JP2009134658A - 開梱確認用の非接触icタグ及び非接触icタグを用いた開梱確認方法 - Google Patents

開梱確認用の非接触icタグ及び非接触icタグを用いた開梱確認方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 包装用の紐が不正にほどかれたことを確認できるようにした開梱確認用の非接触ICタグ及び非接触ICタグを用いた開梱確認方法を提供する。
【解決手段】ベースフィルム上に、アンテナ部と、アンテナ部に電気的に接続されたICチップとが設けられ、前記ベースフィルムが1つ以上のシート状基材と積層され、接着一体化された非接触ICタグ本体と、非接触ICタグ本体の両端部に接続された梱包用の紐と、を有し、非接触ICタグ本体は、ベースフィルム及びシート状基材に、アンテナ部が形成されている部分を切断可能な位置に切断線が形成され、梱包用の紐は、該紐の一端部に、該紐の端部を引っ張ることで解消されるループ形状を有する結び目が設けられ、前記結び目は、紐の端部が引っ張られてループ形状が解消される際に、紐に接続されている非接触ICタグ本体の切断線に対して、切断させるための引張力を及ぼすことが可能に形成されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、梱包状態にある物品が、運送の途中で不正に開梱された場合でも、運送後に開梱されたことを確認できるように梱包物に取り付ける開梱確認用の非接触ICタグ及び非接触ICタグを用いた開梱確認方法に関する。
従来、運送を行う物品の梱包方法として、物品の外周に包装用の紐を巻き付けて梱包物を作成することで、梱包された物品を第三者による悪戯から保護したり、更に、運送の途中で梱包物内の物品が盗難されないように保護する方法が行われている。
しかしながら、たとえ包装用の紐を物品に巻き付けて梱包物を作成した場合でも、その梱包物を、運送の前後に、倉庫などに一時的に保管しておくことも多く、その保管中に第三者が不正に梱包物に巻き付けられている包装用の紐をほどいて、内容物の一部を盗み出して、その後に再度、包装用の紐を巻き付けることで犯行が行われたことが直ぐに発覚しないように偽装工作することも考えられる。
従来、開梱されたことを機械的に調べることができるようにするために、非接触ICタグをラベル化して、梱包体の開梱部に貼り付けることで、開梱されたことを非接触ICタグからの通信状態により判断することができる技術が知られている。(例えば、特許文献1参照)
特開2002−362613号公報
しかしながら、従来の非接触ICタグラベルによる開梱確認では、簡単に他のラベルに貼り替えたり、一旦非接触ICタグラベルの全体を剥離させてから、再度貼りなおすなどして、不正行為が行われた場合でもわからないという問題がある。
そこで、本発明は、特に、包装用の紐を物品に巻き付けて梱包物を作成した場合において、物品に巻き付けられた包装用の紐が不正にほどかれ、再度、巻き付けて偽装工作が行われたとしても、一旦、包装用の紐が不正にほどかれたことを確認できるようにした開梱確認用の非接触ICタグ及び非接触ICタグを用いた開梱確認方法を提供する。
本発明の開封確認用の非接触ICタグは、ベースフィルム上に、アンテナ部と、前記アンテナ部に電気的に接続されたICチップとが設けられ、前記ベースフィルムが1つ以上のシート状基材と積層され、接着一体化された非接触ICタグ本体と、前記非接触ICタグ本体の両端部に接続された梱包用の紐と、を有する開梱確認用の非接触ICタグセットであって、前記非接触ICタグ本体は、前記ベースフィルム及びシート状基材に、前記アンテナ部が形成されている部分を切断可能な位置に切断線が形成され、前記梱包用の紐は、該紐の一端部に、該紐の端部を引っ張ることで解消されるループ形状を有する結び目が設けられ、前記結び目は、前記紐の端部が引っ張られてループ形状が解消される際に、前記紐に接続されている前記非接触ICタグ本体の切断線に対して、切断させるための引張力を及ぼすことが可能に形成されていることを特徴とする。
また、本発明の開封確認用の非接触ICタグは、前記非接触ICタグ本体と、前記梱包用の紐の前記結び目との間に、連結紐が設けられていることを特徴とする。
更に、本発明の開封確認用の非接触ICタグは、前記アンテナ部が、該アンテナ部が切断された場合に、通信距離が半分以下となる構造を有することを特徴とする。
また、前記アンテナ部が、該アンテナ部が切断された場合に、通信不能となる構造を有することを特徴とする請求項1記載の開梱確認用の非接触ICタグ。
更に、本発明の開封確認用の非接触ICタグは、前記複数のシート状基材が、紙又はプラスチックフィルムからなることを特徴とする。
また、本発明の非接触ICタグを用いた開梱確認方法は、梱包用の紐が巻き付けられて梱包された梱包体が、不正に開梱されたことを確認可能とした非接触ICタグを用いた開梱確認方法であって、ベースフィルム上に、アンテナ部と、前記アンテナ部に電気的に接続されたICチップとが設けられ、前記ベースフィルムが1つ以上のシート状基材と積層され、更に、前記ベースフィルム及び前記シート状基材の、前記アンテナ部が形成されている部分を切断可能な位置に切断線が形成された非接触ICタグ本体と、前記非接触ICタグ本体の両端部に接続された梱包用の紐であって、前記紐の一端部に、該紐の端部を引っ張ることで解消されるループ形状を有する結び目と、が設けられ、前記結び目の紐の端部が引っ張られた際に、前記ループ形状が縮小することで前記非接触ICタグ本体に引張力が及ぼされて、前記紐に接続されている前記非接触ICタグ本体の切断線から切断させて、前記アンテナ部も切断され、前記非接触ICタグによる通信状態が変化することで開梱確認が行われることを特徴とする。
更に、本発明の非接触ICタグを用いた開梱確認方法は、前記非接触ICタグ本体に及ぼされる引張力が、前記切断線が形成されている方向に対し0度以上90度未満の角度に加わるように、梱包の際に、前記梱包用の紐を前記非接触ICタグ本体に取り付けることを特徴とする。
本発明の開封確認用の非接触ICタグは、非接触ICタグが梱包体に巻き付けられた梱包用の紐をほどく際に、非接触ICタグが切断線から切断され、アンテナ部が形成されている部分も切断されることから、再度、梱包用の紐を巻き付けて偽装工作を行ったとしても、非接触ICタグの通信距離を元通りに回復できないので、不正に開梱されたことを確認できるという効果がある。
また、本発明の非接触ICタグを用いた開梱確認方法は、非接触ICタグが梱包体に巻き付けられた梱包用の紐をほどく際に、非接触ICタグが切断線から切断され、アンテナ部が形成されている部分も切断されることから、再度、巻き付けて偽装工作を行ったとしても、非接触ICタグの通信距離を元通りに回復できず、非接触ICタグによる通信状態が変化することで開梱確認を行うことができるという効果がある。
以下、本発明の実施形態に係る開梱確認用の非接触ICタグ及び非接触ICタグを用いた開梱確認方法を、図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る開梱確認用の非接触ICタグの平面図、図2は、本発明の実施形態に係る開梱確認用の非接触ICタグに内蔵されているインレットの平面図、図3は、図1のA−A線断面図である。
本発明の実施形態に係る開梱確認用の非接触ICタグ1は、図1に示すように、一方向に対して長い矩形形状を有し、その長手方向に対して直角に切断線として切り取り用ミシン2が形成され、この切り取り用ミシン2から非接触ICタグ1が切断可能に構成されている。
そして、非接触ICタグ1は、複数のシート状基材4a,4bの間に、縦横幅寸法が小さなインレット5が挟み込まれており、少なくともインレット5の四周縁部が接着剤6により接着一体化されたICタグ本体1aを有している。
これらの複数のシート状基材4a,4bは、紙又はプラスチックフィルムなどからなる。
非接触ICタグ1に内蔵されているインレット5は、図2に示すように、ベースフィルム51上に形成されたアンテナ部52と、そのアンテナ部52に電気的に接続されたICチップ53とにより構成されている。
アンテナ部52は、2つのアンテナ素子52a,52bからなり、それぞれのアンテナ素子52a,52bは、ICチップ53のアンテナ入力端子に接続されている。
2つのアンテナ素子52a,52bは、共に半波長ダイポール型アンテナであるが、左側のアンテナ素子52aは、右側よりもやや大きい形状となっている。
左右のアンテナ素子52a,52bは、その大きさや指向特性が異なるように設計でき、その場合には、いずれかの信号入力の大きなアンテナを自動選択して動作させられるという特徴がある。
なお、アンテナ部52は、ベースフィルム51面に形成され、アンテナ素子52a,52bとICチップ53面は、プラスチックフィルムからなる表面保護シートで全体を被服することが好ましい。
また、ICチップ53は、ダイバシティー機能を有するものであり、2以上のアンテナ入力端子を有している。
ダイバシティー機能は、入力端子に接続された2つの平面アンテナ素子52a,52bの受信波を増幅して、その強弱を判定し、スイッチングを行う。
ICチップ53の2つの増幅回路は、判定を正確に行うため、増幅特性、周波数特性等の電気的特性の同一性が要求される。
ベースフィルム51には、前記アンテナ部52が形成されている部分を切断可能な位置に、切断線である切り取り用ミシン54が形成されている。
ベースフィルム51に形成されている切り取り用ミシン54と、複数のシート状基材4a,4bに形成されている切り取り用ミシン2とは、重なる状態で形成されている。
これらの切断線である切り取り用ミシン54と切り取り用ミシン2とを重ね合わせる状態とするために、複数のシート状基材4a,4bの間にインレット5を挟み込み、接着剤6により接着一体化された後に、ミシン刃で切り込んで形成することが好ましい。
また、ベースフィルム51に形成されている切り取り用ミシン54の位置は、図2に示すように、左側のアンテナ素子52aの一部が切断される位置となるように形成されている。
つまり、開梱確認用の非接触ICタグ1に形成された切り取り用ミシン2,54から切り取られた場合に、左側のアンテナ素子52aは使用不能となり、右側のアンテナ素子52bだけを使用して、リーダライタとの通信を行える状態となる。
但し、この場合には、通信距離が半分以下となり、リーダライタによる通信において、この通信距離の変動により切り取り用ミシン2,54から切り取られたことを確認できるようになっている。
また、開封確認用の非接触ICタグ1は、長手方向の左右両端付近に、開封確認用の非接触ICタグ1を梱包体に固定する際に梱包用の紐8を通してつなげるための紐留め用の穴3a,3bがそれぞれ形成されている。
図4には、本発明の開封確認用の非接触ICタグを用いて、物品10を包装した梱包体9を説明するための断面図が示されている。
図4に示すように、非接触ICタグ1に形成された一方の紐留め用の穴3aには、所定寸法を有する連結紐7の一端部が通されて連結され、その連結紐7の他端部は、梱包体9に巻きつけて梱包を行うための梱包用の紐8と結ばれている。
連結紐7と結ばれている梱包用の紐8の端部は、その紐8の最端部を引っ張ることでループ形状を解くことができるループ形状を有する結び目8aが設けられている。
図5には、ループ形状を有する結び目8aについて説明する図が示されている。
ループ形状を有する結び目8aは、紐8の最端部8bを矢印11の方向に引っ張ることで結び目が解消されるように結ばれている。
これらの結び目は、紐の端部を引っ張ることで解消されるループ形状を有する結び目であれば、公知の結び目のいずれを用いてもよい。
図5(a)に示す状態は、梱包体9の外周に梱包用の紐8が巻きつけられている場合のループ形状を示している。
梱包用の紐8により梱包された梱包体9は、図5(a)に示す状態のループ形状を有する結び目8aのまま運送されることになる。
そして、梱包用の紐8により梱包された梱包体9に対して、その梱包を解く場合には、ループ形状を有する結び目8aの最端部8bを矢印11の方向に引っ張る。
図5(b)には、矢印11の方向に、ループ形状を有する結び目8aの最端部8bを引っ張った途中の状態が示されているが、この場合にループ形状の大きさが小さくなることで、連結紐7も矢印12の方向に引っ張られることになる。
これにより、連結紐7に連結された非接触ICタグ1も引っ張られて、非接触ICタグ1の本体の切断線から切断されることになる。
図6には、非接触ICタグ1が切断線から切断される状態を説明する図が示されている。
梱包体9が梱包用の紐8により梱包されている場合には、図6(a)に示すように、非接触ICタグ1が切断されない状態となっている。
しかしながら、図6(b)に示すように、一旦、非接触ICタグ1が切断線から切断された場合には、切り取り用ミシン54から切断されたインレット5により、アンテナ部52も切断されることになり、左側のアンテナ素子52aは使用不能となり、右側のアンテナ素子52bだけを使用して、リーダライタとの通信を行なうことになる。
アンテナ部52が切断された場合には、通信距離が半分以下となる構造を有していることから、不正を行った者が、再度、包装用フィルム11を元の状態となるように、梱包体に帯状に巻き付けて体裁をとりつけたとしても、リーダライタとの通信を行なった際に通信距離が異なることから不正が行われたことを確認することができるようになっている。
また、非接触ICタグ本体に及ぼされる引張力が、非接触ICタグ1の切断線が形成されている方向に対し0度以上90度未満の角度に加わるように、梱包の際に、梱包用の紐を前記非接触ICタグ本体に取り付けるようにしてもよい。
図7には、非接触ICタグ本体に及ぼされる引張力を90度とした場合を説明する図が示されている。
この場合には、図7(a)に示すように、非接触ICタグ1に形成する紐留め用の穴3c,3d,3eを角部に設けることが好ましい。
そして、図7(b)に示すように、非接触ICタグ1の切断線が形成されている方向に対し90度の角度に引張力が加わるように、梱包の際に、梱包用の紐を前記非接触ICタグ本体に取り付けて、引っ張られることで非接触ICタグ1の切断線が切断され、アンテナ部52も切断されることになり、左側のアンテナ素子52aは使用不能となり、右側のアンテナ素子52bだけを使用して、リーダライタとの通信を行なうことになる。
また、非接触ICタグ本体に及ぼされる引張力が、非接触ICタグ1の切断線が形成されている方向に対し0度以上90度未満の角度に加わるようにするために、図10(a)に示すように、非接触ICタグ1に形成された切り取り用ミシン2から一方側の裏面を粘着層で梱包体9に貼付させるようにしてもよい。
この場合には、粘着層で梱包体9に貼付させた側と反対側の角に形成した紐留め用の穴3cに結ばれた連結紐7が引っ張られることで、非接触ICタグ1の切断線が切断され、アンテナ部52も切断されることになり、左側のアンテナ素子52aは使用不能となり、右側のアンテナ素子52bだけを使用して、リーダライタとの通信を行なうことになる。
また、複数のシート状基材4a,4bの間に設けるインレットとして、図8に示すような、インレット5aを用いてもよい。
このインレット5aは、ベースフィルム51上に形成されたアンテナ部として1つのアンテナ部52cと、そのアンテナ部52cに電気的に接続されたICチップ55とにより構成されている。
そして、ベースフィルム51には、アンテナ部52cが切断される位置に切り取り用ミシン2aが形成されている。
ベースフィルム51に形成された切り取り用ミシン2aと、複数のシート状基材4a,4bに形成された切り取り用ミシンとが重合された状態で接着一体化されて開封確認用の非接触ICタグが構成される。
この場合には、図9に示すように、開封確認用の非接触ICタグの切り取り用ミシンから切断された場合に、アンテナ部が切断され、通信不能となる。
したがって、リーダライタによる通信において、通信不能であることから、梱包体が開封されたことを確認することができるようになっている。
上記のように、本発明の非接触ICタグを用いた開梱確認方法では、梱包用の紐の一端部に、該紐の端部を引っ張ることで解消されるループ形状を有する結び目とが設けられ、前記結び目の紐の端部が引っ張られた際に、前記ループ形状が縮小することで非接触ICタグ本体1に引張力が及ぼされて、紐に接続されている非接触ICタグ本体の切断線から切断され、アンテナ部も切断されるので、梱包用の紐が巻き付けられて梱包された梱包体が、不正に開梱された場合でも、リーダライタとの通信状態の変化から梱包体が開封されたことを確認することができるようになっている。
本発明の実施形態に係る開梱確認用の非接触ICタグの平面図である。 本発明の実施形態に係る開梱確認用の非接触ICタグに内蔵されているインレットの平面図である。 図1のA−A線断面図である。 本発明の実施形態に係る開梱確認用の非接触ICタグを使用して、梱包させた梱包体の断面図である。 ループ形状を有する結び目について説明する図である。 非接触ICタグが切断線から切断される状態を説明する図である。 非接触ICタグ本体に及ぼされる引張力を90度とした場合を説明する図である。 本発明の実施形態に係る開封確認用の非接触ICタグに内蔵されている他のインレットの平面図である。 図8に示すインレットが切断された状態を示す平面図である。 非接触ICタグ本体に及ぼされる引張力を90度とした場合の他の例を説明する図である。
符号の説明
1 開梱確認用の非接触ICタグ
2,54 切り取り用ミシン
3a,3b,3c,3d,3e 紐留め用の穴
4a,4b シート状基材
5 インレット
6 接着剤
8 梱包用の紐
8a ループ形状を有する結び目
8b 紐の最端部
9 梱包体
10 物品
11 包装用フィルム
51 ベースフィルム
52 アンテナ部
52a,52b アンテナ素子
53 ICチップ

Claims (7)

  1. ベースフィルム上に、アンテナ部と、前記アンテナ部に電気的に接続されたICチップとが設けられ、前記ベースフィルムが1つ以上のシート状基材と積層され、接着一体化された非接触ICタグ本体と、前記非接触ICタグ本体の両端部に接続された梱包用の紐と、を有する開梱確認用の非接触ICタグセットであって、
    前記非接触ICタグ本体は、前記ベースフィルム及びシート状基材に、前記アンテナ部が形成されている部分を切断可能な位置に切断線が形成され、
    前記梱包用の紐は、該紐の一端部に、該紐の端部を引っ張ることで解消されるループ形状を有する結び目が設けられ、
    前記結び目は、前記紐の端部が引っ張られてループ形状が解消される際に、前記紐に接続されている前記非接触ICタグ本体の切断線に対して、切断させるための引張力を及ぼすことが可能に形成されていることを特徴とする開梱確認用の非接触ICタグセット。
  2. 前記非接触ICタグ本体と、前記梱包用の紐の前記結び目との間に、連結紐が設けられていることを特徴とする請求項1記載の開梱確認用の非接触ICタグセット。
  3. 前記アンテナ部が、該アンテナ部が切断された場合に、通信距離が半分以下となる構造を有することを特徴とする請求項1記載の開梱確認用の非接触ICタグ。
  4. 前記アンテナ部が、該アンテナ部が切断された場合に、通信不能となる構造を有することを特徴とする請求項1記載の開梱確認用の非接触ICタグ。
  5. 前記複数のシート状基材が、紙又はプラスチックフィルムからなることを特徴とする請求項1記載の開梱確認用の非接触ICタグ。
  6. 梱包用の紐が巻き付けられて梱包された梱包体が、不正に開梱されたことを確認可能とした非接触ICタグを用いた開梱確認方法であって、
    ベースフィルム上に、アンテナ部と、前記アンテナ部に電気的に接続されたICチップとが設けられ、前記ベースフィルムが1つ以上のシート状基材と積層され、更に、前記ベースフィルム及び前記シート状基材の、前記アンテナ部が形成されている部分を切断可能な位置に切断線が形成された非接触ICタグ本体と、
    前記非接触ICタグ本体の両端部に接続された梱包用の紐であって、前記紐の一端部に、該紐の端部を引っ張ることで解消されるループ形状を有する結び目と、が設けられ、
    前記結び目の紐の端部が引っ張られた際に、前記ループ形状が縮小することで前記非接触ICタグ本体に引張力が及ぼされて、前記紐に接続されている前記非接触ICタグ本体の切断線から切断させて、前記アンテナ部も切断され、前記非接触ICタグによる通信状態が変化することで開梱確認が行われることを特徴とする非接触ICタグを用いた開梱確認方法。
  7. 前記非接触ICタグ本体に及ぼされる引張力が、前記切断線が形成されている方向に対し0度以上90度未満の角度に加わるように、梱包の際に、前記梱包用の紐を前記非接触ICタグ本体に取り付けることを特徴とする請求項6記載の非接触ICタグを用いた開梱確認方法。
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