JP2008088706A - 折戸用蝶番装置 - Google Patents

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Akiichi Iwasaka
昭市 岩坂
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Abstract

【課題】蝶板基部(羽根)の材質に関わりなく、折戸の開度調整機構を設けることができるようにする。
【解決手段】 扉体10,20を対の蝶番基部12,22で回転軸2周りに相対回転可能に接続した折戸用蝶番装置1において、前記一方の蝶番基部12に他方の蝶番基部22に向かって進退自在の調整スペーサ30を設け、前記調整スペーサ30にねじ部材31をねじ込んでそのねじ部材31を一方の蝶番基部12に軸方向不動に支持し、ねじ部材31の軸周り回転により調整スペーサ30を進退させて他方の蝶番基部22との当接位置を調整できるようにした。調整スペーサ30は一方の扉体の蝶板基部12に進退可能に保持されていればよく、また、ねじ部材31は、その調整スペーサ30にねじ込んで固定される。このため、蝶板基部12は、必ずしも肉厚な鋳造品でなくとも、金属製の薄板により構成したものであっても実現可能であり、材質に関わりなく開度調整機構を設けることができる。
【選択図】図1

Description

この発明は、折戸に用いられる蝶番装置に関するものである。
一般に、室内の間仕切りやクローゼットの前面開口部の開閉などに使用される折戸は、天井部に、あるいは天井部と床部の双方にレールが固定されて、そのレールに沿って複数の扉体がローラ等の支持部材を介してスライド自在に取付けられている。
隣り合う扉体10,20は、折戸用蝶板装置1によって回動可能に連結されており、前記その面方向が直線状に並んだ状態(図6(a)に示す実線状態参照)と、両扉体10,20が折り畳まれた状態との間に開閉自在となっている(図6(a)に示す鎖線状態参照)。
その折戸用蝶板装置1の構成は、例えば、本発明の実施形態の説明図である図5に基づいて説明すると、隣り合う扉体10,20の対向する扉縁部11,21に、それぞれ対の蝶番基部(羽根)12,22が固定されており、その対の蝶番基部12,22同士が回転軸2周りに相対回転可能に接続されている。
なお、扉体10,20をレールに固定する前記ローラ等の支持部材3は、各扉体10,20の前記蝶番基部12,22を設けた側の反対側の端部に設けられている。
扉体10に設けられた取手4を持って扉体10を手前に引っ張ると、その扉体10及び隣接する他の扉体20が回転軸2を中心として相対的に軸周り回転(回動)するとともに、扉体20の前記蝶番基部22を取付けた側の反対側の端部に設けた支持部材3が、レールに沿ってスライドして両扉体10,20が折り畳まれた状態、すなわち折戸が開いた状態となる(図6(a)の矢印a参照)。
また、取手4を持って扉体10を奥に押し込めば、両扉体10,20がその反対方向に動作して面方向が直線状に並んだ状態、すなわち折戸が閉じた状態となる(図6(a)の矢印b参照)。
この種の折戸において、回転軸2を支える蝶番基部12,22の軸受孔周囲には多大な応力が作用するため、ひとたびその軸受孔周囲に変形が生じると、両扉体10,20は、図6(b)に示すように、折戸を閉めた状態において、直線状に(面一に)保持できなくなることがある。各扉体10,20が面一でなく折れ曲がっていると、外観上見栄えが悪くなるので好ましくない。
また、折戸を閉じた状態において、扉体同士が折れ曲がった状態となるこの種の問題は、蝶番基部12,22等、折戸用蝶板装置1を構成する各部部品の製造誤差等によっても発生し得る。
このため、例えば、特許文献1に示す折戸用蝶板装置では、その扉体同士の折れ曲がり状態を解消するために、一方の蝶板基部に調整ねじをねじ込み、調整ねじのねじ込み度合いによりその調整ねじを軸方向に進退可能としている。
折戸を閉じた状態において、その調整ねじの先端が、他方の蝶番基部又は対向する扉体に当接し、その当接位置を前記進退により調整することにより、隣り合う扉体同士を直線状に保持できるようにしたものである。
実公平6−16024号公報
しかし、上記特許文献1に示す開度調整機構によれば、蝶板基部にねじ孔を形成して、そのねじ孔に調整ねじをねじ込んで固定する構成となっているため、蝶板基部には、その調整ねじを支えるに充分な部材の肉厚が必要である。ねじ孔は一定の軸方向長さを有していなければ、調整ねじを強固に支えることができないからである。
このため、その蝶板基部の素材としては、部位に応じて肉厚を任意に設定できる亜鉛ダイカスト等の鋳造品を用いざるを得ないという問題がある。
上記鋳造品による蝶板基部は、大きな力に対して折れやすいという問題があるとともに、一般に鋳造品はコストが高くなるため、蝶板基部の素材としては、鉄板等の安価で加工容易な板材を用いたいという要請もある。
しかし、板材は、通常2mm〜数mm程度のものが多用されるため、そのような薄い板材には、長さの長いねじ孔を直接形成することができない。
そこで、この発明は、蝶板基部(羽根)の材質に関わりなく、折戸を閉じた状態において各扉体を直線状に保持する開度調整機構を設けることを課題とする。
上記の課題を解決するために、この発明は、隣り合う扉体の対向する扉縁部にそれぞれ固定される対の蝶番基部同士を回転軸周りに相対回転可能に接続するとともに、前記両扉体を、その面方向が直線状に並んだ状態と両扉体が折り畳まれた状態との間に開閉自在に支持する折戸用蝶番装置において、前記一方の蝶番基部に、前記他方の蝶番基部に向かって進退自在の調整スペーサを設け、前記調整スペーサに前記進退方向のねじ部材をねじ込んでそのねじ部材を軸方向不動に前記一方の蝶番基部に支持するとともに、前記ねじ部材を軸周り回転させることにより前記調整スペーサを他方の蝶板基部に向かって進退させて、その調整スペーサを任意の進退位置でその進退方向不動に固定できるようにし、その調整スペーサを前記他方の蝶番基部又はその他方の蝶番基部を固定した扉体の前記扉縁部に当接させてその当接により前記両扉体を前記直線状に並んだ状態に保持する構成を採用した。
ねじ部材の軸周り回転により調整スペーサを進退する構成としたので、蝶板基部にねじ孔を形成する必要がない。
すなわち、調整スペーサは一方の扉体の蝶板基部に設けられて、他方の扉体の蝶板基部に対して進退できるように保持されていればよく、また、ねじ部材は、その調整スペーサにねじ込んで固定する構成となっているため、蝶板基部はねじ部材を軸方向不動に保持することで足りる。このような構成であれば、蝶板基部は、必ずしも肉厚な鋳造品でなくとも、金属製の薄板により構成したものであっても実現可能である。
このため、蝶板基部の材質に関わりなく、折戸を閉じた状態において各扉体を直線状に保持する開度調整機構を設けることができる。
この発明は、以上のようにしたので、蝶板基部(羽根)の材質に関わりなく、折戸を閉じた状態において、各扉体を直線状に保持する開度調整機構を設けることができる。
一実施形態を図面に基づいて説明する。この実施形態の折戸用蝶番装置1は、室内の間仕切りやクローゼットの前面開口部に設けられる折戸に使用される。
隣り合う扉体10,20は、それぞれ折戸用蝶板装置1によって回動可能に連結されており、前記その面方向が直線状に並んだ状態(図6(a)に示す実線状態参照)と、両扉体10,20が折り畳まれた状態との間に開閉自在となっている(図6(a)に示す鎖線状態参照)。
折戸を構成する扉体のレール(図示せず)に対する支持構造は、従来例と同様であり、また、その開閉動作も従来例と同様である。
折戸用蝶板装置の構成は、図5に示すように、隣り合う扉体10,20の対向する扉縁部11,21にそれぞれ凹部が形成されており、その凹部に、それぞれケース35,36を介して、対の蝶番基部(羽根)12,22がビス5で固定されている。
その対の蝶番基部12,22の前端部には、それぞれ並行に向かい合う対の軸受部13,13;23,23が設けられている。各軸受部13,13;23,23は板状を成し、それぞれ後記回転軸2を挿通可能なピン孔13a,23aが設けられている。
一方の扉体10に固定した蝶番基部(以下「一方の蝶板基部」という)12にはカム部材14が取付けられる。カム部材14は、その前端部上方に、回転軸2を挿通可能なピン孔14aを有するとともに、そのピン孔14aの上部周囲に凸状の円弧面からなるカム面14bを有している。
また、そのカム部材14の下面には、溝15が設けられており、またその溝15の幅方向外側に突起14c、14cが設けられている。
また、他方の扉体20に固定した蝶番基部(以下「他方の蝶板基部」という)22にはカム部材24が取付けられる。カム部材24は、図3に示すように、他方の蝶板基部22に設けた係止部材25,25及びストッパ部材26によって固定されている。また、カム部材24は、その前端部上方に、前記一方の蝶板基部12側のカム部材14のカム面14bに噛み合う凸状の円弧面からなるカム面24bを有している。
カム部材24は、バネ収納孔24a内に収納したコイルバネ27によって、そのカム面24bが、前記一方の蝶板基部12のカム面14bに噛み合う方向へ(近づく方向へ)付勢されている。
また、その他方の蝶板基部22の一方の蝶板基部12に対向する側の端面には、上方へ突出するストッパ部材28が設けられている。ストッパ部材28は、カム部材24の下面に設けた溝24cに入り込むことができるようになっているので、カム部材24を他方の蝶板基部22に取付ける際に支障しないようになっている。
この両蝶番基部12,22に設けられた軸受部13,13;23,23のピン孔13a,23a、及びカム部材14に設けられたピン孔14aに、回転軸2が挿通されて、その回転軸2は、その両端部にカシメ等の処理が施されて抜け止めされる。
このとき、カム部材14は、ピン孔14aに挿通された回転軸2と、そのカム部材14の下面に設けた突起14cが、前記一方の蝶板基部12に設けた孔12cに圧入されることにより、その一方の蝶板基部12に対し不動に固定される。
回転軸2を介して、両蝶板基部12,22が、その回転軸2の軸周りに相対回転自在となり、その相対回転により、前記レールに支持された前記両扉体10,20は、その面方向が直線状に並んだ状態と、両扉体10,20が折り畳まれた状態との間に開閉自在に支持される。
また、そのカム部材14の下面には、図3に示すように、一方の蝶板基部12に固定された状態で、前記回転軸2の軸方向に直交する方向(図2に示す開いた状態の両蝶板基部12,22間を結ぶ方向)に沿って延びる溝15が形成されている。その溝15の中程に段部15cが形成されて、その段部15cよりも前端側が、後端側よりも幅広となっている。
この溝15内に、調整スペーサ30が収納される。調整スペーサ30は、前記溝15と同じく、その中程に段部30cが形成されており、その段部30cよりも前端側が、後端側よりも幅広となっている。その幅は、前記段部30cの前端側、後端側いずれの側においても、前記溝15とほぼ同幅か、溝15の幅よりもやや狭くなっており、調整スペーサ30が溝15内でスライド可能となっている。
その調整スペーサ30には、その後端側と前端側とを貫通するねじ孔32が形成されている。ねじ孔32の内周にはねじ溝が設けられており、そのねじ孔32にボルト(ねじ部材)31がねじ込み可能となっている。
また、そのボルト31の頭部は、調整スペーサ30にねじ込んだ状態において、前端側に露出するようになっているので、その前端側からボルト31を軸周り回転させることができる。
さらに、ボルト31の先端は、同じく調整スペーサ30にねじ込んだ状態において、その調整スペーサ30の後端側に突出するようになっており、その突出部31bの先端に、前記突出部31bよりもやや大径の係止部31aを備えている。この係止部31aが前記一方の蝶番基部12に設けた突部33,34間に嵌って、ボルト31の軸方向移動が規制されている。なお、突部34上面に形成された断面弧状の凹部34aは、前記ボルト31の突出部31bの外形に対応した形状となっている。
調整スペーサ30が溝15内に嵌った状態において、ボルト31を調整スペーサ30に対して軸周り回転させれば、ボルト31は一方の蝶番基部12に対して軸方向不動であるのでその軸方向位置で保持されつつ、調整スペーサ30は、例えば、図1(b)に示す状態から図1(a)に示す位置へと、前端側へ向かって徐々に前進しその突出量を増大させる。この前進は、ボルト31の頭部に、調整スペーサ30の前記ねじ孔32の周縁部が当接するまで可能である。
また、前記ボルト31を調整スペーサ30に対し逆方向へ回転させれば、同じく、ボルト31はその軸方向位置で保持されつつ、調整スペーサ30は、図1(a)に示す状態から図1(b)に示す位置へと、後端側へ向かって徐々に後退しその突出量を減少させる。この調整スペーサ30の後退は、両段部15c,30cが当接するまで可能である。
したがって、図6(b)に示すように、折戸を閉めた状態において、各扉体10,20が直線状に(面一に)保持されない状態になった際には、前述のように、ボルト31を軸周り回転させることにより、調整スペーサ30を他方の蝶板基部22に向かって前進させて、その調整スペーサ30と他方の蝶番基部22に設けたストッパ部材28との当接位置を調整し、前記両扉体10,20を面一状態に設定することができる。
この実施形態では、調整スペーサ30の進退範囲は、調整スペーサ30が最大限に後退した状態(図1(b)に示す状態)において、扉体10,20の扉縁部11,21端面同士が当接して前記面一の状態が確保されるように設計されている。また、その調整スペーサ30が最大限に前進した状態(図1(a)に示す状態)において、折戸を閉じた状態における両扉体10,20間に生じ得るであろう最大の折れ曲がり角度を解消し得るよう、その進退範囲が設定されている。
調整スペーサ30の進退範囲は自由に設定してよいが、上記のように設定すれば、その両扉体10,20間に生じ得る折れ曲がり状態を解消する上で有効である。
なお、この折戸用蝶番装置1は、連結する両扉体10,20の面方向が直線状に並んだ状態と、両扉体10,20が折り畳まれた状態とにそれぞれ保持する手段を備えている。
具体的な構成は、前記一方の蝶板基部12に設けたカム部材14のカム面14bが、他方の蝶板基部22に設けたカム部材24のカム面24bに当接しており、また、そのカム部材24が、前記コイルバネ27によりカム部材14に近づく方向に付勢されている。
このため、両カム面14b、24b同士は、両扉体10,20の任意の開度において常に相互に噛み合うようになっている。
折戸の閉鎖状態(例えば、図6(a)に示す実線状態)から開放状態(例えば、図6(a)に示す鎖線状態)へ向けて、一方の扉体10に対し他方の扉体20を回転軸2周りに徐々に回転させると、両カム面14b,24b同士が摺動するとともに、他方のカム部材24のカム面24bと一方のカム部材14のカム面14bとの接触点が、中立点、すなわち、回転軸2の軸心から最も距離が遠くなる点に至る。
この中立点に至るまでの間、他方のカム部材24と一方のカム部材14との接触点が回転軸2の軸心から徐々に遠くなることに伴い、他方のカム部材24を、コイルバネ27の付勢力に抗してやや図中右側に押しながら、両扉体10,20を回転軸2周り回転させる必要がある。このため、閉鎖状態にある折戸は、弱い力で簡単に開放されないように保持された状態にあるといえる。
そして、他方のカム部材24が、ひとたび前記中立点を通過すると、今度は折戸の開放状態に至るまでの間、他方のカム部材24と一方のカム部材14との接触点が、回転軸2の軸心に徐々に近くなることに伴い、他方のカム部材24は、コイルバネ27の付勢力によってやや図中左側に押されながら、回転軸2周りを移動し、図4の状態に至る。他方のカム部材24がコイルバネ27により付勢されているので、軽やかな力で両扉体10,20を回転させることができる。
このように、折戸を閉鎖状態から開放状態にするに際し、両カム部材14,24は中立点を超える必要があり、その中立点を超えるために、前記コイルバネ27の付勢力に抗して他方のカム部材24を回転軸2から離反させる力が必要になる。このため、ある程度大きな力を扉体10,20のいずれかに加えなければ、両扉体10,20は容易には開放されないように機能する。
また、両カム部材14,24がひとたび中立点を超えれば、前記コイルバネ27の付勢力によりカム部材24が回転軸2に近づく方向に付勢される。このため、比較的弱い力を加えるだけで、両扉体10,20は容易に開放状態(折り畳まれた状態)に至るよう機能する。
さらに、折戸が一旦開放された後、再度折戸を閉鎖しようとすると、両カム部材14,24は再度中立点を超える必要がある。このため、ある程度大きな引張り力を扉体20に加えなければ、容易には折戸が閉鎖されないように機能する。開放された折戸を閉鎖する際の作用は上記と逆方向であり、その内容は同様であるので説明を省略する。
この実施形態では、両扉体10,20を、前記直線状に並んだ状態と両扉体10,20が折り畳まれた状態の各位置に保持する手段としてカム部材14,24を使用したが、他の実施形態として、両扉体10,20同士又は両蝶板基部12,22同士を所定の開閉位置で機械的にロックし得る周知の手段を採用してもよい。また、必要に応じて、両扉体10,20を所定の開閉位置で保持する機構、ロックする機構を省略することも可能である。
また、この実施形態では、調整スペーサ30の前面を、他方の蝶番基部22に設けたストッパ部材28に当接させて、その当接により前記両扉体10,20を面一状態に調整する構成としたが、調整スペーサ30の前面を当接させる部位は、他方の蝶番基部22に設けたストッパ部材28に限定されず、例えば、調整スペーサ30の前面を、他方の蝶番基部22の一方の蝶板基部12に面する側の端面に当接させる構成や、他方の扉体20の端面に当接させる構成も採用し得る。
一実施形態の作用を示す断面図であり、(a)は調整スペーサを前進させた状態、(b)は調整スペーサを後退させた状態 同実施形態の折戸用蝶板装置の平面図 同実施形態の分解斜視図 折戸を構成する扉体を折り畳んだ状態を示す断面図 折戸用蝶板装置の斜視図 折戸の作用を示す説明図
符号の説明
1 折戸用蝶板装置
2 回転軸
3 支持部材
4 取手
5 ビス
6 レール
10,20 扉体
11,21 扉縁部
12,22 蝶板基部(羽根)
13,23 軸受部
13a,14a,23a ピン孔
14,24 カム部材
14b、24b カム面
15 溝
15c,30c 段部
24a バネ収納孔
24c 溝
25 係止部材
26 ストッパ部材
27 コイルバネ
28 ストッパ部材
30 調整スペーサ
31 ねじ部材(ボルト)
32 ねじ孔
33,34 突部
35,36 ケース

Claims (1)

  1. 隣り合う扉体10,20の対向する扉縁部11,21にそれぞれ固定される対の蝶番基部12,22同士を回転軸2周りに相対回転可能に接続するとともに、前記両扉体10,20を、その面方向が直線状に並んだ状態と両扉体10,20が折り畳まれた状態との間に開閉自在に支持する折戸用蝶番装置1において、
    前記一方の蝶番基部12に、前記他方の蝶番基部22に向かって進退自在の調整スペーサ30を設け、前記調整スペーサ30に前記進退方向のねじ部材31をねじ込んでそのねじ部材31を軸方向不動に前記一方の蝶番基部12に支持するとともに、前記ねじ部材31を軸周り回転させることにより前記調整スペーサ30を他方の蝶板基部22に向かって進退させて、その調整スペーサ30を任意の進退位置でその進退方向不動に固定できるようにし、その調整スペーサ30を前記他方の蝶番基部22又はその他方の蝶番基部22を固定した扉体20の前記扉縁部21に当接させてその当接により前記両扉体10,20を前記直線状に並んだ状態に保持することを特徴とする折戸用蝶板装置。
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