JP4848712B2 - ウインターワイパーブレード、ワイパー装置 - Google Patents

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Description

この発明は、車両のウインドウ面に付着した雪や雨などを払拭する冬季用のウインターワイパーブレードおよびワイパー装置に関するものである。特に、この発明は、特殊な形状(もしくは特殊な構造)をなすワイパーアームに取り付けることができるウインターワイパーブレードに関するものである。また、この発明は、特殊な形状(もしくは特殊な構造)をなすワイパーアームにウインターワイパーブレードを取り付けることができるワイパー装置に関するものである。
この種のウインターワイパーブレードは、従来からある(たとえば、特許文献1)。以下、従来のウインターワイパーブレード100について図4〜図8を参照して説明する。従来のウインターワイパーブレード100は、図4〜図6に示すように、車両のウインドウガラス2の面(ウインドウ面)に付着した雪や雨などを払拭するブレードラバー3と、前記ブレードラバー3を支持する支持部材4と、前記ブレードラバー3および前記支持部材4を覆うカバー5と、前記カバー5を介して前記支持部材4にスクリュー6(もしくはリベット)により取り付けられているクリップ部材101と、を備えるものである。従来のウインターワイパーブレード100は、一端がワイパー駆動装置(図示せず)に取り付けられているワイパーアーム102の他端のU字部103に前記クリップ部材101を介して取り付けられている。
以下、従来のウインターワイパーブレード100の作用について説明する。ワイパー駆動装置を駆動させると、ワイパーアーム102が往復回転し、このワイパーアーム102の往復回転に伴って、ウインターワイパーブレード100が、たとえば、図8中の実線で示すほぼ扇形状の範囲を往復運動して、このウインターワイパーブレード100のブレードラバー3が車両のウインドウガラス2の面に付着した雪や雨などを払拭する。
なお、前記ウインターワイパーブレード100は、ドライバー側(運転席側)のウインターワイパーブレードであって、この冬季用のドライバー側のウインターワイパーブレード100以外の夏季用(通常)のドライバー側のワイパーブレード(図示せず)も、同様に、図8中の実線で示すほぼ扇形状の範囲を払拭する。また、アシスト側(助手席側)の冬季用のウインターワイパーブレード(図示せず)または夏季用のワイパーブレード(図示せず)は、図8中の破線で示すほぼ扇形状の範囲を払拭する。さらに、ワイパーブレードがワイパーアーム102と共にウインドウガラス2とボンネット(エンジンフード)104との間の収納空間中に収納されるワイパーシステムの場合であって、ドライバー側の夏季用のワイパーブレード(図示せず)は、図8中の二点鎖線で示すほぼ扇形状の範囲を払拭する。さらにまた、前記ワイパーシステムの場合であっても、冬季用のウインターワイパーブレード100がウインドウガラス2からの高さが高く前記収納空間中に収納できないときには、払拭範囲を、図8中の二点鎖線で示す範囲から図8中の実線で示す範囲に切り替える。
ところが、従来のウインターワイパーブレード100は、クリップ部材101を介してワイパーアーム102のU字部103に取り付けるものであるから、図7に示すような特殊な形状(もしくは特殊な構造)をなすワイパーアーム7にクリップ部材101を介して直接取り付けることができない。すなわち、前記ワイパーアーム7の先端部には、ホルダ8がリベット9により前記ウインドウガラス2の面とほぼ平行な軸回りに回転可能に取り付けられていて、クリップ部材101に取り付けられるU字部がない。このために、従来のウインターワイパーブレード100は、図7に示すように、前記ワイパーアーム7に取り付ける場合にはアタッチメント105が必要であり、その分、部品点数が増して製造コストが高く、また、重量が重くなるなどの課題がある。
また、前記アタッチメント105は、前記クリップ部材101に取り付けられるU字部106と、前記ホルダ8にスクリュー10により取り付けられる取付部107とが前記ウインドウガラス2面上に並列に一体に設けられてなる。このために、従来のウインターワイパーブレード100を前記アタッチメント105を介して前記ワイパーアーム7に取り付けた場合には、前記アタッチメント105の前記U字部106側の従来のウインターワイパーブレード100と、前記アタッチメント105の前記取付部107側の前記ワイパーアーム7とが前記ウインドウガラス2面上に並列に配置することとなる。
この結果、従来のウインターワイパーブレード100は、下記の課題がある。すなわち、図8中の実線で示すように、停止位置において、従来のウインターワイパーブレード100をワイパーアーム7に対して下側に配置した場合には、ワイパーアーム7の先端から突出する従来のウインターワイパーブレード100上に雪S1(点線で示す部分)が溜まり易くなる。この状態で、従来のウインターワイパーブレード100を往復作動させると、従来のウインターワイパーブレード100上の雪S1が反転位置において溜まって雪溜まりS2(点線で示す部分)となり、視界が遮られる。しかも、前記ワイパーシステムの場合において、ワイパーアーム7を介して角度θ(この例では、約9°)で、払拭範囲を夏季用の払拭範囲(図8中の二点鎖線で示される範囲)から冬季用の払拭範囲(図8中の実線で示される範囲)に切り替えているときには、反転位置における雪溜まりS2により、ワイパーアーム7が冬季用の払拭範囲から夏季用の払拭範囲に戻されることがある。ワイパーアーム7が夏季用の払拭範囲に戻されると、ウインドウガラス2からの高さが高く前記収納空間中に収納できない従来のウインターワイパーブレード100がボンネット104に当たる。一方、図8中の二点鎖線で示すように、停止位置において、従来のウインターワイパーブレード100をワイパーアーム7に対して上側に配置した場合には、従来のウインターワイパーブレード100がウインドウガラス2の窓枠(ピラー)108に当たってしまう。なお、図6および図7において、ウインターワイパーブレード100は、ほぼ中央部の一部分のみを図示して二点鎖線からの両端部分の図示を省略してある。また、ワイパーアーム102、7は、他端部のみを図示して二点鎖線からの一端部の図示を省略してある。
実用新案登録第2545323号公報
この発明が解決しようとする問題点は、従来のウインターワイパーブレードでは特殊形状のワイパーアームにアタッチメントを介して取り付ける必要があり、また、特殊形状のワイパーアームに同一直線上に取り付けることができないなどという点にある。
この発明(請求項1にかかる発明)は、車両のウインドウ面と平行な天板部と左右両側板部とからなるワイパーアーム内に車両のウインドウ面と平行な天板部と左右両側板部とからなるホルダが収納されていて、かつ、ワイパーアームの左右両側板部にホルダの左右両側板部がリベットにより車両のウインドウ面と平行な軸回りに回転可能に取り付けられていて、ホルダの天板部に取り付けられて、車両のウインドウ面に付着した雪や雨を払拭するウインターワイパーブレードにおいて、車両のウインドウ面に付着した雪や雨を払拭するブレードラバーと、ブレードラバーを支持する支持部材と、ブレードラバーおよび支持部材を覆うカバーと、取付部材と、を備え、取付部材は、少なくとも、車両のウインドウ面と平行な天板部からなり、取付部材の天板部がカバーを介して支持部材に取り付けられていて、取付部材の天板部がホルダの天板部に直接取り付けられていて、取付部材の一部の天板部は、ホルダ内に収納されていて、ホルダ内に収納されている取付部材の天板部のうちリベットが位置する箇所には、リベットから逃げるための凹部が設けられている、ことを特徴とする。
この発明(請求項2にかかる発明)は、取付部材の一部が天板部であって、ワイパーアーム内に収納され、かつ、取付部材の他端部天板部と左右両側板部とからなり、ワイパーアームの外に位置し、取付部材のワイパーアーム内に収納される一端部とワイパーアームの外に位置する他端部との形状が異なる、ことを特徴とする。
この発明(請求項3にかかる発明)は、取付部材の一部が天板部であって、ワイパーアーム内に収納され、かつ、ワイパーアームの天板部と対向する、ことを特徴とする。
この発明(請求項にかかる発明)は、ワイパー駆動装置と、車両のウインドウ面と平行な天板部と左右両側板部とからなるワイパーアームと、ウインターワイパーブレードと、を備えるワイパー装置において、ワイパーアームの他端には車両のウインドウ面と平行な天板部と左右両側板部とからなるホルダが収納されていて、かつ、ワイパーアームの他端の左右両側板部にはホルダの左右両側板部がリベットにより車両のウインドウ面と平行な軸回りに回転可能に取り付けられており、ウインターワイパーブレードが、車両のウインドウ面に付着した雪や雨を払拭するブレードラバーと、ブレードラバーを支持する支持部材と、ブレードラバーおよび支持部材を覆うカバーと、取付部材と、を備え、取付部材は、少なくとも、車両のウインドウ面と平行な天板部からなり、取付部材の天板部がカバーを介して支持部材に取り付けられていて、取付部材の天板部がホルダの天板部に直接取り付けられていて、取付部材の一部の天板部がホルダ内に収納されていて、ホルダ内に収納されている取付部材の天板部のうちリベットが位置する箇所にはリベットから逃げるための凹部が設けられている、ことを特徴とする。
この発明(請求項1にかかる発明)のウインターワイパーブレードは、U字部に取り付けられるクリップ部材の代わりとして、特殊形状のワイパーアームのホルダに直接取り付ける取付部材を使用するので、アタッチメントを使用せずに直接特殊形状のワイパーアームに取り付けることができ、その分、部品点数を軽減すことができかつ製造コストを安価にすることができ、また、重量を軽くすることができる。また、この発明(請求項1にかかる発明)のウインターワイパーブレードは、取付部材により、特殊形状のワイパーアームに同一直線上に取り付けることができる。この結果、この発明(請求項1にかかる発明)のウインターワイパーブレードは、雪が溜まり易くなったり、反転位置において溜まって雪溜まりで視界が遮られたり、払拭範囲が冬季用から夏季用戻されてボンネットに当たったり、ウインドウガラスの窓枠に当たったりするようなことがない。さらにまた、この発明(請求項1にかかる発明)のウインターワイパーブレードは、ワイパーアーム内に収納されているホルダ内に取付部材の一部が収納されているので、ウインドウ面からの高さを従来のウインターワイパーブレードよりも低くすることができ、その結果、停止位置におけるウォッシャ液の分布の妨げを軽減することができる。しかも、この発明(請求項1にかかる発明)のウインターワイパーブレードは、取付部材に設けられている凹部により、この取付部材をワイパーアームのホルダ内に収納してこのホルダに取り付けた際に、取付部材をワイパーアームのリベットから逃がすことができる。この結果、この発明(請求項1にかかる発明)のウインターワイパーブレードは、ワイパーアームに対してリベット回りにスムーズに回転することができる。
また、この発明(請求項2にかかる発明)のウインターワイパーブレードは、取付部材のワイパーアーム内に収納される一端部とワイパーアームの外に位置する他端部との形状が異なるので、取付部材を介して特殊形状のワイパーアームに正規の姿勢で取り付けることができ、誤組付を確実に防止することができる。
さらに、この発明(請求項3にかかる発明)のウインターワイパーブレードは、取付部材のワイパーアーム内に収納される部分がワイパーアームのうち車両のウインドウ面とほぼ平行な部分と対向するので、取付部材のワイパーアーム内に収納される部分が払拭往復運動方向にあるワイパーアームのうち車両のウインドウ面に対して交差する部分と対向することがなく、相互に干渉することがなく、耐久性が向上される。
さらにまた、この発明(請求項にかかる発明)のワイパー装置は、前記の請求項1にかかるウインターワイパーブレードとほぼ同様の効果を達成することができる。
以下に、この発明にかかるウインターワイパーブレードおよびワイパー装置の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施例によりこの発明が限定されるものではない。
以下、この実施例におけるウインターワイパーブレードおよびワイパー装置の構成について説明する。図1〜図3中、図4〜図8と同符号は、同一のものを示す。図1〜図3中、符号1は、この実施例におけるウインターワイパーブレードである。前記ウインターワイパーブレード1は、ブレードラバー3と、支持部材4(図4を参照)と、カバー5と、取付部材11と、を備えるものである。なお、図1および図2において、ウインターワイパーブレード1は、ほぼ中央部の一部分のみを図示して二点鎖線からの両端部分の図示を省略してある。また、ワイパーアーム7は、他端部のみを図示して二点鎖線からの一端部の図示を省略してある。
前記ブレードラバー3は、たとえば、ゴム製からなり、車両のウインドウガラス2の面(ウインドウ面)に付着した雪や雨などを払拭するものである。前記支持部材4は、たとえば、金属製もしくは樹脂製からなり、複数個のレバー(プライマリーレバー、セカンダリーレバー、ヨークなど)からなるトーナメント式のレバー構造をなし、前記ブレードラバー3がウインドウガラス2の曲面に追従できるように前記ブレードラバー3を支持するものである。前記カバー5は、たとえば、ゴム製からなり、前記ブレードラバー3および前記支持部材4を覆うフード形状をなしていて、雪や雨露が前記ブレードラバー3および前記支持部材4に付着して前記ブレードラバー3が前記ウインドウガラス2の曲面に追従できなくなるのを防止するものである。
前記取付部材11は、たとえば、金属製からなり、プレス加工されてなるものである。前記取付部材11は、前記カバー5を介して前記支持部材4を特殊な形状(もしくは特殊な構造)をなすワイパーアーム7のホルダ8に、直接に、かつ、前記ウインターワイパーブレード1(前記ブレードラバー3および前記支持部材4および前記カバー5および前記取付部材11から構成されている)と前記ワイパーアーム7および前記ホルダ8とがほぼ同一直線上に位置するように、取り付けるものである。
前記取付部材11は、幅が前記ウインターワイパーブレード1の幅とほぼ同等となすほぼ短冊形状をなす。前記取付部材11の中間部12は、天板部と左右両側板部とからなる断面ほぼコ字形状をなす。前記取付部材11の中間部12のうち前記ワイパーアーム7のリベット9が位置する箇所には、前記リベット9から逃げるためのほぼ半円形の凹部13が設けられている。前記凹部13の中央部には、プレス加工を行い易くするためのスリット14が設けられている。なお、前記スリット14は、前記凹部13の中央部に設けられているので、前記凹部13の強度をスリット14を設けていないものとほぼ同等に維持することができる。前記中間部12の前記凹部13を挟んだ両側には、ねじ孔15がそれぞれ設けられている。
前記取付部材11の一端部16と他端部17との形状は、異なる。すなわち、前記取付部材11の一端部16は、板形状をなし、前記取付部材11の他端部17は、前記ウインターワイパーブレード1を外側から嵌合する(挟み込む)形状、たとえば、天板部と左右両側板部とからなる断面ほぼコ字形状をなす。前記取付部材11の両端部には、透孔18がそれぞれ設けられている。前記取付部材11は、スクリュー6(もしくはリベット)により透孔18および前記カバー5を介して前記支持部材4に取り付けられている。
前記ワイパーアーム7は、一端がワイパー駆動装置(図示せず)に取り付けられている。すなわち、前記ワイパーアーム7の一端は、ワイパーモータにリンク機構のワイパーリンクを介して取り付けられている。この結果、前記ワイパーアーム7は、往復回転運動をする。前記ワイパーアーム7は、前記ウインターワイパーブレード1の一部および前記ホルダ8を収納できる形状、たとえば、天板部と左右両側板部とからなる断面ほぼコ字形状をなす。前記ワイパーアーム7の他端部の天板部には、長方形の開口部19が設けられている。
前記ホルダ8は、前記ウインターワイパーブレード1の一部および前記取付部材11の中間部12から一端部16を収納できる形状、たとえば、天板部と左右両側板部とからなる断面ほぼコ字形状をなす。前記ホルダ8は、前記ワイパーアーム7内に収納され、かつ、前記ホルダ8の左右両側板部は、前記ワイパーアーム7の左右両側板部に前記リベット9により、前記ウインドウガラス2面とほぼ平行な軸回りに回転可能に取り付けられている。前記ホルダ8の天板部の前記リベット9を挟んだ両側には、透孔20がそれぞれ設けられている。
前記ホルダ8内に前記ウインターワイパーブレード1の一部および前記取付部材11の中間部12から一端部16を収納すると共に、前記ワイパーアーム7内に前記ウインターワイパーブレード1の一部を収納する。スクリュー10を前記ホルダ8の透孔20を介して前記取付部材11のねじ孔15にねじ込む。この結果、前記ウインターワイパーブレード1は、前記取付部材11を介して前記ワイパーアーム7の前記ホルダ8に、直接に、かつ、前記ワイパーアーム7および前記ホルダ8に対してほぼ同一直線上に位置するように、取り付けられる。前記ワイパーアーム7の開口部19に蓋部21を取り付けて開口部19を閉じる。
この実施例におけるウインターワイパーブレードおよびワイパー装置は、以上のごとき構成からなり、以下その作用について説明する。
ワイパー駆動装置を駆動させると、ワイパーアーム7が往復回転し、このワイパーアーム7の往復回転に伴って、ウインターワイパーブレード1が、たとえば、図8中の実線で示すほぼ扇形状の範囲を往復運動して、このウインターワイパーブレード1のブレードラバー3が車両のウインドウガラス2の面に付着した雪や雨などを払拭する。また、ウインターワイパーブレード1は、ワイパー駆動装置の駆動制御により、高速往復運動、低速往復運動、間欠往復運動を行う。
この実施例におけるウインターワイパーブレードおよびワイパー装置は、以上のごとき構成および作用からなり、以下その効果について説明する。
この実施例におけるウインターワイパーブレード1およびワイパー装置は、U字部に取り付けられるクリップ部材の代わりとして、特殊形状のワイパーアーム7のホルダ8に直接取り付ける取付部材11を使用するので、アタッチメントを使用せずに直接特殊形状のワイパーアーム7に取り付けることができ、その分、部品点数を軽減すことができかつ製造コストを安価にすることができ、また、重量を軽くすることができる。
しかも、この実施例におけるウインターワイパーブレード1は、取付部材11により、特殊形状のワイパーアーム7に同一直線上に取り付けることができるので、雪が溜まり易くなったり、反転位置において溜まって雪溜まりで視界が遮られたり、払拭範囲が冬季用から夏季用戻されてボンネットに当たったり、ウインドウガラスの窓枠に当たったりするようなことがない。
また、この実施例におけるウインターワイパーブレード1は、取付部材11のワイパーアーム7(およびホルダ8)内に収納される一端部16が板形状をなし、一方、取付部材11のワイパーアーム7(およびホルダ8)の外に位置する他端部17が断面ほぼコ字形状をなす。この結果、この実施例におけるウインターワイパーブレード1は、取付部材11の両端部16、17の形状が異なるので、この取付部材11を介して特殊形状のワイパーアーム7のホルダ8に正規の姿勢で取り付けることができ、誤組付を確実に防止することができる。すなわち、ウインターワイパーブレードは、一般に、ワイパーアームの取付位置から一端までの距離と他端までの距離とが若干異なっているので、ワイパーアームへの取付姿勢が決められていて、誤組付けすると、ウインドウガラス2の曲面にスムーズに追従することが困難となる。
さらに、この実施例におけるウインターワイパーブレード1は、取付部材11のワイパーアーム7内に収納される中間部12および一端部16がワイパーアーム7のうちウインドウガラス2とほぼ平行な天板部と対向するので、取付部材11のワイパーアーム7内に収納される中間部12および一端部16が払拭往復運動方向にあるワイパーアーム7のうちウインドウガラス2に対して交差する左右両側板部と対向することがなく、相互に干渉することがなく、耐久性が向上される。
さらにまた、この実施例におけるウインターワイパーブレード1は、ワイパーアーム7内に収納されているホルダ8内に取付部材11の中間部12が収納されているので、ウインドウガラス2からの高さを従来のウインターワイパーブレードよりも低くすることができ、その結果、停止位置におけるウォッシャ液の分布の妨げを軽減することができる。しかも、この実施例におけるウインターワイパーブレード1は、取付部材11に設けられている凹部13により、この取付部材11をワイパーアーム7のホルダ8内に収納してこのホルダ8に取り付けた際に、取付部材11をワイパーアーム7のリベット9から逃がすことができる。この結果、この実施例におけるウインターワイパーブレード1は、ワイパーアーム7に対してリベット9回りにスムーズに回転することができる。
さらにまた、この実施例におけるウインターワイパーブレード1は、ワイパーアーム7およびホルダ8内に収納されて同一直線上に取り付けられているので、天板部と左右両側板部とからなる断面ほぼコ字形状をなすワイパーアーム7およびホルダ8内に雪が入るのを防ぐことができ、払拭動作をスムーズに行うことができる。
なお、この実施例においては、ドライバー側のウインターワイパーブレードについて説明したが、この発明は、アシスト側のウインターワイパーブレードにも適用することができる。
この発明にかかるウインターワイパーブレードおよびワイパー装置の実施例を示す要部の分解斜視図である。 同じく、ウインターワイパーブレードをワイパーアームに取り付けた状態の要部の断面図である。 図2におけるIII−III線断面図である。 従来のウインターワイパーブレードを示す分解斜視図である。 同じく、従来のウインターワイパーブレードの断面図である。 同じく、従来のウインターワイパーブレードとU字部を有するワイパーアームとの分解斜視図である。 同じく、従来のウインターワイパーブレードと特殊形状のワイパーアームとアタッチメントとの分解斜視図である。 同じく、アタッチメントを介して特殊形状のワイパーアームに取り付けた従来のウインターワイパーブレードの不具合を示す説明図である。
符号の説明
1、100 ウインターワイパーブレード
2 ウインドウガラス
3 ブレードラバー
4 支持部材
5 カバー
6、10 スクリュー
7、102 ワイパーアーム
8 ホルダ
9 リベット
11 取付部材
12 中間部
13 凹部
14 スリット
15 ねじ孔
16 一端部
17 他端部
18、20 透孔
19 開口部
21 蓋部
101 グリップ部材
103、106 U字部
104 ボンネット
105 アタッチメント
107 取付部
108 窓枠
S1 雪
S2 雪溜まり

Claims (4)

  1. 車両のウインドウ面と平行な天板部と左右両側板部とからなるワイパーアーム内に車両のウインドウ面と平行な天板部と左右両側板部とからなるホルダが収納されていて、かつ、前記ワイパーアームの左右両側板部に前記ホルダの左右両側板部がリベットにより車両のウインドウ面と平行な軸回りに回転可能に取り付けられていて、前記ホルダの天板部に取り付けられて、車両のウインドウ面に付着した雪や雨を払拭するウインターワイパーブレードにおいて、
    車両のウインドウ面に付着した雪や雨を払拭するブレードラバーと、
    前記ブレードラバーを支持する支持部材と、
    前記ブレードラバーおよび前記支持部材を覆うカバーと、
    取付部材と、
    を備え、
    前記取付部材は、少なくとも、車両のウインドウ面と平行な天板部からなり、前記取付部材の前記天板部が前記カバーを介して前記支持部材に取り付けられていて、前記取付部材の前記天板部が前記ホルダの天板部に直接取り付けられていて、前記取付部材の一部の前記天板部は、前記ホルダ内に収納されていて、前記ホルダ内に収納されている前記取付部材の前記天板部のうち前記リベットが位置する箇所には、前記リベットから逃げるための凹部が設けられている、
    ことを特徴とするウインターワイパーブレード。
  2. 前記取付部材の一端部は、前記天板部であって、前記ワイパーアーム内に収納され、かつ、前記取付部材の他端部は、前記天板部と左右両側板部とからなり、前記ワイパーアームの外に位置し、
    前記取付部材の前記ワイパーアーム内に収納される前記一端部と前記ワイパーアームの外に位置する前記他端部との形状が異なる、
    ことを特徴とする請求項1に記載のウインターワイパーブレード。
  3. 前記取付部材の一部は、前記天板部であって、前記ワイパーアーム内に収納され、かつ、前記ワイパーアームの天板部と対向する、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のウインターワイパーブレード。
  4. 車両のウインドウ面に付着した雪や雨を払拭するワイパー装置において、
    ワイパー駆動装置と、
    一端が前記ワイパー駆動装置に取り付けられていて、車両のウインドウ面と平行な天板部と左右両側板部とからなるワイパーアームと、
    前記ワイパーアームの他端に取り付けられているウインターワイパーブレードと、
    を備え、
    前記ワイパーアームの他端には、車両のウインドウ面と平行な天板部と左右両側板部とからなるホルダが収納されていて、かつ、前記ワイパーアームの他端の左右両側板部には、前記ホルダの左右両側板部がリベットにより車両のウインドウ面と平行な軸回りに回転可能に取り付けられており、
    前記ウインターワイパーブレードは、車両のウインドウ面に付着した雪や雨を払拭するブレードラバーと、前記ブレードラバーを支持する支持部材と、前記ブレードラバーおよび前記支持部材を覆うカバーと、取付部材と、を備え、前記取付部材は、少なくとも、車両のウインドウ面と平行な天板部からなり、前記取付部材の前記天板部が前記カバーを介して前記支持部材に取り付けられていて、前記取付部材の前記天板部が前記ホルダの天板部に直接取り付けられていて、前記取付部材の一部の前記天板部は、前記ホルダ内に収納されていて、前記ホルダ内に収納されている前記取付部材の前記天板部のうち前記リベットが位置する箇所には、前記リベットから逃げるための凹部が設けられている、
    ことを特徴とするワイパー装置。
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