JP4857167B2 - 薄板材の連結装置およびその巻き解き方法 - Google Patents
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また、自動通板装置では、ピンチロールとブライドルロールとのピンチ力およびロール回転により極薄箔材を送り出すため、一定の板厚より薄い極薄箔材は絞り変形されるという問題もある。
前記第1の巻き出しリールから解かれた薄板材の通過ラインを前記第2の巻き出しリールの上側または下側に設け、
前記第2の巻き出しリールと前記溶接機との間に、巻き解き終了間近の前記第1の巻き出しリールの薄板材に前記第2の巻き出しリールに巻かれた薄板材の巻き解き開始端部を連結する際に発生し前記第1の巻き出しリールに一部が巻かれて前記通過ラインにある余剰の薄板材を巻き取る巻き取りドラムを配置した。
前記第1の巻き出しリールから巻き解かれた終了間際の薄板材に前記第2の巻き出しリールから巻き出される薄板材の巻き解き開始端部を連結する際に発生する前記第1の巻き出しリールの余剰の薄板材は、前記第2の巻き出しリールの上側または下側に設けられた薄板材の通過ラインを通過させて、前記第2の巻き出しリールと前記溶接機との間に配置された巻き取りドラムによって巻き取り、更に、前記余剰の薄板材の終端部を前記第1の巻き出しリールと前記第2の巻き出しリールとの中間位置に配置されたクランプ装置で幅方向に渡ってクランプして保持する第1工程と、
前記クランプ装置でクランプされた前記余剰の薄板材の終端部を前記第1の巻き出しリールに新たに取付けられた薄板材コイルの薄板材の巻き解き開始端部に連結する第2工程と、
前記クランプ装置のクランプ状態を解き、前記巻き取りドラムを更に巻回して、前記第1の巻き出しリールに巻かれた薄板材の巻き解き開始端部を前記溶接機の手前側位置まで引き出す第3工程と、
前記第1の巻き出しリールの巻き解き開始端部と、前記第2の巻き出しリールに巻かれた薄板材の終端部とを前記溶接機で溶接する第4工程とを有する。
ここで、図1は本発明の一実施の形態に係る薄板材の連結装置の説明図、図2(A)〜(D)は本発明の一実施の形態に係る薄板材の巻き解き方法の第1工程の説明図、図3は同薄板材の巻き解き方法の第2工程の説明図、図4は同薄板材の巻き解き方法の第3工程の説明図、図5(A)〜(D)は同薄板材の巻き解き方法の第4工程の説明図である。
また、第1の巻き出しリール12と第2の巻き出しリール13との間には、第1の巻き出しリール12から巻き解かれた余剰の薄板材19の終端部21(図2(D)参照)を固定可能なクランプ装置22が設けられている。
また、余剰の薄板材19を巻き取りドラム20で巻き取る際には、スナバーロール70で巻き取った余剰の薄板材19の外周側を押さえることにより巻きゆるみを防止する。
一方、第2の巻き出しリール13と溶接機17の間には、第2の巻き出しリール13から巻き解いた薄板材15を溶接機17内を通過させて処理設備11に供給する際に、薄板材15を溶接機17内に導く通過パスをガイドロール46とともに構成するガイドロール56aが、基台27上に設置された支持台56bに図示しない取付け部材を介して回転可能に設けられている。
薄板材の巻き解き方法は、図2(A)〜(D)に示すように、第1の巻き出しリール12から巻き解かれた終了間際の薄板材14に第2の巻き出しリール13から巻き出される薄板材15の巻き解き開始端部16を連結する際に発生する第1の巻き出しリール12の余剰の薄板材19を第2の巻き出しリール13の上側に設けられた薄板材14の通過ライン18を通過させて、第2の巻き出しリール13と溶接機17との間に配置された巻き取りドラム20によって巻き取り、更に、余剰の薄板材19の終端部21を第1の巻き出しリール12と第2の巻き出しリール13との中間位置に配置されたクランプ装置22で幅方向に渡ってクランプして保持する第1工程を有している。
なお、余剰の薄板材19の第1の巻き出しリール12側に残留する尾端側部分64は、尾端まで巻き解いて廃棄し、薄板材14がなくなった巻き軸25は第1の巻き出しリール12から取り出す。
例えば、通過ラインを第2の巻き出しリールの下側に設けることもできる。また、余剰の薄板材の終端部を第1の巻き出しリールに新たに取付けられた薄板コイルの薄板材の巻き解き開始端部に接着剤を用いて連結することもできるし、縫い合わせることもできる。
Claims (4)
- 薄板材の処理設備の入側に、薄板材の進行方向に第1、第2の巻き出しリールを配置し、巻き解き終了または巻き解き終了間近の前記いずれかの巻き出しリールの薄板材を、他方の巻き出しリールに巻かれた薄板材の巻き解き開始端部に、前記第2の巻き出しリールと前記処理設備の中間位置に設けられた溶接機で連結するための薄板材の連結装置であって、
前記第1の巻き出しリールから解かれた薄板材の通過ラインを前記第2の巻き出しリールの上側または下側に設け、
前記第2の巻き出しリールと前記溶接機との間に、巻き解き終了間近の前記第1の巻き出しリールの薄板材に前記第2の巻き出しリールに巻かれた薄板材の巻き解き開始端部を連結する際に発生し前記第1の巻き出しリールに一部が巻かれて前記通過ラインにある余剰の薄板材を巻き取る巻き取りドラムを配置したことを特徴とする薄板材の連結装置。 - 請求項1記載の薄板材の連結装置において、前記第1の巻き出しリールと前記第2の巻き出しリールとの間に、該第1の巻き出しリールから巻き解かれた薄板材の終端部を固定可能なクランプ装置が設けられていることを特徴とする形鋼の薄板材の連結装置。
- 薄板材の処理設備の入側に、薄板材の進行方向に第1、第2の巻き出しリールを配置し、巻き解き終了または巻き解き終了間近の前記いずれかの巻き出しリールの薄板材を、他方の巻き出しリールに巻かれた薄板材の巻き解き開始端部に、前記第2の巻き出しリールと前記処理設備の中間位置に設けられた溶接機で連結するための薄板材の巻き解き方法であって、
前記第1の巻き出しリールから巻き解かれた終了間際の薄板材に前記第2の巻き出しリールから巻き出される薄板材の巻き解き開始端部を連結する際に発生する前記第1の巻き出しリールの余剰の薄板材は、前記第2の巻き出しリールの上側または下側に設けられた薄板材の通過ラインを通過させて、前記第2の巻き出しリールと前記溶接機との間に配置された巻き取りドラムによって巻き取り、更に、前記余剰の薄板材の終端部を前記第1の巻き出しリールと前記第2の巻き出しリールとの中間位置に配置されたクランプ装置で幅方向に渡ってクランプして保持する第1工程と、
前記クランプ装置でクランプされた前記余剰の薄板材の終端部を前記第1の巻き出しリールに新たに取付けられた薄板材コイルの薄板材の巻き解き開始端部に連結する第2工程と、
前記クランプ装置のクランプ状態を解き、前記巻き取りドラムを更に巻回して、前記第1の巻き出しリールに巻かれた薄板材の巻き解き開始端部を前記溶接機の手前側位置まで引き出す第3工程と、
前記第1の巻き出しリールの巻き解き開始端部と、前記第2の巻き出しリールに巻かれた薄板材の終端部とを前記溶接機で溶接する第4工程とを有することを特徴とする薄板材の巻き解き方法。 - 請求項3記載の薄板材の巻き解き方法において、前記クランプ装置でクランプする薄板材は、前記第1の巻き出しリールに該薄板材の尾端が巻きつかれている状態でクランプを行ない、この後クランプ部の直後で該薄板材を切断して、前記第2の工程における余剰の薄板材の終端部とすることを特徴とする薄板材の巻き解き方法。
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