JPH0764456A - 電子写真印刷装置のクリーニング装置 - Google Patents
電子写真印刷装置のクリーニング装置Info
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- JPH0764456A JPH0764456A JP5162369A JP16236993A JPH0764456A JP H0764456 A JPH0764456 A JP H0764456A JP 5162369 A JP5162369 A JP 5162369A JP 16236993 A JP16236993 A JP 16236993A JP H0764456 A JPH0764456 A JP H0764456A
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- 238000007639 printing Methods 0.000 title claims abstract description 21
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims abstract description 15
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- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 11
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- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 3
- 239000004745 nonwoven fabric Substances 0.000 description 2
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Landscapes
- Cleaning In Electrography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は電子写真印刷装置のクリーニング装
置に関するものであり、その目的とするところは、構造
が小型、簡単で、印刷及び装置のコストが低く、感光体
に傷が付きにくい、フアーブラシとフリースを併用した
清掃能力の高いクリーニング装置を提供することであ
る。 【構成】 偏心カム6の回転により揺動するハウジング
3を両端から支持するサイドプレート5にはフリースフ
レーム13が取り付けられている。フリースフレーム1
3にはウエブ状のフリース9、フリース9を感光体1に
押し付ける圧接ローラ10、フリース9の送り軸12及
び巻き取り軸11を設け、ハウジング3揺動時にフリー
ス9が感光体1に接触するようにした。
置に関するものであり、その目的とするところは、構造
が小型、簡単で、印刷及び装置のコストが低く、感光体
に傷が付きにくい、フアーブラシとフリースを併用した
清掃能力の高いクリーニング装置を提供することであ
る。 【構成】 偏心カム6の回転により揺動するハウジング
3を両端から支持するサイドプレート5にはフリースフ
レーム13が取り付けられている。フリースフレーム1
3にはウエブ状のフリース9、フリース9を感光体1に
押し付ける圧接ローラ10、フリース9の送り軸12及
び巻き取り軸11を設け、ハウジング3揺動時にフリー
ス9が感光体1に接触するようにした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真印刷装置の感
光体上に付着したトナーを除去するクリーニング装置に
関するものである。
光体上に付着したトナーを除去するクリーニング装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】電子写真印刷装置はその印写プロセスに
おいて、感光体表面に未転写トナーが残留し放置してお
くとドラムオフセットを起こす。そこで各種クリーニン
グ装置により感光体表面を清掃しており、フア−ブラ
シ、磁気ブラシ、ブレード、フリース等を使用するもの
が知られている。
おいて、感光体表面に未転写トナーが残留し放置してお
くとドラムオフセットを起こす。そこで各種クリーニン
グ装置により感光体表面を清掃しており、フア−ブラ
シ、磁気ブラシ、ブレード、フリース等を使用するもの
が知られている。
【0003】一般に大型・高速の電子写真式印刷装置で
は、クリーニングにより回収される未転写トナーの量も
多く、ブレード、フリース等の簡便なクリーニング装置
では不十分なため、フアーブラシ及びサイクロンを用い
た回収系を含むクリーニング装置が広く用いられてい
る。その中でも特公平1−52755号公報記載のクリ
ーニング装置は、フアーブラシハウジング内面に付着堆
積したトナーを有効に清掃可能な優れたクリーニング装
置の一つである。
は、クリーニングにより回収される未転写トナーの量も
多く、ブレード、フリース等の簡便なクリーニング装置
では不十分なため、フアーブラシ及びサイクロンを用い
た回収系を含むクリーニング装置が広く用いられてい
る。その中でも特公平1−52755号公報記載のクリ
ーニング装置は、フアーブラシハウジング内面に付着堆
積したトナーを有効に清掃可能な優れたクリーニング装
置の一つである。
【0004】一方、近年、大型・高速の電子写真式印刷
装置でも高印刷品質が求められており、ベタ黒濃度の高
い電子写真式印刷装置が開発されてきた。これに伴い感
光体に現像されるトナー量の増加とともに、未転写トナ
ーの量も急増してきている。このため従来、フアーブラ
シを用いたクリーニング装置でも十分であった感光体の
清掃が不十分となり、感光体表面にフアーブラシクリー
ニング装置では除去しきれない微細なトナー粒が付着す
る現象が発生している。この除去されなかった微細なト
ナー粒は、時間とともに成長し、感光体表面にフィルミ
ングを発生させ、印刷品質に悪影響を及ぼす問題があ
る。
装置でも高印刷品質が求められており、ベタ黒濃度の高
い電子写真式印刷装置が開発されてきた。これに伴い感
光体に現像されるトナー量の増加とともに、未転写トナ
ーの量も急増してきている。このため従来、フアーブラ
シを用いたクリーニング装置でも十分であった感光体の
清掃が不十分となり、感光体表面にフアーブラシクリー
ニング装置では除去しきれない微細なトナー粒が付着す
る現象が発生している。この除去されなかった微細なト
ナー粒は、時間とともに成長し、感光体表面にフィルミ
ングを発生させ、印刷品質に悪影響を及ぼす問題があ
る。
【0005】このフィルミングを除去する方法として
は、感光体表面に不織布等を圧接させ、感光体表面に付
着したフィルミングトナーを除去するフリースが効果的
であり、ファーブラシとフリースを併用したクリーニン
グ装置が広く用いられている。フリースによる感光体の
清掃には、フリースを常時感光体に圧接させ清掃する方
法と、適当なリンク機構等でフリースを間欠的に感光体
に圧接させ清掃する方法がある。
は、感光体表面に不織布等を圧接させ、感光体表面に付
着したフィルミングトナーを除去するフリースが効果的
であり、ファーブラシとフリースを併用したクリーニン
グ装置が広く用いられている。フリースによる感光体の
清掃には、フリースを常時感光体に圧接させ清掃する方
法と、適当なリンク機構等でフリースを間欠的に感光体
に圧接させ清掃する方法がある。
【0006】後者の方法を図面を用いて説明する。図3
は一般的なフリースによる間欠式クリーニング機構を示
す断面図、図4は図3の清掃状態を示す断面図である。
清掃時フリース9は、リンク機構20で押し出された圧
接ローラ10により感光体1表面に一定圧力で圧接され
るようになっている。この時感光体1は回転しており、
感光体1とフリース9の摩擦で感光体1表面に付着した
トナーを清掃する。一定時間感光体1を回転させ、感光
体1の清掃が終了した後、リンク機構20で圧接ローラ
10を引き戻し、フリース9を感光体1から引き離す。
圧接ローラ10引き戻し時、フリース9が弛み感光体1
に接触するのを防止するために、送り軸12側に適当な
テンション機構が設けられている。
は一般的なフリースによる間欠式クリーニング機構を示
す断面図、図4は図3の清掃状態を示す断面図である。
清掃時フリース9は、リンク機構20で押し出された圧
接ローラ10により感光体1表面に一定圧力で圧接され
るようになっている。この時感光体1は回転しており、
感光体1とフリース9の摩擦で感光体1表面に付着した
トナーを清掃する。一定時間感光体1を回転させ、感光
体1の清掃が終了した後、リンク機構20で圧接ローラ
10を引き戻し、フリース9を感光体1から引き離す。
圧接ローラ10引き戻し時、フリース9が弛み感光体1
に接触するのを防止するために、送り軸12側に適当な
テンション機構が設けられている。
【0007】また、次の清掃サイクルに入るときに清掃
能力が低下しないよう、新しいフリース9の面で清掃が
行われなければならない。そのため、フリース9を一定
量巻き取るモータ等が巻き取り軸11側に設けられてい
る。
能力が低下しないよう、新しいフリース9の面で清掃が
行われなければならない。そのため、フリース9を一定
量巻き取るモータ等が巻き取り軸11側に設けられてい
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記したようにフリー
スによる感光体の清掃には、フリースを常時感光体に圧
接させる方法と、間欠的に圧接させる方法があるが、前
者の場合、大型・高速の電子写真印刷装置では感光体の
周速が大きいため、感光体とフリースの摩擦により感光
体に傷が入りやすく、また、フリースを常時巻き取りな
がらクリーニングするために、フリースの消費量増大に
伴う印刷コスト増及びフリース収納スペース増に伴う装
置の大型化等の問題があった。また、後者の場合は、特
別なリンク機構、テンション機構等が必要となり、装置
の複雑化、コスト増等の問題があった。
スによる感光体の清掃には、フリースを常時感光体に圧
接させる方法と、間欠的に圧接させる方法があるが、前
者の場合、大型・高速の電子写真印刷装置では感光体の
周速が大きいため、感光体とフリースの摩擦により感光
体に傷が入りやすく、また、フリースを常時巻き取りな
がらクリーニングするために、フリースの消費量増大に
伴う印刷コスト増及びフリース収納スペース増に伴う装
置の大型化等の問題があった。また、後者の場合は、特
別なリンク機構、テンション機構等が必要となり、装置
の複雑化、コスト増等の問題があった。
【0009】従って、本発明の目的は、構造が小型、簡
単で、印刷及び装置のコストが低く、感光体に傷が付き
にくい、フアーブラシとフリースを併用した清掃能力の
高いクリーニング装置を提供することにある。
単で、印刷及び装置のコストが低く、感光体に傷が付き
にくい、フアーブラシとフリースを併用した清掃能力の
高いクリーニング装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的は、感光体上に
付着したトナーを除去するフアーブラシの周囲に空間を
介在させてハウジングを配置させ、前記ハウジングを両
端から支持するようにサイドプレートを配置させ、前記
フアーブラシの回転軸心に対し平行に配置されたシャフ
トを中心に前記ハウジングを揺動させることにより、前
記ハウジング内面に接触するフアーブラシ部分を生じさ
せ、前記ハウジングの揺動に伴いハウジングとフアーブ
ラシとの接触位置を変位させ、前記ハウジング内面に付
着堆積したトナーを除去する電子写真印刷装置のクリー
ニング装置において、前記サイドプレートに、ウエブ状
のフリースと、前記フリースを感光体に押しつける圧接
ローラと、前記フリースの送り軸と、巻き取り軸と、前
記巻き取り軸に連結され前記フリースを一定量ずつ巻き
取る巻き取り装置を設けることにより達成される。
付着したトナーを除去するフアーブラシの周囲に空間を
介在させてハウジングを配置させ、前記ハウジングを両
端から支持するようにサイドプレートを配置させ、前記
フアーブラシの回転軸心に対し平行に配置されたシャフ
トを中心に前記ハウジングを揺動させることにより、前
記ハウジング内面に接触するフアーブラシ部分を生じさ
せ、前記ハウジングの揺動に伴いハウジングとフアーブ
ラシとの接触位置を変位させ、前記ハウジング内面に付
着堆積したトナーを除去する電子写真印刷装置のクリー
ニング装置において、前記サイドプレートに、ウエブ状
のフリースと、前記フリースを感光体に押しつける圧接
ローラと、前記フリースの送り軸と、巻き取り軸と、前
記巻き取り軸に連結され前記フリースを一定量ずつ巻き
取る巻き取り装置を設けることにより達成される。
【0011】
【作用】上記構成によれば、ハウジングの揺動時のみ、
フリースが感光体表面に一定圧力で押し付けられ、感光
体表面のフリースによる清掃を間欠的に行うことができ
る。
フリースが感光体表面に一定圧力で押し付けられ、感光
体表面のフリースによる清掃を間欠的に行うことができ
る。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて詳細に
説明する。図1は本発明となる電子写真印刷装置のクリ
ーニング装置の一実施例を示す断面図、図2は図1の清
掃時における清掃状態を示す断面図である。図におい
て、1は感光体、2は感光体1上の残留トナーを払い取
る図示しないブラシモータで回転駆動されるフアーブラ
シ、3はフアーブラシ2の周りを囲むハウジング、4は
ハウジング3と一体となっているチャンバーで、ハウジ
ング3とチャンバー4とは2枚のサイドプレート5で両
端から支持されている。サイドプレート5は、チャンバ
ー4の中心を軸として揺動できるように図示しないメカ
ベ−スに支持されている。そして、サイドプレート5の
一方は、カム機構の従動節となっている。6は偏心カム
で、カム機構の原動節となっており、図示しないステッ
プモータ(1)に取り付けてある。さらに偏心カム6に
は感知プレート7が取り付けてあり、偏心カム6の位置
をスイッチ8で検知できるようにしてある。
説明する。図1は本発明となる電子写真印刷装置のクリ
ーニング装置の一実施例を示す断面図、図2は図1の清
掃時における清掃状態を示す断面図である。図におい
て、1は感光体、2は感光体1上の残留トナーを払い取
る図示しないブラシモータで回転駆動されるフアーブラ
シ、3はフアーブラシ2の周りを囲むハウジング、4は
ハウジング3と一体となっているチャンバーで、ハウジ
ング3とチャンバー4とは2枚のサイドプレート5で両
端から支持されている。サイドプレート5は、チャンバ
ー4の中心を軸として揺動できるように図示しないメカ
ベ−スに支持されている。そして、サイドプレート5の
一方は、カム機構の従動節となっている。6は偏心カム
で、カム機構の原動節となっており、図示しないステッ
プモータ(1)に取り付けてある。さらに偏心カム6に
は感知プレート7が取り付けてあり、偏心カム6の位置
をスイッチ8で検知できるようにしてある。
【0013】また、9は感光体1上のフィルミングを拭
き取る不織布等を材料とするウエブ状のフリース、10
はフリース9を感光体1に一定圧力で押し付ける圧接ロ
ーラ、11はサイドプレート5に取り付けてある図示し
ないステップモータ(2)により清掃済みフリース9を
回収する巻き取り軸、12は未使用のフリース9をロー
ル状に蓄えておく送り軸で、これらは全てサイドプレー
ト5に支持されているフリースフレーム13に取り付け
られておりユニットとして取付け、取外しができるよう
になっている。
き取る不織布等を材料とするウエブ状のフリース、10
はフリース9を感光体1に一定圧力で押し付ける圧接ロ
ーラ、11はサイドプレート5に取り付けてある図示し
ないステップモータ(2)により清掃済みフリース9を
回収する巻き取り軸、12は未使用のフリース9をロー
ル状に蓄えておく送り軸で、これらは全てサイドプレー
ト5に支持されているフリースフレーム13に取り付け
られておりユニットとして取付け、取外しができるよう
になっている。
【0014】以下、上記のように構成されたクリーニン
グ装置の動作について説明する。まず、通常の印刷動作
時は、フアーブラシ2の回転により感光体1上の未転写
トナーを払い取る。フアーブラシ2で払い取られた残留
トナーは、図示しない吸引ブロアによって吸引されハウ
ジング3を通ってチャンバ4に至り、さらに回収系へと
回収されるようになっている。この時、偏心カム6はハ
ウジング3とフアーブラシ2とが適正な位置関係になる
ように、偏心カム6に取り付けられた感知プレート7を
スイッチ8で検知することにより固定されている。この
状態でフリース9と圧接ローラ10は、感光体1から十
分に離れた位置にある。
グ装置の動作について説明する。まず、通常の印刷動作
時は、フアーブラシ2の回転により感光体1上の未転写
トナーを払い取る。フアーブラシ2で払い取られた残留
トナーは、図示しない吸引ブロアによって吸引されハウ
ジング3を通ってチャンバ4に至り、さらに回収系へと
回収されるようになっている。この時、偏心カム6はハ
ウジング3とフアーブラシ2とが適正な位置関係になる
ように、偏心カム6に取り付けられた感知プレート7を
スイッチ8で検知することにより固定されている。この
状態でフリース9と圧接ローラ10は、感光体1から十
分に離れた位置にある。
【0015】印刷を行うに従って、ハウジング3内には
未転写トナーが付着堆積し始めるとともに、感光体1表
面にもフィルミングが成長し始める。ここで、ハウジン
グ3内のトナーかフィルミングどちらかが印刷品質に悪
影響を及ぼす前に(印刷ページ数等を記憶させておき定
期的に)ハウジング3を偏心カム6の回転によって揺動
させ、ハウジング3内をフアーブラシ2で、感光体1を
フリース9で清掃する。
未転写トナーが付着堆積し始めるとともに、感光体1表
面にもフィルミングが成長し始める。ここで、ハウジン
グ3内のトナーかフィルミングどちらかが印刷品質に悪
影響を及ぼす前に(印刷ページ数等を記憶させておき定
期的に)ハウジング3を偏心カム6の回転によって揺動
させ、ハウジング3内をフアーブラシ2で、感光体1を
フリース9で清掃する。
【0016】以下、この清掃工程について詳細に説明す
る。印刷装置の制御部からステップモータ(2)に駆動
信号が印加されると、フリース9が巻き取り軸11に一
定量巻き取られ新しい面で感光体1を清掃する準備が整
う。続いてステップモータ(1)に駆動信号が印加され
ると、ステップモータ(1)が右回転し、ハウジング3
を偏心カム6で右に振り、ハウジング3内面がフアーブ
ラシ2に接触する位置で保持される。この状態でフアー
ブラシ2を右回転させ、ハウジング3の左内面に付着堆
積した残留トナーを払い取り、図示しないブロアの吸気
気流でトナー回収系へ吸引させる。清掃後、ブラシモー
タを止め、ステップモータ(1)をさらに右へ回転さ
せ、ハウジング3を左へ振らせ、前とは逆のハウジング
3の内面にフアーブラシ2が接触するようにし、同時に
フリース9が下死点に達して感光体1に適切な圧力で接
触するようにして、その位置に保持する(図2の状
態)。この状態でフアーブラシ2を左回転させ、ハウジ
ング3の右内面の清掃を行う。この時感光体1は右回転
しており、フリース9は感光体1との摩擦で感光体1表
面に発生したフィルミングを拭き取るように清掃する。
る。印刷装置の制御部からステップモータ(2)に駆動
信号が印加されると、フリース9が巻き取り軸11に一
定量巻き取られ新しい面で感光体1を清掃する準備が整
う。続いてステップモータ(1)に駆動信号が印加され
ると、ステップモータ(1)が右回転し、ハウジング3
を偏心カム6で右に振り、ハウジング3内面がフアーブ
ラシ2に接触する位置で保持される。この状態でフアー
ブラシ2を右回転させ、ハウジング3の左内面に付着堆
積した残留トナーを払い取り、図示しないブロアの吸気
気流でトナー回収系へ吸引させる。清掃後、ブラシモー
タを止め、ステップモータ(1)をさらに右へ回転さ
せ、ハウジング3を左へ振らせ、前とは逆のハウジング
3の内面にフアーブラシ2が接触するようにし、同時に
フリース9が下死点に達して感光体1に適切な圧力で接
触するようにして、その位置に保持する(図2の状
態)。この状態でフアーブラシ2を左回転させ、ハウジ
ング3の右内面の清掃を行う。この時感光体1は右回転
しており、フリース9は感光体1との摩擦で感光体1表
面に発生したフィルミングを拭き取るように清掃する。
【0017】ここでフリース9は図2に示すように、フ
リース9と感光体1の接触面に対し、感光体1の回転方
向の上流側で巻き取り軸11に保持されている。そのた
め、送り軸12に特別なテンション機構がなくてもフリ
ース9が感光体1により引き出されるというような不具
合は防ぐことができる。そして、定められた時間が経過
した後、ブラシモータを止め、ステップモータ(1)を
さらに右回転させて初期の位置になったところで(36
0°回転)、ステップモータ(1)を止め、その状態に
保持する。これでハウジング3内及び感光体1のフィル
ミングの清掃工程を終了し、その後印刷工程に移る。
リース9と感光体1の接触面に対し、感光体1の回転方
向の上流側で巻き取り軸11に保持されている。そのた
め、送り軸12に特別なテンション機構がなくてもフリ
ース9が感光体1により引き出されるというような不具
合は防ぐことができる。そして、定められた時間が経過
した後、ブラシモータを止め、ステップモータ(1)を
さらに右回転させて初期の位置になったところで(36
0°回転)、ステップモータ(1)を止め、その状態に
保持する。これでハウジング3内及び感光体1のフィル
ミングの清掃工程を終了し、その後印刷工程に移る。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、ハウジング内面に付着
堆積した残留トナーをフアーブラシを用いて払い取ると
同時に、フリースにより感光体表面のフィルミングを拭
き取る手段が設けてあるので、印刷工程前にハウジング
内面に付着した残留トナーを予め払い取って回収系に吸
引させるとともに、感光体表面のフィルミングを除去す
ることができ、ハウジング内のトナー及び感光体表面の
フィルミングが印刷品質に悪影響を与えるのを未然に防
ぐことができる。
堆積した残留トナーをフアーブラシを用いて払い取ると
同時に、フリースにより感光体表面のフィルミングを拭
き取る手段が設けてあるので、印刷工程前にハウジング
内面に付着した残留トナーを予め払い取って回収系に吸
引させるとともに、感光体表面のフィルミングを除去す
ることができ、ハウジング内のトナー及び感光体表面の
フィルミングが印刷品質に悪影響を与えるのを未然に防
ぐことができる。
【0019】また、サイドプレートにフリース、圧接ロ
ーラ、送り軸、巻き取り軸及び巻き取り装置を設けたこ
とにより、ハウジング揺動時にのみフリースが感光体に
接触するので、特別なリンク機構やテンション機構を必
要としない簡単なフリースによる間欠式クリーニング機
構を実現することができる。
ーラ、送り軸、巻き取り軸及び巻き取り装置を設けたこ
とにより、ハウジング揺動時にのみフリースが感光体に
接触するので、特別なリンク機構やテンション機構を必
要としない簡単なフリースによる間欠式クリーニング機
構を実現することができる。
【図1】 本発明となる電子写真印刷装置のクリーニン
グ装置の一実施例を示す断面図である。
グ装置の一実施例を示す断面図である。
【図2】 図1の清掃時における清掃状態を示す断面図
である。
である。
【図3】 従来技術におけるフリースによる間欠式クリ
ーニング機構を示す断面図である。
ーニング機構を示す断面図である。
【図4】 図3の清掃時における清掃状態を示す断面図
である。
である。
1は感光体、2はフアーブラシ、3はハウジング、4は
チャンバー、5はサイドプレート、6は偏心カム、7は
感知プレート、8はスイッチ、9はフリース、10は圧
接ローラ、11は巻き取り軸、12は送り軸、13はフ
リースフレーム、20はリンク機構である。
チャンバー、5はサイドプレート、6は偏心カム、7は
感知プレート、8はスイッチ、9はフリース、10は圧
接ローラ、11は巻き取り軸、12は送り軸、13はフ
リースフレーム、20はリンク機構である。
フロントページの続き (72)発明者 高橋 國友 茨城県勝田市武田1060番地 日立工機株式 会社内 (72)発明者 上野 浩 茨城県勝田市武田1060番地 日立工機株式 会社内 (72)発明者 赤井 宗喜 茨城県勝田市武田1060番地 日立工機株式 会社内 (72)発明者 高野 和男 茨城県勝田市武田1060番地 日立工機株式 会社内 (72)発明者 小野瀬 司 茨城県勝田市武田1060番地 日立工機株式 会社内 (72)発明者 小川 開之 茨城県勝田市武田1060番地 日立工機株式 会社内 (72)発明者 篠原 勝弘 茨城県勝田市武田1060番地 日立工機株式 会社内
Claims (4)
- 【請求項1】 感光体上に付着したトナーを除去するフ
アーブラシの周囲に空間を介在させてハウジングを配置
させ、前記ハウジングを両端から支持するようにサイド
プレートを配置させ、前記フアーブラシの回転軸心に対
し平行に配置されたシャフトを中心に前記ハウジングを
揺動させることにより、前記ハウジング内面に接触する
フアーブラシ部分を生じさせ、前記ハウジングの揺動に
伴いハウジングとフアーブラシとの接触位置を変位さ
せ、前記ハウジング内面に付着堆積したトナーを除去す
る電子写真印刷装置のクリーニング装置において、 前記サイドプレートに、ウエブ状のフリースと、前記フ
リースを感光体に押しつける圧接ローラと、前記フリー
スの送り軸と、巻き取り軸と、前記巻き取り軸に連結さ
れ前記フリースを一定量ずつ巻き取る巻き取り装置を設
けたことを特徴とする電子写真印刷装置のクリーニング
装置。 - 【請求項2】 前記フリースを印刷工程時に感光体に非
接触状態に保持し、非印刷時の清掃工程において前記ハ
ウジングの揺動に伴い感光体に接触させることを特徴と
する請求項1記載の電子写真印刷装置のクリーニング装
置。 - 【請求項3】 前記フリースの巻き取り方向が、前記フ
リースと感光体との接触位置において感光体回転方向と
逆方向になるように、前記圧接ローラ、送り軸及び巻き
取り軸を配置したことを特徴とする請求項1記載の電子
写真印刷装置のクリーニング装置。 - 【請求項4】 前記圧接ローラが弾性体で構成され、感
光体清掃時に前記フリースを感光体に一定圧力で接触さ
せることを特徴とする請求項1記載の電子写真印刷装置
のクリーニング装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5162369A JPH0764456A (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | 電子写真印刷装置のクリーニング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5162369A JPH0764456A (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | 電子写真印刷装置のクリーニング装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0764456A true JPH0764456A (ja) | 1995-03-10 |
Family
ID=15753266
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5162369A Withdrawn JPH0764456A (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | 電子写真印刷装置のクリーニング装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0764456A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7024150B2 (en) | 2002-09-17 | 2006-04-04 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Separable cleaning device for an image forming apparatus |
US7689155B2 (en) | 2005-07-27 | 2010-03-30 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Cleaning member for photosensitive drum |
-
1993
- 1993-06-30 JP JP5162369A patent/JPH0764456A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7024150B2 (en) | 2002-09-17 | 2006-04-04 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Separable cleaning device for an image forming apparatus |
US7689155B2 (en) | 2005-07-27 | 2010-03-30 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Cleaning member for photosensitive drum |
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