JP4839808B2 - 非接触icタグラベル - Google Patents
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Description
本発明の非接触ICタグラベルは、通常の非接触ICタグとしても用いられるが、特に金属材料からなる物体や容器等に使用して通信阻害を抑制する特徴を有する。
したがって、本発明の技術分野は非接触ICタグラベルの製造や利用に関し、主要な利用分野は、運送や流通、販売管理、工場工程管理、商品の配送や荷物の取り扱いの分野であり、具体的な用途としては荷札、ラベル、シート、配送伝票等となる。
しかし、非接触ICタグを金属材料からなる物体や金属製容器のように導電性部材に使用した場合は、非接触ICタグ送受信用の電磁波によって生成する交流磁界により背後の物体の金属内に渦電流が発生する。この渦電流は送受信用の磁束を打ち消す方向に磁束を生成し、それによって送受信用の磁束が減衰し通信が困難になることが多い。
そこで、金属のような導電性材料からなる部材に非接触ICタグを取り付ける場合、非接触ICタグと導電性部材の間に透磁性の磁性シートを配置し、そこへ送受信用磁束を通すことにより金属に磁束が入り込んで生じる渦電流発生を抑制する方法が知られている。 本発明の非接触ICタグラベル等もこの原理を利用するものである。
特許文献1は、「情報記憶装置」に関するが、対象物の被着面である金属材とアンテナ基板の間に高透磁材料からなる磁気吸収板を設けることを提案している。
特許文献2は、「ID用タグ」において磁芯部材をアンテナコイルの内部に納める構造を提案している。特許文献3は、金属などの導電層に貼付する「非接触ICタグラベル」に関し、絶縁層にマグネットシートを使用することを記載している。特許文献4は、本願の先願に係る「非接触ICタグラベル」であるが、被着体に貼着する粘着剤層とインレットベースの間に磁性材塗工シートを挿入することを提案している。
図8は、そのような例を説明する図である。従来の金属対応非接触ICタグラベル1jは、アンテナコイル2とそれに接続したICチップを有するインレットベース11の下面に磁性材シート10を有し、当該磁性材シート10の下面に粘着剤層6を有している。
このような非接触ICタグラベル1jは、本来は粘着剤層6により、金属体である製品や商品に直接貼着すれば、所定の効果を発揮するようにされている。
そこで、本発明は、このような使用方法の場合にも金属による通信阻害を生じない、非接触ICタグラベルの層構成の形態を研究して、本発明の完成に至ったものでる。
図1は、本発明の非接触ICタグラベルの例を示す概略平面透視図、図2は、非接触ICタグラベルの概略断面構造を示す図、図3は、他の例の非接触ICタグラベルの概略断面構造を示す図、図4は、本発明の非接触ICタグシートの例を示す概略平面破断図、図5は、非接触ICタグシートの概略断面構造を示す図、図6は、非接触ICタグラベルやICタグシートの使用例を示す図、図7は、非接触ICタグに対する金属体の影響について説明する図、である。
非接触ICタグラベル1aは、例として図1のようにインレットベース11に平面状アンテナコイル2を形成し、アンテナコイル2の両端部2a,2bに半導体集積回路であるICチップ3を装着している。装着は異方性導電接着シート等によりされているので、電気的な接続は確保される。アンテナコイル2は、周波数13.56MHzの電磁波の信号を送受信する設計のものである。ICチップ3は、処理機能、記憶機能および入出力機能を備える集積回路であって、記憶部は情報を記憶することが可能であり、処理機能部は記憶部に情報を記憶させ、または記憶部から情報を読出すことができる。
このICチップ3は、アンテナコイル2によって受信される電磁波信号が表す指令に応答して情報を記憶部に記憶し、または記憶部に記憶される情報を読出して、その情報を表す信号をアンテナコイル2に与える。
なお、非接触ICタグラベルも非接触ICタグシートも表裏面が磁性材シートや剥離紙、あるいは表示シート等で覆われているので、アンテナコイル2やICチップ3は実際には視認できない。従って、図1は、表面シート側から透視した状態を示すものである。
また、インレットベース11とは、上記のようにベースフィルムにアンテナコイル2を形成し、ICチップ3を装着したフィルムを言うが、一般には、単に「ベースフィルム」あるいは「アンテナシート」と言う場合もある。
本発明の非接触ICタグラベル1aの概略断面構造は、図2のように、インレットベース11のアンテナコイル2面に高透磁性の磁性材からなる磁性材シート10が積層され、さらに磁性材シート10面に表面シート4が積層されている。インレットベース11のアンテナコイル2とは反対側面には、非接触ICタグラベル1aを被着体に貼着するための粘着剤層6と剥離紙8を積層した構造になっている。図2の場合の磁性材シート10は、ポリマーに透磁性材料を分散した材料が用いられた形態である。
磁性材シート10は、金属体に流れる磁束ループを少なくし反磁界発生の抑制効果があれば、特に材質に限定されない。非接触ICタグラベル1aを使用する場合は、剥離紙8を除去して粘着剤層6により被着体に貼着する。なおここで、被着体とは伝票、値札、荷札等のシートを意味し金属体である商品や製品自体を意味するものではない。
そこで、本発明はそのような使用方法でも磁性材シート10が磁束を吸収し、本来の効果を発揮可能なように、上記構成としたものである。表面シート4は非接触ICタグラベル1aを金属製品に置いた場合は背面側になる。従って、実際に表面と言えるのは、伝票、値札、荷札等のシートとなるかも知れない。
また、表面シート4とインレットベース11の間、インレットベース11と磁性材シート10の間には、接着剤層9a,9bが図示されているが、接着剤に限らず粘着剤であっても良く、あるいは溶融したポリエチレン等により接着したものでも良く、その接着手段を問わないものである。以下の各図も同様である。
他の例の非接触ICタグラベル1aの概略断面構造は、図3のように、インレットベース11のアンテナコイル2面にプラスチックフィルム5を介して、磁性材シートが積層され、さらに磁性材シート面に表面シート4が積層されている。
図3の場合の磁性材シートには、プラスチックシート10aに塗料化した透磁性材料を塗工した磁性材塗工シート10′が用いられている。磁性材塗工シート10′の厚みは、50μmから250μmの範囲とする。好ましくは50μm〜200μm、より好ましくは50μm〜150μmとすることが望まれる。磁性材塗工シート10′の基材シート10aと塗工層10bを含めた全体厚みが、50μm未満では磁性材の必要な塗工厚みが得られず、十分な効果が得られない。また、250μmを超える場合は、非接触ICタグラベル1の柔軟性がなくなるからである。
図1とは異なり、表示シート12側から見た一部破断図である。図4の非接触ICタグシート1bの場合も、インレットベース11に平面状アンテナコイル2を形成し、アンテナコイル2の両端部2a,2bにICチップ3を装着している。アンテナコイル2やICチップ3の内容や機能は、非接触ICタグラベル1aの場合と同様である。
表示シート12がベースフィルム11より大面積であって、全体が定価表や配送伝票等の形態になっていても構わない。その場合には定価表や配送伝票等の背面に非接触ICタグと磁性シート10が付いた形態になる。
表示シート12は可視情報13に加えて感熱書き換え表示部14を有していてもよい。当該感熱書き換え表示部14を備えていれば、商品や価格等の表示を状況に応じて随時変更できるからである。勿論、ICチップ3に価格等が記録されている場合は、当該表示部14と同時に書き換えの必要がある。
本発明の非接触ICタグシート1bの概略断面構造は、図5のように、インレットベース11のアンテナコイル2面にプラスチックフィルム5を介して高透磁性の磁性材からなる磁性材シート10が積層され、さらに磁性材シート10面に表面シート4が積層されている。インレットベース11のアンテナコイル2とは反対側面には、表示シート12を有するが、粘着剤層6と剥離紙8を持たない構造になっている。非接触ICタグシート1bの場合は、物品やシート等に貼着して使用することを目的としないからである。
非接触ICタグラベル1aは伝票、値札、荷札等のシートに貼着して使用するので、貼着後の表面外観は、伝票、値札、荷札そのものとなる。貼着後の非接触ICタグラベル1aを、図6(A)のように、透明なホルダー21に入れて金属体である商品や製品20の面に単に置いても、セロハンテープ等で固定してもよく、図6(B)のように、紐22で固定して金属体である商品、製品20に取り付けしてもよい。
この場合は、伝票、値札、荷札等15に追加の記録事項を記入するか、感熱書き換え表示部14に感熱記録して、金属体である商品20の面に単に置いても吊るしてもよく、図6(C)のように金属体である商品20にゴムバンド23で固定してもよい。図6(A),(B)と同一の使用方法も勿論可能である。
一般に、非接触ICタグのアンテナコイルが、リーダライタからの磁束ループを受けると、近傍に金属体がない場合や非金属体Nに貼着した場合は、図7(A)のようにアンテナ線2sの回りに磁束ループRが生成する。一方、アンテナコイルの近傍に金属体Kがある場合は、図7(B)のように、金属体Kに渦電流が発生し、発生した渦電流により生じる反磁界が、磁束ループを打ち消しするように作用する(図7(B)中、破線は消失した磁束ループHを示す。)。その結果、僅かな磁束ループRのみがアンテナ線2sの周囲の部分にのみ残り、通信距離が著しく短縮される。
本発明の非接触ICタグラベル1aや非接触ICタグシート1bも磁性材シート10や磁性材塗工シート10′が、アンテナコイル2と対象である金属体の間に位置することになるので、上記効果を生じる。
透磁率μとは軟磁性の評価指標で、外から与えた磁界に対する磁化のし易さを示す。
透磁率は、透磁率μ=磁束密度B/磁界の強さH、で定義され、透磁率μが大きいほど小さな磁界で大きく磁化し一般に特性は良好になる。真空の透磁率μoとの比を比透磁率というが、単に透磁率といえば普通はこの値をさす。
実部μ′が高くなると複素比透磁率が高くなる。換言すれば複素比透磁率が高い材料は、複素比透磁率における実部μ′が高くなる。磁界中に複素比透磁率における実部μ′の高い材料が存在すると、磁力線がその部材内を集中して通るようになる。
そこで、使用対象が金属面である場合には、通信周波数13.56MHzにおいて、非接触ICタグラベル1の最小動作磁界強度(Hmin )が、1.0A/mから3.5A/m程度の範囲であること、使用対象が非金属面である場合には、同一通信周波数で最小動作磁界強度(Hmin )が、0.5A/mから3.0A/m程度の範囲、とすることが金属面でも非金属面でも安定した通信を確保できて好ましいことが認められている。
磁性材シート等を用いない通常の非接触ICタグラベルが、150mA/mの最小動作磁界強度(Hmin )の要件を満たす場合、1W(ワット)出力のリーダライタで、300mm〜400mm、4〜8W出力のリーダライタで、500mm〜700mm程度の距離でも通信が可能となる。一方、最小動作磁界強度(Hmin )が、0.5A/mから3.0A/mの範囲とは、磁性材シート10を用いてその影響を受けている非接触ICタグラベルであって、その場合には、1W出力のリーダライタで、50mm〜100mm、4〜8W出力のリーダライタで、100mm〜300mm程度の通信距離となる。
前記JISまたはISOに規定する試験方法によらなくても、上記リーダライタとの通信距離を把握することで、概略の最小動作磁界強度を知ることはできる。
非接触ICタグラベル1aの製造は、磁性材シート10がかなりの厚みを有するので、大量に生産する場合は、磁気カードやICカードと同様に、インレットベース11の多面付け体に磁性材シート10または磁性材塗工シート10′に、表面シート4、接着剤シート等を仮積みしてからプレスラミネートの工程で製造するのが適切と考えられる。ただし、少量を簡易に製造する場合には以下のようにすることができる。
熱的に書き換え可能な材料として、高分子材料中に高級脂肪酸を分散した可逆性感熱記録材料を好ましく使用することができる。
この感熱記録材料は、加熱温度の違いにより室温における白濁状態と透明状態を選択的に実現できるようになっており、サーモクロミック剤として知られ、その組成は熱可逆性材料からなるマトリックス材とこのマトリックス材中に分散された有機低分子物質からなる。このような感熱記録材料は室温より高い温度に特性温度領域を有する。
(1)インレットベース用基材
プラスチックフィルムを幅広く各種のものを使用でき、以下に挙げる単独フィルムあるいはそれらの複合フィルムを使用できる。ポリエチレンテレフタレート(PET)、PET−G(テレフタル酸−シクロヘキサンジメタノール−エチレングリコール共重合体)、ポリ塩化ビニル、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、ポリカーボネート、ポリアミド、ポリイミド、セルロースジアセテート、セルローストリアセテート、ポリスチレン系、ABS、ポリアクリル酸エステル、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリウレタン、等である。
プラスチックフィルムや紙基材を幅広く各種のものを使用できる。プラスチックフィルムとしては、上記に挙げたものを使用でき、紙基材としては、上質紙、コート紙、クラフト紙、グラシン紙、合成紙、ラテックスやメラミン含浸紙等を使用できる。表面にプリンター印字する場合は、上質紙、コート紙等の紙基材が特に好ましい。
本明細書で接着剤という場合は、溶剤型や重合型、紫外線硬化型、エマルジョン型、熱溶融型等の各種のものをいい、いわゆる粘着剤型のものをも含むものとする。液状ならずシート状のものであってもよい。いずれであっても、双方の材料間を接着すれば目的を達成できるからである。また、本明細書で粘着剤という場合は、徐々に粘度が顕著に上昇することなく、いつまでも中間的なタック状態を保つものをいうものとする。
接着剤、粘着剤の樹脂組成物としては、天然ゴム系、ニトリルゴム系、エポキシ樹脂系、酢酸ビニルエマルジョン系、アクリル系、アクリル酸エステル共重合体系、ポリビニルアルコール系、フェノール樹脂系、等の各種材料を使用できる。
磁性材シートは各種のものが市販されている。一般的には、ポリマーに透磁性材料を分散してシート化したものや磁性材塗工シートとなる。フェライト系と金属等との焼結材料もあるが屈曲性が不十分と考えられる。前記のように周波数13.56MHzにおける初透磁率が、20以上のものを選定して使用する。ポリマー分散シート材としては、センダスト、フェライト、カーボニル鉄、鉄−パーマロイ等の透磁性材料をニトリルゴム、クロロプレンゴム、シリコーンゴム、ポリウレタンゴム、環化ゴム等のゴム系ポリマー、クロロスルホン化ポリエチレン、エポキシ樹脂、塩素化ポリエチレン等のポリマーに分散したものが多く使用されている。
このような磁性シートの市販品としては、TDK株式会社の「IRL」や「IRJ」等の製品シリーズやニッタ株式会社の「RFID磁性シート」がある。
また、一般的には使用されていないが、塗料化した透磁性材料をポリエチレンテレフタレート(PET)シート等に塗工した材料であってもよい。
<非接触ICタグラベル>
磁性材シート10として厚み25μmのポリエチレンテレフタレート(PET)シート10aにフェライト系材料からなる軟磁性材を塗料化し、これを乾燥後の厚みが100μmになるように塗工した磁性材塗工シート(試作品)10′を使用した。
なお、当該磁性材塗工シート10′の周波数13.56MHzにおける初透磁率(同軸管法による測定法)は、20のものである。磁性材塗工シート10′の大きさを非接触ICタグラベル1aのインレットベース11と同一サイズ(54mm×86mm)とした。
次に、先に準備した磁性材塗工シート10′を接着剤を使用し、PETシート10aがインレットベース11側になるようにして、アンテナコイル2面に接着した後、厚み20μmの表面シート(上質紙)4をアンテナコイル2面に接着剤層9aを介して磁性材塗工シート10′面側に接着した。次いで、インレットベース11のアンテナコイル2とは反対側面に、粘着剤(アクリル酸エステル共重合体系)を厚み16μmの粘着剤層6として塗布した剥離紙8を貼着して非接触ICタグラベル1aを完成した。
磁性材シート10として、厚み50μmの磁性材シート(TDK株式会社製「IRL02」)を使用した。なお、当該磁性材シート10の周波数13.56MHzにおける初透磁率(同軸管法による測定法)は、25のものである。磁性材シート10の大きさを非接触ICタグシート1bのインレットベース11と同一サイズ(54mm×86mm)とした。
次に、上記磁性材シート10を、厚み25μmのPETフィルム5を介して、アンテナコイル2面に粘着剤を使用して接着した後(図5参照)、厚み20μmの表面シート(上質紙)4を磁性材シート10面に接着剤層9dを介して接着した。次いで、インレットベース11のアンテナコイル2とは反対側面に、可視情報13を印刷済みであり、感熱書き換え表示部14形成済みの厚み40μmの表示シート(コート紙)12を接着剤層9aを介して接着した。これにより、非接触ICタグシート1bを完成した。
非接触ICタグシート1bの感熱書き換え表示部14に対するサーマルヘッドによる印字および消去、書き換えも可能であることが確認できた。
2 アンテナコイル
3 ICチップ
4 表面シート
5 プラスチックフィルム
6 粘着剤層
7 導通部材
8 剥離紙
9a,9b,9c 接着剤層
10 磁性材シート
10′ 磁性材塗工シート
11 インレットベース
12 表示シート
13 可視情報
14 感熱書き換え表示部
15 伝票、値札、荷札等
20 商品、製品
30 リーダライタ
Claims (6)
- 非接触で情報読み取り可能な記憶機能付きICチップと、電磁波を送受信するアンテナコイルとがインレットベース上で電気的に接続され、当該インレットベースのアンテナコイルと反対側面に、被着体に貼着するための粘着剤層と粘着剤保護用剥離紙を順に有する非接触ICタグラベルにおいて、前記インレットベースのアンテナコイル面に、周波数13.56MHzにおける初透磁率が20以上であり、シートの厚みが50μm以上であって300μm以下の磁性材シートを積層し、さらに当該磁性材シート面に表面シートを有するようにしたことを特徴とする非接触ICタグラベル。
- 前記非接触ICタグラベルを非金属面に使用した場合に、周波数13.56MHzにおける最小動作磁界強度が、0.5A/m以上であって3.0A/m以下であることを特徴とする請求項1記載の非接触ICタグラベル。
- 前記非接触ICタグラベルを金属面に使用した場合に、周波数13.56MHzにおける最小動作磁界強度が、1.0A/m以上であって3.5A/m以下であることを特徴とする請求項1または請求項2記載の非接触ICタグラベル。
- 前記磁性材シートは、厚み10μm以上であって50μm以下のプラスチックフィルムに、厚み10μm以上であって200μm以下の軟磁性体を混合した材料の塗工層が塗工されている磁性材塗工シートであることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1の請求項記載の非接触ICタグラベル。
- 前記磁性材シートと前記インレットベースの間に、1層のプラスチックフィルムを有することを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1の請求項記載の非接触ICタグラベル。
- 前記非接触ICタグラベルの各構成層間は、接着剤または粘着剤により密着していることを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか1の請求項記載の非接触ICタグラベル。
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