JP2010138626A - 無線通信システム - Google Patents

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Abstract

【課題】電子キーの電池の電力がなくなった場合でも、電子キーによってドアを制御可能な無線通信システムを提供することを目的とする。
【解決手段】本発明に係る無線通信システムは、第1の無線信号49を送信する通信装置4と、通信装置4から送信された第1の無線信号49の電力に基づく電力を用いて、当該第1の無線信号49の受信に応じて、車両100に固有の暗証コードを含む第2の無線信号59を送信する電子キー5とを備える。そして、通信装置4で受信された無線信号に含まれる暗証コードが、車両100に固有の暗証コードと一致しているかを照合するスマートECU6と、その照合の結果、通信装置4で受信された無線信号に含まれる暗証コードが、車両100に固有の暗証コードと一致した場合に、ドア1を制御するボディECU71とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、電子キーと車両との間で無線通信を行う無線通信システムに関するものである。
電子キーと、車両が備える通信装置との間で無線通信を行う無線通信システムに関して様々な提案がされている。そのような無線通信システムには、特許文献1に記載された発明のように、電子キーと車両の通信装置との間の無線通信を用いて、ユーザが携帯している電子キーが、車両に対応する電子キーであるかを確認するための照合が行われ、その照合の結果に応じてドアが制御されるものがある。
特開2004−276760号公報
従来の無線通信システムでは、電子キーの電池に電力があるときには、電子キーと車両が備える通信装置との間の無線通信により上述の照合が行われる。しかしながら、電子キーの電池の電力がなくなったときには、電子キーは、通信装置との無線通信に用いられる無線信号を送信することができない。そのため、電子キーの電池の電力がなくなったときには、ユーザは、ドアをロック/アンロックするたびに、電池切れの際のバックアップとして電子キーのケース内に備え付けられているメカキーを、いちいち取り出さなければならなかった。
本発明は、上記のような問題点を解決するためになされたものであり、電子キーの電池の電力がなくなった場合でも、電子キーによってドアを制御可能な無線通信システムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1の発明は、無線通信システムであって、車両に備えられたドアと、前記車両に備えられ、第1の無線信号を送信する通信装置と、前記通信装置から送信された前記第1の無線信号の電力に基づいて送信用の電力を生成し、当該電力を用いて、当該第1の無線信号の受信に応じて、前記車両に固有の暗証コードを含む第2の無線信号を送信する電子キーと、前記車両に備えられ、前記通信装置で受信された無線信号に含まれる暗証コードが、前記車両に固有の暗証コードと一致しているかを照合する照合部と、前記車両に備えられ、前記照合部における照合の結果、前記通信装置で受信された無線信号に含まれる暗証コードが、前記車両に固有の暗証コードと一致した場合に、前記ドアを制御する制御部とを備える。
請求項2の発明は、請求項1に記載の無線通信システムであって、前記車両に備えられた操作部を備え、前記通信装置は、前記操作部が操作されたときにのみ、前記第1の無線信号を送信する。
請求項3の発明は、請求項2に記載の無線通信システムであって、前記操作部は、前記ドアに設けられたドアノブと、前記車両の外表面に設けられたボタンとを含み、前記制御部は、前記ドアノブが操作された後に前記通信装置で受信された無線信号に含まれる暗証コードが、前記車両に固有の暗証コードと一致すると前記照合部で判定された場合には、前記ドアをアンロックし、前記ボタンが操作された後に前記通信装置で受信された無線信号に含まれる暗証コードが、前記車両に固有の暗証コードと一致すると前記照合部で判定された場合には、前記ドアをロックする。
請求項4の発明は、請求項2に記載の無線通信システムであって、前記車両に備えられたエンジンをさらに備え、前記操作部は、前記ドアに対応する第1の操作部と、前記エンジンに対応する第2の操作部とを有し、前記通信装置は、前記第1の無線信号を送信し、前記電子キーからの前記第2の無線信号を受信するための一のアンテナを有し、前記制御部は、前記第1の操作部が操作された後に前記通信装置で受信された無線信号に含まれる暗証コードが、前記車両に固有の暗証コードと一致すると前記照合部で判定された場合には、前記ドアを制御し、前記第2の操作部が操作された後に前記通信装置で受信された無線信号に含まれる暗証コードが、前記車両に固有の暗証コードと一致すると前記照合部で判定された場合には、前記エンジンを制御する。
請求項1乃至請求項4の発明によれば、電子キーは、車両が備える通信装置からの第1の無線信号の電力に基づいて送信用の電力を生成し、当該電力を用いて、暗証コードを含む第2の無線信号を送信する。これにより、電子キーの電池の電力がなくなった場合でも、電子キーによってドアを制御することができる。
また、請求項2,3の発明によれば、定期的に第1の無線信号を送信するのではなく、操作部が操作されたときにのみ、第1の無線信号を送信する。これにより、通信装置により長期的に消費される電力を低減することができる。
また、請求項4の発明によれば、第1の操作部が操作された場合には、ドアを制御し、第2の操作部が操作された場合には、エンジンを制御する。これにより、通信装置が有するアンテナが1つであっても、ドアの制御とエンジンの制御とを切り分けて行うことができる。その結果、車両に設けるアンテナの数を減らすことができるため、車両にかかるコストを抑制することができる。
<実施の形態1>
図1は、本実施の形態に係る無線通信システムの構成を示すブロック図である。図1に示すように、本実施の形態に係る無線通信システムは、ドア1と、ハンドル2と、エンジン3と、通信装置4と、電子キー5と、照合部であるスマートECU(Engine Control Unit)6と、ドア1、ハンドル2およびエンジン3を制御する制御部7とを備える。ドア1、ハンドル2、エンジン3、通信装置4、スマートECU6および制御部7は、車両100に備えられる。
通信装置4は、リクエスト情報を含む第1の無線信号49を送信する。本実施の形態に係る通信装置4は、ドア1に対応するアンテナ41と、ハンドル2およびエンジン3に対応するアンテナ42を有する。通信装置4は、2つのアンテナ41,42のそれぞれから、定期的に第1の無線信号49を外部に送信する。
図2は、本実施の形態に係る車両100が備える主要な構成要素の一部の配置を示す図である。この図では、アンテナ41が、電子キー5から送信された後述する第2の無線信号を受信できる領域45と、アンテナ42が、電子キー5から送信された後述する第2の無線信号を受信できる領域46とが示されている。
図に示すように、領域45,46が互いに重複しないように、2つのアンテナ41,42は、車両100において互いに離れた場所に設けられる。そのため、通信装置4は、2つのアンテナ41,42のいずれか一つのみを介して、電子キー5からの第2の無線信号59を受信することができる。本実施の形態では、領域45は、アンテナ41が、車両100の外側で、電子キー5の第2の無線信号59を受信できる範囲に設けられている。領域46は、アンテナ42が、車両100の内側で、電子キー5の第2の無線信号59を受信できる範囲に設けられている。
なお、本実施の形態では、アンテナ41は、ドア1、または、ドア1周辺に設けられる。また、アンテナ42は、ハンドル2の周辺に配置された、エンジン開始を行うためのプッシュボタン周辺に設けられる。図に示すように、本実施の形態に係る無線通信システムは、車両100のドアに設けられたドアノブ81と、車両100の室内に設けられたフットブレーキ83とをさらに備える。
電子キー5は、車両100に対応して設けられる。図3は、本実施の形態に係る電子キー5の構成を示すブロック図である。図に示すように、電子キー5は、電池51と、マイコン52と、UHF(Ultra High Frequency)アンテナ53と、LF(Low Frequency)アンテナ54とを備える。LFアンテナ54は、コイルで構成されている。電子キー5は、LFアンテナ54において、車両100の通信装置4から送信される第1の無線信号49を受信する。マイコン52は、自身が属する電子キー5に対応する車両100に固有の暗証コードを記憶する。
電池51の電力が残存している場合には、マイコン52は、電池51の電力を用いて、LFアンテナ54での第1の無線信号49の受信に応じて、記憶する暗証コードを含む第2の無線信号59を生成する。マイコン52は、電池51の電力を用いて、その第2の無線信号59をUHFアンテナ53から送信する。第2の無線信号59に含まれる暗証コードは、当該第2の無線信号を送信する電子キー5に固有のものである。したがって、互いに異なる電子キー5からは、互いに異なった暗証コードが送信される。
電池51の電力がなくなった場合には、コイルであるLFアンテナ54は、第1の無線信号49の電波を受信すると、電磁誘導により起電力を生じる。マイコン52は、LFアンテナ54で発生した電力を用いて、LFアンテナ54での第1の無線信号49の受信に応じて、暗証コードを含む第2の無線信号59を生成する。そして、マイコン52は、LFアンテナ54で発生した電力を用いて、その第2の無線信号59をLFアンテナ54から送信する。こうして、本実施の形態に係る電子キー5は、電池51の電力がなくなった場合には、通信装置4から送信された第1の無線信号49の電力に基づいて送信用の電力を生成し、当該電力を用いて、当該第1の無線信号49の受信に応じて、暗証コードを含む第2の無線信号59を送信する。
2つのアンテナ41,42のいずれか一方において受信された無線信号は、通信装置4に入力される。図1に係る通信装置4は、2つのアンテナ41,42のいずれか一方で受信された無線信号に含まれる暗証コードをスマートECU6に出力する。スマートECU6は、車両100に固有の暗証コードが予め記憶されている。
照合部であるスマートECU6は、2つのアンテナ41,42のいずれか一方で受信された無線信号に含まれる暗証コードが、スマートECU6に予め記憶された暗証コードと一致しているかを照合する。ユーザが、電子キー5を携帯して、領域45,46のいずれか一方の範囲内に入ったときには、これら暗証コードは互いに一致する。これにより、ユーザが携帯している電子キーが、車両100に対応する電子キー5であることが確認される。一方、ユーザが、車両100に対応する電子キー5と異なる電子キー5を携帯して、領域45,46のいずれか一方の範囲内に入ったときには、それら暗証コードは互いに異なる。これにより、ユーザが携帯している電子キー5が、車両100に対応する電子キー5でないことが確認される。
制御部7は、スマートECU6における照合の結果、通信装置4で受信された無線信号に含まれる暗証コードが、車両100に固有の暗証コードと一致した場合に、車両100のドア1、ハンドル2、エンジン3を制御する。本実施の形態では、制御部7は、アンテナ41に対応するボディECU71と、アンテナ42に対応するステアリングECU72およびエンジンECU73とを有する。
アンテナ41で受信された無線信号に含まれる暗証コードが、車両100に固有の暗証コードと一致している場合には、制御部7を構成するボディECU71は、ドア1のロック/アンロックを制御する。上述したように、本実施の形態に係るアンテナ41は、ドア1、または、ドア1周辺に設けられているので、この制御が容易に行われる。アンテナ42で受信された無線信号に含まれる暗証コードが、車両100に固有の暗証コードと一致している場合には、制御部7を構成するステアリングECU72は、ハンドル2のステアリングのロック/アンロックを制御する。その制御と並行して、制御部7を構成するエンジンECU73は、エンジン3の始動/停止を制御する。上述したように、本実施の形態に係るアンテナ42は、ハンドル2の周辺に配置された、エンジン開始を行うためのプッシュボタン周辺に設けられているので、この制御が容易に行われる。
以上のような本実施の形態に係る無線通信システムによれば、電子キー5の電池51の電力がなくなった場合でも、電子キー5は、車両100が備える通信装置4からの第1の無線信号49の電力に基づいて送信用の電力を生成し、当該電力を用いて、暗証コードを含む第2の無線信号59を送信する。これにより、電子キー5の電池51の電力がなくなった場合でも、電子キー5と、通信装置4との間の無線通信により、ユーザが携帯している電子キー5が、車両100に対応する電子キー5であることが確認できる。そして、ユーザが携帯している電子キー5が、車両100に対応する電子キー5であることが確認された場合に、ドアを制御することができる。
また、電子キー5から、電池51の電力がなくなった際のバックアップとして用いられていたメカキーを省くことができるため、電子キー5の小型化・コスト低減、車両100のコスト低減を実現することもできる。
<実施の形態2>
実施の形態1に係る無線通信システムでは、ドア1の制御と、ハンドル2およびエンジン3の制御を切り分けて行うために、図2に示したように、領域45,46が互いに重複しないように、2つのアンテナ41,42が、通信装置4に設けられていた。この構成では、車両100に複数のアンテナが必要であるため、車両100のコストがかかる。そこで、本実施の形態では、通信装置4が有するアンテナが1つであっても、ドア1の制御と、ハンドル2およびエンジン3の制御を切り分けることを可能にすることを目的とする。
図4は、本実施の形態に係る無線通信システムの構成を示すブロック図である。実施の形態1に係る無線通信システムの構成と大きく異なる点は、通信装置4が、第1の無線信号49を送信し、電子キー5からの第2の無線信号59を受信するための一のアンテナ43を有している点と、車両100の外表面に設けられたボタン82をさらに備える点である。
本実施の形態では、第1の操作部であるドアノブ81およびボタン82と、第2の操作部であるフットブレーキ83とは、操作部8を構成している。この操作部8は、車両100に備えられる。ドアノブ81およびボタン82は、スマートECU6を介してボディECU71と電気的に接続されてる。フットブレーキ83は、スマートECU6を介してステアリングECU72およびエンジンECU73と電気的に接続されている。
図5は、本実施の形態に係る車両100が備える主要な構成要素の一部の配置を示す図である。この図に係る領域47は、一のアンテナ43が、電子キー5からの第2の無線信号59を受信できる領域である。領域47は、一のアンテナ43が、車両100の外側、および、内側において、電子キー5の第2の無線信号59を受信できる範囲に設けられている。
図4に係る通信装置4は、ドアノブ81,ボタン82,フットブレーキ83のいずれか一つが操作されたときにのみ、一のアンテナ43を介して、第1の無線信号49を外部に送信する。以下、ドアノブ81,ボタン82,フットブレーキ83のそれぞれが操作されたときの無線通信システムの動作を説明する。
まず、ドアノブ81が操作されたときの動作について説明する。ドアノブ81が操作されたときに、通信装置4は、一のアンテナ43を介して、第1の無線信号49を外部に送信する。電子キー5は、通信装置4から送信された第1の無線信号の受信に応じて、車両100に固有の暗証コードを含む第2の無線信号59を送信する。通信装置4は、一のアンテナ43で受信された無線信号に含まれる暗証コードをスマートECU6に出力する。スマートECU6は、通信装置4で受信された無線信号に含まれる暗証コードが、車両100に固有の暗証コードと一致しているかを照合する。制御部7を構成するボディECU71は、ドアノブ81が操作された後に通信装置4で受信された無線信号に含まれる暗証コードが、車両100に固有の暗証コードと一致するとスマートECU6で判定された場合には、ドア1をアンロックする。
次に、ボタン82が操作されたときの動作について説明する。ボタン82が操作されたときに、通信装置4は、一のアンテナ43を介して、第1の無線信号49を外部に送信する。通信装置4が第1の無線信号49を外部に送信してから、スマートECU6が、通信装置4で受信された無線信号に含まれる暗証コードが、車両100に固有の暗証コードと一致しているかを照合するまでの動作は、上述と同じである。制御部7を構成するボディECU71は、ボタン82が操作された後に通信装置4で受信された無線信号に含まれる暗証コードが、車両100に固有の暗証コードと一致するとスマートECU6で判定された場合には、ドア1をロックする。
次に、フットブレーキ83が操作されたときの動作について説明する。フットブレーキ83が操作されたときに、通信装置4は、一のアンテナ43を介して、第1の無線信号49を外部に送信する。通信装置4が第1の無線信号49を外部に送信してから、スマートECU6が、通信装置4で受信された無線信号に含まれる暗証コードが、車両100に固有の暗証コードと一致しているかを照合するまでの動作は、上述と同じである。制御部7を構成するステアリングECU72は、フットブレーキ83が操作された後に通信装置4で受信された無線信号に含まれる暗証コードが、車両100に固有の暗証コードと一致するとスマートECU6で判定された場合には、ハンドル2のステアリングをアンロックする。また、制御部7を構成するエンジンECU73は、フットブレーキ83が操作された後に通信装置4で受信された無線信号に含まれる暗証コードが、車両100に固有の暗証コードと一致するとスマートECU6で判定された場合には、エンジン3を始動する。
以上のような本実施の形態に係る無線通信システムによれば、実施の形態1に係る無線通信システムと同様、電子キー5は、車両100が備える通信装置4からの第1の無線信号49の電力に基づいて送信用の電力を生成し、当該電力を用いて、暗証コードを含む第2の無線信号59を送信する。そのため、実施の形態1に係る無線通信システムにより得られた効果と同じ効果が得られる。
また、本実施の形態では、制御部7は、ドアノブ81またはボタン82が操作された後に、一のアンテナ43で受信された無線信号に含まれる暗証コードが、車両100に固有の暗証コードと一致するとスマートECU6で判定された場合には、ドア1を制御する。一方、制御部7は、フットブレーキ83が操作された後に、一のアンテナ43で受信された無線信号に含まれる暗証コードが、車両100に固有の暗証コードと一致するとスマートECU6で判定された場合には、ハンドル2およびエンジン3を制御する。これにより、通信装置4が有するアンテナが1つであっても、ドア1の制御と、ハンドル2およびエンジン3の制御とを切り分けて行うことができる。その結果、車両100に設けるアンテナの数を減らすことができるため、車両100にかかるコストを抑制することができる。
また、本実施の形態に係る通信装置4は、実施の形態1に係る無線通信システムのように、定期的に第1の無線信号49を送信するのではなく、操作部8が操作されたときにのみ、第1の無線信号49を送信する。これにより、第1の無線信号49を送信する場合に比べて、本実施の形態に係る無線通信システムでは、通信装置4により長期的に消費される電力を低減することができる。
実施の形態1に係る無線通信システムの構成を示すブロック図である。 実施の形態1に係る無線通信システムの構成を示す図である。 実施の形態1に係る電子キーの構成を示すブロック図である。 実施の形態2に係る無線通信システムの構成を示すブロック図である。 実施の形態1に係る無線通信システムの構成を示す図である。
符号の説明
1 ドア
2 ハンドル
3 エンジン
4 通信装置
5 電子キー
6 スマートECU
7 制御部
8 操作部
43 アンテナ
49 第1の無線信号
59 第2の無線信号
81 ドアノブ
82 ボタン
83 フットブレーキ
100 車両

Claims (4)

  1. 車両に備えられたドアと、
    前記車両に備えられ、第1の無線信号を送信する通信装置と、
    前記通信装置から送信された前記第1の無線信号の電力に基づいて送信用の電力を生成し、当該電力を用いて、当該第1の無線信号の受信に応じて、前記車両に固有の暗証コードを含む第2の無線信号を送信する電子キーと、
    前記車両に備えられ、前記通信装置で受信された無線信号に含まれる暗証コードが、前記車両に固有の暗証コードと一致しているかを照合する照合部と、
    前記車両に備えられ、前記照合部における照合の結果、前記通信装置で受信された無線信号に含まれる暗証コードが、前記車両に固有の暗証コードと一致した場合に、前記ドアを制御する制御部と、
    を備える、無線通信システム。
  2. 請求項1に記載の無線通信システムであって、
    前記車両に備えられた操作部を備え、
    前記通信装置は、前記操作部が操作されたときにのみ、前記第1の無線信号を送信する、無線通信システム。
  3. 請求項2に記載の無線通信システムであって、
    前記操作部は、前記ドアに設けられたドアノブと、前記車両の外表面に設けられたボタンとを含み、
    前記制御部は、
    前記ドアノブが操作された後に前記通信装置で受信された無線信号に含まれる暗証コードが、前記車両に固有の暗証コードと一致すると前記照合部で判定された場合には、前記ドアをアンロックし、
    前記ボタンが操作された後に前記通信装置で受信された無線信号に含まれる暗証コードが、前記車両に固有の暗証コードと一致すると前記照合部で判定された場合には、前記ドアをロックする、無線通信システム。
  4. 請求項2に記載の無線通信システムであって、
    前記車両に備えられたエンジンをさらに備え、
    前記操作部は、前記ドアに対応する第1の操作部と、前記エンジンに対応する第2の操作部とを有し、
    前記通信装置は、前記第1の無線信号を送信し、前記電子キーからの前記第2の無線信号を受信するための一のアンテナを有し、
    前記制御部は、
    前記第1の操作部が操作された後に前記通信装置で受信された無線信号に含まれる暗証コードが、前記車両に固有の暗証コードと一致すると前記照合部で判定された場合には、前記ドアを制御し、
    前記第2の操作部が操作された後に前記通信装置で受信された無線信号に含まれる暗証コードが、前記車両に固有の暗証コードと一致すると前記照合部で判定された場合には、前記エンジンを制御する、無線通信システム。
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