JP4857404B1 - 留め具 - Google Patents
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Abstract
本発明の留め具は、肩ストラップをカップ付き衣類に取り付けるための留め具であって、肩ストラップを係留するための一対の長孔が、肩ストラップの長手方向に離間して形成された係留部と、当該係留部に連続して形成され、前記カップ付き衣類に係止される係止部と、を備える構成とされている。係留部は、肩ストラップの幅方向に湾曲するように折り曲げられ、当該折り曲げによる凸部が、肩ストラップの長手方向に延在している。
【選択図】図1
【選択図】図1
Description
本発明は、肩ストラップをカップ付き衣類に取り付けるための留め具に関する。
従来、ブラジャー等のカップ付き衣類では、肩ストラップを取り付けるための留め具が採用されている。特許文献1には、外形が三角形を成すストラップ連結具(留め具)が開示されている。この三角形を成すストラップ連結具は、カップ部の上部に取り付けられる第1の辺部と、ストラップに取り付けられる第2の辺部と、これらの第1の辺部と第2の辺部とを結ぶ第3の辺部とを有する構成とされている。これにより、ストラップを着用者の首側に傾斜させることで、ストラップが肩からずれ落ちることを防止させようとしたものである。
従来から、カップ付き衣類の着用状態において、肩ストラップが肩からずれ落ちてしまうという問題がある。これは、例えば着用者の歩行等の際に、バストの上下動に伴い、肩ストラップが繰り返し伸縮すると共に、肩ストラップが肩の外側へ徐々に滑ることにより引き起こされていることによる。上記特許文献1に記載の技術では、ストラップ連結具の辺部に巻回されている肩ストラップを安定して保持することができず、連結具内における肩ストラップの移動を規制することができなかった。
本発明は、このような課題を解決するために成されたものであり、留め具に係留された肩ストラップ端部の、留め具に対する動きを抑えることで、肩ストラップの肩からのずれ落ちを抑制することが可能な留め具を提供することを目的とする。
本発明による留め具は、肩ストラップをカップ付き衣類に取り付けるための留め具であって、肩ストラップを係留するための一対の長孔が、肩ストラップの長手方向に離間して形成された係留部と、係留部に連続して形成され、カップ付き衣類に係止される係止部と、を備え、係留部は、肩ストラップの幅方向に湾曲するように折り曲げられ、当該折り曲げによる凸部が、肩ストラップの長手方向に延在していることを特徴としている。
このような留め具によれば、肩ストラップの長手方向に隣接する一対の長孔に、肩ストラップを挿通することで、肩ストラップを係留することができる。そして、一対の長孔が形成された第1の係留部が、肩ストラップの長手方向と交差する方向である幅方向に湾曲するように折り曲げられ、この曲げによる凸部が、肩ストラップの長手方向に延在する構成であるため、係留部の形状に伴う曲げ形状を、第1の係留部に係留された肩ストラップに、付与することができる。これにより、肩ストラップに、その長手方向に沿った曲げ形状を形成することで、肩ストラップの幅方向の剛性を向上させることができる。その結果、係留部に係留された肩ストラップの幅方向の可動範囲を狭めることができ、肩ストラップ端部を安定して保持することが可能となる。また、係留部を折り曲げるだけで成形可能であるため、簡素な構成で肩ストラップのずれを防止することができる。
また、係止部は、カップ付き衣類に対して着脱可能に取り付けられていることが好ましい。
また、係止部は、肩ストラップの幅方向に湾曲するように折り曲げられ、当該折り曲げによる凸部が、肩ストラップの長手方向に延在し、係留部の凸部及び係止部の凸部は、同一線上に形成されている構成が好適である。これにより、留め具を折り曲げる際に、係留部及び係止部を同時に折り曲げることが可能であるため、加工工程が容易である。
また、凸部は、肩ストラップの幅方向の中央に形成されていることが好適である。これにより、肩ストラップの幅方向の中央に、肩ストラップの長手方向に延在する凸部を形成することができ、肩ストラップの端部を安定的に保持することができる。
また、係留部の折り曲げ角度は、10度以上30度以下であることが好ましい。係留部の折り曲げ角度は、20度であることが特に好ましい。このような折り曲げ角度で、係留部が成形されていると、肩ストラップに好適な折り曲げ形状を付与することができる。これにより、肩ストラップによる不快な肌触りを抑えることができる。
本発明の留め具によれば、留め具に係留された肩ストラップ端部の、留め具に対する動きを抑えることができ、肩ストラップの肩からのずれ落ちを抑制することができる。
以下、添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、「上」、「下」等の方向を示す語は、図面に示される状態に基づいており、便宜的なものである。
まず、本発明の第1実施形態に係る留め具1について説明する。この留め具1は、例えば、ブラジャー等のカップ付き衣類に肩ストラップを取り付けるための留め具として用いられるものである。換言すると、本物品は、ブラジャー等のカップ付き女性用衣類に肩ストラップに取り付けるための留め具である。なお、カップ付き衣類としては、ブラジャーの他にブラスリップ、ブラキャミソール、ボディスーツ等のファンデーション衣類の他、水着やレオタード等の種々のカップ付き衣類が挙げられる。
留め具1は、図1に示すように、例えば、厚さ1mmの板状の金属又は樹脂から成り、その外形が略矩形形状を呈している。ここでは、留め具1の外形は、幅14.0mm、長さ12.0mm、高さ2mmとしている。この留め具1は、その上部に肩ストラップ(肩紐)40を係留するための係留部2を備えている。
係留部2には、左右方向(長手方向)を長径方向とする一対の長孔3A,3Bが形成されている。一対の長孔3A,3Bは、上下方向(肩ストラップの長手方向)に離間して、平行に配置されている。この一対の長孔3A,3Bに肩ストラップ40を挿通することで、肩ストラップ40を係留する。
具体的には、係留部2は、肩ストラップ40の幅方向Xに延在する第1〜第3棒状部材21〜23、及び、肩ストラップ40の長手方向Yに延在し棒状部材21〜23の端部同士を連結する第1〜第2連結部24a,24b,25a,25bを備えている。第1〜第3棒状部21〜23は、Y方向に所定の間隔で配置されている。第1連結部24aは、第1棒状部材21及び第2棒状部材22の一方の端部同士を連結し、第1連結部24bは、第1棒状部材21及び第2棒状部材22の他方の端部同士を連結している。第2連結部25aは、第2棒状部材22及び第3棒状部材23の一方の端部同士を連結し、第2連結部25bは、第2棒状部材22及び第3棒状部材23の他方の端部同士を連結している。
長孔3Aは、Y方向に離間する第1,第2棒状部材21,22と、X方向に離間する一対の第1連結部24a,24bとによって囲繞された開口部であり、留め具1の板厚方向Zに貫通している。長孔3Bは、Y方向に離間する第2,第3棒状部材22,23と、X方向に離間する一対の第2連結部25a,25bとによって囲繞された開口部であり、留め具1の板厚方向Zに貫通している。
長孔3A,3Bの長径方向に沿った外縁はX方向に水平に延びると共に、長孔3A,3Bの短径方向に沿った外縁はY方向に水平に延びており、四隅は滑らかな曲線のカーブ状を呈している。ここでは、長孔3の長手方向の長さは、13mmとしている。このような長孔3とすることで、当該長孔3に肩ストラップを好適に係留させる。この係留部2の左右方向の一端25aには、カップ付き女性用衣類に係留する係止部4が連結されている。
係止部4は、係留部2の一端25aから他端25bに向けて曲がるように延びている。具体的には、係止部4は、係留部2の一端25aを基端として、当該一端25aから下方に延びると共に、その下端で係留部2の他端25b側に向かってX方向に真っ直ぐ延びている。この係止部4の先端には、係留部2を内側に鉤状に屈曲するようにして係留部2側に突出する突出部5が設けられている。そして、このように、係留部2と係止部4とが連結することにより、係留部2と突出部5との間に隙間が形成されている。
また、本実施形態の留め具1では、係留部2における突出部5に対向する領域に、隙間が広がるように切り欠かれたテーパ部7が設けられている。具体的には、係留部2の下縁において、その中央部から他端25b側に向かって、上方に傾斜するように切り欠かれたテーパ部7が設けられている。
ここで、本実施形態の留め具1は、図2及び図3に示すように、留め具1の板厚方向に屈曲され、板厚方向の一方側に凸状を呈している。具体的には、係留部2及び係止部4は、幅方向の中央に頂部(凸部)が形成されるように略へ字状に折り曲げられている。そして、頂部は、ストラップ40の長手方向Yに延在するように形成されている。係留部2の頂部と係止部4の頂部とは、Y方向の同一直線上に形成されている。なお、頂部は、幅方向Xの中央に形成されていない構成でもよい。また、湾曲による頂部が、Y方向に対して傾斜する直線上に沿って形成されている構成でもよい。
留め具1では、棒状部材21〜23の一端側が、他端側に対し傾斜している。そして、一端側の他端側に対する傾斜角θは、10度以上30度以下であることが好ましく、20度であることがより好適である。
この留め具1を用いて肩ストラップ40をブラジャーに着脱自在に取り付ける場合、まず、係留部2の長孔3Bに肩ストラップ40を背面側から正面側へ挿通し、第2棒状部材22を跨いで、長孔3Aに肩ストラップ40を正面側から背面側へ挿通する。これにより、肩ストラップ40を係留部2に係留し、留め具1と肩ストラップ40とを固定する。続いて、ブラジャーに設けられた例えばカップ吊部に、係止部4を挿入する。なお、正面側は、折り曲げによる凸部が形成されている側であり、背面側は、着用者の肌側に対面する側である。
このとき、肩ストラップ40は、長孔3A,3Bを囲繞する周縁部に当接している。また、肩ストラップ40は、係留部2の折り曲げ形状に対応して折り曲げられ、幅方向の中央部に頂部が形成されている。
一般に、ブラジャーの着用状態において、肩ストラップ40は、カップ部を引き上げるためにテンションを付与した状態で保持されている。係留部2が、湾曲していると、肩ストラップ40が係留部2に密着し、係留部2内おける肩ストラップ40の移動が規制される。
また、係留部2近傍において肩ストラップ40は湾曲した状態で保持され、この湾曲した部分は変形し難くなる。そのため、肩ストラップ40の幅方向の移動を抑制し、肩ストラップ40の肩からのずれ落ちを抑制することができる。
また、留め具1では、幅方向の中央に頂部が形成されているため、係留された肩ストラップ40のテンションが幅方向の両側に等しく作用することになる。これにより、肩ストラップ40の幅方向の移動を一層抑制することができる。
また、本実施形態では、第2棒状部材22に巻かれた肩ストラップ40が、2枚重なった状態で、第1棒状部材21により肌側へ押し付けられることになる。これにより、肩ストラップ40と留め具1との密着性を高めて、肩ストラップ40を安定して保持することができる。すなわち、肩ストラップ40の端部(支点)の移動を抑制し、肩ストラップ40のずれを抑えることができる。
(ブラジャー)
次に、図4を参照しながら、本発明の実施形態に係る留め具を備えたブラジャー(カップ付き衣類)について説明する。図4は、本発明の実施形態に係るブラジャーを示す正面図である。ブラジャー100は、左右一対のカップ部110、土台布120、バック布130、及び肩ストラップ(肩紐)40を備える。なお、ブラジャー(カップ部を有する衣類)100は、左右対称であるため、左右の一方のみによって説明する。
次に、図4を参照しながら、本発明の実施形態に係る留め具を備えたブラジャー(カップ付き衣類)について説明する。図4は、本発明の実施形態に係るブラジャーを示す正面図である。ブラジャー100は、左右一対のカップ部110、土台布120、バック布130、及び肩ストラップ(肩紐)40を備える。なお、ブラジャー(カップ部を有する衣類)100は、左右対称であるため、左右の一方のみによって説明する。
カップ部110は、着用者のバストを前面側から覆うものであり、バスト形状に対応させた椀形状となっている。カップ部110は、例えば不職布や発砲ポリウレタンといった一定の保形性及び弾力性を有する素材によって形成されている。カップ部110の脇から下部にかけて、非伸縮性の土台布120が縫着され、カップ部110は、土台布120によって支持されている。さらに、土台布120の脇側には伸縮性のバック布130が縫着されている。また、カップ部110の脇側上端(領域A)110aには、肩ストラップ40が着脱可能に取り付けられている。
カップ部110の裏側には、カップ部110の下辺110bと土台布120との境界、すなわちバージスラインに沿って、厚手の布からなるカップ部下縁テープが縫着されている。このカップ部下縁テープの中には、ワイヤーが装着されている。
バック布130は、土台布120から連続して形成され、着用者の脇側から背側中央に向かって帯状に形成される。バック布130は、例えばパワーネットなどの伸縮性を有する素材によって形成されている。また、バック布130の背側の端部にはホック131が設けられており、左右のバック部130は、このホック31によって係脱自在に連結される。また、バック布130の背側上端(領域A)には、肩ストラップ40が着脱可能に取り付けられている。
肩ストラップ40は、カップ部110の上部(例えば、頂部)とバック布130とに各々接続され、カップ部110の上部とバック布130の背側とを結ぶように掛け渡されている。また、肩ストラップ40には、長さ調整具41が介設されており、着用者の体型に合わせた長さ調整が可能となっている。そして、肩ストラップ40の両端部には、留め具1が設けられ、この留め具1がカップ部110及びバック布130に、着脱可能に取り付けられている。なお、留め具1は、ブラジャー本体(カップ付き衣類本体)に対して、取り外しが困難な状態で取り付けられていてもよい。なお、留め具1をカップ付き衣類に取り付ける場合には、肩ストラップ40の基点となる留め具1の位置ずれが生じないように係止することが好ましい。
図5は、留め具の取り付け状態を示す背面図である。図5は、図4中の領域Aを背面側(着用者肌側)から拡大して示す図である。カップ部110及びバック布130には、留め具1を係留するための筒状部140は、留め具1の係止部4を挿通させるための空間を形成している。筒状部140は、例えばテープ状の布が折り返されて端部同士が縫着されることで形成されている。そして、筒状部140は、カップ部110及びバック布130に縫着されている。なお、図5では、筒状部140が取り付けられているカップ部110及びバック布130の図示が省略されている。なお、留め具1が係留される部位は、筒状部140に限定されず、その他の部位でもよく、係止部4が挿通可能な開口部や、係止部4を係止可能な凸部などが形成されていればよい。
(第2実施形態)
図6は、本発明の第2実施形態に係る留め具を示す正面図である。図6に示す第2実施形態の留め具1が、図1に示す第1実施形態の留め具1と違う点は、係止部4、4Bの形状が異なる点である。第2実施形態の係止部4Bは、リング状を成している。そして、このリング状の係止部4Bが、カップ付き衣類に設けられた凸部(フック)などに係止される。なお、リング状の係止部4Bに切欠き部などが形成されている形状でもよい。
図6は、本発明の第2実施形態に係る留め具を示す正面図である。図6に示す第2実施形態の留め具1が、図1に示す第1実施形態の留め具1と違う点は、係止部4、4Bの形状が異なる点である。第2実施形態の係止部4Bは、リング状を成している。そして、このリング状の係止部4Bが、カップ付き衣類に設けられた凸部(フック)などに係止される。なお、リング状の係止部4Bに切欠き部などが形成されている形状でもよい。
(第3実施形態)
図7は、本発明の第3実施形態に係る留め具を示す正面図である。図7に示す第3実施形態の留め具1が、図1に示す第1実施形態の留め具1と違う点は、係止部4、4Cの形状が異なる点である。第3実施形態の係止部4Cは、T字型を成している。T字型の係止部4Cは、X軸方向に延在し筒状部140に挿通される水平部4aと、Y軸方向に延在し水平部4aと係留部2とを連結する垂直部4bとを備えている。また、筒状部140のX軸方向の中央には、切欠き部140aが形成されている。T字型の係止部4Cは、水平部4aが切欠き部140aから筒状部140内へ進入して筒状部140に係止されている。なお、係止部4、4B、4Cは、その他の形状でもよい。カップ付き衣類に係止可能な形状を有していればよい。
図7は、本発明の第3実施形態に係る留め具を示す正面図である。図7に示す第3実施形態の留め具1が、図1に示す第1実施形態の留め具1と違う点は、係止部4、4Cの形状が異なる点である。第3実施形態の係止部4Cは、T字型を成している。T字型の係止部4Cは、X軸方向に延在し筒状部140に挿通される水平部4aと、Y軸方向に延在し水平部4aと係留部2とを連結する垂直部4bとを備えている。また、筒状部140のX軸方向の中央には、切欠き部140aが形成されている。T字型の係止部4Cは、水平部4aが切欠き部140aから筒状部140内へ進入して筒状部140に係止されている。なお、係止部4、4B、4Cは、その他の形状でもよい。カップ付き衣類に係止可能な形状を有していればよい。
以上、本発明をその実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。例えば、係留部2のみを湾曲させる構成でもよい。また、長孔3A,3Bを囲繞する棒状部材及び連結部において、切欠き部が形成されていてもよい。また、折り曲げによる凸部は、幅方向Xの中央からずれた位置に形成されていてもよい。また、折り曲げによる凸部は、例えば、幅方向Xに複数形成されていてもよい。また、折り曲げ角度θは、その他の角度でもよい。留め具1の外形、長孔3A,3Bの長径及び短径は、その他の大きさでもよい。
本発明の留め具では、留め具に係留された肩ストラップ端部の、留め具に対する動きを抑えることで、肩ストラップの肩からのずれ落ちを抑制することができる。
1…留め具
2…係留部
21…第1棒状部材、22…第2棒状部材、23…第3棒状部材
24a,24b…第1連結部、25a,25b…第2連結部
3A,3B…長孔
4,4B、4C…係止部
5…突出部
7…テーパ部
40…肩ストラップ
100…ブラジャー(カップ付き衣類)
110…カップ部
120…土台布
130…バック布
140…筒状部
2…係留部
21…第1棒状部材、22…第2棒状部材、23…第3棒状部材
24a,24b…第1連結部、25a,25b…第2連結部
3A,3B…長孔
4,4B、4C…係止部
5…突出部
7…テーパ部
40…肩ストラップ
100…ブラジャー(カップ付き衣類)
110…カップ部
120…土台布
130…バック布
140…筒状部
Claims (5)
- 肩ストラップをカップ付き衣類に取り付けるための留め具であって、
前記肩ストラップを係留するための一対の長孔が、前記肩ストラップの長手方向に離間して形成された係留部と、
前記係留部に連続して形成され、前記カップ付き衣類に係止される係止部と、を備え、
前記係留部は、前記肩ストラップの幅方向に湾曲するように折り曲げられ、当該折り曲げによる凸部が、前記肩ストラップの長手方向に延在していることを特徴とする留め具。 - 前記係止部は、前記カップ付き衣類に対して着脱可能に取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載の留め具。
- 前記係止部は、前記肩ストラップの幅方向に湾曲するように折り曲げられ、当該折り曲げによる凸部が、前記肩ストラップの長手方向に延在し、
前記係留部の凸部及び係止部の凸部は、同一線上に形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の留め具。 - 凸部は、前記肩ストラップの幅方向の中央に形成されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の留め具。
- 前記係留部の折り曲げ角度は、10度以上30度以下であることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の留め具。
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