JP4835856B2 - 半導体集積回路装置 - Google Patents

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Description

本発明は、クロックに同期して動作する半導体集積回路装置に関し、特に、電源電圧、クロック周波数及びしきい値のうちの少なくとも1つを変更可能な半導体集積回路装置に関する。
現在主流となっている半導体集積回路装置は、CMOS(Complementary Meal-Oxide-Semiconductor)トランジスタを集積したものである。半導体集積回路装置では、それを構成するトランジスタの数の増大に伴って消費電力が増加する傾向にあり、消費電力の削減が強く求められるようになってきている。近年の低電力CMOSデバイス技術の発展に伴い、半導体集積回路装置における消費電力削減のための手法として、必要下限の電源電圧を半導体集積回路装置内の各回路ブロックに供給することによって低消費電力化を図る電源制御方式が提案されている。例えば、T. Kurodaらは、半導体集積回路装置においてそのクリティカルパス遅延がクロック周期に入る下限になるように、電源電圧を動的に制御する電源制御方式を提案している(T. Kuroda, K. Suzuki, S. Mita, T. Fujita, F. Yamane, F. Sano, A. Chiba, Y. Watanabe, K. Matsuda, T. Maeda, T. Sakurai, and T. Furuyama; "Variable Supply-Voltage Scheme for Low-Power High-Speed CMOS Digital Design," IEEE Journal of Solid-State Circuits, vol. 33, pp. 454-462, Mar. 1998)。Kurodaらの手法が適用される半導体集積回路装置では、しきい値電圧を制御するための参照電流を、トランジスタデバイスの目標とするリーク電流値に固定している。このためこの半導体集積回路装置では、しきい値電圧の最適化は行われていない。
半導体装置におけるスケーリングの進展により、半導体装置の全消費電力におけるリーク電力の割合が増加している。リーク電力とは、半導体装置内でのリーク電流に起因して消費される電力のことである。K. Noseらは、全体電力に占めるリーク電力の割合を最大30%にするのが有効であると報告している(K. Nose, and T. Sakurai; "Optimization of VDD and VTH for Low-Power and High-Speed Applications," ASP-DAC, pp. 469-474, Jan. 2000)。Noseらの結果は理論解析に基づくものであり、彼らはそのような半導体集積回路装置の実現法については明示していない。
日本国特許公開:特開2001−345693号公報には、予めクロック周波数と電源電圧と基板バイアス電圧との組み合わせを示した対応表(TBL)を用意しておき、この対応表を参照することによってクロック周波数、電源電圧、基板バイアス電圧を制御可能な半導体集積回路装置が開示されている。なお、特開2001−345693号公報は、米国特許第6,774,705号及び第6,943,613号の各明細書に対応している。
特開2001−345693号公報 T. Kuroda, K. Suzuki, S. Mita, T. Fujita, F. Yamane, F. Sano, A. Chiba, Y. Watanabe, K. Matsuda, T. Maeda, T. Sakurai, and T. Furuyama; "Variable Supply-Voltage Scheme for Low-Power High-Speed CMOS Digital Design," IEEE Journal of Solid-State Circuits, vol. 33, pp. 454-462, Mar. 1998. K. Nose, and T. Sakurai; "Optimization of VDD and VTH for Low-Power and High-Speed Applications," ASP-DAC, pp. 469-474, Jan. 2000.
半導体集積回路装置の消費電力を低減するためには、単に電源電圧を制御するだけでなく、しきい値電圧も制御することが重要である。上述した特開2001−345693号公報に開示のものは、電源電圧と基板バイアス電圧とを制御し、基板バイアス電圧の制御を介してしきい値電圧を変化させるものであるが、対応表を用いるため、電源電圧と基板バイアス電圧との組合せに関するデータが事前に必要である、という問題点を有する。半導体集積回路装置において消費電力を最小のものとするための電源電圧及びしきい値電圧は、半導体集積回路装置の製造プロセスにおける種々の要因によって、半導体集積回路装置ごとに異なる。したがって、対応表のデータは実測値に基づいて定める必要があり、大量の対応表データを用意することは、半導体集積回路装置の製造工程を大幅に複雑化させ、デバイスの製造コストを高くする。
本発明の目的は、対応表を用いることなく、あるいは少数の対応表データを用いて、与えられた動作クロック周波数に対して、動作時電力の最小化を実現する電源電圧及びしきい値電圧の最適化を実現できる半導体集積回路装置を提供することにある。
本発明の半導体集積回路装置は、半導体集積回路装置におけるスイッチング電流を観測するスイッチング電流観測手段と、半導体集積回路装置におけるリーク電流を観測するリーク電流観測手段と、スイッチング電流とリーク電流とを比較する比較手段と、スイッチング電流とリーク電流との比が一定になるように、半導体集積回路を構成する回路素子のしきい値電圧を制御するしきい値電圧制御手段と、を有する。
この半導体集積回路装置では、与えられたクロック周波数に対して、スイッチング電流とリーク電流の比率が一定になるように、しきい値電圧を制御することによって、動作時電力を最小にすることが可能となる。
本発明の別の半導体集積回路装置は、半導体集積回路装置におけるスイッチング電流を観測するスイッチング電流観測手段と、半導体集積回路装置におけるリーク電流を観測するリーク電流観測手段と、スイッチング電流とリーク電流とを比較する比較手段と、スイッチング電流とリーク電流との比が一定になるように、半導体集積回路を構成する回路素子のしきい値電圧を制御するしきい値電圧制御手段と、半導体集積回路装置における遅延量を観測する遅延観測手段と、遅延量が所定の範囲内となるように半導体集積回路装置の動作に用いられる電源電圧を制御する電源電圧制御手段と、を有する。
この半導体集積回路装置では、与えられたクロック周波数に対して、スイッチング電流とリーク電流の比率が一定になるようにしきい値電圧を制御し、かつ、動作速度を保証するように電源電圧を制御することによって、動作速度を保証しながら動作時電力を最小とすることが可能となる。
本発明において、スイッチング電流観測手段、リーク電流観測手段及び遅延観測手段は、例えば、半導体集積回路装置の本来の機能を実行するための各回路ブロックにおいて使用されるものと同じ構成の回路素子からなっている。スイッチング電流観測手段、リーク電流観測手段及び遅延観測手段は、これらの各回路ブロックと同一の製造プロセスにより、半導体集積回路装置においてこれらの回路ブロックと同時に形成されるものであることが好ましい。このように構成することにより、本発明の半導体集積回路装置では、スイッチング電流観測手段が観測するスイッチング電流、リーク電流観測手段が観測するリーク電流及び遅延観測手段が観測する遅延量は、半導体集積回路装置の製造上のばらつきを考慮しても、それぞれ、その半導体集積回路装置の各回路ブロックにおけるスイッチング電流、リーク電流及び遅延量を代表するものとなる。
本発明において、しきい値電圧制御の対象となる回路素子は、例えば、半導体集積回路装置内のpMOSトランジスタ及びnMOSトランジスタである。半導体集積回路装置の基板バイアス電圧を制御することによって、例えば、基板に形成されたpウェルに印加されるバイアス電圧VPW及nウェルに印加されるバイアス電圧VNWを制御することによって、これらのトランジスタのしきい値電圧を変化させることができる。これらのトランジスタがフローティングゲートトランジスタである場合には、しきい値電圧制御手段は、それらのトランジスタのフローティングゲート電圧を変化させてもよい。また、これらのトランジスタが複数ゲート構造トランジスタである場合には、しきい値電圧制御手段は、そのトランジスタにおける複数ゲートのうちのいくつかのゲートの電圧を変化させてもよい。
また、半導体集積回路装置の電源電圧VDDを制御することによって、pMOSトランジスタの基板電圧とソース電圧(VDD)の間の電圧差は変化する。pMOSトランジスタの基板電圧は、nウェルに印加されるバイアス電圧VNWである。電源電圧を制御して基板電圧とソース電圧との間の電位差を変化させることにより、pMOSトランジスタのしきい値も変化させること可能である。同様にGND電源電圧を制御することによって、nMOSトランジスタの基板電圧とソース電圧(GND)の間の電圧差は変化する。ここでnMOSトランジスタの基板電圧は、pウェルに印加されるバイアス電圧VPWである。GND電源電圧を制御することにより、nMOSトランジスタのしきい値も変化可能である。
本発明では、リーク電流とスイッチング電流との比率を一定に保つように、動的にしきい値電圧制御を行っており、これによって、温度、電源電圧、動作周波数等の動作環境の変化に応じて、常に動作時電力の最小化が可能な比を達成することが可能となる。したがって本発明によれば、リーク電流とスイッチング電流との比率を一定に保つようにすることによって、動作時の電力の最小化を達成可能な半導体集積回路装置を提供することができる。
また上述したように動的にしきい値電圧制御を行うことの結果、プロセスばらつきや、温度、電源電圧、等の動作環境の変化の影響を低減することが可能となる。したがって本発明によれば、リーク電流をスイッチング電流の一定比率とすることで、製造プロセス、温度、電源電圧等に起因するばらつきの影響を低減可能な半導体集積回路装置を提供することができる。
さらに本発明では、遅延観測手段と電源電圧制御手段を設け、しきい値電圧制御手段に対して電源電圧制御手段を優先的に制御することにより、クリティカルパス遅延が必要クロック周期よりも小さい、という動作条件を常に保つための電源電圧を供給することが可能となる。したがって本発明によれば、回路の必要速度性能を維持することが可能な半導体集積回路装置を得ることができる。
本発明の第1の実施形態の半導体集積回路装置の構成を示すブロック図である。 第1の実施形態の半導体集積回路装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態の半導体集積回路装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第3の実施形態の半導体集積回路装置の構成を示すブロック図である。 第3の実施形態の半導体集積回路装置の動作を示すフローチャートである。 第3の実施形態の半導体集積回路装置の動作の別の例を示すフローチャートである。 第3の実施形態の半導体集積回路装置の動作のさらに別の例を示すフローチャートである。 本発明の第4の実施形態の半導体集積回路装置の構成を示すブロック図である。 スイッチング電流観測部の一例を示す回路図である。 スイッチング電流観測部の別の例を示す回路図である。 スイッチング電流観測部のさらに別の例を示す回路図である。 図11に示したスイッチング電流観測部の動作を示すタイミングチャートである。 スイッチング電流観測部のさらに別の例を示す回路図である。 図13に示したスイッチング電流観測部の動作を示すタイミングチャートである。 スイッチング電流観測部のさらに別の例を示す回路図である。 図15に示したスイッチング電流観測部の動作を示すタイミングチャートである。 スイッチング電流観測部のさらに別の例を示す回路図である。 図17に示したスイッチング電流観測部の動作を示すタイミングチャートである。 スイッチング電流観測部のさらに別の例を示す回路図である。 図19に示したスイッチング電流観測部の動作を示すタイミングチャートである。 スイッチング電流観測部のさらに別の例を示す回路図である。 図21に示したスイッチング電流観測部の動作を示すタイミングチャートである。 参照電流生成部の一例を示す回路図である。 参照電流生成部の制御論理回路の別の例を示す回路図である。 スイッチング電流観測部のさらに別の例を示す回路図である。 スイッチング電流観測部のさらに別の例を示す回路図である。 本発明に基づくスイッチング電流−リーク電流比較半導体集積回路装置の構成を示す回路図である。 リーク電流観測部の一例を示す回路図である。 リーク電流観測部の別の例を示す回路図である。 リーク電流観測部のさらに別の例を示す回路図である。 リーク電流観測部のさらに別の例を示す回路図である。 リーク電流観測部のさらに別の例を示す回路図である。 リーク電流観測部のさらに別の例を示す回路図である。 リーク電流観測部のさらに別の例を示す回路図である。 リーク電流観測部のさらに別の例を示す回路図である。 リーク電流観測部のさらに別の例を示す回路図である。 リーク電流観測部のさらに別の例を示す回路図である。 本発明に基づくスイッチング電流−リーク電流比較半導体集積回路装置の構成の別の例を示す回路図である。 スイッチング電流−リーク電流比較半導体集積回路装置の構成の別の例を示す回路図である。 スイッチング電流−リーク電流比較半導体集積回路装置の構成の別の例を示す回路図である。 スイッチング電流−リーク電流比較半導体集積回路装置の構成の別の例を示す回路図である。 スイッチング電流−リーク電流比較半導体集積回路装置の構成の別の例を示す回路図である。 リーク電流観測部のさらに別の例を示す回路図である。 リーク電流観測部のさらに別の例を示す回路図である。 遅延観測部と制御切替部の構成を示す回路図である。 図45に示した回路における遅延測定部と制御切替部の動作を示すタイミングチャートである。 動作速度一定の条件での動作時電流とその成分であるスイッチング電流とリーク電流との関係を示すグラフである。 本発明の第5の実施形態の半導体集積回路装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第6の実施形態の半導体集積回路装置の構成を示すブロック図である。 しきい値補償部の一例を示すブロック図である。 制御切替部の追加部分の構成を示すブロック図である。 制御切替部の追加部分の構成の別の例を示すブロック図である。 遅延測定部と制御切替部を示す回路図である。 図53に示した回路における遅延測定部と制御切替部の動作を示す真理値表である。 図53に示した回路における遅延測定部と制御切替部の動作を示すタイミングチャートである。
符号の説明
1 スイッチング電流観測部
2 リーク電流観測部
3,61,63,631〜636 比較部
4 しきい値電圧制御部
5 遅延観測部
6 電源電圧制御部
8 電源線
9 基板バイアス線
10 制御切替部
20 切替スイッチ
21 プリチャージpMOSトランジスタ
22 容量(C)
23 プリディスチャージnMOSトランジスタ
24 参照電流生成回路
25 比較回路
26,53 レジスタ(REG)
27 リーク電流生成回路
28 参照電流生成回路
40 しきい値電圧補償部
41 基準電流源
42,276 pMOSカレントミラー回路
43,275 nMOSカレントミラー回路
44 pMOSスイッチ
45 nMOSスイッチ
46,64 制御部
47 シフトレジスタ部
48 カウンタ部
49 外部設定信号
51 クリティカルパス回路
52 遅延回路
54 制御回路
63 保持部
241〜243,271,273,281〜283 nMOSトランジスタ
244〜246,272,274,284〜286 pMOSトランジスタ
277 差動増幅器
611,612 A/D(アナログ/デジタル)コンバータ
613 減算器
621,623,625 上限データ保持部
622,624,626 下限データ保持部
次に、本発明の好ましい実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態による半導体集積回路装置の全体構成を示している。この半導体集積回路装置は、電源電圧VDDが供給される電源線8と、半導体集積回路内に基板バイアス電位VPW,VNWを供給するための基板バイアス線9とを備えたものである。ここには図示していないが、半導体集積回路装置には、この半導体集積回路装置が本来果たすべき機能を実現する回路機能部が、例えばCMOS論理回路として設けられている。電源線8は、回路機能部に対し、その回路機能部が動作するための電源電圧を供給する。回路機能部は、例えば、半導体基板に形成されたpウェル領域やnウェル領域を備えており、これらのウェル領域に対して、基板バイアス線9によって基板バイアス電圧が与えられることになる。回路機能部には、動作用のクロックとして、クロック信号CLKも供給される。なお、半導体集積回路装置が複数の回路ブロックを有するとともに回路ブロックごとに消費電力の制御が行われる場合には、これらの各回路ブロックが回路機能部に相当する。
さらに半導体集積回路装置は、電源電圧VDDおよびクロック信号CLKが供給されて、半導体集積回路装置におけるスイッチング電流を観測するスイッチング電流観測部1と、電源電圧VDD及び基板バイアス電位VPW,VNWが供給されて半導体集積回路装置におけるリーク電流を観測するリーク電流観測部2と、スイッチング電流とリーク電流とを比較する比較部(比較回路)3と、スイッチング電流とリーク電流との比が一定になるように、半導体集積回路装置を構成する各MOSトランジスタのしきい値電圧を制御するしきい値電圧制御部4と、電源電圧VDD及び基板バイアス電位VPW,VNWが供給されて半導体集積回路装置における遅延量を観測する遅延観測部5と、遅延量が所定の範囲内となるように半導体集積回路装置の動作に用いられる電源電圧を制御する電源電圧制御部6と、を備えている。しきい値電圧制御部4は、基板バイアス線9の電位を変化させることによって、しきい値電圧を制御する。電源電圧制御部6は、電源線8上に供給される電源電圧VDDを変化させる。なお、比較部3にも、比較部3内での比較動作に際して参照として用いるために、電源電圧VDDが供給されている。
スイッチング電流観測部1、リーク電流観測部2及び遅延観測部5は、いずれも回路機能部において使用されるものと同じ構成の回路素子を備えており、回路機能部と同一の製造プロセスにより、半導体集積回路装置において回路機能部と同時に形成される。したがって、スイッチング電流観測部1は、回路機能部での実際のスイッチング電流を測定するものではないが、回路機能部におけるスイッチング電流と実質的に同じスイッチング電流を観測することができる。同様に、リーク電流観測部2は、回路機能部におけるリーク電流と実質的に同じリーク電流を観測し、遅延観測部5は、回路機能部における信号の遅延量と実質的に同じ遅延量を観測することになる。電源線8での電源電圧VDDまたは基板バイアス線9での基板バイアス電位VPW,VNWが変化したり、あるいはクロック信号CLKの周波数が変化すれば、回路機能部におけるスイッチング電流、リーク電流、遅延量も変化するが、これらの変化に対応して、スイッチング電流観測部1が観測するスイッチング電流、リーク電流観測部2が観測するリーク電流及び遅延観測部5が観測する遅延量も変化する。
この半導体集積回路装置では、比較部3において、スイッチング電流観測部1及びリーク電流観測部2の観測結果の比が所定の値であるかどうか比較が行われ、しきい値電圧制御部4は、スイッチング電流とリーク電流とが一定比になるように、しきい値電圧(すなわち基板バイアス電位)を制御する。そして、遅延観測部5は、クリティカルパス遅延が動作クロック周期内に収まるかどうかを観測し、その観測結果に応じて、電源電圧制御部6は、クリティカルパス遅延が動作クロック周期より小さくなり、かつ電源電圧VDDができるだけ低くなるように、電源線8上の電源電圧VDDを制御する。
次に、図2のフローチャートを用いて、この半導体集積回路装置の動作について説明する。図2は、動作クロックに応じた電源電圧VDDとしきい値電圧Vtの制御手順を示す。
まず、ステップ11において、電源電圧VDDとしきい値Vtを初期値に設定する。初期値としては、標準的な値、または、正常動作が保証される値、または、最大電源電圧と最小しきい値電圧が用いられる。また、ステップ12において、遅延観測部5にクロック信号CLKを入力する。そして、ステップ15において、遅延観測部5は、遅延量が適切かどうか、すなわち、クリティカルパス遅延がクロック周期よりも小さいかどうかを判定する。なお、クリティカルパス遅延がクロック周期よりも小さければ、制御対象回路は、動作可能状態であり、動作を開始できる。
ステップ15において遅延量が適切でない場合には、ステップ14に移行し、電源電圧制御部6は、そのときのしきい値電圧のトランジスタに対してクリティカルパス遅延がクロック周期よりも小さい下限となるように、電源電圧VDDを制御し、ステップ15に戻る。一方、ステップ15において遅延量が適切である場合には、ステップ16において、その動作周波数及び電源電圧に関して、比較部3が、リーク電流ILEAKとスイッチング電流ISWとの比ILEAK/ISWが所定の比率すなわち目標値になっているかを判定する。ここで一定の比率になっていれば、処理を終了し、そうでなければ、ステップ13に移行して、リーク電流とスイッチング電流の比がそのときの目標値となるように、しきい値電圧制御部4は、しきい値電圧Vtを制御する。ILEAK/ISWがそのときの動作周波数や電源電圧によって決まる一定の値になっていれば、この半導体集積回路装置は、低電力動作が可能な状態になる。ステップ13を実行した後は、ステップ14に移行する。
ところで、同期回路では速度保証が必須であり、しきい値電圧制御が行われた場合には、必ず、クリティカルパス遅延がクロック周期よりも小さいことを満足する必要がある。そこでステップ13を実行した後は、ステップ14に移行する。また、動作クロック周波数が変化する場合、特に、周波数が高くなる場合には、いったん、制御対象回路の動作を停止し、クリティカルパス遅延がクロック周期よりも小さくてその半導体集積回路装置が動作可能状態にあることを確認後、動作を再開することが好ましい。
なお本実施形態において、半導体集積回路装置を構成するトランジスタがフローティングゲートトランジスタである場合には、しきい値電圧制御部4は、そのフローティングゲートトランジスタのフローティングゲート電圧を変化させることによってしきい値を変化させてもよい。また、半導体集積回路装置を構成するトランジスタが複数ゲート構造トランジスタである場合には、しきい値電圧制御部4は、そのトランジスタにおける複数ゲートのうちの1またはいくつかのゲートの電圧を変化させることによってしきい値を変化させてもよい。
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。図3は、第2の実施形態による半導体集積回路装置の全体構成を示している。図3に示す半導体集積回路装置は、図1に示したものから、遅延観測部5及び電源電圧制御部6を取り除いた構成のものである。この半導体集積回路装置では、電源電圧VDDはクロック信号CLK(周波数f)とともに与えられる。スイッチング電流観測部1及びリーク電流観測部2での観測結果に基づき、比較部3は、スイッチング電流とリーク電流との比が所定の値になっているかどうかの比較を行い、しきい値電圧制御部4は、リーク電流とスイッチング電流との比が所定値になるよう、しきい値電圧を制御する。
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。図4は、第3の実施形態による半導体集積回路装置の全体構成を示している。図1に示した第1の実施形態の半導体集積回路装置においては、しきい値電圧制御部4と電源電圧制御部6とは独立に動作を制御可能であったが、第3の実施形態の半導体集積回路装置では、制御切替部10を設け、この制御切替部10によって、電源電圧制御としきい値電圧制御とのどちらを優先させるかを切り替えるようにしている。ここでは、動作速度についてある速度性能を満足する場合、すなわちtD1<Tclk<tD2を満たす場合のみに、しきい値電圧制御を行うものとする。しきい値電圧制御を行ったために、あるいは、温度変化などのために、その速度性能を満たさなくなった場合、すなわちTclk<tD0またはtD3<Tclkとなった場合には、電源電圧制御を行うようにしている。制御切替部10で、しきい値電圧制御と電源電圧制御との間で排他的に制御をすることで、制御系の安定性を確保する。ここで、クロック周期はTclk、クリティカルパス遅延がtD-1、マージンD0追加遅延がtD0、マージンD1追加遅延がtD1、マージンD2追加遅延がtD2、マージンD3追加遅延がtD3である。
図5は、図4に示す半導体集積回路装置の動作を示すフローチャートである。図2に示したものと場合と同様にステップ11、12が実施された後、ステップ151において、tD1<Tclk<tD2を満足しているかどうかが判定される。満足する場合には、ステップ13においてしきい値電圧制御が行われ、その後、ステップ152において、速度性能からの逸脱が起きたかどうかが判定される。ここでTclk<tD0またはtD3<Tclkであれば、速度性能からの逸脱が起きたと判断する。逸脱が起きた場合にはステップ151に戻り、逸脱が起きていない場合には、ステップ13に戻ればよい。また、ステップ151において、tD1<Tclk<tD2が成立しない場合には、ステップ14において、電源電圧制御が行われ、再び、ステップ151が実行される。
この第3の実施形態においては、クリティカルパス遅延がクロック周期よりも小さい条件(tD-1<Tclk)のときに、制御切替部10は、動作可能信号Readyを出力してもよい。スイッチング電流(ISW)とリーク電流(ILEAK)との比ILEAK/ISWが適切な場合には、制御切替部10は、高電力効率信号ECOを出力してもよい。図6は、そのような場合の動作を示すフローチャートである。ここに示した処理では、図5に示したものにおいて、ステップ151の前に、tD-1<Tclkを満たしているかどうかを判定するステップ153が設けられており、tD-1<Tclkを満たしている場合にはステップ171においてReady=1としてからステップ151が実行され、tD-1<Tclkを満たしていない場合にはステップ172においてReady=0としてからステップ151が実行される。さらに、ステップ152の前に、ILEAK/ISWが適切な値かどうかを判定するステップ16が設けられており、適切な値である場合にはステップ181においてECO=1としてからステップ152が実行され、適切な値でない場合にはステップ182においてECO=0としてからステップ152が実行される。
さらに、電源電圧制御時に、電源電圧の制御限界(上限または下限)に達した場合、速度優先であれば、しきい値電圧制御に切り替えて、必要速度性能を実現するようにしてもよい。図7は、このような制御を行う場合の処理を示すフローチャートである。図7に示したものは、図6に示したものにおいて、ステップ172を実行しステップ151に移行する前に、電源電圧VDDが所定の上限と下限の間にあるかどうかを判定するステップ19を設けたものである。ステップ19において電源電圧が上下限の範囲内にあるときはそのままステップ151に移行し、そうでない場合には、ステップ131においてしきい値電圧制御を行った後、ステップ153に戻る。
第3の実施形態においては、上述のような制御を行うのではなく、単純に、電源電圧制御としきい値電圧制御とを交互に切り替えてもよい。
次に、本発明の第4の実施形態について説明する。図8は、第4の実施形態による半導体集積回路装置の全体構成を示している。図8に示す半導体集積回路装置は、図4に示したものから、スイッチング電流観測部1、リーク電流観測部2、比較部3及び遅延観測部5を取り除いたものであって、主要構成部としてのしきい値電圧制御部4、電源電圧制御部6及び制御切替部10から構成されている。この半導体集積回路装置では、制御系の安定性を保証するために、しきい値電圧制御と電源電圧制御を、制御切替部10を用いて、排他的に行っている。
以下、上述した各実施形態の半導体集積回路装置の細部の構成について説明する。
図9は、スイッチング電流観測部1の構成の一例を示している。このスイッチング電流観測部1は、電源電圧VDDに対してプリチャージpMOSトランジスタ21と容量(C)22とを直列に接続したものである。容量Cのプリチャージ後あるいはプリディスチャージ後の評価期間として、クロック信号CLKの半周期の期間を用いるものとする。容量Cのプリチャージ後の評価期間において容量Cの電位がVDD/2になるかどうかを検出する場合、この回路は、C×VDD×fの電流源と等価となり、この電流源は、スイッチング電流ISWを表わすものとみなすことができる。fはクロック信号CLKの周波数(クロック周波数)である。容量Cのプリディスチャージ後の評価期間で容量Cの電位がVDD/2になるかどうかを検出するのであれば、図10に示す通り、スイッチング電流観測部を、プリディスチャージnMOSトランジスタ23と容量(C)22とを並列に接続した構成としてもよい。
別の例として、図11に示す通り、スイッチング電流観測部は、プリチャージpMOSトランジスタ21と容量(C)22と参照電流IREFを発生する参照電流生成回路24と比較回路25とレジスタ(REG)26とから構成される。この回路では、電源電圧VDDと接地電位との間にpMOSトランジスタ21及び容量22が直列に接続され、容量Cに対して参照電流生成回路24が並列に接続されている。比較回路25は、pMOSトランジスタ21と容量22の相互接続点(比較ノード)の電圧VAと電源電圧VDDの半値すなわちVDD/2とを比較する。比較結果は、クロック信号CLKに同期してレジスタ26に取り込まれるようになっている。また、この比較結果に応じて、参照電流IREFの値が増減するようになっている。
図12は、図11に示す回路の動作を示すタイミングチャートである。
クロック信号CLKがLow(ロー)の期間はプリチャージ期間であり、比較ノード電圧VAは電源電圧VDDに変化する。プリチャージ後の評価期間では、容量Cと参照電流IREFに応じて、比較ノード電圧VAは低下する。比較回路25においてVAとVDD/2との大小比較が行なわれ、T/2後に、すなわちクロック信号CLKの立ち下がりエッジにおいて、レジスタ26に比較結果がラッチされる。TはクロックCLKの1周期の時間である。レジスタデータがHigh(ハイ)の場合、Up/Down(アップ/ダウン)信号がUp(アップ)となって参照電流IREFが増加し、レジスタデータがLowの場合、Up/Down信号がDown(ダウン)となって参照電流IREFは減少する。ここではクロックごとにフィードバックループが回っているが、回路の応答速度、特に、参照電流生成回路24の応答が遅い場合には、安定動作を保つために、Up/Down制御信号の取り込みを間引く必要がある。
同様に、図13に示す通り、スイッチング電流観測部は、容量(C)22と、容量Cに対して並列に接続されたプリディスチャージnMOSトランジスタ23と、参照電流IREFを発生する参照電流生成回路24と、比較回路25と、レジスタ26と、からなる構成であってもよい。参照電流生成回路24が発生する参照電流IREFは、容量22とnMOSトランジスタ23との並列接続体に対して供給される。図14は、図13に示す回路の動作を示すタイミングチャートである。クロック信号CLKがHigh(ハイ)の期間はプリディスチャージ期間であり、比較ノード電圧VAは接地電位GNDに変化する。プリディスチャージ後の評価期間では、容量Cと参照電流IREFに応じて、比較ノード電圧VAは上昇する。比較回路25においてVAとVDD/2との大小比較が行われ、T/2後に、すなわちクロック信号CLKの立ち上がりエッジにおいて、レジスタ26に比較結果がラッチされる。レジスタデータがHighの場合、Up/Down(アップ/ダウン)信号がDownとなって参照電流IREFが減少し、レジスタデータがLowの場合、Up/Down信号がUpとなって参照電流IREFは上昇する。図12の場合と同様に、回路の応答速度、特に、参照電流生成回路24の応答が遅い場合には、安定動作を保つために、Up/Down制御信号の取り込みを間引く必要がある。
図15は、スイッチング電流観測部のさらに別の構成例を示している。図15に示した回路は、図11に示した回路において、比較回路25を2つ設けるようにしたものである。一方の比較回路は、VDD/2+Δを参照電圧として、VDD/2+ΔとVAとを比較し、Up(アップ)の信号を生成する。他方の比較回路は、VDD/2−Δを参照電圧として、VDD/2−ΔとVAとを比較し、Down(ダウン)の信号を生成する。
図16は、図15に示す回路の動作を示すタイミングチャートである。図15に示す回路では、UpとDownのそれぞれの信号を別個に生成することで、定常(ホールド)状態(hold)を用意できる。クロック信号CLKの立ち下がりエッジにおいてVAがVDD/2−ΔとVDD/2−Δの間にあるときは、定常状態とされる。
同様に、図17に示す通り、図13に示す構成において、2つの比較回路25を設けるようにしてもよい。図18は、図17に示す回路の動作を示すタイミングチャートである。ここでもUpとDownのそれぞれの信号が別個に生成されており、クロック信号CLKの立ち上がりエッジにおいてVAがVDD/2−ΔとVDD/2−Δの間にあるときは、定常状態(hold)とされる。
図19は、スイッチング電流観測部のさらに別の構成例を示している。図19に示した回路は、図11に示した回路を2組設け、カレントミラー回路を用いることによって、一方の回路での参照電流をIREF/αとしてUp信号を生成させ、他方の回路での参照電流をIREF・αとしてDown信号を生成させるようにしたものである。一方の回路での比較ノード電圧はVAで表わされ、他方の回路での比較ノード電圧はVBで表わされている。ここでnMOSトランジスタ241〜243はカレントミラーを構成しており、参照電流発生回路24によって発生した参照電流IREFはnMOSトランジスタ241を流れ、これによって、一方の回路のnMOSトランジスタ242は参照電流IREF/αを発生し、他方の回路のnMOSトランジスタ243は参照電流IREF・αを発生する。
図20は、図19に示す回路の動作を示すタイミングチャートである。図19に示したものにおいてもUpとDownそれぞれの信号を生成することで、定常状態(hold)を用意できる。
同様に、図21に示したものは、図13に示した回路を2組設け、カレントミラー回路を用いることによって、一方の回路での参照電流をIREF/αとしてUp信号を生成させ、他方の回路での参照電流をIREF・αとしてDown信号を生成させるようにしたものである。ここでpMOSトランジスタ244〜246はカレントミラーを構成している。また、図22は、図21に示した回路の動作を示すタイミングチャートである。図21に示したものにおいてもUpとDownそれぞれの信号を生成することで、定常状態(hold)を用意できる。
ここで、上述した各スイッチング電流観測部で使用される参照電流発生回路24の構成例を説明する。
図23に示したように参照電流生成回路24は、基準電流源41と、カレントミラーアレイ4243と、電流スイッチアレイ44,45と、制御論理回路46と、から構成されている。電流スイッチアレイ44,45におけるオンオフ制御により、合計電流を制御可能である。また、外部設定信号49により、電流値を設定することも可能である。制御論理回路46は、シフトレジスタ47を含み、Up/Down信号に応じて1をシフトアップさせ、あるいは0をシフトダウンさせて参照電流値を増減可能である。
同様に、図24に示す通り、制御論理回路46は、カウンタ48を含む構成でも構わない。レジスタを制御するクロック信号CLK0は、スイッチング電流観測部1のクロック信号CLKと同じかそれよりも周波数の低いクロック信号であり、フィードバックループの安定性を満足するように決定される。
さらに、スイッチング電流観測部1の別の構成例を説明する。図25に示したものは、プリチャージpMOSトランジスタ21と容量(C)22と参照電流を発生する参照電流生成回路28と比較回路25とレジスタ26とから構成される単位回路を複数個配置したものである。各単位回路において、電源電圧VDDと接地電位との間にpMOSトランジスタ21及び容量22が直列に接続され、容量Cに対して参照電流生成回路28が並列に接続されている。比較回路25は、pMOSトランジスタ21と容量22の相互接続点(比較ノード)の電圧VAと電源電圧VDDの半値すなわちVDD/2とを比較する。比較結果は、クロック信号CLKに同期してレジスタ26に取り込まれるようになっている。単位回路ごとに、参照電流発生回路28が発生する参照電流値が異なるようになっている。このように、参照電流を複数レベル用意することによりスイッチング電流に応じたビット列を生成可能である。
同様に図26に示したものは、各単位回路を、容量(C)22と、容量Cに対して並列に接続されたプリディスチャージnMOSトランジスタ23と、参照電流IREFを発生する参照電流生成回路24と、比較回路25と、レジスタ26と、から構成したものである。参照電流生成回路24が発生する参照電流IREFは、容量22とnMOSトランジスタ23との並列接続体に対して供給される。
図27は、本発明に基づくスイッチング電流−リーク電流比較半導体集積回路装置の構成の一例を示している。図27に示す回路は、プリチャージpMOSトランジスタ21と容量(C)22とリーク電流生成回路27と比較回路25とレジスタ26からなる。リーク電流生成回路27は、リーク電流を観測してその結果に応じた電流を出力するものであってもよいから、リーク電流観測回路であってもよい。電源電圧VDDと接地電位との間にpMOSトランジスタ21及び容量22が直列に接続され、容量Cに対してリーク電流生成回路27が並列に接続されている。比較回路25は、pMOSトランジスタ21と容量22の相互接続点(比較ノード)の電圧VAと電源電圧の半値(VDD/2)とを比較する。比較結果は、クロック信号CLKに同期してレジスタ26に取り込まれるようになっている。
次に、本発明におけるリーク電流観測部の構成について説明する。図28〜図37は、いずれも、リーク電流観測部の構成例を示している。
図28に示す回路は、ゲート端子とソース端子とを相互に接続したオフ状態のnMOSトランジスタ271からなっている。オフ状態のnMOSトランジスタ271を流れる電流がリーク電流ILEAKである。図29に示す回路は、図28に示した回路をpMOSトランジスタ272で構成したものである。
ここで、リーク電流観測部を構成するMOSトランジスタにおいて、ゲート−ソース間の電圧が0のオフ状態ではリーク電流が小さく、リーク電流を観測するためにはレイアウト規模が大きくしなければならない場合や、逆にリーク電流が大きすぎる場合には、ゲート−ソース間にバイアスを与えることも可能である。図30に示す回路は、図28に示す構成において、バイアスが印加されたnMOSトランジスタ273を用いるようにしたものである。同様に図31に示す回路は、図29に示す構成において、バイアスが印加されたpMOSトランジスタ274を用いるようにしたものである。
図32に示す回路は、図29に示す回路にさらにカレントミラー275を付加し、リーク電流の流れる方向を変えたものである。同様に図33に示す回路は、図28に示す回路にさらにカレントミラー276を付加し、リーク電流の流れる方向を変えたものである。
図34に示す回路は、図28に示す回路にカレントミラー275,276を接続することによって、ドレイン−ソース間電圧が、このリーク電流観測部に接続する比較回路の比較電圧に依存しないようにしたものである。同様に図35に示す回路は、図29に示す回路にカレントミラー275,276を接続することによって、ドレイン−ソース間電圧が、このリーク電流観測部に接続する比較回路の比較電圧に依存しないようにしたものである。
図36に示す回路は、図32に示す回路において、カレントミラー275内に差動増幅器277を挿入することによって、ドレイン−ソース間電圧に電源電圧を印加するように構成したものである。差動増幅器277の他の入力端子には接地電位GNDが入力している。同様に、図37に示す回路は、図33に示す回路において、カレントミラー276内に差動増幅器277を挿入することによって、ドレイン−ソース間電圧に電源電圧VDDを印加するように構成したものである。差動増幅器277の他の入力端子には電源電圧VDDが入力している。
図38は、本発明に基づくスイッチング電流−リーク電流比較半導体集積回路装置の他の構成例を示している。図38を示す回路は、図27に示す回路と同様のものであるが、容量(C)22と、容量Cに対して並列に接続されたプリディスチャージnMOSトランジスタ23と、容量22とプリディスチャージnMOS23トランジスタとの並列接続体に対して接続するリーク電流生成回路27と、比較回路25と、レジスタ26とからなっている。
図39は、スイッチング電流−リーク電流比較半導体集積回路装置のさらに別の構成例を示している。図39に示す回路は、図27に示した回路において、比較回路25を2つ設けるようにしたものである。一方の比較回路は、VDD/2+Δを参照電圧として、VDD/2+ΔとVAとを比較し、Up(アップ)の信号を生成する。他方の比較回路は、VDD/2−Δを参照電圧として、VDD/2−ΔとVAとを比較し、Down(ダウン)の信号を生成する。この回路では、UpとDownのそれぞれの信号を生成することで、しきい値固定の定常状態(hold)を用意できる。同様に、図40に示す通り、図38に示す構成において、2つの比較回路25を設けるようにしてもよい。
図41は、スイッチング電流−リーク電流比較半導体集積回路装置のさらに別の構成例を示している。図41に示した回路は、図27に示した回路を2組設け、カレントミラー回路を用いることによって、一方の回路でのリーク電流をILEAK/αとしてUp信号を生成させ、他方の回路でのリーク電流をILEAK・αとしてDown信号を生成させるようにしたものである。一方の回路での比較ノード電圧はVAで表わされ、他方の回路での比較ノード電圧はVBで表わされている。ここでnMOSトランジスタ281〜283はカレントミラーを構成しており、リーク電流発生回路27によって発生したリーク電流ILEAKはnMOSトランジスタ281を流れ、これによって、一方の回路のnMOSトランジスタ282はリーク電流ILEAK/αを発生し、他方の回路のnMOSトランジスタ283はリーク電流ILEAK・αを発生する。この回路でも、UpとDownそれぞれの信号を個別に生成することで、しきい値固定の定常状態を用意できる。
同様に、図42に示したものは、図38に示した回路を2組設け、カレントミラー回路を用いることによって、一方の回路でのリーク電流をILEAK/αとしてUp信号を生成させ、他方の回路でのリーク電流をILEAK・αとしてDown信号を生成させるようにしたものである。ここでpMOSトランジスタ284〜286はカレントミラーを構成している。
図43に示したリーク電流観測部は、リーク電流生成回路(リーク電流生成トランジスタ)27と参照電流生成回路28とからなる単位回路を複数個設けたものである。参照電流を複数レベル用意することにより、リーク電流に応じたビット列を生成可能である。同様に図44に示したリーク電流観測部も、リーク電流生成回路(リーク電流生成トランジスタ)27と参照電流生成回路28とからなる単位回路を複数個設けたものである。
上述した各実施形態において、比較回路は、例えば、電流の比較を行う場合には、比較電流を結線し、そのノードを電圧比較回路で比較することで実現可能である。電圧比較回路は、差動増幅回路やバッファ回路によって実現可能である。
しきい値電圧制御回路は、例えば、基板バイアス電位を制御するチャージポンプやレギュレータによって実現可能である。基板バイアス電位は、順方向電位から逆方向電位までの範囲にわたって制御される。逆方向電位の範囲だけ、または順方向電位の範囲だけで基板バイアス電位を制御しても構わない。基板バイアス電位範囲の上限、下限を設けてもよい。
電源電圧制御回路は、例えば、電源電圧を制御するレギュレータによって実現可能である。
これら、比較回路、しきい値電圧制御回路、電源電圧制御回路の構成は当業者には周知のものであるから、その説明を割愛する。
図45は、遅延観測部と制御切替部の構成例を示している。図示される回路は、クリティカルパス回路51とマージン用遅延回路52とレジスタ53と制御回路54からなっている。遅延回路52はクリティカルパス回路51の出力に4段直列に接続し、これによって、tD-1,tD0,tD1,tD2,tD3の各信号が生成する。信号tD-1,tD0,tD1,tD2,tD3は、クロックCLKに同期してレジスタ53に取り込まれ、制御回路54に出力する。制御回路54は、図5に示したフローチャートにしたがって、電源電圧制御イネーブル信号(PSCE)としきい値電圧制御イネーブル信号(BBCE)を出力するとともに、電源電圧を増減するためのup信号及びdown信号を出力し、図6に示したフローチャートにしたがって、動作可能信号(Ready)を出力する。RESET(リセット)信号を用いれば、電源電圧制御モードから確実に開始できる。BBCE出力に関するタイミングチャートを図46に示す。
図47に示す通り、動作速度一定の条件において、半導体集積回路装置の動作時電流すなわち全電流ITOTALは、スイッチング電流ISWとリーク電流ILEAKを成分としている。そして、ある電源電圧VDD及びそれに対応するしきい値電圧VTHにおいて、半導体集積回路装置の動作時電流が最小となる。
本発明のさらに別の実施形態の半導体集積回路について説明する。図48は、本発明の第5の実施形態の半導体集積回路装置の全体構成を示している。この半導体集積回路装置は、図4に示した回路と同様のものであるが、電源電圧制御の際に、制御切替部10が、遅延観測部5から電源電圧制御部6へ供給される制御信号と同じ制御信号がしきい値電圧制御部4にも与えられるようにすることによって基板電圧を制御し、電源電圧の変化に伴うしきい値の変化を補償するようにした点で相違する。しきい値電圧制御の際は、上述した場合と同様に、比較部3からの制御信号がしきい値電圧制御部4に与えられて、基板電圧が制御される。このような基板電圧の制御を可能にするため、この半導体集積回路装置では、比較部3からの制御信号と遅延観測部5からの制御信号とを切り替えてしきい値電圧制御部4に入力するための切替スイッチ20が設けられている。切替スイッチ20は、制御切替部10からの制御切替信号SELによって、いずれの制御信号を選択してしきい値電圧制御部4に入力するかを制御されるようになっている。
図49は、本発明の第6の実施形態の半導体集積回路装置の全体構成を示している。図49に示す半導体集積回路装置は、図4に示すものと同様のものであるが、電源電圧制御時に電源電圧VDDの変化に伴うしきい値VTHの変化を補償するしきい値電圧補償部40を有する点で相違する。しきい値電圧補償部40は、電源電圧VDDを入力として、電源電圧VDDの変化に対応してしきい値を変化させるように、しきい値電圧制御部4に対する制御信号を生成する。制御切替部10は、電源電圧制御の際に、しきい値補償部40からの制御信号がしきい値電圧制御部4に与えられるようにすることによって基板電圧を制御し、電源電圧の変化に伴うしきい値の変化を補償する。しきい値電圧制御の際は、上述した場合と同様に、比較部3からの制御信号がしきい値電圧制御部4に与えられて、基板電圧が制御される。このような基板電圧の制御を可能にするためこの半導体集積回路装置では、比較部3からの制御信号としきい値電圧補償部40からの制御信号とを切り替えてしきい値電圧制御部4に入力するための切替スイッチ20が設けられており、この切替スイッチ20は、制御切替部10からの制御切替信号SELによって、いずれの制御信号を選択してしきい値電圧制御部4に入力するかを制御されるようになっている。
図50は、しきい値電圧補償部40の構成の一例を示している。しきい値電圧補償部40は、基板電圧(nウェルのバイアス電圧)VNWと電源電圧(ソース電圧)VDDとを入力として、電源電圧制御切り替わり時の基板電圧とソース電圧(電源電圧)との差の電圧VBSを求める比較部61と、差の電圧VBSを保持する保持部62と、比較部61の出力と保持部62に保持されている値とを比較することにより、電源電圧制御の切り替わりの前後での電圧VBSを比較する比較部63と、比較部63での比較結果に応じて、基板電圧(nウェルのバイアス電圧VNW)を増減させるための、UpまたはDownの制御信号を生成する制御部64と、を有する。ここで保持部62には、制御切替信号SELが与えられており、保持部62はこの信号SELに基づいて電源電圧制御の切り替わり時を判別し、比較部61の出力を保持する。
比較部61は、電源電圧VDDをデジタル値に変換するA/D(アナログ/デジタル)コンバータ611と、基板電圧VNWをデジタル値に変換するA/Dコンバータ612と、A/D変換部611の出力とA/D変換部612の出力との差を求める減算器613と、を備えている。
図51は、本発明における制御切替部10の構成の別の例を示している。ここでは、制御切替部10は、上述の実施形態で述べたような態様で電源電圧制御としきい値電圧制御の切り替えを行うとともに、トランジスタの基板−ソース間電圧VBSの値が所定の範囲内にあるかどうかによっても制御の切り替えを実行する。したがって、図51は、制御切替部10のうち、トランジスタの基板−ソース間電圧VBSに応じた制御の切り替えを実行する部分、すなわち追加部分のみを示している。図示される回路部分には、電源電圧制御イネーブル信号PSCE及びしきい値電圧制御イネーブル信号BBCEが入力するが、これらの信号は、例えば、図45に示した回路、すなわちここで示す例での追加部分を含まない制御切替部から供給される。
図51に示す回路は、トランジスタの基板−ソース間電圧VBSが所定の範囲限界すなわち上限または下限に到達すると、電源電圧制御をしきい値電圧制御に、または、しきい値電圧制御を電源電圧制御に切り替えて、VBSが所定の範囲内に収まるように制御する。具体的には、電源電圧VDD(あるいはGND電源電圧)と基板電圧が入力して電圧VBSを求める比較部61と、VBSの許容される上限値を格納する上限データ格納部621と、VBSの許容される下限値を格納する下限データ格納部622と、VBSとこれらの上限値及び下限値とを比較する比較部631,632と、電源電圧制御イネーブル信号PSCE及びしきい値電圧制御イネーブル信号BBCEとが入力し、比較部631,632での比較結果に応じて電源電圧制御イネーブル信号PSCE’またはしきい値電圧制御イネーブル信号BBCE’を出力する制御部64と、を備えている。ここでの基板電圧は、nウェルのバイアス電圧VNWまたはpウェルのバイアス電圧VPWである。
図52は、本発明におけるさらに別の制御切替部を示すものであって、図51の場合と同様に、制御切替部における追加部分の構成を示している。ここで示す制御切替部10は、電源電圧制御の際に電源電圧VDDが所定の上下限に到達した場合にしきい値電圧制御へ切り替え、しきい値電圧制御の際にしきい値電圧または基板電圧が所定の上下限に到達した場合に電源電圧制御へ切り替えるように動作する。基板電圧は、nウェルのバイアス電圧VNWまたはpウェルのバイアス電圧VPWである。このような動作を行うことによって、図52に示す回路は、遅延観測部5における不感帯のために困難であった最適電源電圧または最適しきい値電圧への制御を可能にする。
図52に示す制御切替部10は、電源電圧に対する上限値及び下限値をそれぞれ保持する上限データ格納部623及び下限データ格納部624と、電源電圧VDD(あるいはGND電源電圧)と格納部623,624に格納された上限値及び下限値とを比較する比較部633,634と、基板電圧に対する上限値及び下限値をそれぞれ保持する上限データ格納部625及び下限データ格納部626と、基板電圧と格納部625,626に格納された上限値及び下限値とを比較する比較部633,634と、電源電圧制御イネーブル信号PSCE及びしきい値電圧制御イネーブル信号BBCEとが入力し、比較部633〜636での比較結果に応じて電源電圧制御イネーブル信号PSCE’またはしきい値電圧制御イネーブル信号BBCE’を出力する制御部64と、を備えている。
図53は、本発明における遅延測定部と制御切替部の構成の別の例を示している。この回路は、図45に示すものと同様に、クロックCLKに同期した入力レジスタ53と、入力レジスタ53の出力が接続されるクリティカルパス回路51と、相互に縦続接続されてその縦続接続の一端にクリティカルパス回路51の出力が接続される複数の遅延回路52と、クリティカルパス回路51の出力と複数の遅延回路52の出力とが接続されクロックCLKに同期した出力レジスタ53と、出力レジスタ53の出力側に設けられて、エラー、Up、Down、PSCE(及びSEL)、BBCEなどの各信号を生成する制御回路と、を備えている。遅延測定部では、各遅延回路52の出力値とクロックCLKとのタイミング関係に基づいて遅延量が決定されるが、特にこの回路は、クリティカルパス回路51の出力をD−3’とし、各遅延回路の出力をD−2’,D−1’,D1’,D2’として、出力レジスタ53においてクロックCLKのエッジと各遅延回路の出力のエッジとの関係から遅延量を判別する。この回路は、例えば、クロックCLKのエッジがD−2’のエッジより前にあるのか、D−1’のエッジとD1’のエッジの間にあるのか、D2’のエッジよりも後にあるのかを判定する。そして制御切替部は、例えば、クロックCLKのエッジがD−2’のエッジより前にある場合、もしくはD2’のエッジよりも後にある場合には、電源電圧(VDD)制御に切り替え、クロックCLKのエッジがD−1’のエッジとD1’のエッジの間にある場合にはしきい値電圧(VTH)制御に切り替える。
図54は、図53に示した回路における遅延測定部と制御切替部の動作を示す真理値表である。図55は、図53に示した回路における遅延測定部と制御切替部の動作を示すタイミングチャートである。図示されるように、遅延観測部で判定される、クロック周期と遅延との関係に従い、電源電圧制御としきい値電圧制御とが切り替わり、電源電圧制御およびしきい値制御が行われ、動作電力を最小にする電源電圧としきい値電圧に収束する。
本発明の活用例として、携帯電話やPDA(personal digital assistant)のようなモバイル装置が挙げられる。

Claims (41)

  1. 半導体集積回路装置であって、
    前記半導体集積回路装置におけるスイッチング電流を観測するスイッチング電流観測手段と、
    前記半導体集積回路装置におけるリーク電流を観測するリーク電流観測手段と、
    前記スイッチング電流と前記リーク電流とを比較する比較手段と、
    前記スイッチング電流と前記リーク電流との比が一定になるように、前記半導体集積回路を構成する回路素子のしきい値電圧を制御するしきい値電圧制御手段と、
    前記半導体集積回路装置における遅延量を観測する遅延観測手段と、
    前記遅延量が所定の範囲内となるように前記半導体集積回路装置の動作に用いられる電源電圧を制御する電源電圧制御手段と、
    を有する半導体集積回路装置。
  2. 半導体集積回路装置であって、
    前記半導体集積回路装置におけるスイッチング電流を観測するスイッチング電流観測手段と、
    前記半導体集積回路装置におけるリーク電流を観測するリーク電流観測手段と、
    前記スイッチング電流と前記リーク電流とを比較する比較手段と、
    前記スイッチング電流と前記リーク電流との比が一定になるように、前記半導体集積回路を構成する回路素子のしきい値電圧を制御するしきい値電圧制御手段と、
    を有する半導体集積回路装置。
  3. 前記スイッチング電流観測手段は、
    プリチャージまたはプリディスチャージ素子と、
    前記プリチャージまたはプリディスチャージ素子に接続する容量素子及び/または寄生容量と、
    からなる請求項1または2に記載の半導体集積回路装置。
  4. 前記スイッチング電流観測手段は、
    プリチャージまたはプリディスチャージ素子と、
    前記プリチャージまたはプリディスチャージ素子に接続する容量素子及び/または寄生容量と、
    前記プリチャージまたはプリディスチャージ素子に接続し参照電流を生成する参照電流生成回路と、
    前記容量素子及び/または寄生容量の電圧と所定の電圧とを比較する比較回路と、
    前記比較回路による比較結果を保持するレジスタと、
    からなり、前記レジスタに保持された前記比較結果に応じて前記参照電流が調整され、スイッチング電流に応じた参照電流を生成する、請求項1または2に記載の半導体集積回路装置。
  5. 前記参照電流生成回路は、基準電流源と、前記基準電流源に接続するカレントミラーアレイと、前記カレントミラーアレイの出力に接続する電流スイッチアレイと、前記電流スイッチアレイを制御する制御論理回路と、からなり、比較結果入力に応じて参照電流を生成する、請求項に記載の半導体集積回路装置。
  6. 前記参照電流生成回路は、基準電流源と、前記基準電流源に接続するカレントミラーアレイと、前記カレントミラーアレイの出力に接続する電流スイッチアレイと、前記電流スイッチアレイを制御する制御論理回路と、からなり、参照電流の初期値及び/または固定値を設定可能である、請求項に記載の半導体集積回路装置。
  7. 前記制御論理回路はカウンタを含む、請求項またはに記載の半導体集積回路装置。
  8. 前記制御論理回路はシフトレジスタを含む、請求項またはに記載の半導体集積回路装置。
  9. 前記スイッチング電流観測手段は、
    プリチャージまたはプリディスチャージ素子と、
    前記プリチャージまたはプリディスチャージ素子に接続する容量素子及び/または寄生容量と、
    前記プリチャージまたはプリディスチャージ素子に接続し参照電流を生成する参照電流生成回路と、
    前記容量素子及び/または寄生容量の電圧と所定の電圧とを比較する比較回路と、
    前記比較回路による比較結果を保持するレジスタと、
    からなり、複数の参照電流との比較によりスイッチング電流に応じたビット列を生成する、請求項1または2に記載の半導体集積回路装置。
  10. 前記プリチャージまたはプリディスチャージ素子は、制御対象回路のクロック信号または該クロック信号を分周して得られる信号で制御される、請求項3、4及びのいずれか1項に記載の半導体集積回路装置。
  11. 前記レジスタは、制御対象回路のクロック信号または該クロック信号を分周して得られる信号で制御される、請求項4またはに記載の半導体集積回路装置。
  12. 前記プリチャージまたはプリディスチャージ素子は、制御対象回路の動作率に反比例してその動作クロック周波数を分周したクロック信号で制御される、請求項3、4及びのいずれか1項に記載の半導体集積回路装置。
  13. 前記レジスタは、制御対象回路の動作率に反比例してその動作クロック周波数を分周したクロック信号で制御される、請求項4またはに記載の半導体集積回路装置。
  14. 前記リーク電流観測手段は、ゲート端子とソース端子との間に0または一定値のバイアス電位が印加されたトランジスタである、請求項1または2に記載の半導体集積回路装置。
  15. 前記リーク電流観測手段は、ドレイン端子とソース端子との間に電源電圧または電源電圧に比例した電圧が印加されたトランジスタである、請求項1または2に記載の半導体集積回路装置。
  16. 前記リーク電流観測手段は、リーク電流を生成するリーク電流生成トランジスタと、参照電流を生成する参照電流生成回路と、前記リーク電流と前記参照電流とを比較する比較回路と、からなり、複数の参照電流との比較によりリーク電流に応じたビット列を生成する、請求項1または2に記載の半導体集積回路装置。
  17. 前記比較手段は、比較対象とする電流の一定比率を比較する、請求項1、2及のいずれか1項に記載の半導体集積回路装置。
  18. 前記比較手段は、比較対象とする電流の流れる信号配線の結線と電圧比較回路とを有する、請求項1または2に記載の半導体集積回路装置。
  19. 前記比較手段は、ビット列の比較回路を有する、請求項1または2に記載の半導体集積回路装置。
  20. 前記電源電圧の制御を行うか前記しきい値電圧の制御を行うかを切り替える制御切替手段をさらに有する請求項1に記載の半導体集積回路装置。
  21. 前記制御切替手段は、電源電圧制御としきい値電圧制御を排他的に切り替える、請求項20に記載の半導体集積回路装置。
  22. 前記制御切替手段は、電源電圧制御としきい値電圧制御を交互に切り替える、請求項20に記載の半導体集積回路装置。
  23. 前記制御切替手段は、速度を保証できる条件でのみしきい値電圧制御が行われるようにする、請求項20に記載の半導体集積回路装置。
  24. 前記制御切替手段は、速度を保証できる条件、または電源電圧制御の上限または下限の制御限界でのみしきい値電圧制御が行われるようにする、請求項20に記載の半導体集積回路装置。
  25. 前記電源電圧制御手段及び/または前記しきい値電圧制御手段は初期値を与えられる、請求項1に記載の半導体集積回路装置。
  26. 前記しきい値電圧制御手段は初期値を与えられる、請求項2に記載の半導体集積回路装置。
  27. 動作可能信号生成手段をさらに有する、請求項1または2に記載の半導体集積回路装置。
  28. 前記動作可能信号生成手段は速度を保証できる条件で動作可能信号を出力する請求項27に記載の半導体集積回路装置。
  29. 前記動作可能信号生成手段は速度を保証できる条件かつスイッチング電流とリーク電流の比率が許容範囲内の条件で動作可能信号を出力する、請求項27に記載の半導体集積回路装置。
  30. 前記しきい値電圧制御手段は、電源電圧制御時に電源電圧の変化に伴うしきい値の変化を補償する、請求項1に記載の半導体集積回路装置。
  31. 前記制御切替手段は、電源電圧制御の際に、前記電源電圧制御手段に与えられる制御信号と同じ制御信号を前記しきい値電圧制御手段に与えて基板電圧を制御し、電源電圧の変化に伴うしきい値の変化を補償する、請求項20に記載の半導体集積回路装置。
  32. 前記電源電圧制御時に電源電圧の変化に伴うしきい値の変化を補償するしきい値補償手段をさらに有する請求項1に記載の半導体集積回路装置。
  33. 前記しきい値補償手段は、電源電圧制御切り替わり時の基板電圧とソース電圧の差を比較して第1の差を求める第1の比較手段と、前記第1の差を保持する保持手段と、電源電圧制御切り替わり後の前記基板電圧と前記ソース電圧との差を前記第1の差と比較する第2の比較手段と、前記第2の比較手段での比較結果に応じて前記基板電圧を増減させる制御信号を生成する制御手段と、を有する、請求項32に記載の半導体集積回路装置。
  34. 前記制御切替手段は、電源電圧制御の際に、前記しきい値補償手段からの制御信号を前記しきい値電圧制御手段に入力する、請求項32に記載の半導体集積回路装置。
  35. 前記制御切替手段は、前記半導体集積回路装置内のトランジスタの基板とソースとの間の電圧が所定の範囲限界内にあるように、電源電圧制御としきい値電圧制御とを切り替える、請求項20に記載の半導体集積回路装置。
  36. 前記制御切替手段は、電源電圧制御の際に前記電源電圧が所定の上下限に到達した場合にしきい値電圧制御へ切り替え、しきい値電圧制御の際に前記しきい値電圧または前記基板電圧が所定の上下限に到達した場合に電源電圧制御へ切り替える、請求項20に記載の半導体集積回路装置。
  37. 前記遅延観測手段は、クロックに同期した入力レジスタと、前記入力レジスタの出力が接続されるクリティカルパス回路と、相互に縦続接続されてその縦続接続の一端に前記クリティカルパス回路の出力が接続される複数の遅延回路と、クリティカルパス回路の出力と前記複数の遅延回路の出力とが接続され前記クロックに同期した出力レジスタと、を有し、前記複数の遅延回路の出力値と前記クロックとのタイミング関係に基づいて前記遅延量を観測する、請求項1に記載の半導体集積回路装置。
  38. 前記制御切替手段は、前記遅延観測手段により得られる前記遅延量が所定の範囲内であればしきい値電圧制御に切り替え、前記所定の範囲の外または別の所定の範囲の外であれば電源電圧制御に切り替える、請求項20または37に記載の半導体集積回路装置。
  39. 前記しきい値電圧制御手段は、フローティングゲートトランジスタのフローティングゲート電圧を変化させる、請求項1、2及び24のいずれか1項に記載の半導体集積回路装置。
  40. 前記しきい値電圧制御手段は、複数ゲート構造トランジスタのいくつかのゲートの電圧を変化させる、請求項1、2及び24のいずれか1項に記載の半導体集積回路装置。
  41. 前記スイッチング電流と前記リーク電流の比は、横軸が電源電圧で、遅延一定となるようしきい値を変化させた場合に、縦軸がそれぞれの対数表示のグラフにおいて、それぞれの直線近似線の傾きの絶対値の比の逆数、またはそれに近い整数、またはそれに近い2のべき乗であることを特徴とする、請求項1または2に記載の半導体集積回路装置。
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