JP4847211B2 - 係入ボルト用ストライク - Google Patents
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Description
(2)建具に対する施工後(取り付け後)に於いても、外部操作により、ガタ付防止用の隙間位置板を、使用態勢位置(係入ボルトの係合面と対向する受け箱の他側面側)へと簡単に位置変位させることができる。
(3)ガタ付防止用の隙間位置板を使用しない場合には、受け箱の収納空間を制約しないように、受け箱の一側内面側(例えば後壁内面、基準ベース側)に重ねるように収めることができる。
(4)受け箱の収納空間内に、位置変位した隙間位置板が受け箱の他側面側から離れないように支持するストッパーを有するストッパー板が設けられている場合には、使用中、隙間位置板が収納空間の中心部へと容易に傾倒しない。
(5)隙間位置板が複数枚配設されている発明は、ドアがいずれの方向(ドアが開く方向及びドアが閉じる方向)に反っても対応することができる。
(6)第2実施例では、ガタ付防止用の隙間位置板は、不使用時には固着具で所定位置に固定され、使用時には、前記固着具を取り外すと、バネ部材のバネ力により、自動的に回転して位置変位して使用態勢に入る。それ故に、調整が容易である。
図1は発明の実施の環境を示す概略説明図である。図1に於いて、まず、1はドア枠、2はドア枠を構成する戸当たり、3はドア枠に設けた凹所、4はドア、4aはドアの自由端部、5は自由端部4aの端面から出没するラッチ、ラッチボルト、デッドボルト等と称される係入ボルトである。
図4は主要部の斜視図である。また、図5は主要部の分解斜視図である。これらの図面の一部は切り欠き或いは部材を省略している。特に、図5では、省略した所が同一の部材乃至同様の部分なので、便宜上、切り欠きや部材の省略をして判り易く示している。そこで、特に、図5を参照にして説明する。
フロント7は金属製の長尺板材である。この長尺状フロント7の半分側に係入ボルト5が入り込む矩形状の大きな開口20が形成されている。開口20は、普通一般に実施されているフロント7よりも大きく形成されている。
受け箱6の収納空間16内には、例えば端面凸形状の基準ベース板25が固定的に配設される。段差状の基準ベース板25は、後壁8の内壁面に長手方向に適宜に固定され、前述したように中央部に2個のメネジ部9、9が形成されている。
受け箱の収納空間内には、係入ボルト5の係合面に当接可能な受け部を有するガタ付防止用の隙間位置板が複数枚配設されている。図1の一部切欠状態のデッドボルト5に於いて、5aはドア4の開く方向側の係合面、5bはドア4の閉じる方向側の係合面、5cはデッドボルト5の上面である。
さらに、本実施例では、受け箱6の収納空間16内に、位置変位した隙間位置板26が受け箱6の他側面(長辺端壁12の内面)側から離れないように支持するストッパー板35と、開口端面が矩形状の支持枠40がそれぞれ組み込まれている。
Claims (10)
- ドア枠の凹所に嵌め込まれる受け箱と、この受け箱の前端縁に固定されると共に係入ボルトが入り込む開口を有するフロントとを備える係入ボルト用ストライクに於いて、前記受け箱の収納空間内に前記係入ボルトの係合面に当接可能な受け部を有するガタ付防止用の隙間位置板を配設し、前記受け部に連設する隙間位置板の基端部は受け箱内に軸支され、該隙間位置板を使用しない場合には前記受け部は受け箱の一側内面側に位置し、一方、隙間位置板を使用する際には、前記受け部は基端部の軸部を支点に回転して前記係入ボルトの係合面と対向する受け箱の他側面側へと位置変位することを特徴とする係入ボルト用ストライク。
- 請求項1に於いて、隙間位置板は、人の操作力により回転して位置変位することを特徴とする係入ボルト用ストライク。
- 請求項1に於いて、受け箱の収納空間内には、位置変位した隙間位置板が受け箱の他側面側から離れないように支持するストッパーを有するストッパー板が設けられていることを特徴とする係入ボルト用ストライク。
- 請求項3に於いて、ストッパー板は、弾性変位・弾性変位復帰力を有する材質で形成されていることを特徴とする係入ボルト用ストライク。
- 請求項1に於いて、隙間位置板は、不使用時には固着具で所定位置に固定され、使用時には、前記固着具を取り外すと、バネ部材のバネ力により、自動的に回転して位置変位することを特徴とする係入ボルト用ストライク。
- ドア枠の凹所に嵌め込まれる受け箱と、この受け箱の前端縁に固定されると共に係入ボルトが入り込む開口を有するフロントとを備える係入ボルト用ストライクに於いて、前記受け箱の収納空間内に前記係入ボルトの係合面に当接可能な受け部を有するガタ付防止用の隙間位置板を複数枚配設し、前記受け部に連設する各隙間位置板の基端部は、受け箱内に対称的に軸支され、各隙間位置板を使用しない場合には受け箱の一側内面側に位置し、一方、所望の隙間位置板を使用する際には、前記受け部は基端部の軸部を支点に回転して前記係入ボルトの係合面と対向する受け箱の他側面へと位置変位することを特徴とする係入ボルト用ストライク。
- 請求項6に於いて、各隙間位置板を使用しない場合には、各受け部は互いに重ならないように受け箱の一側内面側に位置することを特徴とする係入ボルト用ストライク。
- 請求項6に於いて、各隙間位置板の基端部は、収納空間の奥に位置する左右一対の垂直軸にそれぞれ軸支され、隙間位置板の使用時、該隙間位置板の受け部は、前記垂直軸を支点にして受け箱の後壁の内面側から受け箱の垂直側壁の内面側へと位置変位することを特徴とする係入ボルト用ストライク。
- 請求項6に於いて、隙間位置板の不使用時、隙間位置板の受け部は、受け箱の後壁側に螺着する固定手段を介して固定されていることを特徴とする係入ボルト用ストライク。
- 請求項9に於いて、隙間位置板の受け部は、受け箱の後壁の内壁面に基準ベース板を介して固定されていることを特徴とする係入ボルト用ストライク。
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2006
- 2006-05-25 JP JP2006145464A patent/JP4847211B2/ja not_active Expired - Fee Related
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