JP4840917B2 - Icタグ付蓋体 - Google Patents

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Description

本発明は、製品情報が記憶されたICタグが天板に装着されたICタグ付蓋体に関する。
従来、各種の製品には、製造年月日、製造・販売者名、使用期限などの製品情報を表示したバーコードが広く利用されている。ところで、バーコードは、コード化された情報をリーダーで読取るため、バーコードの印刷面を平面とする必要があり、このため、ボトルやキャップなどの包装材料の分野では、バーコードの印刷面が制限され、また、コード化できる情報量も限られたものとなってしまうという問題がある。
そこで、最近では、ICタグを用いた情報表示の技術が利用されるようになってきた。ICタグとは、RFID (Radio Frequency Identification)とも呼ばれるものであり、所定の情報が記憶されたICチップを無線アンテナとともに樹脂やガラス等の誘電体材料に埋め込んでタグ(荷札)状に形成した超小型の通信端末である。このようなICタグは、無線通信により、ICチップに記憶された製品情報を読取るものであり、例えばICチップのメモリには、数百バイトのデータを記録することができ、多くの製品情報を記録できるという利点がある。また、ICタグは、非接触で記録された情報を読取ることができ、接触による摩耗などの問題もなく、さらには、商品の形態に併せた形状に加工したり、小型化、薄型化なども可能であるという利点がある。
このようなICタグが設けられた蓋体として、特許文献1及び2には、天板にICタグが埋め込まれたものが提案されている。
特開2006−62716号公報 特開2005−321935号公報
しかしながら、最近では、資源の再利用の観点から分別廃棄が要求されており、上述したICタグが埋め込まれた蓋体では、使用済みの蓋体からのICタグの取り出しが困難であり、分別廃棄が可能な蓋体が求められている。
従って、本発明の目的は、製品情報が記憶されたICタグを容易に取り除くことが可能なICタグ付蓋体を提供することにある。
本発明によれば、天板と、天板周縁部から降下したスカート壁とを有し、該天板の上面には、上端が内方に屈曲した環状突起が形成されており、この環状突起によって、製品情報が記憶されたICタグが天板上面に係止されている蓋体において、
前記環状突起には、少なくとも1個の切欠き部が形成されていることを特徴とするICタグ付蓋体が提供される。
上記のIcタグ付容器蓋においては、
(1)前記切欠き部が、天板中心部を通る直線上に位置するように、少なくとも2箇所に形成されていること、
(2)前記天板には、前記スカート壁を外部から押圧したときの該天板の変形を促進するための薄肉部が形成されていること、
(3)前記薄肉部は、一対の前記切欠き部を結ぶ直線に沿って、線状に形成されていること、
(4)前記スカート壁には、前記切欠き部が形成されている部分に対応する位置に、高さ方向に延びているスコアが形成されていること、
が好適である。
本発明によれば、また、天板と、天板周縁部から降下した筒状側壁とを有し、該天板の上面には、上端が内方に屈曲した環状突起が形成されており、この環状突起によって、製品情報が記憶されたICタグが天板上面に係止されている蓋体において、
前記環状突起には、引き裂き可能な弱化線が少なくとも周方向の一部に形成されており、該環状突起の外面には、弱化線引き裂き用の摘み片が形成されており、該摘み片を周方向に引っ張ることにより、該弱化線が引き裂かれ、前記ICタグが天板上面から取り外されることを特徴とするICタグ付蓋体が提供される。
本発明のICタグ付蓋体においては、天板の上面にICタグが嵌合固定されているが、このICタグは、格別の工具を用いることなく、容易に天板から取り外すことができる。
例えば、ICタグを係止している環状突起に切欠き部が形成されている態様のICタグ付蓋体では、スカート壁を手で握り締めて外方から押圧することにより、天板がドーム状に変形し(即ち、しなる)、天板の変形に伴って、環状突起の切欠き部が大きく開くように変形し、この部分でICタグに指を引っ掛けて持ち上げることによって、ICタグを上蓋から取り除くことができる。
また、前記環状突起に引き裂き可能な弱化線が形成されているタイプのものでは、該弱化線を引き裂いて該環状突起に係止されていたICタグを容易に取り除くことができる。
このように、本発明のICタグ付蓋体は、ICタグを容易に取り除くことができ、優れた分別廃棄性を有している。
本発明を、以下、添付図面に示す具体例に基づいて説明する。
図1は、本発明のICタグ付蓋体を上蓋として備えた容器蓋の上蓋を開いた状態での平面図であり、
図2は、図1の容器蓋の側断面図(A−A断面図)であり、
図3は、図1の容器蓋における上蓋の上面図であり、
図4は、本発明のICタグ付蓋体の他の例である容器蓋を示す上面図であり、
図5は、図4の容器蓋の上蓋を示す側断面図(B−B断面図)であり、
図6は、図4の容器蓋の上蓋の要部を拡大して示す部分拡大断面図である。
図1乃至図3において、この容器蓋は、容器口部に嵌合固定されるキャップ本体1と、本発明のICタグ付蓋体である上蓋3とから成っている。
キャップ本体1は、筒状側壁5と、筒状側壁5の上端部分を閉じている頂板部7とを有している。
筒状側壁5の内面には、その下方部分に環状の係合突起9が形成され、上方部分には、やはり環状の小突起11が形成されている。即ち、これらの係合突起9及び小突起11が、容器口部壁(図示せず)の外面に係合するものである。また、下方の係合突起9には、その下側部分に切欠き部9aが部分的に形成されており、これにより、容器蓋(キャップ本体1)の軽量化が達成される。
また、頂板部7の内面には、筒状側壁5とは間隔をおいて下方に延びているインナーリング13が設けられている。即ち、このインナーリング13と筒状側壁5との間の空間に容器口部が嵌め込まれ、前述した係合突起9及び小突起11が、容器口部壁の外面に係合することにより、キャップ本体1がしっかりと容器口部に固定され、インナーリング13の外面が容器口部壁の内面に密着することにより、シール性が確保される。
さらに、頂板部7には、無端状のスコア15が形成されており、この無端状スコア15で囲まれた領域内においては、頂板部7の外面に、スコア15の近傍から立ち上がっている支柱17が設けられており、支柱17の上端に、スコア破断用のプルリング19が形成されている。即ち、プルリング19を引っ張ることにより、無端状のスコア15が引き裂かれ、これにより、容器内容液を注出するための開口が形成される。
頂板部7の上面において、上記の無端状スコア15の外側には、注出された液の案内となる注出筒21が設けられている。この注出筒21は、その上端がラッパ状に広がっており、特に、上蓋3との接続部と反対側の部分は、嘴形状の注出口21aとなっている。また、特に図2から理解されるように、注出筒21の上蓋3側が、背が低くなっており、上蓋3の閉栓の妨げとならないように構成されている。
上記の注出筒21の外側には、背の低い周状突起23が設けられている。この周状突起13は、上蓋3と係合することにより、上蓋3の閉栓状態を安定に保持するものである。
一方、上蓋3は、キャップ本体1の筒状側壁5の上端部分にヒンジバンド25によってヒンジ連結されている。また、ヒンジバンド25の周方向両端には、補助バンド27,27が設けられており、この補助バンド27は、図2から理解されるように、ヒンジバンド25よりもやや低い位置で筒状側壁5と上蓋3とを連結しており、この補助バンド27によるテンションによって、上蓋3を旋回して開けた時、一定の開栓状態が保持され、内容液の注出が妨げられないようになっている。
また、上蓋3は、天板30と、天板30の周縁から延びているスカート壁31とから形成されており、スカート壁31の外面の下端部分(上蓋を閉じた状態での下方部分)には、前述したヒンジバンド25及び補助バンド27,27が連結されている。
天板30の内面には、シールリング33が設けられており、上蓋3を旋回して閉じたとき、このシールリング33が注出液案内用の注出筒21の内面に密着することにより、スコア15を破断しての注出用開口形成後のシール性が確保される。
また、上蓋3のスカート壁31の外面には、前述したヒンジバンド25が連結されている部分とは反対側部分に、開封用鍔35が設けられている。この開封用鍔35の下面には、滑り止め用の偏平状突部37が形成されている。この開封用鍔35を指で引っ掛けて上蓋3を上方に持ち上げることにより上蓋3の開封を容易に行うことができる。また、図1から明らかなように、開封用鍔35の下面には、上記の偏平状突部37に沿って肉抜き部39が形成されており、これにより、開封用鍔35におけるヒケの防止と材料の軽減が図られている。また、肉抜き部39内には、リブ50が形成されており、肉抜き部39の形成による強度低下を回避している。
本発明においては、図2及び図3に示されているように、天板30の外面に、先端が内方に屈曲している環状突起53が形成されており、この環状突起53内に、ICタグ55が係止されている。このICタグ55は、先にも説明したように、容器内容液等の製品情報(製造年月日、製造・販売者、使用期限など)が多く記録されたICチップと無線アンテナとが樹脂やガラスなどの誘電体材料に埋め込まれたものであり、その形状は、環状突起53内で固定が可能であれば特に制限されないが、通常は、位置ずれなどがなく、しっかりと固定でき、しかも外観を損なわないという観点から円形であることが好ましい。また、その厚みは、フイルム状ではなく、ある程度形状が保てる厚みであるのが好ましい。このICタグ55を環状突起53内で固定するには、上方に延びた環状突起内にICタグ55を配置して、その後にこの上方に延びた環状突起を加熱ポンチで内側に変形して環状突起53を形成することにより行われる。また、予め上端が内方に屈曲した環状突起53を成形しておき、このような環状突起53内にICタグ55を嵌め込むことも可能である。
ところで、上記のようなICタグ55は、この容器蓋を廃棄する際に、この容器蓋から取り除いて分別廃棄することが求められる。本発明においては、このために、天板30の環状突起53には、切欠き部57が設けられている。このような切欠き部57を形成することにより、係止されているICタグ55を環状突起53から開放し、容易に取り除くことができる。即ち、上蓋3を開放した状態で、スカート壁31を手で握り締めて外方(Y方向)から押圧すると、スカート壁31の変形によって天板30がドーム状に変形し、この結果、環状突起53に形成されている切欠き部57は、大きく開いた状態となる。このため、大きく開いた切欠き部57の部分でICタグ55が取り除かれるか、或いは、指を引っ掛けて持ち上げることによって、ICタグ55を上蓋3から容易に取り除くことができるのである。
また、上記のようにしてICタグ55を取り出す場合、切欠き部57の数は1個でもよいが、図2に示されているように、切欠き部57を複数形成し(図では2個形成されている)、少なくとも一対の切欠き部57,57が、天板30の中心部Oを通る直線X上に位置するように配置されていることが好適である。即ち、このような位置関係に一対の切欠き部57,57を形成しておくと、スカート壁31を手で握り締めて外方(Y方向)から押圧したとき、直線Xを中心として、環状突起53が2つに割れ、切欠き部57が大きく開くため、ICタグ55をより取り除き易くなる。
特に、上記のような一対の切欠き部57,57は、図3に示されているように、これを結ぶ直線Xが、開封用鍔35の中心とヒンジバンド25の中心とを結ぶ直線Y(天板30の中心とキャップ本体1の中心とを結ぶ直線に相当)に対して直交するように位置せしめることが最適である。即ち、上蓋3には、キャップ本体1が連なっているため、上蓋3(スカート壁31)を強く手で握り締めるとき、直線Yと直交する部分が最も大きく変形しやすく、この結果、この部分に一対の切欠き部57,57を形成しておくことにより、切欠き部57,57が大きく開くように、環状突起53が変形し易くなるからである。
さらに、本発明においては、図3に示されているように、天板30に薄肉部59を形成しておくこともできる。この薄肉部59は、スカート壁31を外方から押圧したときに天板30を変形し易くし、これにより、環状突起53の変形を促進させ、切欠き部57を大きく開かせるものである。このような薄肉部59は、特に、一対の切欠き部57,57を結ぶ直線Xを含むように、線状に形成されていることが最も好適である。このような線状に薄肉部59を形成しておくと、上蓋3(スカート壁31)を手で握り締めるとき、薄肉部59を稜線とする山形形状に天板30が変形し、従って、切欠き部57が位置する部分において、ICタグ55と天板30の上面との間に比較的大きな隙間が形成され、この結果、ICタグ55を一層容易に取り除くことが可能となるからである。
本発明においては、また、図1及び図2に示されているように、前述した切欠き部57が形成されている部分に対応する位置に、高さ方向に延びているスコア60が設けられている。即ち、このようなスコア60を設けておくと、スカート壁31を握り締めたときに、スカート壁31はスコア60を支点として押し潰されたように変形し、しかも変形の支点となるスコア60の延長線上に環状突起53の切欠き部57が位置しているため、該切欠き部57は大きく開き、従って、ICタグを取り出し易くなるからである。
上記のようなスカート壁31に形成されるスコア60は、図2に示されているように、スカート壁31の下端から高さ方向に延びていることが、スカート壁31を容易に変形させる上で好ましい。また、このスコア60は、天板30まで延びていてもよいが、天板30までスコア60が延びていると、スカート壁31の強度低下が大きくなり、通常の開栓及び閉栓時に上蓋3が変形するおそれを生じる。従って、スコア60の上端60aは、天板30よりもやや下方に位置していることが好適である。
このように、環状突起53に切欠き部57が形成されている上蓋3は、スカート壁31を握り締めて外方から押圧することにより、ICタグ55を格別の工具を用いることなく、容易に上蓋3から取り外すことができ、優れた分別廃棄性を有している。
上述した図1乃至図3は、環状突起53に切欠き部57を形成して、スカート壁31を押圧して変形することにより、切欠き部57が大きく開くように環状突起53を変形させてICタグ55を取り除くものであるが、このようにスカート壁の変形によらず、環状突起53自体を破断することにより、ICタグ55を取り除くことも可能であり、このような例を図4及び図5、並びに要部部分拡大図である図6に示した。
図4乃至図6に示されている容器蓋は、上蓋3の環状突起53の形態が異なっている点を除けば、図1乃至図3における容器蓋と実質的に同じ構造を有している。従って、同じ部材は、同じ印照数字で示されている。
図4乃至図6において、この容器蓋における上蓋3では、先端が内方に屈曲した環状突起53の付け根部分には、図6に示されているように、引き裂き可能な弱化部61が形成されている。この弱化部61が形成されている領域は、図4において、点線Zで示されており、この例では、環状突起53の全周にわたって弱化部61が延びている。また、図6から理解されるように、この環状突起53の外周面には、弱化部61が形成されている部分の上方部分に、摘み片63が設けられている。
即ち、この例における上蓋3では、摘み片63を手で引っ張っていくことにより、弱化部61が引き裂かれ、この結果、環状突起53によって嵌合固定されているICタグ55は、環状突起53から解放され、速やかに上蓋3から取り外されることとなる。
このような態様において、線状に延びている弱化部61は、所謂、ミシン目であってもよいし、またスコアであってもよく、摘み片63を引っ張って容易に引き裂かれるのであれば、どのような形態を有していてもよい。また、図1の例では、弱化部61は、環状突起53の全周にわたって延びているが、弱化部61を引き裂いた後のICタグ55の取り外しが容易に行われる程度の長さを有していれば、周方向の一部のみに弱化部61が形成されていてもよい。この場合には、摘み片63の弱化部61が形成されていない側には切欠き部が形成されていることが重要であり、弱化部61は半周以上にわたって延びているのが好ましい。
尚、図4乃至図6の態様の上蓋3は、弱化部61を引き裂くことにより、環状突起53を破断してICタグ55を取り除くものであるため、図1乃至図3に示されているような薄肉部59及びスコア60は設けられていない。
上述したように、本発明においては、ICタグ55の上蓋3からの取り外しを格別の工具を用いることなく、速やかに行うことができ、優れた分別廃棄性を確保することができる。
上述した図1乃至図6では、キャップ本体1にヒンジ連結された上蓋3を、本発明のICタグ付蓋体とした例を示したが、本発明の蓋体は、このような上蓋に限定されて適用されるものではなく、例えば、容器口部に固定されるキャップ本体に螺子締結される上蓋、或いは容器口部に直接螺子締結される容器蓋に適用することができるのは言うまでもない。
本発明のICタグ付蓋体を上蓋として備えた容器蓋の上蓋を開いた状態での平面図。 図1の容器蓋の側断面図(A−A断面図)。 図1の容器蓋における上蓋の上面図。 本発明のICタグ付蓋体の他の例を上蓋として備えた容器蓋を示す上面図。 図4の容器蓋を示す側断面図(B−B断面図)。 図4の容器蓋における上蓋の要部を拡大して示す部分拡大断面図。
符号の説明
30:天板
31:スカート壁
53:環状突起
55:ICタグ
57:切欠き
59:薄肉部
60:スコア
61:弱化部
63:摘み片

Claims (6)

  1. 天板と、天板周縁部から降下したスカート壁とを有し、該天板の上面には、上端が内方に屈曲した環状突起が形成されており、この環状突起によって、製品情報が記憶されたICタグが天板上面に係止されている蓋体において、
    前記環状突起には、少なくとも1個の切欠き部が形成されていることを特徴とするICタグ付蓋体。
  2. 前記切欠き部が、天板中心部を通る直線上に位置するように、少なくとも2箇所に形成されている請求項1に記載のICタグ付蓋体。
  3. 前記天板には、前記スカート壁を外部から押圧したときの該天板の変形を促進するための薄肉部が形成されている請求項1または2に記載のICタグ付蓋体。
  4. 前記薄肉部は、一対の前記切欠き部を結ぶ直線に沿って、線状に形成されている請求項3に記載のICタグ付蓋体。
  5. 前記スカート壁には、前記切欠き部が形成されている部分に対応する位置に、高さ方向に延びているスコアが形成されている請求項1乃至4の何れかに記載のICタグ付蓋体。
  6. 天板と、天板周縁部から降下したスカート壁とを有し、該天板の上面には、上端が内方に屈曲した環状突起が形成されており、この環状突起によって、製品情報が記憶されたICタグが天板上面に係止されている蓋体において、
    前記環状突起には、引き裂き可能な弱化線が少なくとも周方向の一部に形成されており、該環状突起の外面には、弱化線引き裂き用の摘み片が形成されており、該摘み片を周方向に引っ張ることにより、該弱化線が引き裂かれ、前記ICタグが天板上面から取り外されることを特徴とするICタグ付蓋体。
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