JP5315644B2 - 回転電機のステータコイル巻装方法及び回転電機 - Google Patents
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Description
全体構成を説明する。
図2を参照して固定子8を更に詳しく説明する。
図2を参照して固定子巻線10の一つの相巻線を更に詳しく説明する。
スロット収容部13を説明する。
固定子鉄心9のプーリ側の端面から出た多数の渡り部(異階層渡り部)14は、第1のコイルエンド11を構成している。固定子鉄心9の反プーリ側の端面から出た多数の渡り部(異階層渡り部)14は、第2のコイルエンド12を構成している。図2において、実線は相端末側(第2のコイルエンド12側)の渡り部(異階層渡り部)14と渡り導体部(同階層渡り部)15とを示しており、破線は反相端末側(第1のコイルエンド11側)の渡り部(異階層渡り部)14を示している。
渡り導体部(同階層渡り部)15は、巻線帯の周方向一方側から数えて第1番目の連続線の端部をなす第32スロット収容部13−32の反プーリ側端部と、巻線帯の周方向一方側から数えて第7番目の連続線の端部をなす第33スロット収容部13−33の反プーリ側端部とを溶接により接続している。第32スロット収容部13−32及び第32スロット収容部13−32をなす連続線は、図1に示すようにスロット91から反プーリ側へ軸方向へ長く突出して、渡り部14の軸方向外側に達する突出導体部19をもつ。したがって、渡り導体部(同階層渡り部)15の両端は、これら一対の突出導体部19の先端に個別に溶接されて折り返し結線部18を構成している。
突出導体部19を説明する。
渡り導体部15は、周方向に延在する周方向延在部と、この周方向延在部の両端から軸方向外側へ延在する2つの軸方向延在部とにより構成されたコ字状導体からなる。軸方向延在部の絶縁膜は剥離され、軸方向延在部は、径方向に隣接する突出導体部19の先端直行部に溶接されている。
(周方向展開形状のステータコイルの作製)
まず長い絶縁被覆平角線を中央で2つに折り曲げ、ロングU字セグメントを構成する。このロングU字セグメントはU字状頭部とこのU字状頭部の両端から1磁極ピッチ離れて平行かつ直線状に延在する一対の脚部とにより構成される。このロングU字セグメントの一対の脚部が渡り部14を構成するように脚部延在方向と直角方向へ折り返す工程を、脚部延在方向に所定ピッチごとに繰り返すことにより、展開されたスロット収容部13とコイルエンド部(異層渡り部、渡り部とも言う)14とを形成する。このように形成された各部分相巻線を6つ整列させて周方向展開形状のステータコイル(折り返しステータコイル)を構成する。
次に、この周方向展開形状のステータコイル(折り返しステータコイル)をステータコア(固定子鉄心)9のスロットに挿入する工程を図3〜図4を参照して説明する。図3はスロット作業を示す模式斜視図、図4はスロット挿入作業を示す模式軸方向断面図である。図3、図4では理解を容易とするために折り返しステータコイルの一本の成形導体線100だけを図示しているが、実際には1スロットピッチずつ周方向へずれた合計6本の成形導体線が組み合わされて周方向展開形状のステータコイルが形成されている。スロット91はオープンスロットとなっている。
次に、ロングU字セグメントのU字状頭部を切断して折り返し導体部15を溶接し、固定子巻線10を完成させる。
つまり、この実施形態では、オープンスロット構造の円筒状のステータコアに、分布巻き(好適には波巻き)のステータコイルを巻装するに際して、周方向展開形状のステータコイルのスロット収容部13をステータコア9の軸方向一方側からステータコア9の径方向内側に押し込み、その後、径方向外側に付勢してスロット91に押し込むプロセスを、周方向展開形状のステータコイルの長尺方向一端側から他端側へ順次行う。また、スロット91に対してそのプーリ側の第1開口がその反プーリ側の第2開口よりも巻装向きにシフトするスキュー構造を与える。更に、周方向展開形状のステータコイルのスロット収容部13は、スロット91のスキューしたその延在方向に押し込まれてスロット91の径方向直下に達する。
スキュー量の増大は巻装作業の容易化をもたらすが、スキューにより一つのスロット収容部13が1磁極ピッチを超えるようになると実効鎖交磁束量の減少や銅損増大により出力低下が顕著となる。上記実施形態では、スロット91のスキューにより、スロット91の軸方向両側の開口が2スロットピッチずれているようにしたが、スキュー量(又はスキュー角度)は、巻装作業の容易性と、スキュー量(又はスキュー角度)が過大となることによるモータ出力の低下量との兼ね合わせにより好適には2スロットピッチから1磁極ピッチの範囲で適宜設定することができる。好適には、ステータコア9の内径をr、ステータコア9の有効軸方向長をhとする場合、スロット91のスキュー角θは、tanθ=h/r以上45°以下とすることが好適である。
上記実施形態では、各相の成形導体線100を予め組み上げて周方向展開形状の多相(ここでは3相)波巻きステータコイル10を予め作成したが、その代わりに、各相の成形導体線100を相ごとに別々にステータコア9に順番に巻装することも可能である。
2 反プーリ側フレーム
5 回転軸
6 プーリ
7 ロータ(ランデル型回転子)
8 固定子
9 ステータコア(固定子鉄心)
10 ステータコイル(固定子巻線)
11 コイルエンド
12 コイルエンド
13a1、13a、13a2、13b1、13b、13d、13 スロット収容部
14 渡り部(異階層渡り部)、コイルエンド部
15 渡り部(同階層渡り導体部)
16 相端末
17 相端末
18 結線部
19 突出導体部
91 スロット
100 成形導体線
911 開口
912 開口
Claims (3)
- オープンスロット構造のスロットが内周面に周方向所定ピッチで形成された円筒状のステータコアに、分布巻きのステータコイルを巻装する回転電機のステータコイル巻装方法において、
前記スロットの軸方向一方側の第1開口がその軸方向他方側の第2開口よりも周方向一方側へ所定スロットピッチだけずれたスキュー構造を前記ステータコアに形成し、
導体線にスロット収容部及びコイルエンド部を交互に成形することにより成形導体線を予め作成し、
前記成形導体線のスロット収容部をステータコアの軸方向一方側から前記ステータコアの径方向内側に押し込み、径方向外側に移動させることにより前記成形導体線のスロット収容部を前記スロットに挿入する工程を、前記成形導体線の長尺方向一端側から他端側へ順次実施することを特徴とする回転電機のステータコイル巻装方法。 - 請求項1記載の回転電機のステータコイル巻装方法において、
少なくとも相数分の前記成形導体線にそれぞれスロット収容部及びコイルエンド部を交互に成形することにより周方向展開形状の前記ステータコイルを予め作成し、
前記周方向展開形状のステータコイルのスロット収容部をステータコアの軸方向一方側から前記ステータコアの径方向内側に押し込み、径方向外側に移動させることにより前記周方向展開形状のステータコイルのスロット収容部を前記スロットに挿入する工程を、前記周方向展開形状のステータコイルの長尺方向一端側から他端側へ順次実施する回転電機のステータコイル巻装方法。 - 請求項1又は2記載の回転電機のステータコイル巻装方法において、
前記成形導体線は、前記スロットの周方向幅に略等しい幅をもつ平角線からなる回転電機のステータコイル巻装方法。
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