JP2007006699A - アキシャルギャップ型電動機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 アキシャルギャップ型電動機のステータの組み立て作業を渡り線処理などを含めて効率よく行えるようにする。
【解決手段】 ステータコア5は、環状に連結可能な複数個のポールメンバー5a〜5lを含み、あらかじめコイル巻線が施された各ポールメンバー5a〜5lを連結して環状のステータコア5を得る。そして、上記ポールメンバーには、ポールメンバー間に掛け渡される渡り線を支持する渡り線支持部材が備えられている。上記渡り線支持部材は、ロータの径方向外周側で同ロータと対向するように配置されている。
【選択図】 図2

Description

本発明は、それぞれがほぼ円盤状に形成されており、同一の回転軸に所定の空隙をもって対向的に配置されるステータとロータとを含むアキシャルギャップ型電動機に関し、さらに詳しく言えば、ステータが複数個のポールメンバーにより組み立てられるアキシャルギャップ型電動機に関するものである。
アキシャルギャップ型電動機(軸方向空隙型電動機)は、例えば特許文献1に示すように、円盤状のステータの両側に一対のロータを所定の空隙をもって軸方向に対向配置した電動機であり、ラジアルギャップ型電動機に比べて軸方向長さを短くでき、電動機自体を薄型化し得る利点を備えている。
ところで、従来のアキシャルギャップ型電動機において、ステータは、リング状に形成されたティース(鉄心)の各溝にコイルを巻き付け、その内周部にロータ出力軸に対する軸受部を同軸的に配置し、上記ティースと軸受部とを含む全体を樹脂で一体にモールド成型してなる。
しかしながら、上記従来のようなステータには、製造上次のような課題があった。すなわち、ティースがリング状のであるため、それに例えば3相分のコイルを巻回する場合には、ティースを回転させながら各相を2層置きに巻く必要があり、これには特殊で高価な専用の自動巻線機を導入しなければならない。
また、ティースにコイルを巻き取った後に、結束バンドにより各相の渡り線を束ねる必要があるが、その作業は自動化が困難であるため、従来では手作業によっている。したがって、生産性が悪く量産化によるコストダウンを図ることができない。
また、例えば特許文献2には、リング状のリングスプールと、同リングスプールに取り付けられる6個の小スプールとを有し、2つに分割された第1固定子鉄心と第2固定子鉄心とをリングスプールの両側から取り付けることにより、簡単に固定子が組み立てられるようになっている。
しかしながら、例えば特許文献2に記載の方法は、リングスプールに鉄心を組み込んだ後でコイルを巻回するため、コイルの巻回処理が複雑になるばかりでなく、コイルの線径が制約されてしまう。
他方において、例えば特許文献3には、樹脂で固定した固定子ブロックを内側ケースと外側ケースの間に沿って同心円上に複数個配列したアキシャルギャップ型電動機の固定子構造が開示されているが、各固定子同士を正確に位置決めするための位置決め手段を持たないため、樹脂で固着する際の位置決めが難しい。
また、例えば特許文献4に記載されているように、ラジアルギャップモータではステータコアを分割して棒状に連結した後、環状に折り曲げるように組み上げる方法は、一般的に行われている。しかしながら、アキシャルギャップ型電動機では、ステータを各ティース毎に分割して形成し、最後に、環状に形成する方法は未だ見出されていない。
特開昭60−128838号公報 特開2000−253635号公報 特開平6−327208号公報 特開2002−84698号公報
そこで、本発明は上述した課題を解決するためになされたものであって、その目的は、アキシャルギャップ型電動機において、そのステータの組み立て作業を渡り線処理などを含めて効率よく行えるようにすることにある。
上述した目的を達成するため、本発明は、以下に示すいくつかの特徴を備えている。請求項1の発明は、それぞれがほぼ円盤状に形成されており、同一の回転軸に所定の空隙をもって対向的に配置されるステータとロータとを含むアキシャルギャップ型電動機において、
上記ステータは、環状に配置される複数個のポールメンバーを備え、上記ポールメンバーには、ポールメンバー間に掛け渡される渡り線を支持する渡り線支持部材が備えられていることを特徴としている。
請求項2の発明は、上記ロータの径方向外周側で同ロータと対向するように配置されていることを特徴としている。
請求項3の発明は、上記ポールメンバーは、固定子鉄心を有するとともに、上記固定子鉄心にはコイル巻回用の左右一対のフランジを含むボビン形状のインシュレータが一体的に形成されており、上記インシュレータに、上記渡り線支持部材が備えられていることを特徴としている。
請求項4上記ポールメンバーにおける上記フランジの少なくとも一方に、上記渡り線支持部材が一体に設けられていることを特徴としている。
請求項5の発明は、上記渡り線支持部材は、上記フランジの側方に張り出すように設けられていることを特徴としている。
請求項6の発明は、上記渡り線支持部材には、上記渡り線を捕捉する渡り線収納溝が形成されていることを特徴としている。
請求項7の発明は、上記渡り線収納溝は、少なくとも相数に応じた数だけ設けられていることを特徴としている。
請求項8の発明は、上記渡り線支持部材には、上記固定子鉄心の周りに巻回されるコイルの巻き始端側およびコイルの巻き終端側が巻き付けられる絡げ部が設けられていることを特徴としている。
請求項9の発明は、上記絡げ部は、上記コイルの巻き始端側の第1ロッド部と、上記コイルの巻き終端側の第2ロッド部とからなり、上記フランジの上縁には、上記コイルの巻き始端側の第1ロッド部から上記インシュレータ内に至るコイルの一部分および上記インシュレータ内から上記コイルの巻き終端側の第2ロッド部に至るコイルの一部分が通されるコイル係止溝が形成されていることを特徴としている。
請求項1〜6に記載の発明によれば、ステータを複数個のポールメンバーを互いに組み合わせて1つのステータを構築するようにしたことにより、一体成形した場合に比べて、組立性、生産性、モータ特性のいずれも格段に向上する。また、渡り線の処理も同時に行うことができる。なお、渡り線を支持する好適な手段としては、渡り線を捕捉する渡り線収納溝を形成して、そこに渡り線を沿わせて収納することが好ましい。
請求項7に記載の発明によれば、渡り線収納溝は、少なくとも相数に応じた数だけ設けられていることにより、例えば3相モータのようにU相、V相、W相の3相のコイルを各ステータコアに順番に巻き付けることができる。
請求項8に記載の発明によれば、絡げ部にコイルの一部を巻き取っておくことにより、渡り線の長さを任意に調節することができるばかりでなく、運搬や収納時などにコイルが解れるのを効果的に防ぐことができる。
請求項9に記載の発明によれば、インシュレータから巻回されたコイルをスムーズに絡げ部に誘導することができる。
次に、図面を参照しながら、本発明の第1実施形態について説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。図1は本発明の第1実施形態に係るアキシャルギャップ型電動機の内部構造を概略的に示す断面図、図2はそのステータを構成するポールメンバーの連結された状態を示す側面図、図3は図2の平面図である。第1実施例は、12スロット8極のアキシャルギャップ型電動機に適用した場合である。
このアキシャルギャップ型電動機1は、ほぼ円盤状をなすステータ2と、ステータ2の両側に所定の空隙をもって対向的に配置される一対のロータ31,32とを含み、ロータ31,32は同一のロータ出力軸4を共有しており、ステータ2は、その内周側にロータ出力軸4を支持する軸受部6を備えている。
なお実際には、ステータ2およびロータ31,32は、図示しないブラケット(筐体)内に収納され、ステータ2は、その外周側がブラケットに固定されている。したがって、ロータ31,32は、ロータ出力軸4,軸受部6およびステータ2を介してブラケットに支持されることになる。
ステータ2は、環状(いわゆるドーナツ状)に形成されたステータコア5と、ステータコア5の内周側に同軸的に挿入された軸受部6とを備え、それらが合成樹脂21によって一体的にモールドされている。この例において、軸受部6は、2つのラジアルボールベアリングを備えているが、他の軸受手段が採用されてもよい。
図2に示すように、ステータコア5は、複数個(この例では12個)のポールメンバー5a〜5lを環状につなぎ合わせることにより構成されている。各ポールメンバー5a〜5lはすべて同一形状であり、図4に、そのうちの一つのポールメンバー5aを抜粋して示す。なお、図4において、(a)をポールメンバー5aの正面図,(b)を平面図,(c)を右側面図,(d)を底面図としている。
ポールメンバー5aは、図4(c)に示すように、複数枚の金属板を台形状に積層してなるティース(鉄心)51を備え、ティース51の周りには、その両側面を除いて合成樹脂からなるインシュレータ50が一体に形成されている。なお、ティース51は積層によるものの他に、粉体成形などによって一体的に成形することもできる。
インシュレータ50は、ティース51を図示しない成形金型のキャビティ内に入れ、そのキャビティ内に溶融樹脂を注入するインサート成形により形成することができる。この実施形態において、溶融樹脂は比較的流動性のよいSPS(シンジオタクチック−ポリスチレン)が用いられている。
この実施形態において、各ポールメンバー5a〜5lには、中央に固定子鉄心51が配置されているが、この固定子鉄心51を持たない構造、いわゆる空芯コイルを採用したポールメンバー5a〜5lに本発明の構造を適用してもよい。
インシュレータ50は、ティース51の両側面に沿って左右一対として配置されるほぼ扇型のフランジ52,53を含む全体が断面H字形のボビン状に形成されている。この例において、フランジ52,53の扇状の開き角は30゜(360゜/12)である。このインシュレータ50があることにより、ティース51上にコイル7を整然と巻くことができ、また、ティース51とコイル7との間の電気的な絶縁が保たれる。
フランジ52,53には、隣接するポールメンバー同士を互いに連結するための連結手段が設けられている。この例では、一つのポールメンバーあたり、第1および第2の2つの連結手段を備えている。第1連結手段は、図4(c)において、フランジ52,53の幅の広い方の外周側に設けられ、第2連結手段は、幅の狭い方の内周側に設けられている。
第1連結手段は、フランジ52,53の一方の端縁501の外周側に形成されたボス541aと、他方の端縁502の外周側に形成された係合溝542aとを備え、また、第2連結手段は、フランジ52,53の一方の端縁501の内周側に形成されたボス541bと、他方の端縁502の内周側に形成された係合溝542bとを備えている。
第1連結手段のボス541aは、隣接するポールメンバー側の第1連結手段の係合溝542aと係合する関係にあり、第2連結手段のボス541bは、隣接するポールメンバー側の第2連結手段の係合溝542bと係合する関係にある。
なお、この例では、ボス541a,541bをともにフランジ52,53の一方の端縁501側に配置し、係合溝542a,542bをともにフランジ52,53の他方の端縁502側に配置しているが、ボスと係合溝の位置を入れ替えて、例えば第1連結手段側のボス541aを他方の端縁502側に配置し、係合溝542aを一方の端縁501側に配置してもよい。
各連結手段は、適度な押圧力によって係合可能であり、かつ、係合された状態において相対的な回転を許容し得るように、ボス541a,541bは円柱状で、係合溝542a,542bはボスの直径よりも若干狭い開口部を有する、例えばC字状の溝であることが好ましい。
フランジ52,53には、コイル7の渡り線71を処理するための渡り線支持部材55,56がそれぞれ設けられている。渡り線支持部材55,56は、フランジ52,53の外周側の上端部から側方に向けて張り出すように形成されており、各ポールメンバー5a〜5lを環状に連結することに伴って、各渡り線支持部材55,56もステータコア2の側面に沿って環状に配置される(図2参照)。
この例において、当該電動機は3相であり、フランジ52側の渡り線支持部材55は、そのうちの1相分のコイル7の渡り線71を受け持ち、フランジ53側の渡り線支持部材56は、残りの2相分のコイル7の渡り線71を受け持つ。
そのため、フランジ52側の渡り線支持部材55には、1つの渡り線収納溝551が設けられており、フランジ53側の渡り線支持部材56には、2つの渡り線収納溝561,562が設けられている。
なお、渡り線支持部材56のように、例えば2つの渡り線収納溝561,562が設けられる場合、その2本の渡り線71の絡まりや入れ違いを防止する意味で、渡り線支持部材56の上面側に一方の渡り線収納溝561を配置し、下面側に他方の渡り線収納溝562を配置することが好ましい。
また、渡り線収納溝551,561,562の各々は、一旦入れられた渡り線71が容易に抜け出ないようにするため、入り口が狭く内部が広い溝、例えば断面ほぼC字型の溝であることが好ましい。
渡り線支持部材55,56には、渡り線71の一部分を巻き付けておくための絡げ部58a〜58cが設けられている。この絡げ部は、渡り線収納溝ごとに設けられる。したがって、この例では、渡り線支持部材55側には、渡り線収納溝551に対応して1つの絡げ部58aが設けられ、渡り線支持部材56側には、渡り線収納溝561,562に対応して2つの絡げ部58b,58cが設けられている。
各絡げ部58a〜58cはともに、渡り線支持部材55,56の両端からステータコア2の円周方向に沿って突設された一対のロッド581a,581bを備え、各ロッド581a,581bの先端部には、そのロッドに巻き付けられた渡り線71の脱落を防止するロッド径よりも大径のストッパ582がそれぞれ形成されている。
なお、渡り線支持部材56のように、例えば2つの絡げ部58b,58cが設けられる場合、それに対する巻き付け作業を容易とするため、その一方の絡げ部58bと、他方の絡げ部58cは異なる高さ位置に配置されることが好ましい。
さらに、各フランジ52,53の外周側の上端に、ティース51に沿って巻回されたコイル7の両端を係止しておく一対のコイル係止溝59a,59bを設けることにより、巻回されたコイル7のほぐれなどを気にすることなく、その渡り線71を処理することができる。
次に、図5〜7を参照して、ステータコア2の組立手順の一例を説明する。この例において、当該電動機は3相電動機であるから、図2に示す12個のポールメンバー5a〜5lのうち、例えばポールメンバー5a,5d,5g,5jがU相用,ポールメンバー5b,5e,5h,5kがV相用,ポールメンバー5c,5f,5i,5lがW相用であるとする。
また、一方の渡り線支持部材55の渡り線収納溝551および絡げ部58aをU相用として使用し、他方の渡り線支持部材56の渡り線収納溝561および絡げ部58bをV相用、同渡り線支持部材56の渡り線収納溝562および絡げ部58cをW相用として使用するものとする。
各相ごとに図示しない自動巻線機にてコイルを巻くのであるが、その巻線手順は同一であるため、ここではもっぱらU相について説明する。図5に示すように、U相用の4つのポールメンバー5a,5d,5g,5jに対して、例えばポールメンバー5a側からコイル7を巻いていく。
すなわち、所定長さの引出線Uaを確保して、まず、コイル7の一部分をポールメンバー5aに設けられている絡げ部58aの一方のロッド581aに所定回数巻き付けた後、一方のコイル係止溝59aに係止してインシュレータ50内に導き入れ、所定のターン数分巻回してコイル7を形成する。
しかる後、コイル7の終端側を他方のコイル係止溝59bに引っかけて他方のロッド581bに導いて所定回数巻き付ける。そして、おおよそ2つのポールメンバー分の長さに相当する渡り線71Uを確保して、次のポールメンバー5dに移り上記ポールメンバー5aと同様の手順でコイル7を形成する。
残されたポールメンバー5g,ポールメンバー5jについても同様にしてコイル7を形成した後、最後のポールメンバー5jの絡げ部58aの他方のロッド581b側から引出線Ubを所定長さ分引き出して、U相分のコイル巻作業を終了する。
上述した手順と同様にして、V相用のポールメンバー5b,5e,5h,5kおよびW相用のポールメンバー5c,5f,5i,5lについても、それぞれ渡り線71V,71Wでつなげながらコイル7を形成する。この場合、V相については、渡り線支持部材56にある外側の絡げ部58bを使用し、W相については、その内側にある絡げ部58cを使用する。なお、Va,VbはV相用の引出線,Wa,WbはW相用の引出線である。
このようにして、3相分のポールメンバーユニットを形成した後、図6に示すように、渡り線71UでつなげられたU相用ポールメンバー5a,5d,5g,5jをそれらの外周側が内側で、内周側が外側となるようにほぼ円弧状に配置し、それら各ポールメンバー5a,5d,5g,5jの隣にV相用ポールメンバー5b,5e,5h,5kを配置し、それらの第1連結手段側のボス541aと係合溝542aとにより、ポールメンバー5aと5b,5dと5e,5gと5h,5jと5kとをそれぞれ連結する。
次に、図6で空いているポールメンバー間に、図7に示すように、W相用のポールメンバー5c,5f,5i,5lを配置して、これらの各ポールメンバー5c,5f,5i,5lを上記と同様に、第1連結手段側のボス541aと係合溝542aとにより、両隣の各ポールメンバーと連結する。
このようにして、12個のポールメンバー5a〜5lを連結した後、それらの外周が外側となるように、両端に位置するポールメンバー5aと5lを図7の矢印方向に回して、ポールメンバー5aと5lとを、それらの第1連結手段側のボス541aと係合溝542aとにより連結する。また、各ポールメンバー5a〜5lの内周側同士を第2連結手段側のボス541bと係合溝542bとにより連結する。
これにより、12個のポールメンバー5a〜5lが図2に示すように環状に組み立てられるのであるが、このとき、渡り線の処理を行う。すなわち、U相の渡り線71Uを例えばポールメンバー5aを起点として時計方向回りに、ポールメンバー5b,5c,5e,5f,5h,5i,5k,5lの各渡り線支持部材55の渡り線収納溝551内に入れる。
同様に、V相の渡り線71Vを例えばポールメンバー5bを起点として時計方向回りに、ポールメンバー5c,5d,5f,5g,5i,5j,5l,5aの各渡り線支持部材56の渡り線収納溝561内に入れる。W相の渡り線71Wについても、例えばポールメンバー5cを起点として時計方向回りに、ポールメンバー5d,5e,5g,5h,5j,5k,5a,5bの各渡り線支持部材56の渡り線収納溝562内に入れる。
最後に、ステータコア5の内周側に軸受部6を挿入した後、インサート成形により、図1に示すように、各ポールメンバーの外周部分および内周部分と、その内周部分に接する軸受部6の一部を合成樹脂21によって固める。
次に、図8〜図12を参照して、本発明の第2実施形態に係るアキシャルギャップ型電動機について説明する。なお、上述した第1実施形態と同一もしくは同一と見なされる箇所には同じ参照符号を付し、その説明は省略する。この第2実施例は、9スロット8極のアキシャルギャップ型電動機に適用した場合である。
このアキシャルギャップ型電動機1aは、上記第1実施形態と同様にほぼ円盤状をなすステータ2と、ステータ2の両側に所定の空隙をもって対向的に配置される一対のロータ31,32とを含み、ロータ31,32は同一のロータ出力軸4を共有しており、ステータ2は、その内周側にロータ出力軸4を支持する軸受部6を備えている。なお、このアキシャルギャップ型電動機1aも図示しないブラケットに収納されている。
ステータ2は、環状(ドーナツ状)に形成されたステータコア5と、ステータコア5の内周側に同軸的に挿入された軸受部6とを備え、それらが合成樹脂21によって一体的にモールドされている。
図9に示すように、ステータコア5は、複数個(この例では9スロット分)のポールメンバー5m〜5uを環状に繋ぎ合わせることにより構成されている。各ポールメンバー5m〜5uは全て同一形状であり、図11にその1つのポールメンバー5mを抜粋して示す。なお、図11において、ポールメンバー5mの正面図を(a)、平面図を(b)、底面図を(c)、左側面図(d)とし、図12は要部断面図である。
ポールメンバー5mは、図11(a)に示すように、複数枚の電磁鋼板を半径方向に積層してなるティース(鉄心)51aを備え、ティース51aの周りには、その両側を除いて合成樹脂からなるインシュレータ50aが一体に形成されている。なお、ティース51は、粉末成形などによて一体的に形成してもよい。
インシュレータ50aは、ティース51aを図示しない成型金型内のキャビティに入れ、そのキャビティ内に溶融樹脂を注入するインサート成型により形成することができる。この実施形態においても、溶融樹脂は比較的流動性のよいSPS(シンジオタクチック−ポリスチレン)が用いられている。
この実施形態において、インシュレータ50aは、ティース51aにインサート成型によって形成されているが、例えば、インシュレータ50aを予め2つのピースから構成しておき、ティース51aを挟んでそれらを両側から挟んで取り付けるようにしてもよい。
ティース51aには、ロータ31,32の回転方向、この実施形態では時計回り方向に沿って所定角度傾斜されたスキュー511aが形成されている。この実施形態において、スキュー角は、5°に設定されており、これによれば、コギングトルクの発生を抑えることができ、エネルギー変換効率がよくなる。
スキュー511aは、隣接するポールメンバー間のギャップ面に対して直線形状に形成されているが、これ以外に円弧形状であってもよく、コギングトルクを効果的に抑える効果が得られればその形状は特に限定されない。
インシュレータ50aは、ティース51aの両側面に沿って左右一対として配置されるほぼ扇形のフランジ52a,53aを含む全体が断面H字型のボビン状に形成されている。このインシュレータ50aの存在により、ティース50aに対してコイル7を整然と巻くことができる。
フランジ52a,53aには、隣接するポールメンバー同士を連結するための連結手段が設けられている。この例において、連結手段は、フランジ52a、52bの内周側に設けられている。
連結手段は、フランジ52a、53aの一方の端縁501の内周側に形成されたボス541cと、他方の端縁502の内周側に形成された係合溝542cとからなり、それらが互いに係合し合うことにより、図9に示すような、環状のステータコア5が形成される。
この実施形態において、ボス541cおよび係合溝542cは、角柱体およびそれに合致する矩形溝からなり、それらを互いに係合させることにより、スキュー511aの位置決め手段としても併用されている。
フランジ52a、53aの側面には、コイル7の渡り線71を処理するための渡り線収納溝55a〜55cが3箇所設けられている。この実施形態において、各渡り線収納溝55a〜55cは、それぞれフランジ52a、53aの側面に外周側に沿って円弧状に形成されており、一方のフランジ52a側には2本の渡り線収納溝55a、55bが形成されており、残りの渡り線55cは他方のフランジ53a側に形成されている。
図12に示すように、各渡り線収納溝55a〜55cはU字状の溝からなるが、より好ましくは、開口部の溝幅が内部の溝幅と同一もしくはそれ以下に設計されていることが好ましい。これによれば、渡り線71の抜け止め効果が得られる。
各渡り線収納溝55a〜55cは、また、その先端部分(開放端側)が他の部分に比べて薄肉化されていることが好ましい。これによれば、各ポールメンバー5m〜5uを連結した後、合成樹脂21によって一体化する際に溶融樹脂の熱が先端部分に伝播することにより、先端部分が軟化して内部に収納された渡り線71を包み込むことで、渡り線71の抜け止め効果がより一層向上する。
また、渡り線収納溝55a〜55cが2箇所以上併設されている場合、すなわち、図12に示す、渡り線収納溝55a、55bのように設置された場合において、渡り線収納溝55a、55b同士は、段差部を介して高さ位置が異なるように設置されている。なお、この実施形態においての高さ位置とは、軸方向の高さをいう。
この実施形態においては、外周側の渡り線収納溝55aが内周側の渡り線収納溝55bよりも一段低く形成されている。これによれば、溶融樹脂が金型キャビティ内をスムーズに流れるため、ステータコア2と合成樹脂21との間に隙間(ボイド)などを形成することなく、まんべんなく流し込むことができる。
各渡り線収納溝55a〜55cの内、内径側の渡り線収納溝(この実施形態では、渡り線収納溝55b、55c)の内周側の各外壁面57aが半径方向に向かって傾斜されたテーパー面からなることが好ましい。これによれば、中心から外周側に向かって流れ込んでくる溶融樹脂をより一層スムーズに外周側に流れ込ませることができる。
さらに、溶融樹脂を流れやすくする手段として、フランジ52a、53aの一部には、ポールメンバー5m〜5u同士を繋ぎ合わせて一体化する際に、樹脂の流れをよくするための樹脂導入路521a、531aが設けられている。樹脂導入路521a、531aは、半径方向に沿ってフランジ52a、53aの内径側に形成されたコ字状に溝からなり、ここから溶融樹脂がフランジ52a、53aの側面を通って外周部に流れ込む。
この実施形態において、樹脂導入路58aは、フランジ52a、53aの内周側に半径方向に沿って1箇所のみ設けられているが、例えば複数箇所に設けてもよく、その数および形状は特に限定されない。
各渡り線収納溝55a〜55cには、半径方向に沿って切り欠かれた係止溝56a〜56dが設けられている。係止溝56a〜56dは、各渡り線収納溝55a〜55cに2箇所設けられており、それらに渡り線71の一部を引っ掛けておくことにより、運搬時などに渡り線71が解れるのを防止する。
各ステータコア5m〜5uの組立・結線手順は、上述した第1実施形態と基本的に同じであるが、9スロット型の場合は、U・V・W相をそれぞれ(+)→(−)→(+)の順に配置する必要があり、真ん中のステータコアの巻回方向を逆にするか、結線を逆に接続する必要がある。
ステータコア5m〜5uの組立後は、合成樹脂21によってインサート成型することでステータ2として形成される。通常、樹脂は溶融状態でステータ2の中心からキャビティ内に流し込まれ、外周側に向かって送り込まれるが、この第2実施形態では、渡り線収納溝55a〜55cがフランジ52a,53aの側面に形成されていたり、テーパー面を設けるなど、溶融樹脂の流れをスムーズにするための工夫がなされているため、より均質なステータ2が得られる。
このように、最終的に各ポールメンバーを合成樹脂21によって永久的に固める場合、各ポールメンバーの内周側に設けられている第2連結手段は必ずしも必要とされない。また、上記の例では、一対のロータ31,32を備えているが、片面ロータであってもよい。このように、本発明には、その要旨を逸脱しない範囲内および技術的均等とされる範囲内で、種々の変形例が含まれる。
なお、図13(a)および(b)に示すように、各ポールメンバー5a〜5l(第1実施形態)、5m〜5uに内蔵される固定子鉄心51は、そのフランジ511(512),512a(513a)の積層方向に垂直な面への投影面積がスキューの有無に関わらず、左右同じであることが好ましい。
すなわち、図13(a)に示すように、スキューなしの場合は、中央の巻回部513を挟んで左右に形成されたフランジ511,522の投影面積が左右対称となっている。
また、図13(b)に示すように、ティース51aのギャップ間にスキュー511aが形成されている場合においても、巻回部514aの一部がフランジ513a側に張り出すように形成されていることにより、左右のフランジ部512a、513aの積層方向に垂直な面への各投影面積が同じになるように形成されている。
これによれば、面積が同じになることにより、巻線をポールメンバーからはみ出すことなく一様に納めることができる。また、巻線がはみ出ないため、ポールメンバー同士を干渉させることなく配置できる。
なお、固定子鉄心51を持たない場合には、各インシュレータ5a〜5uに形成されたフランジ部52a,53aの投影面積を同じにすることにより、同様の効果が得られる。
このアキシャルギャップ型電動機によれば、渡り線71の処理が容易になることにより、組立性がよく、生産性の向上が図れる。また、コイルの仕様や巻き方についての設計自由度がよく、高効率なモータを得ることができる。さらには、各パーツを一体的に組み込むことで、より安価に生産することができる。
本発明の第1実施形態に係るアキシャルギャップ型電動機の内部構造を示す概略的な断面図。 上記第1実施形態のアキシャルギャップ型電動機が備えるステータコアを示す側面図。 上記ステータコアの平面図。 上記ステータコアに含まれるポールメンバーの(a)正面図,(b)平面図,(c)右側面図,(d)底面図。 上記ステータコアの組立手順を説明する説明図。 上記ステータコアの組立手順を説明する説明図。 上記ステータコアの組立手順を説明する説明図。 本発明の第2実施形態に係るアキシャルギャップ型電動機の内部構造を示す概略的な断面図。 上記第2実施形態のアキシャルギャップ型電動機が備えるステータコアを示す側面図。 上記第2実施形態のステータコアの平面図。 上記第2実施形態のステータコアに含まれるポールメンバーの(a)正面図,(b)平面図,(c)右側面図,(d)底面図。 上記第2実施形態のポールメンバーの断面図。 上記第1および第2実施形態の固定子鉄心の構造を説明する説明図。
符号の説明
1,1a アキシャルギャップ型電動機
2 ステータ
31,32 ロータ
4 出力軸
5 ステータコア
5a〜5l,5m〜5u ポールメンバー
50 インシュレータ
51,51a ティース
52,53(52a,53a) フランジ
541a,541b ボス
542a,542b 係合溝
55,56 渡り線支持部材
551,561,562 渡り線収納溝
58a〜58c 絡げ部
59a,59b コイル係止溝
6 軸受部
7 コイル
71U,71V,71W 渡り線

Claims (9)

  1. それぞれがほぼ円盤状に形成されており、同一の回転軸に所定の空隙をもって対向的に配置されるステータとロータとを含むアキシャルギャップ型電動機において、
    上記ステータは、環状に配置される複数個のポールメンバーを備え、上記ポールメンバーには、ポールメンバー間に掛け渡される渡り線を支持する渡り線支持部材が備えられていることを特徴とするアキシャルギャップ型電動機。
  2. 上記渡り線支持部材は、上記ロータの径方向外周側で同ロータと対向するように配置されていることを特徴とする請求項1に記載のアキシャルギャップ型電動機。
  3. 上記ポールメンバーは、固定子鉄心を有するとともに、上記固定子鉄心にはコイル巻回用の左右一対のフランジを含むボビン形状のインシュレータが一体的に形成されており、上記インシュレータに、上記渡り線支持部材が備えられていることを特徴とする請求項1または2に記載のアキシャルギャップ型電動機。
  4. 上記ポールメンバーにおける上記フランジの少なくとも一方に、上記渡り線支持部材が一体に設けられている請求項3に記載のアキシャルギャップ型電動機。
  5. 上記渡り線支持部材は、上記フランジの側方に張り出すように設けられている請求項4に記載のアキシャルギャップ型電動機。
  6. 上記渡り線支持部材には、上記渡り線を捕捉する渡り線収納溝が形成されている請求項1乃至5に記載のアキシャルギャップ型電動機。
  7. 上記渡り線収納溝は、少なくとも相数に応じた数だけ設けられている請求項6に記載のアキシャルギャップ型電動機。
  8. 上記渡り線支持部材には、上記固定子鉄心の周りに巻回されるコイルの巻き始端側およびコイルの巻き終端側が巻き付けられる絡げ部が設けられている請求項1乃至7に記載のアキシャルギャップ型電動機。
  9. 上記絡げ部は、上記コイルの巻き始端側の第1ロッド部と、上記コイルの巻き終端側の第2ロッド部とからなり、上記フランジの上縁には、上記コイルの巻き始端側の第1ロッド部から上記インシュレータ内に至るコイルの一部分および上記インシュレータ内から上記コイルの巻き終端側の第2ロッド部に至るコイルの一部分が通されるコイル係止溝が形成されている請求項8に記載のアキシャルギャップ型電動機。
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