JP2005176566A - 単相誘導電動機の制御装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】単相誘導電動機の制御装置において、コンバータ回路を用いることなく高調波電流を低減するとともに単相誘導電動機の回転数を制御すること。
【解決手段】交流電源1と、単相誘導電動機2と、交流リアクタ3と、インバータ回路4と、直流平滑用の電解コンデンサ5と、交流リアクタ3に流れる高周波電流を吸収するフィルムコンデンサ6と、交流電源1の電圧を検出する電源電圧検出手段7と、交流リアクタ3の電流を検出するリアクタ電流検出手段8と、電解コンデンサ5の電圧を検出する直流電圧検出手段9と、インバータ回路4の出力電圧を検出する出力電圧検出手段10と、インバータ制御回路11とを備え、交流リアクタ3に流れる電流を正弦波状に制御することで高調波電流を低減し、交流電源1と90°位相のずれた無効電流を調整することによって単相誘導電動機2の印加電圧を可変することができ、回転数の制御が可能となる。
【選択図】図1
【解決手段】交流電源1と、単相誘導電動機2と、交流リアクタ3と、インバータ回路4と、直流平滑用の電解コンデンサ5と、交流リアクタ3に流れる高周波電流を吸収するフィルムコンデンサ6と、交流電源1の電圧を検出する電源電圧検出手段7と、交流リアクタ3の電流を検出するリアクタ電流検出手段8と、電解コンデンサ5の電圧を検出する直流電圧検出手段9と、インバータ回路4の出力電圧を検出する出力電圧検出手段10と、インバータ制御回路11とを備え、交流リアクタ3に流れる電流を正弦波状に制御することで高調波電流を低減し、交流電源1と90°位相のずれた無効電流を調整することによって単相誘導電動機2の印加電圧を可変することができ、回転数の制御が可能となる。
【選択図】図1
Description
本発明は、単相誘導電動機の回転数を制御する制御装置に関するものである。
従来、単相誘導電動機の回転数を制御できるインバータ回路を有する装置においては、交流電源電圧を一度直流電圧に整流してからインバータ回路を介して単相誘導電動機を駆動することから、整流の際に交流電源電圧歪みの原因となる高調波電流を発生していた。そして、この高調波電流を低減する必要から、交流リアクタあるいは直流リアクタとスイッチング素子を組み合わせたコンバータ回路を用いて高調波電流の低減を図る方法が一般的に取られてきた。
例えば従来の単相誘導電動機の制御装置としては、4つのスイッチング素子からなるコンバータ回路と6個のスイッチング素子を用いたインバータ回路から構成されもの(例えば特許文献1参照)がある。
以下、図面を参照しながら従来の単相誘導電動機の制御装置について図10から図12を用いて説明する。図10は特許文献1に記載されている従来の単相誘導電動機の制御装置の回路図を示している。交流電源1は単相の商用交流電源であり、コンバータ回路19は4個のスイッチング素子Tr1からTr4から構成されている。平滑コンデンサ20は直流電圧を平滑するためのものである。インバータ回路4は6個のスイッチング素子Q1からQ6からなり、2つの電動機巻線2aと2bとからなる単相誘導電動機2を駆動する。ここで単相誘導電動機2の電動機巻線2aはインバータ回路4の点UV間に、電動機巻線2bはインバータ回路4の点UW間に設けられる。なお、点Uはインバータ用スイッチング素子Q1とQ2間、点Vはインバータ用スイッチング素子Q3とQ4間、点Wはインバータ用スイッチング素子Q5とQ6間である。
以上のように構成された従来の単相誘導電動機の制御装置において、インバータ回路4の動作タイミング図をQ1からQ4のオン、オフ信号と電動機巻線2aに印加される電圧Vuvについて図11に示す。なお、図11においてVdcは平滑コンデンサ20の両端電圧を示す。また、図12は従来の単相誘導電動機の制御装置の制御系を示す。図12に示す制御系は、周波数指令値fを設定する周波数指令設定器21と、周波数指令値fから電圧指令値Vを演算する電圧指令値演算手段22と、電圧指令値Vに基づきスイッチング素子Tr1からTr4のオン、オフ制御パルスを出力するコンバータスイッチパターン生成器23と、周波数指令値fに基づきスイッチング素子Q1からQ6のオン、オフ制御パルスを出力するインバータスイッチパターン生成器24とで構成される。ここで、電圧指令値演算手段22では電圧指令値Vと周波数指令値fとの関係は、図12に示すように予め定められているので、周波数指令値fから電圧指令値Vを求めることができ、コンバータ回路19によって入力電流波形を正弦波状に制御しつつ平滑コンデンサ20の両端電圧を電圧指令値Vに制御する。そして、同時にインバータ回路4によって出力周波数を周波数指令値fに制御することで図11に示すような各部の電圧波形が得られ、図11における電気角θを適切に選定することにより単相誘導電動機2の騒音を低減できるとともに、入力高調波電流の低減と単相誘導電動機2の回転数を制御することが可能となる。
特開平7−46887号公報
しかしながら、前記従来の構成では、交流の入力を直流に変換するためのコンバータ回
路19が必要なので、回路が複雑で損失と発生ノイズが大きいという課題を有していた。
路19が必要なので、回路が複雑で損失と発生ノイズが大きいという課題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、高調波電流を低減しつつコンバータ回路を不要とした単相誘導電動機の制御装置を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の単相誘導電動機の制御装置は、交流電源と単相誘導電動機を構成する2つの巻線のうち1つの巻線が交流電源に対して交流リアクタと直列になるように接続するとともに、単相誘導電動機の2つの巻線を6個のスイッチング素子と6個のダイオードからなるインバータ回路を接続したものである。
そして、インバータ回路は交流リアクタに流れる電流を正弦波状に保ちつつ、無効電流の振幅を変化させることで交流リアクタを介して交流電源に接続された単相誘導電動機の一方の巻線に印加される交流電圧を所定の値に制御し、有効電流の振幅を変化させることでインバータ回路の直流電圧も所定の値に保つように動作する。また、インバータ回路は同時に単相誘導電動機の他方の巻線には、一方の巻線に対して所定の位相差を持った等しい交流電圧を印加するよう制御される。
このことによって、交流リアクタを流れる電流は正弦波状に保たれるため高調波電流を低減することが可能となり、単相誘導電動機の2つの巻線には所定の位相差を持った所定値の2相交流電圧が印加されるため、高調波低減のためのコンバータ回路を不要として単相誘導電動機の回転数を制御することが可能となる。
本発明の単相誘導電動機の制御装置は、コンバータ回路を不要として入力電流を正弦波状に制御可能であるため高調波電流を低減できるとともに、単相誘導電動機に印加する2相電圧を所定の電圧と位相差に制御することで回転数を制御することができる。
第1の発明は、交流電源と、前記交流電源と接続される交流リアクタと、2つの巻線のうち1つの巻線が前記交流電源に対して前記交流リアクタと直列になるように接続した単相誘導電動機と、前記単相誘導電動機の2つの巻線に接続された6個のスイッチング素子と6個のダイオードからなるインバータ回路と、前記インバータ回路の直流電圧を平滑する電解コンデンサと、前記交流電源と並列に接続された高周波電流を吸収するためのコンデンサと、前記交流リアクタに流れる電流を検出するリアクタ電流検出手段と、前記交流電源の電圧を検出する電源電圧検出手段と、前記電解コンデンサの直流電圧を検出する直流電圧検出手段と、前記インバータ回路の出力電圧を検出する出力電圧検出手段と、前記交流リアクタを流れる電流を制御するとともに前記電解コンデンサの直流電圧と前記インバータ回路の2相出力電圧とを制御するインバータ制御回路を備えたことにより、高調波電流を低減しつつ前記単相誘導電動機に印加する2相の電圧の位相差と電圧値を所定の値に保つことで回転数を一定に制御することができる。
第2の発明は、特に、第1の発明に回転数指令に応じて前記インバータ制御回路に出力電圧指令値を送出する出力電圧指令値発生手段を備えたことにより、回転数指令に応じて前記単相誘導電動機に印加する交流電圧の値を変化させることができ、高調波電流を低減しつつ前記単相誘導電動機の回転数を所望の回転数とすることができる。
第3の発明は、特に、第1の発明に前記単相誘導電動機の回転数を検出する回転数検出手段と、回転数検出手段で検出した回転数と回転数指令との差に応じて前記インバータ制御回路に出力電圧指令値を送出する回転数制御手段とを備えたことにより、回転数指令と
前記回転数検出手段によって検出した回転数が等しくなるように前記単相誘導電動機に印加する交流電圧の値を制御することができ、高調波電流を低減しつつ前記単相誘導電動機の回転数を精度良く所望の回転数とすることができる。
前記回転数検出手段によって検出した回転数が等しくなるように前記単相誘導電動機に印加する交流電圧の値を制御することができ、高調波電流を低減しつつ前記単相誘導電動機の回転数を精度良く所望の回転数とすることができる。
第4の発明は、特に、第1から3のいずれか1つの発明に回転数指令に応じて前記インバータ制御回路に出力位相指令値を送出する出力位相指令値発生手段を備えたことにより、前記単相誘導電動機の2つの巻線に印加される電圧の位相差を制御することが可能となり、高調波電流を低減しつつ前記単相誘導電動機の回転数を広い範囲で制御することができる。
第5の発明は、交流電源と、前記交流電源と接続される交流リアクタと、2つの巻線のうち1つの巻線が前記交流電源に対して前記交流リアクタと直列になるように接続した単相誘導電動機と、6個のスイッチング素子と6個のダイオードからなるインバータ回路と、前記インバータ回路の直流電圧を平滑する電解コンデンサと、前記インバータ回路と前記単相誘導電動機の間に接続されたフィルタ回路と、前記単相誘導電動機の1つの巻線に並列接続された負荷装置と、前記交流リアクタに流れる電流を検出するリアクタ電流検出手段と、前記交流電源の電圧を検出する電源電圧検出手段と、前記電解コンデンサの直流電圧を検出する直流電圧検出手段と、前記インバータ回路の出力電圧を検出する出力電圧検出手段と、前記交流リアクタを流れる電流を制御するとともに前記電解コンデンサの直流電圧と前記インバータ回路の2相出力電圧とを制御するインバータ制御回路を備えたことにより、高調波電流を低減しつつ前記単相誘導電動機に印加する2相の電圧の位相差と電圧値を所定の値に保つことで回転数を一定に制御することができ、前記負荷装置には交流電源の電圧変動の影響を受けない所定の電圧の単相交流電圧を供給することが可能となる。
第6の発明は、特に、第5の発明に前記負荷装置に流れる電流を検出する負荷電流検出手段を備えることによって、前記インバータ制御回路において前記交流リアクタに流れる電流の目標値から負荷電流検出値を減算し、負荷電流に含まれる高調波電流の影響を低減することができる。従って、本発明においては前記単相誘導電動機に印加する2相の電圧の位相差と電圧値を所定の値に保つことで前記単相誘導電動機の回転数を一定に制御することができ、前記負荷装置には交流電源の電圧変動の影響を受けない所定の電圧の単相交流電圧を供給することが可能となるとともに、前記負荷装置の影響を受けることなく高調波電流を低減することが可能となる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態における単相誘導電動機の制御装置のブロック図である。
図1は、本発明の第1の実施の形態における単相誘導電動機の制御装置のブロック図である。
図1において、交流電源1は商用の単相交流電源であり、単相誘導電動機2は2つの巻線2aと2bからなり、これら2つの巻線の接続点を共通端子として3つの端子を持つ誘導電動機である。交流リアクタ3は、交流電源1と単相誘導電動機2の間に交流電源1から見て巻線2aと直列になるよう接続される。インバータ回路4は6個のスイッチング素子Q1からQ6と6個のダイオードD1からD6からなり、単相誘導電動機2の電動機巻線2aはインバータ回路4のUV間に、電動機巻線2bはインバータ回路4のUW間に接続される。なお、点Uはスイッチング素子Q1とQ2間、点Vはスイッチング素子Q3とQ4間、点Wはスイッチング素子Q5とQ6間である。電解コンデンサ5はインバータ回路4の直流部を平滑するためのコンデンサであり、フィルムコンデンサ6は交流電源1に
並列に接続されて交流リアクタ3に流れる高周波電流成分を吸収するためのコンデンサである。また、電源電圧検出手段7は交流電源1の電圧ゼロ点を検出し、リアクタ電流検出手段8は交流リアクタ3を流れる電流を、直流電圧検出手段9は電解コンデンサ5の両端電圧を、出力電圧検出手段10はインバータ回路4の出力電圧をそれぞれ検出するためのものである。そして、インバータ制御回路11は、インバータ回路4のスイッチング素子Q1からQ6を制御する制御回路である。
並列に接続されて交流リアクタ3に流れる高周波電流成分を吸収するためのコンデンサである。また、電源電圧検出手段7は交流電源1の電圧ゼロ点を検出し、リアクタ電流検出手段8は交流リアクタ3を流れる電流を、直流電圧検出手段9は電解コンデンサ5の両端電圧を、出力電圧検出手段10はインバータ回路4の出力電圧をそれぞれ検出するためのものである。そして、インバータ制御回路11は、インバータ回路4のスイッチング素子Q1からQ6を制御する制御回路である。
以上の構成において、以下その動作、作用を説明する。
まず電解コンデンサ5の両端の直流電圧(以下、単に直流電圧とする。)と、単相誘導電動機2の巻線2aに印加されるインバータ回路4のUV間の電圧を所定の値に制御するインバータ制御回路11の動作について図1と図2を用いて説明する。図2は本発明の第1の実施の形態におけるインバータ制御回路11の直流電圧制御機能とUV端子間電圧制御機能を示すインバータ制御機能ブロック図である。
インバータ制御回路11は、電源電圧検出手段7によって交流電源1の電圧を検出し、正弦波発生回路11aで交流電源1の電圧ゼロ点に同期した基準正弦波を発生させ、余弦波発生回路11bでは基準正弦波と90°の位相差を持った基準余弦波を発生させる。また、直流電圧検出手段9によって検出した直流電圧検出値と直流電圧基準値との差を第1の誤差増幅器11cで増幅し、第1の乗算回路11dによって基準正弦波と乗算することにより交流電源1に位相が一致した有効電流目標値を作成する。そして、出力電圧検出手段10によって検出した疑似正弦波であるところのインバータ回路4のUV間出力電圧は、平均値検出回路11eにて直流電圧レベルに変換され、出力電圧基準値との差を第2の誤差増幅器11fで増幅して第2の乗算回路11gで基準余弦波と乗算されて無効電流目標値が作成される。次いで、この有効電流目標値と無効電流目標値を加算することによって交流リアクタ3に流れるリアクタ電流目標値を作成するとともに、リアクタ電流検出手段8によって検出したリアクタ電流検出値と第3の誤差増幅器11hでその差を増幅して、スイッチング素子Q1のスイッチングを制御するためのU相変調波(以下、単にU相変調波とする。)を作成する。さらに、U相変調波を反転回路11iで反転してスイッチング素子Q3のスイッチングを制御するためのV相変調波(以下、単にV相変調波とする。)を作成する。そして、これら2つの変調波は第1の比較器11jおよび第2の比較器11kで搬送波と比較され、スイッチング素子Q1とQ3の駆動信号を発生する。また、スイッチング素子Q2の駆動信号はスイッチング素子Q1の駆動信号を反転して得られ、同様にスイッチング素子Q4の駆動信号はスイッチング素子Q2の駆動信号を反転して得られる。
以上のように動作することでインバータ制御回路11は、交流リアクタ3を流れるリアクタ電流をリアクタ電流目標値に等しくなるよう制御することが可能となり、直流電圧とインバータ回路4のUV間出力電圧を所定の値に保つことが可能となる。つまり、直流電圧検出値が所定の直流電圧値を下回れば交流リアクタ3に流れる有効電流目標値を大きくなるよう制御して交流電源1からのエネルギー供給を増加させ、所定の直流電圧を上回れば有効電流目標値を逆極性になるよう制御することによって、交流電源1にエネルギーを放出して直流電圧を制御する。また、UV間出力電圧が所定の交流電圧値を下回れば交流電源1から見て90°進み電流となる無効電流目標値の振幅を大きくし、交流リアクタ3に交流電源1と同相の交流電圧を発生させてUV間出力電圧を増加させ、逆にUV間出力電圧が所定の交流電圧値を上回れば無効電流目標値を逆極性になるよう制御することによって、交流電源1から見て90°遅れ電流となる無効電流の振幅を大きくし、交流リアクタ3に交流電源1と逆相の交流電圧を発生させてUV間出力電圧を減少させるように動作してUV間出力電圧を制御するものである。
次に、インバータ回路4のUW間出力電圧をUV間出力電圧に対して所定の位相差に保つとともに所定の値に制御する動作について図3を用いて説明する。図3はインバータ制御回路11のU相変調波Cuと、V相変調波Cvと、スイッチング素子Q5のスイッチングを制御するためのW相変調波(以下、単にW相変調波とする。)Cwと、搬送波fcと、スイッチング素子Q1の駆動信号Guと、スイッチング素子Q3の駆動信号Gvと、スイッチング素子Q5の駆動信号Gwと、疑似正弦波であるUV間出力電圧Vuvと、UW間出力電圧Vuwとを示した各部電圧波形図であり、UV間出力電圧に対してUW間出力電圧が90°の位相遅れを持った等しい電圧値に制御されている状態を示したものである。また、図3には示していないが、スイッチング素子Q6の駆動信号は前述のスイッチング素子Q2とQ4の駆動信号と同様にスイッチング素子Q5の駆動信号を反転して得ることができる。
ここで、U相変調波CuとV相変調波Cvは前述のように直流電圧とUV間出力電圧を所定の値に維持するように制御された変調波であり、180°の位相差を持った波形である。従って、U相変調波Cuをsinθと表すとV相変調波Cvは−sinθとなり、UV間出力電圧はCu−Cv=2sinθに比例した電圧と考えることができる。そうすると、UW間出力電圧はCu−Cwに比例した電圧と考えられるから、変調波CwはCu−Cw=2sin(θ−90°)となるよう制御すれば所望のUW間出力電圧を得ることができ、このときの変調波CwはCw=Cu−2sin(θ−90°)から、およそ2.24×sin(θ+66°)となる。以上のように3つの変調波を制御した場合には、図3に示すようなGuからGwの駆動信号が得られ、また、90°の位相差を持った電圧値の等しい疑似正弦波であるUV間出力電圧VuvとUW間出力電圧Vuwが得られる。なお、ここで位相差を90°としたのは単相誘導電動機を最も効率よく動作させるためには2つの巻線に印加される電圧の位相差が90°であるという広く知られた事実によるものである。
以上のように、本実施の形態においては直流電圧とUV間出力電圧を所定の値に維持するよう交流リアクタ3に流れる電流を正弦波状に制御するとともに、UW間出力電圧をUV間出力電圧に対して90°の位相差を持った等しい電圧値に制御することにより、単相誘導電動機2の2つの巻線には位相差90°の所定の電圧値の疑似正弦波電圧が印加されることとなり、インバータ回路4のみで高調波電流を低減するとともに効率よく単相誘導電動機の回転数を一定制御することができる。
なお、本実施の形態では、UW間出力電圧を制御する変調波CwをUV間出力電圧を制御する変調波CuとCvから直接演算して定める構成としたが、出力電圧検出手段10によって検出したUV間出力電圧の位相と電圧値から、位相差90°の等しい電圧値を出力するためのUW間出力電圧の基準波形を作成し、同様に出力電圧検出手段10で検出したUW間出力電圧と、この基準波形との差から変調波Cwを発生させるように構成してもよい。
(実施の形態2)
図4は、本発明の第2の実施の形態の単相誘導電動機の制御装置のブロック図である。
図4は、本発明の第2の実施の形態の単相誘導電動機の制御装置のブロック図である。
本実施の形態においては、実施の形態1の構成に対して回転数指令に応じてインバータ制御回路11に出力電圧指令値を送出する出力電圧指令値発生手段12を備えた構成となっている。従って、回転数指令に応じてインバータ回路4の出力電圧値が変化すること以外の動作については実施の形態1と同様である。
そこで、インバータ回路4の出力電圧、つまり単相誘導電動機2の巻線に印加する電圧を変化させることで回転数が制御できることについて図5を用いて説明する。
図5は単相誘導電動機2の回転数−トルク特性を示したものである。図5で示されるように単相誘導電動機2の発生トルクは回転数が上昇するに連れて減少して行き、同期回転数n0で発生トルクがゼロとなる。また、この発生トルクは単相誘導電動機2の巻線に印加される電圧によって変化し、電圧が大きければ発生トルクも高く、電圧が小さければ発生トルクも低くなる。一方、単相誘導電動機2の負荷トルクは、負荷が流体の場合などは回転数の2乗に比例するため図5に示すような曲線となり、結局、単相誘導電動機2は発生トルクと負荷トルクが釣り合う回転数n1からn2の間で動作することになる。従って、あらかじめこれらの発生トルクと負荷トルクとの関係がわかっていれば、回転数指令に応じて単相誘導電動機2の巻線に印加する電圧、つまりはインバータ回路4の出力電圧を所望の回転数に応じた値に制御することで回転数の可変制御が可能となる。
以上のように、本実施の形態においては交流リアクタ3に流れる電流を正弦波状に制御するとともに、インバータ回路4の出力電圧を90°の位相差を持った回転数指令に応じた電圧値に制御することにより、単相誘導電動機2の回転数を変化させることができ、インバータ回路4のみで高調波電流を低減するとともに単相誘導電動機の回転数を可変制御することができる。
(実施の形態3)
図6は、本発明の第3の実施の形態の単相誘導電動機の制御装置のブロック図である。
図6は、本発明の第3の実施の形態の単相誘導電動機の制御装置のブロック図である。
本実施の形態においては、実施の形態1の構成に対して単相誘導電動機2の回転数を検出する回転数検出手段13と、回転数検出手段で検出した回転数と回転数指令との差に応じてインバータ制御回路11に出力電圧指令値を送出する回転数制御手段14とを備えた構成となっている。従って、回転数指令に単相誘導電動機2の回転数が一致するようインバータ回路4の出力電圧値が変化すること以外の動作については実施の形態1と同様である。
また、インバータ回路4の出力電圧を変化させることによって単相誘導電動機2の回転数が変化することについても実施の形態2で説明した通りである。ただし、本実施の形態においては単相誘導電動機2の回転数を直接検出し、回転数指令に一致するよう回転数制御手段14でフィードバック制御している点で実施の形態2とは異なる。そのため、あらかじめ単相誘導電動機2の発生トルクと負荷トルクの関係がわかっている必要はなく、精度よく回転数を制御可能である。
以上のように、本実施の形態においては交流リアクタ3に流れる電流を正弦波状に制御するとともに、単相誘導電動機2の回転数が回転数指令に一致するようにインバータ回路4の出力電圧を90°の位相差を持った回転数指令に応じた電圧値に制御することにより、単相誘導電動機2の回転数を変化させることができ、インバータ回路4のみで高調波電流を低減するとともに単相誘導電動機の回転数を精度良く可変制御することができる。
(実施の形態4)
図7は、本発明の第4の実施の形態の単相誘導電動機の制御装置のブロック図である。
図7は、本発明の第4の実施の形態の単相誘導電動機の制御装置のブロック図である。
本実施の形態においては、実施の形態1の構成に対して回転数指令に応じてインバータ制御回路11にインバータ回路4のUV間出力電圧と、UW間出力電圧の位相差(以下、単に位相差とする。)を定める位相差指令値を送出する位相差指令値発生手段15を備えた構成となっている。従って、回転数指令に単相誘導電動機2の回転数が一致するように位相差が変化すること以外の動作については実施の形態1と同様である。
ここで、単相誘導電動機2の発生トルクは巻線に印加される電圧の位相差によって変化し、位相差が90°で最大となり90°に近ければ発生トルクも高く、90°から離れれば発生トルクも低くなることが広く知られている。また、実施の形態2で説明したように、単相誘導電動機2は発生トルクと負荷トルクが釣り合う回転数で動作することになる。従って、あらかじめこれら発生トルクと負荷トルクとの関係がわかっていれば、回転数指令に応じてインバータ回路4の出力電圧の位相差を所望の回転数に応じた値に制御することで回転数の可変制御が可能となる。
以上のように、本実施の形態においては交流リアクタ3に流れる電流を正弦波状に制御するとともに、単相誘導電動機2の回転数が回転数指令に一致するようにインバータ回路4の出力電圧の位相差を回転数指令に応じた値に制御することにより、単相誘導電動機2の回転数を変化させ、もしくは一定に制御することができ、インバータ回路4のみで高調波電流を低減するとともに単相誘導電動機2の回転数を制御することができる。
なお、本実施の形態においてはインバータ回路4の出力電圧の位相差を制御することで単相誘導電動機2の発生トルクを大きく変化させることが可能となるため、回転数の制御範囲も広くすることが可能となるが、位相差が小さい場合の単相誘導電動機2の効率は低いものとなってしまう。そこで、実施の形態2もしくは実施の形態3で示したようにインバータ回路4の出力電圧を制御することで回転数を制御できる範囲では出力電圧を制御し、交流電源1の電流制限などによって定まる範囲以上に回転数を下げる場合などには位相差を制御するように構成してもよく、この場合は単相誘導電動機2を効率よく利用することが可能となる。
(実施の形態5)
図8は、本発明の第5の実施の形態の単相誘導電動機の制御装置のブロック図である。
図8は、本発明の第5の実施の形態の単相誘導電動機の制御装置のブロック図である。
図8において、交流電源1は商用の単相交流電源であり、単相誘導電動機2は2つの巻線2aと2bからなり、これら2つの巻線の接続点を共通端子として3つの端子を持つ誘導電動機である。交流リアクタ3は、交流電源1と単相誘導電動機2の間に交流電源1から見て巻線2aと直列になるよう接続される。インバータ回路4は6個のスイッチング素子Q1からQ6と6個のダイオードD1からD6からなり、電解コンデンサ5はインバータ回路4の直流部を平滑するためのコンデンサであり、フィルタ回路16はインバータ回路4と単相誘導電動機2の間に接続されてインバータ回路4が出力する疑似正弦波の高周波成分を除去するためのものである。単相誘導電動機2の電動機巻線2aはフィルタ回路16を介してインバータ回路4のUV間に、同様に電動機巻線2bはインバータ回路4のUW間に接続される。なお、点Uはスイッチング素子Q1とQ2間、点Vはスイッチング素子Q3とQ4間、点Wはスイッチング素子Q5とQ6間である。そして、負荷装置17は単相誘導電動機2の巻線2aに並列に接続される。また、電源電圧検出手段7は交流電源1の電圧ゼロ点を検出し、リアクタ電流検出手段8は交流リアクタ2を流れる電流を、直流電圧検出手段9は電解コンデンサ5の両端電圧を、出力電圧検出手段10はインバータ回路4の出力電圧をそれぞれ検出するためのものである。そして、インバータ制御回路11は、インバータ回路4のスイッチング素子Q1からQ6を制御する制御回路である。
本実施の形態においては、交流リアクタ3に流れる電流を正弦波状に制御しつつ単相誘導電動機2の回転数を一定に保つ動作については、実施の形態1と同様である。但し、単相誘導電動機2と負荷装置17に印加される電圧は疑似正弦波電圧ではなく、フィルタ回路16によって高周波成分をカットした交流電源1に同期した正弦波電圧である。そのため、本実施の形態における単相誘導電動機の制御装置は負荷装置17に対しては定電圧電源として動作する。
以上のように、本実施の形態においては単相誘導電動機の回転数を一定制御することができ、負荷装置17に対して定電圧電源として動作するとともに、交流リアクタ3に流れる電流を正弦波状に制御しているため、負荷装置17が高調波電流を発生する場合にはアクティブフィルタとして動作し、高調波電流を低減することが可能となる。
(実施の形態6)
図9は、本発明の第6の実施の形態の単相誘導電動機の制御装置のブロック図である。
図9は、本発明の第6の実施の形態の単相誘導電動機の制御装置のブロック図である。
本実施の形態においては、実施の形態5の構成に対して負荷装置17に流れる負荷電流を検出する負荷電流検出手段18を備えた構成となっている。
本実施の形態においては、単相誘導電動機2の回転数を一定に制御するとともに、負荷装置17に一定の正弦波電圧を供給する動作については実施の形態5と同様であるが、負荷電流を検出して負荷電流に含まれる高調波電流の影響を低減するように交流リアクタ3の電流を制御する点で異なる。
実施の形態5の構成では、負荷装置17がいわゆるコンデンサインプット型と呼ばれる整流器と電解コンデンサの組み合わせの交直変換回路部を持つ場合には、負荷の電流は印加される電圧のピーク付近でのみ流れることとなり、交流リアクタ3に流れる電流を正弦波状に制御しようとしても、急峻な負荷電流変化によって悪影響を受け、高調波電流が増加することとなる。この対応としてはインバータ制御回路11の交流リアクタ3の電流制御に対する応答速度を速め、制御ゲインを増加することでの対応もできるが、安定性の面で限界がある。そこで、本実施の形態においては、負荷電流を検出してインバータ制御回路11で交流リアクタ3のリアクタ電流目標値から減算するフィードフォワード制御とすることによって、負荷電流に含まれる高調波電流の影響を低減するものである。
以上のように、本実施の形態においては単相誘導電動機の回転数を一定制御することができ、負荷装置17に対して定電圧電源として動作するとともに、交流リアクタ3に流れる電流を負荷電流の影響を受けないように制御しているため、負荷が高調波電流を発生する場合にも、高調波電流を大幅に低減することが可能となる。
以上のように、本発明にかかる単相誘導電動機の制御装置は、高調波電流を低減するとともに、単相誘導電動機に印加する電圧あるいは位相差を制御することで回転数の制御が可能となるので、電圧制御に向いたファンモータの風量制御やポンプ用モータの流量制御の用途に適用できる。
1 交流電源
2 単相誘導電動機
3 交流リアクタ
4 インバータ回路
5 電解コンデンサ
6 フィルムコンデンサ
7 電源電圧検出手段
8 リアクタ電流検出手段
9 直流電圧検出手段
10 出力電圧検出手段
11 インバータ制御回路
12 出力電圧指令値発生手段
13 回転数検出手段
14 回転数制御手段
15 位相差指令値発生手段
16 フィルタ回路
17 負荷装置
18 負荷電流検出手段
2 単相誘導電動機
3 交流リアクタ
4 インバータ回路
5 電解コンデンサ
6 フィルムコンデンサ
7 電源電圧検出手段
8 リアクタ電流検出手段
9 直流電圧検出手段
10 出力電圧検出手段
11 インバータ制御回路
12 出力電圧指令値発生手段
13 回転数検出手段
14 回転数制御手段
15 位相差指令値発生手段
16 フィルタ回路
17 負荷装置
18 負荷電流検出手段
Claims (6)
- 交流電源と、前記交流電源と接続される交流リアクタと、2つの巻線のうち1つの巻線が前記交流電源に対して前記交流リアクタと直列になるように接続した単相誘導電動機と、前記単相誘導電動機の2つの巻線に接続された6個のスイッチング素子と6個のダイオードからなるインバータ回路と、前記インバータ回路の直流電圧を平滑する電解コンデンサと、前記交流電源と並列に接続された高周波電流を吸収するためのコンデンサと、前記交流リアクタに流れる電流を検出するリアクタ電流検出手段と、前記交流電源の電圧を検出する電源電圧検出手段と、前記電解コンデンサの直流電圧を検出する直流電圧検出手段と、前記インバータ回路の出力電圧を検出する出力電圧検出手段と、前記交流リアクタを流れる電流を制御するとともに前記電解コンデンサの直流電圧と前記インバータ回路の2相出力電圧とを制御するインバータ制御回路を備えたことを特徴とする単相誘導電動機の制御装置。
- 回転数指令に応じてインバータ制御回路に出力電圧指令値を送出する出力電圧指令値発生手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の単相誘導電動機の制御装置。
- 単相誘導電動機の回転数を検出する回転数検出手段と、前記回転数検出手段で検出した回転数と回転数指令との差に応じてインバータ制御回路に出力電圧指令値を送出する回転数制御手段とを備えたことを特徴とする請求項1に記載の単相誘導電動機の制御装置。
- 回転数指令に応じてインバータ制御回路に出力位相指令値を送出する出力位相指令値発生手段を備えたことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の単相誘導電動機の制御装置。
- 交流電源と、前記交流電源と接続される交流リアクタと、2つの巻線のうち1つの巻線が前記交流電源に対して前記交流リアクタと直列になるように接続した単相誘導電動機と、6個のスイッチング素子と6個のダイオードからなるインバータ回路と、前記インバータ回路の直流電圧を平滑する電解コンデンサと、前記インバータ回路と前記単相誘導電動機の間に接続されたフィルタ回路と、前記単相誘導電動機の1つの巻線に並列接続された負荷装置と、前記交流リアクタに流れる電流を検出するリアクタ電流検出手段と、前記交流電源の電圧を検出する電源電圧検出手段と、前記電解コンデンサの直流電圧を検出する直流電圧検出手段と、前記インバータ回路の出力電圧を検出する出力電圧検出手段と、前記交流リアクタを流れる電流を制御するとともに前記電解コンデンサの直流電圧と前記インバータ回路の2相出力電圧とを制御するインバータ制御回路を備えたことを特徴とする単相誘導電動機の制御装置。
- 負荷装置に流れる電流を検出する負荷電流検出手段を備えたことを特徴とする請求項5に記載の単相誘導電動機の制御装置。
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JP2003416201A JP2005176566A (ja) | 2003-12-15 | 2003-12-15 | 単相誘導電動機の制御装置 |
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JP2003416201A JP2005176566A (ja) | 2003-12-15 | 2003-12-15 | 単相誘導電動機の制御装置 |
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JP2005176566A true JP2005176566A (ja) | 2005-06-30 |
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JP2003416201A Pending JP2005176566A (ja) | 2003-12-15 | 2003-12-15 | 単相誘導電動機の制御装置 |
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Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2009296834A (ja) * | 2008-06-06 | 2009-12-17 | Honda Motor Co Ltd | モータ制御装置 |
JP2009296835A (ja) * | 2008-06-06 | 2009-12-17 | Honda Motor Co Ltd | モータ制御装置 |
CN101969273A (zh) * | 2010-10-21 | 2011-02-09 | 黑龙江大学 | 用于单相感应电机的非对称逆变器 |
JP2016163406A (ja) * | 2015-02-27 | 2016-09-05 | ジョンソンコントロールズ ヒタチ エア コンディショニング テクノロジー(ホンコン)リミテッド | アクティブフィルタ、及びそれを用いたモータ駆動装置、並びに冷凍装置 |
CN108075680A (zh) * | 2018-01-11 | 2018-05-25 | 江阴鼎天科技有限公司 | 单相异步发电机新型并联式逆变器电路及其控制方法 |
CN110943602A (zh) * | 2018-09-25 | 2020-03-31 | 许继集团有限公司 | 一种变流器开关频率控制方法和控制系统 |
-
2003
- 2003-12-15 JP JP2003416201A patent/JP2005176566A/ja active Pending
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