JP4835168B2 - 電機子のコア、電機子、モータ、記録ディスク駆動装置およびコアプレートの製造方法 - Google Patents

電機子のコア、電機子、モータ、記録ディスク駆動装置およびコアプレートの製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、電機子のコア、電機子、電機子を備える電動式のモータ、および、モータを備える記録ディスク駆動装置、並びに、電動式モータの電機子のコアに用いられるコアプレートの製造方法に関する。
従来より、ハードディスク装置等の記録ディスク駆動装置は、記録ディスクを回転駆動するスピンドルモータ(以下、「モータ」という。)を備えており、このようなモータの1つとして、回転軸を中心として放射状に配列された複数のティースの内側に界磁用磁石が配置されたインナーロータ型のモータが使用されている。
また、近年、記録ディスク駆動装置は携帯音楽プレーヤ等の携帯型電子機器にも搭載されつつあり、これに伴い、記録ディスク駆動装置の更なる薄型化が求められている。例えば、特許文献1では、インナーロータ型のモータに設けられる電機子のティースにおいて、導線が巻回されてコイルが形成される部位をベースプレートに近接した位置に配置し、ティースの先端近傍を記録ディスク側に向かって折り曲げた後、ロータマグネットに向かってさらに折り曲げて先端面をロータマグネットと対向させることにより、記録ディスク駆動装置において、記録ディスクに対する情報の読み出し等を行うヘッド部が移動する空間をコイルと記録ディスクとの間に確保して装置の薄型化を図りつつ、電機子とロータマグネットとの間の磁気的効率を高める技術が開示されている。また、特許文献2および3では、ティースにおいて導線が巻回される部位の回転軸方向の厚さを薄くすることにより、記録ディスク駆動装置に用いられる電機子の薄型化を図る技術が開示されている。
なお、特許文献4では、所定の回転軸を中心とする環状のヨーク、および、ヨークから外側に向かって放射状に伸びる複数のティースを有する電機子において、ティースの周方向の幅を中心軸から離れるのに従って漸次広くすることにより、ティースの先端部近傍における磁束の飽和を抑制する手法が提案されている。
特開2004−166497号公報 特開平9−46938号公報 米国特許第6,759,784号明細書 特開平6−292332号公報
ところで、電機子のコアは、一般的に薄板状の複数のコアプレートの積層体とされ、コアプレートは電磁鋼板をプレス加工することにより作製される。この場合に、特許文献1のように電機子のティースを折り曲げて界磁用磁石側の先端部と導線が巻回される巻回部との回転軸方向の位置が異なるコアを製造するには、通常、コアプレートの作製において、ティースの先端部と巻回部との間の部位に対応する部分がプレス加工により引き延ばされて形成されるため、コアプレートの当該部分の厚さが薄くなる。その結果、電機子においてティースの先端部と巻回部との間の部位にて磁束が飽和して鉄損が増大し、モータを効率よく回転させることができなくなってしまう。
本発明は上記課題に鑑みなされたものであり、先端部と巻回部とを回転軸方向にずらした構造のコアを有する電機子において、先端部と巻回部との間の部位における磁束の飽和を防止することを目的としている。
請求項1に記載の発明は、電動式モータの電機子のコアであって、先端を所定の中心軸側に向けて前記中心軸を中心に放射状に配置された複数のティースと、前記複数のティースを外側から支持するリング状のコアバックと、を備え、前記複数のティースおよび前記コアバックが、それぞれが前記複数のティースに対応するティース部および前記コアバックに対応するコアバック部を備える板状のコアプレートの積層体であり、前記コアプレートのそれぞれのティース部が、前記コアバック部に接続されるとともに電機子におけるコイルの巻回に利用される巻回部と、最も前記中心軸側にて前記中心軸方向に関して前記巻回部とは高さが異なる位置に配置される先端部と、前記中心軸に対して垂直な前記先端部と前記中心軸に対して垂直な前記巻回部との間において前記中心軸に垂直な面に対して傾斜しつつ前記先端部と前記巻回部とを磁気的に連結し、前記中心軸を中心とする周方向に関して幅が、前記巻回部の幅よりも広く、前記先端部の幅以下である連結部と、を備え、前記コアプレートの前記連結部の厚さは、前記巻回部の厚さ及び前記先端部の厚さよりも薄いことを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の電機子のコアであって、前記巻回部の前記連結部側の端部近傍における前記周方向の幅が、前記連結部に向かって漸次増大する。
請求項4に記載の発明は、請求項1ないし3のいずれかに記載の電機子のコアであって、前記連結部の厚さが、前記巻回部の厚さの0.8倍以下である。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の電機子のコアであって、前記周方向に関して前記連結部の幅が前記巻回部の幅の1.2倍以上である。
請求項6に記載の発明は、電動式のモータの電機子であって、請求項1ないし5のいずれかに記載のコアと、前記複数のティースに導線を巻回することにより形成された複数のコイルとを備える。
請求項7に記載の発明は、電動式のモータであって、請求項6に記載の電機子および前記電機子が取り付けられるベース部を有するステータ部と、前記電機子との間で前記中心軸を中心とするトルクを発生する界磁用磁石を有するロータ部と、前記中心軸を中心に前記ロータ部を前記ステータ部に対して回転可能に支持する軸受機構とを備える。
請求項8に記載の発明は、記録ディスク駆動装置であって、情報を記録する記録ディスクと、前記記録ディスクを回転する請求項7に記載のモータと、前記記録ディスクに対する情報の読み出しおよび/または書き込みを行うヘッド部と、前記ヘッド部を前記記録ディスクおよび前記モータに対して移動するヘッド部移動機構とを備える。
請求項9に記載の発明は、電動式モータの電機子のコアに用いられるとともに、先端を所定の中心軸側に向けて前記中心軸を中心に放射状に配置される複数のティース部、および、前記複数のティース部の外側に接続されたリング状のコアバック部を備え、前記複数のティース部のそれぞれが、前記コアバック部に接続されるとともに電機子におけるコイルの巻回に利用される巻回部と、最も前記中心軸側に位置する先端部と、前記先端部と前記巻回部とを磁気的に連結する連結部とを備えるコアプレートの製造方法であって、a)前記中心軸に対して垂直に広がる板状のコア材料において、前記中心軸を中心とする周方向に関して、前記連結部に対応する幅を前記巻回部に対応する幅よりも広く、かつ、前記先端部に対応する幅以下としつつ前記複数のティース部のそれぞれの幅を定めるエッジと、前記コアバック部の内周側のエッジとを含む複数のスロット孔を形成する工程と、b)前記複数のスロット孔が形成された前記コア材料の前記複数のティース部のそれぞれに対応する部位において、前記先端部に対応する部位と前記巻回部に対応する部位との前記中心軸方向の位置が異なるように、プレス加工にて前記連結部に対応する部位を引き延ばしつつ前記中心軸に垂直な面に対して傾斜させる工程と、c)前記先端部および前記コアバック部のそれぞれの他のエッジを形成しつつ、前記コア材料からコアプレートの部位を分離する工程とを備える。
請求項10に記載の発明は、請求項9に記載のコアプレートの製造方法であって、前記巻回部の前記連結部側の端部近傍における前記周方向の幅が、前記連結部に向かって漸次増大する。
請求項11に記載の発明は、請求項9または10に記載のコアプレートの製造方法であって、前記連結部の厚さが、前記巻回部の厚さの0.8倍以下である。
請求項12に記載の発明は、請求項11に記載のコアプレートの製造方法であって、前記周方向に関して前記連結部の幅が前記巻回部の幅の1.2倍以上である。
本発明によれば、各コアプレートのティース部の先端部と巻回部とを連結部を挟んで中心軸方向にずらした構造のコアを有する電機子において連結部における磁束の飽和を容易に防止することができ、これにより、当該電機子を備えるモータを効率よく駆動させることができる。
また、請求項2の発明では、複数のコアプレートを有する電機子において、磁束の飽和を防止することができ、請求項3および10の発明では、巻回部の連結部側の端部近傍におけるティース部(および、ティース部が積層されたティース)の強度を増すことができる。
また、請求項5および12の発明では、電機子において連結部における磁束の飽和をさらに確実に防止することができる。
また、請求項8の発明では、ディスク駆動装置を薄型化しつつ、消費電力を低減することができる。
図1は、本発明の一の実施の形態に係る電動式のスピンドルモータ1(以下、「モータ1」という。)を備える記録ディスク駆動装置60の内部構成を示す図である。記録ディスク駆動装置60はハードディスク装置であり、情報を記録する円板状の記録ディスク62、記録ディスク62に対する情報の書き込みおよび(または)読み出しを行うアクセス部63、記録ディスク62を保持して回転する電動式のモータ1、並びに、記録ディスク62、アクセス部63およびモータ1を内部空間110に収容するハウジング61を備える。
図1に示すように、ハウジング61は、上部に開口を有するとともにモータ1およびアクセス部63が内側の底面に取り付けられる無蓋箱状の第1ハウジング部材611、並びに、第1ハウジング部材611の開口を覆うことにより内部空間110を形成する板状の第2ハウジング部材612を備える。記録ディスク駆動装置60では、第1ハウジング部材611に第2ハウジング部材612が接合されてハウジング61が形成され、内部空間110は塵や埃が極度に少ない清浄な空間とされる。
記録ディスク62は、モータ1の上側に載置されてクランパ621によりモータ1に固定される。アクセス部63は、記録ディスク62に近接するヘッド631およびヘッド631を支持するアーム632をヘッド部として有し、ヘッド部により情報の読み出しおよび書き込みが磁気的に行われる。また、アクセス部63は、アーム632を移動させることによりヘッド631を記録ディスク62およびモータ1に対して相対的に移動するヘッド移動機構633を有する。これらの構成により、ヘッド631は回転する記録ディスク62に近接した状態で記録ディスク62の所要の位置にアクセスし、情報の書き込みおよび読み出しを行う。
図2は、記録ディスク62(図1参照)の回転に使用されるモータ1の構成を示す縦断面図である。モータ1は、3相の交流電流により駆動される。図2では、モータ1の中心軸J1(後述の電機子24の中心軸でもある。)を含む面における断面を示すが、切断面よりも奥側に位置する構成についても、その一部を破線にて描いている。
図2に示すように、モータ1は、固定組立体であるステータ部2、および、回転組立体であるロータ部3を備えており、ロータ部3は、潤滑油による流体動圧を利用した軸受機構を介して中心軸J1を中心にステータ部2に対して回転可能に支持される。以下の説明では、便宜上、中心軸J1に沿ってロータ部3側を上側、ステータ部2側を下側として説明するが、中心軸J1は必ずしも重力方向と一致する必要はない。
ロータ部3は、ロータ部3の各部を保持するロータハブ31、および、ロータハブ31に取り付けられて中心軸J1の周囲に配置される界磁用磁石34を備える。ロータハブ31は、ステンレス等により一体的に形成されており、中心軸J1を中心とする略円筒状であって下側(すなわち、ステータ部2側)に突出するシャフト311、シャフト311の上端部から中心軸J1に対して垂直に広がる略円板状の円板部312、および、円板部312の外縁において下側に突出する略円筒状の円筒部313を備える。シャフト311の下側の先端部には、略円板状のスラストプレート314が取り付けられる。
ステータ部2は、ステータ部2の各部を保持するベース部であるベースプレート21、ロータ部3のシャフト311が挿入されるとともにロータ部3を回転可能に支持する軸受機構の一部である略円筒状のスリーブユニット22、スリーブユニット22の周囲にてベースプレート21に取り付けられる電機子24、および、電機子24の上方に配置されて電機子24からの電磁ノイズを遮断する薄板状の磁気シールド板25を備える。ベースプレート21は、第1ハウジング部材611(図1参照)の一部であり、アルミニウム、アルミニウム合金、または、磁性もしくは非磁性の鉄系金属の板状部材をプレス加工することにより第1ハウジング部材611の他の部位と一体的に形成される。電機子24は、シャフト311の周囲に配置された界磁用磁石34との間で中心軸J1を中心とする回転力(トルク)を発生する。
電機子24は、圧入または接着によりベースプレート21に上側から取り付けられており、薄板状の複数の(本実施の形態では4枚であるが、図2では2枚のコアプレート5のみに符号を付している。)のコアプレート5を積層してなるコア4、および、コア4の所定の部位に設けられる複数のコイル242を備える。
ベースプレート21の中央部には、図2に示すように、中心軸J1を中心としてロータ部3に向かって上向きに突出する略円筒状のスリーブ取付部216が設けられる。スリーブユニット22は、シャフト311が挿入される略円筒状のスリーブ221、および、スリーブ221の外周に固定される略円筒状のスリーブハウジング222を備え、スリーブ取付部216に挿入されてベースプレート21に取り付けられる。
スリーブ221は、スリーブハウジング222の内周面との間に僅かな隙間をあけて挿入されており(すなわち、すきまばめされており)、接着剤を介してスリーブハウジング222に固定されている。スリーブ221は多孔質部材であり、粉末状の原材料を型に入れて押し固めることにより加圧成形した後に焼結し、焼結された部材を再度型に入れて圧縮することにより形成される。原材料としては、様々な種類の金属粉末や金属化合物粉末、非金属粉末等(例えば、鉄(Fe)および銅(Cu)の混合粉末、銅およびスズ(Sn)の混合粉末、銅、スズおよび鉛(Pb)の混合粉末、鉄および炭素(C)の混合粉末)が利用される。
スリーブハウジング222の上部には、スリーブユニット22の外周に沿って中心軸J1に対して外側に突出する突起部であるフランジ部224が一体的に形成されている。また、スリーブユニット22の下端側の開口は、略円板状のシールキャップ23により閉塞され、これにより、ベースプレート21のスリーブ取付部216の下側の開口が、スリーブハウジング222およびシールキャップ23により閉塞される。
ベースプレート21では、スリーブ取付部216の周囲(後述する、図3の複数のティース41に対応する領域)に、ベースプレート21を上下に貫通する複数(本実施の形態では9個)の穴部211が形成される。ベースプレート21に電機子24が取り付けられた状態においては、複数のコイル242のそれぞれの下部が、ベースプレート21の下面よりも下側に突出することなく、ベースプレート21の対応する穴部211に収容される。これにより、ベースプレート21を過剰に薄くすることなく、モータ1の薄型化を実現することができる。
ステータ部2では、コイル242が挿入された穴部211に接着剤が充填されており、コイル242が固定されるとともに穴部211が封止される。また、ベースプレート21は、複数の穴部211をベースプレート21の電機子24が取り付けられる側とは反対側(すなわち、下側)から塞ぐシート状のシール部材212(例えば、フレキシブル回路基板や銘板)を備える。シール部材212は、中心軸J1を中心とする円環状であり、ベースプレート21の下側の主面に粘着剤層(または、接着剤層)を介して貼付される。
次に、モータ1のロータ部3をステータ部2に回転可能に支持する流体動圧を利用した軸受機構について説明する。図2に示すように、モータ1では、ロータハブ31の円板部312の下面とスリーブハウジング222の上側の端面との間、スリーブ221の内周面とシャフト311の外周面との間、スリーブ221の下側の端面とスラストプレート314の上面との間、スラストプレート314の下面とシールキャップ23の上面との間、および、スリーブハウジング222のフランジ部224の外周面とロータハブ31の円筒部313の内周面との間に微小な間隙が設けられる。これらの間隙には潤滑油が連続して充填され、いわゆるフルフィル構造の軸受機構が構成される。
スリーブハウジング222のフランジ部224の外周面は、その外径が下側に向かって漸次減少する傾斜面とされ、フランジ部224の外周面に対向するロータハブ31の円筒部313の内周面の内径は一定とされる。これにより、フランジ部224と円筒部313との間の間隙における潤滑油の界面は、毛管現象および表面張力によりメニスカス状となってテーパシールが形成され、この間隙がオイルバッファとしての役割を果たして潤滑油の流出が防止される。
スリーブハウジング222の上側の端面、および、スリーブ221の下側の端面には、ロータ部3の回転時に潤滑油に対して中心軸J1側に向かう圧力を発生させるための溝(例えば、スパイラル状の溝)が形成されており、これらの端面およびこれらの端面に対向する面によりスラスト動圧軸受部が構成される。
また、シャフト311およびスリーブ221の互いに対向する面の一方には、潤滑油に流体動圧を発生させるための溝(例えば、中心軸J1の向く方向に関して、スリーブ221の内周面の上下に設けられたヘリングボーン溝等)が形成されており、これらの面によりラジアル動圧軸受部が構成される。
モータ1では、流体動圧を利用する軸受機構によりロータ部3を潤滑油を介して非接触にて支持することにより、ロータ部3を高精度、かつ、低騒音にて回転することができる。特に、フルフィル構造の軸受機構では、軸受内部に空気が介在しないため、潤滑油内に発生した気泡に起因するシャフト311とスリーブ221との異常接触や、軸受内部の空気が膨張することによる潤滑油の漏れ等が一層抑制される。また、モータ1では、スリーブ221が粉末状の原材料を加圧成形した多孔質部材とされるため、軸受機構において高い保持力にて潤滑油を保持することができるとともに潤滑油中のパーティクル等の不純物を吸着して潤滑油を清浄に保つことができる。
このように、モータ1では、スリーブユニット22(すなわち、スリーブ221およびスリーブハウジング222)、ロータハブ31並びにシールキャップ23の間の間隙に、流体である潤滑油が充填されており、ロータ部3の回転時には、潤滑油による流体動圧を利用してロータ部3が支持される。そして、ロータ部3が中心軸J1を中心としてステータ部2に対して回転駆動されることより、ロータ部3に取り付けられる記録ディスク62(図1参照)が回転駆動される。
次に、電機子24の詳細について説明する。図3はコア4を示す平面図である。図3では、最上面のコアプレート5のみが示されているが、既述のように、本実施の形態では他の3枚のコアプレート5が最上面のコアプレート5の下側に積層されており、下側のコアプレート5の存在を破線の引き出し線に符号を付すことにより示している。
図3に示すように、コア4は、先端を中心軸J1(モータ1の中心軸J1でもある。)側に向けて中心軸J1を中心に放射状に配置された複数(本実施の形態では9本)のティース41、および、複数のティース41を外側から支持する(すなわち、各ティース41の中心軸J1から遠い側の端部を連結して支持する)リング状のコアバック42を備える。ティース41は、コイル242(図2参照)の導線が巻回される巻回部411、最も中心軸J1側に位置し中心軸J1を中心とする周方向に関して巻回部411よりも幅が広い先端部413、および、両端が折り曲げられた状態で巻回部411と先端部413とを接続する連結部412を有する。なお、図3では、折り曲げの位置を細線にて図示している(後述する図4、図7.Bないし図7.D、図10、図11、図13、並びに、図14.Aおよび図14.Bにおいて同様)。
図4は、1つのティース41およびコアバック42の一部を拡大して示す平面図であり、図5は、図4のティース41の右側面図である。
既述のように、コア4は複数のコアプレート5の積層体とされ、複数のコアプレート5は互いに同じ形状(ただし、後述する渡り線係止部43が形成される部位を除く。)となっており、図4に示すように、各コアプレート5はコア4におけるティース41の一部(1枚の部分)であるティース部51、および、コア4におけるコアバック42の一部(1枚の部分)であるコアバック部52を備える。なお、図4では下側のコアプレート5の各部位の存在を破線の引き出し線を用いて符号を付すことにより示している。また、ティース部51は、図4および図5に示すようにティース41の巻回部411の一部(1枚の部分)となっている部位511(以下、単に「巻回部511」と呼ぶ。)、ティース41の先端部413の一部(1枚の部分)となっている部位513(以下、単に「先端部513」と呼ぶ。)、および、ティース41の連結部412の一部(1枚の部分)となっている部位512(以下、単に「連結部512」と呼ぶ。)を有する。すなわち、複数のコアプレート5の互いに対応する巻回部511の積層体がコア4における巻回部411とされ、複数のコアプレート5の互いに対応する先端部513の積層体がコア4における先端部413とされ、複数のコアプレート5の互いに対応する連結部512の積層体がコア4における連結部412とされる。また、複数のコアプレート5のティース部51の積層体がコア4のティース41とされ、複数のコアプレート5のコアバック部52の積層体がコア4のコアバック42とされる。
図4に示すように、コアプレート5の各ティース部51において、周方向(図3中のコアバック42に沿う方向にほぼ一致するため、図4中では左右方向となる。)に関して連結部512の幅は巻回部511の幅よりも広く、先端部513の幅よりも狭くなっており、本実施の形態では、周方向に関して連結部512の幅は巻回部511の幅の1.4倍以上とされる(理由については後述する。)。また、巻回部511の連結部512側の端部近傍において周方向の幅は、連結部512に向かって漸次増大する。
図5に示すように、コアプレート5の各ティース部51において、先端部513および巻回部511は共に中心軸J1に平行な積層方向(図5中の上下方向)に対してほぼ垂直であり、積層方向に関して互いに異なる位置に配置される。そして、先端部513と巻回部511との間において、連結部512が積層方向に対して垂直な面に対して傾斜しつつ先端部513と巻回部511とを連結する。図3に示すように、各コアプレート5において、複数のティース部51およびコアバック部52は一体的に形成されており、コア4の複数のティース41およびコアバック42も磁気的に接続されている。
電機子24では、コア4の9本のティース41のそれぞれに導線を巻回することにより9個のコイル242が形成される(図2参照)。9個のコイル242のそれぞれは、ティース41に導線を例えば2層に巻回することにより形成され、導線の径は0.05〜0.3mm(より好ましくは0.1mm)とされる。上述のようにモータ1の駆動電流は3相の交流電流であるため、電機子24では、コア4の9本のティース41に形成された9個のコイル242のうち、3つおきの3個のコイル242が図2に示す渡り線2421により互いに接続される。互いに隣接する2つのコイル242間において、渡り線2421はコアバック42に形成される渡り線係止部43(図3参照)にて支持される。以上の構造を有する電機子24では、各ティース41が中心軸J1側で折り曲げられて中心軸J1側の端面が界磁用磁石34の外周面に対向することにより、電機子24と界磁用磁石34との間に効率的にトルクを発生することができる。
次に、電機子24の製造について説明する。図6は電機子24の製造の流れを示す図であり、図7.Aないし図7.Dは電機子24のコアプレート5を製造する様子を説明するための図である。電機子24を製造する際には、まず、電機子24のコア4に用いられるコアプレート5が作製される。具体的には、珪素鋼板(後述するように、この材料を用いてコアプレート5が形成されるため、以下、「コア材料」という。)が準備され、所定のコアプレート製造装置にセットされる。以下に説明するコアプレート5の作製では、コア材料がコアプレート製造装置における複数のステーションを順に通過しつつ各ステーションにおいて所定の処理が行われる。
コアプレート製造装置における最初のステーションでは、図7.Aに示すように、所定の金型にて板状のコア材料8を打ち抜くことにより、コア材料8に垂直な中心軸(製造されるコア4の中心軸であり、当該コア4を有する電機子24の中心軸J1とも一致するため、以下、「中心軸J1」という。)を中心とする周方向に沿って複数のスロット孔80が形成される(ステップS11)。
図7.Aにおいて、中心軸J1を中心とする周方向に関して互いに隣接する2つのスロット孔80にて挟まれるコア材料8の部位81は、後述するように、作製されるコアプレート5のティース部51に対応するため、複数のスロット孔80の周方向におよそ垂直なエッジは複数のティース部51のそれぞれの周方向の幅を定めることとなる。詳細には、各部位81(ティース部51に対応するため、以下、「ティース部81」と呼ぶ。)において、中心軸J1側の部位はコアプレート5のティース部51の先端部513(後述する図10参照)に対応し、中心軸J1とは反対側(外側)の部位はティース部51の巻回部511に対応し、周方向に関して先端部513に対応する部位の幅が、巻回部511に対応する部位の幅よりも広くなっている。また、コア材料8において複数のスロット孔80の中心軸J1とは反対側の部分は、コアプレート5のコアバック部52に対応し、複数のスロット孔80の中心軸J1とは反対側のエッジは、コアバック部52の内周側のエッジとなる。
中心軸J1に対して垂直に広がるコア材料8において複数のスロット孔80が形成されると、コア材料8が次のステーションに移動する。そして、コア材料8のティース部81において、コアプレート5の先端部513に対応する部位と巻回部511に対応する部位との中心軸J1方向の位置が異なるように、コア材料8に対して曲げ加工が行われる(ステップS12)。
図8.Aおよび図8.Bは、コア材料8に対して曲げ加工を行う様子を説明するための図である。
図8.Aに示すように曲げ加工が行われる際には、コア材料8は中心軸J1方向に関してコア材料8を介して互いに対向する上金型91および下金型92の間の所定位置に配置される。上金型91および下金型92は共に、円環状となっており、コア材料8が所定位置に配置された状態において、上金型91および下金型92の中心軸とコア材料8の中心軸J1とが一致する(以下、上金型91および下金型92の中心軸も「中心軸J1」という。)。上金型91の下金型92側の面911には、下金型92に向かって突出するとともに中心軸J1を中心とする逆円錐台状の突出部912が形成され、下金型92の上金型91側の面921には突出部912に対向する位置に溝部922が形成される。突出部912の側面は図8.A中の下方(下金型92に接近する方向)に向かうに従って径が小さくなる環状の傾斜面912aとなっており、中心軸J1方向に関して傾斜面912aに対向する下金型92の溝部922の側面も、上方(上金型91に接近する方向)に向かうに従って径が大きくなる環状の傾斜面922aとなっている。また、コア材料8は、下面が下金型92の面921に当接した状態で、上金型91および下金型92の中心軸J1とは反対側にて1対の材料保持部93により挟持される。実際には、コア材料8の各ティース部81において、コアプレート5の巻回部511に対応する部位が下金型92の面921上に位置し、コアプレート5の先端部513に対応する部位が中心軸J1方向に関して突出部912に対向する位置に配置される。
コア材料8が所定位置に配置されると、上金型91が下金型92に向かって下降し、コア材料8の中心軸J1側の部位のみが突出部912により下方へと押し込まれる。このとき、コア材料8が、下面を下金型92の面921に当接させた状態で材料保持部93により保持されているため、中心軸J1方向に関して傾斜面912aに対向するコア材料8の部位が引き延ばされる。そして、図8.Bに示すように、中心軸J1方向に関して上金型91の面911が、下金型92の面921に対してコア材料8の厚さとほぼ同じ距離までコア材料8を挟んで接近すると、上金型91の下降が停止される。これにより、コア材料8の各ティース部81において、コアプレート5の巻回部511に対応する部位と先端部513に対応する部位との中心軸J1方向の位置が異なるように、各ティース部81が折り曲げられる。なお、図8.Bでは、各ティース部81において先端部513に対応する部位(突出部912により押し込まれた部位)が、中心軸J1方向に関して巻回部511に対応する部位(面921に当接する部位)よりも下方に位置しており、図2および図5に示す各コアプレート5の状態とは上下方向が逆向きとなっている。コア材料8の各ティース部81における2つの曲げ位置にて挟まれる部位(中心軸J1方向に関して傾斜面912aに対向する部位)は、中心軸J1に垂直な面に対して傾斜し、コアプレート5のティース部51において先端部513と巻回部511とを連結する連結部512に対応する。
図7.Bは、コア材料8の各ティース部81に曲げ加工が行われた直後の状態を示している。図7.Bに示すように、中心軸J1を中心とする周方向に関して、コア材料8の各ティース部81における連結部512に対応する部位(2つの曲げ位置にて挟まれる部位)の幅は、巻回部511に対応する部位の幅よりも広く、かつ、先端部513に対応する部位の幅よりも狭くなっている。曲げ加工後のコア材料8は、コアプレート製造装置における次のステーションに移動する。
次のステーションでは、図9.Aに示すように、所定の中心軸(コア材料8が配置された状態においてコア材料8の中心軸J1と一致するため、同様に「中心軸J1」と呼ぶ。)を中心とする環状の上側環状部材941および下側環状部材942が設けられており、上側環状部材941および下側環状部材942では、内径および外径が共に同じ大きさとされる。コア材料8の各ティース部81において、コアプレート5のティース部51およびコアバック部52に対応する部位は、上側環状部材941および下側環状部材942により中心軸J1方向の両側から挟まれて保持される。なお、図7.Bでは、二点鎖線にて下側環状部材942のみを図示している。そして、図9.Bに示すように、上側環状部材941の内側面に沿う環状の金型95にてコア材料8の中心軸J1側の部位を打ち抜くことにより、図7.Cに示すように、各ティース部81における先端部513(後述する図10参照)に対応する部位の中心軸J1側のエッジが形成される(ステップS13)。
その後、コア材料8においてコアプレート5のコアバック部52の外周に対応する円であって、ティース部81近傍を除く部分に、図7.D中にて太線にて示すようにコア材料8を貫通する複数の切り込み821が形成される。そして、中心軸J1を中心とする周方向に互いに隣接する2つの切り込み821を連続させるようにして、コア材料8が所定の金型にて打ち抜かれる。これにより、コアバック部52に対応する部位の外周側のエッジを形成しつつ、コア材料8からコアプレートの部位が分離され、図10に示すようにコアプレート5が完成する(ステップS14)。
図10に示すように、コアプレート5は、先端を中心軸J1側に向けて中心軸J1を中心に放射状に配置される複数のティース部51、および、複数のティース部51の外側に接続されたリング状のコアバック部52を備え、複数のティース部51のそれぞれは、コアバック部52に接続されるとともに電機子24におけるコイルの巻回に利用される巻回部511、最も中心軸J1側にて中心軸J1方向に関して巻回部511とは異なる位置に配置される先端部513、および、中心軸J1に垂直な面に対して傾斜しつつ先端部513と巻回部511とを磁気的に連結する連結部512を有する(図5参照)。
図6では省略されているが、実際には、コアプレート製造装置により上記ステップS11〜S14がコア材料8の他の部位に対して繰り返され、複数のコアプレート5が準備される。
続いて、所定枚数(本実施の形態では4枚)のコアプレート5が重ね合わせられて(すなわち、積層されて)かしめられることにより、複数のコアプレート5が互いに固定される(ステップS15)。なお、複数のコアプレート5はレーザ溶接等、他の手法により互いに固定されてよい。
複数のコアプレート5のうちの1つのコアプレート5には、スロット孔80を形成する時点でコアバック部52から中心軸J1側に向かう突起部が形成されており、当該突起部が折り曲げられて渡り線係止部43(図2および図3参照)が形成される。そして、積層された複数のコアプレート5の表面に電着塗装や粉体塗装等により絶縁性樹脂等の絶縁材料が塗装され(ステップS16)、複数のコアプレート5の積層体であるコア4が完成する。なお、各コアプレート5に対して絶縁材料の塗装が行われた後に、複数のコアプレート5が積層されて互いに固定されてもよい。
そして、図3に示すコア4のティース41の各巻回部411(すなわち、互いに対応する複数のティース部51の巻回部511の集合)に、巻線機により導線が巻回されることにより複数のコイル242が形成され、電機子24の製造が終了する(ステップS17)。
以上に説明したように、界磁用磁石34が電機子24の中心軸J1側に配置されたモータ1(いわゆる、インナーロータ型のモータ)では、複数のティース41およびコアバック42を有するコア4が、それぞれが複数のティース41に対応するティース部51およびコアバック42に対応するコアバック部52を備える板状の複数のコアプレート5の積層体とされる。そして、各コアプレート5のティース部51では、中心軸J1方向に関して互いに異なる位置に配置される先端部513および巻回部511を磁気的に連結する連結部512が設けられる。
ここで、図6のステップS11〜S14にて作製されたコアプレート5では、コア材料8においてコアプレート5の連結部512に対応する部位が引き延ばされるため、図5に示すように、コアプレート5の連結部512の厚さT2が、巻回部511の厚さT1および先端部513の厚さT3よりも薄くなってしまう。実際に作製された5枚のコアプレート5の巻回部511、連結部512および先端部513の厚さT1,T2,T3を測定すると、表1に示すように、連結部512の厚さT2が巻回部511の厚さT1の0.6倍以下となっている。なお、表1において、「1」ないし「5」はコアプレート5の番号を示し、「平均」は番号1ないし5のコアプレート5の各部位の厚さの平均値を示し、「比率」は巻回部511の厚さT1の平均値に対する、各部位の厚さT1,T2,T3の平均値の比率を示している。
Figure 0004835168
このように、通常、連結部512の厚さT2が巻回部511の厚さT1よりも薄くなってしまうため、図11に示すように、周方向(図11中のコアバック部903におよそ沿う方向)に関して連結部901の幅が巻回部902の幅と同じとされるコアプレート904を電機子に用いる場合には、連結部901において磁束の飽和が生じて界磁用磁石との間でトルクを効率よく発生することができなくなる。また、連結部901が薄いことにより、モータの回転時に連結部901にて振動が生じ易くなって騒音が発生したり、連結部901の厚さのばらつきによりモータの回転精度が低下する場合もある。
これに対し、図4のコア4では、各コアプレート5のティース部51において周方向に関して連結部512の幅が巻回部511の幅よりも広く、かつ、先端部513の幅よりも狭くされることより、連結部512における磁束の飽和を容易に防止して鉄損の低減を図りつつ、界磁用磁石34に対して先端部513を介して磁界を効率よく作用させ、モータ1を低消費電力にて安定して駆動することが実現される。また、連結部512にて一定の剛性が確保されるため、モータ1の振動や騒音を低下することも実現され、その結果、モータ1の信頼性および耐久性の向上、並びに、騒音の発生の抑制を図ることも可能となる。
既述のように、通常、連結部512の厚さが元のコア材料8の厚さ(巻回部511の厚さにほぼ等しい)から40%以上減少するが、コアプレート5では、中心軸J1を中心とする周方向に関して連結部512の幅が巻回部511の幅の1.4倍以上とされることにより、各ティース部51の連結部512において一定の断面積が確保され、電機子24において連結部512における磁束の飽和がさらに確実に防止される。また、コアプレート5では、巻回部511の連結部512側の端部近傍における周方向の幅が連結部512に向かって漸次増大するため、巻回部511の連結部512側の端部近傍におけるティース部51(または、ティース41)の強度を増すことができる。
モータ1を有する図1の記録ディスク駆動装置60では薄型化を図りつつ、信頼性および耐久性の向上、並びに、消費電力の低減が実現される。
ところで、コア材料8に対する曲げ加工の手法によっては、図5に示すコアプレート5の連結部512の厚さT2が巻回部511の厚さT1の0.8倍以下となり、連結部512の厚さが元のコア材料8の厚さから20%以上減少するが、この場合であっても、コアプレート5において、中心軸J1を中心とする周方向に関して連結部512の幅を巻回部511の幅の1.2倍以上とすることにより、各ティース部51の連結部512において一定の断面積が確保され、電機子24において連結部512における磁束の飽和が確実に防止される。
また、図2のモータ1において、1つのコアプレート5がコア4とされて電機子が製造されてもよい。具体的には、図6のステップS11〜S14により作製されたコアプレート5を積層することなく(すなわち、図6のステップS15をスキップして)、表面に電着塗装や粉体塗装等により絶縁性樹脂が塗装され(ステップS16)、1つのコアプレート5であるコアが形成される。そして、コアのティースの各巻回部に巻線機により導線が巻回されることにより複数のコイルが形成され、1つのコアプレート5のみを有する電機子の製造が終了する(ステップS17)。このように1つのコアプレート5のみを有する電機子においても、連結部の周方向に関する幅が巻回部よりも広くされるため、連結部における磁束の飽和が容易に防止され、モータを効率よく駆動させることが可能となる。
以上のように、コアプレート5の積層体であって、各コアプレート5のティース部51の先端部513と巻回部511とを中心軸J1方向にずらした構造のコア4を有する電機子24において、各コアプレート5の先端部513と巻回部511との間に挟まれる連結部512における磁束の飽和を容易に防止するには、各コアプレート5のティース部51において、連結部512の周方向の幅を巻回部511の幅よりも広くすることが重要となる。
図12は、他の例に係るモータ1aを示す縦断面図であり、中心軸J1から左側のみを示している。図12のモータ1aでは、中心軸J1方向に関してコアバック42が先端部413と同じ位置に配置される。換言すれば、コア4の各ティース41において、中心軸J1方向に関して巻回部411が先端部413およびコアバック42と異なる位置に配置され、先端部413と巻回部411との間に設けられる連結部412に加えて、巻回部411とコアバック42との間にも、中心軸J1に垂直な面に対して傾斜しつつ巻回部411とコアバック42とを磁気的に連結する補助連結部414が設けられる。他の構成は、図2のモータ1と同様であり、同符号を付している。
図13は、図12のコア4に用いられるコアプレート5を示す平面図である。図12のモータ1aのコア4も板状の複数のコアプレート5の積層体とされ、図13に示すように、各コアプレート5はコア4のティース41に対応するティース部51、および、コア4のコアバック42に対応するコアバック部52を備える。そして、コアプレート5の各ティース部51においても、中心軸J1方向に関して巻回部511が先端部513およびコアバック部52と異なる位置に配置され、先端部513と巻回部511との間に設けられる連結部512に加えて、巻回部511とコアバック部52との間にも、中心軸J1に垂直な面に対して傾斜しつつ巻回部511とコアバック部52とを磁気的に連結する補助連結部514が設けられる(図12参照)。補助連結部514も、連結部512と同様のプレス加工にて(すなわち、図6のステップS12と同時に、または、ステップS12の直前もしくは直後に)コア材料における対応する部位を引き延ばすことにより形成され、補助連結部514の厚さが巻回部511の厚さよりも薄くなっている。
図13のコアプレート5では、補助連結部514についても、中心軸J1を中心とする周方向に関して幅が巻回部511の幅よりも広くされており、これにより、ティース部51の補助連結部514にて磁束が飽和することが抑制され、その結果、連結部512における磁束の飽和の防止と相まって、モータ1aをさらに効率よく駆動させることが可能となる。また、巻回部511の補助連結部514側の端部近傍における周方向の幅も補助連結部514に向かって漸次増大することにより、巻回部511の補助連結部514側の端部近傍におけるティース部51(または、ティース41)の強度の向上が図られる。なお、図12のモータ1aにおいても、コア4が1枚のコアプレート5のみを有するものとされてもよい。
以上、本発明の実施の形態について説明してきたが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、様々な変形が可能である。
上記実施の形態では、周方向に関してコアプレート5の連結部512の幅が、先端部513の幅よりも狭くされるが、電機子24の設計によっては、連結部512の幅と先端部513の幅とが同じであってもよく、この場合でも、コアプレート5の連結部512における磁束の飽和を防止しつつ、界磁用磁石34に対して先端部513を介して磁界を適切に作用させ、電機子24を有するモータ1を効率よく回転させることができる。すなわち、電機子24に用いられるコアプレート5では、周方向に関して連結部512の幅を、巻回部511の幅よりも広く、かつ、先端部513の幅以下とすることが重要となる。
上記実施の形態におけるコアプレート5の製造では、複数のスロット孔80が形成されたコア材料8において、コアプレート5の連結部512に対応する部位を引き延ばしつつ中心軸J1に垂直な面に対して傾斜させた後に、先端部513を形成しつつコアプレート5の部位を分離することにより、中心軸J1に対して先端部513の位置が精度よく決定されたコアプレート5の作製が容易に実現されるが、製造するモータの要求精度や設計によっては、連結部512に対応する部位を傾斜させることなく、コア材料から中心軸に垂直な方向に正確に伸びるコアプレート(すなわち、曲げ加工が行われていないコアプレート)を取り出し、その後、このコアプレートに対して、先端部513の中心軸J1からの距離を固定しながら連結部512に対応する部位を傾斜させる曲げ加工を行うことにより傾斜した連結部512を有するコアプレートが作製されてもよい。また、所定の形状精度が確保されるのであるならば、板状の複数のコア材料8を積層した状態で、上記ステップS11〜S14を行うことにより、積層された複数のコアプレート5が同時に作製されてもよい。
また、コアプレート5におけるティース部51の形状は図4および図13に示すもの以外に、例えば、図14.Aに示すように、巻回部511の連結部512側の端部近傍から先端部513に向かって周方向の幅が漸次増大する(すなわち、連結部512の幅が先端部513に向かって漸次増大する)ものや、図14.Bに示すように、周方向に関して巻回部511の連結部512側の端部近傍の幅が連結部512の幅と同じであり、かつ、巻回部511の他の部位の幅よりも広くされるものであってもよい。なお、図14.Bの場合であっても、巻回部511において連結部512側の端部近傍には導線がほとんど巻回されないため、巻回部511の実質的な幅は、連結部512よりも狭いといえる。
モータ1,1aの軸受機構は、例えば、空気を流体とした、いわゆるエア動圧軸受を用いてもよい。また、モータ1,1aは、ハードディスク装置以外の他の記録ディスク駆動装置(例えば、リムーバブルディスク装置等)の駆動源として利用されてもよい。
記録ディスク駆動装置の内部構成を示す図である。 モータの構成を示す縦断面図である。 コアを示す平面図である。 ティース近傍を拡大して示す図である。 ティースの側面図である。 電機子の製造の流れを示す図である。 コアプレートの製造を説明するための図である。 コアプレートの製造を説明するための図である。 コアプレートの製造を説明するための図である。 コアプレートの製造を説明するための図である。 コア材料に対して行われる曲げ加工を説明するための図である。 コア材料に対して行われる曲げ加工を説明するための図である。 先端部の中心軸側のエッジの形成を説明するための図である。 先端部の中心軸側のエッジの形成を説明するための図である。 コアプレートを示す平面図である。 比較例のコアプレートのティース部近傍を示す図である。 モータの他の例を示す縦断面図である。 コアプレートを示す平面図である。 ティース部の他の例を示す図である。 ティース部のさらに他の例を示す図である。
符号の説明
1,1a モータ
2 ステータ部
3 ロータ部
4 コア
5 コアプレート
8 コア材料
21 ベースプレート
22 スリーブユニット
24 電機子
34 界磁用磁石
41 ティース
42 コアバック
51 ティース部
52 コアバック部
60 記録ディスク駆動装置
62 記録ディスク
63 アクセス部
80 スロット孔
81 ティース部(に対応する部位)
242 コイル
311 シャフト
511 巻回部
512 連結部
513 先端部
633 ヘッド移動機構
J1 中心軸
S11〜S14 ステップ

Claims (11)

  1. 電動式モータの電機子のコアであって、
    先端を所定の中心軸側に向けて前記中心軸を中心に放射状に配置された複数のティースと、
    前記複数のティースを外側から支持するリング状のコアバックと、
    を備え、
    前記複数のティースおよび前記コアバックが、それぞれが前記複数のティースに対応するティース部および前記コアバックに対応するコアバック部を備える板状のコアプレートの積層体であり、
    記コアプレートのそれぞれのティース部が、
    前記コアバック部に接続されるとともに電機子におけるコイルの巻回に利用される巻回部と、
    最も前記中心軸側にて前記中心軸方向に関して前記巻回部とは高さが異なる位置に配置される先端部と、
    前記中心軸に対して垂直な前記先端部と前記中心軸に対して垂直な前記巻回部との間において前記中心軸に垂直な面に対して傾斜しつつ前記先端部と前記巻回部とを磁気的に連結し、前記中心軸を中心とする周方向に関して幅が、前記巻回部の幅よりも広く、前記先端部の幅以下である連結部と
    を備え、
    前記コアプレートの前記連結部の厚さは、前記巻回部の厚さ及び前記先端部の厚さよりも薄いことを特徴とする電機子のコア。
  2. 請求項1に記載の電機子のコアであって、
    前記巻回部の前記連結部側の端部近傍における前記周方向の幅が、前記連結部に向かって漸次増大することを特徴とする電機子のコア。
  3. 請求項1ないし2のいずれかに記載の電機子のコアであって、
    前記連結部の厚さが、前記巻回部の厚さの0.8倍以下であることを特徴とする電機子のコア。
  4. 請求項3に記載の電機子のコアであって、
    前記周方向に関して前記連結部の幅が前記巻回部の幅の1.2倍以上であることを特徴とする電機子のコア。
  5. 電動式のモータの電機子であって、
    請求項1ないし4のいずれかに記載のコアと、
    前記複数のティースに導線を巻回することにより形成された複数のコイルと、
    を備えることを特徴とする電機子。
  6. 電動式のモータであって、
    請求項5に記載の電機子および前記電機子が取り付けられるベース部を有するステータ部と、
    前記電機子との間で前記中心軸を中心とするトルクを発生する界磁用磁石を有するロータ部と、
    前記中心軸を中心に前記ロータ部を前記ステータ部に対して回転可能に支持する軸受機構と、
    を備えることを特徴とするモータ。
  7. 記録ディスク駆動装置であって、
    情報を記録する記録ディスクと、
    前記記録ディスクを回転する請求項6に記載のモータと、
    前記記録ディスクに対する情報の読み出しおよび/または書き込みを行うヘッド部と、
    前記ヘッド部を前記記録ディスクおよび前記モータに対して移動するヘッド部移動機構と、
    を備えることを特徴とする記録ディスク駆動装置。
  8. 電動式モータの電機子のコアに用いられるとともに、先端を所定の中心軸側に向けて前記中心軸を中心に放射状に配置される複数のティース部、および、前記複数のティース部の外側に接続されたリング状のコアバック部を備え、前記複数のティース部のそれぞれが、前記コアバック部に接続されるとともに電機子におけるコイルの巻回に利用される巻回部と、最も前記中心軸側に位置する先端部と、前記先端部と前記巻回部とを磁気的に連結する連結部と、を備えるコアプレートの製造方法であって、
    a)前記中心軸に対して垂直に広がる板状のコア材料において、前記中心軸を中心とする周方向に関して、前記連結部に対応する幅を前記巻回部に対応する幅よりも広く、かつ、前記先端部に対応する幅以下としつつ前記複数のティース部のそれぞれの幅を定めるエッジと、前記コアバック部の内周側のエッジとを含む複数のスロット孔を形成する工程と、
    b)前記複数のスロット孔が形成された前記コア材料の前記複数のティース部のそれぞれに対応する部位において、前記先端部に対応する部位と前記巻回部に対応する部位との前記中心軸方向の位置が異なるように、プレス加工にて前記連結部に対応する部位を引き延ばしつつ前記中心軸に垂直な面に対して傾斜させる工程と、
    c)前記先端部および前記コアバック部のそれぞれの他のエッジを形成しつつ、前記コア材料からコアプレートの部位を分離する工程と、
    を備えることを特徴とするコアプレートの製造方法。
  9. 請求項8に記載のコアプレートの製造方法であって、
    前記巻回部の前記連結部側の端部近傍における前記周方向の幅が、前記連結部に向かって漸次増大することを特徴とするコアプレートの製造方法。
  10. 請求項8または9に記載のコアプレートの製造方法であって、
    前記連結部の厚さが、前記巻回部の厚さの0.8倍以下であることを特徴とするコアプレートの製造方法。
  11. 請求項10に記載のコアプレートの製造方法であって、
    前記周方向に関して前記連結部の幅が前記巻回部の幅の1.2倍以上であることを特徴とするコアプレートの製造方法。

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