JP4994055B2 - メータ構造 - Google Patents

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Description

この発明は、複数のメータやインジケータを一体化したメータユニットにおいて、各メータとインジケータとをセパレータにより区画したメータ装置の構造に関する。
複数のメータやインジケータを一つのメータボックス内へ一体化したメータユニットにおいて、各メータとインジケータとを区画するため、メータボックス全体をセパレートパネルで覆い、セパレートパネルに設けた開口に個々のメータやインジケータを独立させて臨ませるようにしたものがある(特許文献1参照)。
特開平10−236367号公報
上記のようにメータボックス全体をセパレートパネルで覆うと、セパレートパネルをメータボックスよりも大きくしなければならないため、メータユニット全体が大型化してしまうので、このような大型化を招かないセパレートパネルが望まれる。そのうえセパレートパネルをカウリング等に固定する必要があるため、形状が複雑化し、組み付け工数がかかることになるので、このような手間を省いた上で、外観の意匠性を高めうるセパレートパネルを取付けることが望まれる。
そこで本願発明は係る要請の実現を目的とする。
上記課題を解決するためメータ装置に係る請求項1の発明は、 変化量を計測表示し、中央に配置されるメータと、このメータの外側に配置され車両の状態を表示するインジケータとを共通のメータボックスに収容し、メータとインジケータとの間をセパレータで区画したメータ装置において、
前記メータボックス全体を共通の全体レンズで覆うとともに、
前記メータのみを囲むようにリング状に形成された前記セパレータを前記全体レンズの上へ直接取り付けることにより、全体レンズで覆われたメータとインジケータとをセパレータで視覚的に区画し
前記インジケータ部を前記セパレータに沿って弧状に形成したことを特徴とする。
請求項2の発明は上記請求項1において、前記セパレータを前記全体レンズの上へ接着により直接取り付けたことを特徴とする。
請求項3の発明は上記請求項1において、前記全体レンズの一部をメータ部分に合わせて上方へ突出させ、突出部周囲に段差部を形成するとともに、この段差部上へ前記セパレータを取付けたことを特徴とする。
請求項4の発明は上記請求項3において、前記段差部を斜面状に形成し、この段差部上へ前記セパレータを取付けることにより、前記セパレータを断面ハ字状にしたことを特徴とする。
請求項1の発明によれば、メータを囲むようにセパレータを全体レンズの上へ直接取付けたので、セパレータを全体レンズよりも小型にすることができ、かつカウル等の他部材へ取付けなくても済むため、メータ装置を大型化・複雑化させないようにすることができる。しかも全体レンズへセパレータを取付けるだけで、メータとインジケータを直接区画しなくても視覚的に区画できるので、簡単な構成で外観的な意匠性を高め、強調することができる。
そのうえ、メータを囲んでセパレータをリング状に形成することにより、メータをよりいっそう際立たせることができる。
請求項2の発明によれば、セパレータを全体レンズに接着するので、結合や係合等のための他部材を不要にでき、容易にメータ部分を区画することができる。
請求項3の発明によれば、全体レンズのメータ対応部に突出部を設けることにより、メータ部をより強調することができ、メータの視認性が向上する。
また、突出部がセパレータの位置決めになり、セパレータの移動を規制することにより、取付を容易にし、取付後も取付状態を安定させることができる。セパレータを接着する場合には、位置決めが確実なためセパレータと全体レンズとの接着性を向上させることができる。
請求項4の発明によれば、斜面状の段差部に合わせてセパレータを取付けることにより、セパレータを断面ハ字状に形成することで、メータ照明時に照明光をセパレータで反射させることができるので、メータの視認性が向上する。
以下、図面に基づいて一実施例を説明する。図1は本願発明の適用された自動2輪車の左側面図である。1は前輪、2はフロントフォーク、3はステアリング軸、4はハンドルであり、ステアリング軸3は車体フレーム5の前端に設けられたヘッドパイプ6へ回動自在に支持されている。
車体フレーム5は、ヘッドパイプ6から斜め下がりに後方へ延びるメインパイプ7と、その後端部から下方へ延びるピボットプレート8と、メインパイプ7の後端部から斜め上がりに後方へ延びるパイプ部材のシートレール9を備える。メインパイプ7は車体中心に沿って前後方向へ一本で配設され、ピボットプレート8及びシートレール9はそれぞれ左右一対で設けられる。
ピボットプレート8にはリヤフォーク10の前端がピボット軸11により上下方向へ揺動自在に支持され、リヤフォーク10の後端部には後輪車軸12を介して後輪13が支持される。また、リヤフォーク10の後端部とシートレール9の間にはリヤクッション14が設けられている。さらにリヤフォーク10の後端には後輪車軸12の位置を前後調節するためのチェーンアジャスタ15が設けられている(図では一部のみが見えている)。
(0017削除)
ピボットプレート8にはピリオンステップホルダ16の前端部が取付けられ、さらに別体に形成されたホルダカバー17で覆われている。ピリオンステップホルダ16はピボットプレート8から後方へ長く延出し、後端部にはピリオンステップ18が設けられている。ピリオンステップ18は側面視でチェーンケース19の側方に重なる位置になっている。
ピボットプレート8の前方かつメインパイプ7の下方にはエンジン20が配置されている。エンジン20はシリンダヘッド21、シリンダ20a及びクランクケース22を備え、メインパイプ7の下方にシリンダをそのシリンダ軸線が前後方向へ略水平となるように寝かせた空冷4サイクル式であり、クランクケース22がピボットプレート8へ支持されている。
シリンダヘッド21の上方にはヘッドパイプ6近傍にてメインパイプ7に支持されたエアクリーナ24が配置され、その下方に気化器25が配置され、エアクリーナ24の空気とシートレール9に支持された燃料タンク23の燃料とを混合した混合気を気化器25からシリンダヘッド21の吸気口へ供給する。シリンダヘッド21の排気口からは排気管26が下方へ延出し、後方へ曲がってクランクケース22の下方を通り、後輪13側方のマフラー27へ接続している。マフラー27はステップホルダ16の後端部に支持されている。
クランクケース22の側面下部にはライダー用ステップ28が設けられている。29はチェーンであり、クランクケース22の後部に設けられたドライブスプロケット20aと後輪13と同心のドリブンスプロケット13aとの間に巻き掛けられ、エンジン20により後輪13を駆動するようになっている。
30はハンドルカバー、31はフロントトップカバー、32はレッグシールド、33はメインパイプ7の前半部側上部を覆うメインパイプカバー、34はメインパイプ7の前半部側面下部から車体側面を覆うメインパイプサイドカバーであり、下部はアンダーカウル部34aをなしてレッグシールド32よりも下方へ延出し、シリンダヘッド21とシリンダ20aの側方を覆う。35はタンデムシート36の下方から車体後部を覆うリヤカバーである。タンデムシート36はシートレール9の上に支持され、前端のヒンジ部を中心に後端側を上下へ回動自在であり、タンデムシート36の下方にてシートレール9に支持される燃料タンク23を開閉する。
37はフロントトップカバー31に設けられるウインカ、38はハンドルカバー30の上部に設けられるメータユニットである。39はヘッドライトでありハンドルカバーの前部に設けられる。各カバーは適宜の硬質樹脂で成形されている。
図2は、メータユニット38の平面図である。メータユニット38は中央に円形のスピードメータ40があり、速度目盛41が設けられ、指針42により速度を表示する。またスピードメータ40の中に距離計43と燃料計44が併せて設けられている。距離計43は指針42の直上位置へ横長に設けられている。燃料計44はスピードメータ40の下部中央に設けられ、燃料目盛45を指針46で残量表示するようになっている。
スピードメータ40の外側にはリング状のセパレータ47が設けられる。セパレータ47は円形のスピードメータ40に合わせて、その周囲を囲むリング状をなすものである。セパレータ47はスピードメータ40とインジケータ部50を明瞭に区画し、スピードメータ40を目立たせている。但しセパレータ47は直接スピードメータ40とインジケータ部50を区画するものではなく、全体レンズ63の上で視覚的に区画するものである。
このセパレータ47の下部は外周側に切り欠き部48が設けられ、セパレータ47の幅を狭くすることにより、切り欠き部48の下方にエムブレム49を表示する。
セパレータ47の外側かつ左右には、インジケータ部50が設けられる。セパレータ47の外側へ弧状に形成される左側のインジケータ部50には、ヘッドライトのハイビーム状態を示すハイビームランプ51,ニュートラルランプ52が配列され、これらの外側には、左ウィンカ表示ランプ53が設けられている。右側のインジケータ部50には、ギヤ段数表示ランプ54a〜54dが設けられ、1速〜4速のいずれかを表示するとともに、その外側には右ウィンカ表示ランプ55が設けられている。メータユニット38全体は周囲をメータボックス58にて囲まれている。
図3はメータユニット38の裏面図である。メータボックス58の裏面に各ランプ51〜53並びに54a〜54d及び55が差し込み式に取付けられている。中央には指針42の回転駆動軸59が突出している。60はスピードメータ40のパネル照明バルブである。61は換気プラグであり、迷路状の通気路が設けられて内外を連通し、内部を換気している。62はウィンカ用リレーである。各ランプの電極部はメータボックス58上に露出しており、ここに図示しないソケットが取付けられて電力が供給される。
図4は図2の4−4線断面(縦断面)である。メータユニット38の表面は透明な全体レンズ63で覆われている。全体レンズ63は単一のレンズがメータボックス58の全体を覆う状態を意味する。全体レンズ63はスピードメータ40上方に相当する中央部64とその周囲部分65との間に斜面状の段差部66が設けられている。中央部64は周囲部分65より一段高くなっており、周囲部分65は逆に一段低くなる。段差部66の外面側上部には水平部68が設けられ、下部には凹溝状の凹部69が設けられている。段差部66の外面は、下部を除き中央部64と周囲部分65を結ぶ階段状傾斜面をなし、この表面がセパレータ47の内周部にて接着剤67で直接取付けられ、略ハの字状断面をなしている。これにより組立時押圧による力が加わりやすくなり、密着性が良くなる。
セパレータ47は適宜の樹脂材料等からなり、例えば黒色に着色された非透光性かつ内部から来る光を反射する部材であり、両面接着剤等で接着される。接着時には全体レンズ63の表面へ立体的に突出することにより注意を引きつけて視認性を高めるよう比較的厚肉であり、この肉厚が部分的に変化する断面形状をなし、内周部70と外周部71は共に肉厚であり、中間部72は薄肉となっている。内周部70は段差部66に形成された水平部68に重なって位置決めされ、外周部71は凹部69に嵌合して位置決めされる。
全体レンズ63内側のスピードメータ40を囲む周囲部分はリフレクタ73により囲まれている。リフレクタ73は下部を除き上方へ張り出す縦壁74と、略直角に曲がって外方へ延びて周囲部分65の段部65aとメータボックス58の周壁部58a先端との間で挟持される横壁75とを有する略L字状断面の部材であり、適宜樹脂からなり、黒色等に着色され、非透光性かつ光を反射する部材である。
縦壁74の先端は水平部68との間に若干の間隙をなして近接する。縦壁74の先端上方には水平部68及び内周部70が位置する。
横壁75はデザインパネル56の周囲部分上方を間隙をもって覆う。デザインパネル56は速度目盛41や燃料目盛45等を表示する部材であり、例えば、白地に黒色で目盛を表示する。デザインパネル56の外周部は、メータボックス58から上方へ突出するリブ58bの先端により支持される。リブ58bの先端にはクッションラバー58cが設けられ、デザインパネル56を防振支持する。
段差部66のうち下部は、セパレータ47の幅狭部46aに対応して狭くなっており、その分だけ周囲部分65が広くなり、その下方にエムブレム49が位置する。エムブレム49はリフレクタ73の下部側における横壁75上に取付けられている。リフレクタ73の下部は、デザインパネル56の燃料目盛45より下方部分を覆い、横壁75は対応する周囲部分65の傾斜に応じて緩傾斜面をなす。横壁75の下端部には、筒状部75aが設けられ、ここにメータボックス58から突出するリブ58dの先端が嵌合することにより、メータボックス58に支持されている。
全体レンズ63の外周下端部には凹部63aが形成され、ここにメータボックス58の外周下端部に形成されたフランジ58eの一部に設けられた突部58fが嵌合する。フランジ58eは周壁部58aよりも外側に位置する。
指針42は、デザインパネル56の上側に位置し、デザインパネル56の下方に設けられたスピードメータムーブメント76により駆動される。スピードメータムーブメント76は速度に応じて回転される回転駆動軸59により指針42を回転駆動する公知の部材である。また、スピードメータムーブメント76には回転式の積算式距離計43が一体に設けられ、デザインパネル56に設けられた窓穴77に距離計43の数字が臨むことにより全体レンズ63を通して走行距離を読み取ることができる。
スピードメータムーブメント76の下方には燃料計用ムーブメント78が設けられ、燃料の残量に応じて指針46を回動させるようになっている。
図5は、図2の5−5線断面(横断面)である。左右のインジケータ部50に応じてリフレクタ73の横壁75には窓穴79が設けられ、それぞれ周囲部分65の下方に位置する。各窓穴79の下方には各ランプのバルブ80が位置し、本断面ではニュートラルランプ52とギヤ段数表示ランプ54cが位置する。
ニュートラルランプ52及びギヤ段数表示ランプ54cは、メータボックス58と一体に形成された筒状のランプ室81内に収容され、レンズ82で覆われる。ニュートラルランプ52上のレンズ82は緑色に着色され、各ギヤ段数表示ランプ(54a〜54d)上のレンズはクリアとなっている。各レンズ8の上方には表示部デザインパネル57が位置し、ギヤ段数の数字又はニュートラルの文字Nなど、所定の数字や文字さらには記号等を透過表示するように白色等で印刷されている。但し表示部デザインパネル57はデザインパネル56から一体に連続し、印刷による表示内容が異なるだけで、表示部デザインパネル57とデザインパネル56は単一のパネルである。
各ランプからの光は、レンズ82から窓穴79を通過するので、透過光による表示内容を周囲部分65の上から見ることができる。但し、インジケータ部50の光は、リフレクタ73の縦壁74及びセパレータ47の存在により、デザインパネル56上方へ入り込まず、デザインパネル56上方の表示に影響せず、インジケータ部50のみを明瞭に表示する。なお、内周部70と水平部68の間にはシール兼用の接着剤67が設けられ、密着を確実にしている。
図6は図2の6−6線断面である。この図に示すように、左側ウィンカ表示ランプ53とハイビームランプ51のバルブ80が横並びで配列され、各バルブ80はそれぞれ独立したランプ室81に収容され、それぞれの上方にレンズ82がそれぞれ設けられ、各レンズ82は対応して個別に設けられた窓穴79に臨んでいる。ハイビームランプ51のレンズ82は青に着色されている。左ウィンカ表示ランプ53のレンズ82はオレンジに着色されている。83は全体レンズ63とメータボックス58の各外周部間に設けられる防水用パッキンである。
図7は図3の7−7線断面である。スピードメータ40におけるデザインパネル56を照明するためのパネル照明バルブ60は、デザインパネル56の上部側外周部下方に位置してランプ室81に収容されている。ランプ室81は、縦壁74の位置よりほぼ内側となるように設けられている。
ランプ室81の上部には、照明バルブの上方のみを覆うようにランプ室81の内壁上端部からデザインパネル56と平行に外方へ張り出す庇85が設けられ、デザインパネル56への照明の強度を調整している。また、ランプ室81の外壁86は上方へ長く延びて横壁75の下方にてデザインパネル56の外周部を支持する。庇85及び外壁86は遮光性の樹脂部材である。
庇85の周囲へ出た光はデザインパネル56を透過光表示し、さらに透過した光の一部が斜面状をなす中間部72で反射されてデザインパネル56の表面を間接照明する。
図8は図2の8−8線断面であり、全体レンズ63の外周部には係合段部87が設けられ、ここにメーターケース58の周壁部58aと一体に形成された係止爪88が係合することにより、全体レンズ63とメータボックス58が係合で簡単かつ迅速に一体化される。全体レンズ63の段部65aと周壁部58a先端に挟持される横壁75と段部65aの間にはパッキン84が介在される。
図9は図2の9−9線断面である。デザインパネル56の下部は横壁75と周壁部58aより内側のリブ58bとの間に挟持される。この挟持部における横壁75には突部89が下方へ突出形成され、この突部89に被せられたラバーキャップ90がデザインパネル56の表面かつリブ58bで下側から支持されている部分へ密接されることにより、デザインパネル56を防振支持する。
次に、本実施例の作用を説明する。図2及び図4,5等に示すように、スピードメータ40とインジケータ部50の間にセパレータ47を設けることにより、スピードメータ40とインジケータ部50を明瞭かつ視覚的に区画できる。
しかも、セパレータ47は直接全体レンズ63の表面へ接着により取付けるだけであるから、結合や係合等のための部他部材を不要にでき、簡単かつ迅速に設けることができる。また、セパレータ47は全体レンズ63の一部を覆うだけであるから、全体レンズ63よりも大きくなることはあり得ず、セパレータ47による装置の大型化を招かず、コンパクト化を実現できる。
このとき、セパレータ47は全体レンズ63に形成された段差部66上へ取付けるので、段差部66へ位置決めされ、簡単かつ正確に取付できる。また、段差部66の水平部68及び凹部69へセパレータ47の内周部70及び外周部71を嵌合することにより、位置決めがより正確かつ容易になる。しかもセパレータ47を接着するとき位置決めが確実なため、セパレータ47と全体レンズ63との接着性を向上させることができる。
また、全体レンズ63のスピードメータ対応部である中央部64を突出させ、その周囲をセパレータ47でリング状に囲むことにより、スピードメータ40をより強調することができ、スピードメータ40の視認性が向上する。
そのうえ、突出部がセパレータの位置決めになり、セパレータの移動を規制することにより、取付を容易にし、取付後も取付状態を安定させることができる。
さらに、斜面状の段差部66に合わせてセパレータ47を取付けることにより、セパレータ47を断面ハ字状に形成することで、メータ照明時に全体レンズ63から外へ向かう照明光をセパレータ47で反射させることができるので、スピードメータ40の視認性が向上する。
また、円形をなすスピードメータ40の形状に合わせてセパレータ47をリング状に形成することにより、スピードメータ40をよりいっそう際立たせることができる。
なお、セパレータ47の取付は接着に限らず、例えば吸着式のパッキンを介して着脱自在に取付けたり締結等、種々可能である。
また、適用するメータは、実施例のスピードメータに限らず種々なメータに適用でき、各種メータとインジケータを複合一体化するとともに、インジケータ領域とメータ領域を複数に区分する必要があるメータユニットに適用できる。
セパレータ47は、平板的なパネル状のものや立体的な形状変化のある成形品が可能であり、立体形状にすればそれだけ目立たせ易くなる。また形状はメータを囲めればよいので、リング状ばかりでなく任意の非円形形状にして自由度を高めることができる。
さらに段差部がない平面状の全体レンズに対して取付けることができる。また斜面状ではない段差部であってもよく、この場合にも取付時の位置決め効果を期待できる。
実施例に係る自動2輪車の側面図 メータユニットの平面図 同裏面図 図2の4−4線に沿う断面図 図2の5−5線に沿う断面図 図2の6−6線に沿う断面図 図3の7−7線に沿う断面図 図2の8−8線に沿う断面図 図2の9−9線に沿う断面図
符号の説明
8:メータユニット、40:スピードメータ、43:距離計、44:燃料計、47:セパレータ、50:インジケータ部、51:ハイビームランプ、52:ニュートラルランプ、53:左ウィンカ表示ランプ、54a,54b,54c,54d:ギヤ段数表示ランプ、63:全体レンズ、66:段差部

Claims (4)

  1. 変化量を計測表示し、中央に配置されるメータ(40)と、このメータの外側に配置され車両の状態を表示するインジケータ部(50)とを共通のメータボックス(58)に収容し、これらメータ(40)とインジケータ部(50)との間をセパレータ(47)で区画したメータ装置において、
    前記メータボックス(58)全体を共通の全体レンズ(63)で覆うとともに、
    前記メータ(40)のみを囲むようにリング状に形成された前記セパレータ(47)を前記全体レンズ(63)の上へ直接取り付けることにより、全体レンズ(63)で覆われたメータ(40)とインジケータ部(50)とをセパレータ(47)で視覚的に区画し
    前記インジケータ部(50)を前記セパレータ(47)に沿って弧状に形成したことを特徴とするメータ装置。
  2. 前記セパレータ(47)を前記全体レンズ(63)の上へ接着により直接取り付けたことを特徴とする請求項1に記載したメータ装置。
  3. 前記全体レンズ(63)の一部をメータ部分に合わせて上方へ突出させ、突出部周囲に段差部(66)を形成するとともに、
    この段差部(66)上へ前記セパレータ(47)を取付けたことを特徴とする請求項1に記載したメータ装置。
  4. 前記段差部(66)を斜面状に形成し、この段差部(66)上へ前記セパレータ(47)を取付けることにより、前記セパレータ(47)を断面ハ字状にしたことを特徴とする請求項3に記載したメータ装置。
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