JP2007177526A - 調整ストライク - Google Patents
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Abstract
【課題】 必要にして充分な調整を極めて容易にできる調整ストライクを提供する。
【解決手段】 一面が開口した箱状の本体部2をゆうするトロヨケの上に、係止孔11を中央部に開口させた細長い板状の調整板4を、その両側に開口した一対の斜の長穴12、12を介して止めねじ6、6に係合させ、同じ止めねじによって締めつけられるストライク板13の中央に調整孔を開口させると共に、この調整孔の上下の開口端縁に段部15、15を形成し、調整孔内に臨む調整板の係止孔の開口端縁をドライバ等により一の段部に整合するように移動させる。
【選択図】 図5
【解決手段】 一面が開口した箱状の本体部2をゆうするトロヨケの上に、係止孔11を中央部に開口させた細長い板状の調整板4を、その両側に開口した一対の斜の長穴12、12を介して止めねじ6、6に係合させ、同じ止めねじによって締めつけられるストライク板13の中央に調整孔を開口させると共に、この調整孔の上下の開口端縁に段部15、15を形成し、調整孔内に臨む調整板の係止孔の開口端縁をドライバ等により一の段部に整合するように移動させる。
【選択図】 図5
Description
この発明は、調整ストライクに係り、特に、調整量を連続的には設定できないが、必要にして充分な調整を極めて容易にできる調整ストライクに関する。
回転扉は、閉鎖時、その自由側端縁から戸枠に形成されたストライク孔にデッドボルト及び/またはラッチボルトを投入して扉を扉枠に係止し、或いは錠止する。
これは、下記特許文献1に記載された両開扉、或いは所謂グレモン錠の場合も同様であるが、これらの場合、ストライクは床面或いは戸枠の上辺に設けられる。
特開平4−38385号公報
実公平1−9894号公報
特許第3639930号に係る特許公報
ところで、取付け誤差や経年変化等によりストライクとデッドボルト或いはラッチボルトとの相対関係位置が狂うと、扉閉鎖時扉にガタが生じ、或いはデッドボルト等がストライクに掛からなくなる。
そのため、上記特許文献2或いは3は、デッドボルト或いはラッチボルトとストライク孔の係止端縁との距離をストライク装着後でも調整できるようにした調整ストライクを提案している。
しかしながら、特許文献2に記載の可動ストライクは係止端縁とデッドボルト等の距離を細かく調整できるが、少しずつ係止端縁をずらせて調整するため調整が面倒であり、特許文献3に記載のストライクは、調整は容易であるが構造が少し複雑である。
一方、デッドボルト等とストライクの係止端縁との距離を調節する際、これらの距離を細かく調整する必要は無く、大体必要にして充分な隙間があればよいのであって、この隙間が小さければかえってデッドボルトの掛かりが悪くなる。
そこで、この発明は、必要にして充分な調整を極めて容易にできる調整ストライクを提供することを目的としている。
上記の目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、一面が開いた箱状体であり、扉閉鎖時扉の自由側端縁に対向する戸枠の内側面、扉の下端縁に対向する床面或いは扉の上端縁に対向する戸枠の上辺に埋設され、開口端縁に一体的に結合された一対の取付板を有するトロヨケと、中央部に矩形の係止孔を形成した細長い板状体である調整板と、中央部に矩形の調整孔を開口させたストライク板とを有し、トロヨケとストライク板との間に調整板を挟んで止めねじによりねじ止めするものであって、少なくとも上記取付板と調整板の相互に対向する表面に噛み合い可能なセレーションを刻設すると共に、調整板の係止孔を挟む両端部に、止めねじと摺動可能に係合する一対の相互に平行な斜のスリットを形成し、一方、ストライク板の調整孔の扉の見込み方向に沿う開口端縁の少なくとも一方に複数の段部を形成し、止めねじを弛めた状態で、調整孔内に臨む調整板の係止孔の開口端縁をドライバ等により一の段部に整合するように移動させ、しかる後止めねじを締めるようにしたことを特徴とする。
上記のように構成された請求項1に記載の発明は、止めねじを弛め、ストライク板の調整孔内に臨む調整板の係止孔の開口端縁を段部の一つに整合させるだけで調整板の見込み方向の位置を極めて容易に、かつ精度良く設定することができる。
また、調整後止めねじを締めれば、調整板とトロヨケのセレーションの噛み合いが強固になるから、調整値を長期間保持することができる。
更にまた、調整板のスリットの角度を45度にすれば、段差と調整両が同じになるので、調整板の位置の調整が更に容易になる、等種々の効果を奏する。
ストライクの調整孔の見込み方向に沿う開口端縁に段差を設け、調整板の開口端縁をこの段差の一つに整合させるだけで必要にして充分な係止孔の調整を極めて容易に、かつ精度良く行うことができた。
以下、この発明の一実施例を図面を参照して説明する。
なお、この実施例は、この発明を引用文献1に記載の両開扉の床面に設けられたストライクに適用したものを示している。
なお、この実施例は、この発明を引用文献1に記載の両開扉の床面に設けられたストライクに適用したものを示している。
図1及び図2において符号1はトロヨケを示し、このトロヨケ1は、一面が開口した箱状体である本体部2を有し、この本体部2の見込み方向に沿う開口端縁に、一対の取付板3、3が一体に結合されている。
このトロヨケ1は、図2に示すように、上面に後述の調整板4及びストライク板5を載置した状態で床面に埋設され、止めねじ6により固定される。
なお、この発明による調整ストライクは、床面に限らず、扉閉鎖時扉の自由側端縁に対向する戸枠の内側面、或いは扉の上端縁に対向する戸枠の上辺にも装着し得る。
また、このトロヨケ1の取付板3には、図1に示すように、上記止めねじ6が挿通できるねじ孔7、7が開口しており、その周辺にセレーション8、8が刻設されている。
一方、図3において符号9は調整板を示し、この調整板4は見付け方向に細長い板状体で、その中央部に細長い係止孔11が開口している。
なお、本発明においては、この係止孔の見込み方向に垂直な開口端縁がデッドボルト等と係合する。
上記調整板の図3における裏面、換言すれば組立状態でトロヨケの取付板と対向する面、には図示しないセレーションが刻設されており、このセレーションは図1に示すセレーション8とピッチが同じ場合もあるし、また異なる場合もあるが、何れにしても取付板と調整板のずれを有効に防止する。
また、調整板4の両端部には、上記止めねじ6と摺動可能に係合する一対の相互に平行な斜の長穴12、12が開口している。
他方、図4において符号13はストライク板を示し、このストライク板13の中央部には大体の形状が矩形の調整孔14が、この調整孔14の図4の上下方向における両側に皿付のねじ孔7が夫々開口している。
そして、調整孔14の見付け方向における両側の開口端縁、すなわち、図4における上下方向の開口端縁には、夫々複数の段部(図4で3個)の段部15、15が形成されている。
また、上下方向における段部群15、15は夫々対称的に形成されている。なお、一の開口端縁における段部間は円弧の一部をなす曲線により接続されているが、これは加工上の問題であって、必ずしも段部間を曲線によって接続する必要はない。
図5乃至図8はこの発明による調整ストライクの調整例を示し、何れも止めねじを弛め、トロヨケの取付板3と調整板とが相対移動できる状態で行う。
すなわち、図5は係止孔11の上方の開口端縁11をストライクの上方の段部群の内真ん中の段部15にドライバ等で整合させた状態を示す。なお、図5で符号16は両開扉のデッド杆を示す。
上記のようにしてドライバ等で係止孔11の上方の開口端縁を動かすと、図5から明らかなように、長穴12と止めねじ6との間に生じる楔作用により、係止孔の左右の開口端縁が左右に移動する。
同様にして、図6は係止孔11の上方の開口端縁が上方の段部群の内左側の段部15に整合し、この場合、図9に示すように、ストライク板の調整孔の右側の開口端縁と、係止孔のそれとが整合している。
また、図7においては、係止孔11の下側の開口端縁と、調整孔の下側真ん中の段部15とが整合し、図8においては、係止孔11の下側の開口端縁と、調整孔の下側左の段部15とが整合している。
そして、図6から図8に向かうにつれ、係止孔の右側の開口端縁、すなわち、デッド杆16を係止する開口端縁が右方に移動する。
更にまた、図6と図7の間でストライク13が180度回転して装着され、このようにして段部を左右に移動させて調整量を増大させている。
調整が終了したら、止めねじ6、6を締めて調整値を固定する。
図10及び図11はこの発明の他の実施例を示し、この実施例は、図10に示すように、調整板4の表面側にも、換言すれば両面にセレーション8を刻設し、これに対応してストライク板の裏面にもセレーションを刻設して(図示せず)、止めねじ6によりストライク板及び調整板を締め付けたとき、結合をより一層強固にしたものである。
また、図11に示すように、この実施例におけるストライク板13の調整孔の上下の開口端縁の一方(図11では上方)にしか段部15、15が形成されていない。
この場合、調整板4を例えば右側に動かすときには段部15、15を上方に配置し、反対側に動かすときには、ストライク板13を180度回転させて装着する(図示せず)。
1 トロヨケ
2 本体部
3 取付板
4 調整板
5 ストライク板
6 止めねじ
7 ねじ孔
8 セレーション
11 係止孔
12 長穴
13 ストライク板
14 調整孔
15 段部
2 本体部
3 取付板
4 調整板
5 ストライク板
6 止めねじ
7 ねじ孔
8 セレーション
11 係止孔
12 長穴
13 ストライク板
14 調整孔
15 段部
Claims (1)
- 一面が開いた箱状体であり、扉閉鎖時扉の自由側端縁に対向する戸枠の内側面、扉の下端縁に対向する床面或いは扉の上端縁に対向する戸枠の上辺に埋設され、開口端縁に一体的に結合された一対の取付板を有するトロヨケと、中央部に矩形の係止孔を形成した細長い板状体である調整板と、中央部に矩形の調整孔を開口させたストライク板とを有し、トロヨケとストライク板との間に調整板を挟んで止めねじによりねじ止めするものであって、少なくとも上記取付板と調整板の相互に対向する表面に噛み合い可能なセレーションを刻設すると共に、調整板の係止孔を挟む両端部に、止めねじと摺動可能に係合する一対の相互に平行な斜の長穴を形成し、一方、ストライク板の調整孔の扉の見込み方向に沿う開口端縁の少なくとも一方に複数の段部を形成し、止めねじを弛めた状態で、調整孔内に臨む調整板の係止孔の開口端縁をドライバ等により一の段部に整合するように移動させ、しかる後止めねじを締めるようにしたことを特徴とする調整ストライク。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005377740A JP2007177526A (ja) | 2005-12-28 | 2005-12-28 | 調整ストライク |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005377740A JP2007177526A (ja) | 2005-12-28 | 2005-12-28 | 調整ストライク |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007177526A true JP2007177526A (ja) | 2007-07-12 |
Family
ID=38302976
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005377740A Pending JP2007177526A (ja) | 2005-12-28 | 2005-12-28 | 調整ストライク |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2007177526A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011032739A1 (de) * | 2009-09-17 | 2011-03-24 | Hilber-Beschläge Ges.M.B.H | Schliessblechanordnung |
CN115075671A (zh) * | 2022-06-22 | 2022-09-20 | 沈阳诺信建筑五金科技有限公司 | 一种插销调整结构 |
-
2005
- 2005-12-28 JP JP2005377740A patent/JP2007177526A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2011032739A1 (de) * | 2009-09-17 | 2011-03-24 | Hilber-Beschläge Ges.M.B.H | Schliessblechanordnung |
CN115075671A (zh) * | 2022-06-22 | 2022-09-20 | 沈阳诺信建筑五金科技有限公司 | 一种插销调整结构 |
CN115075671B (zh) * | 2022-06-22 | 2023-11-17 | 沈阳诺信建筑五金科技有限公司 | 一种插销调整结构 |
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