JP2008091516A - 光電気変換装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な工程で光素子をマウント基板に実装することができる光電気変換装置を提供する。
【解決手段】光電気変換装置1Bは、発光素子4Aが一方面3aに実装されるマウント基板3を備えている。マウント基板3の一方面3aには、外部コネクタ7と着脱可能な電気コネクタ6が設けられている。また、マウント基板3には、一方面3aに沿うように、発光素子4Aと光学的に結合する内部導波路31が設けられている。この光電気変換装置1Bに対して、マウント基板3の一方面3aに凸部37を形成し、この凸部37の表面に配線パターン36を形成したものを発光素子4Aを加圧接合するための接合部とする。
【選択図】図8

Description

本発明は、光素子を備えた光電気変換装置に関するものである。
従来、光電気変換装置としては、例えば特許文献1の図9に記載されているように、電気信号を光信号に変換して発光する発光素子と、この発光素子に電気信号を送信するためのIC回路が形成され、発光素子が発光する側と反対側から一方面に実装される基板と、発光素子から基板の一方面と直交する方向に延びるように配設されて、発光素子が発光する光を伝送する導波路とを備えたものが知られている。なお、前記発光素子に代えて、受光して光信号を電気信号に変換する受光素子を用いることも可能である。
また、特許文献1の図9に記載された光電気変換装置では、基板の他方面に、配線基板に設けられた雌型の電気コネクタと着脱可能な雄型の電気コネクタが設けられており、これらの電気コネクタ同士が接続されることによって、基板と配線基板とが電気的に接続されるようになっている。
特開2001−42170号公報
しかしながら、前記のような構成では、導波路が発光素子から基板の一方面と直交する方向に延びるように配設されているため、装置全体の高さはかなり高くなる。
ここで、特許文献1の図3に記載されているように、基板の端面に電気コネクタを設けて、発光素子の発光する方向を配線基板と平行な方向にすることも考えられるが、このようにしても少なくとも発光素子の大きさ分や制御IC素子の大きさ分の装置高さが必要になるため、装置高さをあまり抑えることはできない。
そこで、本出願の出願人は、装置の低背化を図ることができるようにするために、光素子を発光する側または受光する側からマウント基板の一方面に実装し、このマウント基板に光素子用のIC回路を設けるとともにマウント基板の一方面またはその反対側の他方面に外部コネクタと着脱可能な電気コネクタを設け、さらに光素子と光学的に結合する導波路をマウント基板の一方面または他方面に沿うようにマウント基板に設けた光電気変換装置を提案した。
この光電気変換装置であれば、マウント基板の板厚方向における装置全体の高さを抑えることができ、装置の低背化を図ることができる。
このような光電気変換装置においては、光素子をマウント基板に実装するために、マウント基板の配線パターン上に金または半田からなるバンプを形成して、このバンプに光素子を加圧接合することが考えられる。前記バンプは、光素子の加圧を可能とするために光素子とマウント基板との間に隙間を確保するためのものであり、バンプに光素子を接触させて加圧するとともに光素子に熱や振動を与えることによって、光素子とバンプが接合されて光素子とマウント基板とが電気的に接続されるようになる。
ところが、前記のようなバンプを形成する工程は煩雑であるため、光素子を簡単な工程でマウント基板に実装できるようにすることが望まれる。
本発明は、このような要望に鑑み、簡単な工程で光素子をマウント基板に実装することができる光電気変換装置を提供することを目的とする。
請求項1の発明は、電気信号を光信号にまたは光信号を電気信号に変換する光素子と、この光素子に電気信号を送信するまたは光素子から電気信号を受信するためのIC回路と、前記光素子が実装されるマウント基板と、外部コネクタと着脱可能な電気コネクタと、前記光素子と光学的に結合する導波路とを備え、前記電気コネクタは、前記マウント基板の前記光素子が実装される一方面またはその反対側の他方面に設けられ、前記導波路は、前記マウント基板の一方面または他方面に沿うようにマウント基板に設けられた光電気変換装置であって、前記マウント基板の光素子が実装される一方面には、前記光素子を加圧接合して電気的に接続するための接合部が設けられており、この接合部は、前記マウント基板の一方面に形成された凸部の表面に配線パターンが形成されたものであることを特徴とするものである。
請求項2の発明は、請求項1に記載の光電気変換装置において、前記マウント基板は、シリコン基板であり、前記凸部は異方性エッチングを用いて形成されたものであることを特徴とするものである。
請求項3の発明は、請求項1に記載の光電気変換装置において、前記導波路は、光を導波するコアと、このコアを保持するクラッドとを有しており、前記凸部は、前記マウント基板の一方面に塗布されたクラッド形成用の樹脂を押圧してコア形状を形成する金型を利用して形成されたものであることを特徴とするものである。
請求項1の発明によれば、マウント基板の一方面に凸部を形成し、この凸部の表面に配線パターンを形成したものを光素子を加圧接合するための接合部としたから、マウント基板にバンプを形成しなくても光素子を直接接合部に加圧接合することができる。従って、バンプを形成する工程が不要になるため、簡単な工程で光素子をマウント基板に実装できるようになり、装置の製造に要するコストおよび時間を低減させることができる。また、バンプが不要となるため、その分装置の低背化を図ることができる。
請求項2の発明のように、凸部が異方性エッチングを用いて形成されたものであれば、マウント基板に導波路を設けるためにマウント基板をエッチングするのと同時に凸部を形成することができるため、光電気変換装置の製造工程を増やすことなく凸部を形成することができる。
請求項3の発明によれば、コア形状を形成するのと同時に凸部を形成することができるため、光電気変換装置の製造工程をさほど増やすことなく凸部を形成することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
まず、図1〜図7を参照して、本出願人が以前に提案した光電気変換装置1Aを参考例として説明する。この光電気変換装置1Aは、一の配線基板2に電気コネクタ6,7同士の嵌合によって装着される発光側光電気変換部(E/Oモジュールともいう)1A1と、他の配線基板2に同じく電気コネクタ6,7同士の嵌合によって装着される受光側光電気変換部(O/Eモジュールともいう)1A2と、これらの変換部1A1,1A2を光学的に連結する外部導波路9とを備えている。
なお、本明細書では、図1の上下方向を上下方向、図1の紙面と直交する方向を左右方向というとともに、発光側光電気変換部1A1に対しては図1の右側を前方、左側を後方といい、受光側光電気変換部1A2に対しては図1の左側を前方、右側を後方という。
発光側光電気変換部1A1は、平面視で前後方向に延びる長方形状をなすマウント基板3を備えている。このマウント基板3の下面となる一方面3aには、図2に示すように、電気信号を光信号に変換して発光する発光素子4Aと、この発光素子4Aに電気信号を送信するためのIC回路50Aが形成されたIC基板5Aとが実装されているとともに、これら4A,5Aを下方から覆うようにヘッダ型電気コネクタ(以下、単に「ヘッダ」という)6が設けられている。また、マウント基板3の一方面3aには、発光素子4Aの駆動用電源ラインや信号ラインが配線パターン36で形成されている(図4参照)。さらに、マウント基板3には、発光素子4Aの真上となる位置に発光素子4Aが発光する光の光路を略90°変換するミラー部33が設けられているとともに、発光素子4Aと光学的に結合する内部導波路31がミラー部33からマウント基板3の前端面3bまで延びるように設けられている。
発光素子4Aは、上下方向に扁平な正方形板状の形状を有し、上面から上方に発光するものであり、発光する側からマウント基板3の一方面3aに実装されている。この発光素子4Aとしては、半導体レーザーであるVCSEL(Vertical Cavity Surface Emitting Laser)が採用されている。IC基板5Aは、VCSELを駆動させるドライバICであり、上下方向に扁平な正方形板状の形状を有し、発光素子4Aの近傍に配置されている。そして、発光素子4AおよびIC基板5Aは、金または半田からなるバンプ11(図3参照)でマウント基板3の配線パターン36に接続されている。なお、発光素子4Aとしては、LED等も採用可能であるが、LED等は指向性がなく、内部導波路31に光結合する割合が小さいので、光の効率に余裕があることが条件となり、その場合には低価格という点で有利である。
マウント基板3は、実装時の熱の影響や使用環境による応力の影響を避けるために、剛性が必要である。また、光伝送の場合は、発光素子から受光素子までの光伝送効率が必要になるので、光素子を高精度に実装することや使用中の熱影響による位置変動を極力抑制する必要がある。このため、マウント基板3としては、シリコン基板が採用されている。また、マウント基板3は、発光素子4Aと線膨張係数の近い材料で構成されていることが好ましく、シリコン以外には、VCSEL材料と同系統のGaAs等の化合物半導体で構成されていてもよい。
ミラー部33は、マウント基板3がエッチングされることにより形成された45°傾斜面に金やアルミニウムを蒸着することにより形成することができる。なお、45°傾斜面は、シリコン結晶のエッチング速度の違いを利用した異方性エッチングにより形成することができる。異方性エッチングには、例えば水酸化カリウム溶液が用いられる。
内部導波路31は、マウント基板3の一方面3aに沿って設けられており、発光素子4Aが発光する光をマウント基板3の一方面3aと平行な方向に伝送するものである。この内部導波路31は、屈折率の異なる2種類の樹脂から構成されている。具体的には、内部導波路31は、図3に示すように、光を導波するコア31aと、このコア31aを周囲から覆って保持するクラッド31bとで構成されており、マウント基板3に形成された導波路形成用溝32内に配設されている。コア31aは屈折率の高い樹脂からなり、クラッド31bは屈折率の低い樹脂からなっている。コア31aおよびクラッド31bのサイズは、発光素子4Aの発散角度と後述する受光素子4Bの受光径等による光損失計算から決定される。なお、内部導波路31は、樹脂以外にも石英等の光透過性のある材料であれば無機材料で構成されていてもよい。
導波路形成用溝32は、前記45°傾斜面を形成するのと同様に、異方性エッチングにより形成することができる。なお、異方性エッチング以外にも、導波路形成用溝32の形成には、反応性イオンエッチング等のドライエッチングの形成方法がある。
図4および図5(a)(b)に示すように、断面略矩形状の導波路形成用溝32と45°傾斜面とを異方性エッチングにより形成するときには、それらのエッチング条件は異なる。すなわち、エッチング溶液の組成が異なる。従って、エッチングを2回に分けて行う必要がある。ただし、どちらを先に行ってもよい。
あるいは、導波路形成用溝32を45°傾斜面と同時に形成するときには、図5(c)および(d)に示すように、導波路形成用溝32の断面形状が略台形状になって導波路形成用溝32の溝幅が大きくなる。導波路形成用溝32は、発光素子4A用のボンディングパッドにかからなければ問題ないため、このようにすることも可能である。
マウント基板3の前端面3bには、外部導波路9が光学用接着剤によって接合されるようになっており、この接合により、内部導波路31は外部導波路9と光学的に結合されるようになる。なお、ミラー部33から外部導波路9までの距離が短ければ、単に空気中に光を伝搬させるようにしても損失が少ない場合があるため、この場合には、内部導波路31を省略して、ミラー部33から外部導波路9に直接光を入射させるようにしてもよい。
外部導波路9は、樹脂光導波路を薄型化したフレキシブルなフィルム状のものを用いた方が取り扱い上便利である。つまり、フィルム状の外部導波路9であれば、屈曲性に優れており、例えば携帯電話等の折り曲げ部に使用しても問題ない。折り曲げの曲率によっては光の損失が発生することもあるが、これはコアとクラッドの屈折率差を大きくすることによって低減させることが可能である。なお、外部導波路9としては、フィルム状のもの以外でも、石英系ファイバやプラスチックファイバであってもよい。
ヘッダ6は、配線基板2に設けられた外部コネクタであるソケット型電気コネクタ(以下、単に「ソケット」という)7と着脱可能なものである。なお、ヘッダ6とソケット7は相互に入れ替え可能であり、マウント基板3にソケット7が設けられ、配線基板2にヘッダ6が設けられていて、ヘッダ6が外部コネクタとなっていてもよい。
ソケット7は、図6(a)に示すように、平面視で前後方向に延びる略長方形状をなしている。このソケット7は、ソケット本体72と、このソケット本体72に保持される端子71とを有しており、ソケット本体72には、平面視で長方形枠状の嵌合凹部72aが設けられていて、この嵌合凹部72a内に端子71が露出している。また、端子71の端部は、ソケット本体72から左右方向に張り出しており、この端部が図略の半田等によって配線基板2の上面に形成された図略の配線パターンに接続されている。ソケット7は、通常はリフローによって配線基板2に実装される。
一方、ヘッダ6は、図6(b)に示すように、下面視でソケット7よりも一回り小さな前後方向に延びる略長方形状をなしている。このヘッダ6は、ヘッダ本体62と、このヘッダ本体62に保持される端子61とを有しており、ヘッダ本体62には、ソケット7の嵌合凹部72aに嵌合可能な下面視で長方形枠状の嵌合凸部62aが設けられていて、この嵌合凸部62aの表面に端子61が露出している。また、端子61の端部は、ヘッダ本体62から左右方向に張り出しており、この端部が半田ボール10によってマウント基板3の配線パターン36に接続されている。また、ヘッダ6のマウント基板3への実装には、半田ボール以外にも端子用ポストやピン等を用いることが可能である。なお、マウント基板3と半田ボール10を含めた高さは、1mm程度である。
そして、ヘッダ6の嵌合凸部62aがソケット7の嵌合凹部72aに差し込まれてそれらが嵌合すると、端子61,71同士が接触して配線基板2の配線パターンとマウント基板3の配線パターン36とが電気的に接続されるようになる。このときのソケット7の下面からヘッダ6の上面までの高さは1mm程度である。このため、発光側光電気変換部1A1を配線基板2に装着したときの配線基板2の上面からマウント基板3の上面となる他方面3cまでの高さは2mm程度となる。
受光側光電気変換部1A2の基本的な構成は、発光側光電気変換部1A1と同様であるため、詳細な説明は省略する。なお、発光側光電気変換部1A1と異なる点としては、図7に示すように、マウント基板3の一方面3aに、受光して光信号を電気信号に変換する受光素子4Bと、この受光素子4Bから電気信号を受信するためのIC回路50Bが形成されたIC基板5Bとが実装されている点である。受光素子4Bとしては、PDが採用されており、IC基板5Bは、電流・電圧の変換を行うTIA(Trans-impedance Amplifier)素子である。また、マウント基板3には、アンプ素子が実装されることもある。
以上説明したような参考例の光電気変換装置1Aでは、発光素子4Aまたは受光素子4Bが実装されるマウント基板3の一方面3aにヘッダ6を設けるとともに、内部導波路31をマウント基板3の一方面3aと平行な方向に延びるように設けたから、マウント基板3の板厚方向における装置全体の高さを抑えることができ、装置の低背化を図ることができる。
次に、図8〜図11を参照して、本発明の一実施形態に係る光電気変換装置1Bを説明する。この光電気変換装置1Bは、参考例の光電気変換装置1Aを改良したものであるため、参考例と同一構成部分には同一符号を付して、その説明は省略する。また、この光電気変換装置1Bにおいても、受光側光電気変換部は発光側光電気変換部と同様であるため、発光側光電気変換部1B1のみを図示して説明する。
本実施形態の発光側光電気変換部1B1では、マウント基板3の一方面3aとヘッダ6との間にインターポーザ基板(配線基板)8が介設されている。すなわち、マウント基板3の一方面3aに半田ボール15でインターポーザ基板8の上面が接続され、インターポーザ基板8の下面に半田ボール10でヘッダ6が接続されている。
インターポーザ基板8は、多層板で構成されており、図9(a)(b)に示すように、最上層81にマウント基板3の一方面3aに形成された配線パターン36(図4参照)に合わせて電極が形成され、最下層83にヘッダ6の端子61に合わせて電極が形成されていて、中間層82でそれらを電気的に接続することにより、電極ピッチを変換して電極パターンを変更するものである。
なお、インターポーザ基板8では、最上層81の電極と最下層83の電極の電極数を必ずしも1対1に対応させる必要はなく、最上層81の複数の電極を1つにまとめながら最下層83の電極に電気的に接続することも可能である。従って、インターポーザ基板8で電気ラインを集約させて、ヘッダ6およびソケット7の端子数を低減させることも可能である。
このように、インターポーザ基板8を用いることによって、マウント基板3の配線パターンの自由度を向上させることができる。すなわち、マウント基板3には、発光素子4AおよびIC基板5Aが実装されているために、マウント基板3の配線パターン36の電極部をヘッダ6の端子61に一致させることが困難な場合があるので、このような場合には、インターポーザ基板8が特に有効である。
さらに、マウント基板3の一方面3aには、発光素子4AおよびIC基板5Aを加圧接合して電気的に接続するための下方に突出する接合部38が設けられている。この接合部38は、図10に示すように、マウント基板3の一方面3aに形成された凸部37の表面に、配線パターン36が形成されたものである。
なお、本実施形態では、マウント基板3の一方面3aの全面に、内部導波路31を構成するクラッド31bが接合部38の突出高さよりも低い膜厚で積層されており、接合部38の頂部のみがクラッド31bよりも下方に突出している。
凸部37は異方性エッチングを用いて形成されたものであり、縦断面および横断面が共に下窄まりとなる台形状をなしている。そして、この凸部37の平坦な先端面37aに配線パターン36が形成されている。なお、配線パターン36は、凸部37の先端面37aから凸部37の傾斜する側面を下るように延在している(図11(c)参照)。
次に、図11を参照して接合部38の形成方法を説明する。
まず、図11(a)に示すような表裏両面が平坦な所定厚みのシリコン基板30に異方性エッチングを施して、図11(b)に示すように、ミラー部33を構成する45°傾斜面を備えるミラー用凸部39と接合部38を構成する凸部37とを一方面3aに有するマウント基板3を生成する。具体的には、参考例の光電気変換装置1Aの製造工程のうちの45°傾斜面および導波路形成用溝32を形成するエッチング工程において、エッチングする範囲を広げることにより、当該エッチング工程を利用して45°傾斜面と凸部37とを同時に形成する。換言すれば、このエッチングにより、内部導波路31を形成するためのスペースが確保される。
次いで、図11(c)に示すように、マウント基板3の一方面3aに金を蒸着することにより、凸部37の先端面37aを基点として延在するような配線パターン36を形成する。これにより接合部38が形成される。なお、図11では、発光素子4AとIC基板5Aとに跨る配線パターン36以外の配線パターン36を省略して作図している。また、このとき、ミラー用凸部39の45°傾斜面にも金を蒸着し、ミラー部33も同時に形成する。
接合部38を形成した後に、マウント基板3の一方面3a上にクラッド31bを構成する樹脂を所定の厚みで塗布し、この樹脂に金型を押し付けて、コア31aを形成するための溝を形成し、その状態で前記樹脂を硬化させる。さらに、前記溝にコア31aを構成する樹脂を流し込んで硬化させてコア31aを形成し、その上にクラッド31bを構成する樹脂を充填した後に硬化させて、先に硬化させた樹脂と今回硬化させた樹脂とでコア31bを形成する。
なお、クラッド31bを構成する樹脂を塗布する際またはその樹脂に金型を押し付ける際に、マウント基板3の一方面3aに形成された配線パターン36で構成される電極部(図示せず)を露出させるようにしておき、図11(d)に示すように、この電極部に半田ボール15を配設する。
このように形成された接合部48に、発光素子4AおよびIC基板5Aを接合するには、接合部38に発光素子4AおよびIC基板5Aを接触させて加圧するとともに発光素子4AおよびIC基板5Aに熱や振動を与えればよい。これにより、発光素子4AおよびIC基板5Aと接合部38が接合されて、発光素子4AおよびIC基板5Aとマウント基板3とが電気的に接続されるようになる。
このように、本実施形態の光電気変換装置1Bでは、マウント基板3の一方面3aに凸部37を形成し、この凸部37の表面に配線パターン36を形成したものを発光素子4Aを加圧接合するための接合部38としたから、マウント基板3にバンプを形成しなくても発光素子4Aを直接接合部38に加圧接合することができる。従って、バンプを形成する工程が不要になるため、簡単な工程で発光素子4Aをマウント基板3に実装できるようになり、装置の製造に要するコストおよび時間を低減させることができる。また、バンプが不要となるため、その分装置の低背化を図ることができる。
また、凸部37が異方性エッチングを用いて形成されたものであるので、マウント基板3に内部導波路31を設けるためにマウント基板3をエッチングするのと同時に、すなわち上述したように参考例の光電気変換装置1Aの製造工程のうちのエッチング工程を利用して凸部37を形成することができるため、光電気変換装置の製造工程を増やすことなく凸部37を形成することができる。
なお、本実施形態では、光電気変換装置1Bとして、発光側光電気変換部1B1から受光側光電気変換部に光信号が送られる一方向通信型のものを示したが、光電気変換装置1Bは、発光側光電気変換部1B1に受光素子4Bを実装するとともに受光側光電気変換部に発光素子4Aを実装し、かつ、マウント基板3に複数の導波路31を形成した双方向通信型のものであってもよい。また、光電気変換装置1Bは、少なくとも発光側光電気変換部1B1または受光側光電気変換部の一方を備えていればよい。また、一方向通信型、双方向通信型の両方において、1チャンネルの通信について説明しているが、アレイ形状の受発光素子を実装して、多チャンネル通信であってもよく、外部導波路9も複数の導波路が形成されたものを使用すればよい。
さらに、ヘッダ6は、マウント基板3の一方面3aに設けられている必要はなく、マウント基板3に貫通電極を設け、他方面3cにも配線パターンを形成すれば、発光素子4Aが実装される一方面3aと反対側の他方面3cに設けることも可能である。また、参考例と同様に、ヘッダ6とソケット7は相互に入れ替え可能である。
また、図示は省略するが、マウント基板3の発光素子4Aに対応する位置に貫通穴を設けるとともに、マウント基板3の他方面3cに外部導波路9を接合し、さらに外部導波路9の端部にミラー部を設けて前記貫通穴の上に配置することにより、外部導波路9をマウント基板3の他方面3cに沿うように設けて、内部導波路31を省略することも可能である。
さらには、参考例と同様に、インターポーザ基板8を省略することも可能である。
また、凸部37は、マウント基板3をエッチングして形成する以外にも、次のようにして形成することも可能である。このようにすれば、図12に示すように、クラッド31bと同一材料で凸部37を形成することができる。
まず、図13(a)に示すように、マウント基板3にエッチングを施して、一方面3aに45°傾斜面および導波路形成用溝32を形成し、図13(b)に示すように、45°傾斜面に金等を蒸着してミラー部33を形成する。
次いで、マウント基板3の一方面3a上にクラッド31bを構成する樹脂を所定の厚みで塗布し、図13(c)に示すように、この樹脂に金型(図示せず)を押し付けて、コア31aを形成するための溝31cを形成し、その状態で前記樹脂を硬化させる。このとき、前記金型に凸部37形成用の凹部を設けておけば、コア形状を形成する金型を利用して溝31cを形成するのと同時に凸部37を形成することができる。
そして、図13(d)に示すように、上述したのと同様にしてコア31aおよびコア31bを形成した後に、凸部37の先端面37aを基点として延在するような配線パターン36を形成する。これにより接合部38が形成される。最後に、接合部38に発光素子4AおよびIC基板5Aを加圧接合すればよい。
このようにしても、コア形状を形成するのと同時に凸部37を形成することができるため、光電気変換装置の製造工程をさほど増やすことなく凸部37を形成することができる。
参考例の光電気変換装置およびこの光電気変換装置が接続される配線基板の概略構成図である。 参考例の光電気変換装置の発光側光電気変換部を分解した図である。 (a)は光素子が実装されたマウント基板の側面図、(b)は(a)のA−A線断面図である。 導波路が設けられる前の状態のマウント基板を下方から見た斜視図である。 (a)はマウント基板の下面図、(b)は(a)の断面図であり、(c)は変形例のマウント基板の下面図、(d)は(c)の断面図である。 (a)はソケット型電気コネクタの斜視図、(b)はヘッダ型電気コネクタの斜視図である。 参考例の光電気変換装置の受光側光電気変換部を分解した図である。 本発明の一実施形態に係る光電気変換装置およびこの光電気変換装置が接続される配線基板の概略構成図である。 (a)はインターポーザ基板を上方から見た斜視図、(b)はインターポーザ基板を下方から見た斜視図である。 接合部の要部拡大断面図である。 接合部の形成方法を説明する説明図である。 変形例のマウント基板の概略構成図である。 変形例の接合部の形成方法を説明する説明図である。
符号の説明
1B 光電気変換装置
2 配線基板
3 マウント基板
3a 一方面
3c 他方面
31 内部導波路
36 配線パターン
37 凸部
38 接合部
4A 発光素子
4B 受光素子
5A,5B IC基板
50A,50B IC回路
6 ヘッダ型電気コネクタ
7 ソケット型電気コネクタ
8 インターポーザ基板(配線基板)
9 外部導波路

Claims (3)

  1. 電気信号を光信号にまたは光信号を電気信号に変換する光素子と、この光素子に電気信号を送信するまたは光素子から電気信号を受信するためのIC回路と、前記光素子が実装されるマウント基板と、外部コネクタと着脱可能な電気コネクタと、前記光素子と光学的に結合する導波路とを備え、前記電気コネクタは、前記マウント基板の前記光素子が実装される一方面またはその反対側の他方面に設けられ、前記導波路は、前記マウント基板の一方面または他方面に沿うようにマウント基板に設けられた光電気変換装置であって、
    前記マウント基板の光素子が実装される一方面には、前記光素子を加圧接合して電気的に接続するための接合部が設けられており、この接合部は、前記マウント基板の一方面に形成された凸部の表面に配線パターンが形成されたものであることを特徴とする光電気変換装置。
  2. 前記マウント基板は、シリコン基板であり、前記凸部は異方性エッチングを用いて形成されたものであることを特徴とする請求項1に記載の光電気変換装置。
  3. 前記導波路は、光を導波するコアと、このコアを保持するクラッドとを有しており、前記凸部は、前記マウント基板の一方面に塗布されたクラッド形成用の樹脂を押圧してコア形状を形成する金型を利用して形成されたものであることを特徴とする請求項1に記載の光電気変換装置。
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