JP4841624B2 - 照明装置 - Google Patents

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Description

本発明は、対象物を照明する照明装置に関する。
従来より、撮像装置や描画装置等においてライン状の照明光が利用されており、近年、このような照明光の強度分布を均一化する様々な手法が提案されている。例えば、日本国特許第3607604号公報(文献1)では、レーザ光源からの光をシリンドリカルレンズにより所定の方向に発散させつつ柱状のプリズムの入射面へと入射させ、プリズム内において光を発散方向の両側面に設けられる反射面にて反射させつつ入射面の反対側の出射面から取り出し、他の光学系によりプリズムの出射面を対象物上に結像することにより、強度分布が均一化されたライン状の照明光を対象物上に照射する手法が開示されている。また、米国特許第6,611,382号明細書(文献2)では、配列される複数の発光素子からの光を、発光素子の個数よりも少ない個数のレンズが配列されるシリンドリカルレンズアレイにより発光素子の配列方向に関して分割しつつ発散させ、シリンドリカルレンズアレイからの光を他のシリンドリカルレンズにより重畳させつつ対象物上のライン状の領域に導くことにより、強度分布が均一化されたライン状の照明光を対象物上に照射する手法が提案されている。
ところが、上記文献1および文献2の手法により照明光を対象物上に照射する際に、光源からのレーザ光のコヒーレンシが高い場合には、レーザ光の干渉に起因するスペックルが発生してしまい、結果として、光の強度分布の均一性が低下してしまう。特に、スペクトルバンド幅の狭いレーザ光や、固体レーザまたは気体レーザを用いる場合には、半導体レーザ等の他の光源を用いる場合に比べて、レーザ光のコヒーレンシが高くなるため、スペックルの影響が顕著となってしまう。
本発明は、対象物を照明する照明装置に向けられており、コヒーレント光を用いた照明装置において、スペックルの発生を防止しつつ、強度分布が均一化された照明光を取得することを目的としている。
照明装置は、コヒーレント光を出射する光源部と、コヒーレント光を複数の光ビームに分割するとともに、複数の光ビームを所定の重畳位置にて重ね合わせて照明光を得る光学系と、を備え、コヒーレント光の光学系への入射位置から、複数の光ビームのうちの任意の2つが重畳位置に至るまでの光路差が、コヒーレント光のコヒーレンス長よりも長く、光学系が、循環する毎に僅かにシフトする循環経路に沿ってコヒーレント光を導く循環部と、光源部からのコヒーレント光を循環部へと導入する導入部と、を備え、重畳位置が、循環経路上において自己の正立像が重畳して形成される光学位置に位置する重畳面上に設定され、重畳面上の重畳位置に開口が形成され、重畳位置の開口において、コヒーレント光の分割および重ね合わせが行われることにより照明光が取り出される。本発明によれば、コヒーレント光を用いた照明装置において、スペックルの発生を防止しつつ、強度分布が均一化された照明光を取得することができる。
また、光学系の小型化を図ることができる。
より好ましくは、重畳面がミラー面であり、ミラー面上の重畳位置に、開口が形成される。これにより、簡単な構成にて重ね合わされた光を取り出すことができる。
本発明のの好ましい実施の形態では、循環部が、循環経路における最初の循環の経路上に半波長板を備え、光源部から出射されるコヒーレント光が直線偏光された光であり、導入部が、p偏光光およびs偏光光の一方を透過して他方を反射するとともに、循環部の一部を兼ねる光学素子であることにより、小型化された光学系を容易に組み立てることができる。
本発明の他の好ましい実施の形態では、導入部が、循環部内において循環するコヒーレント光を遮断しない位置に配置されたミラーであることにより、光源部におけるコヒーレント光を効率よく利用することができる。
本発明の一の局面では、照明装置が、重畳位置から取り出された照明光を投影面上のライン状の領域に投影するもう1つの光学系をさらに備え、重畳面上においてコヒーレント光の循環により照射位置がシフトするシフト方向が、投影面上におけるライン状の領域が伸びる方向に対応し、本発明の他の局面では、光源部が、コヒーレント光を発生する固体レーザまたは気体レーザを備える。
上述の目的および他の目的、特徴、態様および利点は、添付した図面を参照して以下に行うこの発明の詳細な説明により明らかにされる。
照明装置の構成を示す図である。 チルトミラーを示す図である。 第2光学系を示す図である。 第1光学系の各構成要素の機能を説明するための図である。 第1光学系の各構成要素の機能を説明するための図である。 第1光学系の各構成要素の機能を説明するための図である。 スリットから取り出される光の強度分布を説明するための図である。 第1光学系の他の例を示す図である。
図1は本発明の一の実施の形態に係る照明装置1の構成を示す図である。照明装置1は、例えば、パターン描画装置に設けられ、GLV(グレーチング・ライト・バルブ)(登録商標)等の空間光変調デバイス上にライン状の照明光を照射する。パターン描画装置では、空間光変調デバイスにて空間変調された光が描画対象(例えば、半導体基板やプリント配線基板等)上へと導かれ、描画対象へのパターン描画が行われる。
図1の照明装置1は、固体レーザまたは気体レーザを光源21として有する光源部2、光源部2からの光の強度分布を均一化する第1光学系4、および、第1光学系4からの光を照明の対象物9(照明装置1がパターン描画装置に設けられる場合には、空間光変調デバイス)へと導く第2光学系5を備える。光源21から出射される光は、干渉性が高いコヒーレント光とされ、当該光のコヒーレンス長は例えば10ミリメートル〜数メートルとなる。光源部2では、コヒーレント光から偏光板22により直線偏光された光が取り出され、レンズ23を介して図1中のZ軸に沿って第1光学系4へと出射される。なお、光源部2からのコヒーレント光のZ軸に垂直な方向の強度分布はガウス分布に近似している。
第1光学系4は、入射する光のp偏光成分(すなわち、p偏光光)を透過するとともにs偏光成分(すなわち、s偏光光)を反射する偏光ビームスプリッタ(「Polarization Beam Splitter」であり、以下、「PBS」という。)41を有し、レンズ23からの直線偏光光はp偏光光となっており、PBS41を透過し、レンズ42を介してチルトミラー43へと導かれる。チルトミラー43は、図1中のX方向に長いスリット431を有し、後述するようにp偏光光の一部がスリット431から取り出される。p偏光光の残りはチルトミラー43にて反射され、レンズ42を介してミラー44へと導かれ、PBS41に向けて反射される。ミラー44にて反射したp偏光光は、半波長板45を透過することによりs偏光光に変換され、ウエッジプリズム46を介してPBS41に導かれる。そして、s偏光光はPBS41にて反射され、レンズ42、チルトミラー43、レンズ42およびミラー44をこの順に経由して、PBS41へと再度入射する。このように、第1光学系4は、光源部2からのコヒーレント光を、レンズ42の光軸J1外を経由して循環させる、いわゆるループ光学系となっている。なお、図1中において符号K1を付す記号はs偏光光を示しており(後述の図5において同様。)、第1光学系4の詳細については後述する。
図2は、チルトミラー43を示す図である。図2に示すように、チルトミラー43のスリット431は、図2中のX方向に長くされており(以下、当該方向を「長手方向」とも呼ぶ。)、図1の第1光学系4を循環するコヒーレント光の一部は、スリット431を介して取り出されて第2光学系5へと導入され、循環するコヒーレント光の残り(すなわち、チルトミラー43においてスリット431以外のミラー面432上の領域に照射される光)はレンズ42に向けて反射される。
図3は、図1中の(+Y)側から(−Y)方向を向いて見た第2光学系5を示す図である。図1および図3に示すように、第2光学系5は、第2光学系5の光軸J2に沿ってチルトミラー43側から対象物9に向かってシリンドリカルレンズ51,52,53を順に有し、スリット431からの光はシリンドリカルレンズ51,52,53を介して対象物9上へと導かれる。第2光学系5では、スリット431における光の出射面と対象物9の第2光学系5側の表面とがシリンドリカルレンズ51,52により光軸J2およびスリット431の長手方向の双方に垂直な方向(すなわち、図1中のYZ平面に平行かつ光軸J2に垂直な方向)に関して共役とされ、この方向のみに着目すると、スリット431からの光の強度分布がそのまま維持されつつスリット431における出射面の幅(図2中の縦方向の幅)よりも充分に長い対象物9上の領域(以下、光源部2からの光が照射される対象物9上の領域を「照明領域」という。)に光が照射される。また、対象物9上の照明領域の幅(すなわち、X方向の幅)は、スリット431からの光がシリンドリカルレンズ53により集光されることにより、スリット431における出射面のX方向の長さよりも充分に狭くされる。このように、対象物9上の照明領域はスリット431の長手方向に垂直な方向に伸びるライン状の領域となっている。
次に、光源部2からの光の強度分布を均一化する第1光学系4の各構成要素の機能について説明する。図4は、PBS41、レンズ42、ミラー43aおよびミラー44のみを有する光学系40aを示す図である。図4は、図1の第1光学系4の基本構成を説明するためのものであり、光学系40aでは、第1光学系4と比較して、チルトミラー43が、その法線がレンズ42の光軸J1に平行となるように配置されるミラー43aに置き換えられるとともに、ウエッジプリズム46および半波長板45が省略される。なお、図4では、光学系40a内における光の主光線を符号PRを付す一点鎖線にて示し、光束の輪郭を細い実線にて示している。
図4の光学系40aでは、レンズ42の前側焦点面近傍にて光源部2からの光の光束断面が最小となって集光する(すなわち、光がビームウエストを有する)ようにされており、主光線PRがレンズ42の光軸J1と平行となるようにPBS41を介してレンズ42に入射した光(p偏光光)は平行光となってレンズ42の後側焦点面に配置されるミラー43aへと入射する。ミラー43aからの反射光は、レンズ42を介してミラー44へと導かれ、PBS41に向けて反射される。反射光は、ミラー44とPBS41との間であってレンズ42の前側焦点面と等価な位置にてそのビームウエストが形成されつつPBS41の反射面へと戻される。したがって、仮に、ミラー44からPBS41に入射する反射光がs偏光光であるとすると、光学系40aでは同じ循環経路(この場合、図4中の主光線PR)に沿って光を循環させることが可能となる。すなわち、PBS41、レンズ42、ミラー43aおよびミラー44は、光を循環する循環部49aとなっている。なお、PBS41からレンズ42、ミラー43a、レンズ42およびミラー44を介してPBS41へと至る光路長は、レンズ42の焦点距離をfとしてほぼ4fとなっている。レンズ42の焦点距離fは、この光路長が光源部2から出射されるコヒーレント光のコヒーレンス長よりも長くなるように選ばれる。
実際には、PBS41に入射する反射光は、光源部2からのコヒーレント光のうちPBS41を透過したp偏光光であるため、光学系40aでは反射光がPBS41を透過してしまい、光を循環させることができない。そこで、図4の光学系40aにおいてミラー44からの反射光のビームウエストが形成される位置(すなわち、レンズ42の前側焦点面と等価な位置)の近傍に、図5に示すように半波長板45を設けることにより、反射光の偏光方向を90度だけ回転してs偏光光に変換し、反射光をPBS41にて反射させることが可能となる。
また、図5の光学系40bでは、その法線がレンズ42の光軸J1に対して傾斜するようにチルトミラー43(ただし、図5のチルトミラー43ではスリット431を省略している。)が配置されていることにより、図5中に符号T1を付す線にて示すように、PBS41を透過したp偏光光がレンズ42、チルトミラー43、レンズ42およびミラー44を順に通過してPBS41へと戻る(正確には、半波長板45にてs偏光光とされて戻る)最初の経路と、半波長板45からのs偏光光がレンズ42、チルトミラー43、レンズ42およびミラー44を順に通過してPBS41へと戻る2周目の経路とは僅かに異なっている。図5の循環部49aでは、p偏光光の経路(最初の経路)上にのみ半波長板45が設けられており、これにより、2周目以降においてもs偏光光を循環させることが可能となる。このように、図5の光学系40bでは、PBS41が導入部として光源部2からのコヒーレント光のp偏光光を循環部49aへと導入しつつ、循環部49aの一部を兼ねている。
また、図4の循環部49a内にs偏光光が導入されているものと仮定して、PBS41とミラー44との間において、図6に示すように、レンズ42の前側焦点面と等価な位置にウエッジプリズム46を配置してPBS41へと入射する光の光路を図6中のYZ平面に沿って僅かに曲げることにより、YZ平面に平行な面上においてウエッジプリズム46からPBS41へと至る光の経路(図6中に符号T2を付す線にて示す循環経路の一部)とPBS41の反射面とのなす角を、循環毎に僅かに変更することが可能となる。その結果、図6の光学系40cでは、光の循環経路T2が通過するミラー43aのミラー面上の位置が、循環する毎に図6中の(−Y)方向に一定距離だけシフトすることとなる。
図1の第1光学系4は、基本構成である図4の光学系40aの循環部49aにおいて、ミラー43aを図5に示すチルトミラー43に変更するとともに循環経路における最初の循環の経路上に半波長板45を設け、さらに、レンズ42の前側焦点面と等価な位置にウエッジプリズム46を配置することにより実現される。これにより、図1の第1光学系4では、PBS41、レンズ42、チルトミラー43、ミラー44、半波長板45およびウエッジプリズム46が循環部49を構成し、循環する毎にチルトミラー43のミラー面432上における位置がスリット431の長手方向に垂直な方向(以下、「シフト方向」という。)に僅かにシフトする循環経路T0が循環部49に設けられる。そして、循環経路T0に沿って光源部2から導入されるコヒーレント光(正確には、PBS41を透過したp偏光光、および、p偏光光から変換されたs偏光光であり、以下、「循環光」と総称する。)が導かれる。なお、上記説明における循環経路T0の循環は、循環光の循環と等価である。また、循環経路T0においてチルトミラー43からレンズ42、ミラー44、ウエッジプリズム46、PBS41およびレンズ42を介してチルトミラー43へと至る1周の光路長は、レンズ42の焦点距離をfとしてほぼ4fとされ、循環経路T0上においてチルトミラー43のミラー面432の複数回の通過に係る複数の位置は互いに共役となり、チルトミラー43のミラー面432は、等倍の自己の正立像がシフト方向にシフトしつつ重畳して形成される重畳面となる。
ここで、既述のように、図2に示すチルトミラー43にはスリット431が形成されており、循環経路T0に沿って導かれてチルトミラー43上に照射される循環光の一部(実際には、シフト方向側の端部)はスリット431により分割された分割光ビームとして取り出される。また、チルトミラー43のミラー面432上における循環光の照射位置は、循環光の循環によりシフト方向にスリット431の幅(図2中の縦方向の幅であり、後述する開口範囲の幅)に相当する距離だけシフトするため、例えば光源が連続発振レーザである場合、実際には、スリット431にて複数の分割光ビーム(以下、単に「複数の光ビーム」と呼ぶ。)が同時に取り出され、同時に重ね合わせられる。すなわち、スリット431は循環光が複数の光ビームに分割される位置となるとともに、複数の光ビームを重ね合わせる位置(以下、「重畳位置」という。)ともなっている。
このとき、循環経路T0において、循環経路T0の始点(すなわち、コヒーレント光の第1光学系4への入射位置)からチルトミラー43に対するn回目(ただし、nは1以上の整数)の通過位置(すなわち、反射位置)までの距離と、循環経路T0の始点からチルトミラー43に対する(n+1)回目の通過位置までの距離との差は、レンズ42の焦点距離fのほぼ4倍とされており、コヒーレント光のコヒーレンス長よりも長くなる。このように、コヒーレント光の第1光学系4への入射位置から、複数の光ビームのうちの任意の2つが重畳位置であるスリット431へと至るまでの光路差が、コヒーレント光のコヒーレンス長よりも長くなることにより、照明装置1では重畳位置にて複数の光ビームの干渉に起因するスペックルが発生することが防止される。
次に、スリットにて重ね合わされる複数の光ビームの強度分布について説明する。図7は、チルトミラー43のスリット431から取り出される光の強度分布を説明するための図である。図7の縦軸は(スリット431の長手方向の一の位置における)チルトミラー43上のシフト方向の位置を示し、図7の横軸は光の強度を示している。また、図7では、符号A1を付す矢印にてスリット431のシフト方向の開口範囲を示している。
チルトミラー43上の1回目の循環光の通過(すなわち、反射)における循環光のシフト方向の強度分布(以下、「元の強度分布」という。)は、図7中に符号81を付す実線にて示すように、ガウス分布に近似した形状となり、1回目の通過では元の強度分布のうちスリット431の開口範囲A1と重なる部分(図7中にて平行斜線を付して示す部分)に相当する光ビームが取り出される。また、チルトミラー43上の2回目の循環光の通過における循環光のシフト方向の強度分布は、図7中に符号82を付す二点鎖線にて示すように、元の強度分布から1回目の通過の際に取り出された部分を除き、かつ、シフト方向に開口範囲A1と等しい量シフトした形状となっており、2回目の通過では当該強度分布において開口範囲A1と重なる部分に相当する光ビームが取り出される。
チルトミラー43上の2回目以降の循環光の各通過においても、同様に循環光の一部がスリット431にて取り出され、7回目の通過にて循環光の全てが取り出される(もちろん、循環光の全てが取り出される循環数は7以外であってもよい。)。なお、図7では、3ないし7回目の通過における循環光のシフト方向の強度分布をそれぞれ符号83〜87を付す二点鎖線にて示している。
このとき、元の強度分布におけるシフト方向の中央の位置が、図7中の符号84を付す二点鎖線にて示すように4回目の循環光の通過にてスリット431の開口範囲A1の中央の位置P1と重なるようにされており、4回目の通過にて取り出される光ビームの強度はシフト方向におよそ一定となる。また、1回目の通過にて取り出される光ビームの強度分布と7回目の通過にて取り出される光ビームの強度分布とは、開口範囲A1の中央の位置P1を示す線に関して対称となるとともに、1回目および7回目の通過のそれぞれにて取り出される光の強度はシフト方向に関してほぼ線形に変化しているとみなすことができる。2回目の通過と6回目の通過との間、および、3回目の通過と5回目の通過との間のそれぞれにおいても光ビームの強度分布の関係は同様である。したがって、スリット431の長手方向の各位置において、チルトミラー43に対する1ないし7回目の循環光の通過にて同時に取り出されて重ね合わされる光の強度は、図7中に符号80を付す破線にて示すように、スリット431の開口範囲A1内にてほぼ一定となる(すなわち、光の強度分布がトップハットな形状となる。)。なお、破線80にて示す強度分布の大きさは、図示の都合上、実際よりも小さく示している。
実際には、チルトミラー43上に照射される循環光のスリット431の長手方向の強度分布もガウス分布に近似した形状となっている。したがって、重畳位置にて複数の光ビームが重ね合わされて取り出される光では、シフト方向の強度分布は均一化されるのに対して、長手方向の強度分布はガウス分布に近似した形状が維持される。そして、重畳位置にて取り出された照明光は、既述のように第2光学系5により、投影面である対象物9の第2光学系5側の面上において、シフト方向に対応する方向に伸びるライン状の照明領域に投影される。これにより、シフト方向の照明領域全体に亘って一定の強度を有する照明光が得られる。
以上に説明したように、図1の照明装置1では、光源部2から出射されるコヒーレント光が、第1光学系4にて複数の光ビームに分割されて重畳位置にて重ね合わされるとともに、コヒーレント光の第1光学系4への入射位置から、複数の光ビームのうちの任意の2つが(すなわち、2つの組合せのそれぞれにおいて)重畳位置に至るまでの光路差が、コヒーレント光のコヒーレンス長よりも長くされる。これにより、コヒーレント光を用いた照明装置1において、スペックルの発生を防止しつつ強度分布が均一化された照明光を取得することができる。
また、第1光学系4では、光源部2からのコヒーレント光が循環経路T0に沿って導かれるとともに、チルトミラー43のミラー面432が、循環経路T0上において自己の正立像がシフト方向に沿ってシフトしつつ重畳して形成される光学位置に配置され、チルトミラー43に形成されるスリット431にてコヒーレント光の複数の光ビームへの分割および複数の光ビームの重ね合わせが行われることにより照明光が取り出される。これにより、コヒーレント光を複数の光ビームに分割しつつ重ね合わせる第1光学系4の小型化を図ることが実現される。
照明装置1では、連続発振レーザ以外にパルスレーザを用いることも可能である。極めて微小なパルス光を発生するパルスレーザの場合、チルトミラー43のスリット431において複数の光ビームは厳密にはパルス光の循環により順次取り出され、同時に取り出されないが、積算光量(強度の時間積分)はシフト方向に関して一定となる。したがって、この場合においてもスリット431を重畳位置としてコヒーレント光の分割および重ね合わせが行われているとみなすことができ、実質的にシフト方向に一定の強度の照明光が得られる。すなわち、重畳位置における複数の光ビームの重ね合わせは、一定の時間内に行われるのであれば、同時に行われる必要はない。
図1の第1光学系4では、PBS41が導入部として光源部2からのコヒーレント光のp偏光光を循環部49へと導入しつつ循環部49の一部を兼ねているが、第1光学系の導入部は循環部から独立した構成要素として設けられてもよい。図8は、第1光学系の他の例を示す図である。図8に示す第1光学系4aでは、図1の第1光学系4におけるPBS41がミラー41aに置き換えられ、ミラー41a、レンズ42、チルトミラー43、ミラー44およびウエッジプリズム46が循環部49とされる。また、ミラー44とミラー41aとの間には、光源部2からのコヒーレント光を循環部49へと導入するミラー47が導入部として設けられる。ミラー47は循環部49内において循環するコヒーレント光を遮断しない位置に配置されることにより、第1光学系4aでは、ミラー47によりミラー41aに向けて反射されるコヒーレント光を、循環する毎にチルトミラー43のミラー面432上における位置がシフト方向に僅かにシフトする循環経路T0に沿って循環することが可能とされる。
以上のように、図8の第1光学系4aでは、導入部であるミラー47を循環部49から独立した構成要素として設けることにより、光源部2におけるコヒーレント光のうちPBS41を透過したp偏光光のみを利用する図1の第1光学系4に比べて、光源部2におけるコヒーレント光を効率よく利用することが可能となる。ただし、図8の第1光学系4aでは、微小なミラー47および微小なウエッジプリズム46を近接させつつ高精度に配置する必要があるため、小型化された第1光学系を容易に組み立てるという観点では、図1の第1光学系4のように、半波長板45およびPBS41が組み合わせられることが好ましい。
以上、本発明の実施の形態について説明してきたが、上記形様々な変形が可能である。
図1の照明装置1では、p偏光光を透過するとともにs偏光光を反射するPBS41を設け、半波長板45を所定の位置に配置することにより、循環経路T0に沿ってコヒーレント光を導く第1光学系4が構成されるが、s偏光光を透過するとともにp偏光光を反射する光学素子が用いられることにより、コヒーレント光の循環が実現されてもよい。すなわち、半波長板45を有する第1光学系4では、p偏光光およびs偏光光の一方を透過して他方を反射する光学素子を用いることが必要となる。また、第1光学系4の設計によっては、循環部49において、特定の入射角(例えば45度)の光を透過し、45度より大きい入射角の光をほぼ全反射する全反射ミラーをPBS41に代えて設け、光源部2からのコヒーレント光を当該特定の入射角にて全反射ミラーに入射させて循環部内へと導入し、循環経路に沿って全反射ミラーへと戻る光の全反射ミラーへの入射角をウエッジプリズム46により変更することにより、コヒーレント光の循環が実現されてもよい。
上記実施の形態では、チルトミラー43のミラー面432上の重畳位置に開口であるスリット431が形成されることにより、コヒーレント光の複数の光ビームへの分割および複数の光ビームの重ね合わせを行いつつ重ね合わされた複数の光ビームを照明光として取り出すことが簡単な構成にて実現されるが、図2のチルトミラー43のスリット431の上側のエッジの位置にチルトミラー43の下側のエッジが重畳位置に隣接するようにチルトミラー43をずらして配置することにより、スリット431を省略しつつ循環光のシフト方向の端部が光ビームとして切り出されてもよい。ただし、不要な光が第2光学系5へと導かれることを抑制するには、チルトミラー43には開口が設けられることが好ましい。また、第1光学系の構成の多少の複雑化が許容される場合には、例えば、第1光学系4において、チルトミラー43に代えてX方向に長い分割ミラーをスリット431の位置に設け、分割ミラー外を通過する光をレンズ42に向けて反射する他のミラーをさらに設けることにより、分割ミラーにてコヒーレント光の複数の光ビームへの分割および複数の光ビームの重ね合わせが行われつつ重ね合わされた照明光が所定の方向に反射されて取り出されてもよい。このように、小型化される第1光学系では、コヒーレント光の分割および重ね合わせが行われつつ照明光が取り出される重畳位置が、循環経路上において自己の正立像がシフトしつつ重畳して形成される光学位置に位置する重畳面上に設定されることが重要となる。もちろん、第1光学系の設計によっては、コヒーレント光から複数の光ビームが明確に個別に分割され、複数の光ビームが所定の重畳位置にて重ね合わされてもよい。この場合においても、コヒーレント光の第1光学系への入射位置から、複数の光ビームのうちの任意の2つが重畳位置に至るまでの光路差がコヒーレント光のコヒーレンス長よりも長くされる。
照明装置1における光源部2の光源は、固体レーザまたは気体レーザに比べて干渉性の低いコヒーレント光を出射する他の光源(例えば半導体レーザ)であってもよいが、スペックルの発生を防止しつつ光の強度分布を均一化する上記手法は、干渉性が極めて高いコヒーレント光を出射する固体レーザまたは気体レーザを光源として用いる場合に特に適している。
照明装置1はパターン描画以外の他の用途に用いられてもよい。
この発明を詳細に描写して説明したが、既述の説明は例示的であって限定的なものではない。したがって、この発明の範囲を逸脱しない限り、多数の変形や態様が可能であることが理解される。

Claims (6)

  1. 照明装置であって、
    コヒーレント光を出射する光源部と、
    前記コヒーレント光を複数の光ビームに分割するとともに、前記複数の光ビームを所定の重畳位置にて重ね合わせて照明光を得る光学系と、
    を備え、
    前記コヒーレント光の前記光学系への入射位置から、前記複数の光ビームのうちの任意の2つが前記重畳位置に至るまでの光路差が、前記コヒーレント光のコヒーレンス長よりも長く、
    前記光学系が、
    循環する毎に僅かにシフトする循環経路に沿って前記コヒーレント光を導く循環部と、
    前記光源部からの前記コヒーレント光を前記循環部へと導入する導入部と、
    を備え、
    前記重畳位置が、前記循環経路上において自己の正立像が重畳して形成される光学位置に位置する重畳面上に設定され、前記重畳面上の前記重畳位置に開口が形成され、
    前記重畳位置の前記開口において、前記コヒーレント光の分割および重ね合わせが行われることにより前記照明光が取り出される
  2. 請求項1に記載の照明装置であって、
    前記循環部が、前記循環経路における最初の循環の経路上に半波長板を備え、
    前記光源部から出射される前記コヒーレント光が直線偏光された光であり、
    前記導入部が、p偏光光およびs偏光光の一方を透過して他方を反射するとともに、前記循環部の一部を兼ねる光学素子である。
  3. 請求項1に記載の照明装置であって、
    前記導入部が、前記循環部内において循環する前記コヒーレント光を遮断しない位置に配置されたミラーである。
  4. 請求項1に記載の照明装置であって、
    前記重畳面がミラー面であり、前記ミラー面上の前記重畳位置に、前記開口が形成される
  5. 請求項1に記載の照明装置であって、
    前記重畳位置から取り出された前記照明光を投影面上のライン状の領域に投影するもう1つの光学系をさらに備え、
    前記重畳面上において前記コヒーレント光の循環により照射位置がシフトするシフト方向が、前記投影面上における前記ライン状の領域が伸びる方向に対応する。
  6. 請求1に記載の照明装置であって、
    前記光源部が、前記コヒーレント光を発生する固体レーザまたは気体レーザを備える。
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