JP6468124B2 - 回転電機の製造方法とその回転電機に用いられるステータの製造装置 - Google Patents

回転電機の製造方法とその回転電機に用いられるステータの製造装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6468124B2
JP6468124B2 JP2015162364A JP2015162364A JP6468124B2 JP 6468124 B2 JP6468124 B2 JP 6468124B2 JP 2015162364 A JP2015162364 A JP 2015162364A JP 2015162364 A JP2015162364 A JP 2015162364A JP 6468124 B2 JP6468124 B2 JP 6468124B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coil
coil body
twist
tool
gap
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015162364A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017041975A (ja
Inventor
宏紀 立木
宏紀 立木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2015162364A priority Critical patent/JP6468124B2/ja
Publication of JP2017041975A publication Critical patent/JP2017041975A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6468124B2 publication Critical patent/JP6468124B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Windings For Motors And Generators (AREA)
  • Manufacture Of Motors, Generators (AREA)

Description

本発明は、回転電機の製造方法とその回転電機に用いられるステータの製造装置に関するものである。
近年、電動機、発電機などの回転電機において、小型高出力化及び高品質化が求められている。そのためトルク脈動が抑えられ、高出力化が可能な分布巻構造のステータを有する回転電機が要望されている。
分布巻構造のコイル配置として、同心巻構造と重ね巻構造のものがある。同心巻構造のコイル配置は、コイル組立装置による自動生産が容易であるが、コイルエンドが同心状に配置されており、大きなコイルエンドを有するため、回転電機の大型化の原因となっていた。一方、重ね巻構造のコイル配置では、コイルを螺旋状に配置させる重ね巻構造はコイルエンドの干渉が小さくステータの小型化を図ることができるが、コイル組立装置による自動化が困難であるという問題があった。
そこで、特許文献1に記載の回転電機では、コイル組立装置に重ね巻構造でコイルを配置する際、2グループの複数からなるコイルを準備し、これらのコイルを2段に重ねることでコイルをステータコア上に重ね巻構造に配置し、重ね巻構造のステータを製造していた。また、特許文献2では、コイル組立装置を用いてステータコアにコイルを配置する際、外径側から内径側に向かって複数のコイルを集合させ、それぞれのコイルの接合部分同士を結線することで重ね巻構造のステータを製造していた。
特開2013−12339号公報 特開2014−180138号公報
従来の回転電機の製造方法にあっては、複数のコイルをステータコアに配置した後、コイル同士を結線することにより重ね巻構造のステータを製造していた。このような回転電機の製造方法にあっては、複数のコイルを1本の導体線を用いて、連続的に製造することが難しく、コイルをステータに挿入した後に、複数のコイルを結線するための結線工程が煩雑になるという課題があった。
本発明は、上述のような問題を解決するためになされたもので、1本の導体線で連続的に複数のコイルの製造が可能であり、かつ、煩雑な結線工程が不要であることで、重ね巻構造のステータを容易に製造可能な回転電機の製造方法を提供することを目的としている。
本発明に係る回転電機の製造方法にあっては、円環状のヨーク部と、ヨーク部の内径側に設けられた内径中心に向かう凸部である複数のティースと、隣接する2つのティースの隙間である複数のスロットと、を有する円環状のステータコアを備える回転電機の製造方法であって、巻枠に導体線を複数回巻回して環状のコイルを形成し、コイルを複数個連続して形成することでコイルが複数個連なったコイル体を形成する、コイル体形成工程と、コイル体を放射状に配置して放射状コイル体とし、軸方向に平行に延びる第1のブレードを円周方向に複数配列してなる第1のブレード群を有する円筒形状のコイル体保持ツールを用いて、コイル体保持ツールの先端部であって各々の隣接する第1のブレード間に形成される隙間である第1の引掛隙間にコイルの各々の一側部が保持されるように放射状コイル体をセットする、コイルセット工程と、複数の第1のブレードに対応して複数配列された第2のブレード群を有するツイストツールを用いて、各々の隣接する第2のブレード間に形成される隙間である第2の引掛隙間にコイルの各々の他側部が保持されるようにツイストツールをコイル体保持ツールに対向させ、コイルの一側部から少なくとも1つ以上の第1の引掛隙間間隔だけ離れた位置に他側部を周方向に移動させるようにツイストツールを回転させ、ツイストツールに保持された各々の他側部を第1の引掛隙間に挿入させてコイル体保持ツールに網目状コイルアセンブリを形成する、ツイスト工程と、ステータコアをコイル体保持ツールの先端部にセットする、ステータコアセット工程と、各々の一側部及び他側部を対応するそれぞれのスロットに挿入させるように、網目状コイルアセンブリをステータコアに挿入する、インサート工程とを含む。
本発明に係る回転電機の製造方法においては、複数のコイルを連続的に製造可能であり、煩雑な結線工程が不要な重ね巻構造のステータを備えた回転電機を容易に製造できる。
実施の形態1に係る回転電機の製造方法により製造された回転電機の右半分のみ断面で示す片側断面図である。 実施の形態1に係る回転電機の製造方法により製造された回転電機のステータの平面図である。 実施の形態1に係る回転電機の製造方法により製造された回転電機のステータの部分断面図である。 実施の形態1に係る回転電機の製造方法により製造された回転電機のステータの製造工程を示すブロック図である。 実施の形態1に係るコイル体を製造するための巻枠の斜視図である。 実施の形態1に係る巻枠の正面図である。 実施の形態1に係る順方向に巻回したコイルを製造する際の巻枠の拡大図である。 実施の形態1に係る逆方向に巻回したコイルを製造する際の巻枠の拡大図である。 コイル体が完成した際の巻枠の斜視図である。 コイル体の斜視図である。 コイル組立装置の概略図である。 コイル体保持ツール、ツイストツール及びストリッパを詳細に説明する斜視図である。 コイル体が放射状に配置されてなる放射状コイル体を示す斜視図である。 コイルセット工程における3相分の放射状コイル体をコイル体保持ツールにセットする際の配置を説明するための斜視図である。 コイルセット工程における放射状コイル体の保持方法の説明図である。 ツイスト工程におけるコイル組立装置の概略図である。 実施の形態1に係るツイスト工程を説明するためのコイル体保持ツールの断面で見た説明図である。 実施の形態1に係るツイスト工程の開始直前におけるコイル体保持ツールにセットされた放射状コイル体の上面図である。 実施の形態1に係るツイスト工程の終了直後におけるコイル体保持ツールに保持された網目状コイルアセンブリの上面図である。 実施の形態1に係るツイスト工程の終了直後におけるコイル体保持ツール上での網目状コイルアセンブリの上面図の部分拡大図である。 ステータコアセット工程におけるコイル組立装置の概略図である。 インサート工程におけるストリッパの動作の説明図である。 インサート工程を詳細に説明するための部分断面図である。 実施の形態2に係る製造方法により製造された回転電機のステータの平面図である。 実施の形態2に係る回転電機の製造方法により製造された回転電機のステータの断面図である。 実施の形態2に係るツイスト工程を説明するためのコイル体保持ツールの断面で見た説明図である。
以下、本発明に係る回転電機及び回転電機の製造方法について、以下のように方向を定義して説明する。周方向は、ステータの周方向であり、軸方向はステータの厚み方向である。また、内径方向とはステータの外周からステータの中心に向かう方向である。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係る回転電機の製造方法により製造された回転電機100の右半分のみの断面で示す片側断面図である。図1において、回転電機100は、有底円筒状のフレーム2およびフレーム2の開口部を塞口する端板3を有するハウジング1と、フレーム2の円筒部に内嵌状態に固着されたステータ10とフレーム2の底部及び端板3にベアリング4を介して回転可能に配設されたロータ5とを備えている。
ロータ5は、ロータ5が回転するための回転軸51と、回転軸51に固着されたロータコア52を備える。ロータコア52の外周面側には、例えば、周方向に所定のピッチで埋設された磁極を構成する永久磁石53が設けられている。ステータ10は、ステータコア11と、ステータコア11に装着された複数のコイルからなるステータコイル20とから構成されている。
次に、ステータ10の構成について具体的に図2及び図3を参照しつつ説明する。図2は、本発明の実施の形態1に係る回転電機100の製造方法により製造されたステータ10の平面図である。また、図3は、本発明の実施の形態1に係る回転電機100の製造方法により製造されたステータ10の部分断面図である。
図2及び図3に示すように、積層された電磁鋼板からなるステータコア11には、ステータコイル20から発生する磁束を通す円環状に形成されたヨーク部14と、ヨーク部14の内径方向への凸部である複数のティース15とが設けられている。
隣接するティース15の間には、ティース15が有する凸部の隙間であるスロット16が形成されている。スロット16の内側には、スロットセル12が設けられている。スロットセル12は、ステータコイル20とステータコア11とを電気的に絶縁する。さらに、スロット16には、ステータコイル20がスロット16に挿入された部分であるコイル挿入部21が設けられている。ウェッジ13は、スロット16の開口部に設けられており、コイル挿入部21の飛び出しを防止する。
ロータ5は、永久磁石型ロータに限らない。例えば、絶縁処理を施していないロータ導体をロータコアのスロットに収納した後、両側を短絡環で短絡し、かご形のロータにしたものを用いてもよい。また、永久磁石を用いたロータ、あるいは、かご形のロータの代わりに、絶縁処理を施した導体線をロータコアのスロットに装着した巻線形のロータを使用してもよい。
スロットセル12は、例えば、ポリエチレンテレフタレート樹脂またはメタ系アラミド繊維などの絶縁材料で構成されたものである。ウェッジ13は、スロット16からコイル挿入部21の飛び出し防止用にくさびで固定する。ウェッジ13は、スロットセル12と同様に、例えば、ポリエチレンテレフタレート樹脂またはメタ系アラミド繊維などの絶縁材料で構成されたものである。
図3に示すように、2つのコイル挿入部21が1箇所のスロット16に挿入されており、2つのコイル挿入部21が同一のスロット16を共有する構造となっている。
次に、ステータ10の製造方法について説明する。図4は、ステータ10の製造工程を示すブロック図である。図4に示すように、ステータ10は、以下のような工程を経て製造される。まず、コイル体形成工程600において、巻枠を用いて複数の環状のコイルが連なったコイル体を形成する。次に、コイルセット工程700において、U相、V相、及びW相の3体のコイル体を放射状に配置した放射状コイル体をコイル体保持ツールにセットする。さらに、ツイスト工程800において、ツイストツールを用いて放射状コイル体をツイストして、網目状コイルアセンブリを形成する。そして、ステータコアセット工程900において、ステータコア11をセットする。最後に、インサート工程1000において、ツイスト工程800にて形成された網目状コイルアセンブリをステータコア11に挿入する。
コイル体形成工程600を説明するに当たり、コイル体の製造に用いる巻枠について説明する。図5は、コイル体を製造するための巻枠60の斜視図である。図5に示すように順方向巻枠61と逆方向巻枠62とが交互に配置されている。コイル体は、複数個の環状のコイルが1本の導体線により形成されたものである。巻枠60には、順方向巻枠61及び逆方向巻枠62が交互に設けられている。順方向巻枠61の巻方向は、逆方向巻枠62の巻方向と逆方向である。順方向巻枠61及び逆方向巻枠62との間には、必要な間隔だけ渡り線のための隙間が設けられている。このように、渡り線を設けることで、後に説明するコイルセット工程700にて、コイル体を放射状に配置することができる。
図6は、巻枠60の正面図である。巻枠60には、巻き始める際に導体線を固定するためのピン611が設けられている。図6に示すように、順方向巻枠61には、コイル体の巻き倒れの防止のための巻枠壁612,613,614が設けられている。巻枠壁612と巻枠壁613からなる隙間に、導体線を巻きつける巻芯615が形成される。同様に、巻枠壁613と巻枠壁614からなる隙間にも、導体線を巻きつけるための巻芯616が形成される。
順方向巻枠61と同様に、逆方向巻枠62には、コイル体の巻き倒れの防止のための巻枠壁622,623,624が設けられている。巻枠壁622と巻枠壁623からなる隙間に、導体線を巻きつける巻芯625が形成される。同様に、導体線を巻きつける巻芯626が巻枠壁623と巻枠壁624からなる隙間に形成される。なお、巻芯615、巻芯616、巻芯625及び巻芯626に巻きつける回数は、適宜変更してもよいのは言うまでもない。
図7は、本発明の実施の形態1に係る順方向に巻回したコイル201を製造する際の巻枠60の拡大図である。図6及び図7に示すように、巻枠壁612の上部には、切り欠き部631が設けられている。切り欠け部631を介して、導体線200は、巻枠壁612の外側から巻枠壁612,613間の隙間に移動する。同様に、巻枠壁613の上部には、切り欠き部632が設けられている。切り欠き部632を介して、導体線200は、巻枠壁612,613間の隙間から巻枠壁613,614間の隙間に移動できる。さらに、巻枠壁614の上部には、切り欠き部633が設けられている。切り欠き部633を介して、導体線200は、巻枠壁613,614間の隙間から巻枠壁614の外側に移動できる。
図8は、本発明の実施の形態1に係る逆方向に巻回したコイルを製造する際の巻枠60の拡大図である。また、図7と同様、図8に示すように、巻枠壁622の上部にも、順方向巻枠61から逆方向巻枠62に導体線200を移動させるための切り欠き部634が設けられている。図8に矢印で示す方向に回転させ、導体線200を巻芯625に複数回巻きつける。ここで、図7と図8に示す巻枠60の回転方向は互いに反対である。
図9は、コイル体が完成した際の巻枠60の斜視図である。図10は、コイル体22の斜視図である。図9に示すように巻枠60の巻回を完了した後、図10に示すように、巻枠60からコイル体22を取り外す。1本の導体線200から構成された16個のレーストラック形状のコイル201からなるコイル体22が完成する。ここで、コイル201は、巻芯64に導体線を複数回巻回することで、レーストラック形状に形成される。すなわち、コイル201は、2つの平行な直線部と外側に凸の滑らかな曲線でその2つの直線部を連結する曲線部とを有する。なお、各相それぞれにコイル体22を設け、各相を構成するコイル体はそれぞれ、1本の導体線により形成されている。なお、コイル201は、レーストラック形状に限らず、円環状あるいは四角環状でもよく、環状に形成されていればよい。コイル体22が1本の導線200からなることで、複数のコイル201を連続的に製造することができる。
以下で、回転電機100に用いられるステータの製造装置としてのコイル組立装置1001は、以下に説明するコイルセット工程700、インサート工程800、ステータコアセット工程900、及びインサート工程1000にて用いられる。
ひとまず、コイルセット工程700について説明する前に、コイル組立装置1001の構成について詳細に説明する。図11は、コイル組立装置1001の概略図で、後述する放射状コイル体23がセットされた状態を示している。図11に示すようにコイル組立装置1001には、コイル体保持ツール71を載置するためのブレード台1002が設けられている。ブレード台1002には、軸方向に平行に延出する複数のブレード72からなるコイル体保持ツール71が載置される。コイル体支持具73は、放射状コイル体23を保持する。ツイスト駆動部1003は、ツイストツール81を上下方向と周方向に駆動する駆動力となる。ストリッパ駆動部1004は、ストリッパ91を上下方向に駆動する駆動力となる。制御部1005は、ツイスト駆動部1003及びストリッパ駆動部1004を制御する。
なお、制御部1005は、ツイストツール81のツイストする幅を制御する。ここで、制御部1005は、外部からツイストする間隔の読み出しを行う。ツイストする幅の読み出しは、外部からの入力に限らず、制御部1005が有する記憶部(図示せず)に予め記憶させたものを読み出してもよい。
図12は、コイル体保持ツール71、ツイストツール81及びストリッパ91を詳細に説明する斜視図である。コイル体保持ツール71は、円筒形の底部と底部から軸方向に平行に延出するブレード72とを有する。複数のブレード72は、円筒形の円周方向に沿って配置される。また、隣接する各々のブレード72間に引掛隙間が形成される。コイル体保持ツール71が有する引掛隙間の個数は、ステータコア11が有するスロット16の個数と同じである。また、隣接する各々のブレード72間の引掛隙間の周方向の幅は、スロット16の幅と対応している。
ツイストツール81は、ステータコア11が有するスロット16と同数の引掛隙間を有する。ツイストツール81には、複数のツイストバー82が円筒形の円周方向に沿って配列されている。ここで、隣接する各々のツイストバー82間の引掛隙間の幅は、隣接する各々のブレード72間の引掛隙間の幅と同一である。
ストリッパ91は、円筒形に形成されている。軸方向に延出する複数の各々のストリッパバー92が、ストリッパ91の円筒形の円周方向に沿って複数個配列されている。各々のストリッパバー92は、隣接する各々のブレード72間の引掛隙間に対応するように設けられている。その結果、各々のストリッパバー92は、隣接する各々のブレード72間の引掛隙間に嵌め合わされる。
次に、コイルセット工程700について、図11から図15を用いて説明する。図13は、コイル体22が放射状に配置されてなる放射状コイル体23を示す斜視図である。図14は、コイルセット工程700における3相分の放射状コイル体23をコイル体保持ツール71にセットする際の配置を説明するための斜視図である。図15は、コイルセット工程700における放射状コイル体23の保持方法の説明図である。
まず、コイルセット工程700では、図13に示すように、コイル体22を構成する各々のコイル201を放射状に展開して、放射状コイル体23を形成する。次に、図14に示すようにU相の、V相、W相の放射状コイル体23をそれぞれ順にコイル体保持ツール71に挿入する。図14において、放射状コイル体23Uは、U相用であり、放射状コイル体23Vは、V相用であり、放射状コイル体23Wは、W相用である。なお、各相の放射状コイル体23U,23V,23Wについて、コイル体保持ツール71に挿入する順番を適宜変更してもよいのは言うまでもない。なお、以下では、必要に応じて、各相の放射状コイル体23U,23V,23Wを一括して放射状コイル体23と簡潔に呼ぶものとする。
ここで、図15に示すように、放射状コイル体23をコイル体保持ツール71に挿入した際、放射状コイル体23は、ストリッパ91により保持されている。ここで、放射状コイル体23の各々のコイル201の片側部分は、ブレード72間の引掛隙間に挿入されている。
図15(a)に示す放射状コイル体23を支えるためにストリッパ91を用いてもよいし、図15(b)に示すように、放射状コイル体23を支えるコイル体支持具73を別途用意してもよい。また、ストリッパ91とコイル体支持具73を両方使用してもよい。
なお、以下では、コイル201の一側部及び他側部を以下のように定義して、説明を行う。一側部とは、コイルセット工程700にてコイル201がブレード72の引掛隙間に挿入された片側部分である。他側部とは、コイル201の一側部以外の部分である。例えば図15において、一側部は、放射状コイル体23の下半分であり、他側部は、その上半分である。
次に、ツイスト工程800について説明する。図16は、ツイスト工程800におけるコイル組立装置1001の概略図である。ここでは、図16に示すように、放射状コイル体23は、コイル体支持具73及びストリッパ91に支持されている。次に、図16に示すように、ツイストツール81が、コイル体保持ツール71に接するように近付けられる。ここで、放射状コイル体23の各々のコイル201は、その一側部がブレード72間の引掛隙間に挿入され、その他側部がツイストバー82間の引掛隙間に挿入される。
図17は、実施の形態1に係るツイスト工程800を説明するためのコイル体保持ツール71の断面で見た説明図である。まず、図17(a)は、コイルセット工程700の終了直後の状態を示している。放射状コイル体23の各々のコイル201の一側部が、コイル体保持ツール71のそれぞれの引掛隙間に挿入されている。図17(b),(c)は、ツイスト工程800の途中の状態を示し、図17(d)は、ツイスト工程800の終了時の状態を示している。
次に、図17(b)に示すように各々のツイストバー82を対応するブレード72に対向させる。ここで、放射状コイル体23の各々のコイル201の他側部が、ツイストバー82間の引掛隙間に挿入される。
次に、図17(c)に示すようにツイストツール81を例えば6引掛隙間分だけツイストバー82の周方向に回転させる。これによりツイストツール81に挿入されたそれぞれのコイル201は6引掛隙間分だけ回転する。以下に、「ツイストする」とは、コイル201の一側部を固定した状態で他側部を変形させ、一側部から所定引掛隙間分だけ離間して挿入される位置に他側部を配置することを意味する。
最後に、図17(d)のようにツイストバー82に挿入されたコイル201の他側部をツイストバー82間の引掛隙間から外す。次に、コイル201の他側部を押下することで、コイル201の他側部がブレード72間の引掛隙間に挿入される。ここで、ツイストツール81の回転状態を維持した状態で他側部を挿入している。その結果、コイル201の他側部は、その一側部から6引掛隙間分だけ離間したブレード72間の引掛隙間に挿入される。
図18は、本発明の実施の形態1に係るツイスト工程800の開始直前におけるコイル体保持ツール71にセットされた放射状コイル体23の上面図である。なお、既に上述しているように、ここでの放射状コイル体23は、U相、V相、W相の3体の放射状コイル体23U,23V,23Wから構成されている。この放射状コイル体23は、コイル体保持ツール71に載置されている。図19は、本発明の実施の形態1に係るツイスト工程800の終了直後におけるコイル体保持ツールに71に保持された網目状コイルアセンブリ24の上面図である。図19では、放射状コイル体23がツイスト工程800を経ることで、3相分の放射状コイル体23がツイストされて、網目状コイルアセンブリ24が形成されている。
ツイスト工程800におけるコイル組立装置1001の動作についてさらに詳細に説明する。まず、図16に示すように、ツイスト駆動部1003は、制御部1005に制御され、ツイストツール81を押し下げる。ここでは、放射状コイル体23が有するそれぞれのコイル201の他側部が、ツイストバー82間の引掛隙間に挿入される。ツイスト駆動部1003は、制御部1005により制御され、ツイストツール81を回転させる。ツイストツール81を回転させた後、コイル体保持ツール71から離間させるように、ツイストツール81を押し上げる。ここで、ツイストツール81を押し上げる際、ツイストバー82の引掛隙間に挿入されたコイル201の他側部は、ツイストツール81による他側部の回転を維持したまま、各々のブレード72間の引掛隙間に挿入される。すなわち、その一側部に対してコイル201の他側部は、複数引掛隙間だけ離間したブレード72の引掛隙間に挿入されることになる。これによって、3相分の放射状コイル体23は、ツイストされた網目状コイルアセンブリ24に形成される。
図20は、本発明の実施の形態1に係るツイスト工程800の終了直後におけるコイル体保持ツール71上での網目状コイルアセンブリ24の上面図の部分拡大図である。図20における枠線24aは、図19に示した網目状コイルアセンブリ24の一部分である。図20に示すように、矢印で示した部分がツイストされて左右に分割されている。ここでは、周方向時計回りを正の方向として、図面左側の矢印201aは、矢印201cに対して(−3)引掛隙間分だけ離間した位置に移動している。図面右側に示す矢印201bは、矢印201cに対して(+3)引掛隙間分だけ離間した位置に移動している。すなわち、コイル201は、合計6引掛隙間分だけ周方向に離間した位置に移動する。このように、複数引掛隙間だけ離れた位置にコイル201の一側部が移動するようにコイル201を変形させることができる。
以上のように、ツイスト工程800では、コイル体保持ツール71及びツイストツール81を用いて放射状コイル体23のコイル201をツイストする。また、ツイストツール81には、放射状コイル体23をツイストするためのツイストツール81が設けられている。ここでツイストツール81をコイル体保持ツール71に対して6引掛隙間分だけ回転させることで、放射状コイル体23のコイル201の一側部を他側部から例えば6引掛隙間分だけ離間したツイストバー82間の引掛隙間に挿入する。その後、放射状コイル体23のコイルの他側部を下部に押し下げ、対応するブレード72間の引掛隙間に挿入する。これによって、3相分の放射状コイル体23がツイストされた網目状コイルアセンブリ24が完成する。
次に、ステータコアセット工程900について説明する。図21は、ステータコアセット工程900におけるコイル組立装置1001の概略図である。ツイスト工程800が完了した後、コアセット台1006にステータコア11を載置する。また、ステータコア11の浮きを防ぐために、ストッパ1007をステータコア11上に設ける。
ステータコアセット工程900におけるコイル組立装置1001の動作について説明する。まず、コアセット台1006にステータコア11を載置する。この際、ステータコアの中心が、コイル組立装置1001の中心である図21に示す点線と一致するように調整する。次に、ストッパ1007をステータコアのコアセット台1006と接する面と対向する面に載置する。すなわち、ここで、ステータコア11は、コアセット台1006及びストッパ1007により挟持される。
最後に、インサート工程1000について説明する。図22は、インサート工程1000におけるストリッパ91の動作の説明図である。図22に示すようにストリッパ91を押上げることで、網目状コイルアセンブリ24は、ステータコア11に挿入される。図23は、インサート工程1000を詳細に説明するための部分断面図である。
隣接する各々のブレード72間の引掛隙間は、図23に示すようにティース15の内径側に設けられた開口部のピッチよりも狭くなるように形成されている。これによって、隣接するブレード72間の引掛隙間に挿入されたコイル201が、それぞれのスロット16に挿入される。さらに、コイル体22をステータコア11に挿入する際に用いるストリッパ91が設けられている。具体的には、図23に示すように、テーパ面93は、ブレード72の引掛隙間に保持された網目状コイルアセンブリ24をステータコア11に挿入する。すなわち、ステータコア11に網目状コイルアセンブリ24が挿入され、ステータコイル20となる。最後に、コイル挿入部21の飛び出し防止するためのウェッジ13を挿入する。
インサート工程1000におけるコイル組立装置1001の動作について詳細に説明する。図21及び図22に示すように、ストリッパ駆動部1004は、制御部1005に制御され、網目状コイルアセンブリ24の下部からステータコア11に向かってストリッパ91を押し上げる。図22に示すそれぞれの網目状コイルアセンブリ24の図面左側の曲線部がステータコア11の図面上部の端面に向かって挿入され、ステータコア11の上部に達すると網目状コイルアセンブリ24の図面右側の曲線部がステータコア11の図面下部の端面に挿入される。ここで、図22に示す通りストリッパ91がさらに押し上げられる際、ストリッパバー92に設けられたテーパ面93によって、コイル体保持ツール71に保持された網目状コイルアセンブリ24のコイル201が、ステータコア11の対応するスロット16に挿入される。なお、図22における網目状コイルアセンブリ24とステータコア11の縦横比は、実寸法を表したものではなく、模式的に表現したものである。
以上のとおり、ステータ10の製造方法を説明した。次に、このようにして得られたステータ10にロータ5を挿入し、ベアリング4を介してロータ5が回転可能となるようにハウジング1に収納することで、回転電機が製造できる。
実施の形態1における回転電機100の製造方法及びその回転電機100に用いられるステータの製造装置について説明を行った。以上の構成から、ツイストツール81により放射状コイル体23をツイストし、網目状コイルアセンブリ24をステータコア11に挿入するので、容易に重ね巻構造のステータを製造することができる。さらに、このステータを用いた回転電機を製造することができる。
実施の形態2.
図24は、実施の形態2に係る製造方法により製造された回転電機のステータの平面図である。図25は、実施の形態2に係る回転電機の製造方法により製造された回転電機のステータの断面図である。各々のスロット16にコイル体22のそれぞれのコイル挿入部21が1つ挿入される構造である。図25において、U1,U2,U3,U4は、U相を構成するものであり、V1,V2,V3,V4は、V相を構成するものであり、W1,W2,W3,W4は、W相を構成するものである。なお、同じ記号で表現されているスロット挿入部21には、同じコイル体22が挿入されていることを示している。例えば、U1に挿入されているコイルの他側部は、6スロット間隔だけ離れたスロット16に挿入されている。図中、同一符号は、同一または相当部分を示しそれらについての詳細な説明は省略する。
実施の形態2に係る回転電機の製造方法においては、実施の形態1に係る回転電機100の製造方法と比べ、コイルセット工程とツイスト工程とが異なる。そのため、コイルセット工程とツイスト工程とについてのみ説明を行う。なお、実施の形態1と同一もしく対応する部分については、その説明を省略する。
実施の形態2のコイルセット工程について説明する。実施の形態1のコイルセット工程700では、各々のコイル201が全てのブレード72間の引掛隙間に挿入されている。一方、実施の形態2のコイルセット工程では、各々のコイルがブレード72間の引掛隙間に1つ飛ばしに挿入されるように、放射状コイル体23をコイル体保持ツール71に載置する。
次に実施の形態2のツイスト工程について説明する。図26は、実施の形態2に係るツイスト工程を説明するためのコイル体保持ツール71の断面で見た説明図である。図26(a)は、コイルセット工程終了直後の状態を示している。図26(b),(c)は、ツイスト工程の途中の状態を示し、図26(d)は、ツイスト工程の終了時の状態を示している。
図26(b)に示すように各々のツイストバー82を対応するブレード72に対向させる。ここで、放射状コイル体23の各々のコイル201の他側部が、ツイストバー82の引掛隙間に挿入される。次に、図26(c)に示すようにツイストツール81を例えば6引掛隙間分だけツイストバー82の周方向に回転させる。これによりツイストバー82間の引掛隙間に挿入されたコイル201は、その一側部がその他側部に対して6引掛隙間分だけ周方向に回転する。最後に、図26(d)のように、ツイストバー82間の引掛隙間に挿入されたコイル201の他側部をツイストバー82間の引掛隙間から外し、コイル201の他側部を押下して、コイル201の他側部をブレード72間の引掛隙間に挿入する。ここで、ツイストツール81の回転状態を維持した状態で他側部を挿入している。その結果、コイル201の他側部は、その一側部から6引掛隙間分だけ離間したブレード72間の引掛隙間に挿入される。以上で、放射状コイル体23は、網目状コイルアセンブリ24に形成される。図中、同一符号は、同一または相当部分を示しそれらについての詳細な説明は省略する。
ツイスト工程終了時において、実施の形態1では、図17(d)に示す通り、ブレード72の引掛隙間に2つのコイル201が挿入されていたが、実施の形態2では、図26(d)に示す通り、それぞれの引掛隙間に1つのコイル201が挿入されることとなる。図中、同一符号は、同一または相当部分を示しそれらについての詳細な説明は省略する。
以上、実施の形態2に係る回転電機の製造方法及びその回転電機に用いられるステータの製造装置について説明を行った。以上の構成からコイル挿入部21は、コイル201を1つだけ有する構成であるので、用いる導体線200を減らすことができ、軽量化を図ることが可能である。
なお、本発明の実施の形態1,2では、ステータコア11のスロット数を48個、ステータコイル20を三相モータに用いるものとして説明を行ったが、スロット数及び相の数を変更してもよい。また、本発明の実施の形態1,2では、ツイストツール81をコイル体保持ツール71の下に設けているが、ツイストツール81をコイル体保持ツール71の上に設けてもよい。また、ツイストツール81とコイル体保持ツール71を上下方向で対向させる代わりに、ツイストツール81とコイル体保持ツール71を左右方向で対向させてもよいのは言うまでもない。さらに、本発明の実施の形態1,2では、6引掛隙間分ツイストしたが、ツイストする際の引掛隙間数を任意に変更してもよいのは言うまでもない。
ステータコア 11
ティース 15
スロット 16
コイル体 22
放射状コイル体 23
網目状コイルアセンブリ 24
導体線 200
コイル 201
コイル体保持ツール 71
ブレード 72
ツイストツール 81
ツイストバー 82
ストリッパ 91
コイル形成工程600
コイルセット工程 700
ツイスト工程 800
ステータコアセット工程 900
インサート工程 1000
ツイスト駆動部 1003
ストリッパ駆動部 1004
制御部 1005

Claims (5)

  1. 円環状のヨーク部と、前記ヨーク部の内径側に設けられた内径中心に向かう凸部である複数のティースと、隣接する2つの前記ティースの隙間である複数のスロットと、を有する円環状のステータコアを備える回転電機の製造方法であって、
    巻枠に導体線を複数回巻回して環状のコイルを形成し、前記コイルを複数個連続して形成することで前記コイルが複数個連なったコイル体を形成する、コイル体形成工程と、
    前記コイル体を放射状に配置して放射状コイル体とし、軸方向に平行に延びる第1のブレードを円周方向に複数配列してなる第1のブレード群を有する円筒形状のコイル体保持ツールを用いて、前記コイル体保持ツールの先端部であって各々の隣接する前記第1のブレード間に形成される隙間である第1の引掛隙間に前記コイルの各々の一側部が保持されるように前記放射状コイル体をセットする、コイルセット工程と、
    複数の前記第1のブレードに対応して複数配列された第2のブレード群を有するツイストツールを用いて、各々の隣接する前記第2のブレード間に形成される隙間である第2の引掛隙間に前記コイルの各々の他側部が保持されるように前記ツイストツールを前記コイル体保持ツールに対向させ、前記コイルの一側部から少なくとも1つ以上の前記第1の引掛隙間間隔だけ離れた位置に前記他側部を周方向に移動させるように前記ツイストツールを回転させ、前記ツイストツールに保持された各々の前記他側部を前記第1の引掛隙間に挿入させて前記コイル体保持ツールに網目状コイルアセンブリを形成する、ツイスト工程と、
    前記ステータコアを前記コイル体保持ツールの前記先端部にセットする、ステータコアセット工程と、
    各々の前記一側部及び他側部を対応するそれぞれの前記スロットに挿入させるように、前記網目状コイルアセンブリを前記ステータコアに挿入する、インサート工程と
    を含むことを特徴とする回転電機の製造方法。
  2. 前記放射状コイル体は、U相、V相及びW相の3体からなることを特徴とする請求項1に記載の回転電機の製造方法。
  3. 前記コイルセット工程において、
    各相の前記放射状コイル体を構成するそれぞれの前記コイルが、全ての前記第1の引掛隙間に挿入されることを特徴とする請求項2に記載の回転電機の製造方法。
  4. 前記コイルセット工程において、
    各相の前記放射状コイル体のそれぞれの前記コイルが、前記第1の引掛隙間に1つおきに挿入されることを特徴とする請求項2に記載の回転電機の製造方法。
  5. 円環状のヨーク部と、前記ヨーク部の内径側に設けられた内径中心に向かう凸部である複数のティースと、隣接する2つの前記ティースの隙間である複数のスロットと、を有する円環状のステータコアを備える回転電機に用いられるステータの製造装置であって、
    円筒形状に形成されており、軸方向に延びる第1のブレードを前記円筒形状の円周方向に複数配列してなる第1のブレード群を有し、環状のコイルが放射状に配置されてなる放射状コイル体を複数の前記コイルの各々の一側部が各々の隣接する前記ブレード間に形成された第1の引掛隙間に保持する、コイル体保持ツールと、
    複数の前記第1のブレードに対応して複数配列された複数の第2のブレードからなる第2のブレード群を有し、前記コイル体保持ツールに対して回転させることで前記放射状コイル体を網目状コイルアセンブリに成形するツイストツールと、
    前記ツイストツールを駆動するツイスト駆動部と、
    前記網目状コイルアセンブリを前記ステータコアに挿入するためのストリッパと、
    前記ストリッパを駆動するストリッパ駆動部と、
    前記ストリッパ駆動部及び前記ツイスト駆動部を制御する制御部と
    を備え、
    前記制御部は、各々の前記第2の引掛隙間にそれぞれの前記コイルの他側部を挿入させるように、前記ツイストツールを移動させ、予め設定された前記スロットの間隔だけ前記ツイストツールを周方向に回転させ、さらに、各々の前記第2の引掛隙間に挿入されたそれぞれの前記コイルの他側部を前記第1の引掛隙間に押下して挿入させることで、前記網目状コイルアセンブリが形成されるように、前記ツイスト駆動部を制御し、
    前記ツイスト駆動部を制御した後に、前記網目状コイルアセンブリが形成された前記コイル保持体ツールの中央を通って軸方向に前記ストリッパを移動させることで、前記コイル体保持ツールの先端部にセットされたステータコアに前記網目状コイルアセンブリが挿入させるように、前記ストリッパ駆動部を制御すること
    を特徴とする回転電機に用いられるステータの製造装置。
JP2015162364A 2015-08-20 2015-08-20 回転電機の製造方法とその回転電機に用いられるステータの製造装置 Active JP6468124B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015162364A JP6468124B2 (ja) 2015-08-20 2015-08-20 回転電機の製造方法とその回転電機に用いられるステータの製造装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015162364A JP6468124B2 (ja) 2015-08-20 2015-08-20 回転電機の製造方法とその回転電機に用いられるステータの製造装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017041975A JP2017041975A (ja) 2017-02-23
JP6468124B2 true JP6468124B2 (ja) 2019-02-13

Family

ID=58206788

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015162364A Active JP6468124B2 (ja) 2015-08-20 2015-08-20 回転電機の製造方法とその回転電機に用いられるステータの製造装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6468124B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109586521B (zh) * 2018-11-05 2020-06-02 湖南河豚机电设备有限公司 一种发电机定子扭线机的扭线机构

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4872449B2 (ja) * 2006-05-11 2012-02-08 株式会社豊田自動織機 ステータコイルのセット方法及びセット装置、並びに回転電機の製造方法
JP4420041B2 (ja) * 2007-02-26 2010-02-24 株式会社日立製作所 回転電機及び固定子の製造方法
DE102009024230A1 (de) * 2009-05-29 2010-12-02 Robert Bosch Gmbh Verfahren zur Herstellung einer Ständerwicklung einer elektrischen Maschine, insbesondere zur Herstellung eines Wechselstromgenerators
JP2013070522A (ja) * 2011-09-22 2013-04-18 Aisin Aw Co Ltd 回転電機用電機子及びその製造方法
JP5647735B2 (ja) * 2011-10-04 2015-01-07 アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 ステータ製造方法及びステータ製造装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017041975A (ja) 2017-02-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7221073B2 (en) Axial gap electronic motor
JP6305607B1 (ja) 回転電機
JP5840295B2 (ja) 回転電機
JP5533913B2 (ja) 回転電機の固定子
JP5888714B2 (ja) 回転電機および回転電機に用いられる電機子の製造方法
JPWO2015079732A1 (ja) 電気機械の電機子
JP6851920B2 (ja) ブラシレスモータ及び電動パワーステアリング装置
JP6226227B2 (ja) 電気モータのロータにおけるコイルワイヤの構成
US10170952B2 (en) Rotary electric machine and manufacturing method for coil of rotary electric machine
US20220302783A1 (en) Rotating electric machine stator and rotating electric machine
JP5889765B2 (ja) アキシャルギャップ型回転電機の製造方法
JP2021035309A (ja) コイル、ステータ、及びモータ
JP5974592B2 (ja) 電機子および電動機
JP6468124B2 (ja) 回転電機の製造方法とその回転電機に用いられるステータの製造装置
JP6351861B2 (ja) 電機子の製造方法
JP2012222962A (ja) 回転電機固定子
JP2015111975A (ja) 回転電機の固定子、及び回転電機の固定子の製造方法
WO2017110949A1 (ja) 回転電機およびその製造方法
JP2015136195A (ja) 回転電機の固定子
JP5607852B1 (ja) 電気エネルギーと機械エネルギーとを変換する電気機械装置
JP7113957B2 (ja) 固定子、電動機及び圧縮機
JP5664808B2 (ja) 回転電機の固定子の製造方法
WO2020090588A1 (ja) 回転電機ステータ
JP5692424B2 (ja) 回転電機の固定子
JP2013062897A (ja) インバータモータ装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180213

TRDD Decision of grant or rejection written
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20181212

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20181218

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20181231

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6468124

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250