JP5341384B2 - 引戸などのガイド装置 - Google Patents

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本発明は、戸板をその上方に敷設されているガイドレールに沿わせて案内するべく戸板に取り付けられるガイド装置に関し、より詳細には、戸板をガイドレールによる案内方向と水平方向に直交する方向に位置調整する機構を備えたガイド装置に関する。
戸板をガイドレールによる案内方向と水平方向に直交する方向に位置調整する機構を備えたガイド装置として、戸板の上端部に固定されるケース体(アウターケース)と、ケース体の上方に突出してガイドレールに案内されるガイド軸と、ケース体内に戸板の厚さ方向にスライド可能に設けられたガイド軸保持体(インナー部)と、ガイド軸保持体をスライド操作するための回動操作部とを備えたものが知られている(特許文献1)。この従来のガイド装置によれば、回動操作部を操作してケース体内におけるガイド軸保持体の位置を調節することにより、ガイド軸保持体に保持されているガイド軸を移動させて、戸板のガイドレールによる案内方向と直交する方向における位置を調節することができる。
特開平9−310551号公報
しかし、上述した従来の技術では、回動操作部にその回動方向に等間隔に並設された半球状の凸部からなる嵌合部とケース体(アウターケース)に開孔された凹部からなる嵌合部との互いの嵌合位置を相対的に段階的に変化させることによって、ガイド軸保持体(インナー部)の位置が段階的に調節され、且つ、ガイド軸保持体(インナー部)が調節後の位置に保持されるように構成されているため、ガイド軸保持体(インナー部)を調節後の位置に保持する力が弱い。すなわち、ガイド軸保持体(インナー部)にスライド方向に力が作用すると、その力に屈して回動操作部とケース体(アウターケース)との嵌合が解けて回動操作部が回動し、ガイド軸保持体(インナー部)がスライドすることになる。このため、ガイドレールに組み付けられている戸板にその厚さ方向に力が加わると、ガイド軸保持体がケース体(アウターケース)内で移動しやすく、戸板の位置調節を行っても、何回か開閉するうちに戸板が所望の保持位置から変位してしまうという問題があった。
本発明が解決しようとする課題は、戸板をガイドレールによる案内方向と直交する方向に位置調整して調節後の位置に安定な状態に保持することができるガイド装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のガイド装置は、 戸板(2)をその上方に敷設されているガイドレールに沿って案内するべく当該戸板(2)に取り付けられるガイド装置(1)であって、
戸板(2)の上端部に取り付けられるケース体(7)と、
前記ケース体(7)の上端面から突出し前記ガイドレールに案内されるガイド軸(4)と、
前記ガイド軸(4)を保持しつつ前記ケース体(7)内にて前記戸板(2)の厚さ方向に移動するガイド軸保持体(8)と、
前記ケース体(7)の両側板部に相対向させて形成された一対のピン挿着孔に挿着され、前記ガイド軸保持体(8)を前記戸板(2)の厚さ方向にガイドするガイドピン(14)と、
前記ケース体(7)と前記ガイド軸保持体(8)とを互いに相対移動させて前記ガイド軸(4)の位置を調節するための調節機構(9)と、を有し、
前記調節機構(9)は、
前記ガイド軸保持体(8)を移動操作するために前記戸板(2)の木口面に露出させて設けられ、挿入側端部に係合溝部(35)を備えた操作子(22)と、
前記ガイド軸保持体(8)の前記操作子(22)と当接する位置に設けられ、前記操作子(22)の前記係合溝部(35)と係合する係合突起部(34)と、
前記ケース体(7)に形成された第1ラック(23)と、
前記ガイド軸保持体(8)に形成され前記第1ラック(23)と噛合する第2ラック(24)と、を有し、
前記操作子(22)を回動させると、前記係合溝部(35)の一方の側壁が前記係合突起部(34)の一方の側面に係合し、前記操作子(22)を逆側に回動させると、前記係合溝部(35)の他方の側壁が前記係合突起部(34)の他方の側面に係合するように構成されており、前記操作子(22)の回転操作により前記係合溝部(35)を回転させることで、前記係合突起部(34)を移動させ、前記ケース体(7)と前記ガイド軸保持体(8)とを、前記ガイドピン(14)に沿って互いに相対移動させることにより、前記第1ラック(23)と前記第2ラック(24)との互いの噛合位置が段階的に変化するとともに、前記ケース体(7)と前記ガイド軸保持体(8)とが両ラック(23)、(24)同士の噛合により互いに係止され、前記ケース体(7)の側板部が前記ガイド軸保持体(8)に当接した時点で、前記操作子(22)が回転しなくなるように構成したことを特徴とする。
上記構成によれば、操作子を操作してガイド軸保持体をスライドさせると、第1ラックと第2ラックとの互いの噛合位置が段階的に変化する。そして、第1ラックと第2ラックとの各噛合位置においてケース体とガイド軸保持体とが互いに直接係止された状態になるので、ガイド軸保持体が調節後の位置に安定な状態に保持される。
本発明のガイド装置において、
前記ガイド軸の下部にはコイルスプリングが環装されていることが望ましい。
本発明のガイド装置によれば、戸板をガイドレールによる案内方向と水平方向に直交する方向に位置調整して、戸板の開閉時においてもその調節後の位置に安定な状態に保持することができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は本発明に係るガイド装置の全体とこれが取り付けられる戸板の上端部を示す斜視図である。図2は図1に示すガイド装置の分解斜視図である。図3は図1に示すガイド装置の図2とは別の方向の分解斜視図である。図4(a)〜(c)はそれぞれ図1に示すガイド装置の側面図、正面図及び平面図である。図4(d)は図4(a)のB−B線に沿った断面図、図4(e)は図4(d)の要部拡大図である。図5はガイド装置の構成要素の一つであるガイド軸保持体の斜視図である。図6はガイド装置の構成要素の一つであるケース体の全体とその要部を並べて示した斜視図である。
このガイド装置1は、戸板2をその上方に敷設されているガイドレール(図示省略)に沿わせて案内するべく戸板2の上部両端に取り付けられるガイド装置であり、戸板2に取り付けられる支持部材3と、支持部材3の上端面から突出しガイドレールに案内されるガイド軸4と、ガイド軸4の先端近傍にこれを軸にして回転可能に保持されたピボット5とを備えている。そして、ピボット5がガイドレールのスリットに摺動可能に係合することにより、ガイドレールからの戸板2の外れを防止するとともに、戸板2の前後方向への変位(がたつき)を抑えつつ開閉方向(左右)への円滑な移動を可能としている。このガイド軸4は、折戸にも引き戸にも使用することができる。
支持部材3は、戸板2の上側隅部に形成された凹部6に嵌め込んだ状態で固定されるケース体7と、ケース体7内に戸板2の厚さ方向にスライド可能に設けられたガイド軸保持体8と、ガイド軸保持体8をスライドさせてこれに保持されているガイド軸4の位置を調節するための調節機構9と、を有している。この例では、凹部6は戸板2の厚さ方向中央部に形成されている。
ケース体7とガイド軸保持体8は硬質プラスチックからなる成型品である。ケース体7の下部前面には、締着工具(ドライバ等)を差し込むための差し込み孔10が開口している。支持部材3は、戸板2の凹部6に嵌め込んだ状態で、ケース体7の差し込み孔10の奥に螺子を挿し入れて締着工具で凹部6の内面に締め付けることにより戸板2に固定される。ケース体7の上面は戸板2の上端面2aに露出し、ケース体7の前面は戸板2の戸口面に露出している。ケース体7の上板部11には、ガイド軸4の位置調節方向への移動領域となる貫通孔12が設けられている。ガイド軸4はその下部がガイド軸保持体8に保持され、その上部が貫通孔12を貫通してケース体7から突出している。ケース体7の両側板部13a、13bの上端近傍には、ガイドピン14を挿着するための一対のピン挿着孔15a、15b(図2、図4(d))が相対向させて形成されている。ガイドピン14は、ガイド軸保持体8を戸板2の厚さ方向にガイドする円筒状の金属製の部材であり、その先端部14aがピン挿着孔15bに嵌合している。
ケース体7の前板部17すなわち木口面側の側壁には操作窓25が開口している。ケース体7の背面部には、ガイド軸保持体8をケース体7内に組み付けるための開口部16が設けられている。ガイド軸保持体8の前面側すなわちケース体7の前板部17の内面に面する側の上隅近傍にはガイド孔19が形成されている。ガイド孔19にはガイドピン14がスライド自在に挿通されている。ガイド軸保持体8の背面近傍には、ガイド軸4をスライド自在に保持する保持孔18が形成されている。保持孔18は、ガイド軸保持体8を上下に貫通している。保持孔18の内周形状は、上側開口部18aから下側開口部18bの近傍にかけて正六角形になっている。下側開口部18bの形状は円形である。
ガイド軸4の一方の端部(下端部)にはくびれ溝4aが形成されている。ガイド軸4の長さ方向中間部には、外周が六角柱状の大径部20が設けられており、大径部20の上端近傍にピボット5が回転自在に保持されている。ガイド軸保持体8の保持孔18は、ガイド軸4の大径部20の形状及び寸法に合わせて形成され、下側開口部18bはガイド軸4の大径部20よりも下の部分の形状及び寸法に合わせて形成されている。ガイド軸4は、くびれ溝4aが設けられている方の端部からガイド軸保持体8の上側開口部18aに挿入され、保持孔18を貫通して下側開口部18bから突出している。くびれ溝4aには、ガイド軸4の抜け止めのためにフランジ状の抜け止め金具21が固定されている。ガイド軸4の下部にはコイルスプリング38が環装されている。コイルスプリング38は、大径部20の下端と保持孔18の下側開口部18bの周縁部との間に挟まれている。このコイルスプリング38によって、ガイド軸4が上下動可能に弾力的に支持されている。
調節機構9は、ガイド軸保持体8をスライド操作するために戸板2の木口面2bに露出させて設けられた操作子22と、ケース体7に形成された第1ラック23と、ガイド軸保持体8に形成された第2ラック24とを有する。第1ラック23及び第2ラック24はガイド軸保持体8のスライド方向に並設された複数の歯からなる。第1ラック23の歯数は第2ラック24の歯数よりも少ない。
操作子22は、円柱状の本体26と、本体26よりも大径に形成された円板状の操作部27とを有する。操作部27は本体26の一方の端部(反挿入側端部)に一体的に形成されている。操作子22は、ケース体7の前面側から操作窓25に挿入されてケース体7内に組み付けられている。操作部27は操作窓25から露出している。操作部27の中央部には操作用の工具(この例では十字ドライバ)の先端を係合させるための係合部28が形成されている。
操作子22の本体26には操作部27に隣接させて円環状の係合フランジ29が形成されている。操作窓25の内周面部には係合爪30が形成されている。操作子22は、その係合フランジ29が操作窓25の係合爪30と係合することにより、ケース体7の前板部17に回動可能に嵌合した状態で保持されている。
操作部27の周縁下部には回動位置を指し示す支持突起31が形成されている。操作窓25の開口縁下部には、支持突起31の移動空間となる円弧状の切欠部32が形成されている。
第1ラック23は前板部17の内面に形成されている。第1ラック23の形成位置は操作窓25の内側開口部の下方近傍である。一方、第2ラック24は、ガイド軸保持体8の下端前縁部33に形成されている。下端前縁部33は前方に迫り出しており、下端前縁部33の上面とガイド軸保持体8の下部前面との間に位置調整用係合突起部34が形成されている。位置調整用係合突起部34の形成位置は第2ラック24の長さ方向中央である。
操作子22の本体26の他方の端部(挿入側端部)には、ガイド軸保持体8の位置調整用係合突起部34と係合する係合溝部35が形成されている。位置調整用係合突起部34と係合溝部35は互いに嵌合している。そして、操作子22を回動させると、係合溝部35の一方の側壁が位置調整用係合突起部34の一方の側面に係合し、操作子22を逆側に回動させると、係合溝部35の他方の側壁が位置調整用係合突起部34の他方の側面に係合する。すなわち、操作子22を右に回動させると、係合溝部35の右側壁が位置調整用係合突起部34の右側面に係合し、ガイド軸保持体8を左に回動させると、係合溝部35の左側壁が位置調整用係合突起部34の左側面に係合する。ケース体7の前面には、操作子22の回転方向を示す円弧状の矢印36が付されている。矢印36の両端近傍には、向きを示す文字(「右」、「左」)37a、37bが付されている。「左」・「右」は、戸板2が移動する向き、すなわち「前」・「後」あるいは「手前」・「奥」に対応している。
上記のように構成されたガイド装置1は、下記(1)〜(3)の手順で組み立てられる。(1)ガイド軸保持体8をケース体7に入れ、ケース体7のピン挿着孔15a、15bとガイド軸保持体8のガイド孔19との位置を合わせ、一方のピン挿着孔15aからケース体7内にガイドピン14を差し込み、ガイドピン14の先端部14aをケース体7のもう一方のピン挿着孔15bに嵌合させる。そして、その先端部14aをかしめることにより、ガイドピン14の抜けを防止する。
(2)ケース体7の貫通孔12を通して、ガイド軸保持体8の保持孔18の中にコイルスプリング38を挿入するとともに、ガイド軸4を保持孔18に挿入し、ガイド軸4の大径部20を保持孔18に嵌合させる。ガイド軸4の下端部を保持孔18の下側開口部18bから突出させた状態で、ガイド軸4のくびれ溝4aに抜け止め金具21を固定する。
(3)操作子22を操作窓25からケース体7に差し込み、操作子22の係合フランジ29を操作窓25の係合爪30に係合させる。
以上により、ガイド装置1が完成する。
図7(a)〜(c)はガイド装置1の各種状態を示す断面図である。
図7(b)はガイド軸4がケース体7との相対移動範囲の中心位置にある状態を示している。この状態から、操作子22を右(図中の矢印R1の向き)に回すと、ガイド軸保持体8に対してケース体7が右側(図中のR2の向き)に移動する。ガイド軸保持体8とケース体7との相対移動に伴ってケース体7の第1ラック23とガイド軸保持体8第2ラック24との互いの噛合位置が段階的に変化する。そして、第1ラック23と第2ラック24との各噛合位置においてケース体7とガイド軸保持体8とが互いに係合し固定された状態になる。
ガイド装置1の使用時には、ガイド軸保持体8に保持されているガイド軸4がガイドレールに連結され、ケース体7が戸板2に固定されているので、操作子22を右(図中の矢印R1の向き)に回すと、ケース体7と共に戸板2が右側(図中のR2の向き)に移動することになる。操作子22は、ケース体7の左側板部13aがガイド軸保持体8に当接した時点でそれ以上右側に回らなくなる。図7(a)はこの時の状態すなわち、戸板2が右側への最大移動位置に位置調節されている状態を示している。
図7(b)の状態から、操作子22を左(図中の矢印L1の向き)に回すと、ガイド軸4に対してケース体7が左側(図中のL2の向き)に移動するため、ケース体7と共に戸板2が左側(図中のL2の向き)に移動する。操作子22は、ケース体7の右側板部13bがガイド軸保持体8に当接した時点でそれ以上左側に回らなくなる。図7(c)はこの時の状態すなわち、戸板2が左側への最大移動位置に位置調節されている状態を示している。
上記のようにこのガイド装置1は、操作子22を回動操作することにより、ケース体7に形成されている第1ラック23とガイド軸保持体8に形成されている第2ラック24との互いの噛合位置を段階的に変化させて、ケース体7とガイド軸保持体8との相対位置を調節し、それによって戸板2の位置調整を行う。その際、第1ラック23と第2ラック24との各噛合位置においてケース体7とガイド軸保持体8とが互いに直接係止された状態になる。したがって、このガイド装置1によれば、戸板2をその調節後の位置に安定な状態に保持することができる。
また、このガイド装置1は、従来の装置よりも構造が単純で、部品点数が少ないため、組み立てが簡単である、安価に製造できる、耐久性が高い、といった利点を有する。
本発明に係るガイド装置の全体とこれが取り付けられる戸板の上端部を示す斜視図 図1に示すガイド装置の分解斜視図 図1に示すガイド装置の図2とは別の方向の分解斜視図 (a)〜(c)はそれぞれ図1に示すガイド装置の側面図、正面図及び平面図、(d)は図4(a)のB−B線に沿った断面図、図4(e)は図4(d)の要部拡大図 図1に示すガイド装置の構成要素の一つであるガイド軸保持体の斜視図 図1に示すガイド装置の構成要素の一つであるケース体の全体とその要部を並べて示した斜視図 (a)〜(c)は図1に示すガイド装置の各種状態を示す断面図
符号の説明
1 ガイド装置
2 戸板
3 支持部材
4 ガイド軸
5 ピボット
7 ケース体
8 ガイド軸保持体
9 調節機構
16 開口部
17 側壁
18 保持孔
19 ガイド孔
22 操作子
23 第1ラック
24 第2ラック
25 操作窓
27 操作部
28 係合部
29 係合フランジ
30 係合爪

Claims (2)

  1. 戸板(2)をその上方に敷設されているガイドレールに沿って案内するべく当該戸板(2)に取り付けられるガイド装置(1)であって、
    戸板(2)の上端部に取り付けられるケース体(7)と、
    前記ケース体(7)の上端面から突出し前記ガイドレールに案内されるガイド軸(4)と、
    前記ガイド軸(4)を保持しつつ前記ケース体(7)内にて前記戸板(2)の厚さ方向に移動するガイド軸保持体(8)と、
    前記ケース体(7)の両側板部に相対向させて形成された一対のピン挿着孔に挿着され、前記ガイド軸保持体(8)を前記戸板(2)の厚さ方向にガイドするガイドピン(14)と、
    前記ケース体(7)と前記ガイド軸保持体(8)とを互いに相対移動させて前記ガイド軸(4)の位置を調節するための調節機構(9)と、を有し、
    前記調節機構(9)は、
    前記ガイド軸保持体(8)を移動操作するために前記戸板(2)の木口面に露出させて設けられ、挿入側端部に係合溝部(35)を備えた操作子(22)と、
    前記ガイド軸保持体(8)の前記操作子(22)と当接する位置に設けられ、前記操作子(22)の前記係合溝部(35)と係合する係合突起部(34)と、
    前記ケース体(7)に形成された第1ラック(23)と、
    前記ガイド軸保持体(8)に形成され前記第1ラック(23)と噛合する第2ラック(24)と、を有し、
    前記操作子(22)を回動させると、前記係合溝部(35)の一方の側壁が前記係合突起部(34)の一方の側面に係合し、前記操作子(22)を逆側に回動させると、前記係合溝部(35)の他方の側壁が前記係合突起部(34)の他方の側面に係合するように構成されており、前記操作子(22)の回転操作により前記係合溝部(35)を回転させることで、前記係合突起部(34)を移動させ、前記ケース体(7)と前記ガイド軸保持体(8)とを、前記ガイドピン(14)に沿って互いに相対移動させることにより、前記第1ラック(23)と前記第2ラック(24)との互いの噛合位置が段階的に変化するとともに、前記ケース体(7)と前記ガイド軸保持体(8)とが両ラック(23)、(24)同士の噛合により互いに係止され、前記ケース体(7)の側板部が前記ガイド軸保持体(8)に当接した時点で、前記操作子(22)が回転しなくなるように構成した、ガイド装置。
  2. 前記ガイド軸(4)の下部にはコイルスプリングが環装された、請求項1のガイド装置。
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