JP5607852B1 - 電気エネルギーと機械エネルギーとを変換する電気機械装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】複数のコイル20の内、当該ステータブロック11の内側スロット12b内に内側コイル部分22が収納されないものについては、この内側コイル部分22が各分割面10aを跨いだ状態で、当該1つのステータブロック11に隣接する他のステータブロック11側の内側スロット12b内に収納したこと。
【選択図】図1
Description
(A)電気機械装置自体の製造が容易であること。
(B)コイルが取り付けられたロータまたはステータは、「真円」状であること。
(C)各スロットにおけるコイルの占有率が高く、隙間が殆ど存在しないこと。
(D)各スロットに対するコイルの挿入が容易であること。
(E)回転が滑らかで効率の良い電気機械装置にできること。
特許文献2:特開2005−12974号公報、図3、要約
特許文献3:特開2011−217444号公報、代表図、図3A、要約
特許文献4:特開2009−195005号公報、段落0117、図30
(F)銅損や鉄損ができるだけ少なくなるようにすること。
も、上記(A)〜(E)と同時的かつ総合的に解決しなければならない課題である。
(G)コイルの形成や取付けは、できるだけ機械化をすること。
も、上記(A)〜(F)と同時的かつ総合的に解決しなければならない課題である。
「ロータ30を回転可能に収納し、複数のコイル20がそれぞれ組み込まれた複数のステータブロック11からなる分割型ステータ10を有して、電気エネルギーと機械エネルギーとを変換する電気機械装置100であって、
分割型ステータ10は、分割面10aによって2〜4個に分割した各ステータブロック11の全てを、各分割面10aにて一体化したとき円筒状となされたものであり、
各ステータブロック11は、その内面に、等間隔で複数のスロット12と、これらのスロット12間に形成された複数のティース13とを形成したものであり、
各コイル20は、ティース13が挿入される開口20aを有したものとして導線により枠状に形成されて、1つのスロット12の外側スロット12a内に収納される外側コイル部分21と、前記1つのスロット12とは別の他のスロット12の内側スロット12b内に収納される内側コイル部分22と、これらの内側コイル部分22及び外側コイル部分21を電気的に連続させる連続コイル部分23とからなるものであり、
さらに、前記コイル20の内、当該ステータブロック11の内側スロット12b内に内側コイル部分22が収納されないものについては、この内側コイル部分22が前記各分割面10aを跨いだ状態で、当該1つのステータブロック11に隣接する他のステータブロック11側の内側スロット12b内に収納したことを特徴とする電気機械装置100」
である。
(a)分割面10aと、内面に形成された等間隔のスロット12とティース13とを備えて、各分割面10aにて一体化したとき円筒状となる複数のステータブロック11を形成する工程;
(b)1つのスロット12の外側スロット12a内に収納される外側コイル部分21と、前記1つのスロット12とは別の他のスロット12の内側スロット12b内に収納される内側コイル部分22と、これらの内側コイル部分22及び外側コイル部分21を電気的に連続させる連続コイル部分23とからなる複数のコイル20を、ティース13の複数がまとめて挿入される開口20aを有したものとして導線により枠状に形成する工程;
(c)1つのステータブロック11について、各コイル20の外側コイル部分21を各スロット12の外側スロット12a内に一方向かつ順に挿入するとともに、当該ステータブロック11のスロット12の内、各コイル20の内側コイル部分22が届く内側スロット21b内に当該内側コイル部分22を挿入し、この作業を他のステータブロック11についても行う工程;
(d)各コイル20が挿入された各ステータブロック11を分割面10aにて重ね合わせる際に、1つのステータブロック11の外側に突出している内側コイル部分22の全てを、当該ステータブロック11に隣接する他のステータブロック11において開いている内側スロット12b内に、前記一方向と同方向かつ順に挿入する工程;
が必要となる。
(B)コイルが取り付けられたロータまたはステータは、「真円」状であること。
(D)各スロットに対するコイルの挿入が容易であること。
(G)コイルの形成や取付けは、できるだけ機械化をすること。
ができるのである。
(C)各スロットにおけるコイルの占有率が高く、隙間が殆ど存在しないこと。
(F)銅損や鉄損ができるだけ少なくなるようにすること。
ができるのである。
(E)回転が滑らかで効率の良い電気機械装置にできること。
(A)電気機械装置自体の製造が容易であること。
ができるものとなるのである。
「各スロット12及びティース13は、スロット12及びティース13の1つづつ1組の合計幅を1ピッチとしたとき、これらのスロット12及びティース13を、各ステータブロック11の一端から他端に掛けて0.5〜5ピッチ分スキューさせたこと」
である。
(E)回転が滑らかで効率の良い電気機械装置にできること。
をより一層効果的にするのである。
「互いに隣接する2つのコイル20を、1本の導線の中央部分を電気的に連続した境界部分24として左右に存在する分布巻きしたものとしたこと」
である。
(C)各スロットにおけるコイルの占有率が高く、隙間が殆ど存在しないこと。
ができるだけでなく、
(D)各スロットに対するコイルの挿入が容易であること。
(F)銅損や鉄損ができるだけ少なくなるようにすること。
(G)コイルの形成や取付けは、できるだけ機械化をすること。
も、より一層発揮できる分割型ステータ10とすることができるのである。
「ロータ30を回転可能に収納し、複数のコイル20がそれぞれ組み込まれた複数のステータブロック11からなる分割型ステータ10を有して、電気エネルギーと機械エネルギーとを変換する電気機械装置100であって、
分割型ステータ10は、分割面10aによって2〜4個に分割した各ステータブロック11の全てを、各分割面10aにて一体化したとき円筒状となされたものであり、
各ステータブロック11は、その内面に、等間隔で複数のスロット12と、これらのスロット12間に形成された複数のティース13とを形成したものであり、
各コイル20は、ティース13が挿入される開口20aを有したものとして導線により枠状に形成されて、1つのスロット12の外側スロット12a内に収納される外側コイル部分21と、前記1つのスロット12とは別の他のスロット12の内側スロット12b内に収納される内側コイル部分22と、これらの内側コイル部分22及び外側コイル部分21を電気的に連続させる連続コイル部分23とからなるものであり、
さらに、前記コイル20の内、当該ステータブロック11の内側スロット12b内に内側コイル部分22が収納されないものについては、この内側コイル部分22が前記各分割面10aを跨いだ状態で、当該1つのステータブロック11に隣接する他のステータブロック11側の内側スロット12b内に収納したこと」
を構成上の特徴とするものあるから、上記(A)〜(G)という課題を同時的かつ総合的に解決することができるのである。
(A)電気機械装置自体の製造が容易であること。
(E)回転が滑らかで効率の良い電気機械装置にできること。
を同時的かつ総合的に達成できるのである。
(B)コイルが取り付けられたステータは、「真円」状であること。
から、その中へのロータ30の組み入れが容易かつ性格に行え、
(C)各スロットにおけるコイルの占有率が高く、隙間が殆ど存在しないこと。
(D)各スロットに対するコイルの挿入が容易であること。
(F)銅損や鉄損ができるだけ少なくなるようにすること。
(G)コイルの形成や取付けは、できるだけ機械化をすること。
ができることから、
(A)電気機械装置自体の製造が容易であること。
(E)回転が滑らかで効率の良い電気機械装置にできること。
が同時的かつ総合的に達成できるものとなっているのである。
10 分割型ステータ
10a 分割面
11 ステータブロック
11a 連結部
12 スロット
12a 外側スロット
12b 内側スロット
13 ティース
14 蓋
20 コイル
20A 左コイル
20B 右コイル
20a 開口
21 外側コイル部分
22 内側コイル部分
23 連続コイル部分
24 境界部分
25 コイル端子
30 ロータ
40 案内部材
51 U相バスバー
52 V相バスバー
53 W相バスバー
54 中性点バスバー
Claims (3)
- ロータ(30)を回転可能に収納し、複数のコイル(20)がそれぞれ組み込まれた複数のステータブロック(11)からなる分割型ステータ(10)を有して、電気エネルギーと機械エネルギーとを変換する電気機械装置(100)であって、
分割型ステータ(10)は、分割面(10a)によって2〜4個に分割した各ステータブロック(11)の全てを、各分割面(10a)にて一体化したとき円筒状となされたものであり、
各ステータブロック(11)は、その内面に、等間隔で複数のスロット(12)と、これらのスロット(12)間に形成された複数のティース(13)とを形成したものであり、
各コイル(20)は、ティース(13)が挿入される開口(20a)を有したものとして導線により枠状に形成されて、1つのスロット(12)の外側スロット(12a)内に収納される外側コイル部分(21)と、前記1つのスロット(12)とは別の他のスロット(12)の内側スロット(12b)内に収納される内側コイル部分(22)と、これらの内側コイル部分(22)及び外側コイル部分(21)を電気的に連続させる連続コイル部分(23)とからなるものであり、
さらに、前記コイル(20)の内、当該ステータブロック(11)の内側スロット(12b)内に内側コイル部分(22)が収納されないものについては、この内側コイル部分(22)が前記各分割面(10a)を跨いだ状態で、当該1つのステータブロック(11)に隣接する他のステータブロック(11)側の内側スロット(12b)内に収納したことを特徴とする電気機械装置(100)。 - 各スロット(12)及びティース(13)は、スロット(12)及びティース(13)の1つづつ1組の合計幅を1ピッチとしたとき、これらのスロット(12)及びティース(13)を、各ステータブロック(11)の一端から他端に掛けて0.5〜5ピッチ分スキューさせたことを特徴とする請求項1に記載の電気機械装置(100)。
- 互いに隣接する2つのコイル(20)を、1本の導線の中央部分を電気的に連続した境界部分(24)として左右に存在する分布巻きしたものとしたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電気機械装置(100)。
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