JP2009104262A - 開封確認用の非接触icタグ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 ベースフィルム上に、アンテナ部と、前記アンテナ部に電気的に接続されたICチップとが設けられ、前記ベースフィルムが複数のシート状基材の間に挟み込まれ、接着一体化された構造を有する開封確認用の非接触ICタグであって、前記ベースフィルム及び前記複数のシート状基材には、前記アンテナ部が形成されている部分を切断可能な位置に、切り取り用ミシンが形成され、前記複数のシート状基材の両端付近に、前記開封確認用の非接触ICタグを梱包体に固定する際にビス留め又は紐留めするための穴が形成されている。
【選択図】 図1
Description
従来、非接触ICタグをラベル化して、梱包体の開封部に貼り付けることで、開封されたことを非接触ICタグからの通信状態により判断することができる技術が知られている。(例えば、特許文献1参照)
したがって、梱包体を開封した場合に、開封確認用の非接触ICタグのアンテナ部が切断された場合に、通信不能となることで、不正な開封が行われたことを確認することができる。
したがって、梱包体を開封した場合に、開封確認用の非接触ICタグのアンテナ部が切断された場合に、通信距離が半分以下となることで、不正な開封が行われたことを確認することができる。
したがって、梱包体を開封した場合に、開封確認用の非接触ICタグの紙又はプラスチックフィルムからなる複数のシート状基材が、切り取り用ミシンから容易に切り取られるので、アンテナ部からの通信状態から不正な開封が行われたことを確認することができる。
したがって、梱包体を開封した場合に、複数のシート状基材の中心線から同一方向に外れた位置に設けられている穴の部分が引っ張られるので、複数のシート状基材に形成された切り取り用ミシンの一端部にせん断力が集中されるので、切断されやすいという効果がある。
図1は、本発明の実施形態に係る開封確認用の非接触ICタグの平面図、図2は、本発明の実施形態に係る開封確認用の非接触ICタグに内蔵されているインレットの平面図、図3は、図1のA−A線断面図、図4は、本発明の実施形態に係る開封確認用の非接触ICタグを梱包体にビス留めした状態を示す断面図、図5は、本発明の実施形態に係る開封確認用の非接触ICタグを梱包体に紐留めした状態を示す断面図、図6は、本発明の実施形態に係る開封確認用の非接触ICタグが切断する状態を説明する図、図7は、本発明の他の実施形態に係る開封確認用の非接触ICタグが切断する状態を説明する図、図8は、本発明の実施形態に係る開封確認用の非接触ICタグに内蔵されている他のインレットの平面図、図9は、図8に示すインレットが切断された状態を示す平面図である。
このビス留め又は紐留めするための各々の穴3は、縦方向に対して中央部付近に形成されている。
これらの複数のシート状基材4a,4bは、紙又はプラスチックフィルムからなる。
また、複数のシート状基材4a,4bの間に挟まれているインレット5は、図2に示すように、ベースフィルム51上に形成されたアンテナ部52と、そのアンテナ部52に電気的に接続されたICチップ53とにより構成されている。
2つのアンテナ素子52a,52bは、共に半波長ダイポール型アンテナであるが、左側のアンテナ素子52aは、右側よりもやや大きい形状となっている。
左右のアンテナ素子52a,52bは、その大きさや指向特性が異なるように設計でき、その場合には、いずれかの信号入力の大きなアンテナを自動選択して動作させられるという特徴がある。
なお、アンテナ部52は、ベースフィルム51面に形成され、アンテナ素子52a,52bとICチップ53面は、プラスチックフィルムからなる表面保護シートで全体を被服することが好ましい。
ダイバシティー機能は、入力端子に接続された2つの平面アンテナ素子52a,52bの受信波を増幅して、その強弱を判定し、スイッチングを行う。
ICチップ53の2つの増幅回路は、判定を正確に行うため、増幅特性、周波数特性等の電気的特性の同一性が要求される。
ベースフィルム51に形成されている切り取り用ミシン54と、複数のシート状基材4a,4bに形成されている切り取り用ミシン2とは、重なる状態で形成されている。
これらの切り取り用ミシン54と切り取り用ミシン2とを重ね合わせる状態とするために、複数のシート状基材4a,4bの間にインレット5を挟み込み、接着剤6により接着一体化された後に、ミシン刃で切り込んで形成することが好ましい。
つまり、開封確認用の非接触ICタグ1に形成された切り取り用ミシン2,54から切り取られた場合に、左側のアンテナ素子52aは使用不能となり、右側のアンテナ素子52bだけを使用して、リーダライタとの通信を行える状態となる。
但し、この場合には、通信距離が半分以下となり、リーダライタによる通信において、この通信距離の変動により切り取り用ミシン2,54から切り取られことを確認できるようになっている。
図4には、梱包体9の一部に設けられた扉部分だけが示されている。
開封確認用の非接触ICタグ1を梱包体9の開閉部9aの境にビス留めして固定させることで、梱包体6が運送される途中において、その開閉部9aが不正に開けられた際に、切り取り用ミシン54と切り取り用ミシン2とから切り離され、左側のアンテナ素子52aの一部が切断される。
これにより、開封確認用の非接触ICタグ1の通信距離が短くなることで、リーダライタによる通信において、切り取り用ミシン2,54から切り取られたことを確認できるようになっている。
開封確認用の非接触ICタグ1を梱包体9の開閉部9aの境に紐で巻き付ける固定させることで、梱包体9が運送される途中において、その開閉部9aが不正に開けられた際に、切り取り用ミシン54と切り取り用ミシン2とから切り離され、左側のアンテナ素子52aの一部が切断される。
これにより、開封確認用の非接触ICタグ1の通信距離が短くなることで、リーダライタによる通信において、切り取り用ミシン2,54から切り取られたことを確認できるようになっている。
図5には、梱包体9の全体が示され、内部にある物品10も示されている。
また、開封確認用の非接触ICタグ1を梱包体に固定する際にビス留め又は紐留めするための穴を形成する位置は、図7に示すように、非接触ICタグ1の両端部分であって、複数のシート状基材の中心線から同一方向に外れた位置の2箇所に形成させてもよい。
この場合には、梱包体を開封した場合に、複数のシート状基材の中心線から同一方向に外れた位置に設けられている穴の部分が引っ張られるので、複数のシート状基材に形成された切り取り用ミシンの一端部にせん断力が集中されるので、切断されやすい。
このインレット5aは、ベースフィルム51上に形成されたアンテナ部として1つのアンテナ素子52cと、そのアンテナ素子52cに電気的に接続されたICチップ53とにより構成されている。
そして、ベースフィルム51には、アンテナ素子52cが切断される位置に切り取り用ミシン2aが形成されている。
ベースフィルム51に形成された切り取り用ミシン2aと、複数のシート状基材4a,4bに形成された切り取り用ミシン54とが重合された状態で接着一体化されて開封確認用の非接触ICタグ1が構成される。
したがって、リーダライタによる通信において、通信不能であることから、梱包体が開封されたことを確認することができるようになっている。
2,54 切り取り用ミシン
3 穴
4a,4b シート状基材
5 インレット
6 接着剤
7 ビス
8 紐
9 梱包体
10 物品
51 ベースフィルム
52 アンテナ部
52a,52b アンテナ素子
53 ICチップ
Claims (5)
- ベースフィルム上に、アンテナ部と、前記アンテナ部に電気的に接続されたICチップとが設けられ、前記ベースフィルムが複数のシート状基材の間に挟み込まれ、接着一体化された構造を有する開封確認用の非接触ICタグであって、
前記ベースフィルム及び前記複数のシート状基材には、前記アンテナ部が形成されている部分を切断可能な位置に、切り取り用ミシンが形成され、
前記複数のシート状基材の両端付近に、前記開封確認用の非接触ICタグを梱包体に固定する際にビス留め又は紐留めするための穴が形成されていることを特徴とする開封確認用の非接触ICタグ。 - 前記アンテナ部が、該アンテナ部が切断された場合に、通信不能となる構造を有することを特徴とする請求項1記載の開封確認用の非接触ICタグ。
- 前記アンテナ部が、該アンテナ部が切断された場合に、通信距離が半分以下となる構造を有することを特徴とする請求項1記載の開封確認用の非接触ICタグ。
- 前記複数のシート状基材が、紙又はプラスチックフィルムからなることを特徴とする請求項1記載の開封確認用の非接触ICタグ。
- 前記穴が、2箇所に形成され、前記2箇所に形成された穴が、前記複数のシート状基材の中心線から同一方向に外れた位置に設けられていることを特徴とする請求項1記載の開封確認用の非接触ICタグ。
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2012094059A (ja) * | 2010-10-28 | 2012-05-17 | Kitagawa Ind Co Ltd | 封印方法及び封印装置 |
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JP2001043337A (ja) * | 1999-07-30 | 2001-02-16 | Toshiba Corp | 無線情報記憶媒体およびその製造方法 |
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2007
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