JP4857637B2 - 感光体用のクリーニング部材とそれを有する感光体カートリッジ及び画像形成装置 - Google Patents
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Description
感光体は、付着した現像剤を印刷用紙に転写させるために印刷用紙と接触する。このときに印刷用紙の紙粉が感光体に付着することがある。紙粉は、1mmを超えるものも存在するほど大きい。感光体に紙粉が付着したままだと、紙粉が付着している箇所において感光体の帯電不良が発生したり、露光が妨げられたりする。この場合、意図していない印刷結果が生じることになる。このために、感光体に付着した紙粉を除去する必要がある。特許文献1の技術では、複数本の毛がまばらに配列されているとともに毛が立っているブラシ部材を感光体に接触させ、感光体から紙粉を叩き落とす。
クリーニングローラを利用して感光体に付着した紙粉を電気的に除去する場合、紙粉によって感光体が傷つけられることはない。しかしながら、クリーニングローラや、それに電圧を印加する機構や、クリーニングローラから紙粉を除去する部材が必要である。製造コストが高くなる。
ブレードを利用すれば、紙粉がブレードに捕捉されることはないし、装置の製造コストも高くならない。しかしながら、ブレードを利用して紙粉を除去する場合、ブレードと感光体の間の摩擦が大きく、ブレードが変形したり感光体が傷ついたりする。
このクリーニング部材は、電子写真プロセスで利用される感光体に植毛群が接触するようにして使用される。植毛群が寝ているために、各植毛の中間部(各植毛の側面ということもできる)が感光体に接触する。植毛群が立っている場合よりも、感光体に対する植毛群の接触面積を大きくすることができる。このために、感光体に付着した紙粉は、この植毛群によって確実に叩き落とすことができる。しかも、本発明者の実験では、このクリーニング部材を利用すると、感光体に付着した紙粉が植毛と植毛の間に捕捉されることがほとんどなかった。この効果には、静電植毛された植毛群が寝ていることが寄与していると推察することができる。なお、この理由はあくまで推察された理由であり、この理由によって本発明が限定して解釈されることはない。
このクリーニング部材を利用すると、柔らかい植毛群が感光体に接触することによって紙粉を除去するために、クリーニング部材と感光体の間に大きな摩擦は生じない。クリーニング部材が傷んだり感光体が傷ついたりすることを従来よりも抑制することができる。
このクリーニング部材を利用すれば、クリーニングローラやそれに電圧を印加する機構を利用する必要はない。非常に安価に感光体をクリーニングすることができる。また、本発明に係るクリーニング部材は、植毛と植毛の間に紙粉が捕捉されることを効果的に防止することができる。しかも、クリーニング部材や感光体が傷むことを防止することができる。本発明のクリーニング部材は、従来のいずれの技術よりも利用価値が高い。
本発明のクリーニング部材は、植毛群が寝ているために、感光体に対する植毛群の接触面積は大きい。しかしながら、本発明者の実験によって、静電植毛された植毛群は、感光体に付着した現像剤を捕捉することなく通過させることがわかった。静電植毛法によって製造された植毛布を利用すると、紙粉を効果的に除去させることと現像剤を通過させることの両方を実現することができる。なお、ここでいう「現像剤を通過させる」とは、現像剤を実質的に通過させることを意味している。全ての現像剤を捕捉することなく通過させることを意味しているのではない。微量の現像剤が植毛群によって捕捉されることを排除するものではない。
クリーニング部材を通過した現像剤は現像部で回収されて再利用される。従来のブレードを利用する場合、転写しないで感光体に残った現像剤をブレードが取り除く。ブレードによって取り除かれた現像剤を回収する機構(ケース等)が必要になる。このような機構を設けると装置が大型化する。本発明のクリーニング部材によると、装置を小型化させることができる。
各植毛の寝ている方向が異なると、紙粉を効果的に除去することができる。なお、「寝ている方向が異なる」とは、同じ方向に寝ている植毛が全く存在しないことを意味しているのではなく、寝ている方向が実質的に異なることを意味している。
植毛束が分散配置されていると、基布の各部分における植毛群の配列密度を均一にすることができる。
植毛群のそれぞれの植毛の直径が5〜10μmであることが好ましい。
植毛群のそれぞれの植毛の長さが0.5〜0.7mmであることが好ましい。
植毛群の配列密度が1500〜15000本/mm2であることが好ましい。
これらを採用すると、感光体から紙粉を除去する効果、クリーニング部材が紙粉を叩き落とす(捕捉しない)効果、及び現像剤を通過させる効果の少なくとも一つを向上させることができる。
このようにすると、弾性部材の弾性力によって感光体側にクリーニング部材を均一に付勢することができる。
このようにすると、感光体用のクリーニング部材に適した植毛布を提供することができる。
この感光体カートリッジは非常に利用価値が高い。
この画像形成装置は非常に利用価値が高い。
(形態1)感光体は、略円柱形状の感光体ドラムである。感光体ドラムは、その軸を中心に回転する。
(形態2)クリーニング部材は、感光体ドラムの回転軸方向に伸びている部材である。クリーニング部材の長さは、感光体ドラムの回転軸方向の長さにほぼ一致する。
(形態3)クリーニング部材は、感光体ドラムの回転方向において、感光体ドラムに付着したトナーを印刷用紙に転写する位置より下流側であって、感光体ドラムを帯電させる帯電器よりも上流側に配置されている。
(形態4)弾性部材はスポンジである。
(形態5)弾性部材は弾性変形可能な板状部材である。
(形態6)弾性部材の弾性力は20N〜60Nであることが好ましい。強すぎず弱すぎない大きさで植毛布を感光体に押圧することができる。
(形態7)印刷用紙に転写しないで感光体ドラムに残存したトナーはクリーニング部材を通過する。通過したトナーは現像部に回収され、回収されたトナーは再び帯電して再利用される。
プリンタ10はケーシング12を有する。ケーシング12は、複数の板状の部材によって構成されている。図1には、ケーシング12の一部を構成する部材として、後側カバー部材14と前側カバー部材16等が示されている。前側カバー部材16は、軸18を中心に揺動可能である。前側カバー部材16を揺動させることによって、ケーシング12を開閉することができる。前側カバー部材16が矢印R1方向に揺動すると、ケーシング12が開かれる。この状態では、後述のプロセスカートリッジ40を交換することができる。前側カバー部材16が矢印R2方向に揺動すると、ケーシング12が閉じられる。
給紙装置20は、給紙トレイ22と4つのローラ28,30,32,34等を備える。給紙トレイ22は、図1の状態から右方向に移動可能である。給紙トレイ22が右方向に移動すると、給紙トレイ22をケーシング12外に取出すことができる。この状態では、給紙トレイ22の上側開口から給紙トレイ22内に印刷用紙(図示省略)を補充することができる。印刷用紙が補充された給紙トレイ22を左方向に移動させると、ケーシング12内に給紙トレイ22を収納することができる。
給紙トレイ22は、積層された印刷用紙が載置される底板24を有する。底板24に載置されている最上位の印刷用紙は給紙ローラ28に接触する。給紙トレイ22がケーシング12内に収納されている状態では、図示省略の機構によって、底板24の前端部(図1の右側の端部)が上方に付勢されている。このために、印刷用紙の数が少なくなると、底板24は前端部のみが持ち上げられる。この構成によると、最上位の印刷用紙を給紙ローラ28に常に接触させることができる。
ピンチローラ32と紙粉除去ローラ34は、駆動源に接続されていない。ピンチローラ32は、図示省略の付勢手段によって、紙粉除去ローラ34側に付勢されている。ピンチローラ32と紙粉除去ローラ34の間の印刷用紙は、ピンチローラ32によって紙粉除去ローラ34に押付けられる。紙粉除去ローラ34は、その表面に特殊な加工が施されており、接触した印刷用紙の紙粉を除去することができる。紙粉が除去された印刷用紙は、レール36に沿って、2つのレジストローラ38,38の間に送られる。
レジストローラ38によって印刷用紙が矢印D2方向に送られると、印刷用紙は印字される。具体的には、プロセスカートリッジ40と露光装置70と定着装置90によって印字が行われる。
プロセスカートリッジ40の詳しい構成は後で説明する。ここでは簡単に構成を説明しておく。プロセスカートリッジ40はケーシング42を有する。ケーシング42の上面には貫通孔42aが形成されている。ケーシング42の内部の右側には、トナー室45が形成されている。このトナー室45にトナーが収容されている。ケーシング42の内部の左側には、3つのローラ48,50,52と感光体ドラム54が配置されている。これらのローラ48,50,52とドラム54はそれぞれが図示省略の駆動源に接続されている。最も右方に位置するローラ48を供給ローラと呼ぶ。供給ローラ48の左側には現像ローラ50が配置されている。現像ローラ50の左側には感光体ドラム54が配置されている。感光体ドラム54の下側には転写ローラ52が配置されている。レジストローラ38によって矢印D2方向に送られた印刷用紙は、感光体ドラム54と転写ローラ52の間に入り込む。感光体ドラム54は時計回りに回転するとともに、転写ローラ52は反時計回りに回転する。感光体ドラム54と転写ローラ52が回転することによって、印刷用紙はさらに左方向に送られる(矢印D2)。左方向に送られる過程で、印刷用紙には、感光体ドラム54に付着したトナーが転写される。
感光体ドラム54にはクリーニング部材60が接触している。クリーニング部材60は、感光体ドラム54に付着している紙粉を除去する。クリーニング部材60は、感光体ドラム54に付着しているトナーは通過させる。クリーニング部材60の構成については後で詳しく説明する。
加熱ローラ94は、金属管94aと、その内部に配置されているハロゲンランプ94bを有している。ハロゲンランプ94bが金属管94aを加熱する。加熱ローラ94は図示省略の駆動源に接続されている。この駆動源が作用すると、加熱ローラ96は時計回りに回転する。加圧ローラ96は、図示省略の機構によって加熱ローラ94側に付勢している。加圧ローラ96は、その表面がゴムで形成されている。加圧ローラ96は駆動源に接続されていない。加圧ローラ96は、加熱ローラ94が時計回りに回転すると、従動して反時計回りに回転する。
プロセスカートリッジ40を通過した印刷用紙は、加熱ローラ94と加圧ローラ96の間に入り込む。加熱ローラ94が時計回りに回転すると、加熱ローラ94と加圧ローラ96の間の印刷用紙が左方向に送られる。高温に加熱された加熱ローラ94によって印刷用紙が加熱される。これにより、印刷用紙に転写されたトナーが熱によって定着する。トナー定着装置90を通過した印刷用紙は左上方向に送られる(矢印D3)。
レール98の右側には2つの排紙ローラ100,100が配置されている。下側の排紙ローラ100は、図示省略の駆動源に接続されている。下側の排紙ローラ100は、時計回りに回転する。上側の排紙ローラ100は、駆動源に接続されていない。下側の排紙ローラ100が時計回りに回転すると、上側の排紙ローラ100が従動して反時計回りに回転する。
搬送ローラ96によって送られてきた印刷用紙は、2つの排紙ローラ100,100の間に入り込む。下側の排紙ローラ100が時計回りに回転すると、2つの排紙ローラ100,100の間の印刷用紙は右方向に送られる。印刷用紙は、ケーシング12の外部に送り出される。ケーシング12の上面には排紙トレイ110が形成されている。ケーシング12の外部に送り出された印刷用紙は、排紙トレイ110の上に排紙される。
プロセスカートリッジ40は、2つのカートリッジ43,44によって構成されている。右側に配置されているカートリッジ43を現像カートリッジと呼び、左側に配置されているカートリッジ44を感光体カートリッジと呼ぶ。現像カートリッジ43と感光体カートリッジ44は分離可能に接続されている。図3には、現像カートリッジ43が分離された後の感光体カートリッジ44の断面図が示されている。このプロセスカートリッジ40によると、現像カートリッジ43のみを交換することができるとともに、感光体カートリッジ44のみを交換することもできる。プロセスカートリッジ40の全体を交換することもできる。
現像カートリッジ43はケーシング43aを有する。このケーシング43a内にはトナー室45が形成されている。トナー室45の左側には供給ローラ48と現像ローラ50が配置されている。供給ローラ48と現像ローラ50は、ケーシング43a内に収納されている。トナー室45には、トナーが収容されている。本実施例では、正帯電性の非磁性1成分系のトナーを利用する。例えば、スチレン系単量体やアクリル系単量体を懸濁重合によって共重合させることによって得られた重合トナーを利用する。アクリル系単量体としては、アクリル酸、アルキル(C1〜C4)アクリレート、アルキル(C1〜C4)メタアクリレート等を採用することができる。この重合トナーは、略球形を有し、流動性に優れている。重合トナーには、着色剤やワックスが配合されている。また、流動性を向上させるために、シリカ等の外添剤が添加されている。トナーの平均粒径は約6〜10μmである。
トナー室45にはアジテータ46が収容されている。アジテータ46は、軸46aを回転中心として回転可能にケーシング43aに取り付けられている。アジテータ46が時計回りに回転すると、トナー室45内のトナーが攪拌される。これにより、トナーが供給ローラ48に供給される。
現像ローラ50は、供給ローラ48の左側で供給ローラ48に強く接触している。現像ローラ50は、現像ローラ本体50aと現像ローラ軸50bを備えている。現像ローラ本体50aは、導電性のゴム材料製である。このゴム材料としては、カーボン微粒子等を含む導電性のウレタンゴム又はシリコンゴムを採用することができる。このウレタンゴム又はシリコンゴムの表面は、フッ素が含まれているウレタンゴム又はシリコンゴムによって被覆されている。現像ローラ軸50bは金属製である。現像ローラ軸50bには、図示省略の電圧供給回路が接続されている。現像時(トナーを感光体ドラム54に付着させる時)には、この電圧供給回路から現像ローラ50にバイアスが印加される。現像ローラ50は、現像カートリッジ43のケーシング43aに回転可能に支持されている。現像ローラ50は、図示省略の駆動源に接続されている。現像ローラ50は反時計回りに回転する。
感光体カートリッジ44のケーシング44a内には、感光体ドラム54と転写ローラ52と帯電器66とクリーニング部材60が配置されている。
転写ローラ52は、感光体ドラム54の下側で感光体ドラム54に接触している。転写ローラ52は、転写ローラ本体52aと転写ローラ軸52bを備えている。転写ローラ本体52aは導電性のゴム材料製である。転写ローラ軸52bは金属製である。転写ローラ軸52bは、感光体カートリッジ44のケーシング44aに回転可能に取り付けられている。転写ローラ軸52bは、図示省略の駆動源に接続されている。転写ローラ52は、反時計回りに回転する。転写ローラ軸52bは、図示省略の電圧供給回路に接続されている。転写時(感光体ドラム54に付着したトナーを印刷用紙に転写させる時)には、この電圧供給回路から転写ローラ52にバイアスが印加される。
図4には、クリーニング部材60の平面図が示されている。クリーニング部材60は、図2等の紙面垂直方向に伸びている。クリーニング部材60の横幅Sは、感光体ドラム本体54aの軸方向の長さとほぼ一致する。図4によく示されるように、クリーニング部材60の表面には複数の植毛62dが静電植毛されている。
図5には、図4のV−V線断面図が示されている。図5に示されるように、クリーニング部材60は、植毛布62とスポンジ部材64を有する。植毛布62は、基布62aと、その上面に形成されている接着剤層62bと、複数の植毛束62cによって構成されている。基布62aの厚みは約0.5〜0.7mmである。基布62aはポリエステル製である。接着剤層62bは、植毛束62cを基布62aに静電植毛する際に塗布された接着剤が凝固したものである。この接着剤としては、アクリル系樹脂、ウレタン系樹脂、酢酸ビニル系樹脂、合成ゴムラテックス等を採用することができる。特に、アクリル系樹脂エマルジョンが好適である。基布62aの表面には、複数の植毛束62cが分散配置されている。複数の植毛束62cのそれぞれは、複数の植毛62dによって構成されている。各植毛62dは寝ている。図4や図5には、各植毛62dが寝て四方八方に広がっている様子がよく示されている。各植毛62dの直径は5〜10μmである。この大きさはトナーの径(6〜10μm)とほぼ等しい。各植毛62dの長さは0.5〜0.7mmである。基布62aの表面に対する植毛62dの面密度は1500〜15000本/mm2である。
スポンジ部材64は、植毛布62の裏面(図5の下面)に両面テープによって接着されている。スポンジ部材64の厚みは、約6〜8mmである。スポンジ部材64の弾性力は約40Nに調整されている。スポンジ部材64の裏面は、感光カートリッジ44のケーシング44a(図2や図3参照)に両面テープで固定されている。
図6には、クリーニング部材60の一部を拡大して示している。図6では、一つの植毛束62cしか示されていない。図6によく示されるように、各植毛64dが感光体ドラム54に接触している。各植毛64dは寝ているために、それぞれの先端よりも主に中間部(植毛64dの側面とも言える)が感光体ドラム54に接触している。クリーニング部材60が感光体ドラム54に接触している状態では、スポンジ部材64が圧縮されている。このために、スポンジ部材64の弾性力(約40N)が植毛布62に加えられている。
(1)まず、複数の長い毛120を結着剤を用いて束にする(図7(A))。
(2)続いて、毛束120を0.5〜0.7mmの長さにカットする(図7(B))。カットされた毛束122を短パイルと呼ぶ。
(3)基布62aを用意する。基布62aにペースト状の接着剤62bを塗布する(図7(C))。
(4)高圧静電界中に基布62aと短パイル122を配置する。これにより、短パイル122が静電吸引力によって基布62aに引き寄せられる。基布62aの表面(接着剤塗布面)に垂直に短パイル122が突き刺さる(図7(D))。
(5)基布62aに塗布された接着剤62bが凝固した後に、結着剤を除去して結着剤で束にされている短パイル122を解く。この工程では、アルカリ処理や溶剤処理を利用することができる(図7(E))。これにより各植毛62dが寝る。
(6)基布62aの裏面(図7(F)の左面)にスポンジ部材64を固定する。これにより、クリーニング部材60が完成する。
トナー室45のトナーは供給ローラ48に付着する。供給ローラ48に付着しているトナーは、供給ローラ48と現像ローラ50の間の摩擦によって正に帯電する。正に帯電しているトナーが現像ローラ50の表面を覆う。
一方において、感光体ドラム本体54aの表面は、帯電器66によって正に帯電している。正に帯電している感光体ドラム本体54aの表面は、露光装置70(図1参照)から発光されたレーザ光線を受光する。これにより、感光体ドラム本体54aの表面の所定部分が露光される。感光体ドラム本体54aの露光部分は電位が下がる。どの部分が露光されるのかは、印刷内容によって変わる。印刷内容に基づいた静電潜像が感光体ドラム本体54aに形成される。
現像ローラ50を被覆しているトナーは、感光体ドラム本体54aの露光部分に付着する。このとき、感光体ドラム54aの非露光部分にはトナーが付着しない。これにより、感光体ドラム本体54aに形成された静電潜像が可視像化する。
感光体ドラム本体54aに担持されているトナーは、感光体ドラム54と転写ローラ52の間の印刷用紙に転写される。このとき、転写ローラ52にはバイアスが印加される。感光体ドラム54と転写ローラ52の間の電位差によってトナーが印刷用紙に転写する。
本実施例のトナーは非常に転写性能がよい。しかしながら、印刷用紙に転写しなかった少量のトナーが感光体ドラム54に残存する。感光体ドラム54に残ったトナーはクリーニング部材60の植毛群62dで捕捉されない。感光体ドラム54に残ったトナーは、クリーニング部材60を通過する。クリーニング部材60がトナーで汚れることはない。感光体ドラム54の残存トナーは、現像ローラ50に付着する。即ち、通常の現像過程では現像ローラ50から感光体ドラム54にトナーが運ばれるが、それとは逆方向にトナーが運ばれる。この現象は、帯電器66によって感光体ドラム54が再び帯電し、感光体ドラム54と現像ローラ50の間の電位差によって起こる。現像ローラ50に逆移動したトナーは、供給ローラ48と現像ローラ50の間で再び帯電されて再利用される。
従来はトナーの転写性能があまり良くなかったために、多量のトナーが印刷用紙に転写しないで感光体ドラム54に残った。多量のトナーが感光体ドラム54に残存した場合でも、上記した逆移動現象は発生する。しかしながら、感光体ドラム54に多量のトナーが残っている場合は、感光体ドラム54への帯電や露光を精度よく行うことができない。即ち、残存トナーが付着している部分には帯電や露光がうまく行なわれない。このために、印刷の品質が悪くなる。また、感光体ドラム54に多量のトナーが残っている場合は、全ての残存トナーが逆移動しないこともある。この場合、残存トナーが印刷用紙に転写されてしまうことがある。この場合も印刷の品質が悪くなる。このために、従来は、感光体に残留したトナーを除去する必要があり、残留トナーを回収する装置(例えばブレード)を利用していた。本実施例では、非常に優れた転写性能を有するトナーを利用しているために、ごく少量のトナーしか感光体ドラム54に残らない。このために、残留トナーの回収装置を利用していない。即ち、本実施例のプリンタ10は、トナーに対してはクリーナレスタイプのプリンタである。本実施例のプリンタ10は、トナーの回収装置を設けていないために、装置を小型化することができる。
また、この植毛布62を利用すると、感光体ドラム54に付着した紙粉が植毛62dと植毛62dの間で捕捉されない。このために、紙粉によって感光体ドラム54を傷つけることを防止することができる。
本実施例では、トナーの直径の大きさにほぼ等しい直径(5〜10μm)の植毛62dを利用している。トナーより小さい直径の植毛62dを利用すると、トナーを捕捉してしまう可能性が高くなる。また、トナーより大きい直径の植毛62dになるほど植毛62dの間に紙粉が入り込み易くなり、感光体ドラム54を傷つける可能性が高くなる。本実施例のように、トナーの直径の大きさにほぼ等しい直径の植毛62dを利用することによって、紙粉は除去するがトナーは通過させることを実現していると推察することができる。なお、トナーの平均粒径の1〜3倍の範囲に植毛62dの直径を設定すると、クリーニング性能とトナー通過性能に優れた植毛布62を実現することができる。
また、各植毛62dの長さが0.5〜0.7mmに設定されているとともに、植毛群62dの密度が1500〜15000本/mm2に設定されている。これらの数値範囲も、紙粉は除去するがトナーは通過させることに寄与しているものと推察できる。
本発明者は、スポンジ部材64の弾性力が変化すると、感光体ドラム54にどのような影響が出るのかを調査した。具体的には、20N、60N、及び127Nの三種類の弾性力を有するスポンジ部材を用意した。それぞれのスポンジ部材を装着したプリンタを利用して300枚の印刷用紙を印刷し、その後の感光体ドラム54の表面を観察した。その結果、127Nのスポンジを利用した場合は感光体ドラム54の表面に無数の傷が生じていたのに対し、20Nと60Nのスポンジ部材を利用した場合は感光体ドラム54の表面は良好であった。本実施例のように40Nの弾性力のスポンジ部材64を利用すると、感光体ドラム54の表面を傷つけることない。しかも、クリーニングに適した押圧力で植毛布62と感光体ドラム54を接触させることができる。
(1)例えば、上記実施例では、スポンジ部材64を利用して弾性力を得ている。しかしながら、植毛布62に弾性力を与えることができる構成であれば、どのような構成を採用してもよい。例えば図8に示すように、弾性変形する板状部材164を利用してもよい。板状部材164と感光体ドラム54の位置関係は、板状部材164が20N〜60Nの弾性力を発揮するように調整される。このようにしても、クリーニングに適した押圧力で植毛布62と感光体ドラム54を接触させることができる。
(2)また、上記実施例ではクリーニング部材60が固定されている。しかしながら、クリーニング部材が移動するようにしてもよい。例えば、外表面が植毛布62で被覆された円筒形状のクリーニング部材を利用してもよい。この場合、円筒の軸を中心にクリーニング部材を回転させてもよい。
20:給紙装置
40:プロセスカートリッジ
45:トナー室
48:供給ローラ
50:現像ローラ
52:転写ローラ
54:感光体ドラム
60:クリーニング部材
62:植毛布
62a:基布
62b:接着剤層
62c:植毛束
62d:植毛
64:スポンジ部材
66:帯電器
70:露光装置
90:定着装置
Claims (11)
- 電子写真プロセスで利用される感光体に接触して使用され、感光体に付着した紙粉を除去すると共に感光体に付着したトナーを通過させるクリーニング部材であり、
基布とその基布の表面に静電植毛された植毛群とを有する植毛布を備え、
前記基布の前記表面には、前記基布の前記表面に前記植毛群を接着するための接着剤層が形成されており、
前記植毛群は、複数の植毛を有し、
前記複数の植毛のそれぞれは、当該植毛の先端部と前記接触剤層との間の部分である中間部が前記感光体と接触するように、寝ており、
前記複数の植毛のそれぞれは、前記トナーの直径にほぼ等しい直径を有する、ことを特徴とするクリーニング部材。 - 前記複数の植毛のそれぞれが寝ている方向が異なることを特徴とする請求項1のクリーニング部材。
- 前記複数の植毛が束になった植毛束が前記基布の表面に分散配置されていることを特徴とする請求項1又は2のクリーニング部材。
- 前記複数の植毛のそれぞれの直径が5〜10μmであることを特徴とする請求項1から3のいずれかのクリーニング部材。
- 前記複数の植毛のそれぞれの長さが0.5〜0.7mmであることを特徴とする請求項1から4のいずれかのクリーニング部材。
- 前記複数の植毛の配列密度が1500〜15000本/mm2であることを特徴とする請求項1から5のいずれかのクリーニング部材。
- 前記基布の裏面に固定されていて弾性変形する弾性部材をさらに備えることを特徴とする請求項1から6のいずれかのクリーニング部材。
- 前記弾性部材が60N以下の大きさの弾性力を有することを特徴とする請求項7のクリーニング部材。
- 前記植毛布が、結着剤によって束にされた毛束を前記植基布に静電植毛する工程と、静電植毛された植毛束群の結着剤を除去して植毛束群のそれぞれの植毛を寝かす工程を経て製造されたものであることを特徴とする請求項1から8のいずれかのクリーニング部材。
- 画像形成装置に着脱可能に装着される感光体カートリッジであり、
感光体と、その感光体に前記植毛群が接触している請求項1から9のいずれかのクリーニング部材とを備える感光体カートリッジ。 - 画像形成装置であり、
感光体と、その感光体に前記植毛群が接触している請求項1から9のいずれかのクリーニング部材とを備える画像形成装置。
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