JP2770984B2 - 照明装置,投影露光装置及び素子製造方法 - Google Patents

照明装置,投影露光装置及び素子製造方法

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JP2770984B2 JP1146216A JP14621689A JP2770984B2 JP 2770984 B2 JP2770984 B2 JP 2770984B2 JP 1146216 A JP1146216 A JP 1146216A JP 14621689 A JP14621689 A JP 14621689A JP 2770984 B2 JP2770984 B2 JP 2770984B2
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    • G03F7/70583Speckle reduction, e.g. coherence control or amplitude/wavefront splitting

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 [技術分野] 本発明は照明装置、投影露光装置及び素子製造方法に
関するものであり、特に、半導体(素子)製造用の露光
装置に搭載して、マスクやレチクル等の回路パターンを
照明するのに好適な照明装置、投影露光装置及び素子製
造方法に関するものである。
[従来技術] 従来から、エキシマレーザー等のコヒーレント光源を
用いた露光装置の開発が盛んに行なわれている。コヒー
レント光源からの光束でマスクやレチクル等の回路パタ
ーンを照明する場合に生じる問題点として、マスクやレ
チクル上での照度分布の不均一性が挙げられる。この不
均一性は、コヒーレント光源からの光束が形成する干渉
縞に起因するものであり、この干渉縞による照度分布の
不均一性を解消するために、従来から様々なタイプの照
明装置が提案されてきた。
しかしながら、従来の照明装置では、照明装置内の光
路中に形成される有効光源(2次光源の分布)が満足で
きるものではなかった為、マスクやレチクルを良好に照
明することが容易ではなかった。
[発明の概要] 本発明の目的は、上記問題を考慮した、改良された照
明装置を提供することにある。
この目的を達成する為に、本発明の照明装置は、コヒ
ーレント光源と、オプティカルインテグレーターと、コ
ヒーレント光源からの光束を2次元的に複数個の光束に
振幅分割し、この複数個の光束を互いにほぼインコヒー
レントな光束に変換し、オプティカルインテグレーター
の光入射面に互いに異なる方向から入射させて重畳せし
める光学手段と、前記オプティカルインテグレーターか
らの光束を被照明面に向ける光学系とを有することを特
徴としている。
また、本発明の投影露光装置は、コヒーレント光源
と、オプティカルインテグレーターと、コヒーレント光
源からの光束を2次元的に複数個の光束に振幅分割し、
この複数個の光束を互いにほぼインコヒーレントな光束
に変換し、オプティカルインテグレーターの光入射面に
互いに異なる方向から入射させて重畳せしめる光学手段
と、オプティカルインテグレーターからの光束をマスク
又はレチクルに向ける照射光学系と、マスク又はレチク
ルのパターンを被露光基板上に投影する投影光学系とを
有することを特徴としている。
また、本発明の素子製造方法は、コヒーレント光源か
らの光束を2次元的に複数個の光束に振幅分割してこの
複数個の光束を互いにほぼインコヒーレントな光束に変
換し、オプティカルインテグレーターの光入射面に互い
に異なる方向から入射させて重畳せしめ、オプティカル
インテグレーターからの光束をマスク又はレチクルに照
射して、投影光学系によりマスク又はレチクルのパター
ンを被露光基板上に投影することを特徴としている。
本発明では、オプティカルインテグレーターの光入射
面に、互いにインコヒーレントな複数個の光束を互いに
異なる方向から入射させて重畳しているので、オプティ
カルインテグレーターにより非常に多くの2次光源を形
成することができる。従って、2次光源が密に分布した
有効光源を得ることができ、被照明面を良好に照明する
ことが可能になる。その上、光源からの光束を振幅分割
して複数個の光束を形成するようにしているため、光源
からオプティカルインテグレーターに到る光学系が小型
になる。
本発明の更なる特徴と具体的な形態は以下に述べる実
施例に記載されている。
[実施例] 第1図は本発明の照明装置の一実施例を示す概略構成
図であり、ステッパーと呼称される縮小投影型露光装置
に本発明を適用した例である。
第1図において、11は比較的空間的コヒーレンシィー
が小さな(横モードの数が多い)KrFエキシマレーザ
ー、20は光束分割・インコヒーレント化光学系(光学手
段)、22はバーレンズアレイより成るオプティカルイン
テグレーター、23は照射光学系の構成要素であるコンデ
ンサーレンズ、Rは回路パターンが描かれたレチクル
(またはマスク)、Wはレジストが塗布されたウェハ
(被露光基板)、24はレチクルRの回路パターンをウェ
ハWに投影する縮小投影レンズ系を示す。光学系20は、
ハーフミラー(プリズム)12とミラー(直角プリズム)
13,14,15とクサビ形プリズム16,17と、駆動装置210によ
り駆動される回転可能なクサビ計プリズム21とを有して
おり、レーザー11からのレーザー光を振幅分割して、互
いにインコヒーレントな複数個の光束をオプティカルイ
ンテグレーター22に向ける機能を備えている。光学系20
は他の機能も備えているが、他の機能に関しては後述す
る。
第2図は、第1図に示す装置のレーザー光の光路の、
矢印A〜Dで示す断面(紙面に垂直な平面)とレクチル
R上における光強度分布を示しており、以下、この第2
図と第1図を用いて、本照明装置に関して詳述する。
レーザー1から射出した平行なレーザー光はハーフミ
ラー12に入射し、ハーフミラー12より2光束LB1とLB2に
振幅分割される。ハーフミラー12を透過した光束LB1は
クサビ型プリズム17に向かって直進し、ハーフミラー12
で反射した光束LB2はミラー13,14,15で順次反射して、
光路を3度直角に折り曲げられた後、クサビ型プリズム
16に向かう。光束LB1がクサビ型プリズム17に到達する
までの光路と光束LB2がクサビ型プリズム16に到達する
までの光路は互いに長さが異なっており、光束LB1とLB2
の光路長差が、レーザー光(即ち光束LB1,LB2)の波長
巾で定められるレーザー光の時間的コヒーレンス長以上
になるように光学系20が構成される。従って、クサビ型
プリズム16,17で偏向された光束LB1とLB2は互いに殆ど
干渉しない。(ほぼインコヒーレントである。) 前述のように、本実施例で用いるエキシマレーザー11
は、空間的コヒーレンシィーは比較的小さいのである
が、投影レンズ系24で生じる色収差を抑える為にエタロ
ン、プリズムなどの狭帯域化素子でレーザー光の波長幅
(バンド幅)を非常に狭くしているので、時間的コヒー
レンシィーが大きい。本実施例では、中心波長λ=248.
4nm、波長幅Δλ=0.003nmのレーザー光を使用している
ので、光束LB1、LB2の時間的コヒーレンス長が比較的長
い。従って、光束LB1と光束LB2に対して光路長差を与え
ることにより互いにインコヒーレントな光束として、後
述するようにオプティカルインテグレータ22の光入射面
上に干渉縞が形成されないようにしている。
クサビ型プリズム16,17で偏向(屈折)された光束LB
1,LB2は、各々クサビ型プリズム21に、平行光のまま入
射する。クサビ型プリズム21は、駆動装置210により、
コンデンサレンズ23と投影レンズ系24より成る光学系の
光軸を回転中心として回転するので、クサビ型プリズム
21を通過した光束LB1、LB2が揺動され、光束LB1、LB2の
オプティカルインテグレーター22の光入射面に対する入
射角と入射位置が時間的に変化する。
クサビ型プリズム16,17,21は、光束LB1,LB2がオプテ
ィカルインテグレーター22の光入射面上で部分的に常に
重なり合うように配列してある。
第2図(A)に示すように、レーザー11からのレーザ
ー光の断面強度分布は、ガウス分布或いはこの分布に近
い分布であるため、第2図(B)に示すように、クサビ
型プリズム16,17に入射する光束LB1,LB2の断面強度分布
もほぼガウス分布を呈する。さて、この光束LB1,LB2が
オプティカルインテグレーター22の光入射面に入射して
重なり合った時の光束の断面強度分布は、第2図(C)
に示すように光軸に関して対称で、しかもほぼ均一な分
布になる。これは、前述のように光束LB1,LB2をオプテ
ィカルインテグレーター22の光入射面上で部分的に重な
り合わせたことによる効果である。又、この時のオプテ
ィカルインテグレーター22の光出射近傍(平面D)での
光強度分布は第2図(D)に示すような形である。光束
LB1、LB2の平面Bにおける断面強度分布がガウス分布以
外の場合にも、オプティカルインテグレーター22の光入
射面(平面C)での強度分布が均一になるように、光束
LB1,LB2をオプティカルインテグレーター22の光入射面
上で重ね合せることが好ましい。
レチクルR上での照度分布の均一性は、通常、オプテ
ィカルインテグレーター22の光入射面における光強度分
布の均一性と、オプティカルインテグレーター22を構成
するレンズエレメントの数とに比例する。一方、光束LB
1,LB2のようなコヒーレントな光束がオプティカルイン
テグレーター22に入射する場合、ある光束が入射するレ
ンズエレメントの数が多い程、オプティカルインテグレ
ーター22の光射出近傍に、互いにコヒーレントな2次光
源が多く形成されるので、これらの2次光源からのコヒ
ーレント光同志の干渉によりレチクルR上にコントラス
トの高い干渉縞が形成され易い。オプティカルインテグ
レーター22は入射光束の波面を分割するように機能する
ので、この干渉縞のコントラストは、レーザー11の空間
的コヒーレンシィーの度合により決まる。
本実施例では、レーザー11として空間的コヒーレンシ
ィーが小さいものを用いて、オプティカルインテグレー
ター22のレンズエレメントの数を増やす代わりにいくつ
かのレンズエレメントに光束LB1,LB2の双方を入射させ
て2次光源の数を増やし、レチクルR上に形成される干
渉縞がレチクルR上での照度分布の均一性を狙害しない
ようにしている。又、光束LB1,LB2は互いに異なる方向
からオプティカルインテグレーター22に向けられている
ので、オプティカルインテグレーター22を介して、光束
LB1,LB2の各々によりレチクルR上に形成されるコント
ラストの弱い各干渉縞の位相は互いに異なる。従って、
これらの干渉縞により定まる光強度分布は平滑化された
ものとなり、レチクルR上での照度分布にあまり影響し
ない。
更に、本実施例では、クサビ型プリズム21を回転させ
ることにより、光束LB1,LB2のオプティカルインテグレ
ーター22に対する入射角と入射位置を変化させているの
で、オプティカルインテグレーター22の光入射面上での
光強度分布は、順次生じるいくつかの光強度分布を重畳
させた形になり、更に均一性が向上している。この時、
光束LB1,LB2によりオプティカルインテグレーターの光
射出面近傍に形成される2次光源の分布(有効光源)も
時々刻々と変化するので、2次光源の数が実質的に増加
することになる。
エキシマレーザー11はパルスレーザーであるため、所
定の間隔でパルスレーザー光を放射する。レチクルR上
の回路パターンでウェハWのレジスト層を露光するのに
必要なパルス数をMとすると、露光中にクサビ型プリズ
ム21が回転し続けるとすれば、オプティカルインテグレ
ーター22の光入射面での光強度分布はM個の光強度分布
が重なり合った形になる。又、光束LB1,LB2により、1
パルス当りN個の2次光源が形成されるとすると、ウェ
ハWはM×N個の2次光源からの光を用いて露光される
ことになる。次に、オプティカルインテグレーター22以
降の光学系に関して詳しく説明する。
コンデンサレンズ23は複数のレンズエレメントを光軸
に沿って設けたレンズアセンブリであり、オプティカル
インテグレーター22の光射出面近傍に形成した多数個の
2次光源からの光束をレチクルR上へ向ける。多数個の
2次光源はコンデンサレンズ23の光軸に垂直な面内に分
布しており、この面(2次光源形成面)とコンデンサレ
ンズ23の光入射側(前側)主平面との間隔はコンデンサ
レンズ23の焦点距離と等しい。一方、コンデンサレンズ
23の光射出側(後側)主平面とレチクルRとの間隔間も
コンデンサレンズ23の焦点距離と等しくなるように設定
してある。このような構成において、多数個の2次光源
からの各光束はコンデンサレンズ23により平行光束にさ
れ、レクチルR上で互いに効率良く重ね合せられる。こ
の時のレチクルR上の照度分布は、第2図(E)に示す
ように、均一である。
投影レンズ系24も、複数のレンズエレメントを光軸に
沿って設けたレンズアセンブリであり、レチクルRの回
路パターン面とウェハWの被露光面とを光学的に共役に
する。本実施例では、投影レンズ系21が1/5の縮小倍率
でレチクルRの回路パターン像をウェハW上に形成する
よう設定している。投影レンズ系24の入射瞳(不図示)
は、オプティカルインテグレーター22の光射出面近傍の
2次光源形成面と光学的に共役であり、ウエハWは、レ
チクルRと同じように、ケーラー照明される。
又、オプティカルインテグレーター22の光入射面とレ
チクルRの回路パターン面が光学的に共役になるよう
に、オプティカルインテグレーター22とコンデンサレン
ズ23が構成されている。
本実施例の照明装置では、光源として空間的コヒーレ
ンシィーが小さなエキシマレーザー11を用い、光学系20
により、オプティカルインテグレーター22の光入射面
で、互いにインコヒーレントな光束LB1,LB2を互いに異
なる方向から入射させて重畳しているため、オプティカ
ルインテグレーター22の光射出面近傍に非常に多くの2
次光源を形成でき、しかも、オプティカルインテグレー
ター22の光入射面の強度分布を均一にすることができ
る。従って、2次光源が密に分布した有効光源を形成す
ることが可能になり、レチクルRの回路パターン面を良
好に照明してレチクルRの回路パターン像をウエハW上
に正確に投影する。
又、光学系20は、エキシマレーザー11からのレーザー
光を振幅分割して複数個の光束を形成するので、レーザ
ー光を波面分割するタイプの光学系に比べて、光学系が
小型になる。
回転可能なクサビ型プリズム21の配置は、オプティカ
ルインテグレーター22とレチクルRの間の照射光学系に
設けても良い。又、光学系20内の光路中において光束LB
1やLB2の回折損失が多い時には、アフォーカルコンバー
ターなどの結像系を光路中に設けて、光束LB1とLB2を効
率良くオプティカルインテグレーター22まで伝達すると
良い。この結像系は光学系20を構成する所定のエレメン
ト光通過面同志を光学的に共役関係にするように設け
る。
本発明では、レーザーなどのコヒーレント光源からの
光束を振幅分割して複数個の光束を形成するが、この光
束の数は3個乃至20個程度が好ましい。この範囲内に光
束数を定めることにより、光学系が比較的小型になり、
且つ有効光源も満足できるものが得られる。
又、本発明では、横モードの数が多い、空間的コヒー
レンシィーが小さなレーザーを用いるのが有効であり、
横モード数が100以上のレーザー(とりわけエキシマレ
ーザー)を用いると効果的である。そして、このような
レーザーを光源とした照明装置を、第1図に示したよう
に縮小投影型露光装置に適用することにより、極めて転
写性能が優れた露光装置を提供できる。
第3図(A),(B)は第1図に示した装置の変形例
を示す説明図である。第1図に示した実施例では、説明
を容易にするために、光学系20によるレーザー光の振幅
分割数を2個(光束LB1とLB2)としていたが、本実施例
では、振幅分割数を4個とする場合の光学系20の構成に
関して簡単に説明する。
第3図(A)は、第1図における光学系20からレチク
ルRに到る部分に対応する系のみを図示している。ここ
では、光学系20をハーフミラーHM1,HM2,HM3とミラーM1,
M2,M3,M4,M5とクサビ型プリズム16,17,18,19と回転可能
なクサビ型プリズム21とで構成している。不図示のレー
ザーから射出したレーザー光LB0は、ハーフミラーHM1,H
M2,HM3とミラーM1,M2,M3,M4,M5から成る系で4つの光束
に振幅分割され、各光束が対応するクサビ型プリズム1
6,17,18,19に入射して、クサビ型プリズム16,17,18,19
から光束LB1,LB2,LB3,LB4が射出する。これらの光束LB
1,LB2,LB3,LB4は互いにインコヒーレントな光であり、
クサビ型プリズム21を通過してオプティカルインテグレ
ーター22の光入射面上で部分的に重なり合う。
本実施例では、光束LB1,LB2,LB3,LB4の各々が、オプ
ティカルインテグレーター22を成すレンズエレメントの
内のいずれか4個のレンズユニットに入射するように設
定してあり、LB1とLB2、LB1とLB4、LB2とLB3、LB3とLB4
が、オプティカルインテグレーター22の光入射面で互い
に重なり合う。
又、第3図(B)に示すように、光束LB1,LB2,LB3,LB
4の断面強度分布は互いに異なり、オプティカルインテ
グレーター22の光入射面上における光強度分布が均一に
なるように且つレチクル上に各光束により形成される干
渉縞の位置が互いに異なるように、光束LB1,LB2,LB3,LB
4がオプティカルインテグレーター22へ向けられる。
第4図は本発明のいくつかの実施例1〜7を示す表で
あり、振幅分割により形成された所定の(1個の)光束
が入射するオプティカルインテグレーターの一部分の断
面形状と、オプティカルインテグレーター全体の断面形
状と、オプティカルインテグレーターの光入射面上での
複数の光束の重なり具合と、1パルスのレーザー光によ
りオプティカルインテグレーターの光射出面近傍に形成
できる有効光源(2次光源の分布)と、パルスのレーザ
ー光によりオプティカルインテグレーターの光射出面近
傍に形成できる2次光源の数とが示されている。尚、表
中の実施例1は第3図(A),(B)で説明した装置に
対応している。
[発明の効果] 以上、本発明によれば、レチクル、ウエハなどの被照
明面の照度分布を均一にするだけでなく、装置の光路中
に、多くの2次光源が分布した有効光源を形成できるの
で、被照明面を良好に照明できる。従って、本装置によ
りレチクル、ウエハを照明するようにすれば、レクチル
の回路パターンを正確にウエハ上へ転写することが可能
になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す概略構成図。 第2図(A)〜(E)は第1図に示す装置のレーザー光
の光路の断面とレチクル上での光強度分布を示すグラフ
図。 第3図(A),(B)は第1図に示す装置の変形例を示
す説明図。 第4図は本発明のいくつかの実施例を示す表。 11……エキシマレーザー 20……光束分割・インコヒーレント化光学系 21……回転可能なクサビ型プリズム 22……オプティカルインテグレーター 23……コンデンサーレンズ 24……投影レンズ系 210……プリズム駆動装置 R……レチクル W……ウエハ

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コヒーレント光源と、オプティカルインテ
    グレーターと、前記光源からの光束を2次元的に複数個
    の光束に振幅分割し、該複数個の光束を互いにほぼイン
    コヒーレントな光束に変換し、前記オプティカルインテ
    グレーターの光入射面に互いに異なる方向から入射させ
    て重畳せしめる光学手段と、前記オプティカルインテグ
    レーターからの光束を被照明面に向ける光学系とを有す
    ることを特徴とする照明装置。
  2. 【請求項2】前記光学手段が前記複数個の光束を前記オ
    プティカルインテグレーターの光入射面上で2次元的に
    揺動せしめる偏向手段を有することを特徴とする特許請
    求の範囲第(1)項記載の照明装置。
  3. 【請求項3】コヒーレント光源と、オプティカルインテ
    グレーターと、前記光源からの光束を2次元的に複数個
    の光束に振幅分割し、該複数個の光束を互いにほぼイン
    コヒーレントな光束に変換し、前記オプティカルインテ
    グレーターの光入射面に互いに異なる方向から入射させ
    て重畳せしめる光学手段と、前記オプティカルインテグ
    レーターからの光束をマスク又はレチクルに向ける照射
    光学系と、前記マスク又はレチクルのパターンを被露光
    基板上に投影する投影光学系とを有することを特徴とす
    る投影露光装置。
  4. 【請求項4】コヒーレント光源からの光束を2次元的に
    複数個の光束に振幅分割して該複数個の光束を互いにほ
    ぼインコヒーレントな光束に変換し、オプティカルイン
    テグレーターの光入射面に互いに異なる方向から入射さ
    せて重畳せしめ、前記オプティカルインテグレーターか
    らの光束をマスク又はレチクルに照射して、投影光学系
    により前記マスク又はレチクルのパターンを被露光基板
    上に投影することを特徴とする素子製造方法。
JP1146216A 1989-06-08 1989-06-08 照明装置,投影露光装置及び素子製造方法 Expired - Lifetime JP2770984B2 (ja)

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