路57および第6冷媒経路58は、第3列LIII、第2列LII、第1列LIの順にジグザグに経由することによって構成されている。
〔室内熱交換器5の性能評価についての説明〕
以下、図6および表1を参照しながら、それぞれ異なる冷媒経路を有する室内熱交換器5、105〜505における性能評価を説明する。ここで、図6および表1の(f)が実施形態の室内熱交換器5に対応しており、その他の(a)〜(e)については、本発明の比較例としての室内熱交換器105〜505が対応している。大別すれば、(a)〜(c)は、暖房運転時において空気流れの方向と冷媒の流れる方向が平行またはほぼ平行な流れである平行流であり、(d)〜(f)は、暖房運転時において空気流れの方向と冷媒の流れる方向が対向またはほぼ対向する流れである対向流である。
比較例である室内熱交換器105〜505は、実施形態の室内熱交換器5と同様に、2列の主熱交換ユニット151〜551と、それに隣接して配置された副熱交換ユニット152〜552とを備えている。
ここで、表1における暖房の変化率は、図6における暖房運転時に完全な対向流である(d)の空気温度の変化の変化率を100%として見た場合の相対的な百分率であり、暖房性能の評価は、暖房の変化率が90%以上のときに○、90%未満のときに△とする。
また、表1における冷房の変化率は、図6における暖房運転時に完全な対向流である(d)の空気温度の変化の変化率を100%として見た場合の相対的な百分率であり、冷媒の過熱度の評価は、冷房運転時における過熱度(すなわち、冷媒出口温度−冷媒凝縮温度)の大きさで評価する。
表1における出入口の熱分離は、冷媒の入口および出口がそれぞれ主熱交換ユニット51(または151〜551)と副熱交換ユニット52(または152〜552)とに分かれて配置されている場合には○、そうでなければ×と評価する。
(比較例(a)について)
図6(a)に示される室内熱交換器105の冷媒経路は、通常の熱交換器と同様に、暖房運転時には冷媒が第1列LI、第2列LII、第3列LIIIの順に流れる経路である。
この室内熱交換器105は、平行流であるので、表1(a)に示されるように暖房性能が良くない。
しかし、冷房時には冷媒の流れが逆転して対向流となるので、冷媒の過熱度は良好である。
出入口の熱分離は、冷媒の入口および出口がそれぞれ副熱交換ユニット152および主熱交換ユニット151に分離されているので良好である。
(比較例(b)について)
図6(b)に示される室内熱交換器205の冷媒経路は、暖房運転時には冷媒が第2列LIIから入り、第1列LIを経由して第3列LIIIから出る経路である。
この室内熱交換器205は、ほぼ平行流であり、第2列LIIの冷媒入口直後の高温の過熱ガス冷媒が第3列LIIIの冷媒出口直前の気液二相状態の冷媒よりも風上側を流れるので、表1(b)に示されるように暖房性能が良くない。
しかし、冷房時には、冷媒出口が第2列LIIにあるので、冷房時に完全に平行流となる場合((d)のように冷媒出口が最も風下の第3列LIIIにある場合)と比較して、冷媒の過熱が得やすくなる。
出入口の熱分離は、冷媒の入口および出口がそれぞれ同じ主熱交換ユニット251にあるので熱的に分離されておらず、熱交換能力が低下する。
(比較例(c)について)
図6(c)に示される室内熱交換器305の冷媒経路は、暖房運転時には冷媒が第1列LIから入り、第3列LIIIを経由して第2列LIIから出る経路である。
この室内熱交換器105は、ほぼ平行流であり、第1列LIの冷媒入口直後の高温の過熱ガス冷媒が第2列LIIの冷媒出口直前の気液二相状態の冷媒よりも風上側を流れるので、表1(c)に示されるように暖房性能が良くない。
しかし、冷房時には冷媒の流れが逆転してほぼ対向流となり、冷媒出口が(a)と同様に、第1列LIにあるので、冷媒の過熱度は良好である。
出入口の熱分離は、冷媒の入口および出口がそれぞれ副熱交換ユニット352および主熱交換ユニット351に分離されているので良好である。
(比較例(d)について)
図6(d)に示される室内熱交換器405の冷媒経路は、通常の熱交換器と同様に、暖房運転時には冷媒が第3列LIII、第2列LII、第1列LIの順に流れる経路である。
この室内熱交換器405は、対向流であるので、表1(d)に示されるように暖房性能が良い。
しかし、冷房時には冷媒の流れが逆転して平行流となるので、冷媒の過熱度は良くない。したがって、冷房運転時の冷媒経路の出口付近の多パス部分において、冷媒の偏流が発生し、それにより、大きな性能低下が発生するおそれがある。
出入口の熱分離は、冷媒の入口および出口がそれぞれ副熱交換ユニット452および主熱交換ユニット451に分離されているので良好である。
(比較例(e)について)
図6(e)に示される室内熱交換器505の冷媒経路は、暖房運転時には冷媒が第3列LIIIから入り、第1列LIを経由して第2列LIIから出る経路である。
この室内熱交換器505は、ほぼ対向流であり、第2列LIIの冷媒出口直前の気液二相状態の冷媒が第3列LIIIの冷媒入口直後の高温の過熱ガス冷媒よりも風上側を流れるので表1(e)に示されるように暖房性能が良い。
しかし、冷房時には、冷媒出口が最も風下の第3列LIIIにあるので、冷房時に完全に平行流となる場合((d)のように冷媒出口が最も風下の第3列LIIIにある場合)と同様に、冷媒の過熱は良くない。したがって、冷房運転時の冷媒経路の出口付近の多パス部分において、冷媒の偏流が発生し、それにより、大きな性能低下が発生するおそれがある。
出入口の熱分離は、冷媒の入口および出口がそれぞれ同じ主熱交換ユニット551にあるので、熱的に分離されておらず、熱交換能力が低下する。
(実施形態の(f)について)
図6(f)に示される実施形態の室内熱交換器5の冷媒経路は、暖房運転時には冷媒が第2列LIIから入り、第3列LIIIを経由して第1列LIから出る経路である。
この室内熱交換器5は、ほぼ対向流であり、第1列LIの冷媒出口直前の気液二相状態の冷媒が第2列LIIの冷媒入口直後の高温の過熱ガス冷媒よりも風上側を流れるので、表1(f)に示されるように暖房性能が良い。
また、冷房時には、冷媒出口が第2列LIIにあるので、冷房時に完全に平行流となる場合((d)のように冷媒出口が最も風下の第3列LIIIにある場合)と比較して、冷媒の過熱が得やすくなる。なお、表1(f)における冷媒の過熱度は、2.2であり、表1(a)および(c)における冷媒の過熱度(6.2)よりも低いが、2.2程度あれば、冷房運転時の冷媒経路の出口付近の多パス部分において、冷媒の偏流が発生しない。
したがって、実施形態の(f)の場合では、暖房性能および冷媒の過熱度の両方が良好になるので、COPも向上する。なお、上述の(a)〜(e)のように、暖房性能および冷媒の過熱度の一方が良好でない場合には、COPは低下する。
出入口の熱分離は、冷媒の入口および出口がそれぞれ副熱交換ユニット52および主熱交換ユニット51に分離されているので良好である。したがって、冷媒の入口と出口との間の熱交換によって生じる熱損失を抑制する。
〔空気と冷媒の温度変化についての説明〕
つぎに、図7および図8のグラフを用いて、実施形態の室内熱交換器5を用いて冷房運転および暖房運転をしたときの、室内熱交換器5の第1列LI〜第3列LIIIを通過したときの空気と冷媒の温度変化について、平行流および対向流の場合と比較して説明する。なお、いずれの場合も、空気は、室内熱交換器5の内部を第1列LI、第2列LII、第3列LIIIの順に流れるものとする。
(冷房運転時における空気と冷媒の温度変化)
(a)実施形態の室内熱交換器5について
図7(a)に示されるように、実施形態の室内熱交換器5を用いて冷房運転したときには、空気流れが室内熱交換器5の第1列LI、第2列LII、第3列LIIIを順に通過する空気は、曲線A1のように、第1列LI、第2列LII、第3列LIIIの順に温度が低下し、最終的に15.6℃の空気が調和空気として室内機2から吹き出される。
一方、冷媒は、第1列LI(区間i−ii)、第3列LIII(区間iii−iv)、第2列LII(区間iv−v)の順に流れる。このとき、冷媒の温度は、曲線R1のように、圧力損失により気液二相状態の冷媒の部分である第1列LI(区間i−ii)および第2列LII(区間iv−v)において低下し、第3列LIIIの出口付近(点ivの位置)において最も低くなるので、これによって、熱交換効率が向上する。
とくに、冷媒入口付近(点iの位置)では、最も風上の空気温度(27.0℃)と冷媒入口の冷媒温度(15.0℃)との温度差が大きいため、熱交換性能は向上する。
しかも、冷媒は、第2列LII(区間iv−v)において、冷媒凝縮温度14.6℃から16.8℃まで上昇するので、冷媒の偏流を抑制することが可能な過熱度2.2(表1の(f)参照)を得る。
(b)比較例としての対向流について
図7(b)に示されるように、対向流(冷媒が空気の流れに対向して第3列LIIIから第1列LIへ流れる)の場合には、空気の温度は、曲線A2のように、室内熱交換器5の第1列LI、第2列LII、第3列LIIIの順に低下して、最終的に15.7℃になり、一方、冷媒の温度は、曲線R2のように、気液二相状態の冷媒の部分である第3列LIIIおよび第2列LIIでは圧力損失により低下し、第1列LIでは過熱により冷媒凝縮温度14.6℃から20.8℃まで上昇して6.2という高い過熱度を得る。
しかし、対向流の場合では、冷媒の過熱が得られやすいが、第1列LIの過熱状態になるまでは第3列LIIIおよび第2列LIIにおいて風上側に近づくほど冷媒温度は低下するので、最も風下側(第3列LIIIの空気の出口端(右端))における空気温度(15.7℃)と冷媒入口の冷媒温度(15.0℃)との温度差が小さくなる。このため、熱交換性能の向上が抑制される。
(c)比較例としての平行流について
図7(c)に示されるように、平行流(冷媒が空気の流れと平行に流れる)の場合には、空気の温度は、曲線A3のように、室内熱交換器5の第1列LI、第2列LII、第3列LIIIの順に低下して、最終的に15.6℃になり、一方、冷媒の温度は、曲線R3のように、気液二相状態の冷媒の部分である第1列LIおよび第2列LIIでは圧力損失により低下し、第3列LIIIでは過熱により冷媒凝縮温度14.6℃から15.8℃へ少ししか上昇せず、0.8程度の過熱度しか得られない。したがって、冷媒の偏流が発生するおそれがある。
(暖房運転時における空気と冷媒の温度変化)
(a)実施形態の室内熱交換器5について
図8(a)に示されるように、実施形態の室内熱交換器5を用いて暖房運転したときには、空気流れが室内熱交換器5の第1列LI、第2列LII、第3列LIIIを順に通過する空気は、曲線A4のように、第1列LI、第2列LII、第3列LIIIの順に温度が上昇し、最終的に29.6℃の空気が調和空気として室内機2から吹き出される。
一方、冷媒は、第2列LII(区間i−ii)、第3列LIII(区間ii−iii)、第1列LI(区間iv−v)の順に流れる。このとき、冷媒の温度は、曲線R4のように、第2列LII(区間i−ii)において過熱ガスの状態で温度が急速に低下し、ついで、第3列LIII(区間iii−iv)および第1列LI(区間iv−v)において気液二相状態で温度は緩やかに低下する。
この場合、第2列LIIの冷媒入口直後(点iの位置)の高温の過熱ガス冷媒よりも先に第1列LIの冷媒出口(点vの位置)直前の気液二相状態の冷媒が空気を暖めることができ、暖房性能が良くなる。
(b)比較例としての対向流について
図8(b)に示されるように、対向流の場合には、空気の温度は、曲線A5のように、室内熱交換器5の第1列LI、第2列LII、第3列LIIIの順に上昇して、最終的に30.5℃になり、一方、冷媒の温度は、曲線R5のように、第3列LIIIにおいて過熱ガスの状態で温度が急速に低下し、ついで、第2列LIIおよび第1列LIにおいて気液二相状態で温度は緩やかに低下する。
このような対向流では、第3列LIIIの冷媒入口直後の高温の過熱ガス冷媒よりも先に第1列LIおよび第2列LIIにおいて気液二相状態の冷媒が空気を暖めるので、高い熱交換性能が得られる。
(c)比較例としての平行流について
図8(c)に示されるように、平行流の場合には、空気の温度は、曲線A6のように、室内熱交換器5の第1列LI、第2列LII、第3列LIIIの順に上昇して、最終的に29.1℃になり、一方、冷媒の温度は、曲線R6のように、第1列LIにおいて過熱ガスの状態で温度が急速に低下し、ついで、第2列LIIおよび第3列LIIIにおいて気液二相状態で温度は緩やかに低下する。
このような平行流では、第1列LIの冷媒入口直後の高温の過熱ガス冷媒が最初に空気を暖めた後に、第2列LIIおよび第3列LIIIにおいて気液二相状態の冷媒が空気を暖めるので、熱交換性能が良くない。
<特徴>
(1)
実施形態では、第1熱交換部15を通る第1冷媒経路53、第2冷媒経路54、第3冷媒経路55、および第4冷媒経路56では、それぞれの冷媒経路の一方の端部である第1端部53a、54a、55a、56aは、第1熱交換部15の中央列である第2列LIIに配置されている。一方、それぞれの冷媒経路の他方の端部である第2端部53b、54b、55b、56bは、第1熱交換部15を通過する空気流れに対して最も風上側の列である第1列LIに配置されている。したがって、冷房および暖房のいずれの場合においても部分的に対向流が得られるので、冷房および暖房の性能を両方とも向上させることが可能である。
(2)
実施形態では、暖房運転時には、第1冷媒経路53、第2冷媒経路54、第3冷媒経路55、および第4冷媒経路56の第1端部53a、54a、55a、56aが冷媒の入口となり、第2端部53b、54b、55b、56bが冷媒の出口になる。したがって、暖房運転時には冷媒の入口が中央列(第2列LII)にあることから、最も風上側の列(第1列LI)で気液二相状態の冷媒と熱交換を終えた空気と、高温の過熱ガスとが中央列で熱交換を行うことが可能となる。これにより、冷房時に対向流になるが暖房時に平行流になる場合に比べて、暖房時に効果的な熱交換をすることが可能である。
(3)
実施形態では、冷房運転時の室内熱交換器5では、第1端部53a、54a、55a、56aが冷媒の出口となり、第2端部53b、54b、55b、56bが冷媒の入口になっている。したがって、冷房運転時の冷媒出口を中央列(第2列LII)に配置することで、暖房時に対向流となるが冷房時に平行流になる場合と比較して、冷房時に過熱を得やすくし、熱交換器の気液二相状態で満たされる部分を拡大すると共に、偏流の抑制を可能としている。
このとき冷媒の流れは、第1列LI→第3列LIII→第2列LIIの順となるが、冷媒の温度は、圧力損失により気液二相状態では空気流れFの下流側で低下するので、第3列LIIIで温度が低くなり、その結果、熱交換効率が向上する。
(4)
実施形態では、冷媒経路53〜56の第1端部53a、54a、55a、56aが主熱交換ユニット51の列のうちの副熱交換ユニット52に近い列(第2列LII)に配置され、第2端部53b、54b、55b、56bが副熱交換ユニット52に配置されているので、冷媒の出入口が熱的に分離され、第1端部と第2端部との間の熱交換によって生じる熱損失を抑制することが可能であり、熱交換能力が向上する。
また、第1熱交換部15は、主熱交換ユニット51と1列の副熱交換ユニット52とを組み合わせて3列の熱交換器として構成されているので、製造コストを低く抑えることが可能であり、設計自由度が向上する。
(5)
実施形態では、室外熱交換器5が再熱熱交換部である第2熱交換部17をさらに備えているので、再熱ドライ運転時において、第2熱交換部17によって空気を加熱することが可能である。これにより、室内の温度を下げずにドライ運転をすることが可能になる。
(6)
実施形態の空気調和機1の室内機2では、室外熱交換器5によって冷房および暖房のいずれの場合においても部分的に対向流が得られるので、冷房および暖房の性能を両方とも向上させることが可能である。
<変形例>
(A)
実施形態の室内熱交換器5では、第1熱交換部15を通る冷媒経路53〜56のそれぞれの第2端部53b、54b、55b、56bが最も風上側の列である第1列LIに配置されているが、本発明はこれに限定されるものではなく、第2端部53b、54b、55b、56bを最も風下側の列である第3列LIIIに配置してもよい。この場合であっても、上記実施形態と同様に、冷房および暖房のいずれの場合においても部分的に対向流が得られるので、冷房および暖房の性能を両方とも向上させることが可能である。
本発明は、冷暖房可能な熱交換器であって、冷房運転時と暖房運転時において冷媒の流れが逆転する熱交換器に適用することが可能である。
本発明の実施形態に係わる空気調和機の構成図。 図1の空気調和機における冷媒回路を示すブロック図。 図1の室内機の縦断面図。 図3の室内熱交換器の冷房運転時における冷媒経路を示す図。 図3の室内熱交換器の暖房運転時における冷媒経路を示す図。 図3の室内熱交換器の暖房運転時における冷媒経路を模式的に示す図(f)、およびその比較例である冷媒経路を模式的に示す図(a)〜(e)。 図3の室内熱交換器における冷房運転時における空気おおよび冷媒の温度変化を示すグラフ。 図3の室内熱交換器における暖房運転時における空気おおよび冷媒の温度変化を示すグラフ。
1 空気調和機
2 室内機
3 室外機
4 冷媒配管
5 室内熱交換器
15 第1熱交換部
17 第2熱交換部
51 主熱交換ユニット
52 副熱交換ユニット
53 第1冷媒経路
54 第2冷媒経路
55 第3冷媒経路
56 第4冷媒経路
57 第5冷媒経路
58 第6冷媒経路

Claims (4)

  1. 少なくとも1本の連続した冷媒経路(53、54、55、56)によって互いに連通している3列以上の複数列で構成された熱交換部(15)を備えており、
    前記冷媒経路(53、54、55、56)の一方の端部である第1端部(53a、54a、55a、56a)は、前記熱交換部(15)における中央列または中央付近の列に配置されており、
    前記冷媒経路(53、54、55、56)の他方の端部である第2端部(53b、54b、55b、56b)は、前記熱交換部(15)における前記熱交換部(15)を通過する空気流れ(F)に対して最も風上側の列に配置されており、
    暖房運転時には、前記第1端部(53a、54a、55a、56a)が冷媒の入口となり、前記第2端部(53b、54b、55b、56b)が冷媒の出口になり、
    冷房運転時には、前記第1端部(53a、54a、55a、56a)が冷媒の出口となり、前記第2端部(53b、54b、55b、56b)が冷媒の入口になる、
    熱交換器(5)。
  2. 前記複数列の熱交換部(15)は、2列の主熱交換ユニット(51)と、前記主熱交換ユニット(51)に隣接して配置された1列の副熱交換ユニット(52)とを有しており、
    前記第1端部(53a、54a、55a、56a)は、主熱交換ユニット(51)の列のうちの前記副熱交換ユニット(52)に近い列に配置され、
    前記第2端部(53b、54b、55b、56b)は、副熱交換ユニット(52)に配置されている、
    請求項1に記載の熱交換器(5)。
  3. 再熱ドライ運転時において空気を加熱することが可能な再熱熱交換部(17)をさらに備えている、
    請求項1に記載の熱交換器(5)。
  4. 請求項1からのいずれかに記載の熱交換器(5)と、
    前記熱交換器(5)を通過する空気の流れを生成する送風ファン(21)と、
    を備えている、
    空気調和機(1)の室内機(2)。
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