JP4839094B2 - エレベータ制御装置 - Google Patents

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本発明は、エレベータ制御装置に関する。
従来、地震時管制運転は地震を感知すると最寄り階に停止し、所定時間ドアを開けた後、ドアを閉めて運転休止となる。その後、エレベータの専門技術者による点検を行った後に平常運転に復帰する。専門技術者による点検とは、エレベータの機械室や昇降路内の機器の確認や、エレベータ内に乗客が残っていないことの確認や、エレベータの低速走行確認などがある。
また、運転休止状態からの早期復旧を目的として、エレベータの専門技術者による点検によらず、自動で診断運転を行い、運転休止から復旧するエレベータがある(例えば、特許文献1参照)。
特開平5−139642号公報
エレベータの専門技術者による点検によらず、自動で診断運転を行い、運転休止から復旧するエレベータにおいては、エレベータの専門技術者による点検を行う前に走行させる。前記自動で診断運転する際、エレベータの専門技術者による点検が未実施であり、エレベータの塔内の状態が分からないため、カウンタウェイトとかごとが接触する可能性がある。
本発明の目的は、エレベータの専門技術者による点検によらず、自動で診断運転を実施する際に、カウンタウェイトとかごとが接触してかごまたはカウンタウェイトが損傷することを抑制するエレベータ制御装置を提供することである。
上記目的を達成するため、本発明は、所定値以上の揺れの大きさを感知した場合にエレベータを運転休止にする手段を備え、運転休止となった場合に自動で診断運転を行い、運転休止から復旧する手段を備えるエレベータ制御装置において、かごの位置をシーブの回転数または速度から演算して検出し、前記かごとカウンタウェイトの交差点に対し、位置が対称且つ距離が等しいことより前記カウンタウェイトの位置を演算する位置検出装置と、前記カウンタウェイトと前記かごとが所定の距離以下となった場合に減速指令を出力し、前記かごと前記カウンタウェイトの速度が、両者が接触しても実質損傷しないような値となるように設定された所定の低速度に前記シーブの速度が近づくように前記減速指令によって巻上機を制御する速度制御手段と、を備えるものである。
上記に記載のエレベータの制御装置において、前記かごの位置する階床を検出する階床検出装置と、該階床検出装置からのかごの位置データと前記位置検出装置で検出される前記かごの位置との差分を演算し、この差分によって前記位置検出装置が出力する前記かごとカウンタウェイトとの距離を補正する位置補正装置と、を備えたことが望ましい。



本発明によれば、地震時の自動診断運転において、かごとカウンタウェイトが接近するとかご及びカウンタウェイトが減速されるので、かごとカウンタウェイトが接触した場合の損傷を抑制できる。
図1は、本発明の一実施形態を示すブロック図である。
図1において、1はエレベータ制御装置、2は所定値以上の揺れの大きさを感知したことをエレベータ制御装置1に伝える地震感知器、3はかごを呼ぶホールボタン、4はかご内の荷重を検出する荷重センサ、5は乗客が乗るかご、6は各階床の位置を検出する階床検出装置、7はかご内天井照明、8はカウンタウェイト、9は巻上機、10は巻上機9に取り付けられたシーブの速度または回転数を検出するエンコーダ、20は巻上機9のシーブに巻き掛けられてかご5とカウンタウェイト8を駆動するロープである。
図2は、図1のエレベータ制御装置1による地震時の制御フローを示す。
地震感知器が動作すると(S21)、走行中のエレベータは最寄り階に停止し(S22)、かご内の照明を消灯し(S23)、ドアを所定時間開けた後、ドアを閉めて(S24)、地震時管制運転完了となる(S25)。地震時管制運転完了となったことに応じて、エレベータの制御装置は診断運転を行い(S26)、異常が無ければ、運転休止から復旧する(S27)。
図3は、診断運転フローを示す。
かご内乗客の有無を確認し(S31)、乗客がいなければ、低速診断運転を行う(S32)。低速診断運転で異常が無ければ、各階走行停止診断運転を行う(S33)。各階走行停止診断運転で異常が無ければ、高速走行診断運転を行う(S34)。高速走行診断運転で異常が無ければ、戸開閉診断運転を行う(S35)。戸開閉診断運転で異常が無ければ、運転休止から復旧する。
本実施形態では、低速診断運転時(S32)において、カウンタウェイト8とかご5が交差する前に所定値以下の目標の速度に減速させ、カウンタウェイト8とかご5が接触した場合のかごの損傷を抑える。また、低速診断運転(S32)完了後の各階走行停止診断(S33)及び高速走行診断(S34)においても同様に、カウンタウェイト8とかご5が交差する前に所定の低速度まで減速させれば、カウンタウェイト8とかご5が接触した場合のかごの損傷を抑えることができる。
図4は、エレベータ制御装置1の詳細構成を示す。
図4において、14はかご5及びカウンタウェイト8の位置を検出する位置検出装置である。位置検出装置14は、エンコーダ10で検出されたシーブの回転数または速度(B)からかご5の位置を演算して検出する。また、位置検出装置14は、昇降路内におけるかご5とカウンタウェイト8の交差点に対し、かご5の位置とカウンタウェイト8の位置が対称であり交差点からの距離が略等しいことを利用して、検出されたかご5の位置からカウンタウェイト8の位置を演算して検出する(図5参照)。なお、カウンタウェイト8の位置は、検出されたかご5の位置とロープ20の長さから演算して検出しても良い。さらに、位置検出装置14は、検出されるかご5及びカウンタウェイト8の位置からかご5とカウンタウェイト8との距離を演算して出力する。なお、11は、位置補正装置であって、階床検出装置6からのかご5の位置データ(D)と位置検出装置14で検出されるかご5の位置(E)との差分を演算し、この差分(F)によって、位置検出装置14が出力するかご5とカウンタウェイト8との距離を補正する。12は、補正されたカウンタウェイト8とかご5との距離(G)を格納する記憶装置である。13は、速度制御装置であって、記憶装置12に格納したカウンタウェイト8とかご5の距離を読み出して(H)、カウンタウェイト8とかご5が所定の距離以下に接近したら、減速指令(A)を出力する。そして、速度制御装置13は、エンコーダ10によって検出されるシーブの速度(B)が所定の低速度に近づくように、減速指令(A)によって巻上機9を制御する。
図5は、図4の位置検出装置14におけるカウンタウェイトの位置を検出する手段の一例を示す。位置検出装置14は、かご5とカウンタウェイト8との交差点を原点(O)とし、原点(O)に対するかご位置をAと検出する、かご5とカウンタウェイト8との位置は交差点に対して対称且つ距離が等しいことより、カウンタウェイトの位置は−Aであると検出する。
図6は、図4の速度制御装置13における速度制御手段の一例を示す。速度制御装置
13は、かご5とカウンタウェイト8の距離が時間と共に減少する時、すなわち、かご5とカウンタウェイト8とが交差する方向に走行する時、かご5とカウンタウェイト8との距離2xが所定値2X以下であると判断した場合、減速指令を出力する。そして、シーブの速度が所定の低速度に近づくように、減速指令によって巻上機9が制御される。ここで、所定の低速度は、かご5とカウンタウェイト8の速度が、両者が接触しても実質損傷しないか、あるいは復旧に支障の無い程度の軽微な損傷となる速度Vとなるような値に設定される。距離の所定値2Xは、かご5とカウンタウェイト8の速度が交差時に所定の速度Vとなるような値とする。また、カウンタウェイト8とかご5が交差点を通過後、速度制御装置13は減速指令を解除し、加速指令を出力する。なお、かご5とカウンタウェイト8との距離2xを用いる代わりに、交差点とかご5との距離xを用い所定値Xと比較しても、同様に制御できることは明らかである。
図7は、本実施形態におけるかご5とカウンタウェイト8の速度パターンの一例を示す。なお、昇降路内においてかご5とカウンタウェイト8が接近する様子を併記する。カウンタウェイト8とかご5が交差する前に速度制御装置13にて減速指令が出力され、交差後、カウンタウェイト8とかご5が離れる方向に走行すると速度制御装置13にて加速指令が出力される。
上記の実施形態に限らず、本発明の技術的思想の範囲内において、種々の変形例が可能である。例えば、かご5またはカウンタウェイト8が位置する階床に基づいて減速指令を出力しても良い。この場合、図4における位置検出装置14は、階床検出装置6によって検出されるかご5の位置する階床を入力し、かごとカウンタウェイトが交差する階床に対する、かごまたはカウンタウェイトが位置する階床数を検出する。速度制御装置13は、位置検出装置14によって検出される交差階床に対する階床数が±1階床であると判断すると減速指令を出力する。
本発明の一実施形態を示すブロック図である。 図1のエレベータ制御装置による地震時の制御フローを示す。 診断運転フローを示す。 エレベータ制御装置の詳細構成を示す。 図4の位置検出装置におけるカウンタウェイトの位置を検出する手段の一例を示す。 図4の速度制御装置における速度制御手段の一例を示す。 かごとカウンタウェイトの速度パターンの一例を示す。
符号の説明
1…エレベータ制御装置、2…地震感知器、3…ホールボタン、4…荷重センサ、5…かご、6…階床検出装置、7…かご内天井照明、8…カウンタウェイト、9…巻上機、
10…エンコーダ、11…位置補正装置、12…記憶装置、13…速度制御装置、14…位置検出装置、20…ロープ。

Claims (2)

  1. 所定値以上の揺れの大きさを感知した場合にエレベータを運転休止にする手段を備え、運転休止となった場合に自動で診断運転を行い、運転休止から復旧する手段を備えるエレベータ制御装置において、
    かごの位置をシーブの回転数または速度から演算して検出し、前記かごとカウンタウェイトの交差点に対し、位置が対称且つ距離が等しいことより前記カウンタウェイトの位置を演算する位置検出装置と、
    前記診断運転中に、前記カウンタウェイトと前記かごとが所定の距離以下となった場合に減速指令を出力し、前記かごと前記カウンタウェイトの速度が、両者が接触しても実質損傷しないような値となるように設定された所定の低速度に前記シーブの速度が近づくように前記減速指令によって巻上機を制御する速度制御手段と、
    を備えることを特徴とするエレベータ制御装置。
  2. 請求項1に記載のエレベータ制御装置において、前記かごの位置する階床を検出する階床検出装置と、該階床検出装置からのかごの位置データと前記位置検出装置で検出される前記かごの位置との差分を演算し、この差分によって前記位置検出装置が出力する前記かごとカウンタウェイトとの距離を補正する位置補正装置と、を備えたことを特徴とするエレベータ制御装置。
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