JP4842647B2 - 電動機 - Google Patents

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本発明は、電動機に設けられている多数の界磁コイルを接続する渡り線の支持構造に関するものである。
電動機の界磁コイルを接続する渡り線の支持構造は、例えば、特開2004−96838号公報(特許文献1)に記載されている。
ここに示される電動機は、ステータの側面部に渡り線巻付けピン、巻始めからげピン、巻終わりからげピンを設け、これらのピンに渡り線を引っ掛けたり、からげたりする。こうして、わたり線の保持や這わせをする。
また、特許文献1とは違う渡り線の支持構造を備えたものもある。そのものは、ティースの外周側に径方向揃えた3つの樋状保持溝を設け、U相、V相、W相の界磁コイルに対応するそれぞれ渡り線を分けて、その溝に這わせている。こうして、U相、V相、W相の渡り線が短絡しないようにしている。
特開2004−96838号公報
上記特許文献1に渡り線の支持構造は、構造が複雑で渡り線の這わせ作業が厄介である。また、3つの樋状保持溝を有する支持構造は構造が複雑であり、しかも3つの樋状保持溝で固定子の側端部のスペースが多く占められるため他の電気部品の配置が難しくなる。
本発明は、上記の問題に鑑み、構造が簡単で、他の電気部品の配置がし易い電動機を提供することを目的とする。
本発明は、ティースと、ティースに巻装される界磁コイルと、界磁コイルとティースとの間に介在するスロット絶縁部材と、界磁コイルを巻装した多数のティースが環状に並ぶ電動機において、ティースの内周側または外周側に位置し、界磁コイルを接続する渡り線を支える渡り線支持壁をスロット絶縁部材に設け、差し込まれる渡り線を保持し、かつ深さを異にする複数の保持溝を渡り線支持壁に設けたことを特徴とする。
本発明によれば、構造が簡単で、他の電気部品の配置がし易い電動機を提供することができる。
本発明の実施例について、図面を引用して説明する。
まず、図1〜図4に沿って電動機の構造、渡り線の支持構造について説明する。
この図1は、永久磁石モータのステータ1を示している。ステータ1は内側にロータ(図示せず)が置かれる。永久磁石モータは、いわゆるインナロータタイプである。ロータは、外周に多数の永久磁石で形成される界磁磁極を備える。
ロータがステータの外側に位置すると、アウターロータタイプの電動機になる。
ステータ1は、分割されている多数のステータコア2を環状の連結ヨーク3で環状に結合して形成される。
ステータコア2は、図2〜図4に示されるように電磁鋼板を積層して形成する。ステータコア2は、ティース4を有する。ティース4は外周側にヨーク部片5を有する。ティース4は内周側にティース先端拡大部6を有する。ヨーク部片5は外周側にダブテール7を有する。
スロット絶縁部材8は、ステータコア2のティース4に設けられる。界磁コイル9はティース4に巻装される。スロット絶縁部材8は、ティース4と界磁コイル9との間に介在される。
スロット絶縁部材8は、上下2分割になっている。上側のスロット絶縁部材片と下側のスロット絶縁部材片が上下に合わさってティース4に取り付けられる。スロット絶縁部材8が被さってティース4の周りに界磁コイル9は巻装される。
スロット絶縁部材は、ティース4に一体モールド成型することができる。上下2分割のスロット絶縁部材8は、一体モールド成型用の金型や成型作業が省かれるので、生産性が良い。また、熱容量の大きいティース4が無いためモールド成型時の不良が少ない。
巻鍔20、21は、スロット絶縁部材8に一体形成して設ける。巻鍔20はティース4の内周側に、巻鍔21はティース4の外周側に位置する。この巻鍔20、21があるので、多くの界磁コイル9が巻き崩れすることなく、巻線をすることができる。
巻線時にヨーク部片5は直線状態で行なうので、巻線機時のティース4間の間隙を大きくとることができるので、整列巻きがより良く行なわれる。
界磁コイルが巻装された12個のステータコア2は、成形用金型内に環状に配置される。この際に隣り合うヨーク部片5が、互いの端面を隙間なくして接合するように配置する。そして、圧粉鉄心を成形用金型内に流し込み、加熱硬化させて連結ヨーク3の成形をする。
これにより、分割されていた12個のステータコア2は連結ヨーク3により結合された一つのステータ1が形成される。樹脂バインダの入っていない圧粉鉄心の場合は、磁束密度は高く取れるが曲げ強度が小さいのでそのまま構造部材として使用できないため樹脂バインダの入った圧粉鉄心を使用することにより体積で磁束密度の低下をカバーして取付け部の構造部を形成した。
ヨーク部片5のダブテール7を連結ヨーク3と一体にモールド成形させるので、分割されているステータコア2は強く結合される。ヨーク部片5の両側面側外周近傍に連結ヨーク3が被さるようにモールド成形されているので、ステータコア2の結合が更に強化されている。
隣り合うヨーク部片5は、互いの端面を隙間なく接合するので、磁気抵抗が少なく磁束の流れが良い。また、ヨーク部片5の外周には、圧粉鉄心で作られた連結ヨーク3が存在するので、磁気通路が増加し、磁束の流れが更によくなる。
連結ヨーク3に使用される材料の圧粉鉄心は、鉄粉の粒子と樹脂バインダの混ぜものである。樹脂バインダは熱硬化樹脂を使用する。成型用金型に注入した圧粉鉄心は、加熱することにより、硬化して強い結合の連結ヨーク3が形成されるのである。
渡り線支持壁25は、スロット絶縁部材8に設けられる。この渡り線支持壁25は、界磁コイル9の渡り線26を保持する。渡り線26は、巻装される各界磁コイル9の相互間を接続する線である。
渡り線支持壁25は、ティース4の外周側に位置する巻鍔21に設けられる。巻鍔21の先端を延在するようにして渡り線支持壁25は形成される。この実施例と違うアウターロータタイプの電動機では、渡り線支持壁はティース4の内周側に位置する巻鍔20に設けるようになる。
保持溝27、28、29は、渡り線支持壁25に設けられる。この保持溝27、28、29に渡り線26が挿入されて保持される。渡り線支持壁25の先端から深く切り欠かれた深さの深い保持溝27と、中程の深さの保持溝28と、浅い深さの保持溝29とが設けられる。
この深さを異にする三種類の保持溝27、28、29は、図5に示すように、ティース4の中心を縦に走る仮想線40を挟んで対称に設けられる。そして、中程の深さの保持溝28を間にして浅い深さの保持溝29が仮想線40に近い方に深さの深い保持溝27が仮想線40から離れた方に配置される。
この実施例では三種類の保持溝27、28、29が上下両方のスロット絶縁部材片に設けられている。上下とも同じスロット絶縁部材片を使えるので生産性の面で有利である。
三種類の保持溝は、何れか一方のスロット絶縁部材片だけでも、渡り線の保持には支障はないが、二種類のスロット絶縁部材片を用いることになるので、生産性の面で不利になる。
渡り線の配線について図1〜図4、図6〜図8を引用して説明する。
まず、図8の結線図に沿って全体の結線から述べる。
図8の(1)〜(12)に示す界磁コイルは、図1に示す(1)〜(12)の界磁コイルに対応している。(1)、(4)、(7)、(10)は、U相の界磁コイルである。(2)、(5)、(8)、(11)は、V相の界磁コイルである。(3)、(6)、(9)、(12)は、W相の界磁コイルである。
各相の界磁コイルは、渡り線を介して直列に接続される。(1)の界磁コイルの一方の端子は、電源供給端子41のU相に、(2)の界磁コイルの一方の端子は電源供給端子41のV相に、(3)の界磁コイルの一方の端子は、電源供給端子41のW相に接続される。
(10)、(11)、(12)の界磁コイルの一方の端子は、それぞれが中性点端子4
2に接続される。
なお、図1に示すように、電源供給端子41と中性点端子42は、ステータコア2の片側にまとめて備えられる。
図6は電源供給端子や中性点端子の側だけで渡り線を這わせた実態配線を示している。
まず、U相に属する界磁コイルの渡り線の配線について説明する。
界磁コイル9の渡り線26−Aは、渡り線支持壁25の左側の保持溝27(深い溝)に差し込み保持される。更に延びた渡り線26−Aの先が電源供給端子41のU相に接続係止される。
(1)界磁コイル9の他方の渡り線26−Bは、渡り線支持壁25の右側の保持溝27(深い溝)に差し込み保持される。更に渡り線26−Bは、渡り線支持壁25の裏面側に沿って這うように延び、(4)界磁コイル9の渡り線支持壁25のところに来る。
ここで、渡り線26−Bは、渡り線支持壁25の左側の保持溝27(深い溝)に差し込み保持され、表側に曲がり出て(4)界磁コイル9に接続される。(4)界磁コイル9の他方の渡り線26−Bは、(4)界磁コイル9に対応する渡り線支持壁25の右側の保持溝27(深い溝)に差し込み保持され、渡り線支持壁25の裏側に回って行く。
そして、渡り線26−Bは、前述した要領で(7)界磁コイル9、(10)界磁コイル9に渡る。(10)界磁コイル9の他方から出た渡り線26−Bは、渡り線支持壁25の右側の保持溝27(深い溝)に差し込み保持され、渡り線支持壁25の裏面に回り込む。
さらに、渡り線支持壁25の裏面に沿って這うように延びた渡り線26−Bは、(12)界磁コイル9に対応する渡り線支持壁25の右側の保持溝27(深い溝)に差し込み保持される。ここで、表側に曲がり出た渡り線26−Bは、中性点端子42のU相に接続係止される。
上述したように、U相に属する(1)界磁コイル9、(4)界磁コイル9、(7)界磁コイル9、(10)界磁コイル9の渡り線は、全部が渡り線支持壁25の深い深さの保持溝27に差し込み保持されて配線される。
次にV相に属する界磁コイルの渡り線の配線について述べる。
界磁コイル9の一方の渡り線26−Cは、渡り線支持壁25の左側の保持溝28(中程深さの溝)に差込保持される。更に延びた渡り線26−Cの先側は、電源供給端子41のU相に接続係止される。
(2)界磁コイル9の他方の渡り線26−Dは、渡り線支持壁25の右側の保持溝28(中程深さの溝)に差込保持され、渡り線支持壁25の裏面側に回リ込む。そして、渡り線26−Dは、前述したV相の渡り線と同じ要領で、(5)界磁コイル9、(8)界磁コイル9、(11)界磁コイル9に渡る。
(11)界磁コイル9の渡り線26-Dは、渡り線支持壁25の右側の保持溝28(中程深さの溝)に差込保持され、渡り線支持壁25の裏面側に回リ込む。そして、(12)界磁コイル9に対応する渡り線支持壁25の右側の保持溝28(中程深さの溝)に差し込み保持された後に渡り線26−Dは、中性点端子42のV相に接続係止される。
このように、V相に属する(2)界磁コイル9、(5)界磁コイル9、(8)界磁コイル9、(11)界磁コイル9の渡り線は、全部が渡り線支持壁25の中程深さの保持溝28に差し込み保持されて配線がされる。
次にW相に属する界磁コイルの渡り線の配線について述べる。
(3)界磁コイル9の一方の渡り線26−Eは、渡り線支持壁25の左側の保持溝29(浅溝)に差込保持される。更に延びた渡り線26−Eの先側は、電源供給端子41のW相に接続係止される。
(3)界磁コイル9の他方の渡り線26−Fは、渡り線支持壁25の右側の保持溝29(浅溝)に差込保持され、渡り線支持壁25の裏面側に回リ込む。そして、渡り線26−Fは、前述したU相の渡り線と同じ要領で、(6)界磁コイル9、(9)界磁コイル9、(12)界磁コイル9に渡る。
(12)界磁コイル9の渡り線26−Fは、渡り線支持壁25の右側の保持溝28(中程深さの溝)に差し込み保持された後に中性点端子42のW相に接続係止される。
このように、W相に属する(3)界磁コイル9、(6)界磁コイル9、(9)界磁コイル9、(12)界磁コイル9の渡り線は、全部が渡り線支持壁25の浅い深さの保持溝28に差し込み保持されて配線がされる。
上記のようにU相、V相、W相に属する界磁コイルの渡り線は、渡り線支持壁25の各保持溝に差し込み保持され、渡り線支持壁25に沿って這うよう配線される。この配線では、U相、V相、W相に対応して保持溝の深さが変えられているので、各相の渡り線は間隔を空けて配線される。異相の渡り線が接触する短絡が防止される。
また、保持溝に渡り線を差し込んで保持させるだけで、渡り線支持壁に沿った配線ができる。配線作業が容易である。
さらに、渡り線支持壁に深さの異なる保持溝を設ける構成であるので、構成が簡単で作り易い。
また、渡り線支持壁を設けた構成は、従来例で述べた3つの樋状保持溝を設けたものと違い、ステータ(固定子)の側端部のスペースが3つの樋状保持溝で多く占められることが解消されるので、他の電気部品の配置が容易になる。
図1〜図4に示すように、渡り線支持壁25は、裏面側(界磁コイルの反対側)に樋状の溝43を有する。この環状に並ぶステータコア2ないしティース4の並び方向に沿って延在するように形成される。この樋状の溝43は、ロータの磁極位置を検知する位置センサーや電気部品の収納に用いる。
図7は、電源供給端子や中性点端子が置かれない下側の渡り線支持壁も利用して渡り線を這わせた実態配線を示している。
(3)界磁コイル9、(6)界磁コイル9、(9)界磁コイル9、(12)界磁コイル9については、下側の渡り線支持壁25を利用して一部または全部の渡り線を配線している。
電動機に内置される電気部品の配置の都合により、図7または図6に示す配線を選択することができる。
界磁コイルの巻装について述べる。
ステータコアが、図6に示すように真っ直ぐ並ぶように巻装用の雇い具に支持されて並ぶ。U相に属する(1)界磁コイル9、(4)界磁コイル9、(7)界磁コイル9、(10)界磁コイル9の巻装は、渡り線を渡り線支持壁の保持溝に差し込み保持をその都度行いながら順次に行なわれる。U相に属する界磁コイルの巻装後に、V相、W相の巻装を順次に行なう。このようにして巻線が行なわれるのである。
本発明の実施例に係わるもので、電動機の内部を側面側から見た図である。 本発明の実施例に係わるもので、図1のA−A断面図である。 本発明の実施例に係わるもので、図1のB−B断面図である。 本発明の実施例に係わるもので、図1のC−C断面図である。 本発明の実施例に係わるもので、渡り線を保持していない渡り線支持壁の単品図である。 本発明の実施例に係わるもので、渡り線支持壁に保持される渡り線の実態配線図である。 本発明の実施例に係わるもので、電源供給端子や中性点端子が置かれない下側の渡り線支持壁も利用して渡り線を保持した実態配線図である。 本発明の実施例に係わるもので、界磁コイルの結線図である。
符号の説明
4…ティース、9…界磁コイル、8…スロット絶縁部材、26…渡り線、25…渡り線支持壁、27…保持溝、28…保持溝、29…保持溝。

Claims (3)

  1. ティースがある分割されているステータコアと、前記ティースに巻装される界磁コイルと、前記界磁コイルと前記ティースとの間に介在するスロット絶縁部材と有し、分割されている複数の前記ステータコアを環状に並ぶように配置する前の状態で前記界磁コイルの巻装を行い、ステータの内側にロータを配置したインナロータタイプの電動機において、
    上下にあわさるように前記ティースに取り付ける上下とも同じ二つのスロット絶縁部材片でつくられる前記スロット絶縁部材は、前記ティースの内周側及び外周側に、前記界磁コイルの巻装崩れを抑える巻鍔を有し、
    外周側の前記巻鍔の先端を延在して形成した渡り線支持壁を有し、
    前記渡り線支持壁は相互の前記界磁コイルを接続する渡り線が差し込み保持される複数の保持溝を有し、
    前記渡り線支持壁の先端から前記巻鍔に向けて切り欠かれた前記複数の保持溝は、溝深が浅い深さ、中程の深さ、深い深さの三種類とし、
    前記三種類の保持溝は、前記ティースの中心を電動機のロータの回転軸心線方向に走る仮想線を挟んで対称に設け、
    前記複数の保持溝を有する前記渡り線支持壁が前記ティースに取り付けられる上下両側の前記スロット絶縁部材片に存在することを特徴とする電動機。
  2. 請求項1記載の電動機において、
    複数の前記ステータコアは、前記ティースの外周側に設けたヨーク部片と前記ティースの反対側であるヨーク部片の外周側に設けたダブテールを有し、
    直線状態で複数の前記ステータコアに前記界磁コイルの巻装および前記渡り線による前記接続をした複数の前記ステータコアは、隣接するヨーク部片の端面が互いに接合するように環状に並べ、
    環状に並ぶ複数の前記ステータコアが、前記ダブテールを連結ヨークの圧鉄粉心でモールド結合して一つのステータになることを特徴とする電動機。
  3. ティースがある分割されているステータコアと、前記ティースに巻装される界磁コイルと、前記界磁コイルと前記ティースとの間に介在するスロット絶縁部材と有し、分割されている複数の前記ステータコアを環状に並ぶように配置する前の状態で前記界磁コイルの巻装を行い、ステータの外側にロータを配置したアウタロータタイプの電動機において、
    上下にあわさるように前記ティースに取り付ける上下とも同じ二つのスロット絶縁部材片でつくられる前記スロット絶縁部材は、前記ティースの内周側及び外周側に、前記界磁コイルの巻装崩れを抑える巻鍔を有し、
    周側の前記巻鍔の先端を延在して形成した渡り線支持壁を有し、
    前記渡り線支持壁は相互の前記界磁コイルを接続する渡り線が差し込み保持される複数の保持溝を有し、
    前記渡り線支持壁の先端から前記巻鍔に向けて切り欠かれた前記複数の保持溝は、溝深が浅い深さ、中程の深さ、深い深さの三種類とし、
    前記三種類の保持溝は、前記ティースの中心を電動機のロータの回転軸心線方向に走る仮想線を挟んで対称に設け、
    前記複数の保持溝を有する前記渡り線支持壁が前記ティースに取り付けられる上下両側の前記スロット絶縁部材片に存在することを特徴とする電動機。
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