JP5007039B2 - エレベータのドア制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、エレベータのドア制御装置に関し、特に、地震等に起因してエレベータのドアに発生する異常な状態に応じてエレベータのドアを安全に制御するドア制御装置に関する。
一般にエレベータに対しては、高度の安全性が求められており、エレベータのかごや乗り場に異常があった場合にはエレベータ制御装置がエレベータの運転の停止を制御すると共に、特に利用者が乗り込んでいるかごに対する振動や衝撃に対しては、ドア制御装置がエレベータの運行中にドアが開放することのないように厳格に制御している。このため、エレベータのドア制御装置においては、ドアやかご等に加えられる衝撃によりドアが開放されてしまわないように、ドア駆動用モータに対して一定の保持トルクを与えるようにして、予期しないドアの開放等を抑止している。
図14は、エレベータかごの片開きのドアの構成を簡略化して示す説明図である。2枚のドアパネル1a,1bよりなるドア1は、閉止された状態を示しており、図中の左側から右方向へと重なり合いながら開放される。開放時に先行して開放される左側のドアパネル1aは大径のプーリ2aと3aに懸架されたベルト4aに固定され、開放時に遅れて開放される右側のドアパネル1bは小径のプーリ2bと3bに懸架されたベルト4bに固定され、ドア駆動用モータ5より供給される駆動力によりドア1の開閉動作が行なわれる。大径のプーリ2a,3aと小径のプーリ2b,3bの直径は2:1の比率になっており、パネル1aとパネル1bのそれぞれの移動距離も2:1となっている。一方のプーリ3aおよび3bの軸は、ドア制御装置10により制御されてドア駆動用モータ5と連動して回転する。
図15は、従来のドア制御装置10の概略構成を示すブロック図である。速度制御を行なうためにドア駆動用モータ5にはパルスを発生するパルスエンコーダ6が設けられている。エレベータ制御装置8からの戸開閉指令を受けて、速度指令出力手段9はモータの速度指令値Vrefを出力する。速度制御器11は、パルスエンコーダ6の出力をモータ速度演算器7によりモータ速度に変換したモータ実速度Vmと速度指令値Vrefとの速度偏差信号に基づきトルク指令Trefを出力する。
制御切換手段13は、速度制御器11から出力されるトルク指令Trefまたは一定保持トルク出力手段12からの出力Tholdの何れかに基づき電流指令Irefを出力する。電流制御器14および電力変換器15は、電流指令Irefに追従するように電流を制御する。ここで、通常、速度制御器11のトルク指令Trefに基づいて電流指令Iref を出力しているが、全閉検出スイッチ18または全開検出スイッチ19がオンすると、制御切換器13は、トルク指令を一定保持トルク出力手段12の出力Tholdに切り換える。この一定保持トルクの値は、かごドア1のこじ開け防止のために容易に開放できない程度の設定値にする必要がある。
しかしながら、保持トルクを上げすぎると、電力変換器15とドア駆動用モータ5の電力容量が不足する。特に、一般的にドア駆動用モータ5として利用されているPMSMモータは、保持トルク制御時にモータの位相が固定されてしまい、U,V,W相のうちの1相に電流が偏ってしまい、モータ5、電力変換器15の発熱が大きくなるため、保持トルク設定値を低く設定せざるを得ない。
なお、特許文献1には、エレベータのドア駆動用モータの回転数から、ドア位置と速度を検出して、ドアのトルク指令値を増減するようにしたドア制御装置が開示されている。また、エレベータのかごのドアは、上述した片側開きの一例ばかりでなく、両開きのものも提案されているが、両開きのものは開閉の際に4枚のドアパネルが左右両方向へ均等に移動するためドアパネル同士に慣性の法則が働くため閉止時にあまり保持トルクを必要とせず、片側開きの構造と比較すれば両開きのドアパネルの方が弱い保持トルクで済むという特性がある。
特開平11−292437号公報
エレベータのドア制御装置において、保持トルク設定値を低く設定した場合、例えば、地震発生によりかごドアパネルの開閉方向に加速度が生じると、かごのドアが開いてしまう虞がある。エレベータ制御装置は、かごのドアの開放を検出すると、安全のためエレベータを緊急停止してしまい、かご内に利用者がいる場合には閉じ込め故障の原因になってしまうばかりでなく、もしも地震管制制御装置が設けられていた場合には管制運転をした後に停止してしまうことになり、何れにしても最上階等の制御盤をリセット操作しなければならなくなるという問題がある。
特許文献1に記載されたエレベータのドア制御装置によれば、通常運行時に幼児のいたずら等によりドアパネルをこじ開けようとする場合には、トルク指令値を増減することにより対応可能であるが、通常のトルク制御においてはトルクを弱めに設定しているためにこじ開け以外の事態には対処することができず、特に地震の際にエレベータのドアパネルが突然開放されてしまって直ちに故障停止状態になってしまうと、保安員が復旧作業を行なうまで故障停止したかご内に閉じ込められてしまうという問題がある。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、特に地震等が発生したときに、かごのドアの開閉方向の加速度やドアと昇降路内の設置機器との衝突等によりエレベータかごのドアの状態に異常が発生したときに、直ちにドア状態を判定して保持トルクを変更可能にすることにより、閉じ込め故障のないエレベータのドア制御装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の基本概念としての第1構成に係るエレベータのドア制御装置は、エレベータかごのドアが地震に起因して開放される可能性を有する情報を直接的または間接的に提供するドア開放可能性提供手段と、前記ドア開放可能性提供手段より提供された前記情報に基づいて、前記ドアに対する衝撃の状態を判定するドア状態判定手段と、前記ドア状態判定手段により判定された前記ドアに対する衝撃の状態に応じて該ドアを開閉させるためドア駆動用モータにおける該ドアの閉じ力である所定の保持トルクを増加させて出力する可変トルク出力手段と、を備えることを特徴とする。
また、第2構成に係るエレベータのドア制御装置は、上記第1構成のものにおいて、前記ドア状態判定手段は、該エレベータが設置された建物に取り付けられた地震感知器を含み、前記可変トルク出力手段は、前記地震感知器が所定震度以上の揺れを感知したときに前記ドアに対して衝撃が加えられることを判定して前記ドア駆動用モータの増加させた保持トルクを出力する保持トルク出力手段を備えることを特徴とする。
また、第3構成に係るエレベータのドア制御装置は、上記第1構成のものにおいて、前記ドア開放可能性提供手段は、広域災害予報情報としての地震予知情報を無線または有線により提供する地震予知情報提供手段を含み、前記ドア状態判定手段は前記地震予知情報提供手段より提供された前記地震予知情報と当該エレベータのドア付近から検出したドア状態情報とに基づいてドア状態を判定し、前記可変トルク出力手段は、前記ドア状態判定手段より判定され提供された前記ドア状態判定結果に基づいて前記ドア駆動用モータの保持トルクを増加させて出力する保持トルク出力手段を備えることを特徴とする。
また、第4構成に係るエレベータのドア制御装置は、上記第3構成のものにおいて、前記ドア状態判定手段は遠隔地で発生した地震のP波を検出するP波検出器を含み、前記P波検出器は遠隔地で発生した地震のP波を検出して当該エレベータのドア付近からドア状態情報を直接検出し、前記地震予知情報提供手段より提供された前記地震予知情報と前記P波検出器により直接検出した前記ドア状態情報とに基づいて前記ドア状態判定手段がドア状態を判定したときに、前記可変トルク出力手段は、前記地震予知情報提供手段の前記地震予知情報と前記P波検出器のドア状態情報に基づく前記ドア状態判定手段の判定結果に基づいて前記ドア駆動用モータの保持トルクを増加させて出力する保持トルク出力手段を備えることを特徴とする。
また、第5構成に係るエレベータのドア制御装置は、上記第1構成のものにおいて、前記ドア状態判定手段は、前記ドアが開閉方向に変位したときにこのドア変位を検知する加速度センサを含み、前記可変トルク出力手段は、前記加速度センサにより検知された前記ドア変位に基づいて前記ドアに対して衝撃が加えられたものと前記ドア状態判定手段が判定したときに、前記ドア駆動用モータの保持トルクを増加させて出力する保持トルク出力手段を備えることを特徴とする。
また、第6構成に係るエレベータのドア制御装置は、上記第1構成のものにおいて、前記ドア状態判定手段は、前記エレベータかごの入り口のドアが閉鎖する側に設けられて該ドアの閉止を圧力により検知する圧力センサを含み、前記可変トルク出力手段は、前記圧力センサにより検知されたドア閉止圧力に基づいて前記ドアに対して衝撃が加えられたものと前記ドア状態判定手段が判定したときに、前記ドア駆動用モータの保持トルクを増加させて出力する保持トルク出力手段を備えることを特徴とする。
また、第7構成に係るエレベータのドア制御装置は、上記第1構成のものにおいて、前記ドア状態判定手段は、前記エレベータかごの入り口のドアが閉鎖する側に設けられて該ドアの閉止と離隔によりオン・オフ動作するドア位置検出スイッチを含み、前記可変トルク出力手段は、前記ドア位置検出スイッチの前記オン・オフ動作に基づいて前記ドアに対して衝撃が加えられたものと前記ドア状態判定手段が判定したときに、前記ドア駆動用モータの保持トルクを増加させて出力する保持トルク出力手段を備えることを特徴とする。
また、第8構成に係るエレベータのドア制御装置は、上記第3構成のものにおいて、前記ドア開放可能性提供手段は、エレベータの乗り場付近であることを検出して動作する乗り場エリア信号のオン・オフの切換えタイミングを判定する乗り場エリア検出手段を含み、前記ドア状態判定手段前記乗り場エリア信号のオン・オフの切換えタイミングに基づいて前記ドアに対して衝撃が加えられるものと判定したときに、前記可変トルク出力手段は前記ドア駆動用モータの保持トルクを増加させて出力する保持トルク出力手段を備えることを特徴とする。
本発明は、例えば、地震等が発生した際に、地震予知情報、地震のP波の検出、地震感知器、ドアに設置した加速度センサ、圧力センサ、あるいはドア開閉検知スイッチ等により、直接的または間接的にエレベータのかごのドアの状態を判定すると共に、地震に起因してドア閉止のためのトルクを保持できない場合に保持トルクを変更するようにした。よって、特に地震が発生した際のエレベータのかごのドアの予期しない開放を防止できると共に利用者の安全を確保できるエレベータのドア制御装置を提供することができる。
以下、添付図面を参照しながら本発明に係るエレベータのドア制御装置の実施形態について詳細に説明する。
[第1実施形態]
まず、図1を参照しながら、この発明の基本概念である第1構成に対応する第1実施形態のエレベータのドア制御装置について説明する。図14および図15の参照符号と同一の参照符号を付したものは、従来のドア制御装置と同一もしくは相当する構成要素を示すものとして重複説明を省略する。
図1において、エレベータのドア制御装置20は、図示されないエレベータかごのドア1を閉鎖させるための閉じ力である所定の保持トルクを有すると共にドア1の開閉を駆動するドア駆動用モータ5を制御するものである。ドア制御装置20は、ドア1が開放されてしまう可能性を直接的または間接的に提供するドア開放可能性提供手段21と、このドア開放可能性提供手段21から提供されるドア開放可能性の情報に基づいてドア1に対する衝撃の状態を判定するドア状態判定手段22と、このドア状態判定手段22により判定されたドア1の衝撃の状態に応じてドア1を閉鎖させるためのドア駆動用モータ5の保持トルクを変化させて可変保持トルクを出力する保持トルク出力手段23と、保持トルク出力手段23から所定の可変保持トルクが出力されていないときにはドア駆動用モータ5より検出した速度に従って所定の固定保持トルクに基づいて該ドア駆動用モータ5へ供給される駆動電力の基礎となる制御電流Irefを出力すると共に、保持トルク出力手段23から所定の可変保持トルクが出力されているときには該所定の可変保持トルクに基づいて変更された制御電流Irefを出力する制御切換手段13と、を備える。
第1実施形態の構成についてさらに説明すると、可変トルク出力手段25は、ドア状態判定手段22の判定結果に基づいてドア駆動用モータ5の保持トルクを増加するように変更する保持トルク出力手段23を備え、図15の構成と同様に、エレベータ制御装置8からの戸開閉指令を受けて、速度指令出力手段9がモータの速度指令値Vrefを出力する。速度制御器11は、パルスエンコーダ6の出力をモータ速度演算器7によりモータ速度に変換したモータ実速度Vmと速度指令値Vrefとの速度偏差信号に基づき所定の固定保持トルクとしてのトルク指令Trefを出力する。
制御切換器13は、速度制御器11から出力される所定の固定保持トルクとしてのトルク指令Trefまたは保持トルク出力手段から出力される所定の可変保持トルクとしてのトルク指令Tholdの何れかに基づき電流指令Irefを出力する。電流制御器14および電力変換器15は、電流指定Irefに追従するように電流を制御しているが、ドア開放可能性提供手段21よりドア閉止方向の圧力が低下する可能性があることを示す情報がドア状態判定手段22に提供された場合には、保持トルク出力手段23に対して、圧力と反比例するように保持トルクを変更させた所定の可変保持トルクとしてのトルク変更指令信号を出力する。保持トルク出力手段23は、指令信号により指示された所定の固定保持トルクとしてのトルク指令Tholdに変更して制御切換手段13に出力する。このときに変更される保持トルクの値は、かごドア1のこじ開け防止のために容易に開放できない程度の設定値にする必要がある。
なお、ドア状態判定手段22は、例えば無線または有線通信により公的な災害情報提供機関などから提供される地震予知情報等に基づいて揺れの大きい地震の到来を予知することにより保持トルク出力手段23に保持トルクの変更を指示するようにしても良い。この場合、公的な災害情報提供機関がドア開放可能性提供手段21である。また、ドア状態判定手段22へ提供される判定材料は、エレベータ制御装置8より出力される信号であっても良いし、また、エレベータのかごのドア1の近傍に設けられた加速度センサや圧力センサあるいは地震感知器等の各種の検出手段16から検出した物理的な変位情報であっても良い。
[第2実施形態]
次に、図2および図3を参照しながらこの発明の第2実施形態によるエレベータのドア制御装置20について説明する。第2実施形態は、第1実施形態による図1のドア状態判定手段22の代わりに、このエレベータが設置された建物の何れか例えばエレベータ制御装置8内に取り付けられた地震感知器24を有している点で異なる。また可変トルク出力手段25は、地震感知器24が所定震度以上の揺れを感知したときにドア1に対して衝撃が加えられることを判定してドア駆動用モータ5の保持トルクを増加させて出力する保持トルク出力手段23を少なくとも備えている点で異なる。図1の参照符号と同一の参照符号を付したものは、第1実施形態のドア制御装置と同一もしくは相当する構成要素を示すものとして重複説明を省略する。
以下、第2実施形態を詳細に説明する。図2は、本発明の第2実施形態を示すエレベータのドア制御装置20の構成図である。エレベータ制御装置8内にある地震感知器24の出力信号が保持トルク出力手段23に入力され、この保持トルク出力手段23は、地震感知器27の出力信号のオン・オフに応じたトルク指令Tholdを出力する。
次に、図3は地震感知器24の出力信号と閉トルク指令Tholdの関係を示す特性図である。地震感知器24の出力信号がオンとなったとき、すなわち地震を感知した時点で、通常の保持トルクよりも保持トルクを増加方向に変更して高い保持トルクを出力する。これにより、一定値以上のトルクでかごのドアパネル1a,1bを閉止方向に付勢してドア1を確実に閉止しておくことができる。
[第3実施形態]
次に、第3実施形態に係るエレベータのドア制御装置について図4を参照しながら説明する。この第3実施形態は、上述した第3構成に相当するものであり、エレベータのドアが通常の保持トルクでは閉止状態を維持できない程度に衝撃の加わる可能性がある場合、例えば震度の強い地震が発生する可能性がある場合などに、予め保持トルクを増加させるようにトルクの変更を行なうものである。図1の参照符号と同一の参照符号を付した構成要素は、第1実施形態と同一もしくは相当する構成要素を示すものとして重複説明は省略する。
図4において、第3実施形態に係るエレベータのドア制御装置は、ドアが開放されてしまう可能性の情報を直接的または間接的に提供するドア開放可能性提供手段21をさらに備えている。このドア開放可能性提供手段21は、広域災害予報情報としての地震予知情報を無線または有線により提供する地震予知情報提供手段26を有し、第3実施形態においてはインターネット等の広域情報通信網50を介して地震予知情報提供手段26に出力される地震予知情報がドア状態判定手段22に提供される。ドア状態判定手段22は、例えば、地震感知器やドア開スイッチなどエレベータ設置場所におけるドア開放を実際に検知する機能を有する構成要素であれば、具体的にはどのようなものであっても良い。
可変トルク出力手段25は、地震予知情報提供手段26より提供される前記地震予知情報に基づいてドアに対して衝撃が加えられるものと判定してドア駆動用モータの保持トルクを増加させて出力する保持トルク出力手段23を備えている。また、第1および第2実施形態と同様に、速度制御器11および制御切換手段13を備えている。
この第3実施形態によるドア制御装置によれば、広域情報通信網50を介して地震予知情報提供手段26が地震予知情報を受信して、その地震予知情報に加えて実際のドア状態についても検出してドア状態を判定して、その判定結果を保持トルク出力手段23に提供しているので、地震の発生に起因して生じる可能性のあるドア開放状態に対して予めドアの保持トルクを増加させて対応することができる。
[第4実施形態]
次に、第4実施形態について図5を参照しながら説明する。図4に示した第3実施形態においては、ドア開放可能性提供手段21としての地震予知情報提供手段26を有するドア開放可能性提供手段24が広域情報通信網50から地震予知情報を受信してドア開放可能性としてドア状態判定手段22に提供し、ドア状態判定手段22が実際のドアの状態とドア開放可能性とに基づいて判定結果を保持トルク出力手段23に提供していたが、図5に示す第4実施形態においては、ドア状態判定手段22がP波検出器27を備えている点で異なる。図1の参照符号と同一の参照符号を付したものは、第1実施形態のドア制御装置と同一もしくは相当する構成要素を示すものとして重複説明を省略する。
すなわち、第4実施形態に係るドア制御装置20は、ドア開放可能性提供手段21としての地震予知情報提供手段26に加えて、遠隔地で発生した地震のP波を検出するP波検出器27をドア状態判定手段22として備え、可変トルク出力手段25は、地震予知情報提供手段26より提供される地震予知情報とP波検出器27の検出出力とに基づいてドアに対して衝撃が加えられるものとの判定結果を入力してドア駆動用モータ5の保持トルクを増加させて出力する保持トルク出力手段23を備えている。
以上の構成を有する第4実施形態のドア制御装置によれば、ドア状態判定手段22がドアパネルから直接ドア状態を判定するのではなく、地震予知情報等のドア開放可能性提供手段21からの情報によりドアパネルが保持トルクを超えて開放されてしまう可能性が生じたときに保持トルクを増加させると共に、実際の地震の発生をP波検知器により検出して広域情報と実際の検知信号との例えば論理和または論理積を取ってドアへの保持トルクを変更するように構成することにより、万一大きな地震が発生した場合でもドアの開放を抑制して例えば地震管制運転等の地震後の制御を可能にすることができる。
[第5実施形態]
次に、第5実施形態に係るエレベータのドア制御装置について、図6および図7を参照しながら説明する。図1の参照符号と同一の参照符号を付したものは、第1実施形態のドア制御装置と同一もしくは相当する構成要素を示すものとして重複説明を省略する。
図6に示すドア制御装置において、ドア状態判定手段22は、ドアが開閉方向に変位したときにこのドア変位を検知する加速度センサ28により構成されており、可変トルク出力手段25は、加速度センサ28により検知されたドア変位に基づいてドアに対して衝撃が加えられたものと判定してドア駆動用モータ5の保持トルクを増加させて出力する保持トルク出力手段23を備えている。
図6に示す第5実施形態に係るエレベータのドア制御装置20において、加速度センサ28の出力αは保持トルク出力手段23に入力され、保持トルク出力手段23は加速度センサ28の出力αに応じたトルク指令Tholdを出力する。加速度センサ28の出力αとトルク指令Tholdとの関係は図7に示されている。図7の上段に示すように、開方向の加速度が発生した場合に、加速度αと比例した保持トルクを出力する。さらに、ドアパネル1a,1bの重量mを用いれば、「パネル外力=α×m」の関係から、パネル外力に相当する保持トルクを算出することができる。これにより、常に一定の保持トルクによりかごドアのパネルを閉止することができると共に、ドアに開方向の強い力が加えられる虞があるときには保持トルクを増加させてドアを閉止することができる。
[第6実施形態]
次に、図8および図9を参照しながら第6実施形態に係るドア制御装置について説明する。図1の参照符号と同一の参照符号を付したものは、第1実施形態のドア制御装置と同一もしくは相当する構成要素を示すものとして重複説明を省略する。
まず、図8に示す構成について説明すると、第6実施形態のドア状態判定手段22は、エレベータかごの入り口のドアが閉鎖する側に設けられて該ドアの閉止をドアとの接触圧力により検知する圧力センサ29を備えており、図1に表示した各種検出センサ16の1つである。可変トルク出力手段25は、圧力センサ29により検知されたドア閉止圧力に基づいてドアに対して衝撃が加えられたものと判定してドア駆動用モータ5の保持トルクを増加させて出力する保持トルク出力手段23を備えている。
図8において、圧力センサ29は、ドアパネル1aまたは1b(図3参照)の全閉と共に圧力が加わる位置に取り付けられる。圧力センサ29の出力Pは、保持トルク出力手段23に入力され、保持トルク出力手段23は圧力センサ29の出力Pに応じたトルク指令Tholdを出力する。図9は、第6実施形態に係るエレベータのドア制御装置における圧力センサ29の出力Pとトルク指令Tholdの相関の一例を示す特性図である。図9の上段において閉方向の圧力が低下した場合に、図9の下段に示すような圧力に反比例する保持トルクを出力する。これにより、閉方向の圧力が弱くなってドアが開放される虞がある場合に、圧力が弱くなるのに反比例して保持トルクを強くするように補填しているので、ドア閉止のための保持力は一定の強さで維持される。
[第7実施形態]
次に、第7実施形態に係るエレベータのドア制御装置について図10,図11を参照しながら説明する。図1の参照符号と同一の参照符号を付したものは、第1実施形態のドア制御装置と同一もしくは相当する構成要素を示すものとして重複説明を省略する。
図10において、ドア状態判定手段22は、エレベータかごの入り口のドアが閉鎖する側に設けられて該ドアの閉止と離隔によりオン・オフ動作するドア位置検出スイッチとしての完全閉端スイッチ30を備えている。また、ドア開放可能性提供手段21は、エレベータ制御装置8内に設けられた乗り場エリア検出手段31を備えている。可変トルク出力手段25は、ドア位置検出スイッチとしての完全閉端スイッチ30のオン・オフ動作に基づいてドアに対して衝撃が加えられたものと判定してドア駆動用モータ5の保持トルクを増加させて出力する保持トルク出力手段23を備えている。保持トルク出力手段23は、完全閉端スイッチ30からの検出信号だけでドア駆動用モータ5の保持トルクを増加させるわけではなく、エレベータ制御装置8に設けられた乗り場エリア検出手段31からの検出信号をも参考にして保持トルクを増加すべきか否かを判定している。
図10に示すように、完全閉端スイッチ30は全閉検出スイッチ18と共にかごのドア1が全閉する付近で動作するように取り付けられている。完全閉端スイッチ30の検出信号は保持トルク出力手段23に入力されて、保持トルク出力手段23は完全閉端スイッチ30のオン・オフ動作に応じたトルク指令Tholdを出力してこれを制御切換手段13に供給する。なお、通常のドア開閉時は全閉検出スイッチ18または全開検出スイッチ19からの検出信号のみにより制御切換手段13が制御されているので、完全閉端スイッチ30からの検出信号は不要である。したがって、エレベータ制御装置8内に設けられた乗り場エリア検出手段31の検出出力を保持トルク出力手段23に入力して、乗り場エリア検出手段31の出力がオフのとき、すなわち、かごが走行中で乗り場エリア以外の箇所にあるときのみ、完全閉端スイッチ30による制御を行なうようにするため、乗り場エリア検出スイッチ31の検出出力が保持トルク出力手段23に供給される構成となっている。
図11は、完全閉端スイッチ30および乗り場エリア検出手段31の検出出力とトルク指令Tholdとの相関を示す特性図である。開方向にドアが移動した場合に、図11の上段に示す完全閉端スイッチ30がオフした地点で、乗り場エリア検出手段31からの乗り場エリア検出信号がオフである場合に保持トルク出力手段23は図11の下段に示すような閉トルクを加算して増加方向に変更した保持トルクTholdを制御切換手段13に出力している。これにより、一定以上の保持トルクをドア駆動用モータ5に付与してドアパネルを閉じておくことができる。
なお、完全閉端スイッチ30がオフになったとき乗り場エリア検出手段31からの検出信号がオフならば保持トルク出力手段23からドア閉方向の保持トルクがオンとなって出力されるが、このとき、全閉検出スイッチ18からの検出信号がオフとなっていると制御切換手段13が閉トルクの分だけ増加された保持トルクを出力することができない。すなわち図11の2段目に示す全閉検出スイッチの出力信号がオンとなっている必要がある。以上のようにして、図10に示す第7実施形態のように、ドア状態判定手段22を完全閉端スイッチ30で構成すると共にドア開放可能性提供手段21を乗り場エリア検出手段31により構成するようにしても、ドアが完全に閉鎖されていない場合を検知して閉方向への保持トルクの強化を行なうことができるので、例えば、地震が発生した際のエレベータのかごのドアの予期しない開放を防止することができると共に利用者の安全を確保することのできるエレベータのドア制御装置20を提供することができる。
[第8実施形態]
最後に、第8実施形態に係るエレベータのドア制御装置について図12,図13を参照しながら説明する。図1の参照符号と同一の参照符号を付したものは、第1実施形態のドア制御装置と同一もしくは相当する構成要素を示すものとして重複説明を省略する。
図12は、第8実施形態のドア制御装置20の構成を示すブロック図である。図12において、ドア開放可能性提供手段21は、エレベータの乗り場付近であることを検出して動作する乗り場エリア信号のオン・オフの切換えタイミングを判定するタイミング判定手段としての乗り場エリア検出手段31を備えている。また、ドア状態判定手段22は、モータ速度演算器7およびその出力Vmを備えている。可変トルク出力手段25は、乗り場エリア信号のオン・オフの切換えタイミングによりドア開放可能性を提供されると共にパルスエンコーダ6の出力するパルスによりドアに対して衝撃が加えられるものと判定してドア駆動用モータ5の保持トルクを増加させて出力する保持トルク出力手段23を備えている。
ドア状態判定手段22はモータ速度演算器7を含んでおり、このモータ速度演算器7の出力Vmは保持トルク出力手段23に入力されており、保持トルク出力手段23はモータ速度演算器7の出力Vmに応じたトルク指令Tholdを出力する。なお、通常のドア開閉時には以上の制御は不要である。したがって、エレベータ制御装置8内に設けられている乗り場エリア検出手段31の検出出力を保持トルク出力手段23に入力し、乗り場エリア検出手段31の出力がオフ、すなわち、乗り場エリア外でかご走行中のときのみ上記の制御を行なうようにしている。ここで、トルク指令Tholdを決定する出力Vmの代わりに出力Vmを微分した加速度またはパルスエンコーダ6から求められるモータ回転変位などのモータの回転に伴って変化する作業量を使用することもできる。
次に、モータ速度演算器7の出力Vmとトルク指令Tholdとの相関を示す図13を用いてドア状態判定手段22と可変トルク出力手段25の動作を説明する。図13の上段に示すように、エレベータのドアが開方向に移動した場合に、図13の下段に示すように通常の保持トルクよりも高い保持トルクを出力するようにしている。
したがって、この第8実施形態のドア制御装置によれば、ドア開放可能性提供手段21は、エレベータの乗り場付近であることを検出して動作する乗り場エリア信号のオン・オフの切換えタイミングを判定する乗り場エリア検出手段31であり、可変トルク出力手段25は、前記乗り場エリア信号のオン・オフの切換えタイミングに基づいてドア1に対して衝撃が加えられるものと判定してドア駆動用モータ5の保持トルクを増加させて出力する保持トルク出力手段23と制御切換手段13とを含むと共に、制御切換手段13は、エレベータかごの入り口のドア1が全閉状態であることを示す全閉ドア検出スイッチ18の出力が入力され、かつ、保持トルク出力手段23より増加された可変保持トルクを入力したときに、所定の可変保持トルクに基づいて前記制御電流を出力することを特徴とする。これにより、一定以上の保持トルクを用いてドアパネルを閉止することができ、例えば、地震等の発生によりドアパネルが開放してしまうのを防止することができる。
基本概念としての第1実施形態のエレベータのドア制御装置の概略構成を示すブロック図である。 第2実施形態のドア制御装置の概略構成を示すブロック図である。 第2実施形態の各部の出力特性を示す特性図である。 第3実施形態の概略構成を示すブロック図である。 第4実施形態の概略構成を示すブロック図である。 第5実施形態のドア制御装置の概略構成を示すブロック図である。 第5実施形態の各部の出力特性を示す特性図である。 第6実施形態のドア制御装置の概略構成を示すブロック図である。 第6実施形態の各部の出力特性を示す特性図である。 実施形態のドア制御装置の概略構成を示すブロック図である。 第7実施形態の各部の出力特性を示す特性図である。 実施形態のドア制御装置の概略構成を示すブロック図である。 第8実施形態の各部の出力特性を示す特性図である。 ドア制御装置の制御対象としてのドアを示す説明図である。 従来のドア制御装置の概略構成を示すブロック図である
符号の説明
1 ドア
5 ドア駆動用モータ
20 ドア制御装置
21 ドア開放可能性提供手段
22 ドア状態判定手段
23 保持トルク出力手段
25 可変トルク出力手段

Claims (8)

  1. エレベータかごのドアが地震に起因して開放される可能性を有する情報を直接的または間接的に提供するドア開放可能性提供手段と、
    前記ドア開放可能性提供手段より提供された前記情報に基づいて、前記ドアに対する衝撃の状態を判定するドア状態判定手段と、
    前記ドア状態判定手段により判定された前記ドアに対する衝撃の状態に応じて該ドアを開閉させるためドア駆動用モータにおける該ドアの閉じ力である所定の保持トルクを増加させて出力する可変トルク出力手段と、
    を備えることを特徴とするエレベータのドア制御装置。
  2. 前記ドア状態判定手段は、該エレベータが設置された建物に取り付けられた地震感知器を含み、前記可変トルク出力手段は、前記地震感知器が所定震度以上の揺れを感知したときに前記ドアに対して衝撃が加えられることを判定して前記ドア駆動用モータの増加させた保持トルクを出力する保持トルク出力手段を備えることを特徴とする請求項1に記載のエレベータのドア制御装置。
  3. 記ドア開放可能性提供手段は、広域災害予報情報としての地震予知情報を無線または有線により提供する地震予知情報提供手段を含み、前記ドア状態判定手段は前記地震予知情報提供手段より提供された前記地震予知情報と当該エレベータのドア付近から検出したドア状態情報とに基づいてドア状態を判定し、前記可変トルク出力手段は、前記ドア状態判定手段より判定され提供された前記ドア状態判定結果に基づいて前記ドア駆動用モータの保持トルクを増加させて出力する保持トルク出力手段を備えることを特徴とする請求項1に記載のエレベータのドア制御装置。
  4. 前記ドア状態判定手段は遠隔地で発生した地震のP波を検出するP波検出器を含み、前記P波検出器は遠隔地で発生した地震のP波を検出して当該エレベータのドア付近からドア状態情報を直接検出し、前記地震予知情報提供手段より提供された前記地震予知情報と前記P波検出器により直接検出した前記ドア状態情報とに基づいて前記ドア状態判定手段がドア状態を判定したときに、前記可変トルク出力手段は、前記地震予知情報提供手段の前記地震予知情報と前記P波検出器のドア状態情報に基づく前記ドア状態判定手段の判定結果に基づいて前記ドア駆動用モータの保持トルクを増加させて出力する保持トルク出力手段を備えることを特徴とする請求項3に記載のエレベータのドア制御装置。
  5. 前記ドア状態判定手段は、前記ドアが開閉方向に変位したときにこのドア変位を検知する加速度センサを含み、前記可変トルク出力手段は、前記加速度センサにより検知された前記ドア変位に基づいて前記ドアに対して衝撃が加えられたものと前記ドア状態判定手段が判定したときに、前記ドア駆動用モータの保持トルクを増加させて出力する保持トルク出力手段を備えることを特徴とする請求項1に記載のエレベータのドア制御装置。
  6. 前記ドア状態判定手段は、前記エレベータかごの入り口のドアが閉鎖する側に設けられて該ドアの閉止を圧力により検知する圧力センサを含み、前記可変トルク出力手段は、前記圧力センサにより検知されたドア閉止圧力に基づいて前記ドアに対して衝撃が加えられたものと前記ドア状態判定手段が判定したときに、前記ドア駆動用モータの保持トルクを増加させて出力する保持トルク出力手段を備えることを特徴とする請求項1に記載のエレベータのドア制御装置。
  7. 前記ドア状態判定手段は、前記エレベータかごの入り口のドアが閉鎖する側に設けられて該ドアの閉止と離隔によりオン・オフ動作するドア位置検出スイッチを含み、前記可変トルク出力手段は、前記ドア位置検出スイッチの前記オン・オフ動作に基づいて前記ドアに対して衝撃が加えられたものと前記ドア状態判定手段が判定したときに、前記ドア駆動用モータの保持トルクを増加させて出力する保持トルク出力手段を備えることを特徴とする請求項1に記載のエレベータのドア制御装置。
  8. 前記ドア開放可能性提供手段は、エレベータの乗り場付近であることを検出して動作する乗り場エリア信号のオン・オフの切換えタイミングを判定する乗り場エリア検出手段を含み、前記ドア状態判定手段前記乗り場エリア信号のオン・オフの切換えタイミングに基づいて前記ドアに対して衝撃が加えられるものと判定したときに、前記可変トルク出力手段は前記ドア駆動用モータの保持トルクを増加させて出力する保持トルク出力手段を備えることを特徴とする請求項3に記載のエレベータのドア制御装置。
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