JP4845101B2 - 計器表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、計器表示装置に係り、特に、光源の光を導いて発光する導光部材によって意匠表示の外観性および被視認性を向上させることができる計器表示装置に関する。
従来から、速度計や回転計等の計器表示装置において、文字や目盛りを表示する表示板に導光部材を配設し、計器表示装置の外観性や被視認性を向上させる手法が知られている。
特許文献1には、略円形の回転計の外周部分に、直角三角形状の断面を有する円環状の導光部材を配設し、この導光部材の裏面側に回転計の目盛り表示を設けると共に、導光部材全体が発光ダイオードで発光するように構成した計器表示装置が開示されている。この装置によれば、特に、発光ダイオードの点灯時において目盛り表示が浮き上がって見えるので、目盛り表示の見え方に立体感や奥行き感が出て、計器表示装置の外観性や被視認性を向上させることができる。
特開2005−283346号公報
しかしながら、特許文献1の構成では、無色透明かつ無垢の合成樹脂で導光部材を形成しているので、導光部材と表示板とのコントラストが十分ではなく、計器表示装置の外観性や被視認性、これらが醸し出す高級感等をさらに向上させる手法には依然として工夫の余地があった。
本発明の目的は、上記した従来技術の課題を解決し、光源の光を導いて発光する導光部材によって意匠表示の外観性および被視認性を向上させることができる計器表示装置を提供することにある。
前記した目的を達成するために、本発明は、意匠表示がされた平板状の表示板と、前記表示板の裏面側に配置された導光板と、前記表示板の表面側に配置され、前記意匠表示の一部分を覆うように配設されている導光部材とを具備している計器表示装置において、前記導光部材は、光の透過率を低減処理した部材で形成される点に第1の特徴がある。
また、前記導光部材が、スモーク処理が施された樹脂で形成されていると共に、前記表示板の周囲を覆うように配設される円環部を備えており、前記円環部が、前記表示板の表面から遠い側に頂部を向けたアーチ型の断面を有する点に第2の特徴がある。
また、前記導光部材が、前記円環部と、該円環部と一体的に形成された平板部とから構成されており、前記意匠表示のうちの速度計表示部の外周近傍が前記円環部で覆われており、前記意匠表示のうちの燃料計表示部の周囲が前記平板部で覆われている点に第3の特徴がある。
また、前記導光部材の裏面側に、前記導光部材を発光させる光源が配置されている点に第4の特徴がある。
さらに、前記導光部材は、その裏面側の略中央部において、前記表示板および導光板に熱溶着によって取り付けられている点に第5の特徴がある。
第1の発明によれば、意匠表示の一部分を、光の透過率を低減処理した導光部材で覆うように構成したので、導光部材が配設された部分の意匠表示の光度が下げられて落ち着いた光のトーンが得られると共に、導光部材が配設されていない部分とのコントラストを強めることが可能となる。
第2の発明によれば、導光部材が、スモーク処理が施された樹脂で形成されていると共に、表示板の表面から遠い側に頂部を向けたアーチ型の断面を有する円環部を有するように構成したので、円環部に覆われた部分の意匠表示の立体感や奥行き感が増すことが可能となる。また、これにより、斬新なデザイン性を得ることができると共に、計器表示装置の高級感およびこれに伴う商品性を高めることができるようになる。さらに、円環部に光源からの光を導くことにより、1つの光源で導光部材全体を発光させることができるようになる。
第3の発明によれば、速度計表示部の外周近傍が導光部材の円環部で覆われると共に、導燃料計表示部の周囲が導光部材の平板部で覆われるように構成したので、速度計と燃料計との見え方に変化を生じさせて、斬新なデザイン性を得ることができるようになる。
第4の発明によれば、アーチ型の断面を有する円環部の裏面側に光源を配置するので、円環部に供給される照射光が円環部の内部で様々な方向に拡散されることになり、少ない光源数で導光部材全体を発光させることが可能となる。
第5の発明によれば、導光部材の裏面側の略中央部で行う熱溶着によって、表示板および導光板と導光部材とを取り付けるようにしたので、導光部材の表面側の略中央部にネジやネジ孔が露出して視認されることがなくなり、外観性を向上させることが可能となる。
以下、図面を参照して本発明の好ましい実施の形態について詳細に説明する。図1は、本発明を適用した自動二輪車の一実施形態の側面図である。自動二輪車1は、無段変速機を内蔵するユニットスイング式のパワーユニットを備えたスクータ型の車両である。左右一対のメインフレーム6の前方には、補強部材としてのガセット7と共に円筒状のヘッドパイプ4が固定的に結合されており、ヘッドパイプ4に軸着される左右一対のフロントフォーク5,5の下端部には、前輪WFが回転自在に軸支されている。フロントフォーク5,5は、ヘッドパイプ4に回動自在に軸支されるステムシャフト(不図示)に連結されたハンドルバー2およびこれに装着されたハンドルグリップ3によって操舵可能とされている。また、ヘッドパイプ4は、ヘッドライトユニット60が取り付けられたフロントカバー24およびカバーパネル15によって車体の前後方向から覆われている。
メインフレーム6は、車体下方で略U字状に湾曲されて、車体後部上方に延びるシートフレーム9と連結されている。シートフレーム9は、乗員が着座するシート16の下方に配設されている左右一対のサイドカバー25で覆われている。また、メインフレーム6の下部に結合されるガセット11には、パワーユニット18を支持するためのリンクプレート12が連結されている。メインフレーム6とシートフレーム9とは、車体の略中央に配設されるガセット10を介して左右一対のサブフレーム8,8によっても結合されており、このサブフレーム8,8に挟まれるように燃料タンク13が配設されている。ガセット11にその一端側が回転可能に軸着されたリンクプレート12には、エンジン17、キャブレター21、エアクリーナボックス20を含むパワーユニット18が支持されている。パワーユニット18は、シートフレーム9に取り付けられたリヤクッション22によって吊り下げられることで、リンクプレート12の一端側を回動軸として揺動可能とされており、その後端部には、駆動輪としての後輪WRが回転自在に軸支されている。また、エンジン17のシリンダヘッドに設けられた排気ポート(不図示)に一端側が接続される排気管19の他端側は、車体後方に配設されるマフラ23に連結されている。本発明の一実施形態に係る計器表示装置30は、前記ハンドル3を覆うメーターカバー26の上部に配設されている。
図2は、図1の一部拡大図である。前記と同一符号は、同一または同等部分を示す。メーターカバー26の車両前方側には、走行風が乗員に直接当たらないように整流するバイザー部26aが形成されており、車両後方側の背面カバー26bの車幅方向外側には、スイッチケース3aが形成されている。また、フロントカバー24に取り付けられているヘッドライトユニット60は、その発光部の車幅方向外側にウィンカ用のリフレクタ部65を内装した構成とされている。
図3は、本発明の一実施形態に係る自動二輪車の一部拡大上面図である。前記と同一符号は、同一または同等部分を示す。本実施形態に係る計器表示装置30は、バイザー部26aと背面カバー26bとの間に配設されている。また、ハンドル3,3の基部に形成されるスイッチケース3aには、ウィンカの作動スイッチや、ヘッドライトユニット60の光軸を切り替える前照灯光軸スイッチ等が配設されている。左右独立の2灯式とされるヘッドライトユニット60は、中央部にノーズカバー24aを配設することで、その発光部のみがフロントカバー24からのぞむ構成とされている。
図4(a)、(b)は、本発明の一実施形態に係る計器表示装置30の正面図である。計器表示装置30は、複数の計器類が配設されたケーシング31の上部を、無色透明のアクリル板等で形成された防護カバー32で覆った一体式のメーターユニットとして構成されており、ケーシング31に形成された取付ステー31a,31bによって前記メーターカバー26(図3参照)に取り付けられている。ケーシング31の内部に配設される表示板40の略中央には、指針35の回動位置によって現在の車速を表示する略円形の速度計表示部40aと、指針36の回動位置によって燃料残量を表示する略四角形状の燃料計表示部40bとが表示されている。
本発明に係る計器表示装置には、速度計表示部40aおよび燃料計表示部40bの上部に、これらを同時に覆うように配設され、かつ光の透過率を低減処理した部材で形成された導光部材50が取り付けられている点に特徴がある。図4(b)の斜線部で示すように、導光部材50は、表示板40の裏面側に設けられる電球等を光源としてその全体が発光するように構成されており、これによって、速度計表示部40aおよび燃料計表示部40bの外観性や被視認性を向上させることが可能となる。本実施形態では、導光部材50を発光させる光源として、ケーシング31の略中央かつ下方側に第1バルブ41が備えられると共に、左方かつ上方側に第2バルブ49が備えられている。
また、導光部材50の周囲の表示板40には、ウィンカの点滅と連動して点滅するウィンカ作動表示灯37L,37R、ヘッドライトユニット60の光軸を上向きに切り替えた際に点灯する前照灯上向き表示灯38、エンジン冷却水の温度が所定値以上となった際に点灯する高水温警告灯39の各表示意匠が表示されており、いずれも、表示板40の裏面側に配設されている光源によって点灯または点滅をすることで、各種の警告や作動状態を表示するように構成されている。なお、速度計表示部40aには、積算距離を示すオドメーターがのぞむ窓部34が形成されている。
図5は、導光部材50の正面図である。導光部材50は、開口窓51を有する円環部50aと、開口窓52を有する平板部50bとを一体的に形成した構成とされている。本実施形態においては、導光部材50を表示板40の表面側に配置すると、前記速度計表示部40aの大部分が開口窓51からのぞくと共に、円環部50aの下部に20km/h毎の目盛り表示が配置されるように構成されている。導光部材50は、防護カバー32等より光の透過率を低下させるためのスモーク処理が施された部材で形成されており、例えば、スモーク効果を有する有色透明なアクリル樹脂等で形成したり、スモーク効果を発揮する塗装を施したアクリル樹脂等で形成することができる。また、前記表示板40および導光板33と導光部材50との結合は、平板部50bの端部に設けられたネジ孔53,54を使用したネジ結合と、導光部材50の裏面側に形成された突起部(図6参照)における熱溶着によって行われる。なお、ネジ孔53,54の形成箇所に熱溶着用の突起部を設けることで、熱溶着による3点留めとすることもできる。
図6および図7は、図4のA−A線断面図およびB−B線断面図である。前記と同一符号は、同一または同等部分を示す。ケーシング31の底部には、速度計の指針35を駆動する速度計駆動装置42と、燃料計の指針37を駆動する燃料計駆動装置43と、白熱電球による照明用の第1バルブ41とが取り付けられている。速度計駆動装置42のプラグ44には、前輪WFの回転数を伝達する速度計ケーブル(不図示)の他端部が接続され、これによって、指針35およびオドメータ45が駆動される。なお、燃料計駆動装置43には、燃料タンク内に設置されたセンサからの情報を伝達する配線コード(不図示)が接続されている。
各種の意匠表示が表示された表示板40は、速度計駆動装置42および燃料計駆動装置43の上方に配設されている。そして、表示板40の裏面側には平板状の導光板33が配設され、表示板40の表面側に前記導光部材50(図5参照)が配設されているので、導光部材50が配設されている部分では、配設されていない部分とは異なる発光状態で表示板40の表示意匠を視認することが可能となる。本実施形態においては、導光部材50の円環部50aが、アーチ型断面を有しており、その頂部が上方を向くように表示板40に配置されているので、円環部50aがレンズの役割を果たして、その下部に配設された目盛り部を立体的に視認させることが可能となる。さらに、円環部50aにはスモーク処理が施されているので、発光の光度や色調が周囲より下げられて落ち着いた光のトーンが得られると共に、導光部材50が配設されていない部分とのコントラストを強めることが可能となる。上記したような構成により、計器表示装置は、その全体的な立体感が増すと共に、斬新なデザイン性を得ることができ、高級感およびこれに伴う商品性が高められることとなる。また、導光部材50には、その略中央部の裏面側に突起部55が形成されており、該突起部55において、表示板40および導光板33と導光部材50とを熱溶着によって結合することができる。該構成によれば、導光部材50の表面側の略中央部に結合用のネジ孔等が視認されることがなくなるので、導光部材50の外観性を高めることが可能となる。
図8は、図4のC−C線断面図である。本実施形態に係る計器表示装置30には、導光部材50および導光板33を間接照明体として発光させるために、前記したような警告灯類の点灯用とは別個に計3個のバルブが配設されている。計器表示装置30の略中央に配設される第1バルブ41は、導光板33の端部に設けられた第1端面46に照射光を供給すると共に、導光部材50の円環部50aの裏面側から照射光を供給している。
図9は、図4のD−D線断面図である。計器表示装置30の左方上方に配設される第2バルブ49は、導光板33の端部に設けられた第2端面47および円環部50aに照射光を供給するように構成されている。なお、円環部50aに供給される照射光は、円環部50aの内部で様々な方向に拡散されるので、前記第1バルブ41のみでも導光部材50全体を発光させることが可能である。なお、第2バルブ49の左方には、左側ウィンカ作動表示灯37Lを点滅させるためのバルブ(不図示)が配設されているので、ケーシング31の壁面が遮光壁として機能するように表示板40に当接するまで延長されている。
図10は、図4のE−E線断面図である。前記第1バルブ41の右方側においては、第3端面48から導光板33に照射光が供給されるように構成されており、これによって、燃料計表示部40bが発光することとなる。なお、計器表示装置30の右方側には、不図示の第3バルブが配設されており、第1バルブ41と同様の構成で導光板33を発光させるように構成されている。なお、上記したようなバルブには、白熱電球に替えて発光ダイオードを使用することができる。
上記したように、本発明に係る計器表示装置によれば、表示板の表面から遠い側に頂部を向けたアーチ型断面を有する円環部が形成され、かつスモーク処理が施された導光部材を具備するので、導光部材の下部に配設されている意匠表示の立体感および奥行き感を高めることができると共に、導光部材に覆われていない部分とのコントラストを強めることで斬新なデザイン性を得ることができ、計器表示装置の高級感およびこれに伴う商品性を高めることが可能となる。
なお、導光部材や導光板の形状、意匠表示の配置や形態等は、上記した実施形態に限定されず、種々の変形が可能であることは勿論である。例えば、導光部材の円環部を2つ形成し、それぞれの下部に速度計と回転計とが配置されるように構成することもできる。
図11および図12は、ヘッドライトユニット60の正面図および上面図である。2灯式のヘッドライトユニット60は、ハウジング61に形成された上側取付ステー61a,61aおよび下側取付ステー61b,61bによって自動二輪車1のフロントカバー24(図1参照)に取り付けられている。ヘッドライトユニット60は、ハウジング61とカバーレンズ62との間に左右一体式のインナーリフレクタ(図14参照)を収納した構成とされている。前記インナーリフレクタには、ヘッドライトバルブ66L,66Rが配設されるメインリフレクタ部64L,64Rが形成されると共に、それぞれの外方下部に、ウィンカバルブ67L,67Rが配設されるウィンカリフレクタ部65L,65Rが形成されている。また、カバーレンズ62は、無色透明のアクリル樹脂等による一体成型部品であり、左右のレンズ部62L,62Rを除いた図示斜線部が黒色等に塗色されることによって、左右のリフレクタ部のみが視認されるように構成されている。
前側ハウジング62の中央下端部には、前記インナーリフレクタを揺動させる際に使用する工具挿入口63aが形成されたホルダ63が設けられている。前記インナーリフレクタは、揺動中心部70L,70Rを中心に揺動され、これによって、ヘッドライトバルブ66L,66Rの光軸調整を行うことができる。本実施形態では、ハウジング61の背面側にバッテリ69を配設することに伴い、ヘッドライトバルブ66L,66Rのソケット(図14参照)およびこれを防護するソケットカバー68L,68Rが左右方向に大きく離間して設けられている。
図13は、ヘッドライトユニット60の背面図である。前記と同一符号は、同一または同等部分を示す。後側ハウジング61には、回転軸71を有し、外周部に歯車の歯状の凹凸が形成されたダイヤル72が取り付けられている。前記インナーリフレクタは、このダイヤル72の回転に伴って揺動動作するように構成されている。また、ソケットカバー68L,68Rには、ヘッドライトバルブ66L,66Rに電力を供給する配線コード73L,73Rがそれぞれ接続されており、また、ソケット82L,82Rには、ウィンカバルブ67L,67Rに電力を供給する配線コード74L,74Rがそれぞれ接続されている。
図14は、図11のF−F線断面図である。前記と同一符号は、同一または同等部分を示す。インナーリフレクタ75の左右に形成されるメインリフレクタ部64L,64Rの底部には、左側のヘッドライトバルブ66Lを支持するソケット85Lと、右側のヘッドライトバルブ66Rを支持するソケット85Rとがそれぞれ配設されている。本実施形態に係るインナーリフレクタ75は、ヘッドライトユニット60の背面側にバッテリ69を配設するため、その中央部が車体前方側に大きく突出した形状とされている。このため、メインリフレクタ部64L,64Rの車幅方向の寸法が制限されてしまい、ヘッドライトバルブ66L,68Rをインナーリフレクタ75の背面側から車体前後方向に沿って真っ直ぐ取り付けるストレート構造では、有効なリフレクタ形状を得ることが難くなる。
上記課題に対し、本実施形態においては、ヘッドライトバルブ66L,66Rを車体中心方向に寄せると共に、所定の角度をもって車幅外側方向に向けて取り付けることで、メインリフレクタ部64L,64Rを形成する放物面の傾きを小さく(放物面の開きを大きく)して、適切なリフレクタ形状を得るように構成されている。上記構成によれば、メインリフレクタ部64L,64Rの内側方向にヘッドライトバルブ66L,66Rを大きく突出させる、すなわち前記放物面の頂点とヘッドライトバルブ66L,66Rの発光部との距離(フォーカスサイズ)を大きくすることで、大きな発光面を確保することが可能となる。さらに、ヘッドライトバルブ66L,66Rが傾斜しているためにソケット85L,85Rの後端部が車体前方側に移動するので、ヘッドライトユニット60の前後方向の寸法を低減することが可能となる。また、上記したような構成によれば、フォーカスサイズを大きくした場合でもメインリフレクタ部64L,64Rの背面部にソケット85L,85Rが埋没してしまうことがなく、ヘッドライトバルブ66L,66Rの交換作業に影響を与えることがない。なお、カバーレンズ62の車体前方側の凹部には、ヘッドライトユニット60を前記フロントカバー24に取り付けた際に、外装部品の一部であるノーズカバー24aが配設される。
図15および図16は、図11のG−G線断面図およびH−H線断面図である。前記と同一符号は、同一または同等部分を示す。ダイヤル72が取り付けられた回転軸71は、インナーリフレクタ75の背面部に固定されたネジ機構83に螺合されている。そして、軸方向の移動が規制されている回転軸71をダイヤル72によって回転させると、ケーシング61に対してインナーリフレクタ75が回転軸71の軸方向に移動するので、揺動中心点70(L,R)を中心にインナーリフレクタ75を揺動させることが可能となる。なお、ソケット82L,82Rは、それぞれハウジング61に取り付けられているので、インナーリフレクタ75が揺動されてもウィンカバルブ67L,67Rが動くことはない。また、ウィンカリフレクタ部65L,65Rは、メインリフレクタ部64L,64Rに比して車体前方側に大きくオフセットして形成されている。
図17および図18は、図11のI−I線断面図およびJ−J線断面図である。前記と同一符号は、同一または同等部分を示す。インナーリフレクタ75の揺動中心点70L,70Rには、ボールジョイント機構が適用されており、ハウジング61に結合された雄側部材76とインナーリフレクタ75に結合された雌側部材77とを係合させるように構成されている。また、本実施形態では、ダイヤル72を、車体前方側から挿入したプラスのドライバー80で操作できるように構成されている。ハウジング61の下端部に形成されたホルダ63の工具挿入口63aからドライバー80を挿入していくと、ガイド78に沿ってその先端がダイヤル72の歯車状部に係合することになる。このような構成によれば、特殊工具等を使うことなく、汎用性の高い工具であるプラスドライバーによってヘッドライトの光軸調整を簡単に実施することが可能となる。
本発明の一実施形態に係る自動二輪車の側面図である。 図1の一部拡大図である。 本発明の一実施形態に係る自動二輪車の一部拡大上面図である。 本発明の一実施形態に係る計器表示装置の正面図である。 本発明の一実施形態に係る導光部材の正面図である。 図4のA−A線断面図である。 図4のB−B線断面図である。 図4のC−C線断面図である。 図4のD−D線断面図である。 図4のE−E線断面図である。 ヘッドライトユニットの正面図である。 ヘッドライトユニットの上面図である。 ヘッドライトユニットの背面図である。 図11のF−F線断面図である。 図11のG−G線断面図である。 図11のH−H線断面図である。 図11のI−I線断面図である。 図11のJ−J線断面図である。
符号の説明
30…計器表示装置、31…ケーシング、32…防護カバー、33…導光板、34…窓部、35,36…指針、37L,37R…ウィンカ作動表示灯、38…前照灯上向き表示灯、39…高水温警告灯、40…表示板、40a…速度計表示部、40b…燃料計表示部、41…第1バルブ(光源)、49…第2バルブ(光源)、50…導光部材、50a…円環部、50b…平板部

Claims (4)

  1. 意匠表示がされた平板状の表示板(40)と、
    前記表示板の裏面側に配置された導光板(33)と、
    前記表示板(40)の表面側に配置され、前記意匠表示の一部分を覆うように配設されている導光部材(50)とを具備している計器表示装置において、
    前記導光部材(50)は、光の透過率を低減処理した部材で形成されており、
    前記導光部材(50)が、スモーク処理が施された樹脂で形成されていると共に、前記表示板(40)の周囲を覆うように配設される円環部(50a)を備えており、
    前記円環部(50a)が、前記表示板(40)の表面から遠い側に頂部を向けたアーチ型の断面を有することを特徴とする計器表示装置。
  2. 前記導光部材(50)が、前記円環部(50a)と、該円環部(50a)と一体的に形成された平板部(50b)とから構成されており、
    前記意匠表示のうちの速度計表示部(40a)の外周近傍が前記円環部(50a)で覆われており、
    前記意匠表示のうちの燃料計表示部(40b)の周囲が前記平板部(50b)で覆われていることを特徴とする請求項に記載の計器表示装置。
  3. 前記導光部材(50)の裏面側に、前記導光部材(50)を発光させる光源が配置されていることを特徴とする請求項1または2に記載の計器表示装置。
  4. 前記導光部材(50)は、その裏面側の略中央部において、前記表示板(40)および前記導光板(33)と熱溶着によって取り付けられていることを特徴とする請求項1ないしのいずれかに記載の計器表示装置。
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