JP4830334B2 - モータ駆動システム及びモータ駆動方法 - Google Patents

モータ駆動システム及びモータ駆動方法 Download PDF

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Description

本発明は、パルス幅変調(PWM(Pulse Width Modulation))制御でモータを駆動するモータ駆動システム及びモータ駆動方法に関するものである。
現在、広く用いられているステッピングモータの駆動法としては、Hブリッジ構成のスイッチング素子を予め定められたシーケンスにより順次オン/オフ制御することによって、ステッピングモータを正回転、又は逆回転させる構成である。この構成では、ステッピングモータの駆動パルスに対してPWM制御を行うことで平均駆動電流を増減させ、ステッピングモータの速度制御等を行うことが出来る。
しかし、このようにPWM制御によりステッピングモータを駆動する場合、PWM制御信号の電流波形の基本周波数及びその高調波周波数のスイッチングノイズが発生する。このスイッチングノイズがステッピングモータの周辺で使用中のラジオ、或いは通信機器等の動作に影響を及ぼし、耳障りな雑音やこれらの機器に誤動作等を生じさせる問題がある。
このスイッチングノイズによる問題を防止するためのノイズ成分抑圧法としては、下記特許文献1に示す方法がある。即ち、ステッピングモータ駆動用のキャリア信号の周波数を、所定の周波数範囲内を正弦波状に変化するようにPWM制御で周波数変調する方法である。これにより、PWM制御の基本周波数を含むスペクトル構造が時間的に変化することになり、時間平均としてスイッチングノイズによるノイズレベルを低減させている。
特開平7―99795号公報
しかし、このように、PWM制御信号の電流波形の基本周波数を正弦波状に周期的に変化させても、条件次第では必ずしも外部への放射ノイズを十分に低減できるわけではない。即ち、PWM制御信号の電流波形の基本周波数を、所定の周波数範囲内で正弦波状に変化させた場合、放射ノイズのスペクトルは、基本周波数が所定の周波数範囲内を正弦波状に変化するため、時間的に変化することになり時間平均としてノイズレベルを低減することが可能であるが、放射ノイズのスペクトルには、基本周波数の高調波のノイズ以外に、モータの回転に依存する放射ノイズのピークも存在する。このモータの回転に依存する放射ノイズのピークは、前述する従来の技術であるキャリア信号の基本周波数を正弦波状に変化させ、時間平均としてノイズレベルを低減させたとしても依然として発生する。
本発明は上述の課題を解決するためになされたもので、モータの回転に依存する放射ノイズのピークレベルを抑制することで、時間平均としての放射ノイズのピークレベルを低減することができるモータ駆動システム及びモータ駆動方法を提供することを目的とする。
この目的を達成するため、本発明においては、制御装置に、モータの回転速度を検出する回転速度検出手段と、モータの回転速度と入力した目標回転速度を用いて速度指令信号を生成する速度指令制御手段と、キャリア信号を発生させるキャリア信号発生手段と、速度指令信号とキャリア信号を用いて、パルス信号を生成するパルス幅変調信号発生手段とを有し、前記回転速度と前記目標回転速度とが一致するように算出した信号を、前記回転速度の検出信号の周波数より高く、前記キャリア信号の周波数より低い周波数で変化させて、速度指令信号を生成する。
本発明に係るモータ駆動システムにおいては、速度指令制御手段からの速度指令信号は、モータの回転速度の検出信号の周波数よりも高く、キャリア信号の周波数よりも低い周波数で変化しており、速度指令信号に起因するノイズスペクトルのピークは時間的に変化し、モータの回転に依存する放射ノイズのピークレベルを抑制することができ、時間平均として放射ノイズのピークレベルを低減することができる。
第1の実施の形態
図1は、第1の実施の形態におけるモータ駆動システムの基本構成図である。1は制御対象のモータ、2はスイッチング素子を有し、駆動電流を制御し、モータ1を駆動するスイッチ部、3はスイッチ部2へ電力を供給するバッテリ、4はスイッチ部2を駆動するドライブ部、5はスイッチ部2の動作を制御する制御装置、10はモータ1の目標とする回転速度を入力する目標回転速度入力手段である。ここに、制御装置5は、スイッチ部2を駆動するためのパルス信号を生成するパルス幅変調信号発生手段6、キャリア信号を発生させるキャリア信号発生手段7、モータ1の回転速度を検出する回転速度検出手段8、回転速度と目標回転速度を用いて速度指令信号を生成する速度指令制御手段9を有する。
次に、本実施の形態においてモータ1を駆動する、一連の動作について説明する。先ず、モータ1への回転速度指令を生成する速度指令制御手段9は、目標回転速度入力手段10から入力された目標回転速度の信号と、モータ1の回転速度を直接検出する回転速度検出手段8から出力される回転速度の検出信号を用いて、モータ1を回転させる回転速度の速度指令信号を生成する。
次に、パルス幅変調信号発生手段6は、速度指令制御手段9からの速度指令信号とキャリア信号発生手段7からのキャリア信号を用いて、スイッチ部2のスイッチング素子をオン/オフするPWM信号を発生させ、ドライブ部4へ出力する。ドライブ部4は、パルス幅変調信号発生手段6から入力されたPWM信号を、スイッチ部2にあるスイッチング素子を駆動するために増幅し、増幅されたPWM信号をスイッチ部2へ出力する。スイッチ部2は、ドライブ部4から入力されたPWM信号に従い、スイッチング素子をオン/オフすることでモータ1への駆動電流を制御し、所定の回転速度でモータ1を駆動する。
次に、モータ回転速度検出手段8はモータ1の回転速度を再度検出し、回転速度の検出信号を速度指令制御手段9へ出力する。以上の一連の動作を繰り返す段階において、モータ1が実際に回転してる回転速度と、回転速度指令の差をPID(Proportional Integral Differential)制御を行うことで補償し、常に目標回転速に一致させてモータ1を駆動している。
次に、図2(a)、(b)を用いて、モータ1の速度指令信号の変化のさせ方について説明する。図2(a)、(b)は速度指令制御手段9で生成される、モータ1への速度指令信号の波形を示す図である。速度指令信号の波形が図2(a)に示す正弦波の場合には、モータ速度指令信号I(t)は、下式で記述される。
I(t)=A・sin(2π・fo・t)
(foは一定周波数、Aは振幅)
本実施の形態では、モータ1への速度指令信号の波形を図2(b)に示すように時間的に変化させる構成としている。かかる場合には、速度指令信号I(t)は、下式で記述される。
I(t)=A・sin{2π・f(t)・t}
(f(t)は時間的に変化する周波数、Aは振幅)
ここに、f(t)は図2(b)のように三角波状に変化する場合は下記となる。
f(t)=fo+Δf(t) (Δfは三角波)
なお、モータ1の平均回転速度が所望の一定回転速度となるように、下式が成立している。
I(t)の時間平均=A・sin{2π・fo・t}
PWM信号発生手段6は、速度指令制御手段9からの上述の速度指令信号と、キャリア信号発生手段7からのキャリア信号を用いてスイッチ部2のスイッチング素子をオン/オフする信号を生成し、ドライブ部4に出力する。
次に、図3(a)、(b)を用いて、モータ駆動システムから発生する放射ノイズのノイズスペクトルについて説明する。図3(a)は、速度指令信号の波形が正弦波(図2(a))の場合の放射ノイズのノイズスペクトルを示す。放射ノイズのピークは正弦波の速度指令波形に添った形状の、正弦波状に時間的に変化する特性を示している。
一方、図3(b)は、速度指令信号の波形が図2(b)の場合の特性であり、速度指令信号がモータの回転速度検出信号よりも速い速度で変化してあるため、モータ1の回転速度に起因する放射ノイズのピークは時間的に変化し、放射ノイズのノイズスペクトルの時間平均はほぼ均一な値となり、図3(a)に比べ、放射ノイズのピークを低減できることがわかる。
ここで、放射ノイズのピークを低減させる条件としては、例えばモータ1の回転速度の検出信号の周波数が数百Hz程度で、キャリア信号発生手段からのキャリア信号の周波数が数十kHzの場合、速度指令制御手段9からの速度指令信号は、数kHz程度で周波数を変化させるように、変調率(Δf/fo)と変調周波数(上の例では三角波の周波数)を決めると良い。
次に、本実施の形態のモータ駆動システムの動作であるモータ駆動方法について説明する。即ち、目標回転速度入力手段10でモータ1の目標回転速度を入力し、制御装置5で目標回転速度に応じてドライブ部4を介してスイッチ部2を制御し、ドライブ部4でスイッチ部2を駆動し、バッテリ3でスイッチ部2へ電力を供給し、スイッチ部2でモータ1に所定の駆動電流を流すためのスイッチング素子を駆動し、モータ1を制御するモータ駆動方法において、制御装置5は、回転速度検出手段8でモータ1の回転速度を検出し、キャリア信号発生手段7でキャリア信号を発生させ、速度指令制御手段9で回転速度の検出信号の周波数と目標回転速度から、回転速度の検出信号の周波数よりも高く、キャリア信号の周波数より低い周波数の速度指令信号を生成し、パルス幅変調信号発生手段6で速度指令信号とキャリア信号を用いて、スイッチ部2を駆動するためのパルス信号を生成するというモータ駆動方法である。
以上説明したごとく、本実施の形態においては、制御装置5は、モータ1の回転速度を検出する回転速度検出手段8と、回転速度と目標回転速度を用いて速度指令信号を生成する速度指令制御手段9と、キャリア信号を発生させるキャリア信号発生手段7と、速度指令信号とキャリア信号を用いてパルス信号を発生するパルス幅変調信号発生手段6とを有しており、速度指令制御手段9からの速度指令信号は、モータ1の回転速度の検出信号の周波数よりも高く、キャリア信号発生手段7のキャリア信号の周波数よりも低い周波数で変化しており、速度指令信号に起因するノイズスペクトルのピークは時間的に変化し、時間平均として放射ノイズのピークレベルを低減することができる。
第2の実施の形態
図4は第2の実施の形態におけるモータ駆動システムの基本構成図である。速度指令制御手段9は、回転速度検出手段8から出力される回転速度の信号と、目標回転速度入力手段10から出力される目標回転速度の信号とを用いて速度指令信号を生成する速度指令発生手段11と、速度指令信号を変調する変調手段12とを有している。
即ち、速度指令発生手段11は、回転速度の信号と目標回転速度の信号から速度指令信号を生成し、変調手段12に出力する。変調手段12は速度指令発生手段11からの速度指令信号を変調し、パルス幅変調信号発生手段6に出力する。このため、速度指令信号を回転速度検出信号の周波数よりも高い周波数で変化させることができる。その後の処理は第1の実施の形態と同様のため省略する。
このような構成にすることで、例えば、速度指令発生手段11からの出力信号は図5(a)に示す正弦波状であるが、変調手段12からの出力信号は図5(b)に示すごとく、より周波数の高い速度指令信号となる。その結果、変調手段12からの出力である速度指令信号(図5(b))はモータ1の回転速度検出手段8で検出される検出信号よりも速い時間で変化させることができる。
以上説明したごとく、本実施の形態においては、速度指令制御手段5は、速度指令発生手段11と変調手段12とを有し、速度指令発生手段11は、目標回転速度入力手段10とモータ1の回転速度検出手段8から速度指令信号を生成し、速度指令信号は変調手段12で変調されるので、回転速度検出信号8の種類に依存せずに、速度指令信号は、モータの回転速度検出信号の周波数よりも高く、キャリア信号の周波数よりも低い周波数で変化させることができ、速度指令に起因するノイズスペクトルのピークは時間的に変化し、時間平均としてノイズのピークレベルを低減することができる。
第3の実施の形態
図6は第3の実施の形態におけるモータ駆動システムの基本構成図である。速度指令制御手段9は、目標回転速度入力手段10から入力された目標回転速度信号を拡散させる目標回転速度拡散手段13と、目標回転速度拡散手段13で拡散された目標回転速度信号と、回転速度検出信号8から出力された回転速度の信号を用いて速度指令信号を生成する速度指令発生手段14とを有する。
ここで、目標回転速度拡散手段13は、例えばファンクションジェネレータ等で構成され、目標回転速度入力手段10からの入力信号を中心にプラスマイナスに周期的に変化する信号を発生させ、速度指令発生手段14に出力する。速度指令発生手段14は、入力信号を目標回転速度拡散手段13で周期的に変化させた目標回転速度信号と、回転速度検出信号8から出力された回転速度信号から、速度指令信号を生成し、パルス幅変調信号発生手段6に出力する。
なお、目標回転速度拡散手段13により拡散された目標回転速度信号は三角波としてある。一例として、目標回転速度入力を三角波状に変化させた場合の出力波形を図7に示す。
このような構成にすることで、目標回転速度指令10からの目標回転速度の信号を目標回転速度拡散手段13で、容易に周期的に変化させることができる。かかる信号を用いてパルス幅変調を行いモータ1を駆動した結果、速度指令信号はモータの回転速度の検出信号よりも速い時間で変化させることができる。
以上説明したごとく、本実施の形態においては、速度指令制御手段9は、速度指令発生手段14と目標回転速度拡散手段13を有し、速度指令発生手段14は、目標回転速度入力手段13からの拡散した目標回転速度の信号と回転速度検出手段8からの回転速度の信号とから、速度指令信号を生成するので、容易に目標回転速度の信号を変化させることができ、速度指令に起因するノイズスペクトルのピークは時間的に変化し、時間平均として放射ノイズのピークレベルを低減することができる。
第4の実施の形態
図8は第4の実施の形態におけるモータ駆動システムの基本構成図である。速度指令制御手段9は、回転速度検出手段8からの回転速度の信号の周波数を変更、即ち周期的に変化させる周波数可変手段15と、変更された回転速度の信号と目標回転速度入力手段10から入力された目標回転速度の信号を用いて速度指令信号を生成する速度指令発生手段16とを有する。
ここに、周波数可変手段15は、回転速度検出手段8からのモータ1の回転速度の信号の周波数を周期的に変化させ、速度指令発生手段16に出力する。速度指令発生手段16は、周期的に変化させた回転速度の信号と目標回転速度の信号を用いて速度指令信号を生成し、パルス幅変調信号発生手段6に出力する。その結果、速度指令発生手段16からの速度指令信号はモータ1の回転速度の検出信号よりも速い時間で変化させることができる。
以上説明したごとく、本実施の形態においては、速度指令制御手段9は、回転速度の検出信号の周波数を変更する周波数可変手段15と、速度指令発生手段16を有し、速度指令発生手段16は、回転数検出手段8からの信号の周波数を周波数可変手段15により周期的に変化させた信号と、目標回転速度入力手段10からの信号とから速度指令信号を生成するので、目標回転速度入力の種類に依存せず、速度指令信号は、モータ1の回転速度検出信号の周波数よりも高く、キャリア信号の周波数よりも低い周波数で変化させることができる。従って、速度指令に起因するノイズスペクトルのピークは時間的に変化し、時間平均として放射ノイズのピークレベルを低減することができる効果を有する。
第5の実施の形態
図9は第5の実施の形態におけるモータ駆動システムの基本構成図である。制御装置5は、キャリア信号発生手段7のキャリア信号の周波数を変更する周波数変更手段20を有する。ここに、周波数変更手段20は、例えば、予め定めた周波数範囲内を正弦波状に変化させる周波数変更手段である。
このような構成とすることで、回転速度制御手段9からの回転速度指令と、キャリア信号発生手段7からのキャリア信号を、それぞれ別個に独立して周期的に変化させることが可能となる。
図10に、本実施の形態における放射ノイズスペクトルの一例を示す。横軸に周波数を、縦軸に電界強度をとってある。特性(A)はキャリア信号の基本周波数とモータ1の回転速度の指令信号の、両方の信号を一定とした場合の特性であり、特性(B)はキャリア信号の基本周波数とモータ1の回転速度の指令信号の両方の信号を周期的に変化させた場合の特性である。特性(A)の場合に比し、特性(B)の場合においては、全ての周波数帯域で電界強度が低くなっており、高調波のノイズピークの低減効果が見られる。
以上説明したごとく、本実施の形態のおいては、制御装置5はキャリア信号発生手段7の周波数を変更する周波数変更手段20を有するので、キャリア信号を周期的に変化させた場合に得られるキャリア信号の高調波のノイズピーク低減効果と、速度指令制御手段9からの速度指令信号をモータ1の回転速度の検出信号よりも速い時間で変化させた場合に得られる速度指令信号に起因するノイズピーク低減効果を、共に、同時に得ることができる。
第1の実施の形態におけるモータ駆動システムの基本構成図である。 第1の実施の形態における回転速度の指令波形を示す図である。 第1の実施の形態における放射ノイズのノイズスペクトルを示す図である。 第2の実施の形態におけるモータ駆動システムの基本構成図である。 第2の実施の形態における回転速度の指令波形を示す図である。 第3の実施の形態におけるモータ駆動システムの基本構成図である。 第3の実施の形態における回転速度の指令波形を示す図である。 第4の実施の形態におけるモータ駆動システムの基本構成図である。 第5の実施の形態におけるモータ駆動システムの基本構成図である。 第5の実施の形態における放射ノイズのノイズスペクトルを示す図である。
符号の説明
1…モータ 2…スイッチ部
3…バッテリー 4…ドライブ部
5…制御装置 6…PWM比較手段
7…キャリア信号発生手段 8…回転速度検出手段
9…速度指令制御手段 10…目標回転速度入力手段
11…速度指令発生手段 12…変調手段
13…目標回転速度拡散手段 14…速度指令発生手段
15…周波数可変手段 16…速度指令発生手段
20…周波数変更手段

Claims (7)

  1. モータと、駆動電流を制御し前記モータを駆動するスイッチ部と、前記スイッチ部へ電力を供給するバッテリと、前記スイッチ部を駆動するドライブ部と、前記モータの目標回転速度を入力する目標回転速度入力手段と、前記目標回転速度に応じて前記ドライブ部を介して前記スイッチ部を制御する制御装置とを有するモータ駆動システムにおいて、
    前記制御装置は、前記モータの回転速度を検出する回転速度検出手段と、前記回転速度と前記目標回転速度を用いて速度指令信号を生成する速度指令制御手段と、キャリア信号を発生させるキャリア信号発生手段と、前記速度指令信号と前記キャリア信号を用いて、パルス信号を生成するパルス幅変調信号発生手段とを有し、
    前記速度指令制御手段は、前記回転速度と前記目標回転速度とが一致するように算出した信号を、前記回転速度の検出信号の周波数より高く、前記キャリア信号の周波数より低い周波数で変化させて、前記速度指令信号を生成することを特徴とするモータ駆動システム。
  2. 前記速度指令制御手段は、前記回転速度と前記目標回転速度とが一致するように算出した信号を生成する速度指令発生手段と、前記速度指令発生手段により生成された前記信号を変調し前記速度指令信号を出力する変調手段とを有することを特徴とする請求項1に記載のモータ駆動システム。
  3. 前記速度指令制御手段は、前記目標回転速度の信号を拡散させることで回転速度拡散信号を生成する目標回転速度拡散手段と、前記回転速度拡散信号と前記回転速度を用いて速度指令信号を生成する速度指令発生手段とを有することを特徴とする請求項1に記載のモータ駆動システム。
  4. 前記回転速度拡散信号を三角波としたことを特徴とする請求項3に記載のモータ駆動システム。
  5. 前記速度指令制御手段は、前記回転速度の検出信号の周波数を変更する周波数可変手段と、前記周波数を変更された回転速度と前記目標回転速度を用いて速度指令信号を生成する速度指令発生手段とを有することを特徴とする請求項1に記載のモータ駆動システム。
  6. 前記制御装置は、前記キャリア信号発生手段のキャリア信号の周波数を変更する周波数変更手段を有することを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載のモータ駆動システム。
  7. 目標回転速度入力手段でモータの目標回転速度を入力し、制御装置で前記目標回転速度に応じてドライブ部を介してスイッチ部を制御し、ドライブ部で前記スイッチ部を駆動し、バッテリでスイッチ部へ電力を供給し、スイッチ部で駆動電流を制御し前記モータを駆動するモータ駆動方法において、
    前記制御装置は、回転速度検出手段で前記モータの回転速度を検出し、キャリア信号発生手段でキャリア信号を発生させ、速度指令制御手段で前記回転速度と前記目標回転速度から、前記回転速度と前記目標回転速度とが一致するように算出した信号を、前記回転速度の検出信号の周波数より高く、前記キャリア信号の周波数より低い周波数で変化させて、前記速度指令信号を生成し、パルス幅変調信号発生手段で前記速度指令信号と前記キャリア信号を用いてスイッチ部を駆動するためのパルス信号を生成することを特徴とするモータ駆動方法。
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