JP4842047B2 - 自動二輪車用空気入りラジアルタイヤ - Google Patents

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Description

本発明は自動二輪車用空気入りラジアルタイヤ(以下、単に「タイヤ」とも称する)に関し、詳しくは、トレッド部の改良に係る自動二輪車用空気入りラジアルタイヤに関する。
従来、二輪車用空気入りラジアルタイヤのトレッド部には、摩耗ライフとグリップ力とを両立させるために、図6に示すように、クラウンセンター部に耐摩耗性が良く耐久性に優れた剛性が高めのコンパウンド21を配し、ショルダー部にグリップ力の高いソフトなコンパウンド22を配したいわゆるサクト(SACT)構造が採用されている。また、近年の車両の高速化により、タイヤにはハイレベルな高速耐久性が要求されるようになってきており、補強層として、補強コードを周方向に巻回してなり、高速耐久性に優れたモノスパイラルベルトが採用されるようになってきている。
トレッドゴムに複数のゴム種を適用したタイヤについては、例えば、特許文献1に、トレッドセンター部からショルダー部のカーカス側を経て連続状に、またはショルダー部を除き不連続状に低tanδのトレッドゴムを配置し、ショルダー部には高tanδのトレッドゴムを配置した二輪自動車用タイヤが開示されている。また、特許文献2には、硬質ゴムと軟質ゴムの二種類のゴムで構成されるトレッド部を、センター部と両ショルダー部とに3分割してなり、センター部を硬質ゴムの単層で構成するとともに、ショルダー部については、硬質ゴムを下層とし、軟質ゴムを上層とするキャップアンドベース構造で構成し、かつ、軟質ゴムのゴム厚さをセンター部側でトレッド端側に比べて厚くした二輪自動車用空気入りタイヤが開示されている。さらに、特許文献3には、ショルダー部において高硬度架橋ゴムからなる内層と低硬度架橋ゴムからなる外層とが積層され、クラウン部が高硬度架橋ゴムからなる自動二輪車用タイヤが開示されている。
特開昭60−94804号公報(特許請求の範囲等) 特開平11−189010号公報(特許請求の範囲等) 特開2005−271760号公報(特許請求の範囲等)
上記のように、自動二輪車用空気入りラジアルタイヤにおいては、摩耗ライフおよびグリップ力と高速耐久性とを両立させるために、トレッドへのサクト構造の適用や周方向ベルトの適用などが行われてきている。しかしながら、図6に示すような従来のサクト構造では、センター部とショルダー部とにそれぞれ適用される2種類のコンパウンドの剛性段差が大きくなるため、二輪車の場合、旋回時にキャンバー角(CA)変化に応じて接地する領域がセンターからショルダーへずれていく過程での剛性変化が分割部において不均一化することで、ハンドリングのリニア性が悪化し、走行時の安定性が損なわれる傾向があった。
そこで本発明の目的は、摩耗ライフおよびグリップ力と高速耐久性とを高度に両立させるとともに、トレッド部におけるセンター部とショルダー部との間の剛性段差を低減して、ハンドリングのリニア性が損なわれないようにすることで走行時の安定を高めた自動二輪車用空気入りラジアルタイヤを提供することにある。
本発明者は、上記課題を解決するために鋭意検討した結果、トレッドを所定の分割構造とすることで、上記課題を解決できることを見出して、本発明を完成するに至った。
即ち、本発明の自動二輪車用空気入りラジアルタイヤは、一対のビード部と、該ビード部に連なる一対のサイドウォール部と、両サイドウォール部間にトロイド状をなして連なるトレッド部とを備え、これら各部を前記ビード部相互間にわたり補強する少なくとも1層のカーカスと、該カーカスのタイヤ半径方向外側に配置され、補強コードが周方向に螺旋状に巻回されてなるベルト層とを有する自動二輪車用空気入りラジアルタイヤにおいて、
前記トレッド部が、キャップゴム層と、該キャップゴム層の下層の少なくともクラウンセンター部領域に配置されたベースゴム層とからなるキャップ・ベース構造をなし、かつ、前記キャップゴム層がクラウンセンター部と一対のショルダー部とで異なる種類のゴムに分割された分割構造をなし、
前記キャップゴム層のショルダー部ゴムのタイヤ幅方向内側端が前記ベースゴム層上に積層されてなることを特徴とするものである。
本発明においては、前記積層されている部分がタイヤ幅方向に5mm以上存在することが好ましい。また、前記キャップゴム層が3分割以上に分割されていてもよく、前記ベースゴム層も3分割以上に分割されていてもよい。さらに、前記キャップゴム層のクラウンセンター部ゴムの300%モジュラス(300M2)が11〜17MPa、前記ベースゴム層のゴムの300%モジュラス(300M1)が14〜20MPa、前記キャップゴム層のショルダー部ゴムの300%モジュラス(300M3)が8〜14MPaであることが好ましく、さらに好ましくは前記300M1と、前記300M2と、前記300M3とが次式、
300M1>300M2>300M3
で表される関係を満足するようにする。
本発明の自動二輪車用空気入りラジアルタイヤによれば、摩耗ライフおよびグリップ力と高速耐久性とを高度に両立させるとともに、トレッド部におけるセンター部とショルダー部との間の剛性段差が低減され、その結果、ハンドリングのリニア性が損なわれることなく走行時の安定を高めることが可能となる。
以下、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。
図1に、本発明の一好適実施形態に係る自動二輪車用空気入りラジアルタイヤの断面図を示す。図示するように、本発明のタイヤは、一対のビード部11と、それに連なる一対のサイドウォール部12と、両サイドウォール部間にトロイド状をなして連なるトレッド部13とを備え、これら各部をビード部相互間にわたり補強する少なくとも1層、図示例では2層のカーカス1と、そのタイヤ半径方向外側に配置され、補強コードが周方向に螺旋状に巻回されてなるベルト層2とを有している。
本発明においては、図示するように、トレッド部13は、キャップゴム層4と、該キャップゴム層の下層の少なくともクラウンセンター部領域に配置されたベースゴム層3とからなるキャップ・ベース構造をなす。また、キャップゴム層4は、クラウンセンター部と一対のショルダー部とで異なる種類のゴム4a、4bに分割された分割構造をなす。さらに、キャップゴム層4のショルダー部ゴム4bのタイヤ幅方向内側端はベースゴム層3上に積層されている。このトレッド部13のみを取り出して示す概略断面図を図2に示す。
トレッド部13のキャップゴム層4は、摩耗ライフ、耐久性およびグリップ性能を兼ね備えたタイヤとするためにサクト構造を適用し、クラウンセンター部に耐摩耗性に優れた高弾性率のクラウンセンター部ゴム4aを配置するとともに、旋回時に接地するショルダー部にはグリップ力の高い低弾性率のショルダー部ゴム4bを配置する。また、キャップゴム層4のショルダー部ゴム4bのタイヤ幅方向内側端をベースゴム層3上に積層させることにより、センター部とショルダー部の剛性変化が小さくなりハンドリングのリニア性が確保され、走行時の安定を高めることが可能となる。かかるハンドリングのリニア性を十分に確保するには、ショルダー部ゴム4bのベースゴム層3への積層部分をタイヤ幅方向に5mm以上存在させることが好ましい。
また、本発明においては、キャップゴム層4のクラウンセンター部ゴム4aの300%モジュラス(300M2)が11〜17MPa、ベースゴム層3のゴムの300%モジュラス(300M1)が14〜20MPa、キャップゴム層4のショルダー部ゴム4bの300%モジュラス(300M3)が8〜14MPaであることが好ましい。
クラウンセンター部ゴム4aの300M2が11MPa未満であると耐摩耗性が低くなり、一方、17MPaを超えると振動吸収性が損なわれてしまうおそれがある。また、ショルダー部ゴム4bの300M3が8MPa未満であると、ショルダー部の摩耗肌が著しく悪化するためにグリップ力が低下し、一方、14MPaを超えるとグリップ力が確保できなくなるおそれがある。さらに、ベースゴム層3のゴムの300M1が14MPa未満であると耐摩耗性が低くなり、一方20MPaを超えると振動吸収性が損なわれてしまうおそれがある。
さらに好ましくは300M1と、300M2と、300M3とが次式、
300M1>300M2>300M3
で表される関係を満足するようにする。これにより、摩耗ライフおよびグリップ力と高速耐久性とを両立させることが可能となるとともに、センター部とショルダー部の剛性変化が小さくなりハンドリングのリニア性を良好に確保することができる。
キャップゴム層4のクラウンセンター部ゴム4aおよびショルダー部ゴム4bのより具体的な配置箇所としては、ショルダー部ゴム4bのタイヤ幅方向外側の終端部Aが、サイドウォール領域に存在するよう配置することが好ましい。ショルダー部ゴム4bの外側終端部Aがクラウン表面部に入ってくると、剛性が高く、グリップ力が比較的低いクラウンセンター部ゴム4aが旋回時に接地する領域に入ってくることになるため、グリップ性能の低下をもたらすおそれがある。
さらに、摩耗ライフを確保する観点からは、ショルダー部ゴム4bは、そのタイヤ幅方向内側の終端部Bが、車両直進走行時にタイヤが接地する領域に含まれないように、その外側に位置するよう配置することが好ましい。なお、ベースゴム層3のゴム厚さについては、クラウンセンター部ゴム4aのゴム厚さの20〜200%の範囲内が所望の効果を得る上で好ましい。
本発明においては、図3〜5に示すように、ショルダー部ゴム4bを適宜形態で分割し、2種以上のゴム4b、4cなどとすることによりキャップゴム層4を3分割以上に分割してもよく、これによりトレッド部におけるセンター部とショルダー部との間の剛性段差をより低減させることができる。
さらに、図示はしないが、ベースゴム層3を3分割以上に分割し、これによりセンター部とショルダー部との間の剛性段差の一層の低減を図ることもできる。
本発明においては、トレッド部を上記分割構造とした点のみが重要であり、それ以外のタイヤ構造の詳細や材料などについては特に制限されるものではない。
例えば、ベルト層2は、1本のコードをゴムで被覆した長尺状のゴム被覆コード(図示せず)または複数本のコードをゴムで被覆した帯状プライ(図示せず)を螺旋状に巻き回して形成され、コード方向が実質的にタイヤ周方向とされた、いわゆるスパイラルベルトであり、補強コードとしては、スチールコードの他、芳香族ポリアミド(アラミド、例えば、デュポン社製 商品名ケブラー)、ポリエチレンナフタレート(PEN)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、レーヨン、ザイロン(登録商標)(ポリパラフェニレンベンゾビスオキサゾール(PBO)繊維)、脂肪族ポリアミド(ナイロン)等の有機繊維、さらにはグラスファイバーやカーボンファイバー等の材質のものを適宜選択して用いることができるが、摩耗ライフおよび高速耐久性を高いレベルに確保するためには、剛性が高く踏面の動きを安定化させることができるスチールコードを補強コードとして用いることが好ましい。
また、例えば、図示するように、本発明のタイヤの一対のビード部11には夫々ビードコア5が埋設され、カーカス1はこのビードコア5の周りにタイヤ内側から外側に折り返して係止されている。さらに、トレッド部13の表面には適宜トレッドパターンが形成されており、また、最内層にはインナーライナー(図示せず)が形成されている。
本発明のタイヤは、自動二輪車のフロントタイヤおよびリアタイヤのいずれとしても適用可能である。
以下、本発明を、実施例を用いてより詳細に説明する。
図1に示す断面構造を有する自動二輪車用空気入りラジアルタイヤを、タイヤサイズMCR180/55ZR17M/Cにて、クラウンセンター部ゴム4a(厚さ:4.0mm)の300M2を14MPa、ショルダー部ゴム4bの300M3を11MPa、さらにベースゴム層3のゴム(厚さ:3.0mm)の300M1を17MPaとし、かつ、下記の表1中に示すように、ショルダー部ゴム4bのベースゴム層3への積層部分の幅(分割のずれ量)を変えて製造した。カーカス1は1層とし、補強コードにはPETを用いた。また、ベルト層2には、ゴム被覆スチールコードを螺旋状に巻回してなるモノスパイラルベルトを用いた。
<評価条件>
得られた各供試タイヤをリムサイズMT5.5×17のリムに取り付けて、1000ccのバイクのリアタイヤに装着し、内圧250kPaを適用した。フロントタイヤには、タイヤサイズMCR120ZR17M/Cの市販タイヤを用いた。各供試タイヤにつき、プロのライダーによる実車走行をテストコースで行い、ハンドリング性につき、フィーリングにより評価した。具体的には、直進から旋回にかけてのキャンバー角(CA)変化に応じたタイヤの挙動の変化がリニアであるかを評価し、途中あるいは深いCAで挙動が変わると不良となる。その評価結果を、指数にて下記の表1中に示す。なお、評価結果は、数値が大きいほど性能が優れている。
Figure 0004842047
上記表1に示すように、キャップゴム層4のショルダー部ゴム4bのタイヤ幅方向内側端をベースゴム層3上に積層させることにより、センター部とショルダー部の剛性変化が小さくなり、ハンドリングのリニア性が高まることが確かめられた。
本発明の一実施の形態に係る自動二輪車用空気入りラジアルタイヤの幅方向断面図である。 本発明の一実施の形態に係る自動二輪車用空気入りラジアルタイヤのトレッド部構造を示す概略断面図である。 本発明の他の一実施の形態に係る自動二輪車用空気入りラジアルタイヤのトレッド部構造を示す概略断面図である。 本発明の他の一実施の形態に係る自動二輪車用空気入りラジアルタイヤのトレッド部構造を示す概略断面図である。 本発明の他の一実施の形態に係る自動二輪車用空気入りラジアルタイヤのトレッド部構造を示す概略断面図である。 従来の自動二輪車用空気入りラジアルタイヤに係るトレッド部構造を示す概略断面図である。
符号の説明
1 カーカス
2 ベルト層
3 ベースゴム層
4 キャップゴム層
4a クラウンセンター部ゴム
4b ショルダー部ゴム
4c ショルダー部ゴム
5 ビードコア
11 ビード部
12 サイドウォール部
13 トレッド部

Claims (6)

  1. 一対のビード部と、該ビード部に連なる一対のサイドウォール部と、両サイドウォール部間にトロイド状をなして連なるトレッド部とを備え、これら各部を前記ビード部相互間にわたり補強する少なくとも1層のカーカスと、該カーカスのタイヤ半径方向外側に配置され、補強コードが周方向に螺旋状に巻回されてなるベルト層とを有する自動二輪車用空気入りラジアルタイヤにおいて、
    前記トレッド部が、キャップゴム層と、該キャップゴム層の下層の少なくともクラウンセンター部領域に配置されたベースゴム層とからなるキャップ・ベース構造をなし、かつ、前記キャップゴム層がクラウンセンター部と一対のショルダー部とで異なる種類のゴムに分割された分割構造をなし、
    前記キャップゴム層のショルダー部ゴムのタイヤ幅方向内側端が前記ベースゴム層上に積層されてなることを特徴とする自動二輪車用空気入りラジアルタイヤ。
  2. 前記積層されている部分がタイヤ幅方向に5mm以上存在する請求項1記載の自動二輪車用空気入りラジアルタイヤ。
  3. 前記キャップゴム層が3分割以上に分割されている請求項1または2記載の自動二輪車用空気入りラジアルタイヤ。
  4. 前記ベースゴム層が3分割以上に分割されている請求項1〜3のうちいずれか一項記載の自動二輪車用空気入りラジアルタイヤ。
  5. 前記キャップゴム層のクラウンセンター部ゴムの300%モジュラス(300M2)が11〜17MPa、前記ベースゴム層ゴムの300%モジュラス(300M1)が14〜20MPa、前記キャップゴム層のショルダー部ゴムの300%モジュラス(300M3)が8〜14MPaである請求項1〜4のうちいずれか一項記載の自動二輪車用空気入りラジアルタイヤ。
  6. 前記300M1と、前記300M2と、前記300M3とが次式、
    300M1>300M2>300M3
    で表される関係を満足する請求項5記載の自動二輪車用空気入りラジアルタイヤ。
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