JP2008187876A - アキシャルエアギャップ型電動機 - Google Patents

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Abstract

【課題】ブラケットと蓋カバーとの間を確実にシールすることができるシーリング構造を備えたアキシャルエアギャップ型電動機を提供する。
【解決手段】ブラケット100のステータ2に通電するための端子ピン151が突設される環状取付面150にブラケット100と蓋カバー120との間を密閉シールするためのシール剤S2が充填される第1シール溝160と、端子ピン151の周囲を密閉シールする第2シール溝170とを設ける。
【選択図】 図2

Description

本発明は、ステータとロータとがモータ出力軸の軸線方向に沿って対向配置されたアキシャルエアギャップ型電動機に関し、さらに詳しく言えば、上記ステータおよびロータを収納するブラケットと、ブラケットに取り付けられる蓋カバーとのシール構造に関する。
アキシャルエアギャップ型電動機は、ステータ(固定子)の一方または両方の側面にロータ(回転子)を所定の空隙をもって対向的に配置してなる電動機であって、インナーロータ型などのラジアルギャップ型電動機に比べて回転軸方向の厚さを薄くする、すなわち扁平にすることができるという特徴がある。
ステータおよびロータを含むモータ機構は、円筒状のブラケット内に収納され、その両端に蓋カバーが取り付けられるが、このとき、ブラケット内に水など入り込まないようにするため、ブラケットと蓋カバーとの間をシーリング処理する必要がある。
このシーリング処理の一例として、例えば特許文献1では、ブラケットと蓋カバーとの突き当て面の間に形成された空間にシール剤を充填し、ブラケットを圧着させることによって、シール剤の空間内にまんべんなく行き渡らせ、ブラケットの内部を密閉している。
しかしながら、この種のシーリング処理をアキシャルエアギャップ型電動機に適用するには、次のような問題があった。すなわち、アキシャルエアギャップ型電動機は、特許文献2に示すように、ブラケットの内周面のすぐ内側にロータの回転空間があるため、ブラケットに蓋カバーを取り付けた際、ブラケットの周縁に塗布されたシール剤の余剰分がその回転空間に漏れ出すおそれがある。
また、アキシャルエアギャップ型電動機は、小型かつ高出力という特徴から近年、電動アシスト付き自転車の動力源として注目されており、この種の電動機は、屋外で用いられるため、特に高い防水性および防塵性が求められる。
特許第3168167号公報 特開2007−6699号公報
そこで、本発明は上述した課題を解決するため、ブラケットと蓋カバーとの間を確実に密閉することができるシーリング構造を備えたアキシャルエアギャップ型電動機を提供することにある。
上述した目的を達成するため、本発明は、以下に示すいくつかの特徴を備えている。請求項1に記載の発明は、出力軸の軸線方向に沿って所定の空隙をもってステータとロータとを対向的に配置した状態でブラケット内に収納し、上記ブラケットの開放端に蓋カバーを取り付けてなるアキルエアギャップ型電動機において、上記ブラケットの上記ステータに通電するための端子ピンが突設される上記開放端には、上記ブラケットと上記蓋カバーとの間を密閉シールするためのシール剤が充填される第1シール溝と、上記端子ピンの周囲を密閉シールするための第2シール溝とが設けられていることを特徴としている。
請求項2に記載の発明は、上記請求項1において、上記第2シール溝は、上記端子ピンの周囲を取り囲むように設けられており、上記第2シール溝の一部には、上記蓋カバーを被せた際に上記第2シール溝から溢れた上記シール剤の余剰分を上記第2シール溝の外に逃がすための逃がし溝が設けられていることを特徴としている。
請求項3に記載の発明は、上記請求項2において、上記逃がし溝は、上記第2シール溝の円周方向の一方または両方の側面に設けられていることを特徴としている。
請求項4に記載の発明は、上記請求項2または3において、上記第2シール溝の外周には、上記逃がし溝から出た上記シール剤を受け止める凹部が設けられていることを特徴としている。
請求項5に記載の発明は、上記請求項1ないし4のいずれか1項において、上記蓋カバーには、上記第2シール溝に沿って差し込まれる凸部が設けられていることを特徴としている。
請求項1に記載の発明によれば、ブラケットと蓋カバーとの間にシール剤を充填する第1シール溝と、端子ピンの周囲をシールする第2シール溝とを設けたことにより、ブラケットと蓋カバーとの間を確実にシールすることができる。
請求項2および3に記載の発明によれば、第2シール溝の円周方向の一方または両方に、シール剤の余剰分を逃がすための逃がし溝を設けたことにより、ブラケットのローラ収納部にシール剤が流れ込むことを確実に防止することができる。
請求項4に記載の発明によれば、第2シール溝の外周に逃がし溝から吐出されたシール剤を受け止める凹部が設けられていることにより、凹部内でシール剤の余剰分を確実に受け止めることができる。
請求項5に記載の発明によれば、蓋カバー側に第2シール溝内に差し込まれる凸部を設けたことにより、第2シール溝内に充填されたシール剤を第2シール溝内にまんべんなく行き渡らせることができるばかりでなく、密着性も向上する。
次に、図1ないしは図9により本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。図1は本発明の一実施形態に係るアキシャルエアギャップ型電動機の分解断面図であり、図2はブラケットの斜視図であり、図3は、ブラケットを軸方向から見た正面図である。
図1および図2に示すように、このアキシャルエアギャップ型電動機1は、円盤状に形成されたステータ2と、同ステータ2の両側面に所定の空隙(エアギャップ)をもって対向的に配置される一対のロータ3,3とを備えている。
ステータ2は、複数個のコアメンバー21がロータ出力軸4の軸線を中心に環状に配置されており、それらが一体的に連結されることにより、円盤状のステータ2が形成されている。各コアメンバーには、図示しないコイルが多重に巻回されており、それらが所定の順番で結線されている。
ロータ3,3は、電磁鋼板などからなる円盤状のロータバックヨーク31と、ローターバックヨーク31に円周方向に所定間隔で取り付けられるロータマグネット32とを備えている。この例において、ロータ3,3はステータ2を挟んで左右両側に配置されているが、いずれか一方のみであってもよい。
ロータ3,3の中央には、ローター3,3の回転力を取り出すためのロータ出力軸4が同軸的に取り付けられている。この例において、ロータ出力軸4は、2つのロータ3,3を共有しているが、各ロータ3,3毎にロータ出力軸を有する2出力軸タイプであってもよい。さらには、ロータ出力軸4を持たずにステータ2に対してロータ3,3をラジアルボールベアリングを介して直に支持させるシャフトレス型としてもよい。
このステータ2は、金型内への溶融樹脂の流し込みによるインサート成形によってブラケット100とともに一体成形されている。すなわち、この例において、ブラケット100は、ステータ2と一体型である。ブラケット100は、例えばエンジニアリングプラスチックなどの合成樹脂からなり、ステータ2のティース面22の部分のみを露出させるようにして残すように形成されている。
ステータ2の中心部には軸受部5が配置されている。この例において、軸受部5は、一対のラジアルボールベアリング5,5を有し、その内輪はロータ出力軸4に圧入嵌めされ、外輪側はステータ2のブラケット100の中央に形成された軸挿通孔101に埋設されている。本発明において軸受部5の構成は任意であってよい。
ブラケット100の外周面には、後述する第1カバー210をブラケット100に固定するためのネジ孔102が、この例では3箇所設けられている。ネジ孔102は、仕様に応じて任意に変更できる。
ブラケット100の両端には、ロータ3,3が回転可能に収納される第1および第2ロータ収納凹部110,120が設けられている。第1および第2ロータ収納凹部110,120の底部には、ステータ2の各コアメンバー21のティース面22が環状に露出している。
ブラケット100の一方の端部(図1では右端部)には、第1蓋カバー210が取り付けられる円筒部140が設けられている。図4に示すように、円筒部140の内周側が上述した第1ロータ収納凹部110として用いられる。
この円筒部140の外周面141に沿って第1蓋カバー210が取り付けられる。図1および図4を参照して、第1蓋カバー210は、エンジニアリングプラスチックなどの合成樹脂製の成型品からなり、ブラケット100の端部を閉塞するよう円盤ドーム状に形成されている。
第1蓋カバー210の中央は環状に凹まされており、その側壁内面211がブラケット100の円筒部140に沿って当接するようになっている。この第1蓋カバー210の外周には、ブラケット100の外周に設けられたネジ孔102に対応する固定孔213が3箇所設けられている。
側壁内面211の開放端側には、側壁内面211の内径よりも若干大径な段差面212が設けられており、これにより、第1蓋カバー210をブラケット100に取り付けた際に、円筒部140の外周面141と側壁内面212との間に空間が形成される。
これによれば、図5に示すように、円筒部140の付け根部にシール剤S1を塗布したのち、第1蓋カバー210を円筒部140に沿って嵌め込むことにより、シール剤S1が外周面141と側壁内面212との間の空間内に密に充填され、ブラケット100と第1蓋カバー210との間を確実にシールすることができる。
再び図1ないし図3を参照して、ブラケット100の他端側(図1では左端側)には、第2蓋カバー220を取り付けるための環状取付面150が設けられている。環状取付面150は、第2ロータ収納凹部120の内周面とブラケット100の外周面との間に指定の幅をもって環状に形成されている。
環状取付面150の外周側には、後述する第2蓋カバー220に沿って当接する外リブ155が環状に形成されており、これに伴って、外リブ155の内側が段差面156として一段低く形成されている。
図2および図3に示すように、外リブ155の上面には、第2蓋カバー220との間で密閉シールするためのシール剤S2(図6参照)が流し込まれる第1シール溝160が設けられている。この例において、第1シール溝160は、上面から内側に向かって切り欠かれた半円溝からなり、外リブ155に沿って環状に形成されている。
図7に示すように、環状取付面150の段差面156には、図示しない外部電源よりステータ2に電力を供給するための端子ピン151を支持する端子台152が一体に設けられている。この例において、端子ピン151および端子台152は、3相ブラシレスDCモータ用として3箇所設けられているが、これ以外の数であってもよい。
環状取付面150にはさらに、各端子台152の周囲を独立してシールするための第2シール溝170が設けられている。第2シール溝170は、各端子台152の周囲を取り囲むようにして形成されており、その一部(半径方向の外側)が第1シール溝160と連通している。
第2シール溝170の外周側には、シール剤S2の漏洩を防止する漏洩防止壁180が設けられている。漏洩防止壁180は、ブラケット100を軸方向(図3方向)から見て、開放側が外側(第1シール溝160側)を向くコ字状に形成されている。漏洩防止壁180は、その天端が外リブ155と同一平面となるように段差面156から立設されている。
これによれば、外リブ155と漏洩防止壁180との間に形成される空間が、第2シール溝170として機能することにより、第2シール溝170内に充填されたシール剤S2が第2ロータ収納凹部120側(半径方向の内側)に漏れ出さない。
漏洩防止壁180には、第2蓋カバー220をブラケット100に取り付けた際、第2蓋カバー220によって押し出されたシール剤S2の余剰分を逃がすための逃がし溝181が形成されていることが好ましい。
逃がし溝181は、漏洩防止壁180の円周方向の両端側に設けられており、仮にシール剤S2に余剰分が生まれたとしても、その余剰シール剤を漏洩防止壁180の左右両側の空間に逃がすことによって、シール剤S2が第2ロータ収納凹部120に流れ込まないようになっている。
各端子台152の左右両側(逃がし溝181の出口側)には、所用シール剤を受け止めるための凹部153が設けられていることが好ましい。これによれば、シール剤S2の余剰分を逃がし溝181を通して凹部153内に回避させることができ、確実にシール剤S2が第2ロータ収納凹部120に流れ込むことを防止することができる。
図7に示すように、この例において、凹部153の一部には、第2蓋カバー220を取り付ける際に第2蓋カバー220の位置を位置決めするためのボス154が突設されているが、ボス154は本発明において任意的事項である。
次に、図1および図8を併せて参照して、第2蓋カバー220について説明する。第2蓋カバー220は、エンジニアリングプラスチックなどの合成樹脂の成型品からなり、ブラケット100よりも大径な円盤状に形成されている。
第2蓋カバー220の中央には、ロータ出力軸4を外部に引き出すための軸引出孔221が設けられている。第2蓋カバー220の一方(図1では右端)の内面には、ブラケット100の他端側の開放面(図1では左端)に沿って当接するシール面222が形成されている。
図1に示すように、シール面222は、第2蓋カバー220の内面から内側に向かって凹まされた環状凹部からなる。シール面222の内壁面は、ブラケット100の外周面に沿って当接するようになっている。
第2蓋カバー220にはさらに、ブラケット100の環状取付面150から突設された端子ピン151をブラケット100の外に引き出すためのピン引出孔223が、端子ピンの151の数に合わせて3箇所設けられている。
第2蓋カバー220には、各ピン引出孔223の円周方向の両端と、半径方向の内側を囲むように切欠溝224が形成されている。切欠溝224は、環状取付面150の漏洩防止壁180に対向する位置に設けられている。これによれば、図9(a)および(b)に示すように、第2蓋カバー220を環状取付面150に沿って取り付けることで、切欠溝224内に漏洩防止壁180が差し込まれる。
また、切欠溝224を設けたことで、各ピン引出孔223と切欠溝224との間には、第2シール溝170内に入るリブ225が形成され、このリブ225が第2シール溝170に沿って差し込まれることで、第2シール溝170内に充填されたシール剤S2が第2シール溝170に沿って密着するようになっている。
この例において、第2蓋カバー220には、ブラケット100の環状取付面150から突設された位置決め用のリブ154が案内されるガイド孔226が設けられている。なお、リブ154とガイド孔226の位置や形状は、仕様に応じて任意に変更可能である。
次に、図4および図6を参照して、ブラケット100と各蓋カバー210,220のシール手順の一例について説明する。なお、以下の説明においては、ブラケット100内にはステータ2とロータ3とがあらかじめ所定の方法で組み込まれている状態とする。
まず、図4に示すように、シール剤S1をブラケット100の円筒部140の付け根に沿って塗布する。この例において、シール剤S1は、例えばシリコーン系の液状ガスケットなどの硬化型シール剤が用いられている。
シール剤S1を塗布したのち、第1蓋カバー210をブラケット100の円筒部140に沿って取り付けてゆき、第1蓋カバー210が円筒部140の終端に当接する位置まで押し込む。
これにより、シール剤S1は、ブラケット100の円筒部140の外周面と、第1蓋カバー210の側壁内面212との間に形成された空間内に押し流される。これにより、第1蓋カバー210とブラケット100との間が確実にシールされる。
次に、他方の開放面をシールする。図6に示すように、まず、第1シール溝160と第2シール溝170に沿ってシール剤S2を充填する。次に、第2蓋カバー220をリブ154とガイド孔226とが合致する位置に位置合わせしたのち、環状取付面150に被せる。
このとき、第2蓋カバー220を環状取付面150に向けて押し付けることにより、図9(a),(b)に示すように、第2蓋カバー220のリブ225が第2シール溝170内に入り込み、第2シール溝170内のシール剤S2を押し潰す。これにより、シール剤S2が台2シール溝170内にまんべんなく行き渡る。
このとき、第2シール溝170内に収まりきらないシール剤S2の余剰分は、漏洩防止壁180の逃がし溝181を介して第2シール溝170の両側に設けられた凹部153に排出される。
なお、この例において、他方の開放面(環状取付面150)の係合相手として、板状の第2蓋カバー220を例示したが、これ以外に、例えば電動アシスト付き自転車のトルク検出部や制御回路が収納された駆動ユニットのケーシングの一部にアキシャルエアギャップ型電動機を直付けするような場合においては、そのケーシングの係合面が蓋カバーの取付面に相当し、このような態様も本発明に含まれる。
最後に、図示しないモーター取付部にブラケット100と第1および第2蓋カバー210,220とをネジ孔102と固定孔213を介してボルトで一体的に固定する。以上の一連のシール工程により、ブラケット100の内部が、外部と確実に密閉される。
この例において、ブラケット100はステータ2を金型内でインサート成型することにより一体成型されているが、ブラケット100を別体として成型しておき、その中にステータ2およびロータ3を収納するようにしてもよい。
また、この例において、アキシャルエアギャップ型電動機1は電動アシスト付き自転車用の動力源として用いる方法について例示したが、これ以外に、エアコンなどのファンモータとして用いてもよく、本発明のシール構造を備えていれば、その使用形態は任意である。
本発明の一実施形態に係るアキシャルエアギャップ型電動機の分解断面図。 上記アキシャルエアギャップ型電動機のブラケットの斜視図。 ブラケットの端子ピン設置面の正面図。 ブラケットと第1蓋カバーの分解斜視図。 ブラケットに第1蓋カバーを取り付けた状態の部分拡大断面図。 ブラケットと第2蓋カバーの分解斜視図。 端子ピンが設置された環状取付面の部分拡大斜視図。 第2蓋カバーをブラケット対向面側から見た正面図。 (a)図7のA−A線におけるブラケットとの噛み合わせの断面図,(b)図7のB−B線におけるブラケットとの噛み合わせの断面図。
符号の説明
1 アキシャルエアギャップ型電動機
2 ステータ
21 ステータコア
22 ティース面
3,3 ロータ
31 ローターバックヨーク
32 ローターマグネット
4 ロータ出力軸
5 ラジアルボールベアリング
100 ブラケット
101 軸挿通孔
102 ネジ孔
110 第1ロータ収納凹部
120 第2ロータ収納凹部
140 円筒部
150 環状取付面
151 端子ピン
152 端子台
153 凹部
160 第1シール溝
170 第2シール溝
180 漏洩防止壁
181 逃がし溝
S1,S2 シール剤

Claims (5)

  1. 出力軸の軸線方向に沿って所定の空隙をもってステータとロータとを対向的に配置した状態でブラケット内に収納し、上記ブラケットの開放端に蓋カバーを取り付けてなるアキルエアギャップ型電動機において、
    上記ブラケットの上記ステータに通電するための端子ピンが突設される上記開放端には、上記ブラケットと上記蓋カバーとの間を密閉するためのシール剤が充填される第1シール溝と、上記端子ピンの周囲を密閉するための第2シール溝とが設けられていることを特徴とするアキシャルエアギャップ型電動機。
  2. 上記第2シール溝は、上記端子ピンの周囲を取り囲むように設けられており、上記第2シール溝の一部には、上記蓋カバーを被せた際に上記第2シール溝から溢れたシール剤の余剰分を上記第2シール溝の外に逃がすための逃がし溝が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のアキシャルエアギャップ型電動機。
  3. 上記逃がし溝は、上記第2シール溝の円周方向の一方または両方の側面に設けられていることを特徴とする請求項2に記載のアキシャルエアギャップ型電動機。
  4. 上記第2シール溝の外周には、上記逃がし溝から出た上記シール剤を受け止める凹部が設けられていることを特徴とする請求項2または3に記載のアキシャルエアギャップ型電動機。
  5. 上記蓋カバーには、上記第2シール溝に沿って差し込まれる凸部が設けられていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載のアキシャルエアギャップ型電動機。
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