JP4829769B2 - 車両用携帯機 - Google Patents
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Description
請求項1に記載の発明は、応答信号の送信を要求するリクエスト信号を搭載される車両周辺の所定領域に出力する車両遠隔制御装置に対して、同リクエスト信号に応答する応答信号を送信し、前記車両遠隔制御装置が同応答信号を受信したことを条件として車両のドア錠を解錠させる電子キー機能部と、前記車両遠隔制御装置に対してエンジンの始動又は停止を要求する要求信号を送信し、前記車両遠隔制御装置が同要求信号を受信したことを条件として前記車両のエンジンを始動又は停止させる遠隔エンジン始動機能部とを一つの筐体に備え、両機能部へ駆動電力を供給する電池部を前記電子キー機能部と前記遠隔エンジン始動機能部とで共用し、前記電子キー機能部と前記遠隔エンジン始動機能部と前記電池部とは、対向して配置され、相互に接続される二枚の基板上に配設され、前記電子キー機能部と前記電池部とは、前記二枚の基板のうち同じ基板上に配設される車両用携帯機であることをその要旨としている。
また、基板が対向して二枚配置されるため、電子キー機能部と遠隔エンジン始動機能部と電池部とが一枚の基板上に配置されるものと比較して、基板面積を大きくすることができるため、車両用携帯機を小型化することができる。
遠隔エンジン始動機能が使用できなくなった際には、遠隔での操作ができないのみで、車両でのエンジン始動は可能である。一方、電子キー機能が使用できなくなった際には、車両に乗り込むことができなくなり、別の手段、例えば機械的な鍵を用いなければ車両を使うことさえできなくなる。こうした理由から、電子キー機能の方が遠隔エンジン始動機能よりも信頼性が必要である。また、電池部が設けられていない基板は、電池部が設けられている基板との接続不良が発生した場合には、電池部から駆動電力が供給されなくなる
。そこで、上記構成によれば、電子キー機能部と電池部とが同じ基板上に配設されるため、少なくとも電子キー機能部には電池部から駆動電力が供給される。その結果、基板同士の接続不良があっても、電子キー機能は維持することができ、電子キー機能の信頼性を向上させることができる。
請求項6に記載の発明は、請求項1〜5のいずれか一項に記載の車両用携帯機において、前記電子キー機能部は、前記車両遠隔制御装置が車室内に送信するリクエスト信号に応答する応答信号を送信し、前記車両遠隔制御装置が同応答信号を受信したことを条件として前記車両のエンジンスイッチを操作することによりエンジンを始動させる機能を有していることをその要旨としている。
同構成によれば、更に電子キー機能部によってエンジンの始動も機械的な鍵を用いずに行うことができる。
図1に示されるように、車両遠隔操作装置3は、車両20の所有者(運転者)に所持される車両用の携帯機1と、車両20に搭載される車両遠隔制御装置2とを備えている。
図2(a)及び(b)に示されるように、車両用携帯機1は、一つの筐体1aよりなる。該筐体1aの外面には、操作スイッチとしての遠隔エンジン始動機能を使用する際に押圧する「E」の文字が付されたEスイッチ31と、エンジンを始動させる際及びドア錠を施錠させる際に押圧するSTARTロックスイッチ32と、エンジンを停止させる際及びドア錠を解錠させる際に押圧するSTOPアンロックスイッチ33とを備えている。また、筐体1aには、遠隔エンジン始動機能を使用する際に距離があっても制御信号を車両まで送信可能にするエンジン始動送信アンテナ17が備えられている。さらに、電子キー機能が電池切れ等により使えなくなった際に使用するメカニカルキー30が筐体1aに形成された挿入孔40に備えられている。
車両20のエンジンを遠隔始動させる際には、Eスイッチ31を押圧後、所定時間(本実施形態では2秒)以内にSTARTロックスイッチ32を押圧すると、この操作に基づいて遠隔エンジン始動制御回路15が要求信号(エンジン始動信号)を送信する。一方、車両20のエンジンを遠隔停止させる際には、Eスイッチ31を押圧後、所定時間(本実施形態では2秒)以内にSTOPアンロックスイッチ33を押圧すると、この操作に基づいて遠隔エンジン始動制御回路15が要求信号(エンジン停止信号)を送信する。車両20の車両遠隔制御装置2は、要求信号を受信すると、要求信号に含まれるエンジン始動用IDコードを照合し、一致した場合には、要求信号(エンジン始動信号又はエンジン停止信号)に基づいてエンジンの始動又は停止を行う。
(1)電子キー回路4と遠隔エンジン始動回路5とが一つの筐体1aに備えられるため、電子キー機能と遠隔エンジン始動機能とを一つの携帯機1で動作させることができ、携帯性に優れる。さらに、電池部19を両回路4,5で共用するため、別々で設けたものと比較してスペースを減らすことができ、携帯機1を小型化することができる。
・上記実施形態では、メカニカルキー30を携帯機1に備えるようにしたが、別途メカニカルキーのみ携帯するならば、メカニカルキー30を省略した構成を採用することができる。
・上記実施形態では、遠隔エンジン始動制御回路15と通信部(エンジン始動送信回路16及びエンジン始動送信アンテナ17)とを異なる基板上に配設するようにしたが、通信に支障がなければ、同じ基板上に配設するようにしてもよい。
Claims (6)
- 応答信号の送信を要求するリクエスト信号を搭載される車両周辺の所定領域に出力する車両遠隔制御装置に対して、同リクエスト信号に応答する応答信号を送信し、前記車両遠隔制御装置が同応答信号を受信したことを条件として車両のドア錠を解錠させる電子キー機能部と、
前記車両遠隔制御装置に対してエンジンの始動又は停止を要求する要求信号を送信し、前記車両遠隔制御装置が同要求信号を受信したことを条件として前記車両のエンジンを始動又は停止させる遠隔エンジン始動機能部とを一つの筐体に備え、
両機能部へ駆動電力を供給する電池部を前記電子キー機能部と前記遠隔エンジン始動機能部とで共用し、
前記電子キー機能部と前記遠隔エンジン始動機能部と前記電池部とは、対向して配置され、相互に接続される二枚の基板上に配設され、
前記電子キー機能部と前記電池部とは、前記二枚の基板のうち同じ基板上に配設される
ことを特徴とする車両用携帯機。 - 請求項1に記載の車両用携帯機において、
前記遠隔エンジン始動機能部のエンジン始動を制御する遠隔エンジン始動制御部は、前記電子キー機能部と前記電池部とが設けられる基板と同じ基板上に配設され、
前記遠隔エンジン始動機能部の通信を行う通信部は、前記遠隔エンジン始動制御部とは異なる基板上に配設される
ことを特徴とする車両用携帯機。 - 請求項1又は2に記載の車両用携帯機において、
前記電子キー機能部に設けられるとともに、前記リクエスト信号を受信する受信アンテナは、前記基板の面のうち二枚の基板が向き合う内側ではなく、外側の面上に配設される
ことを特徴とする車両用携帯機。 - 請求項1〜3のいずれか一項に記載の車両用携帯機において、
前記車両遠隔制御装置から車両情報を受信する受信部と、受信した車両情報を表示する表示部とを備える
ことを特徴とする車両用携帯機。 - 請求項1〜4のいずれか一項に記載の車両用携帯機において、
前記筐体に前記車両のドア錠を機械的に施解錠するメカニカルキーが挿入される挿入孔を有し、同挿入孔には同メカニカルキーが着脱可能装着されてなる
ことを特徴とする車両用携帯機。 - 請求項1〜5のいずれか一項に記載の車両用携帯機において、
前記電子キー機能部は、前記車両遠隔制御装置が車室内に送信するリクエスト信号に応答する応答信号を送信し、前記車両遠隔制御装置が同応答信号を受信したことを条件として前記車両のエンジンスイッチを操作することによりエンジンを始動させる機能を有している
ことを特徴とする車両用携帯機。
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