JP4830607B2 - 光電気変換装置及びその製造方法並びに外部導波路 - Google Patents

光電気変換装置及びその製造方法並びに外部導波路 Download PDF

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Description

本発明は、光電気変換装置及びその製造方法並びに外部導波路に関するものである。
従来、光電気変換装置としては、例えば特許文献1に記載されているように、電気信号を光信号に変換する発光素子が実装されたマウント基板と、光信号を電気信号に変換する受光素子が実装されたマウント基板とがそれぞれ回路基板を介して配線基板に実装されたものが知られている。前記回路基板は、発光素子に電気信号を送信するためのIC回路または受光素子から電気信号を受信するためのIC回路が形成されたものである。
この光電気変換装置においては、発光素子または受光素子と光学的に結合する導波路がマウント基板にそれぞれ形成されているとともに、これらの導波路がマウント基板から張り出して延在していて、その先端同士が光コネクタにより相互に連結されている。
特開2003−222746号公報
しかしながら、このように導波路がマウント基板から張り出して延在していると、マウント基板を配線基板に実装するときに導波路を取り回す必要があるため、マウント基板の実装が煩雑な作業となる。また、マウント基板の実装時に光コネクタを含めた導波路がその高い実装温度に耐え得るようにするために、導波路および光コネクタに耐熱性を持たせる必要がある。そのため、導波路および光コネクタを高価な材料で構成しなければならない。
本発明は、このような事情に鑑み、マウント基板を簡単に実装することができ、しかも、安価な材料で光コネクタ等を構成することができる光電気変換装置及びその製造方法並びにその光電気変換装置に用いられる外部導波路を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明に係る光電気変換装置は、電気信号を光信号にまたは光信号を電気信号に変換する光素子と、この光素子に電気信号を送信するまたは光素子から電気信号を受信するためのIC回路と、前記光素子と光学的に結合する導波路を有するマウント基板とを備えた光電気変換装置であって、前記導波路に光学的に結合可能な外部導波路を設けるとともに、この外部導波路の端部に光コネクタを設け、前記マウント基板の一方面に、前記光コネクタの先端の板状嵌合凸部と嵌合することにより導波路と外部導波路との位置決めを行う嵌合部を設け、前記嵌合部は、前記導波路を挟んで離間する左右一対の樹脂構造部であることを特徴とするものである。
光コネクタと嵌合部とを嵌合させた状態を保持できるようにするために、前記マウント基板に、前記光コネクタが着脱可能に装着されるアダプタを取り付けることが好ましい。
高速伝送を可能とするために、前記IC回路が形成されたIC基板をさらに備え、このIC基板と前記光素子とを前記マウント基板に実装することが好ましい。
マウント基板を小型化するために、前記光素子をマウント基板の一方の面に実装し、前記IC基板をマウント基板の他方の面に実装することが好ましい。
装置を小型化するために、前記光素子を前記マウント基板に実装するとともに、前記I
C回路を前記マウント基板に直接形成することが好ましい。
高速伝送を可能とするために、前記IC回路が形成されたIC基板をさらに備え、このIC基板に前記光素子を実装するとともに、当該IC基板を前記マウント基板に実装することが好ましい。
嵌合部の設計の自由度を向上させるとともに、導波路と光素子とを高精度に位置合わせできるようにするために、前記樹脂構造部を介して前記IC基板をマウント基板に実装することが好ましい。
小径の半田バンプが使用できるようにするために、前記マウント基板は、前記IC基板を介して配線基板に実装されるものであることが好ましい。
外部にシールド部材を配設することなく高周波信号の劣化を防ぐために、接地されるグランド配線部を有し、前記マウント基板が所定間隔を隔てて実装される配線基板をさらに備え、前記光素子およびIC回路をマウント基板と配線基板との間に配置し、マウント基板の配線基板と反対側の面の少なくとも光素子を覆う領域に導体層を設けるとともに、この導体層と前記配線基板のグランド配線部とを電気的に接続する電気接続部を設けることが好ましい。
装置の小型化を図るために、前記マウント基板に貫通電極を設けるとともに、この貫通電極と前記グランド配線部とをバンプで接続することにより、貫通電極およびバンプで前記電気接続部を構成することが好ましい。
マウント基板自体をシールドとして作用させるために、前記マウント基板は、シリコン基板であり、このマウント基板の配線基板と反対側の面に高濃度不純物をドーピングして前記導体層を形成することが好ましい。
発光素子で生じる熱の放熱性を向上させるために、前記導体層の表面に凹凸を設けることが好ましい。
光接続と電気接続とを同時に行うために、前記外部導波路に、導電線を設けるとともに、前記マウント基板に、外部導波路と導波路とが光学的に結合したときに前記導電線と電気的に接続する接点部を設けることが好ましい。
外部導波路を合理的に利用して電気配線を行うために、前記外部導波路に、端部に電気コネクタを有する導電線を設けることが好ましい。
また、本発明に係る外部導波路は、上記の光電気変換装置に用いられる、前記マウント基板の導波路に光学的に結合可能な外部導波路であって、前記マウント基板に設けた嵌合部に嵌合可能な板状嵌合凸部を光コネクタの先端に設けたことを特徴とするものである。
また、本発明に係る光電気変換装置の製造方法は、マウント基板を形成するためのシリコン基板に、導波路を形成する工程と、シリコン基板上に、配線パターンを形成する工程と、シリコン基板の一方面に、外部導波路の光コネクタの先端の板状嵌合凸部と嵌合することにより導波路と外部導波路との位置決めを行う嵌合部を、前記導波路を挟んで離間する左右一対の樹脂構造部で形成する工程と、シリコン基板に、光素子を実装する工程と、シリコン基板を切断して個片化する工程とを含むことを特徴とするものである。
本発明に係る光電気変換装置によれば、マウント基板の導波路に光学的に結合可能な外部導波路を設けたから、外部導波路を導波路に結合する前にマウント基板を配線基板に実装することができるため、マウント基板の実装時に外部導波路を取り回す必要がなく、マウント基板を簡単に実装することができるとともに、外部導波路および光コネクタにマウント基板実装時の高い実装温度に耐え得るような耐熱性を持たせる必要がなく、外部導波路および光コネクタを安価な材料で構成することができる。しかも、マウント基板の一方面に、光コネクタの先端の板状嵌合凸部と嵌合することにより導波路と外部導波路との位置決めを行う嵌合部を設け、この嵌合部は、導波路を挟んで離間する左右一対の樹脂構造部であるから、導波路と外部導波路とを高効率に光結合させることができる。
また、マウント基板上に、樹脂構造部を設け、この樹脂構造部で嵌合凹部を構成したから、嵌合凹部の設計の自由度を向上させることができる。
また、本発明に係る外部導波路を用いれば、導波路と外部導波路とを高効率に光結合させることができる。
また、本発明に係る光電気変換装置の製造方法によれば、マウント基板を簡単に配線基板に実装することができ、しかも、安価な材料で外部導波路および光コネクタを構成することができる光電気変換装置を製造することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1に、本発明の第1実施形態に係る光電気変換装置1Aを示す。この光電気変換装置1Aは、発光側光電気変換部1A1と、受光側光電気変換部1A2と、これらの変換部1A1,1A2を光学的に連結する外部導波路9とを備えている。なお、図1において、図1の上下方向を上下方向、紙面と直交する方向を左右方向というとともに、発光側光電気変換部1A1に対しては図1の右側を前方、左側を後方といい、受光側光電気変換部1A2に対しては図1の左側を前方、右側を後方という。
発光側光電気変換部1A1は、配線基板2と、この配線基板2の上面に所定の間隔を隔てて実装されるマウント基板3とを備えている。また、マウント基板3の下面となる一方面3aには、電気信号を光信号に変換する発光素子4Aと、この発光素子4Aに電気信号を送信するためのIC回路50Aが形成されたIC基板5Aとが実装されている。そして、マウント基板3には、発光素子4Aと光学的に結合する導波路31が形成されている。
発光素子4Aとしては、上面から上方に発光する平面視で300μm□の大きさのVCSEL(Vertical Cavity Surface Emitting Laser)が採用されている。IC基板5Aは、VCSELを駆動させるドライバICであり、発光素子4Aの近傍に配置されている。そして、発光素子4AおよびIC基板5Aは、金バンプ11(図2参照)でマウント基板3の一方面3aに形成された図略の配線パターンに接続されている。なお、発光素子4Aとしては、LED等も採用可能であるが、LED等は指向性がなく、導波路31に光結合する割合が小さいので、光の効率に余裕があることが条件となり、その場合には低価格という点で有利である。
マウント基板3は、平面視で前後方向に延びる長方形状をなしており(図3参照)、半田バンプ10で配線基板2の上面に形成された図略の配線パターンに接続されている。なお、マウント基板3と配線基板2との間の間隔は、300〜1000μm程度に設定されている。このマウント基板3は、実装時の熱の影響や使用環境による応力の影響を避けるために、剛性が必要である。また、光伝送の場合は、発光素子から受光素子までの光伝送効率が必要になるので、光素子を高精度に実装することや使用中の位置変動を極力抑制する必要がある。このため、マウント基板3としては、シリコン基板が採用されている。また、マウント基板3は、発光素子4Aと線膨張係数の近い材料で構成されていることが好ましく、シリコン以外には、VCSEL材料と同系統のGaAs等の化合物半導体で構成されていてもよい。
また、マウント基板3には、発光素子4Aの真上となる位置に、光路を90°屈曲させるためのミラー部33が形成されている。このミラー部33は、マウント基板3がエッチングされることにより形成された45°傾斜面に金やアルミニウムを蒸着することにより形成することができる。なお、45°傾斜面は、例えば水酸化カリウム溶液による異方性エッチングにより形成することができる。
導波路31は、ミラー部33から前方に延在していて、マウント基板3の前端面と略面一となる端面を有している。この導波路31は、図2に示すように、断面略正方形状のコア31aと、コア31aを周囲から覆うクラッド31bとからなっており、マウント基板3に形成された導波路形成用溝32内に配設されている。
コア31aおよびクラッド31bのサイズは、発光素子4Aから導波路31までの距離、発光素子4Aの発散角度および後述する受光素子4Bのサイズから光効率を優先して決定される。
例えば、5〜10Gbps以上の高速伝送に使用される一般的なVCSELや受光素子
4BであるPD(フォトダイオード)では、VCSELの発光径が5〜10μm、発散角度が20°程度であり、PDの受光径が60μm程度であるので、コア31aのサイズを40μm□、クラッド31bの厚みを2〜10μmとする。
なお、短距離の機器内データ伝送の場合、分散の影響が小さいため、光伝送はシングルモード伝送の必要はなく、位置合わせが容易である大きなサイズのマルチモード導波路を用いた方が有利である。更なる高速性が要求される場合には、シングルモードが用いられ、光源であるVCSELやPDも高速応答可能なものを選択する。
発光素子4Aは、フリップチップボンディングによりマウント基板3に実装されている。フリップチップボンディングでは、ダイボンディングやワイヤボンディングを行う場合よりも実装精度が高く、チップに形成したアライメントマークを認識することにより1μm以下の実装精度を実現することができる。また、IC基板5Aは、発光素子4Aと同時にマウント基板3に実装される。
なお、図示は省略するが、発光素子4Aとマウント基板3の間およびIC基板5Aとマウント基板3の間には、アンダーフィル材が充填されている。発光素子4Aとマウント基板3の間に充填するアンダーフィル材としては、発光素子4Aの発光波長に対して透明性が要求されるとともに、VCSELが応力により特性が変化することからある程度の弾性が要求されるため、例えばシリコーン製樹脂が好適である。また、IC基板5Aとマウント基板3の間に充填するアンダーフィル材としては、実装強度の観点から例えばエポキシ系材料が採用可能である。
マウント基板3の前端部には、一方面3aに導波路31を挟んで離間する左右一対の樹脂構造部6が設けられているとともに(図4参照)、アダプタ7Aが取り付けられている。そして、アダプタ7Aに、外部導波路9の端部に設けられた光コネクタ8Aが装着されることによって、外部導波路9が導波路31に光学的に結合されるようになっている。
各樹脂構造部6は、例えば熱硬化性材料のエポキシ系樹脂、アクリル系樹脂、シリコン系樹脂、あるいは光硬化性材料であるエポキシ系、アクリル系樹脂、シリコン系樹脂等から構成されており、図4に示すように、平面視で台形状の板状をなしている。具体的には、樹脂構造部6同士が互いに対向する側の対向面61が、前方に向かうに連れて外側に広がる傾斜面となっている。そして、この対向面61およびマウント基板3の一方面3aによって、上方が塞がれかつ導波路31に沿って前方に拡開しながら開口する嵌合凹部(嵌合部)35が構成されている。また、各樹脂構造部6の下面には、嵌合穴62がそれぞれ設けられている。
アダプタ7Aは、図5に示すように、長方形板状のベース部71と、このベース部71の上面の前側略3分の2の領域に設けられたブロック部72とを有している。ベース部71の上面の後側位置には、樹脂構造部6の嵌合穴62に嵌合可能な左右一対のボス73が突設されており、このボス73が嵌合穴62に嵌合することによって、ブロック部72の後端面がマウント基板3の前端面に当接または近接した状態でアダプタ7Aがマウント基板3に取り付けられるようになっている。また、ブロック部72には、導波路31に対応する位置でベース部71の上面に沿って当該ブロック部72を前後方向に貫通する挿通穴74が設けられているとともに、左右の両側面に凹状の係合部75が設けられている。
光コネクタ8Aは、アダプタ7Aのブロック部72の前側部分に着脱可能に装着されるようになっている。具体的には、光コネクタ8Aは、図6に示すように、左右方向に延在する主部81と、この主部81の両端部から後方に延在し、先端にアダプタ7Aの係合部75に係合可能な係合爪84aを有するフック部84と、主部81の左右方向の略中央か
ら後方に延在し、アダプタ7Aの挿通穴74に挿通される挿通部82とを備えている。
そして、挿通部82を挿通穴74に挿入しながら光コネクタ8Aを押し込めば、フック部84の係合爪84aが係合部75に係合して光コネクタ8Aがアダプタ7Aに装着されるようになる。このとき、挿通部82の後端面は、挿通穴74を通じてマウント基板3の前端面に当接する。また、フック部84を外側に弾性変形させた状態で光コネクタ8Aを引き抜けば、光コネクタ8Aをアダプタ7Aから取り外すことができる。
より詳しくは、光コネクタ8Aは、図7に示すように、外部導波路9を上下から挟み込んで保持する第1ベース部80Aおよび第2ベース部80Bからなり、各部81,82,84が上下に二分割(81Aと81B、82Aと82B、84Aと84Bに分割)された構成となっている。そして、外部導波路9は、端面が挿通部82の後端面と面一となる状態で第1ベース部80Aおよび第2ベース部80Bに保持されるようになっている。このため、光コネクタ8Aをアダプタ7Aに装着すると、外部導波路9の端面が導波路31の端面に当接するようになる。また、第2ベース部80Bの下挿通部82Bの先端には、挿通部82の後端面から後方に突出する板状の嵌合凸部83が連設されている。
なお、アダプタ7Aおよび光コネクタ8Aを構成する材料としては、例えば熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂、アルミニウムオキサイドやジルコニア等のセラミクス材料が適用可能である。熱可塑性樹脂としては、ポリアミド(PA)、液晶ポリマー(LCP)、ポリフェニレンサルファイド(PPS)、ポリアセタール(POM)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)、ポリカーボネイト(PC)、ポリエーテルケトン(PEEK)、ABS樹脂等を挙げることができ、熱硬化性樹脂としては、エポキシ樹脂、シリコン樹脂系、不飽和ポリエステル樹脂、フェノール樹脂、ポリイミド樹脂、ジアリルフタレート樹脂、ポリウレタン樹脂、メラニン樹脂、フッ素樹脂等を挙げることができる。
外部導波路9は、図8(a)に示すように、所定幅を有したフレキシブルなフィルム状のものであり、下クラッド91の上にコア92が載置され、このコア92が上クラッド93で覆われた構成となっている。
外部導波路9の端部では、上クラッド93が設けられておらず、コア92が剥き出しとなっており、その両脇にコア92と平行に延在する位置決め突条部94が設けられている一方、光コネクタ8Aの第2ベース部80Bの下挿通部82Bの上面には、中央にコア用溝82aが、その両脇に位置決め溝82bが設けられている(図7参照)。図8(b)に示すように、コア92は、コア用溝82aに遊嵌した状態で嵌り込むようになっているが、位置決め突条部94は、位置決め溝82bのコア用溝82a側の側面に当接するようになっており、これにより外部導波路9と第2ベース部80Bとが高精度に位置合わせされるようになっている。そして、下挿通部82Bの上面に光学接着剤12が塗布された状態で、外部導波路9が下クラッド91を上にした状態で押圧されることにより、コア92および位置決め突条部94とコア用溝82aおよび位置決め溝82bとが噛み合った状態で、かつ、それらの間の隙間が光学接着剤12で埋められた状態で、外部導波路9と第2ベース部80Bとが接着される。
なお、外部導波路9としては、フレキシブルなフィルム状のもの以外でも、石英系ファイバやプラスチックファイバであってもよい。また、外部導波路9および第2ベース部80Bには、それらを位置決めするための構造が設けられていればよく、例えば外部導波路9に円柱状の凸部が設けられ、第2ベース部80Bにその凸部が嵌合可能な凹部が設けられていてもよい。
第2ベース部80Bの嵌合凸部83は、両側面83aが樹脂構造部6の対向面61にそ
れぞれ面接触可能なように先細りになっており、光コネクタ8Aがアダプタ7Aに装着されると、嵌合凸部83が挿通穴74を通じて嵌合凹部35に差し込まれ、両側面83aが対向面61に面接触するとともに上面83bがマウント基板3の一方面3aに面接触して、嵌合凸部83が嵌合凹部35に嵌合するようになる。これにより上下方向および左右方向における導波路31と外部導波路9との位置決めが行われ、導波路31のコア31aの位置と外部導波路9のコア92の位置とが合致するようになる。
受光側光電気変換部1A2の基本的な構成は、発光側光電気変換部1A1と同様であるため、詳細な説明は省略する。なお、発光側光電気変換部1A1と異なる点としては、マウント基板3の一方面3aに、光信号を電気信号に変換する受光素子4Bと、この受光素子4Bから電気信号を受信するためのIC回路50Bが形成されたIC基板5Bとが実装されている点である。受光素子4Bとしては、PDが採用されており、IC基板5Bは、電流・電圧の変換を行うTIA(Trans-impedance Amplifier)素子である。また、マウ
ント基板3には、アンプ素子が実装されることもある。
次に、図9〜図11を参照して、光電気変換装置1Aの製造方法を説明する。なお、光電気変換装置1Aは、発光側光電気変換部1A1と受光側光電気変換部1A2とを別々に製造することが可能であり、それらの製造方法は同じであるため、代表して発光側光電気変換部1A1の製造方法を説明する。
1)本製造方法では、図9(a)に示すように、シリコンウエハ(シリコン基板)20を用いて、複数個のマウント基板3を同時に形成し、最終的にシリコンウエハ20を切断してマウント基板3を個片化する。なお、図9〜図11において、上段の図はシリコンウエハ20全体を示したものであり、下段の図は1個のマウント基板3に対応する部分を拡大して示したものである。シリコンウエハ20としては、次工程のエッチングを行うために、結晶方位を選定したものを準備する。
2)図9(b)に示すように、シリコンウエハ20に、導波路形成用溝32およびミラー部33形成用の45°傾斜面を形成する。これらは、シリコン結晶のエッチング速度の違いを利用した異方性エッチングにより形成する。45°傾斜面を形成するためには、エッチング形成とエッチャント濃度、組成を調整して形成する。異方性エッチング以外にも、導波路形成用溝32の形成には、反応性イオンエッチング等のドライエッチングの形成方法がある。
図12(a)および(b)に示すように、断面略矩形状の導波路形成用溝32と45°傾斜面とを異方性エッチングにより形成するときには、それらのエッチング条件は異なる。すなわち、エッチング溶液の組成が異なる。従って、エッチングを2回に分けて行う必要がある。ただし、どちらを先に行ってもよい。
あるいは、導波路形成用溝32を45°傾斜面と同時に形成したときには、図12(c)および(d)に示すように、導波路形成用溝32の断面形状が略台形状になって導波路形成用溝32の溝幅が大きくなる。導波路形成用溝32は、次工程で形成する発光素子4A用のボンディングパッドにかからなければ問題ないため、このようにすることも可能である。
3)図9(c)に示すように、シリコンウエハ20上に発光素子4Aを実装するための配線パターン36を形成する。配線は、シリコンウエハ20上に金を蒸着することによりパターンニングを行う。このとき、45°傾斜面にも金を同時に蒸着し、ミラー部33を形成する。なお、使用する波長にもよるが、45°傾斜面に金を蒸着せずに45°傾斜面をそのままミラー部33とすることも可能であるが、例えば近赤外線の光源を用いる場合
には、45°傾斜面に金を蒸着すれば、反射率が上がり、光結合効率が上がる。
4)図10(a)に示すように、導波路形成用溝32内に導波路31を形成する。まず、導波路形成用溝32内にクラッド材を充填する。次いで、金型(図示せず)を用いてクラッド材を押圧してコア用溝(図示せず)を形成する。そして、コア用溝に、コア材を充填してコア31aを形成する。最後にコア31aの上にクラッド材を塗布して、クラッド31bを形成する。
なお、導波路31は、金型を用いなくても形成することができる。まず、シリコンウエハ20全体を1100℃、250分間パイロ酸化炉で酸化させ、導波路形成用溝32の内面に1〜2μmの酸化シリコン層を形成する。そして、導波路形成用溝32内にコア材を充填してコア31aを形成し、さらにその上に酸化シリコンに近い屈折率のクラッド材を塗布すれば、酸化シリコン層およびクラッド材でクラッド31bを構成することができる。
5)図10(b)に示すように、シリコンウエハ20上に、樹脂構造部6を形成して、嵌合凹部35を設ける。樹脂構造部6は、型を用いて形成する方法とマスクパターンを用いた形成方法がある。具体的には、導波路31が形成された状態で、シリコンウエハ20にエポキシ系等の熱硬化性樹脂を塗布した後、型をシリコンウエハ20に押し付け、全体を昇温させる。熱硬化性樹脂は、温度が上昇するにつれて粘性が低下して型形状に合った形状になる。その後、硬化温度に達すると樹脂が硬化し、樹脂構造部6が形成される。光硬化による形成は、シリコンウエハ20に光硬化性樹脂をスピンコート等で所定の厚みで形成した後、マスクを用いてパターンニングを行い、現像することにより樹脂構造部6を形成する。
6)図10(c)に示すように、シリコンウエハ20に、発光素子4AおよびIC基板5Aを実装する。発光素子4AおよびIC基板5Aに、スタッドバンプボンディングにより金バンプ11を形成し、シリコンウエハ20、発光素子4AおよびIC基板5Aを200℃に加熱して超音波接合を行う。
発光素子4AおよびIC基板5Aの実装後は、発光素子4Aとマウント基板3の間およびIC基板5Aとマウント基板3の間に、アンダーフィル材を充填して、発光素子4AおよびIC基板5Aとマウント基板3との接合強度の補強を行う。なお、耐環境性を向上させるために、全体を弾性のある封止材で封止してもよい。
7)図11(a)に示すように、電極部にφ500μmの半田ボール10’を実装する。フラックスを塗布した後に半田ボール10’を配置する。その後、シリコンウエハ20を切断して、マウント基板3を個片化する。
8)図11(b)に示すように、アダプタ7Aを樹脂構造部6に接着して、アダプタ7Aをマウント基板3に取り付ける。
9)図11(c)に示すように、半田ボール10’によってマウント基板3を配線基板2の所定位置に実装すれば、発光側光電気変換部1A1を製造することができる。半田ボール10’は、環境問題から鉛フリー半田で構成されている。そのため、マウント基板3の実装時の実装温度(リフロー温度)は260℃と高温に設定されている。
そして、アダプタ7Aに光コネクタ8Aを装着すれば、嵌合凸部83が嵌合凹部35に嵌合するとともに、導波路31の端面と外部導波路の端面とが当接して、導波路31と外部導波路9が光学的に結合される。なお、導波路31の端面と外部導波路9の端面との当
接状態は、光コネクタ8Aとアダプタ7Aとの係合により維持されるが、それらの間に隙間が生じた場合に、光損失を極力抑えるために、予め外部導波路9の端面に屈折率整合材(ジェル状)を塗布しておくことが好ましい。
第1実施形態の光電気変換装置1Aでは、マウント基板3の導波路31に光学的に結合可能な外部導波路9を設けたから、外部導波路9を導波路31に結合する前にマウント基板3を配線基板2に実装することができるため、マウント基板3の実装時に外部導波路9を取り回す必要がなく、マウント基板3を簡単に実装することができるとともに、外部導波路9および光コネクタ8Aにマウント基板3実装時の高い実装温度に耐え得るような耐熱性を持たせる必要がなく、外部導波路9および光コネクタ8Aを安価な材料で構成することができる。しかも、マウント基板3に、光コネクタ8Aの嵌合凸部83と嵌合することにより導波路31と外部導波路9との位置決めを行う嵌合凹部35を設けたから、導波路31と外部導波路9とを高効率に光結合させることができる。
また、マウント基板3上に、樹脂構造部6を設け、この樹脂構造部6で嵌合凹部35を構成したから、嵌合凹部35の設計の自由度を向上させることができる。
また、マウント基板3に、光コネクタ8Aが着脱可能に装着されるアダプタ7Aを取り付けたから、このアダプタ7Aによって嵌合凸部83と嵌合凹部35とを嵌合させた状態を保持できるようになる。
さらに、発光素子4Aまたは受光素子4BとIC基板5A,5Bとをマウント基板3に実装したから、IC基板5A,5Bを配線基板2に実装した場合よりもIC基板5A,5Bと発光素子4Aまたは受光素子4Bとの間の配線距離を短くすることができ、高速伝送が可能となる。さらには、IC基板5A,5Bを発光素子4Aまたは受光素子4Bの近傍に配置したから、10Gbps以上の高速伝送を行うことも容易になる。
なお、第1実施形態では、光電気変換装置1Aとして、発光側光電気変換部1A1から受光側光電気変換部1A2に光信号が送られる一方向通信型のものを示したが、光電気変換装置1Aは、発光側光電気変換部1A1に受光素子4Bを実装するとともに受光側光電気変換部1A2に発光素子4Aを実装し、かつ、マウント基板3に複数の導波路31を形成した双方向通信型のものであってもよい。また、光電気変換装置1Aは、少なくとも発光側光電気変換部1A1または受光側光電気変換部1A2の一方と外部導波路9とを備えていればよい。また、一方向通信型、双方向通信型の両方において、1チャンネルの通信について説明しているが、アレイ形状の受発光素子を実装して、多チャンネル通信であってもよく、外部導波路9も複数の導波路が形成されたものを使用すればよい。
次に、図13を参照して、本発明の第2実施形態に係る光電気変換装置1Bを説明する。なお、第2実施形態以降の実施形態においても、受光側光電気変換部は発光側光電気変換部と同様であるため、発光側光電気変換部のみを図示して説明する。また、第1実施形態と同一構成部分には同一符号を付して、その説明を省略する。
図13に示すように、第2実施形態の光電気変換装置1Bの発光側光電気変換部1B1は、マウント基板3の一方面3aが上面となるようにマウント基板3が配線基板2に実装されており、IC基板5Aがマウント基板3の他方面3bに実装されている。なお、第1実施形態と同様に、IC基板5Aとマウント基板3との間にはアンダーフィル材が充填されている。
また、マウント基板3に貫通電極37が設けられており、この貫通電極37によって一方面3aに形成した配線パターン(不図示)と他方面3bに形成した配線パターン(不図
示)とが電気的に接続されている。貫通電極37は、マウント基板3をドライエッチングして貫通穴を形成した後にめっき等を施すことにより形成することができる。
このように、発光素子4Aをマウント基板3の一方面3aに実装し、IC基板5Aをマウント基板3の他方面3bに実装したから、マウント基板3の両面で実装面積を確保することができ、マウント基板3を小型化することができる。
なお、図示は省略するが、第1実施形態と同様に、マウント基板3の一方面3aが下面となるようにマウント基板3が配線基板2に実装されていてもよい。
次に、図14(a)に、本発明の第3実施形態に係る光電気変換装置1Cを示す。第3実施形態の光電気変換装置1Cの発光側光電気変換部1C1では、第2実施形態と同様に、マウント基板3の一方面3aが上面となるようにマウント基板3が配線基板2に実装されている。
そして、マウント基板3の他方面3bに、発光素子4Aに電気信号を送信するためのIC回路50Aが直接形成されている。換言すれば、IC基板5Aにマウント基板3の機能を持たせた構成となっている。なお、マウント基板3の一方面3aと他方面3bとの導通は、第2実施形態と同様に、貫通電極37によって行われている。
このように、発光素子4Aをマウント基板3に実装するとともに、IC回路50Aをマウント基板3に直接形成したから、装置を小型化することができるとともに、IC回路50AをIC基板5Aに形成する場合と比べIC基板5Aを実装する工程を省くことができ、実装工程を簡略化することができる。
なお、IC回路50Aは、必ずしも他方面3bに形成されている必要はなく、図14(b)に示すように、一方面3aに形成されていてもよい。または、図14(c)に示すように、第1実施形態と同様に、発光素子4Aが実装され、かつ、IC回路50Aが形成された一方面3aが下面となるようにマウント基板3が配線基板2に実装されていてもよい。このようにすれば、貫通電極37が不要となる。
次に、図15(a)に、本発明の第4実施形態に係る光電気変換装置1Dを示す。第4実施形態の光電気変換装置1Dの発光側光電気変換部1D1では、発光素子4AがIC基板5Aに実装されているとともに、IC基板5Aがマウント基板3の一方面に実装されている。
発光素子4Aは、第1〜第3実施形態で示したのと異なり、発光する側と反対側の面が実装されるようになっている。このため、発光素子4Aは、ダイボンディングおよびワイヤボンディングでIC基板5Aに実装されている。また、IC基板5Aは、マウント基板3との間に所定の隙間を確保するために、半田バンプ110でマウント基板3の配線パターン(不図示)に接続されている。
このような構成では、発光素子4Aと導波路31との光結合効率の関係で、IC基板5Aとマウント基板3とを、すなわち発光素子4Aとミラー部33とを高精度に位置合わせする必要がある。この位置精度は、全体の光効率を構成要素の損失と各構成部材間の接続損失に割り振り、その接続損失から計算する。全体の光効率は、発光素子4A強度と受光素子4B強度から決定される。例えば、VCSELの光源出力は3dBmであり、PDの受光感度は−18dBmであるので、発光素子4Aとミラー部33との位置精度は、±5μm以内である。
なお、IC基板5Aとマウント基板3との間には、光透過性のある樹脂がアンダーフィル材(不図示)として充填されており、光の発散の抑制と実装強度の補強とが図られている。
このように、IC回路50Aが形成されたIC基板5Aに発光素子4Aを直接実装したから、IC回路50Aと発光素子4Aとの間の配線距離が短くなり、高速伝送が可能となる。
なお、図15(b)に示すように、マウント基板3に発光素子4Aとの干渉を防止するための凹部38を設け、凹部38の底面に導波路31を形成するとともに樹脂構造部6を設けることも可能である。このようにすれば、小径の半田バンプ110を使用することが可能となり、半田実装時の位置精度誤差が小さくなるため、より高精度にIC基板5Aを実装することができる。
次に、図16に、本発明の第5実施形態に係る光電気変換装置1Eを示す。第5実施形態の光電気変換装置1Eの発光側光電気変換部1E1では、マウント基板3の一方面3aの後端部にも樹脂構造部6が設けられており、発光素子4Aが実装されたIC基板5Aが樹脂構造部6を介してマウント基板3に実装されている。そして、前側の樹脂構造部6と後側の樹脂構造部6の間の空間に、発光素子4Aが入り込んでいる。すなわち、樹脂構造部6が、マウント基板3と発光素子4Aとの干渉を回避するためのスペーサとなっている。また、IC基板5Aとマウント基板3との間には、第4実施形態と同様にアンダーフィル材(不図示)が充填されている。
このように、樹脂構造部6を介してIC基板5Aをマウント基板3に実装したから、樹脂構造部6にIC基板5Aとの位置決め部を形成することも可能であり、これにより導波路31と発光素子4Aとを高精度に位置合わせすることができるようになる。
次に、図17に、本発明の第6実施形態に係る光電気変換装置1Fを示す。第6実施形態の光電気変換装置1Fは、第5実施形態の光電気変換装置1Eと略同じ構成であるが、マウント基板がIC基板5Aを介して配線基板2に実装されている点が異なっている。このようにすれば、マウント基板3を配線基板2に直接実装するよりも、小径の半田バンプ10が使用できるようになる。
また、高速伝送素子はしばしばノイズを発生することが知られているので、図17に示すようにマウント基板3が発光素子4Aを覆うように配設されていれば、マウント基板3がグランドとなりノイズ抑制の効果がある。なお、この効果は、図17だけでなく、図1、図14(c)、図15、図16、後述図21に示す構成でも同様である。
次に、図18(a)に、本発明の第7実施形態に係る光電気変換装置1Gを示す。第7実施形態の光電気変換装置1Gの発光側光電気変換部1G1では、配線基板2と対向するマウント基板3の一方面3aに、発光素子4AとIC基板5Aとが実装されていて、マウント基板3と配線基板2との間に発光素子4AおよびIC基板5Aが配置されている一方、マウント基板3の配線基板2と反対側の他方面3bに、導体層16が設けられている。そして、導体層16が電気接続部17によって配線基板2のグランド配線部21に電気的に接続されている。
導体層16は、マウント基板3の他方面3bの全面に亘って形成された金属性の被膜である。この導体層16は、例えばめっき、スパッタリング、蒸着等により形成することができる。
グランド配線部21は、配線基板2の上面に形成された配線パターンのうち接地されるパターンからなっている。なお、他のパターンについては、図示を省略している。
電気接続部17は、金属材料が所定の形状に形成されたものであり、導体層16およびグランド配線部21に半田等によって接続されている。なお、電気接続部17としては、金属材料以外にも例えばシールド線等を採用可能である。
このように、発光素子4AおよびIC基板5Aをマウント基板3と配線基板2との間に配置するとともに、マウント基板3の配線基板2と反対側の他方面3bにグランド配線部21と電気的に接続される導体層16を設けたから、導体層16が電気的なシールドとして作用するようになるため、外部にシールド部材を配設することなく高周波信号の劣化を防ぐことができる。
なお、導体層16は、マウント基板3の他方面3bの少なくとも発光素子4Aを覆う領域に設けられていればよく、必ずしも他方面3bの全面に亘って設けられている必要はない。
また、電気接続部17としては、図18(b)に示すように、導体層16をマウント基板3の後端面にも設けて、この部分の導体層16とグランド配線部21とを半田で接続することにより、半田で構成することもできる。
あるいは、図18(c)に示すように、マウント基板3に貫通電極37を設けるとともに、この貫通電極37とグランド配線部21とを半田や金等のバンプ10で接続することにより、貫通電極37およびバンプ10で電気接続部17を構成することも可能である。このようにすれば、電気接続部17を平面視でマウント基板3が存する領域内に設けることができるため、装置の小型化を図ることができる。
貫通電極37は、マウント基板3に機械加工またはエッチング等によって貫通穴を形成した後に、そのマウント基板3にめっき等を施すことにより、導体層16と同工程で形成することができる。
なお、第7実施形態の構成は、光素子4AおよびIC回路50Aがマウント基板3と配線基板2との間に配置される光電気変換装置に広く適用可能であり、図14(c)および図15〜図17で示したものにも適用可能である。
次に、図示はしないが図18(a)を参照して、本発明の第8実施形態に係る光電気変換装置を説明する。第8実施形態の光電気変換装置は、第7実施形態の光電気変換装置1Gと略同じ構成であるが、導体層16の構成が異なっている。
すなわち、第8実施形態のマウント基板3は、シリコン基板であり、導体層16は、マウント基板3の他方面3bに、例えばボロンやリン等の高濃度不純物をドーピングすることによって形成されたドープ層である。
このように、シリコン基板であるマウント基板3の他方面3bに高濃度不純物をドーピングして導体層16を形成することにより、マウント基板3自体がシールドとして作用するようになる。
なお、ドーピング工程の後に、マウント基板3に貫通穴を設け、この貫通穴の内周面にめっき等を施すことにより、図18(c)と同様に、貫通電極37を設けて、貫通電極37とバンプ10で電気接続部17を構成することも可能である。
次に、図19(a)に、本発明の第9実施形態に係る光電気変換装置1Jを示す。第9実施形態の光電気変換装置1Jの発光側光電気変換部1J1では、マウント基板3の他方面3bに設けられた金属性の被膜である導体層16の表面に、前後方向に交互に複数の凹凸が設けられている。この導体層16の凹凸は、機械加工やエッチングにより形成することができる。
このように、導体層16の表面に凹凸が設けられていれば、当該導体層16の表面積を大きく確保することができるため、発光素子4Aで生じる熱がマウント基板3を介して導体層16に伝わって良好に放熱されるようになるため、発光素子4Aで生じる熱の放熱性を向上させることができる。
なお、導体層16がドープ層である場合には、図19(b)に示すように、機械加工とエッチングによりマウント基板3の他方面3bに凹凸形状を形成した後に、他方面3bに高濃度不純物をドーピングすれば、表面に凹凸を有する導体層16を形成することができる。
次に、図20(a)に、本発明の第10実施形態に係る光電気変換装置1Kを示す。なお、図20(a)では、配線基板2およびアダプタ7Aを省略している。第10実施形態の光電気変換装置1Kでは、図20(c)に示すように、外部導波路9の下面に左右一対の導電線13が設けられている。この導電線13は、図20(b)に示すように、光コネクタ8Aの内部を通って嵌合凸部83まで延在するとともに、嵌合凸部83の上面83bに露出して、接点部13aを形成している。
一方、マウント基板3の一方面3aには、配線パターン36が光コネクタ8Aの接点部13aに対応する位置まで延在されて、接点部39が形成されている。このため、光コネクタ8Aをアダプタ7Aに装着して、外部導波路9と導波路31とを光学的に結合したときには、接点部13aと接点部39とが電気的に接続されるようになる。
このように、外部導波路9に導電線13を設けるとともに、この導電線13に電気的に接続可能な接点部39をマウント基板3に設けたから、光接続と電気接続とを同時に行うことができる。
なお、導電線13は、外部導波路9の下面に直接形成されている必要はなく、ポリイミド等で構成されたフレキシブルな回路基板に配線パターンとして導電線13を形成し、この回路基板を外部導波路9の下面に貼り付けることによって外部導波路9に設けてもよい。また、第10実施形態の構成は、上述した第1〜第9実施形態の各実施形態に適用可能である。
次に、図21に、本発明の第11実施形態に係る光電気変換装置1Lを示す。第11実施形態の光電気変換装置1Lでは、導電線13が外部導波路9に設けられているが、導電線13は、光コネクタ8Aの内部を通らずに、外部導波路9の端部で当該外部導波路9から分離している。そして、導電線13の端部には、電気コネクタ14が設けられている。一方、配線基板2には、電気コネクタ14と接続可能な電気コネクタ15が設けられている。
このようにすれば、外部導波路9を合理的に利用して電気配線を行うことができる。なお、第11実施形態の構成は、上述した第1〜第9実施形態の各実施形態に適用可能である。
上述した第1〜第11実施形態の各実施形態においては、樹脂構造部6で嵌合凹部35を構成する形態を示したが、図22(a)に示すように、マウント基板3の一部を除去することにより、嵌合凹部35をマウント基板3に直接設けることも可能である。この場合の嵌合凹部35は、導波路形成用溝32を形成するためのエッチング工程で、導波路形成用溝32と同時に形成することができる。
さらに、マウント基板3の一方面3aに、アダプタ嵌合用溝部34を形成するとともに、図22(b)に示すように、アダプタ7Aに、アダプタ嵌合用溝部34に嵌合可能な突条部76を設ければ、樹脂構造部6を省略することもできる。なお、アダプタ嵌合用溝部34も、導波路形成用溝32を形成するためのエッチング工程で、導波路形成用溝32と同時に形成することができる。
また、第1〜第11実施形態の各実施形態においては、図23に示す変形例のアダプタ7Bおよび光コネクタ8Bを採用することもできる。上述したアダプタ7Aおよび光コネクタ8Aでは、光コネクタ8Aがアダプタ7Aに対して外嵌されるようになっていたが、変形例のアダプタ7Bおよび光コネクタ8Bでは、光コネクタ8Bがアダプタ7Bに対して内嵌されるようになっている。
具体的には、アダプタ7Bでは、図23(a)に示すように、ブロック部72がベース部71の全幅に亘って設けられていて、挿通穴74の幅が大きく設定されている。また、係合部75は、挿通穴74と連通するようにブロック部72の両側面に設けられている。
一方、光コネクタ8Bでは、図23(b)に示すように、フック部84が挿通部82の両側面の後端部から前方に延在するように設けられているとともに、係合爪84aが外側を向いていて、光コネクタ8Bがアダプタ7Bに差し込まれたときに、係合爪84aが係合部75に係合するようになっている。
また、図24(c)に示すように、嵌合凸部83を2つ設けることも可能である。この場合には、図24(a)に示すように、樹脂構造部6のそれぞれに嵌合凹部35を形成する。樹脂構造部6の厚みは、必ずしも嵌合凸部83と同じである必要はなく、図24(a
)のように薄く設定されていてもよい。かかる場合には、図24(b)に示すように、アダプタ7Bのベース部71の上面の後端部に、嵌合凸部83を逃がす形状の段差部78を設け、この段差部78の上面にボス73を突設すればよい。なお、図24に示す構成は、図5および図6に示すアダプタ7Aおよび光コネクタ8Aにも適用可能である。
本発明の第1実施形態に係る光電気変換装置の概略構成図である。 (a)は光素子が実装されたマウント基板の側面図、(b)は(a)のA−A線断面図である。 第1実施形態の光電気変換装置の斜視図である。 マウント基板を下方から見たときの斜視図である。 アダプタの斜視図である。 光コネクタの斜視図である。 光コネクタの分解斜視図である。 (a)は外部導波路の斜視図、(b)は外部導波路が第1ベース部と第2ベース部に挟み込まれたときの断面図である。 光電気変換装置の製造工程を説明する説明図である。 光電気変換装置の製造工程を説明する説明図である。 光電気変換装置の製造工程を説明する説明図である。 (a)は導波路形成後のマウント基板の平面図、(b)は(a)の断面図であり、(c)は変形例の製造方法による導波路形成後のマウント基板の平面図、(d)は(c)の断面図である。 第2実施形態に係る光電気変換装置の概略構成図である。 (a)は第3実施形態に係る光電気変換装置の概略構成図、(b)および(c)は変形例の光電気変換装置の概略構成図である。 (a)は第4実施形態に係る光電気変換装置の概略構成図、(b)は変形例の光電気変換装置の概略構成図である。 第5実施形態に係る光電気変換装置の概略構成図である。 第6実施形態に係る光電気変換装置の概略構成図である。 (a)は第7実施形態に係る光電気変換装置の概略構成図、(b)および(c)は変形例の光電気変換装置の概略構成図である。 (a)は第9実施形態に係る光電気変換装置の概略構成図、(b)は変形例の光電気変換装置の概略構成図である。 (a)は第10実施形態に係る光電気変換装置におけるマウント基板および光コネクタを下方から見たときの斜視図、(b)は光コネクタの斜視図、(c)は外部導波路の断面図である。 第11実施形態に係る光電気変換装置の概略構成図である。 (a)は変形例のマウント基板を下方から見たときの斜視図、(b)は変形例のアダプタの斜視図である。 (a)は変形例のアダプタの斜視図、(b)は変形例の光コネクタの斜視図である。 (a)は変形例のマウント基板を下方から見たときの斜視図、(b)は変形例のアダプタの斜視図、(c)は変形例の光コネクタの斜視図である。
符号の説明
1A〜1G,1J〜1L 光電気変換装置
2 配線基板
21 グランド配線部
3 マウント基板
3a 一方面
31 導波路
33 ミラー部
35 嵌合凹部(嵌合部)
37 貫通電極
39 接点部
4A 発光素子
4B 受光素子
5A,5B IC基板
50A,50B IC回路
6 樹脂構造部
61 対向面
7A,7B アダプタ
8A,8B 光コネクタ
83 嵌合凸部
9 外部導波路
10 バンプ
11 金バンプ
13 導電線
14,15 電気コネクタ
16 導体層
17 電気接続部
20 シリコンウエハ(シリコン基板)

Claims (16)

  1. 電気信号を光信号にまたは光信号を電気信号に変換する光素子と、この光素子に電気信号を送信するまたは光素子から電気信号を受信するためのIC回路と、前記光素子と光学的に結合する導波路を有するマウント基板とを備えた光電気変換装置であって、
    前記導波路に光学的に結合可能な外部導波路を設けるとともに、この外部導波路の端部に光コネクタを設け、
    前記マウント基板の一方面に、前記光コネクタの先端の板状嵌合凸部と嵌合することにより導波路と外部導波路との位置決めを行う嵌合部を設け、前記嵌合部は、前記導波路を挟んで離間する左右一対の樹脂構造部であることを特徴とする光電気変換装置。
  2. 前記マウント基板に、前記光コネクタが着脱可能に装着されるアダプタを取り付けたことを特徴とする請求項1に記載の光電気変換装置。
  3. 前記IC回路が形成されたIC基板をさらに備え、このIC基板と前記光素子とを前記マウント基板に実装したことを特徴とする請求項1または2に記載の光電気変換装置。
  4. 前記光素子をマウント基板の一方の面に実装し、前記IC基板をマウント基板の他方の面に実装したことを特徴とする請求項3に記載の光電気変換装置。
  5. 前記光素子を前記マウント基板に実装するとともに、前記IC回路を前記マウント基板に直接形成したことを特徴とする請求項1または2に記載の光電気変換装置。
  6. 前記IC回路が形成されたIC基板をさらに備え、このIC基板に前記光素子を実装するとともに、当該IC基板を前記マウント基板に実装したことを特徴とする請求項1または2に記載の光電気変換装置。
  7. 前記樹脂構造部を介して前記IC基板をマウント基板に実装したことを特徴とする請求項6に記載の光電気変換装置。
  8. 前記マウント基板は、前記IC基板を介して配線基板に実装されるものであることを特徴とする請求項7に記載の光電気変換装置。
  9. 接地されるグランド配線部を有し、前記マウント基板が所定間隔を隔てて実装される配線基板をさらに備え、前記光素子およびIC回路をマウント基板と配線基板との間に配置し、マウント基板の配線基板と反対側の面の少なくとも光素子を覆う領域に導体層を設けるとともに、この導体層と前記配線基板のグランド配線部とを電気的に接続する電気接続部を設けたことを特徴とする請求項1〜3または請求項5〜8のいずれか1項に記載の光電気変換装置。
  10. 前記マウント基板に貫通電極を設けるとともに、この貫通電極と前記グランド配線部とをバンプで接続することにより、貫通電極およびバンプで前記電気接続部を構成したことを特徴とする請求項9に記載の光電気変換装置。
  11. 前記マウント基板は、シリコン基板であり、このマウント基板の配線基板と反対側の面に高濃度不純物をドーピングして前記導体層を形成したことを特徴とする請求項9または10に記載の光電気変換装置。
  12. 前記導体層の表面に凹凸を設けたことを特徴とする請求項9〜11のいずれか1項に記載の光電気変換装置。
  13. 前記外部導波路に、導電線を設けるとともに、前記マウント基板に、外部導波路と導波路とが光学的に結合したときに前記導電線と電気的に接続する接点部を設けたことを特徴とする請求項1〜12のいずれか1項に記載の光電気変換装置。
  14. 前記外部導波路に、端部に電気コネクタを有する導電線を設けたことを特徴とする請求項1〜12のいずれか1項に記載の光電気変換装置。
  15. 請求項1〜14のいずれか1項に記載の光電気変換装置に用いられる、前記マウント基板の導波路に光学的に結合可能な外部導波路であって、
    前記マウント基板に設けた嵌合部に嵌合可能な板状嵌合凸部を光コネクタの先端に設けたことを特徴とする外部導波路。
  16. マウント基板を形成するためのシリコン基板に、導波路を形成する工程と、
    シリコン基板上に、配線パターンを形成する工程と、
    シリコン基板の一方面に、外部導波路の光コネクタの先端の板状嵌合凸部と嵌合することにより導波路と外部導波路との位置決めを行う嵌合部を、前記導波路を挟んで離間する左右一対の樹脂構造部で形成する工程と、
    シリコン基板に、光素子を実装する工程と、
    シリコン基板を切断して個片化する工程とを含むことを特徴とする光電気変換装置の製造方法。
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