JP2023129460A - ステータ構造 - Google Patents

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【課題】端子台部を成形する際に、隣接する端子同士が短絡することを抑制すること。【解決手段】実施形態のステータ構造は、ステータコアと、インシュレータと、複数のコイルと、端子台部とを備える。ステータコアは、環状の本体部と、本体部の径方向に延在し本体部の周方向に沿って配列される複数のティースとを有する。インシュレータは、複数のティースを覆う。複数のコイルは、インシュレータを介して複数のティースのそれぞれに巻回される。端子台部は、コイルを構成する巻線の末端が絡げられる絡げ部とリード線が接続される接続部とを有する端子が複数並んで設けられ、隣接する端子同士の間にスリットが形成される。【選択図】図1

Description

本発明は、ステータ構造、レゾルバおよびステータ構造の製造方法に関する。
従来、モータや発電機などの回転電機の回転角を検出するレゾルバが知られている。かかるレゾルバは、たとえば、環状に形成される本体部の内周側から中心に向かって延在する複数のティースを備えたステータコアと、かかるステータコアの内側においてティースに対向配置されるロータとを備える。
また、かかるレゾルバは、複数の端子が並んで設けられる端子台部を備える。そして、端子の一端にはコイルを構成する巻線が絡げられ、端子の他端には外部装置から延びるリード線が接続される。
特開2015-45510号公報
しかしながら、従来の技術では、端子台部を成形する際に、端子に付着する金属片が射出成形用の樹脂で押し流され、かかる金属片が隣接する端子同士の間を渡った状態で成形されることにより、隣接する端子同士が短絡する恐れがあった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、端子台部を成形する際に、隣接する端子同士が短絡することを抑制することができるステータ構造、レゾルバおよびステータ構造の製造方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の一態様に係るステータ構造は、ステータコアと、インシュレータと、複数のコイルと、端子台部とを備える。ステータコアは、環状の本体部と、前記本体部の径方向に延在し前記本体部の周方向に沿って配列される複数のティースとを有する。インシュレータは、前記複数のティースを覆う。複数のコイルは、前記インシュレータを介して前記複数のティースのそれぞれに巻回される。端子台部は、前記コイルを構成する巻線の末端が絡げられる絡げ部とリード線が接続される接続部とを有する端子が複数並んで設けられ、隣接する前記端子同士の間にスリットが形成される。
本発明の一態様によれば、端子台部を成形する際に、隣接する端子同士が短絡することを抑制することができる。
図1は、実施形態に係るステータ構造の構成を示す上面図である。 図2は、図1におけるA-A線断面図である。 図3は、図1におけるB-B線断面図である。 図4は、実施形態に係る金型の構成を示す断面図である。 図5は、実施形態に係るステータ構造の製造工程を説明するための図(1)である。 図6は、実施形態に係るステータ構造の製造工程を説明するための図(2)である。 図7は、実施形態に係る端子台部の構成を示す拡大上面図である。 図8は、実施形態の変形例に係る金型の構成を示す断面図である。 図9は、実施形態に係る製造工程の処理手順を示すフローチャートである。
以下、実施形態に係るステータ構造、レゾルバおよびステータ構造の製造方法について図面を参照して説明する。なお、以下に説明する実施形態によりステータ構造およびレゾルバの用途が限定されるものではない。また、図面は模式的なものであり、各要素の寸法の関係、各要素の比率などは、現実と異なる場合があることに留意する必要がある。さらに、図面の相互間においても、互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれている場合がある。
(ステータ構造の構成)
最初に、実施形態に係るステータ構造1の構成について、図1~図3を参照しながら説明する。図1は、実施形態に係るステータ構造1の構成を示す上面図である。また、図2は、図1におけるA-A線断面図であり、図3は、図1におけるB-B線断面図である。
実施形態にかかるステータ構造1は、ステータコア10と、インシュレータ20と、図示しないコイルと、端子台部30とを備える。ステータコア10は、電磁鋼板などの軟磁性材料から形成された鋼板を複数枚積層した積層構造を有する。
ステータコア10は、本体部11と、複数のティース12とを有する。本体部11は、環状であり、実施形態では円環状である。複数のティース12は、本体部11の内周側から本体部11の中心に向かって(すなわち、径方向に)延在する。そして、ステータコア10は、電磁鋼板などの鋼板をプレス加工して製作されたコアを複数枚積層して構成される。
なお、以降においては、図1~図3に示すように、ステータコア10の径方向、軸方向および周方向を規定して説明する。ここで、「径方向」とは、ステータコア10の内側で回転する図示しないロータの回転軸と直交する方向であり、「軸方向」とは、ロータの回転軸の軸方向と一致する方向であり、「周方向」とは、ロータの回転方向と一致する方向である。
インシュレータ20は、絶縁性の部材であり、たとえば、絶縁性樹脂の射出成形によって形成される。インシュレータ20は、たとえば、ステータコア10が内部に埋め込まれるようなインサート成形で形成され、ステータコア10を軸方向の両側から覆っている。
図示しない複数のコイルは、インシュレータ20を介して、複数のティース12のそれぞれに巻回される。かかるコイルは、励磁巻線と出力巻線とにより構成される。また、コイルの出力巻線は、sin相の出力信号を出力するsin相出力巻線と、cos相の出力信号を出力するcos相出力巻線とにより構成される。
端子台部30は、絶縁性の部材であり、たとえば、絶縁性樹脂の射出成形によって形成される。端子台部30は、図1などに示すように、インシュレータ20の上面側に一体成形にて形成され、かかるインシュレータ20から径方向の外側に延在する。端子台部30には、複数(実施形態では6個)の端子31が設けられる。
端子31は、金属などの導電性の部材であり、図2に示すように、たとえば略L字状である。また、端子31は、一端側に端子台部30から軸方向に突出して立設する絡げ部31aを有する。そして、かかる絡げ部31aに対して、対応するコイルを構成する巻線の末端が絡げられる。
たとえば、6個の端子31の絡げ部31aには、励磁巻線の巻き始めと、励磁巻線の巻き終わりと、sin相出力巻線の巻き始めと、sin相出力巻線の巻き終わりと、cos相出力巻線の巻き始めと、cos相出力巻線の巻き終わりとがそれぞれ絡げられる。
そして、巻線の末端が絡げられた絡げ部31aに、たとえば、TIG(Tungsten Inert Gas)溶接を施すことにより、巻線と絡げ部31aとを電気的に接続することができる。
また、複数のコイルを構成する巻線には、温度変化による熱膨張の影響を低減させるため、コイルと絡げ部31aとの間にたるみが形成される。かかるたるみは、端子台部30における絡げ部31aの内周側に形成される複数の挿入孔32に図示しないたるみピンが挿通され、かかるたるみピンに巻線が引っかけられながら絡げ部31aに絡げられた後、挿入孔32からたるみピンを引き抜くことにより形成される。
また、図2などに示すように、端子31の他端側である接続部31bは、端子台部30の外周側に形成されるリード線挿入部33に延在する。かかるリード線挿入部33は、上側および外周側が切り欠かれた凹部であり、図示しないリード線を挿入することにより、かかるリード線を保持することができる。
また、端子31の接続部31bは、リード線挿入部33の内側で露出していることから、リード線をリード線挿入部33に挿入することにより、リード線と端子31とを電気的に接続することができる。
さらに、端子台部30における接続部31bの底面側には、凹形状の電極挿入部34が形成され、かかる電極挿入部34から接続部31bが露出している。そして、電極挿入部34に図示しない電極を挿入して抵抗溶接を施すことにより、リード線と端子31とを電気的に接続することができる。
ここで、実施形態のステータ構造1では、図1および図3に示すように、端子台部30において隣接する端子31同士の間にスリット35が形成される。かかるスリット35は、端子台部30を成形する金型40の壁部41c(ともに図4参照)によって、隣接する端子31同士の間が仕切られることにより形成される。
(ステータ構造の製造工程)
つづいて、実施形態に係るステータ構造1の製造工程について、図4~図8を参照しながら説明する。図4は、実施形態に係る金型40の構成を示す断面図であり、図3に示したステータ構造1の断面図に対応する箇所の断面を示した模式図である。
図4に示すように、端子台部30を成形する金型40は、第1金型部41と第2金型部42とを有する。第1金型部41は、第2金型部42と向かい合う側に対向面41aを有する。そして、かかる対向面41aには、複数の凸部41bおよび複数の壁部41cが設けられる。
凸部41bは、端子台部30における端子31の接続部31bに対応する位置に設けられ、壁部41cは、端子台部30において隣接する端子31同士の間を仕切る位置に設けられる。たとえば、凸部41bは、端子31と同じ数(実施形態では6個)設けられ、壁部41cは、端子31より1個少ない数(実施形態では5個)設けられる。
第2金型部42は、第1金型部41と向かい合う側に対向面42aを有する。そして、かかる対向面42aには、複数の凸部42bが設けられるとともに複数の凹部42cが形成される。
凸部42bは、端子台部30における端子31の接続部31bに対応する位置に設けられる。凹部42cは、第1金型部41における壁部41cの先端部と嵌合する位置および形状に形成される。たとえば、凸部42bは、端子31と同じ数(実施形態では6個)設けられ、凹部42cは、壁部41cと同じ数(実施形態では5個)形成される。
図5は、実施形態に係るステータ構造1の製造工程を説明するための図(1)である。図5に示すように、所定の形状に加工された複数の端子31が金型40に設置される。たとえば、端子31の接続部31bが、第1金型部41の凸部41bと第2金型部42の凸部42bとで上下から挟み込まれるように金型40に設置される。
ここで、実施形態では、複数の端子31が設置された金型40において、隣接する端子31同士の間が第1金型部41の壁部41cで仕切られる。また、かかる壁部41cの先端部が第2金型部42の凹部42cに嵌合することにより、壁部41cの先端部が支持される。
図6は、実施形態に係るステータ構造1の製造工程を説明するための図(2)である。図6に示すように、複数の端子31が設置された金型40の内部に絶縁性の樹脂50が注入される。これにより、図3に示した断面形状の端子台部30が射出成形により形成される。
すなわち、第1金型部41の凸部41bが配置された箇所にリード線挿入部33(図3参照)が形成され、第2金型部42の凸部42bが配置された箇所に電極挿入部34(図3参照)が形成される。
ここで、実施形態では、端子台部30を成形する際に、隣接する端子31同士の間が壁部41cで仕切られている。これにより、図7に示すように、端子31に付着する、たとえば、糸バリのような金属片Fが樹脂50で押し流されたとしても、かかる金属片Fが隣接する端子31同士の間を渡った状態になることを抑制することができる。図7は、実施形態に係る端子台部30の構成を示す拡大上面図である。
したがって、実施形態によれば、端子台部30を成形する際に、隣接する端子31同士が短絡することを抑制することができる。
また、実施形態では、壁部41cの先端部が凹部42cに嵌合して隣接する端子31同士の間が仕切られる。これにより、金型40の内部に樹脂50が注入される際に、かかる樹脂50の圧力で壁部41cが変形することを抑制することができる。
したがって、実施形態によれば、隣接する端子31同士の間隔が狭小化し、壁部41cが薄くなった場合でも、樹脂50の圧力で壁部41cが変形することを抑制することができる。
また、実施形態では、壁部41cが、隣接する端子31の接続部31b同士の間を少なくとも仕切るとよい。図7に示すように、端子31においてリード線と接続される接続部31bは、ほかの部位(たとえば絡げ部31aなど)より幅が広いことから、小さな金属片Fであっても隣接する端子31との間で短絡しやすい部位である。
そこで、実施形態では、間隔の小さい接続部31b同士の間を少なくとも仕切ることにより、隣接する端子31同士が短絡することを効果的に抑制することができる。
なお、実施形態の金型40は、図4に示した構成に限られない。図8は、実施形態の変形例に係る金型40の構成を示す断面図である。図8に示すように、変形例の金型40の第1金型部41は、凸部41bなどが設けられる本体部41Aと、壁部41cが設けられる仕切部41Bとで構成される。
そして、本体部41Aと第2金型部42との間に複数の端子31を設置した後に、本体部41Aの背面側から仕切部41Bを組み付けてもよい。これによっても、隣接する端子31同士の間を壁部41cで仕切ることができる。
<製造工程の処理手順>
つづいて、実施形態に係るステータ構造1の製造工程の際に実行する処理について、図9を参照しながら説明する。図9は、実施形態に係る製造工程の処理手順を示すフローチャートである。
最初に、ステータコア10を金型40における所定の箇所に設置する(ステップS101)。次に、複数の端子31を金型40における所定の箇所に設置する(ステップS102)。
たとえば、端子31の接続部31bを、第1金型部41の凸部41bと第2金型部42の凸部42bとで上下から挟み込むように金型40に設置する。なお、ステップS101およびS102はどちらが先でもよい。
次に、金型40の内部において、隣接する端子31同士の間を壁部41cで仕切る(ステップS103)。そして、金型40の内部に樹脂50を注入して、端子台部30およびインシュレータ20を成形する(ステップS104)。
最後に、樹脂50により形成された上述の成形体から金型40を脱離し(ステップS105)、処理が完了する。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて種々の変更が可能である。
たとえば、実施形態では、インシュレータ20と端子台部30とを一体で形成した例について示したが、端子台部30をインシュレータ20と別体で形成し、かかる端子台部30をステータコア10に取り付ける構成であってもよい。
また、実施形態では、インシュレータ20が一体で形成された例について示したが、インシュレータを軸方向に2つに分割して形成し、かかる2つのインシュレータでステータコア10を挟み込むように設けてもよい。なお、この場合、上側のインシュレータと一緒に端子台部30を成形するとよい。
また、実施形態では、インナーロータ型のレゾルバに本発明を適用した場合について示したが、アウターロータ型のレゾルバに本発明を適用してもよい。
以上のように、実施形態に係るステータ構造1は、ステータコア10と、インシュレータ20と、複数のコイルと、端子台部30とを備える。ステータコア10は、環状の本体部11と、本体部11の径方向に延在し本体部11の周方向に沿って配列される複数のティース12とを有する。インシュレータ20は、複数のティース12を覆う。複数のコイルは、インシュレータ20を介して複数のティース12のそれぞれに巻回される。端子台部30は、コイルを構成する巻線の末端が絡げられる絡げ部31aとリード線が接続される接続部31bとを有する端子31が複数並んで設けられ、隣接する端子31同士の間にスリット35が形成される。これにより、隣接する端子31同士の短絡が抑制されたステータ構造1を提供することができる。
また、実施形態に係るステータ構造1において、スリット35は、隣接する端子31の接続部31b同士の間に少なくとも形成される。これにより、隣接する端子31同士の短絡が効果的に抑制されたステータ構造1を提供することができる。
また、実施形態に係るレゾルバは、ロータと、上述のステータ構造1とを備える。これにより、隣接する端子31同士の短絡が抑制されたレゾルバを実現することができる。
また、実施形態に係るステータ構造1の製造方法は、端子設置工程(ステップS102)と、仕切工程(ステップS103)と、成形工程(ステップS104)と、を含む。端子設置工程(ステップS102)は、コイルを構成する巻線の末端が絡げられる絡げ部31aとリード線が接続される接続部31bとを有する端子31を複数並べて所定の金型40に設置する。仕切工程(ステップS103)は、隣接する端子31同士の間を金型40に形成される壁部41cで仕切る。成形工程(ステップS104)は、金型40内に樹脂50を注入して、端子31が複数設けられる端子台部30を成形する。これにより、端子台部30を成形する際に、隣接する端子31同士が短絡することを抑制することができる。
また、実施形態に係るステータ構造1の製造方法において、金型40は、壁部41cが突出して形成される第1金型部41と、壁部41cの先端部と嵌合する凹部42cが形成される第2金型部42とを有する。そして、仕切工程(ステップS103)は、壁部41cの先端部が凹部42cに嵌合して隣接する端子31同士の間が仕切られる。これにより、金型40の内部に樹脂50が注入される際に、かかる樹脂50の圧力で壁部41cが変形することを抑制することができる。
また、実施形態に係るステータ構造1の製造方法において、仕切工程(ステップS103)は、隣接する端子31の接続部31b同士の間を少なくとも仕切る。これにより、隣接する端子31同士が短絡することを効果的に抑制することができる。
また、実施形態に係るステータ構造1の製造方法は、環状の本体部11と本体部11の径方向に延在し本体部11の周方向に沿って配列される複数のティース12とを有するステータコア10を所定の金型40に設置するステータコア設置工程(ステップS101)をさらに含む。そして、成形工程(ステップS104)は、複数のティース12を覆うインシュレータ20をともに成形する。これにより、ステータ構造1の製造工程を簡素化することができる。
また、上記実施の形態により本発明が限定されるものではない。上述した各構成素を適宜組み合わせて構成したものも本発明に含まれる。また、さらなる効果や変形例は、当業者によって容易に導き出すことができる。よって、本発明のより広範な態様は、上記の実施の形態に限定されるものではなく、様々な変更が可能である。
1 ステータ構造,10 ステータコア,11 本体部,12 ティース,20 インシュレータ,30 端子台部,31 端子,31a 絡げ部,31b 接続部,35 スリット,40 金型,41 第1金型部,41c 壁部,42 第2金型部,42c 凹部,50 樹脂
本発明は、ステータ構造に関する。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、端子台部を成形する際に、隣接する端子同士が短絡することを抑制することができるステータ構造を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の一態様に係るステータ構造は、複数のコイルと、樹脂で成形された端子台部と、複数の端子と、を備える。前記複数のコイルは前記複数の端子に電気的に接続されている。前記端子台部は、前記端子を支持する部分をそれぞれ有する。前記複数の端子が並ぶ方向において、前記複数の当該部分は配列される。前記複数の端子が並ぶ方向において、前記端子台部は、隣接する前記複数の当該部分の間に配置されたスリットを有する。前記スリットは、前記複数の端子が並ぶ方向において、前記複数の端子のうち、隣接する2つの端子の間に形成されている。前記複数の端子が並ぶ方向において、金属片が、前記スリットに対して、前記隣接する前記当該部分にある。

Claims (7)

  1. 環状の本体部と、前記本体部の径方向に延在し前記本体部の周方向に沿って配列される複数のティースとを有するステータコアと、
    前記複数のティースを覆うインシュレータと、
    前記インシュレータを介して前記複数のティースのそれぞれに巻回される複数のコイルと、
    前記コイルを構成する巻線の末端が絡げられる絡げ部とリード線が接続される接続部とを有する端子が複数並んで設けられ、隣接する前記端子同士の間にスリットが形成される端子台部と、
    を備えるステータ構造。
  2. 前記スリットは、隣接する前記端子の前記接続部同士の間に少なくとも形成される請求項1に記載のステータ構造。
  3. ロータと、
    請求項1または2に記載のステータ構造と、
    を備える、レゾルバ。
  4. コイルを構成する巻線の末端が絡げられる絡げ部とリード線が接続される接続部とを有する端子を複数並べて所定の金型に設置する端子設置工程と、
    隣接する前記端子同士の間を前記金型に形成される壁部で仕切る仕切工程と、
    前記金型内に樹脂を注入して、前記端子が複数設けられる端子台部を成形する成形工程と、
    を含むステータ構造の製造方法。
  5. 前記金型は、前記壁部が突出して形成される第1金型部と、前記壁部の先端部と嵌合する凹部が形成される第2金型部とを有し、
    前記仕切工程は、前記壁部の先端部が前記凹部に嵌合して隣接する前記端子同士の間が仕切られる請求項4に記載のステータ構造の製造方法。
  6. 前記仕切工程は、隣接する前記端子の前記接続部同士の間を少なくとも仕切る請求項4または5に記載のステータ構造の製造方法。
  7. 環状の本体部と前記本体部の径方向に延在し前記本体部の周方向に沿って配列される複数のティースとを有するステータコアを前記所定の金型に設置するステータコア設置工程をさらに含み、
    前記成形工程は、前記複数のティースを覆うインシュレータをともに成形する請求項4~6のいずれか一つに記載のステータ構造の製造方法。
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