JP4849379B2 - 冷却板を損傷することのないプラズマエッチング用シリコン電極板 - Google Patents

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この発明は、冷却板を損傷することのないプラズマエッチング用シリコン電極板に関するものである。
一般に、半導体集積回路を製造する際に、ウエハをエッチングする必要があるが、このウエハをエッチングするためのプラズマエッチング用シリコン電極板として、近年、図8の一部断面説明図に示されるようなシリコン電極板1を冷却板3にボルト6で固定したプラズマエッチング用シリコン電極板9が用いられている。このシリコン電極板1は単結晶、多結晶、または柱状晶のシリコンからなるが、単結晶シリコンからなるシリコン電極板が最も好ましいとされ、最も多く使用されている。このシリコン電極板1を冷却板3にボルト6で固定してなるプラズマエッチング用シリコン電極板9を冷却板3の周囲に設けられた鍔部10により支持させることにより真空容器(図示せず)内のほぼ中央に固定し、一方、架台8の上にウエハ4を載置し、エッチングガス7をシリコン電極板1および冷却板3に設けられた貫通細孔5を通してウエハ4に向って流しながら高周波電圧を印加することによりシリコン電極板1とウエハ4の間にプラズマ11を発生させ、このプラズマ11がウエハ4に当ってウエハ4の表面をエッチングするようになっている。この時、シリコン電極板1の熱は冷却板3を通して放熱される(特許文献1参照)。
シリコン電極板1に設けられている貫通細孔5は、通常は、シリコン電極板1の一部拡大断面図である図7に示されるようにシリコン電極板の厚さ方向に平行な方向に形成されている。シリコン電極板において、シリコン電極板が冷却板に接する面を冷却板側、プラズマと接する側をプラズマ側と呼ぶと、貫通細孔5は通常はプラズマ側から冷却板側に向かってシリコン電極板の厚さ方向に平行になるように形成されている。しかし、そればかりでなく、図4〜5に示されるシリコン電極板の厚さ方向に平行な方向の細孔(以下、垂直細孔という)2、2´とシリコン電極板の厚さ方向に非平行な方向の細孔(以下、傾斜細孔という)12、12´からなる貫通細孔、さらに図6に示されるように、シリコン電極板の厚さ方向に非平行な異なる方向を有する傾斜細孔12と12´を接続したくの字形に形成されている貫通細孔も知られている(特許文献2参照)。
特開2003−289064号公報 特開2002−246371号公報
シリコン電極板1は消耗により貫通細孔5の径が大きく変化し、特に貫通細孔5のプラズマ側のウエハ4に対抗する開口部はラッパ状に拡大するように変化する。それに伴って、プラズマ11の一部がエッチングガス7の流れに逆らって逆流し、冷却板3に損傷を与え、冷却板3の貫通細孔が溶融し、冷却板の溶融物がウエハ4に付着するなどの課題があった。
そこで、本発明者等は、プラズマの一部がエッチングガスの流れに逆らって逆流し、それによって冷却板に損傷を与えることのないシリコン電極板を得るべく研究を行った。その結果、
(イ)シリコン電極板のプラズマ側からシリコン電極板の厚さ方向に平行な方向の板厚途中まで穿孔された有底垂直細孔を形成し、この有底垂直細孔の途中に接続し冷却板側に抜けるように形成されたシリコン電極板の厚さ方向に非平行な方向の傾斜細孔を形成することによって垂直細孔の先端の延長部に行き止まりの細孔(以下、行止り延長細孔という)が形成された貫通細孔を有するシリコン電極板は、プラズマの逆流による冷却板の損傷がなくなる、
(ロ)シリコン電極板1のプラズマ側からシリコン電極板の厚さ方向に非平行な方向に向かって板厚途中まで穿孔された有底傾斜細孔と、この有底傾斜細孔の途中に接続し冷却板側に抜けるように形成されたシリコン電極板の厚さ方向に平行な方向の垂直細孔を形成することによって傾斜細孔の先端延長部に行止り延長細孔が形成されている貫通細孔を有するシリコン電極板はプラズマの逆流による冷却板の損傷がなくなる、
(ハ)シリコン電極板のプラズマ側からシリコン電極板の厚さ方向に非平行な方向に向かって板厚途中まで穿孔された有底傾斜細孔と、この有底傾斜細孔の途中に接続し冷却板側に抜けるように形成されたシリコン電極板の厚さ方向に非平行な方向の傾斜細孔を形成することによって傾斜細孔の先端延長部に行止り延長細孔が形成されている貫通細孔を有するシリコン電極板はプラズマの逆流による冷却板の損傷がなくなる、などのという知見を得たのである。
この発明は、かかる知見に基づいてなされたものであって、
(1)シリコン電極板のプラズマ側からシリコン電極板の厚さ方向に平行な方向に向かって形成された垂直細孔と、この垂直細孔に接続しかつ冷却板側に抜けるように形成されたシリコン電極板の厚さ方向に非平行な方向の傾斜細孔からなる貫通細孔を有するシリコン電極板において、

前記シリコン電極板の厚さ方向に平行な方向の垂直細孔の先端延長部に、行止り延長細孔を形成してなる冷却板を損傷することのないプラズマエッチング用シリコン電極板、
(2)シリコン電極板のプラズマ側からシリコン電極板の厚さ方向に非平行な方向に向かって形成された傾斜細孔と、この傾斜細孔に接続しかつ冷却板側に抜けるように形成されたシリコン電極板の厚さ方向に平行な方向に向かって形成された垂直細孔からなる貫通細孔を有するシリコン電極板において、
前記シリコン電極板の厚さ方向に非平行な方向の傾斜細孔の先端延長部に、行止り延長細孔を形成してなる冷却板を損傷することのないプラズマエッチング用シリコン電極板、
(3)シリコン電極板のプラズマ側からシリコン電極板の厚さ方向に非平行な方向に向かって形成された傾斜細孔と、この傾斜細孔に接続しかつこの傾斜細孔の方向と異なる方向のシリコン電極板の厚さ方向に非平行な方向に向かって冷却板側に出るように形成されている傾斜細孔からなる貫通細孔を有するシリコン電極板において、
前記プラズマ側からシリコン電極板の厚さ方向に非平行な方向に向かって形成された傾斜細孔の先端延長部に、行止り延長細孔を形成してなる冷却板を損傷することのないプラズマエッチング用シリコン電極板、に特徴を有するものである。

このシリコン電極板はいずれも単結晶、多結晶、または柱状晶のシリコンからなるものである。したがって、この発明は、
(4)前記シリコン電極板は、単結晶シリコン、多結晶シリコンまたは柱状晶シリコンからなる前記(1)、(2)または(3)記載の冷却板を損傷することのないプラズマエッチング用シリコン電極板、に特徴を有するものである。
この発明のプラズマエッチング用シリコン電極板を図面に基づいて一層詳細に説明する。
図1〜3は、この発明のプラズマエッチング用シリコン電極板の断面説明図であり、図1〜3において1はシリコン電極板、2および2´はシリコン電極板1の厚さ方向に平行方向に形成された垂直細孔であり、12および12´はシリコン電極板1の厚さ方向に非平行方向に形成された傾斜細孔である。
図1に示されるこの発明の冷却板を損傷することのないプラズマエッチング用シリコン電極板は、シリコン電極板1のプラズマ側からシリコン電極板の厚さ方向に平行な方向に向かって形成された垂直細孔2と、この垂直細孔2に接続しかつ冷却板側に抜けるように形成されたシリコン電極板の厚さ方向に非平行な方向の傾斜細孔12からなる貫通細孔を有するシリコン電極板1において、前記シリコン電極板1の厚さ方向に平行な方向の垂直細孔の先端延長部に、行止り延長細孔13を形成してなるものである。
そして、図1に示されるこの発明の冷却板を損傷することのないプラズマエッチング用シリコン電極板は、通常のシリコン板にプラズマ側から板厚途中まで垂直細孔を穿孔して有底垂直細孔を形成し、この有底垂直細孔の途中に接続するように傾斜細孔12を冷却板側から穿孔することにより作製することができる。有底垂直細孔の途中に接続する傾斜細孔を冷却板側から穿孔することにより二つの細孔が直線的に接続することが無く枝分かれ状に接続し、それによって、傾斜細孔12の先端延長部に行止り延長細孔13が形成され、図1に示される垂直細孔2、傾斜細孔12および行止り延長細孔13からなる貫通細孔を作製することができる。
図2に示されるこの発明の冷却板を損傷することのないプラズマエッチング用シリコン電極板は、シリコン電極板のプラズマ側からシリコン電極板1の厚さ方向に非平行な方向に向かって形成された傾斜細孔12´と、この傾斜細孔12´に接続しかつ冷却板側に抜けるように形成されたシリコン電極板1の厚さ方向に平行な方向に向かって形成された垂直細孔2´からなる貫通細孔を有するシリコン電極板において、前記シリコン電極板の厚さ方向に非平行な方向の傾斜細孔12´の先端延長部に、行止り延長細孔13を形成してなるものである。
そして、図2に示されるこの発明の冷却板を損傷することのないプラズマエッチング用シリコン電極板は、通常のシリコン板にプラズマ側から板厚途中まで傾斜細孔12´を穿孔して有底傾斜細孔を形成し、この有底傾斜細孔を有するシリコン板の有底傾斜細孔の途中に接続するように垂直細孔2´を冷却板側から穿孔することにより作製することができる。有底傾斜細孔の途中に接続する垂直細孔2´を冷却板側から穿孔することにより二つの細孔が直線的に接続することが無く枝分かれ状に接続し、傾斜細孔12´の先端延長部に行止り延長細孔13が形成され、図2に示される傾斜細孔12´、垂直細孔2´および傾斜細孔12´の先端延長部に形成された行止り延長細孔13からなる貫通細孔を有するこの発明のシリコン電極板を作製することができる。
図3に示されるこの発明の冷却板を損傷することのないプラズマエッチング用シリコン電極板は、シリコン電極板1のプラズマ側からシリコン電極板1の厚さ方向に非平行な方向に向かって形成された傾斜細孔12´と、この傾斜細孔12´に接続しかつこの傾斜細孔12´の方向と異なる方向のシリコン電極板の厚さ方向に非平行な方向に向かって冷却板側に出るように形成されている傾斜細孔12からなる貫通細孔を有するシリコン電極板において、前記プラズマ側からシリコン電極板の厚さ方向に非平行な方向に向かって形成された傾斜細孔12´の先端延長部に、行止り延長細孔13を形成してなるものである。

そして、図3に示されるこの発明の冷却板を損傷することのないプラズマエッチング用シリコン電極板は、通常のシリコン板にプラズマ側から板厚途中まで傾斜細孔12´を穿孔して有底傾斜細孔を形成し、この有底傾斜細孔を有するシリコン板の有底傾斜細孔の途中に接続するように傾斜細孔12を冷却板側から穿孔することにより作製することができる。有底傾斜細孔の途中に接続する傾斜細孔12を冷却板側から穿孔することにより二つの細孔が直線的に接続することが無く枝分かれ状に接続し、傾斜細孔12´の先端延長部に行止り延長細孔13が形成され、図3に示される傾斜細孔12´、傾斜細孔12および行止り延長細孔13からなる貫通細孔を作製することができる。
この発明の冷却板を損傷することのないプラズマエッチング用シリコン電極板は、長時間使用しても冷却板を損傷することがないのでコストが削減でき、半導体装置産業の発展に大いに貢献しうるものである。
実施例1
直径:300mm、厚さ:10mmの寸法を有する単結晶シリコン板を用意し、このシリコン板にプラズマ側から直径:0.5mmの細孔を孔間距離:8mmとなるようにかつシリコン板の厚さ方向に平行にシリコン板の厚さの2/3の深さとなるように有底垂直細孔を穿孔し、さらに冷却板側から直径:0.5mmの傾斜細孔をこの有底垂直細孔の途中に接続するように穿孔し、垂直細孔2、傾斜細孔12および行止り延長細孔13を有する図1に示される貫通細孔を形成した本発明シリコン電極板を作製した。
さらに直径:3mmの貫通細孔を設けた鍔部を有するAl製冷却板を用意した。
前記本発明シリコン電極板の貫通細孔の冷却板側端部とAl製冷却板の貫通細孔の端部が一致するようにボルトで固定して本発明プラズマエッチング用シリコン電極板1を作製した。
従来例1
実施例1で用意した単結晶シリコン板に垂直細孔2の先端と傾斜細孔12の先端が接続するように形成し、図4に示される行止り延長細孔の無い貫通細孔を形成した従来シリコン電極板を作製し、この従来シリコン電極板の貫通細孔の冷却板側端部が実施例1で用意したAl製冷却板の貫通細孔が一致するようにボルトで固定して従来プラズマエッチング用シリコン電極板1を作製した。
実施例2
直径:300mm、厚さ:10mmの寸法を有する単結晶シリコン板を用意し、このシリコン板にプラズマ側から直径:0.5mmの細孔を孔間距離:8mmとなるようにかつシリコン板の厚さ方向に非平行にシリコン板の厚さの2/3の深さとなるように有底傾斜細孔を穿孔し、さらに冷却板側から直径:0.5mmの垂直細孔をこの有底傾斜細孔の途中に接続するように穿孔し、傾斜細孔12´、垂直細孔2´および行止り延長細孔13を有する図2に示される貫通細孔を形成した本発明シリコン電極板を作製した。
さらに直径:3mmの貫通細孔を設けた鍔部を有するAl製冷却板を用意した。
前記本発明シリコン電極板の貫通細孔の冷却板側端部とAl製冷却板の貫通細孔の端部が一致するようにボルトで固定して本発明プラズマエッチング用シリコン電極板2を作製した。
従来例2
実施例2で用意した単結晶シリコン板に傾斜細孔12´の先端と垂直細孔2´の先端が接続するように形成し、図5に示される行止り延長細孔の無い貫通細孔を形成した従来シリコン電極板を作製し、この従来シリコン電極板の貫通細孔の冷却板側端部と実施例1で用意したAl製冷却板の貫通細孔の端部が一致するようにボルトで固定して従来プラズマエッチング用シリコン電極板2を作製した。
実施例3
直径:300mm、厚さ:10mmの寸法を有する単結晶シリコン板を用意し、このシリコン板にプラズマ側から直径:0.5mmの細孔を孔間距離:8mmとなるようにかつシリコン板の厚さ方向に非平行にシリコン板の厚さの2/3の深さとなるように有底傾斜細孔を穿孔し、さらに冷却板側から直径:0.5mmの傾斜細孔をこの有底傾斜細孔の途中に接続するように穿孔し、傾斜細孔12´、傾斜細孔12および行止り延長細孔13を有する図3に示される貫通細孔を形成した本発明シリコン電極板を作製した。
さらに直径:3mmの貫通細孔を設けた鍔部を有するAl製冷却板を用意した。
前記本発明シリコン電極板の貫通細孔の冷却板側端部とAl製冷却板の貫通細孔の端部が一致するようにボルトで固定して本発明プラズマエッチング用シリコン電極板3を作製した。
従来例3
実施例3で用意した単結晶シリコン板に傾斜細孔12´の先端と傾斜細孔12の先端が接続するように傾斜細孔がくの字になるように形成し、図6に示される行止り延長細孔の無い貫通細孔を形成した従来シリコン電極板を作製し、この従来シリコン電極板の貫通細孔の冷却板側端部と実施例1で用意したAl製冷却板の貫通細孔の端部が一致するようにボルトで固定して従来プラズマエッチング用シリコン電極板3を作製した。
この本発明プラズマエッチング用シリコン電極板1〜3および従来プラズマエッチング用シリコン電極板1〜3をプラズマエッチング装置にセットし、さらにウエハをセットし、周波数:13.5MHz,出力:800W,プラズマ発生ガス:Arガスの条件でプラズマを発生させ、表1に示される長時間にわたってプラズマエッチングを行い、本発明プラズマエッチング用シリコン電極板1〜3および従来プラズマエッチング用シリコン電極板1〜3を取り出してAl製冷却板の損傷の有無を目視にて観察しその結果を表1に示した。
Figure 0004849379
表1に示される結果から、行止り延長細孔のない貫通細孔を形成したシリコン電極板を取付けた従来プラズマエッチング用シリコン電極板1〜3のAl製冷却板には損傷が見られたが、行止り延長細孔を有する貫通細孔を形成したシリコン電極板を取付けた本発明プラズマエッチング用シリコン電極板1〜3のAl製冷却板には損傷が見られなかった。
この発明のプラズマエッチング用シリコン電極板を説明するための断面説明図である。 この発明のプラズマエッチング用シリコン電極板を説明するための断面説明図である。 この発明のプラズマエッチング用シリコン電極板を説明するための断面説明図である。 従来のプラズマエッチング用シリコン電極板を説明するための断面説明図である。 従来のプラズマエッチング用シリコン電極板を説明するための断面説明図である。 従来のプラズマエッチング用シリコン電極板を説明するための断面説明図である。 従来のプラズマエッチング用シリコン電極板を説明するための断面説明図である。 従来のプラズマエッチング用シリコン電極板の使用状態を説明するための一部断面側面説明図である。
符号の説明
1 シリコン電極板
2 垂直細孔
2´ 垂直細孔
3 冷却板
4 ウエハ
5 貫通細孔
6 ボルト
7 エッチングガス
8 架台
9 プラズマエッチング用シリコン電極板
10 鍔
11 プラズマ
12 傾斜細孔
12´ 傾斜細孔
13 行止り延長細孔

Claims (4)

  1. シリコン電極板のプラズマ側からシリコン電極板の厚さ方向に平行な方向に向かって形成された細孔(以下、垂直細孔という)と、この垂直細孔に接続しかつ冷却板側に抜けるように形成されたシリコン電極板の厚さ方向に非平行な方向の傾斜細孔からなる貫通細孔を有するシリコン電極板において、
    前記シリコン電極板の厚さ方向に平行な方向の垂直細孔の先端延長部に、行止り延長細孔を形成してなることを特徴とする冷却板を損傷することのないプラズマエッチング用シリコン電極板。
  2. シリコン電極板のプラズマ側からシリコン電極板の厚さ方向に非平行な方向に向かって形成された細孔(以下、傾斜細孔という)と、この傾斜細孔に接続しかつ冷却板側に抜けるように形成されたシリコン電極板の厚さ方向に平行な方向に向かって形成された垂直細孔からなる貫通細孔を有するシリコン電極板において、
    前記シリコン電極板の厚さ方向に非平行な方向の傾斜細孔の先端延長部に、行止り延長細孔を形成してなることを特徴とする冷却板を損傷することのないプラズマエッチング用シリコン電極板。
  3. シリコン電極板のプラズマ側からシリコン電極板の厚さ方向に非平行な方向に向かって形成された傾斜細孔と、この傾斜細孔に接続しかつこの傾斜細孔の方向と異なる方向のシリコン電極板の厚さ方向に非平行な方向に向かって冷却板側に出るように形成されている傾斜細孔からなる貫通細孔を有するシリコン電極板において、
    前記プラズマ側からシリコン電極板の厚さ方向に非平行な方向に向かって形成された傾斜細孔の先端延長部に、行止り延長細孔を形成してなることを特徴とする冷却板を損傷することのないプラズマエッチング用シリコン電極板。
  4. 前記シリコン電極板は、単結晶シリコン、多結晶シリコンまたは柱状晶シリコンからなることを特徴とする請求項1、2または3記載の冷却板を損傷することのないプラズマエッチング用シリコン電極板。
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