JPH10125585A - 半導体製造装置の照明光学系 - Google Patents

半導体製造装置の照明光学系

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JPH10125585A
JPH10125585A JP8294443A JP29444396A JPH10125585A JP H10125585 A JPH10125585 A JP H10125585A JP 8294443 A JP8294443 A JP 8294443A JP 29444396 A JP29444396 A JP 29444396A JP H10125585 A JPH10125585 A JP H10125585A
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optical system
dimensional
beams
fly
dimensional multi
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JP8294443A
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Akihiro Goto
明弘 後藤
Yutaka Ichihara
裕 市原
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Nikon Corp
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Nikon Corp
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/70Microphotolithographic exposure; Apparatus therefor
    • G03F7/70058Mask illumination systems

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】光源に強度ムラがあっても照度の均一性を確保
することができ、且つ干渉ノイズも低減することができ
る半導体製造装置の照明光学系を提供する。 【解決手段】第1及び第2の1次元マルチビーム生成光
学系3,4からなる2次元マルチビーム生成光学系2に
よって、レーザ光源1から射出したビームからN×M本
の2次元ビーム群を生成し、該N×M本の2次元ビーム
群を、フライアイ・レンズアレー7a,7b、コンデン
サレンズ8a,8b、及びレチクル20の順に入射した
半導体製造装置の照明光学系において、N×M本のビー
ム群から選択した任意の2本のビームの光路長差が、レ
ーザ光源1の時間コヒーレンスによって定まるコヒーレ
ンス長以上となるように、2次元マルチビーム生成光学
系2を形成し、2次元ビーム群を、1又は複数枚の拡散
板5a,5bを介してフライアイ・レンズアレー7a,
7bに入射したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は半導体製造装置の
照明光学系に関する。
【0002】
【従来の技術】パルスレーザを光源とする半導体製造装
置として、KrFエキシマ・ステッパーが製品化されて
いる。図4は第1の従来技術を示す。KrFエキシマレ
ーザ30からの光はビームエキスパンダ31で拡大され
た後、可動ミラー32で反射され、フライアイ・レンズ
アレー33に入射し、コンデンサーレンズ34を介して
レチクル35を照明している。このような照明系によっ
て、レチクル35に描画された回路パターンは、投影レ
ンズ36によってウエハ37に転写される。1回の露光
は数10のパルス照射によって行なわれる。このとき、
フライアイ・レンズアレー33は、ビームのガウス分布
による強度ムラを補正するために不可欠の要素である
が、ビームを波面分割することになるから、レチクル3
5上には干渉ノイズが生じていた。この従来技術ではパ
ルス照射ごとに可動ミラー32の角度を変化させること
によって干渉ノイズを平均化し、レチクル35の照明強
度を均一にしていた。
【0003】第2の従来技術として、特開昭63−21
6338号公報に開示された技術がある。この技術では
エキシマレーザからのビームは、繰り返し反射ミラー
(マルチビーム生成光学系)によって、行方向に対して
フライアイ・レンズアレーの要素と同じ数の平行なビー
ム群に変換されている。各ビームは、それぞれフライア
イ・レンズ要素に入射している。この従来例では、繰り
返し反射ミラー(マルチビーム生成光学系)の間隔を調
整することによって、各ビームの光路差がエキシマレー
ザの可干渉距離以上となるように設定してある。この設
定によれば、フライアイ・レンズアレーを射出した光波
は干渉せず、干渉ノイズが生じない。
【0004】このとき、フライアイ・レンズアレーは通
常2次元に配列されているので、これに対応してビーム
群を2次元的に配列する方法も知られている。すなわち
第1の繰り返し反射ミラー(第1の1次元マルチビーム
生成光学系)によって光源からの1本のビームを行方向
のビーム群に変換し、次に各々のビームを第2の繰り返
し反射ミラー(第2の1次元マルチビーム生成光学系)
によって列方向のビーム群に変換することによって、結
果として2次元のビーム群を構成している。各ビームは
それぞれフライアイ・レンズ要素に入射して使用する。
なお、第2の従来技術に類似の技術として、特開昭62
−25483号公報、特開平1−287924号公報等
が知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】パルス発振の紫外レー
ザとしてはエキシマレーザの他に、固体レーザが知られ
ている。これは、半導体レーザ励起YAGレーザの4倍
又は5倍高調波を利用したものであり、波長は266n
m又は213nmである。固体レーザはエキシマレーザ
に比べてコンパクト、有毒ガスの交換が不要といった利
点を持っており、半導体製造装置の光源としても期待で
きる。
【0006】しかし、固体レーザを光源とし、第1の従
来技術の照明光学系を用いて露光装置を構成した場合に
は、フライアイ・レンズアレーの干渉ノイズを十分に平
均化できないという問題が起こった。すなわち第1の従
来技術では、各パルス照射ごとに干渉ノイズが生じてお
り、この干渉ノイズを数10のパルス照射によって平均
化しているが、固体レーザを光源とした場合には、数1
00のパルス照射によっても干渉ノイズを十分に平均化
できなかった。これは、固体レーザの空間コヒーレンス
が、エキシマレーザに比べて非常に高いことが原因であ
った。この干渉ノイズは回路パターンに重畳し、パター
ン転写誤差を引き起こした。
【0007】また、固体レーザを光源とし、第2の従来
技術の照明光学系を用いて露光装置を構成した場合に
は、各ビームの配列とフライアイ・レンズアレーの配列
とは対応しており、各ビームを各ビームごとのフライア
イ・レンズ要素に入射したため、レーザビーム固有のガ
ウス分布強度ムラが問題となった。すなわち、レチクル
上における照度均一性が大きく低下し、パターン転写誤
差が生じた。
【0008】以上のように従来技術では、ガウス強度ム
ラか、フライアイ・レンズアレーの干渉ノイズの内の一
方は回避できるものの、両方同時に回避することはでき
なかった。したがって本発明は、光源に強度ムラがあっ
ても照度の均一性を確保することができ、且つ干渉ノイ
ズも低減することができる半導体製造装置の照明光学系
を提供することを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するためになされたものであり、すなわち、レーザ光源
から射出した1本のビームを行方向に平行なN本のビー
ム群に変換する第1の1次元マルチビーム生成光学系
と、前記N本のビーム群の各々のビームをそれぞれ列方
向に平行なM本のビーム群に変換する第2の1次元マル
チビーム生成光学系とからなる2次元マルチビーム生成
光学系によって、全体としてN×M本の2次元ビーム群
を生成し、該N×M本の2次元ビーム群を、フライアイ
・レンズアレー、コンデンサレンズ、及びレチクルの順
に入射した半導体製造装置の照明光学系において、前記
N×M本のビーム群から選択した任意の2本のビームの
光路長差が、前記レーザ光源の時間コヒーレンスによっ
て定まるコヒーレンス長以上となるように、前記2次元
マルチビーム生成光学系を形成し、前記2次元ビーム群
を、1又は複数枚の拡散板を介して前記フライアイ・レ
ンズアレーに入射したことを特徴とする半導体製造装置
の照明光学系である。
【0010】
【発明の実施の形態】先ず本発明による2次元マルチビ
ーム生成光学系を、図2と図3によって説明する。図2
は、レーザ光源から射出した単一のレーザビームを、2
次元のビーム群に変換する様子を示している。光軸z方
向と直交し、互いに直交する2方向をx方向とy方向と
すると、本発明による2次元マルチビーム生成光学系2
は、x方向1次元マルチビーム生成光学系3と、y方向
1次元マルチビーム生成光学系4とからなる。x方向1
次元マルチビーム生成光学系3は、レーザから射出した
単一のレーザビームを、x方向に平行なN個のビーム群
に変換している。またy方向1次元マルチビーム生成光
学系4は、x方向に平行なN個のビーム群の各々のビー
ムを、それぞれy方向に平行なM個のビーム群に変換し
ている。こうしてレーザから射出した単一のレーザビー
ムは、2次元マルチビーム生成光学系2によってN×M
個のビーム群に変換される。
【0011】図3は、振幅分割によってx方向に平行な
N個の1次元ビーム群を得る方法を示している。図3で
は、ミラー3aと、反射率の異なる複数の部分反射ミラ
ー3bとを向かい合わせに配置してある。各部分反射ミ
ラー3bは、ビーム群の強度が等しくなるように反射率
を設定してある。この配置において、図の左から1本の
レーザビームを入射すると、r1x、r0x、r2x、r0x
・・・r0x、r(N-1)x、r0xの順に反射して、図の右側
のようなx方向に平行なN本のビーム群が生成される。
【0012】すなわちミラー3aの反射率をr0xとし、
部分反射ミラー3bの各部分の反射率をr1x、r2x、・
・・・、r(N-1)x、rNxとすると、 r0x=1 r1x=(N−1)/N r2x=(N−2)/N ‥‥‥‥‥ r(N-1)x=1/N rNx=0 となるように形成することにより、N個のビームの強度
は、いずれもレーザから射出したビームの強度の1/N
となる。
【0013】また両ミラー3a、3bの間隔をdx
し、両ミラー3a、3bへの入射角をθxとすると、各
ビームのx方向の間隔hxは、 hx=2dx・sinθx となる。またx方向に隣接する2本のビームの光路差δ
xは、 δx=2dx・cosθx となる。したがって最初の部分ミラーr1xを透過したビ
ームに対する各ビームの光路長差は、 (0 δx 2δx ‥‥ (N−1)δx) となる。
【0014】2次元のビーム群は、図3の1次元マルチ
ビーム生成光学系を2組用いることによって得られる。
これを図2に示す。図2ではまず、x方向1次元マルチ
ビーム生成光学系3によるミラー3aと部分反射ミラー
3bの組によって、光源からの単一のビームを1次元の
ビーム群に変換し、次に、生成されたx方向に平行なN
個の1次元ビーム群の各々のビームを、y方向1次元マ
ルチビーム生成光学系4によるミラー4aと部分反射ミ
ラー4bの組によって、y方向に平行なM個の1次元の
ビーム群に変換している。このようにして、全体として
N×M個の2次元のビーム群を得ることができる。例え
ば、両1次元マルチビーム生成光学系3、4の部分反射
ミラー3a、4aの反射率がともに10種類であったと
すると、10×10の2次元ビーム群が得られる。
【0015】y方向1次元マルチビーム生成光学系4の
ミラー4aの反射率をr0yとし、部分反射ミラー4bの
各部分の反射率をr1y、r2y、・・・・、r(M-1)y、r
Myとすると、 r0y=1 r1y=(M−1)/M r2y=(M−2)/M ‥‥‥‥‥ r(M-1)y=1/M rMy=0 となるように形成することにより、N×M個のビームの
強度は、いずれもレーザから射出したビームの強度の1
/(N×M)となる。
【0016】またy方向1次元マルチビーム生成光学系
4の両ミラー4a、4bの間隔をdyとし、両ミラー4
a、4bへの入射角をθyとすると、各ビームのy方向
の間隔hyは、 hy=2dy・sinθy となる。またy方向に隣接する2本のビームの光路差δ
yは、 δy=2dy・cosθy となる。したがってx方向1次元マルチビーム生成光学
系3の最初の部分反射ミラーr1xと、y方向1次元マル
チビーム生成光学系4の最初の部分反射ミラーr1yとを
透過したビームに対する各ビームの光路長差は、 となる。
【0017】ここで、2次元マルチビーム生成光学系2
を射出した各ビームは、両1次元マルチビーム生成光学
系3、4のミラー3a、4aと部分反射ミラー3b、4
bを往復した分の光路長差を持つが、課題解決のために
は2次元ビーム群を構成する各ビームの相対的な光路差
が、光源の時間コヒーレンスによって定まるコヒーレン
ス長LCよりも長くなるようにする必要がある。これ
は、各ビームの干渉性を小さく抑えるためである。この
とき、図2の2次元マルチビーム生成光学系2によって
これを実現するためには、両1次元マルチビーム生成光
学系3、4で生じる光路長について注意しなければなら
ない。すなわち、図2の方法ではx方向1次元マルチビ
ーム生成光学系3で得た1次元ビーム群の各々のビーム
を、さらに、y方向1次元マルチビーム生成光学系4に
よって1次元ビーム群に変換している。
【0018】したがって、2次元のビーム群の相対的光
路差を、常にLC以上の長さLとするためには、第1の
方法として、 δx=L(≧LC) δy=Nδx=NL とすれば良い。このとき、x方向1次元マルチビーム生
成光学系3の最初の部分反射ミラーr1xと、y方向1次
元マルチビーム生成光学系4の最初の部分反射ミラーr
1yとを透過したビームに対する各ビームの光路長差は、 となる。すなわちN×M本のビーム群から選択した任意
の2本のビームの光路長差は、L(≧LC)の整数倍と
なる。なお明らかに、δxがδx=LCのときには、δy
Nδxであれば良い。またδxがδx>LCのときには、δ
y≧(N−1)δx+LCであれば良い。
【0019】また第2の方法として、 δy=L(≧LC) δx=Mδy=ML としてもよい。このとき、x方向1次元マルチビーム生
成光学系3の最初の部分反射ミラーr1xと、y方向1次
元マルチビーム生成光学系4の最初の部分反射ミラーr
1yとを透過したビームに対する各ビームの光路長差は、 となる。すなわちN×M本のビーム群から選択した任意
の2本のビームの光路長差は、L(≧LC)の整数倍と
なる。なお明らかに、δyがδy=LCのときには、δx
Mδyであれば良い。またδyがδy>LCのときには、δ
x≧(M−1)δy+LCであれば良い。
【0020】上述した特開昭63−216338号公報
や特開平1−287924号公報にも、2つの1次元マ
ルチビーム生成光学系を用いて、2次元のビーム群を得
る方法の記述があるが、両方の1次元マルチビーム生成
光学系での光路差に関する検討はなされていなかった。
また他方、特開昭62−25483号公報には、1次元
マルチビーム生成光学系をジグザグにつなぐことによっ
て、2次元ビーム群を得る方法が示されており、この方
法によっても干渉しない2次元ビーム群を得ることがで
きるが、これは原理的には1次元マルチビーム生成光学
系と同じである。従って、例えば10×10の2次元ビ
ーム群を得るためには、100本の1次元ビーム群が必
要となる。これには100種類の部分反射ミラーが必要
となり、光学系は非常に複雑となる。これに対して1次
元マルチビーム生成光学系を2つ用いる図2の方法によ
れば、両方の1次元マルチビーム生成光学系とも10種
類ずつの部分反射ミラーで足りるから、コンパクトな光
学系によって互いに干渉しない2次元ビーム群を得るこ
とができるのである。
【0021】こうして相互にインコヒーレントなN×M
個のビーム群が得られるが、個々のビームはガウス強度
分布ムラを持っており、また隣接するビームの間で光強
度は断続している。したがってN×M個のビーム群全体
のコントラストは一様ではない。このコントラストは、
フライアイ・レンズアレーによって均一化されるが、本
発明では、N×M個のビーム群を直ちにはフライアイ・
レンズアレーに入射せずに、拡散板を介してフライアイ
・レンズアレーに入射している。
【0022】すなわち図1に示すように、2次元マルチ
ビーム光学系2を射出したビーム群は、ビーム縮小光学
系14によって全体のビーム径を縮小した後に、拡散板
5a,5bに入射している。この拡散板5a,5bは1
枚でもよいが、微小間隔を置いた2枚としたほうがよ
い。更にそれらの拡散板5a,5bのうち少なくとも1
枚を回転することが好ましく、2枚の拡散板5a,5b
をビーム群の入射位置において相互に逆方向に移動する
ように回転させることが最も好ましい。N×M個のビー
ム群は拡散板5a,5bによって拡散して、各ビームが
それぞれ後段のフライアイ・レンズアレー7aのほぼ全
体に拡がっている。したがってフライアイ・レンズアレ
ー7aの配列は、2次元マルチビーム生成光学系2で生
成するビーム群の配列N×Mとは関係がなく、両者は同
一の配列であっても良いし異なる配列であってもよい。
また拡散板5a,5b上のビーム群は後段のフライアイ
・レンズアレー7aの各要素レンズの出射面にほぼ全面
結像している。前述のビーム縮小光学系14の縮小倍率
はこの条件を満たすように決める。このようにすること
によって光のロス無く干渉に依って出来る干渉ノイズを
平均化できる。
【0023】以上のように本発明では、固体レーザ1か
らの単一のビームを、可干渉距離以上の光路差のついた
2次元のビーム群に変換し、各ビームを縮小して回転拡
散板5a,5bを通してフライアイ・レンズアレー7a
に入射させており、これによって、ビームのガウス強度
ムラを低減し、かつ同時にフライアイ・レンズアレー7
aによって生じていた干渉ノイズを低減することができ
た。すなわちレチクル照度の均一性が格段に向上した。
【0024】
【実施例】図1は固体レーザ1を光源とする半導体製造
装置の全体図である。固体レーザ1からのビームはマル
チビーム生成光学系2に入射し、11×11の2次元ビ
ーム群に変換される。ビーム群はビーム縮小光学系14
に入射し、ビーム径が調節されて、それぞれ回転駆動装
置6a,6bによって回転駆動された回転拡散板5a,
5bに入射する。後側拡散板5bの各点から拡散した光
束は、フィールドレンズ15によって互いに平行な光束
に変換された後に、第1のフライアイ・レンズアレー7
aに入射する。第1のフライアイ・レンズアレー7aを
射出した光束は、第1のコンデンサーレンズ8aと、ミ
ラー16を介して、第2のフライアイ・レンズアレー7
bに入射する。第2のフライアイ・レンズアレー7bを
射出した光束は、第2のコンデンサーレンズ8bと、ミ
ラー17を介して、レチクル20を照明する。これを照
明光として、レチクル20上の回路パターンが、投影レ
ンズ21によってウエハ22に転写される。
【0025】次に照明系の各部について説明する。固体
レーザ1は半導体レーザ励起YAGレーザの4倍ないし
は5倍高調波によって、波長266nmないしは213
nmでパルス発振するものを用いた。パルス長は10n
s、時間コヒーレンスによる可干渉距離LCは100m
mである。レーザ光源1からのレーザ光は、シャッター
10、1/2波長板11、ポラライザ12、ビーム拡大
光学系13を経て、2次元マルチビーム生成光学系2に
入射する。1/2波長板11は回転可能に配置されてお
り、1/2波長板11の光学軸の方位をポラライザ12
の透過軸方位に対して回転することにより、レーザ光の
光量を調節している。またレーザ光源1からのビーム
は、ビーム拡大光学系13でビームウエスト直径が3.
4mmとなるように整形してある。なお、ビームウエス
トは次に説明するマルチビーム生成光学系2の最長光路
と最短光路との中央に設定する。
【0026】マルチビーム生成光学系2は図2の構造で
ある。但し図2では簡単のため4×4の場合を示した。
2次元のビーム群を得るために、ミラー3a,4aと部
分反射ミラー3b,4bのセットを2つ用いている。こ
れをx方向1次元マルチビーム生成光学系3、及びy方
向1次元マルチビーム生成光学系4と呼ぶことにする。
両1次元マルチビーム生成光学系3、4は、図3に示す
構造である。ミラー3a、4a、部分反射ミラー3b、
4bとも誘電多層ミラーを石英ガラス基板上に成膜して
作成した。ここで、ミラー3a、4aの反射率r0はr0
=r0x=r0y=1、各部分反射ミラー3b、4bの反射
率は、 r1=r1x=r1y=10/11、 r2=r2x=r2y=9/10、 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥、 rn=rnx=rny=(11−n)/(12−n)、 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥、 r11=r11x=r11y=0 (1) となるように設定した。
【0027】このように設定することによって、x方向
にもy方向にも11本の等強度ビーム群が得られる。そ
して、この部分反射ミラー3b、4bで両1次元マルチ
ビーム生成光学系3、4を構成することによって、11
×11の等強度の2次元ビーム群を得ることができる。
なお、r11(=0)の面は部分反射ミラーではなく、反
射防止膜となる。またここでは、ミラー3a、4aと部
分反射ミラー3b、4bの吸収やミラーの透過ロスはな
いとしたが、これらがある場合にも、r1〜r11を適当
に設定することによって、等強度ビーム群を得ることは
可能である。ここで、ビーム強度に若干の差がある場合
でも本方式によって大きな効果が得られることに変わり
はない。
【0028】次に、両1次元マルチビーム生成光学系
3、4のミラー3a、4aと部分反射ミラー3b、4b
の距離dx、dyと、ビームの入射角θx、θyの設定につ
いて説明する。これらは、ビーム群の隣のビームとの光
路差δx、δyと間隔hx、hyと、次の関係にある。 δx=2dx・cosθx; δy=2dy・cosθy (2) hx=2dx・sinθx; hy=2dy・sinθy (3) この関係を用いて、x方向1次元マルチビーム生成光学
系3については、dx=50.09mm、θx=3.43
4°とした。このとき、δx=100.00mm、hx
6.00mmである。δ≧LCであるので、ビームごと
の干渉は非常に小さくなっている。y方向1次元マルチ
ビーム生成光学系4については、dy=550.01m
m、θy=0.3125°とした。このとき、δy=11
00.00mm、hy=6.00mmである。
【0029】すなわち隣接するビーム間の間隔がx方向
にもy方向にも等しくなるように、h=hx=hyとなる
ようにし、且つy方向1次元マルチビーム生成光学系4
の光路差δyは、x方向1次元マルチビーム生成光学系
3の光路差δxのビーム数倍となるように、δy=11×
δxとした。このように設定することによって、最終的
に得られる11×11のビーム群の光路差は、どの2つ
を比較してもLC以上となり、その干渉性は非常に低く
なる。
【0030】ここで、前述のビームウエストについて説
明する。ビーム群のうちで最大の光路差は部分反射ミラ
ーで一度も反射しなかったものと、最も多く反射したも
のとの差であり、これは、(N×M−1)×δx=12
0×100.18mm=12mとなる。ガウスビームは
伝播とともにビーム径が拡がってゆくが、多重反射させ
ることを考えるとこの拡がりは小さいほどよい。そのた
めには、レーザ1から射出したビームをビーム整形し、
ビームウエストを最大光路差の半分の位置に配置するの
が最適である。ビームウエスト直径を3.4mmとし、
最大光路差の半分の位置に配置したとき、マルチビーム
生成光学系を射出するまでに6m伝播する。ここでのビ
ーム直径を計算すると約3.45mmとなる。ビーム直
径は0.05mm拡がっているが、これは問題とならな
い量である。
【0031】次にビーム整形について説明する。両フラ
イアイ・レンズアレー7a,7bの各要素レンズは両凸
レンズで焦点距離は20mmであり、かつ焦点面は互い
の面の反対面に来ており、すなわち、入射面の後側焦点
位置が射出面にあり、射出面の前側焦点位置が入射面に
あるように形成されている。したがって後側拡散板5b
の各点から拡散した光束は、第1のフライアイ・レンズ
アレー18の個々の要素レンズの射出面に結像してい
る。第1のフライアイ・レンズアレー7aの前に置かれ
たフィールドレンズ15の焦点距離fは、後側拡散板5
bによるビームの拡がり角をαとして、f=A/αで与
えられる。ここにAはフライアイ・レンズアレーの有効
径(56mm)である。フライアイ・レンズアレーの各
要素レンズの大きさ(周期)をd(4mm)とすると、
ビーム縮小光学系14によって拡散板上のマルチビーム
の全体の大きさを20d/fに縮小しておけば、拡散板
5a,5b上の光束はムダなく第1のフライアイ・レン
ズアレー7aの出射面を埋め尽くす。
【0032】次にフライアイ・レンズアレー7a,7b
以降の光学系を説明する。両フライアイ・レンズアレー
7a,7bはいずれも10×10要素で、周期PFEは2
次元のどちらの方向についても4mmである。よって、
フライアイ・レンズアレー8の有効径は56mm(40
mm正方形の対角線)である。両コンデンサーレンズ8
a,8bの焦点距離fCは、いずれも200mmであ
る。ミラー16,17は誘電多層ミラーである。両フラ
イアイ・レンズアレー7a,7bから、レチクル20ま
での等価光学系は図1に示す通りである。なお、両コン
デンサーレンズ8a,8bはフーリエ変換レンズとな
り、かつ、各フライアイ・レンズ要素とコンデンサーレ
ンズ8a,8bによる合成レンズ系の収差を低く抑える
ように設計してある。
【0033】以上の照明光学系を用い、回転拡散板5
a,5bを十分な速度で回転することによって、1回の
露光を500パルスとしたところ、露光強度ムラ数%以
下の良好なパターン転写を行なうことができた。ここ
で、より均一な露光を行なうためには、図1のミラー1
6,17の角度をパルスごとに変化させるという方法も
考えられる。このようにすることによって、残存干渉ノ
イズを平均化することができる。また、強度減衰素子
(図示せず)によってレーザビームの強度を低くした後
に2次元マルチビーム生成光学系2に入射することによ
って、1露光に必要なパルス数を500よりも大きくす
ることも考えられる。このようにすれば、より多くの平
均化を行なうことができ、残存干渉ノイズをより平均化
できる。また、ミラー16,17の角度変化を行なわな
い場合でもパルス性に伴うノイズを低減することができ
る。
【0034】
【発明の効果】本発明により、レチクル上に生じていた
レーザビームによるガウス強度ムラと、フライアイ・レ
ンズアレーによる干渉ノイズとを低減することができ
た。すなわち、レチクル上の照度均一性が向上し、固体
レーザを光源とした半導体製造装置のパターン転写精度
が格段に向上した。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す概略図
【図2】該実施例の2次元マルチビーム生成光学系を示
す概略図
【図3】x方向1次元マルチビーム生成光学系を示す概
略図
【図4】従来技術を示す概略図
【符号の説明】
1…固体レーザ 2…2次元マルチビ
ーム生成光学系 3…x方向1次元マルチビーム生成光学系 4…y方向1次元マルチビーム生成光学系 3a、4a…ミラー 3b、4b…部分反
射ミラー 5a,5b…拡散板 6a,6b…回転駆
動装置 7a,7b…フライアイ・レンズアレー 8a,8b…コンデンサーレンズ 10…シャッター 11…1/2波長板 12…ポラライザ 13…ビーム拡大光
学系 14…ビーム縮小光学系 15…フィールドレ
ンズ 16,17…ミラー 20…レチクル 21…投影レンズ 22…ウエハ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】レーザ光源から射出した1本のビームを行
    方向に平行なN本のビーム群に変換する第1の1次元マ
    ルチビーム生成光学系と、前記N本のビーム群の各々の
    ビームをそれぞれ列方向に平行なM本のビーム群に変換
    する第2の1次元マルチビーム生成光学系とからなる2
    次元マルチビーム生成光学系によって、全体としてN×
    M本の2次元ビーム群を生成し、 該N×M本の2次元ビーム群を、フライアイ・レンズア
    レー、コンデンサレンズ、及びレチクルの順に入射した
    半導体製造装置の照明光学系において、 前記N×M本のビーム群から選択した任意の2本のビー
    ムの光路長差が、前記レーザ光源の時間コヒーレンスに
    よって定まるコヒーレンス長以上となるように、前記2
    次元マルチビーム生成光学系を形成し、 前記2次元ビーム群を、1又は複数枚の拡散板を介して
    前記フライアイ・レンズアレーに入射したことを特徴と
    する半導体製造装置の照明光学系。
  2. 【請求項2】前記行方向に平行なN本のビーム群のう
    ち、行方向に隣接する2本のビームの光路長差が、前記
    レーザ光源の時間コヒーレンスによって定まるコヒーレ
    ンス長以上となるように、前記第1の1次元マルチビー
    ム生成光学系を形成し、 前記列方向に平行なM本のビーム群のうち、列方向に隣
    接する2本のビームの光路長差が、前記レーザ光源の時
    間コヒーレンスによって定まるコヒーレンス長のN倍以
    上となるように、前記第2の1次元マルチビーム生成光
    学系を形成した、請求項1記載の半導体製造装置の照明
    光学系。
  3. 【請求項3】前記列方向に平行なM本のビーム群のう
    ち、列方向に隣接する2本のビームの光路長差が、前記
    レーザ光源の時間コヒーレンスによって定まるコヒーレ
    ンス長以上となるように、前記第2の1次元マルチビー
    ム生成光学系を形成し、 前記行方向に平行なN本のビーム群のうち、行方向に隣
    接する2本のビームの光路長差が、前記レーザ光源の時
    間コヒーレンスによって定まるコヒーレンス長のM倍以
    上となるように、前記第1の1次元マルチビーム生成光
    学系を形成した、請求項1記載の半導体製造装置の照明
    光学系。
  4. 【請求項4】前記2次元ビーム群のビーム径を縮小した
    後に、前記1又は複数枚の拡散板に入射した、請求項
    1、2又は3記載の半導体製造装置の照明光学系。
  5. 【請求項5】前記1又は複数枚の拡散板の各点から拡散
    する光束が、前記フライアイ・レンズアレーの入射面の
    ほぼ全体に広がるように形成した、請求項1、2、3又
    は4記載の半導体製造装置の照明光学系。
  6. 【請求項6】前記1又は複数枚の拡散板の各点の像が、
    前記フライアイ・レンズアレーの射出面又はその近傍に
    結像するように形成した、請求項1、2、3、4又は5
    記載の半導体製造装置の照明光学系。
  7. 【請求項7】前記拡散板のうち少なくとも1枚の拡散板
    は回転可能である、請求項1、2、3、4、5又は6記
    載の半導体製造装置の照明光学系。
  8. 【請求項8】前記2次元ビーム群の入射位置において、
    拡散面が相互に逆方向に移動するように回転する2枚の
    拡散板を用いた、請求項7記載の半導体製造装置の照明
    光学系。
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