JP4851206B2 - 遊技機 - Google Patents

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本発明は、パチンコ機などの遊技機に係り、特に、1つの遊技盤に複数の特別電動役物を備えた遊技機に関するものである。
現在、多くの遊技場に設置されているパチンコ機を機種別に分けると、いわゆる羽根物タイプの機種と、いわゆるデジパチなどと称されるタイプの機種に大別される。
羽根物タイプのパチンコ機は、一般に、遊技盤の中央部にソレノイドなどによって作動する特別電動役物を備えたものであり、始動口への遊技球の入賞を契機としてその特別電動役物の羽根部材が1〜2回程度開閉動作し、その開閉動作によって遊技球がその特別電動役物内のVゾーンなどと称される所定の領域へ入賞すると、その特別電動役物の羽根部材がさらに所定時間・所定回数開放することで大量の遊技球を入賞させ、それに応じた賞球を短時間で一気に払い出すようになっている。
一方、いわゆるデジパチなどと称されるタイプのパチンコ機は、一般に、遊技盤の中央にデジタルなどと称される図柄表示器を備えたものであり、始動口への遊技球の入賞を契機として内部的にいわゆる「大当たり」の抽選が行われ、その抽選結果をその図柄表示器に数字などの図柄の組み合わせとして表示するようになっている。そして、抽選に当選すると、その図柄表示器に同じ図柄が2つまたは3つ揃って「大当たり」になったことを告知すると共に、通常閉じた状態の大入賞口を所定時間・所定回数開放することで大量の遊技球を入賞させ、それに応じた賞球を短時間で一気に払い出すようになっている。
また、最近では、このような羽根物タイプのパチンコ機とデジパチ式のパチンコ機とを融合させた新しいタイプのパチンコ機が提案されている。
例えば、以下の特許文献1に開示されているようなパチンコ機では、1つの遊技盤にハネ物と称される特別電動役物と、液晶ディスプレイなどからなる図柄表示器と、その図柄表示器の表示内容に応じて開閉動作する大入賞口を備え、始動口への遊技球の入賞を契機として「大当たり」または「小当たり」の抽選し、その抽選結果を所定の演出図柄を用いて図柄表示器に変動表示するものである。
そして、その図柄表示器での演出図柄の表示が「大当たり」であれば、大入賞口を所定時間、所定回数(15回(ラウンド))開閉動作することで大量の賞球(2000個弱)を一気に払い出すようにしている。
また、その図柄表示器での演出図柄の表示が「小当たり」であれば、特別電動役物の羽根部材が1回(0.9秒間)開放し、その開閉動作によって遊技球が特別電動役物内の所定の領域(Vゾーン)へ入賞すると、同じく前記大入賞口を所定時間・所定回数(14回(ラウンド))開閉動作することで同じく大量の賞球(2000個弱)を一気に払い出すようにしている。
特開2005−348966号公報
ところで、このように羽根物タイプのパチンコ機とデジパチ式のパチンコ機とを融合させた新しいタイプのパチンコ機にあっては、それぞれの機種の長所を取り入れた楽しみが可能であるが、「小当たり」に当選した場合、その「小当たり」対する結果(「大当たり」or「ハズレ」)が直ぐに出てしまうため、「小当たり」当選による「大当たり」への期待感が十分に得られないといった傾向がある。
また、この「小当たり」当選を経た「大当たり」の開放動作(開放回数・開放時間)は、直接当選した「大当たり」とほぼ同様であるため、この「小当たり」当選を経た「大当たり」の当選確率も低くならざるを得ず、いわゆるハマリ時間が長くなる傾向にある。
さらに、この「小当たり」当選時に発生する演出やその発生の有無などはパチンコ機側で一方的に決定されてしまうため、遊技者の遊技への参加意識が乏しくなり、面白味に欠ける傾向にある。
そこで、本発明はこのような課題を有効に解決するために案出されたものであり、その目的の1つは、「小当たり」当選による「大当たり」への期待感を十分に発揮することが可能な新規な遊技機を提供するものである。
また、他の目的は、遊技者の遊技への参加意識を高めて遊技性を向上させたり、ハマリ時間を短縮したりすることができる新規な遊技機を提供するものである。
前記課題を解決するために請求項1の遊技機は、
始動用入賞口への遊技球の入賞を契機として行われる小当たりまたは第1の大当たりの抽選を行う第1抽選手段と、当該第1抽選手段の抽選結果を所定の演出図柄を用いて変動表示する演出図柄表示手段と、前記第1抽選手段で小当たりに当選したときに上大入賞口を開閉動作する上大入賞口開閉手段と、前記上大入賞口に入賞した遊技球を用いて複数種類存在する第2の大当たりの抽選を行う第2抽選手段と、当該第2抽選手段および前記第1抽選手段で大当たりに当選したときに下大入賞口を開閉動作する下大入賞口開閉手段とを備えた遊技機おいて、
前記演出図柄表示手段による所定の演出図柄の変動表示中または変動表示直後の一定時間内に遊技者の任意操作による外部入力を受け付ける外部入力手段を設け、
前記演出図柄表示手段は、当該外部入力手段による外部入力があったときに前記小当たりに関する所定の予告画像を表示するものであって、前記上大入賞口に遊技球が入賞してから前記第2抽選手段による抽選が終了するまでの間に前記外部入力手段による外部入力があったときは、当該第2抽選手段による第2の大当たりの種類に関する所定の予告画像を表示するようになっていることを特徴とするものである。
このような構成としたことにより、始動用入賞口への遊技球の入賞を契機として行われる抽選で仮に「大当たり」にはずれたとしても遊技者が外部入力手段を用いて外部入力を行えば、その「小当たり」に関する所定の予告画像、例えば、「小当たり」の当選確率などが表示されるようになるため、遊技者の遊技への参加意識が高まって遊技性を大幅に向上させることができる。
また、そのような「小当たり」に関する所定の予告画像が煩わしいと感じる場合は、外部入力手段を用いなければ良いため、余計な演出画像を表示することがない。
また、第2の大当たりは、複数種類存在するため、第2の大当たりのパターンを多様化したり、総出玉数を大幅に増やすことなく、その当選頻度(確率)を高くすることが可能となるため、長時間のハマリによる退屈感を解消することができる。
さらに、単に「小当たり」の当選確率などのみならず、その「小当たり」の種類(開放回数(ラウンド数など))に関して遊技者はより具体的な期待感を得ることができる。
また、請求項に記載の遊技機は、
請求項1に記載の遊技機において、前記上大入賞口と第2抽選手段との間を滞留通過構造を有する通路で接続したことを特徴とするものである。
これによって、上大入賞口に入賞してから第2抽選手段でその「小当たり」に対する抽選結果が出るまでの間にある程度の時間(例えば、3〜5秒間)が得られるため、その間に遊技者が十分にその内容を認識できる程度の予告画像を表示することができる。
ここで「滞留通過構造」とは、前記上大入賞口に入賞してから第2抽選手段でその「小当たり」に対する抽選結果が出るまでの間に所定の予告画像を表示した場合に遊技者が十分にその予告画像の内容を認識できる程度の時間が得られるような構造をいい、例えば、後の「発明を実施するための最良の形態」の欄で説明するように前記上大入賞口に遊技球が入賞してから第2抽選手段に至るまでの間が直線的ではなく蛇行状や螺旋状になっていたり、その経路の途中でその遊技球が一時的に完全に停止するような構造を含むものとする(以下の「遊技機」に関する発明、発明を実施するための最良の形態の欄について同じである)。
また、請求項に記載の遊技機は、
請求項1に記載の遊技機において、前記第2抽選手段は、前記上大入賞口へ遊技球の入賞があった後、所定時間経過後に第2の大当たりの抽選を行うようになっていることを特徴とするものである。
これによって、請求項と同様に、上大入賞口に入賞してから第2抽選手段でその「小当たり」に対する抽選結果が出るまで間にある程度の時間が得られるため、その間に遊技者が十分にその内容を認識できる程度の予告画像を表示することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を添付図面を参照しながら詳述する。
図1および図2は、本発明に係る遊技機100の実施の一形態を示した正面図である。
図示するようにこの遊技機100は、機種混合機などと称されるパチンコ機であり、縦長矩形状をした外枠10とヒンジ機構12により蝶着された内枠14の正面上部には、開閉自在なガラス枠ユニット16で覆われた遊技盤18が設けられている。
そして、この遊技盤18とガラス枠ユニット16の間には案内レール24で区画された円形状の空間である遊技領域20が形成されており、発射装置(発射ハンドル)22の操作により案内レール24を介して遊技領域20内上部に打ち込まれた遊技球がその自重によって遊技領域20内を落下し、その一部が遊技盤18底部に設けられたアウト口26から遊技領域20外(遊技盤18後方)へ排出されると共に、他の一部がその遊技盤18に形成された各種入賞口に入賞することでその入賞球数に応じた数の賞球(1個〜15個)が遊技領域20の下部に設けられた受皿ユニット28側へ次々と払い出されるようになっている。
また、図2に示すようにこの遊技盤18の中央部には液晶ディスプレイなどからなる大型の演出図柄表示器30が設けられており、その下部に設けられた始動用入賞口32へ遊技球が入賞したときに内部的に行われる特賞の抽選結果(「大当たり」、「小当たり」、「ハズレ」)などに対応する演出図柄の組み合わせ画像などを所定の変動パターンなどと共に変動表示するようになっている。
また、この始動用入賞口32は、いわゆる電動チューリップと称される普通電動役物から構成されており、前記案内レール24近傍に設けられた普通図柄始動ゲート34を遊技球が通過する際に行われる普通図柄の抽選結果に応じて開閉動作して遊技球の入賞確率をコントロールできるようになっている。
また、この始動用入賞口32の下部には、前方に開閉する開閉蓋36で塞がれた下大入賞口38が形成されており、この始動用入賞口32への遊技球の入賞を契機に行われた特賞の抽選で「大当たり」に当選したときや後述するように「小当たり」を経た「大当たり」に当選したときなどに、その開閉蓋36を所定時間、所定回数、開閉動作を繰り返すことで遊技領域20内を落下する遊技球を大量に捕捉して入賞させるようになっている。
また、前記演出図柄表示器30の上部には、左右方向に揺動する羽根部材50で塞がれた上大入賞口52が形成されており、前記の下大入賞口38と同様にこの始動用入賞口32への遊技球の入賞を契機に行われた特賞抽選のうち「小当たり」に当選したときに、その羽根部材50を所定時間(約1.0秒間)、1回作動させることでその上大入賞口52を開口するようになっている。
この上大入賞口52には、通路54を介して振分機構(クルーン)56が設けられており、この上大入賞口52に入賞した遊技球を通路54を介して振分機構56に案内するようになっている。
そして、この振分機構56には、2つの通過穴56a、56bが形成されており、1つの通過穴56aが当選を意味するいわゆるVゾーン(特定領域)となっており、他の通過穴56bがハズレ穴(ハズレ領域)となっている。
また、図示するようにこの振分機構56と上大入賞口52とを連通する通路54は、左右方向に蛇行するように上下多段に形成されており、図示矢印に示すようにこの通路54を遊技球が蛇行するように落下しながら通過することで上大入賞口52に入賞してから振分機構56に至るまでの間に一定の所要時間(3〜5秒間)を要するようになっている。
また、図1に示すようにこのガラス枠ユニット16の周囲には、電球やLEDなどからなる様々な色彩の表示ランプ(表示灯)40が設けられており、遊技中の演出や機器の状態(例えば、機器のエラーやガラス枠ユニット16などの開閉状態)などとリンクして点灯または点滅するようになっている。
さらに、このガラス枠ユニット16の左上角部および右上角部や受皿ユニット28の下部左右には、それぞれスピーカ42、42、42、42が設けられており、遊技中のBGMや効果音、エラー音などを高音質で発するようになっている。
また、この遊技盤18の下方に設けられた受皿ユニット28は、遊技者側に突出しており、図示しない貸玉装置から供給された遊技球や払い出された賞球を一時的に保留すると共に、保留した遊技球を発射装置22に順次供給するようになっている。
また、この受皿ユニット28の下部には外部入力ボタン46が設けられており、後に詳述するように演出図柄表示器30に表示される演出内容などに関して遊技者が関与できるようになっている。
また、図1中44は、図示しない貸玉装置から遊技球を供給するための操作ボタン44(玉貸ボタンおよびカード返却ボタン)、図2中48は一般入賞口、58は前記演出図柄表示器30と連動すべく7セグメントLEDなどからなる特別図柄表示器、60は前記普通図柄始動ゲート34を遊技球が通過する際に行われる普通図柄の抽選結果を示す普通図柄表示器、62はこの遊技盤18を内枠14側に対して脱着するための取付部である。
次に、図3はこのような構成をした本発明の遊技機100の制御系の構成を示したブロック図である。
図示するように本発明の遊技機100の制御系の構成は、遊技球の入賞の検出や「大当たり」の抽選などといったメインの制御を行う主制御基板200と、この主制御基板200からの指令(制御コマンド)を受けて各種演出などに関する制御を実施する複合サブ制御基板300と、同じく主制御基板200からの指令(制御コマンド)を受けて主に賞球の払い出しに関する制御を実施する賞球払出制御基板400と、特別図柄を表示する特別図柄表示器58を制御する特別図柄表示基板500と、普通図柄を表示する普通図柄表示器60を制御する普通図柄表示基板600と、「小当たり」の際に上大入賞口52(の羽根部材50)を開閉動作する大入賞口ソレノイド700と、「大当たり」の際に下大入賞口38(の開閉蓋36)を開閉動する下大入賞口ソレノイド800とから主に構成されている。
先ず、この主制御基板200は、CPU(中央演算処理装置)210、RAM(主記憶装置)220、ROM(読出用記憶装置)230、タイマ240、入力ポート250、出力ポート260などをバス270で接続してなるマイクロコンピュータから構成されており、CPU210がROM220に書き込まれた主制御用プログラムと入力ポート250から入力される各種情報に基づいて所定の処理を実施し、その処理結果に応じた制御信号を司令用の制御コマンドを介して出力ポート260から複合サブ基板300や上大入賞口ソレノイド700、上大入賞口ソレノイド800、賞球払出制御基板400などへ出力するようになっている。
そして、この入力ポート250には、前述した始動用入賞口34への遊技球の入賞を検出する始動用入賞口入賞検出器(スイッチ)251や前述した上大入賞口52への遊技球の入賞を検出する上大入賞口入賞検出器(スイッチ)252、同じく下大入賞口38への遊技球の入賞を検出する下大入賞口入賞検出器(スイッチ)253、振分機構56のVゾーン56aへの入賞を検出するVゾーン入賞検出器254、振分機構56のハズレ穴56bや一般入賞口48あるいは普通図柄始動入賞ゲート34などへの入賞を検出する他入賞検出器(スイッチ)255などが接続されており、これら各検出器251、252、253、254、255で検出された入賞信号などがこの入力ポート250を介して主制御基板200側に適宜入力されるようになっている。
次に、複合サブ制御基板300は、前記演出図柄表示器30での演出図柄の表示を中心とした演出に関する制御を複合的に実施するものであり、電飾制御基板310と、音声制御基板320と、演出図柄表示基板330と、前述した外部入力ボタン46が主に接続されている。
そして、電飾制御基板310は、電飾用ランプ40の点灯または点滅、消灯などの電飾に関する制御を実施すると共に、音声制御基板320はスピーカ42によるBGMや効果音などの音声演出などに関する制御を実施し、演出図柄制御基板330は、この複合サブ制御基板300からの制御コマンドに基づいて前述した演出図柄表示器30による演出図柄などに関する制御をそれぞれ実施するようになっている。
図4および図5は、この主制御基板200と複合サブ制御基板300と演出図柄表示基板330間などで送受信される制御コマンドの一例を示したものである。
この制御コマンドは、図4に示すように、通常コマンドの分類(機能)を識別するための識別子である1バイト長のデジタルデータであるモード(MODE)と、実行される制御コマンドの内容を示す1バイト長のデジタルデータであるイベント(EVENT)とから構成されており、例えば、主制御基板200から複合サブ制御基板300に送信されるコマンドが「演出図柄」に関するコマンドである「9FH03H」であれば、前段の「9FH」が制御コマンドの分類(演出)を識別するための識別子であり、後段の「03H」が実行される制御コマンドの内容(演出図柄の内容)であることを示している。
また、このような制御コマンド「9FH03H」を演出図柄表示基板330に対して送信するにあたり、この複合サブ制御基板300では、図5に示すように、コマンド変化時に自身が生成するストローブ信号(DUSTB)の1つ目の立ち上がりを契機として最初にモードデータが出力され、次いでストローブ信号(DUSTB)の2つ目の立ち上がりを契機として次のイベントデータが出力されることになる。
そして、このような制御コマンドを受信した演出図柄表示基板330など(CPU)では、そのストローブ信号(DUSTB)の入力に応じて割込みを発生させ、その割込み処理によってその制御コマンドが実行されるようになっている。
一方、外部入力ボタン46は、ボタン本体内にボタン操作検出スイッチ(図示せず)と、発光部(LED)とが内蔵されており、主制御基板200からの制御コマンドの受信に応じて複合サブ制御基板300がその制御コマンドの内容に応じてLEDを発光させて遊技者によるボタン操作の受付可能状態である旨を遊技者に報知すると共に、その外部入力受付可能状態の間に遊技者によるボタン操作があったときはボタン操作検出スイッチがそれを検出して複合サブ制御基板300に入力するようになっている。
なお、この演出図柄表示器30で表示される各演出図柄や変動パターンに対応する画像データは、演出図柄制御基板330またはこの演出図柄表示器30の図示しないROMなどに保存されており、この複合サブ制御基板300からの各制御コマンドに対応する所定の画像データを読み出してRGBデータなどに画像処理し、演出図柄表示器30の画面上に表示させるようになっている。
また、この複合サブ制御基板300や電飾制御基板310、音声制御基板320、演出図柄表示基板330なども前述した主制御基板200と同様に、図示しないCPUやRAM、ROM、タイマ、入出力用ポートなどからなるマイクロコンピュータから構成されており、ROMに書き込まれた各専用の制御プログラムと主制御基板200から送信される各種制御コマンドに応じてそれぞれの演出制御を行うようになっている。
また、賞球払出制御基板400は、遊技球の発射や貸出し、賞球の払い出しなどに関する制御を行うようになっており、前述した発射装置22や、入賞口の種類に応じた賞球(例えば、始動用入賞口32であれば「1個」or「5個」、一般入賞口48であれば「10個」、下大入賞口38であれば「15個」など)を払い出すための払出装置410を制御するようになっている。
そして、これら主制御基板200や複合サブ制御基板300、電飾制御基板310、音声制御基板320、演出図柄表示基板330、賞球払出制御基板400、特別図柄表示基板500、普通図柄表示基板600、上大入賞口ソレノイド700、下大入賞口ソレノイド800およびこれらによって制御される各種デバイス、すなわち電飾用ランプ40、スピーカ42、演出図柄表示器30、発射装置22、払出装置410、入賞保留数表示ランプ30、特別図柄表示器58、普通図柄表示器60などは、図示しない電源基板から供給される直流電源によってそれぞれ動作するようになっている。
次に、図6は、この主制御基板200およびサブ制御基板300の主たる機能を示した機能ブロック図であり、前述したようにCPU210、RAM220、ROM230、タイマ240、入力ポート250、出力ポート260などからなるコンピュータシステム(ハードウェア)と、ROM220などに書き込まれた制御用プログラム(ソフトウェア)と、入力ポート250から入力される各種情報に基づいて、第1抽選部(第1抽選手段)201と、上大入賞口開閉部(上大入賞口開閉手段)202と、第2抽選部(第2抽選手段)203と、下大入賞口開閉部(下大入賞口開閉手段)204と、ラウンド振分けテーブル205と、演出図柄表示部(演出図柄表示手段)301の各機能をそれぞれ実現するようになっている。
すなわち、第1抽選部201は、例えば、4ミリ秒ごとに更新される抽選用乱数(ランダムカウンタ)などを用いて前記始動用入賞口32に遊技球の入賞があったときに取得した乱数と予め設定された大当たり用乱数および小当たり用乱数とを照合して一致しているか否かを判断し、一致していれば「大当たり」または「小当たり」と判定し、一致していなければ「ハズレ」と判定してその判定結果に応じた制御コマンドを選択して複合サブ制御基板300などに送信するようになっている。
なお、この第1抽選部201による「大当たり」および「小当たり」のそれぞれの当選確率は、特に限定するものではないが、例えば「大当たり」は「1/200〜1/400」程度の当選確率となっているのに対し、「小当たり」はこれよりも高い「1/20〜1/40」程度の当選確率となっている。つまり、少なくとも「小当たり」の当選確率は、「大当たり」の当選確率に比べて(約10倍程度)高く設定されており、「小当たり」に関しては「大当たり」と比べて比較的頻繁に当選するようになっている。
また、この第1抽選部201は、このような「大当たり」および「小当たり」の判定処理と同時に、演出図柄表示器30で表示するための演出図柄やその変動パターン(通常変動パターンやリーチアクションなど)などの選択処理も同時に行うようになっており、それぞれに対応する制御コマンドを併せて複合サブ制御基板300に送信するようになっている。
また、この第1抽選部201における抽選のうち「大当たり」当選時には、いわゆる「確変(確率変動)」の有無に関する判定も同時に行われており、その「大当たり」が「確変」に対応するものであるときは、それに対応する演出図柄が選択され、また、その「大当たり」が「確変」を含まないものであるときは、それに対応する演出図柄が選択されるようになっている。
一方、上大入賞口開閉部202は、この第1抽選部201で「小当たり」と判定されたときに上大入賞口52を所定の動作パターンで開閉動する機能を提供するようになっている。例えば、この第1抽選部201で「小当たり」と判定されたときには、演出図柄表示器30における所定の「大当たり演出」などを経た後、上大入賞口ソレノイド700を作動して上大入賞口52(羽根部材50)を「1.0秒間」×「1回」の「小当たり」用のパターンで開閉動作するようになっている。
第2抽選部203は、前記上大入賞口52に入賞した遊技球を用いて第2の大当たりの抽選を行う機能を提供するものである。
すなわち、この第2抽選部203は、前述したように「小当たり」に伴って上大入賞口52が開放して遊技球が入賞し、それを検出した上大入賞口検出器252からの入賞信号があった後から所定時間内におけるVゾーン入賞検出器254からの入賞信号を監視し、その入賞信号があったとき、つまり前述した振分機構56のVゾーン56aを遊技球が通過(入賞)したときは、図7に示すように「大当たり」と判定(以後、この「大当たり」を適宜「間接大当たり」と称す)し、当該所定時間内にそのVゾーン入賞検出器254からの入賞信号がないときは「ハズレ」と判定するようになっている。なお、この第2抽選部203は、このような「間接大当たり」に当選したと判定したときは、前述したようにその「間接大当たり」の種類(ラウンド数)も同時に決定し、それを上大入賞口開閉部202に通知するようになっている。
次に、下大入賞口開閉部204は、この第2抽選部203および前記第1抽選部201でそれぞれ「大当たり」と判定されたときに下大入賞口38を所定の動作パターンで開閉動する機能を提供するようになっている。例えば、この第2抽選部203で「間接大当たり」と判定されたとき、および図7に示すように第1抽選部201で「大当たり」と判定されたとき(以後、この「大当たり」を適宜「直接大当たり」という)には、演出図柄表示器30における所定の「大当たり演出」などを経た後、下大入賞口ソレノイド800を作動して下大入賞口38(開閉蓋36)側を所定の「大当たり」用のパターンで開閉動作するようになっている。
ここで、この上大入賞口開閉部202による上大入賞口52の「大当たり」用の開閉動作パターンとしては、(1)最大29秒(但し、9個または10個の入賞があった時点で閉じる(以下同じ))×15回(15ラウンド)の他、(2)最大29秒×5回(5ラウンド)や(3)最大29秒×8回(8ラウンド)などの開閉動作パターンもあり、これら各開閉動作パターンは、「大当たり」判定時に選択される演出図柄の種類や「直接大当たり」または「間接大当たり」の違いなどに基づいて決定されるようになっている。
すなわち、この上大入賞口開閉部202による上大入賞口52の「大当たり」用の開閉動作パターンとしては、図7に示すように、前述した第1抽選部201による「直接大当たり」のときは、無条件で(1)の「大当たり」開閉動作パターンが選択されることになるが、前述した第2抽選部203による「間接大当たり」のときは、図8に示すようなラウンド振分けテーブル205に基づいて(1)〜(3)のいずれかの「大当たり」開閉動作パターンがランダムに決定されるようになっている。
このラウンド振分けテーブル205は、図8に示すように、遊技者の要求に応じて演出画像表示器30に表示すべく、第1抽選部201における「小当たり」の可能性(%)と、その「小当たり」を経た「間接大当たり」の種類(ラウンド数)に関する予告内容を規定したものであり、その詳細については後述する。
また、演出図柄表示部30は、前述した外部入力ボタン46による外部入力があったときに図8に示すようなラウンド振分けテーブル205に基づいて「小当たり」の可能性に関する予告画像およびその「小当たり」に対応する「間接大当たり」の種類(ラウンド数)に関する予告画像を選択して、その予告画像を表示するようになっている。なお、この具体例についても後に詳述する。
次に、このような構成した本発明の遊技機100の作用および効果を説明する。
先ず、図2に示すように遊技領域20に弾かれた遊技球の一部が始動用入賞口32に入賞し、その入賞が図3に示す始動用入賞口入賞検出器251によって検出されて主制御基板200にその入賞信号が入力されると、主制御基板200の第1抽選部201は、その入賞に対して取得した所定の乱数値に基づき、前述したような所定の確率で発生する「大当たり」および「小当たり」の抽選を実施する。
そして、この主制御基板200の第1抽選部201は、その抽選結果を判定し、その判定結果に応じた演出図柄と所定の変動パターンを選択してそれぞれの演出図柄および変動パターンに対応する制御コマンドを複合サブ制御基板300側へ送信する。
すなわち、この主制御基板200のROM230には、「大当たり」および「小当たり」ならびに「ハズレ」の抽選結果に応じた演出図柄に対応する演出図柄コマンドと、数種類〜数十種類の変動パターンに対応する変動パターンコマンドとが記憶・保存されており、第1抽選部201は、その抽選結果が「大当たり」である場合は、その「大当たり」がさらにいわゆる「確変当たり」か「非確変当たり」かを判定してその結果に対応する演出図柄コマンドとその変動パターンに対応する変動パターンコマンドを、また、その抽選結果が「小当たり」である場合は、それに対応する演出図柄コマンドと変動パターンコマンドを、さらにその抽選結果が「ハズレ」である場合は、それに対応する演出図柄コマンドと変動パターンコマンドをそれぞれ選択してそれらコマンドを出力ポート260から複合サブ制御基板300側に送信することになる。
一方、この主制御基板200は、図9に示すように、この第1抽選部201の抽選結果に基づいて上大入賞口52および下大入賞口38を開閉動作する。
すなわち、この主制御基板200の上大入賞口開閉部202および下大入賞口開閉部204は、最初のステップS100において始動用入賞口32への入賞を監視し、ステップS102における演出図柄の変動開始からステップS104における演出図柄の変動停止を経て次のステップS106の判断処理においてその始動用入賞口32への入賞に伴って行われた抽選結果が「直接大当たり」か否かを判断し、「直接大当たり」であると判断したとき(Yes)は、ステップS116までジャンプして下大入賞口開閉部204が下大入賞口38を規定の「大当たり」動作パターンで開閉動作することになるが、これとは反対に「直接大当たり」でないと判断したとき(No)は、次のステップS108に移行してさらにその始動用入賞口32への入賞に伴って行われた抽選結果が「小当たり」であるか否かを判断する。
この判断処理の結果、「小当たり」でないと判断したとき(No)は、その始動用入賞口32への入賞に伴って行われた抽選結果が「ハズレ(ステップS118)」であるとみなして最初のステップS100に戻って同様な処理を繰り返すことになるが、これとは反対に「小当たり」であると判断したとき(Yes)は、上大入賞口開閉部202が上大入賞口52を所定の「小当たり」動作パターン(「1.0秒間」×「1回」)で動作させる。
そして、直ちに次のステップS112に移行し、この主制御基板200の第2抽選部203がその「小当たり」動作に伴って上大入賞口52に遊技球の入賞があったか否かを判断し、入賞がなかったと判断したとき(No)は、「ハズレ」とみなしてステップS118側に移行することになるが、入賞があったと判断したとき(Yes)は、次のステップS114に移行して、その後その遊技球が振分機構56のVゾーン56aを通過したか否かを判断する。
この結果、Vゾーン56aを通過していないと判断したとき(No)は、「ハズレ」とみなしてステップS118側に移行することになるが、Vゾーン56aを通過したと判断したとき(Yes)は、「間接大当たり」とみなして次のステップS116に移行して下大入賞口開閉部204が図8に示すようなラウンド振分けテーブル205に基づいてその「小当たり」の種類を判断し、その種類に応じた動作パターンで下大入賞口38を開閉動作させた後、最初のステップS100に戻って同様な処理を繰り返すことになる。
例えば、図8に示すようにその「小当たり」の識別番号が「8」〜「12」であるときは、この下大入賞口開閉部204は、「29秒間(但し、10個入賞時点で終了、以下同じ)」×「5回(5R:5ラウンド)」の開閉動作パターンで下大入賞口38を開閉するが、その「小当たり」の識別番号が「13」〜「17」であるときは、この下大入賞口開閉部204は、「29秒間」×「8回(8R:8ラウンド)」の開閉動作パターンで下大入賞口38を開閉し、さらにその「小当たり」の識別番号が「18」〜「22」であるときは、この下大入賞口開閉部204は、「29秒間」×「15回(15R:15ラウンド)」の開閉動作パターンで下大入賞口38を開閉することになる。
一方、複合サブ制御基板300の演出図柄表示部301は、このように第1抽選部201による抽選ごとに主制御基板200側から送信される制御コマンドに基づいて外部入力ボタン46の入力許可タイミングなどを判断し、その外部入力ボタン46の入力に応じて所定の予告画像を演出図柄表示器30に表示すべく演出図柄表示基板330などを制御するようになっている。
図10〜図20は、複合サブ制御基板300の演出図柄表示部301などで行われる予告表示処理の流れおよびその予告内容に関する具体例を示したものである。
先ず、図10のフローに示すように、最初のステップS200において第1抽選部201における抽選結果に対応する演出図柄表示器30での演出図柄の変動が開始されたか否かを判断し、演出図柄の変動が開始されたと判断したとき(Yes)は、次のステップS202に移行してその演出図柄の変動表示中に外部入力ボタン46からの入力があるか否かを判断する。
そして、その演出図柄の変動表示中に外部入力ボタン46からの入力があったと判断したとき(Yes)は、次のステップS204に移行し、図8のラウンド振分けテーブル205に基づいて「小当たり」に対する予告と、その種類(ラウンド数)に関するその予告画像を同時または前後させて演出図柄変動中の演出図柄表示器30上に表示(カットイン)させる。
ここで、このステップS204で表示する予告画像の種類(内容)は、主制御基板200からサブ制御基板300へ送信される第1抽選部201における抽選結果に関するコマンドの種類と図8のラウンド振分けテーブル205に基づいてランダムに決定されることになる。
すなわち、主制御基板200からサブ制御基板300へ送信されるコマンドの種類が「ハズレ」に対応するものであるときは、この演出図柄表示部301は、図8のラウンド振分けテーブル205のうち、識別番号「1」〜「7」のなかの予告Aのなかからいずれか1つの予告内容の組み合わせを選択し、その選択された予告画像の組み合わせに対応する予告画像を演出図柄変動中の演出図柄表示器30上にその予告画像を表示(カットイン)させる。
例えば、この「ハズレ」時の演出図柄の変動パターンが図11に示すように、演出図柄表示器30の画面上に3つの前停止演出図柄(「456」)がそれぞれ下方に移動するように変動開始し(1)、(2)、所定時間経過後、先ず最初に左側の第1演出図柄「6」が停止(3)してからこれに遅れて次に右側の第2演出図柄「6」が停止(4)し、最後に中央の第3演出図柄「5」が停止(5)することで、その抽選が「ハズレ」であることを3つの演出図柄の組み合わせによって表示するパターンであるときは、図12および図13に示すようにその変動表示中に外部入力ボタン46を操作(図12)するごとに、「30%」という予告画像(図13(3))と、「8R」というその「小当たり」に対する「間接大当たりの種類(ラウンド数)」の予告画像が前後して表示されることになる。
すなわち、図12は、第1抽選部201における抽選結果に対応する演出図柄の変動状態(1)と、「小当たり」時に作動する羽根部材50の開閉状態(2)と、「小当たり」時における上大入賞口52への遊技球の入賞の有無(3)と、その上大入賞口52への遊技球の入賞時における振分機構56のVゾーン56aおよびハズレ穴56bへの通過(入賞)の有無(4)、(5)と、外部入力ボタン46の操作受付可能状態(6)との関係を示すタイムチャートであり、第1抽選部201における抽選結果が「ハズレ」のときは、図11に示すような変動パターンで一定時間演出図柄表示器30上に演出図柄が変動表示されると共に、その変動表示の間に外部入力ボタン46の操作が可能となっているが、この場合は抽選結果が「ハズレ」であるため、羽根部材52は一切動作せず、従って、上大入賞口52や振分機構56のVゾーン56aおよびハズレ穴56bへの入賞は一切ないことを示している。
そして、このように第1抽選部201における抽選結果が「ハズレ」のときに遊技者が外部入力ボタン46の操作すると、図8のラウンド振分けテーブル205のうち、識別番号「1」〜「7」のなかからいずれか1つの予告内容の組み合わが選択され、1回目の外部入力ボタン46のボタン操作に対して「30%」という予告画像(図13(3))と、2回目の外部入力ボタン46のボタン操作に対して「8R」というその「小当たり」に対する「間接大当たりの種類(ラウンド数)」が演出図柄表示器30上に前後して表示されることになる。
これによって、第1抽選部201における抽選結果が実際には「ハズレ」であるにもかかわらず、その変動表示中に「小当たり」に対する期待値とその内容が演出図柄表示器30上に予告として表示されるため、遊技者はその予告内容に応じた期待を抱きつつ遊技を楽しむことが可能となる。また、このように第1抽選部201における抽選結果が実際には「ハズレ」であるにもかかわらず、その変動表示中に「小当たり」に対する期待値とその種類が演出図柄表示器30上に表示されることが却って煩わしいと感じるときは、そのような遊技者は外部入力ボタン46を操作しなければ良いだけであり、遊技内容の選択肢を広げることが可能となる。
なお、図8のラウンド振分けテーブル205に示すように、第1抽選部201における抽選結果が「ハズレ」である場合に選択される予告画像の組み合わせ(予告A)のなかには、「小当たり」の可能性に対する予告画像は表示されずに、その「小当たり」の種類のみが規定されているものが存在(識別番号「1」、「2」)するが、この場合は、当然のことながら外部入力ボタン46を操作しても「小当たり」の可能性に関する予告画像は表示されずに、その「小当たり」の種類に関する予告画像のみが表示されることになる。
次に、図10のフローに戻り、このようにステップS204においてその演出図柄の変動表示中における「小当たり」に関する予告画像が表示されたならば、次のステップS206に移行してその演出図柄の変動表示が終了したか否かを判断し、終了していないと判断したとき(No)は、最初のステップS200に戻ってさらに次なる外部入力ボタン46による入力に対応する予告画像を表示することになるが、その演出図柄の変動表示が終了したと判断したとき(Yes)は、次のステップS208に移行して上大入賞口52に入賞があったか否かを判断する。
この結果、上大入賞口52に入賞がなかったと判断したとき(No)は、その抽選結果が「ハズレ」、または「小当たり」であったとしても「間接大当たり」の抽選権利は得られなかったとみなして最初のステップS200に戻ることになるが、上大入賞口52に入賞したと判断したとき(Yes)は、その抽選結果が「小当たり」であって「間接大当たり」の抽選権利が得られたとみなして次のステップS210に移行してさらに上大入賞口52に入賞した後に外部入力ボタン46の入力があるか否かを判断する。
そして、この大入賞口52に入賞した後の所定時間内、すなわち、大入賞口52に入賞した遊技球が蛇行状の通路54を通過して振分機構56に到達し、Vゾーン56aまたはハズレ穴56bを通過するまでの時間(例えば、3〜5秒間)に外部入力ボタン46の入力がなかったと判断したとき(No)は、最初のステップS200に戻ることになるが、その時間内に外部入力ボタン46の入力があったと判断したとき(Yes)は、次のステップS212に移行して図8のラウンド振分けテーブル205に基づいてその「小当たり」に対応する「間接大当たり」の種類(ラウンド)に関する予告画像を選択して変動表示終了後の演出画像表示器30上にその予告画像を表示する。
図14は、図12と同じく演出図柄の変動状態(1)と、変動終了後に作動する羽根部材50の開閉状態(2)と、羽根部材50が作動した際の上大入賞口52への遊技球の入賞の有無(3)と、上大入賞口52への遊技球の入賞時における振分機構56のVゾーン56aおよびハズレ穴56bへの通過(入賞)の有無(4)、(5)と、外部入力ボタン46の操作受付可能状態(6)との関係を示したタイムチャートであり、この例では第1抽選部201における抽選結果が「小当たり」であって羽根部材50が「1」回開閉動作したにもかかわらず上大入賞口52への遊技球の入賞がなかったことを示している。
そして、図15は、このタイムチャートに対応する演出図柄表示器30の表示画面の一例を示したものであり、第1抽選部201における抽選結果が「小当たり」のときに遊技者が最初(1回目)に外部入力ボタン46の操作すると、図8のラウンド振分けテーブル205のうち、識別番号「8」〜「22」のなかからいずれか1つの予告内容の組み合わが選択され、例えば「30%」という予告画像(3)が表示され、その後2回目のボタン操作がなされると「8R」というその「小当たり」に対する「間接大当たりの種類(ラウンド数)」に関する予告画像(5)が演出図柄表示器30上に前後して表示された後、3つの演出図柄が同じ演出図柄「6」で揃った(6)、(7)後、「小当たり」に確定した旨の表示がなされることになる(8)。しかしながら、図16の例では、「小当たり」に当選したにもかかわらず、上大入賞口52への入賞がなかったため、「小当たり」の表示(同図(7))はしたもののそれ以降の外部入力の許可および演出図柄表示器30の表示の発展はないことになる。
これに対し、図17および図18のタイムチャートは、「小当たり」に伴う上大入賞口52開放時にその上大入賞口52に入賞があった場合のタイムチャートの一例を示したものである。
なお、図17のタイムチャートは、その後上大入賞口52に入賞した遊技球が振分機構56のVゾーン56aに入賞して「間接大当たり」に至った例を、また、図18のタイムチャートは、その後上大入賞口52に入賞した遊技球が振分機構56のハズレ穴56bを通過して「間接大当たり」に当選しなかった例をそれぞれ示したものである。
先ず、図17および図18に示すように、それぞれ「小当たり」に当選し、その「小当たり」に対応する演出図柄の変動表示が停止(1)してから羽根部材50が開放し、その開放時に上大入賞口52に遊技球が入賞すると、外部入力ボタン46の2回目の入力受付可能となり、この間に遊技者が外部入力ボタン46を操作すると、図8のラウンド振分けテーブル205のうち、識別番号「8」〜「22」のなかからいずれか1つの予告Bに関する予告画像が選択されて、その予告画像が変動表示終了後の演出図柄表示器30上に表示されることになる。
例えば、図19に示すように、「小当たり」である旨の表示が演出図柄表示器30上に表示された後、「15R」との予告画像が表示され、その直後に行われる「間接大当たり」に当選したあかつきには、開放回数が「15回(ラウンド)」の「間接大当たり」である旨の予告画像が表示されることになる。
これによって、遊技者は図19に示すように通常の演出図柄変動中における予告演出を楽しむことができる上に、「小当たり」に当選してその「間接大当たり」の権利を取得した後の数秒間にもその「小当たり」に対応する「間接大当たり」の予告演出を十分に楽しむことが可能となるため、遊技への参加意識が高まってさらなる遊技性の向上を図ることができる。
また、このように「間接大当たり」の権利を取得した後の予告表示が煩わしいと感じるときは、そのような遊技者はその間に外部入力ボタン46を操作しなければ良いだけであり、遊技の選択肢を広げることが可能であることは勿論である
また、前述したように、上大入賞口52と振分機構56間を上下に蛇行する通路54で連通することにより、上大入賞口52に入賞してから「間接大当たり」の結果を知るまでにある程度の時間を要することから、その「間接大当たり」に対応する予告演出を十分に楽しむことができる。
また、「間接大当たり」の種類を増やすことにより、「間接大当たり」のパターンの多様化が可能となり、また、総出玉数を大幅に増やすことなくその当選頻度(確率)を高くすることが可能となるため、長時間のハマリによる退屈感を解消することができる。
なお、この「間接大当たり」の抽選の結果、ハズレてしまったときは、例えば図19(10)に示すように引き続きその演出画像表示器30上に「はずれ」などの画像を表示してハズレた旨を告知したり、図19(10)に示すように、この「間接大当たり」の抽選の結果当選したときは、例えば図19(11)に示すように引き続きその演出画像表示器30上に「大当たり」などの画像とその「間接大当たり」の種類などを表示して「間接大当たり」に当選した旨を告知したりすればなお良い。
また、第1抽選部201による抽選の結果、「直接大当たり」に当選したときは、その種類は1種類(15ラウンド)であるため、前述したような外部入力ボタン46による入力受付や予告画像の表示は原則行わないが、「直接大当たり」の種類がこの「間接大当たり」と同様に複数存在する場合には、前述したような外部入力ボタン46の入力による予告画像の表示を行うようにしても良い。
例えば、図20に示すように、「直接大当たり」時にはいわゆるリーチアクションを伴う長時間の変動パターンが採用される可能性が高いため、予告画像を表示できる時間も長くなり、より多様な予告画像の表示が可能となる。なお、この図20に示すようなリーチアクションを伴う変動パターンは、前停止演出図柄(1)から第2演出図柄停止(4)までは、「ハズレ」時の変動パターンと同様であるが、この第1演出図柄と第2演出図柄が同じ演出図柄で揃った場合には、同図(5)に示すように、第1演出図柄と第2演出図柄が小さく変形して中央の第3演出図柄が強調されるように表示された後、同図(6)から(10)に示すように、中央の第3演出図柄が縦に分割するような態様で次々と別の演出図柄に変化していく。そして、同図(11)の左側の画面に示すように、中央の第3演出図柄が最終的に第1演出図柄および第2演出図柄と同じ演出図柄で停止した場合は、「大当たり」が確定して以後大当たりの変動パターンが開始するが、これとは反対に同図(11)の右側の画面に示すように中央の第3演出図柄が最終的に第1演出図柄および第2演出図柄と同じ演出図柄で停止した場合は、「ハズレ」が確定して次の変動パターンへ移行するものである。
また、本実施の形態では、2つの大入賞口38、52を設け、「小当たり」当選時には上大入賞口52を作動させ、「大当たり」当選時には下大入賞口38側を開閉動作させるようにしたが、この下大入賞口38を廃止し、「大当たり」当選時にも上大入賞口50を動作させるようにしても良い。
また、前記課題を解決するための手段の欄に記載した請求項1などの発明における「第1抽選手段」は、本実施の形態に係る主制御基板200の「第1抽選部201」および「ラウンド振分けテーブル205」に対応し、同じく請求項1などの発明における「上大入賞口開閉手段」および「下大入賞口開閉手段」は、本実施の形態に係る主制御基板200の「大入賞口開閉部202」および「下大入賞口開閉手段204」ならびに上下各入賞口ソレノイド700,800に対応し、同じく同じく請求項1などの発明における「第2抽選手段」は、本実施の形態に係る「第2抽選203」および「振分機構56」に対応し、さらに同じく請求項1などの発明における「演出画像表示手段」は、本実施の形態に係る「演出図柄表示部301」および「演出図柄表示基板330」ならびに「演出図柄表示器30」に対応し、同じく請求項1などの発明における「外部入力手段」は、本実施の形態に係る「外部入力ボタン46」にそれぞれ対応するものである。
また、請求項1などの発明における「第1の大当たり」および「第2の大当たり」は、それぞれ本実施の形態に係る「直接大当たり」および「間接大当たり」に対応するものである。
また、請求項などにおける「滞留通過構造」は、本実施の形態に係る蛇行状の「通路54」および振分機構56などに対応するものである。
本発明に係る遊技機の正面部の実施の一形態を示す正面図である。 本発明に係る遊技機の遊技盤の実施の一形態を示す正面図である。 本発明に係る遊技機の制御系の構成の一例を示すブロック図である。 主制御基板から複合サブ制御基板などへ送信される制御コマンドの構成の一例を示す図である。 図4の制御コマンドの送信タイムチャートを示す図である。 本発明に係る遊技機の制御系のうち、特に主制御基板と複合サブ制御基板との機能構成の一例を示すブロック図である。 「直接大当たり」と「間接大当たり」との関係を示す説明図である。 ラウンド振分けテーブルのデータ構造を示す図である。 上下各大入賞口の作動処理の流れの一例を示すフローチャート図である。 演出図柄表示器に表示される予告画像に関する予告表示処理の流れの一例を示すフローチャート図である。 「ハズレ」に対応する通常の演出図柄の変動パターンの一例を示す説明図である。 「ハズレ」時における、演出図柄の変動状態と、羽根部材50の開閉状態と、上大入賞口への遊技球の入賞の有無と、振分機構のVゾーンおよびハズレ穴への通過(入賞)の有無と、外部入力ボタンの操作受付可能状態との関係の一例を示す示すタイムチャートである。 「ハズレ」に対応する通常の演出図柄の変動表示中に予告表画像を表示した一例を示す説明図である。 「小当たり」当選かつ「大入賞口入賞なし時」における、演出図柄の変動状態と、羽根部材50の開閉状態と、上大入賞口への遊技球の入賞の有無と、振分機構のVゾーンおよびハズレ穴への通過(入賞)の有無と、外部入力ボタンの操作受付可能状態との関係の一例を示す示すタイムチャートである。 「小当たり」に対応する通常の演出図柄の変動表示中に予告表画像を表示した一例を示す説明図である。 「小当たり」に対応する通常の演出図柄の変動表示パターンの一例を示す説明図である。 「小当たり」当選かつ「間接大当たり」当選時における、演出図柄の変動状態と、羽根部材50の開閉状態と、上大入賞口への遊技球の入賞の有無と、振分機構のVゾーンおよびハズレ穴への通過(入賞)の有無と、外部入力ボタンの操作受付可能状態との関係の一例を示す示すタイムチャートである。 「小当たり」当選かつ「間接大当たり」ハズレ時における、演出図柄の変動状態と、羽根部材50の開閉状態と、上大入賞口への遊技球の入賞の有無と、振分機構のVゾーンおよびハズレ穴への通過(入賞)の有無と、外部入力ボタンの操作受付可能状態との関係の一例を示す示すタイムチャートである。 「間接大当たり」の抽選権利を取得したときの演出図柄表示器の表示パターンの一例を示す図である。 リーチアクションを伴う「直接大当たり」または「ハズレ」時の演出図柄表示器の表示パターンの一例を示す図である。
符号の説明
100…遊技機
200…主制御基板
201…第1抽選部(第1抽選手段)
202…上大入賞口開閉部(上大入賞口開閉手段)
203…第2抽選部(第2抽選手段)
204…下大入賞口開閉部(下大入賞口開閉手段)
205…ラウンド振分けテーブル(第1抽選手段)
300…複合サブ制御基板
301…演出図柄表示部(演出図柄表示手段)
700…上大入賞口ソレノイド
800…下大入賞口ソレノイド
30…演出図柄表示器(演出図柄表示手段)
34…始動用入賞口
38…下大入賞口
46…外部入力ボタン(外部入力手段)
50…羽根部材
52…上大入賞口
54…通路(滞留通過構造、第2抽選手段)
56…振分機構(滞留通過構造、第2抽選手段)

Claims (3)

  1. 始動用入賞口への遊技球の入賞を契機として行われる小当たりまたは第1の大当たりの抽選を行う第1抽選手段と、当該第1抽選手段の抽選結果を所定の演出図柄を用いて変動表示する演出図柄表示手段と、前記第1抽選手段で小当たりに当選したときに上大入賞口を開閉動作する上大入賞口開閉手段と、前記上大入賞口に入賞した遊技球を用いて複数種類存在する第2の大当たりの抽選を行う第2抽選手段と、当該第2抽選手段および前記第1抽選手段で大当たりに当選したときに下大入賞口を開閉動作する下大入賞口開閉手段とを備えた遊技機おいて、
    前記演出図柄表示手段による所定の演出図柄の変動表示中または変動表示直後の一定時間内に遊技者の任意操作による外部入力を受け付ける外部入力手段を設け、
    前記演出図柄表示手段は、当該外部入力手段による外部入力があったときに前記小当たりに関する所定の予告画像を表示するものであって、前記上大入賞口に遊技球が入賞してから前記第2抽選手段による抽選が終了するまでの間に前記外部入力手段による外部入力があったときは、当該第2抽選手段による第2の大当たりの種類に関する所定の予告画像を表示するようになっていることを特徴とする遊技機。
  2. 請求項1に記載の遊技機において、
    前記上大入賞口と第2抽選手段との間を滞留通過構造を有する通路で接続したことを特徴とする遊技機。
  3. 請求項1に記載の遊技機において、
    前記第2抽選手段は、前記上大入賞口へ遊技球の入賞があった後、所定時間経過後に第2の大当たりの抽選を行うようになっていることを特徴とする遊技機。
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