JP2006144370A - 車載用電子キーシステム - Google Patents

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宏之 片岡
Mitsuo Takemura
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Abstract

【課題】コスト増を抑制してシンプルな構成でスマートキーシステムを装備可能とすると共に、部品点数や電線コストや車両重量の低減を図る。
【解決手段】キーレス発信器22の操作により車両Cとの間で無線通信してドアロック認証を行うキーレスエントリーシステムを装備すると共に、スマートキー23と車両Cとの間で無線によりドアロック認証を行うスマートキーシステムを装備可能な電子キーシステム20において、キーレス発信器22からの電波の受信とスマートキー23からの電波の受信とを兼用する受信部41をセンターパネル24に備えると共に、受信部41の制御を行うCPUとしてセンターパネル24内の既存のCPU39を用いて兼用し、キーレス発信器22から受信部41で受信する信号に基づいてドアロック認証を行うCPUをドア制御ECU26のCPU52に兼用させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、車載用電子キーシステムに関し、詳しくは、スマートキーシステムを装備可能なキーレスエントリーシステムの効率的なシステム構成に関するものである。
従来、キーを鍵穴に挿入して操作することなく車両ドアのロック操作及びアンロック操作が可能なキーレスエントリーシステムが種々提供されている。
例えば、キーレスエントリーシステムが実用化された初期から利用されているものとして、キーに付設された発信器のボタン操作により車両と無線で通信してドアロック解除/施錠を行うものがある。このタイプのシステムは、ドアロックの解錠のためにキーを鍵穴に挿入せずに済むものの、発信器をボタン操作する必要がある。
そこで、近年では、特開2000−352243号公報や特開2001−97186号公報等で開示されているスマートキーシステムと呼ばれるキーレスエントリーシステムが実用化され始めている。
スマートキーシステムは、スマートキーを携帯するだけでドアの解錠/施錠を可能としており、スマートキーを所持したユーザが車両に近づくと自動的にアンロックがなされ、スマートキーを所持するユーザが車両から遠ざかると自動的にロックされる。
図4及び図5にスマートキーシステムをオプション装備としている車両1のキーレスエントリーシステムの一般的な構成を示す。
車両1の車載LANには、ドアロックの解除/施錠や窓の開閉の制御を行うドア制御ECU2等の各種電子制御ユニットが接続されていると共に、標準装備としてのキーレス受信器5をドア制御ECU2に接続し、オプション装備としてのスマート受信機6及びスマートECU7を車載LANに接続している。
一方、ユーザはキー10に付設されて入力部(発信ボタン)付きのキーレス発信器8と、カード型のスマートキー9を携帯している。
ユーザは、標準装備のキーレスエントリーシステムで車両1に乗ろうと思えば、車両1から一定の距離範囲内でキーレス発信器8の入力部(発信ボタン)を押すことで、IDコード(識別コード)等の信号が無線送信されて、キーレス受信器5で受信される。キーレス受信器5では受信した信号のIDコードが自己のものと一致するかを確認し、一致すればドアロック解除信号を車載LAN(もしくは専用線)を介してドア制御ECU2に送信しドアを開錠する。
一方、スマートキーシステムで車両1に乗る場合には、スマート受信器6が要求信号を間欠的に送信しており、ユーザが携帯するスマートキー9が該要求信号の受信可能エリア内に入った時もしくはドアに付設されたタッチセンサ等を触れることで、スマートキー9からIDコード等の応答信号が無線送信される。スマート受信器6が該応答信号を受信すると、該応答信号をスマートECU7に送信してIDコードの一致を確認する。認証が一致すればドアロック解除信号を車載LANを介してドア制御ECU3に送信しドアを開錠する。
また、夫々の機器の設置場所については、スマート受信器9は車両1の後方部分に搭載し、スマートECU7はインストルメントパネル内の奥まった場所に搭載している。
スマート受信器6は、複数配置するとコスト面で不利となるため1台で効果的に受信できること考慮しており、スマートキー9を持つユーザが運転席や後部座席やバックドアの周辺にいる時に受信確保できるようにするため、車両1の後方部分で受信感度のとれる位置に設置している。
逆に、スマートECU7は、盗難者が容易に交換できないようにするため、手が届き難いインストルメントパネル内の奥の方に設置している。
しかしながら、図4に示す構成の場合、スマートキーシステムをオプション装備として搭載する際に、既に無線受信機能を有するキーレス受信器5が存在するにも関わらず、スマート受信器6を追加しなければならず、受信機能の重複によるコストアップを招いていた。
また、車両1に搭載する機器として、キーレス受信器5、スマート受信器6及びスマートECU7の計3つのユニットが必要となり部品点数が増加するため、車両内で各ユニットを設置する占有スペースが大きくなり車両重量も増大すると共に、コストアップにも繋がる。
さらに、スマート受信器6とスマートECU7とは互いの距離が離れており、スマート受信器6とスマートECU7とを接続するワイヤハーネスが長くなるため、電線コストおよび車両重量が増加してしまう。特に、この信号線はノイズ防止のためシールド電線を用いる必要があり、電線コストが大きくなる問題がある。
特開2000−352243号公報 特開2001−97186号公報
本発明は、前記問題に鑑みてなされたもので、コスト増を抑制してシンプルな構成でスマートキーシステムを装備可能にすると共に、部品点数や電線コストや車両重量の低減等を図ることを課題としている。
前記課題を解決するため、本発明は、ユーザが携帯するキーレス発信器の操作により車両との間で通信してドアロック認証を行うキーレスエントリーシステムを装備すると共に、ユーザが携帯するスマートキーと車載されたスマートECUとの間で自動的に通信してドアロック認証を行うスマートキーシステムを装備可能な車載用電子キーシステムにおいて、
前記キーレス発信器からの無線信号の受信機能と前記スマートキーからの無線信号の受信機能とを兼用する受信手段を車両のセンターパネルまたはインストルメントパネルに備えると共に、前記受信手段の制御を行う演算手段として前記センターパネルまたはインストルメントパネル内の既存の演算手段を用いて兼用し、
前記キーレス発信器から送信されて前記受信手段で受信する信号に基づいてドアロック認証を行う演算手段を、車両動作に必須な既存ECUの演算手段に兼用させていることを特徴とする車載用電子キーシステムを提供している。
例えば、受信手段を何れかのECUと統合することを考えた場合、通信相手となるスマートECUに統合させるのが最も安価であるが、スマートECUはセキュリティ上の理由から車両構造物の奥まった部分に設置して盗難を防止するのが通例であるため、受信感度が重要視される受信手段をスマートECUに統合させるのは現実的ではない。さらに、スマートECUのサイズは受信手段(例えば、RFトランシーバ)に比べて大きく、取付角度等の制約を受けて受信感度が悪化することからも両者を統合すべきではない。
一方、一般的にはキーレスエントリーシステムのキーレス発信器から送信される信号の受信範囲は車両の全周に設定し、スマートキーシステムのスマートキーから送信される信号の受信範囲は運転席、助手席から車体後方に向けた範囲に設定しているが、本発明者らの研究の結果、インストルメントパネル周辺、特に、センターパネル周辺に電波の受信手段を配置しても両者とも十分に受信感度を確保できることが分かった。
そこで、前記構成のように、キーレス発信器用の受信機能とスマートキー用の受信機能とを統合して、センターパネルあるいはインストルメントパネルに共用化された受信手段を配置することで、受信感度を安定的に確保しながら且つ受信手段を重複して設ける必要がなくなり、機器の共用化やコスト低減を図ることができる。
また、該受信手段を制御する演算手段もセンターパネルあるいはインストルメントパネル内の既存の演算手段に統合させ、かつ、キーレス発信器からの信号のドアロック認証を行う演算手段を既存ECUに統合させているため、従来必要であったキーレス受信器およびスマート受信器の各ユニットが不要となり、共通部品となる制御回路、電源回路やケースなどを削減することができる。また、それによりユニット類を設置する車両内の占有スペースを削減することができ、かつ車両重量も低減できる。
前記既存ECUは、ドアロックの解除/施錠を制御するドア制御ECUとしていることが好ましい。
即ち、キーレス発信器から送信されて前記受信手段で受信する信号に基づいてドアロック認証を行う演算手段をドア制御ECU内の演算手段に統合すれば、ドア制御ECUはドアロックの解除/施錠を制御するものであるので、ドアロック解除/施錠に関する信号の通信経路が最短となり、通信効率が向上する利点がある。
前記センターパネルまたはインストルメントパネル内の前記受信手段で受信した前記スマートキーからの信号の認証処理を行う前記スマートECUを、前記車両のインストルメントパネル内に配置して前記受信手段と電線で接続していることが好ましい。
前記構成とすると、受信手段をセンターパネルあるいはインストルメントパネルに配置して且つスマートECUを近傍のインストルメントパネル内に配置しているので、受信手段とスマートECUとを接続する電線長を短尺化することできる。したがって、電線コストを低減することができると共に、ワイヤハーネスの軽量化による車両重量の低減を図ることが可能となる。
前記センターパネル内の既存の演算手段は、ディスプレイ表示部の表示制御を行う演算手段としていると好ましい。
センターパネルのディスプレイ表示部の表示制御を行う演算手段は、駐車時には利用されていない資源であるという特徴がある。一方、キーレス発信器およびスマートキーから信号を受信する受信手段を制御する演算手段は、ドアロックの解除/施錠を行う認証を行う際、即ち、主として駐車時に稼働するという特徴がある。
したがって、前記受信手段用の演算手段として、センターパネルのディスプレイ表示部の演算手段を活用することにより、車載資源の有効利用を図ることができ、演算手段を共用化しても処理負荷を分散することが可能となる。
前記キーレスエントリーシステムは標準装備とする一方、前記スマートキーシステムはオプション装備としていると好ましい。
該構成とすると、スマートキーシステムをオプションで追加する場合でも、共用化された受信手段は標準装備で既に搭載されているのでスマートECUを追加するだけで足り、オプションコストを低減できると共にオプション車の設計作業も容易になる。
以上の説明より明らかなように、本発明によれば、キーレス発信器用の受信機能とスマートキー用の受信機能とを統合してセンターパネルまたはインストルメントパネルに共用化された受信手段を配置しているので、受信手段を重複して設ける必要がなくなり、機器の共用化やコスト低減を図ることができる。また、受信手段を制御する演算手段もセンターパネルまたはインストルメントパネル内の既存の演算手段に統合させ、かつ、キーレス発信器からの信号に基づいてドアロック認証を行う演算手段も既存ECUに統合させているため、従来必要であったキーレス受信器およびスマート受信器の各ユニットが不要となり、部品点数や車載スペースや車両重量を低減できる。さらに、スマートECUをインストルメントパネル内に配置して受信手段へと接続する電線を短尺化することで、電線コストの低減やワイヤハーネスの軽量化を実現できる。
本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
図1乃至図3は、キーレス発信器22から発信される電波によりドアロック認証を行うキーレスエントリーシステムを標準装備すると共に、スマートキー23との間で自動的に無線交信してドアロック認証を行うスマートキーシステムをオプション装備とする車載用電子キーシステム20を示している。
車両Cは、ワイヤハーネスW/Hを通信媒体として車載LANを構築しており、車載LANには、センターパネル24と、スマートECU25と、ドア制御ECU26とを接続している。
センターパネル24は、インストルメントパネルIの運転席と助手席との間の中央開口に取り付けられるモジュールであり、各種演算機能を有するCPU(演算手段)39と、エアコンの温度やマーク類等を表示するディスプレイである表示部40と、キーレス発信器22およびスマートキー23からの無線信号を受信する受信部(受信手段)41と、スマートキー23へ無線信号を送信する送信部42と、車載LANへの信号の入出力を行うバスI/O部43と、スマートECU25への信号の送受信を行う入出力部44とを備えている。なお、車両Cには、キーレス発信器22およびスマートキー23からの無線信号を受信する受信手段(および送信手段)として、センターパネル24に設けた受信部41(および送信部42)の1台のみを搭載としている。
CPU39は、表示部40の制御を行うと共に、受信部41および送信部42等の制御も行う構成としている。
受信部41および送信部42は、所定のエリア内でキーレス発信器22およびスマートキー23と無線通信可能となっており、送信部42はスマートECU25から出力される要求信号を所定の周波数の電波に変換して送信する。受信部41は、キーレス発信器22からの信号を受信し、該信号に含まれるIDコードをパルス信号に変調してドア制御ECU26に出力すると共に、スマートキー23からの信号を受信し、該信号に含まれるIDコードをパルス信号に変調してスマートECU25に出力する。
スマートECU25は、インストルメントパネルI内の奥まった位置(盗難者の手が容易に届かない位置)に設置され、各種演算機能を有するCPU(演算手段)46と、スマートキー23との間での認証作業を処理するためのプログラムが保存された制御プログラム保存部47と、スマートキー23との間でセンターパネル24を介して信号の送受信を行う入出力部49と、車載LANへの信号の入出力を行うバスI/O部50とを備えている。
スマートECU25は、センターパネル24を介したスマートキー23からのIDコード信号の入力に応答して、IDコード保存部48に保存された自己のIDコードとの照合を実行する。
ドア制御ECU26は、インストルメントパネルI内に設置され、各種演算機能を有するCPU(演算手段)52と、ドアロックの解除/施錠を制御するプログラムが保存された制御プログラム保存部53と、キーレス発信器22との認証作業に用いるIDコードが保存されたIDコード保存部54と、車載LANへの信号の入出力を行うバスI/O部55とを備えている。CPU52は、ドアロックの解除/施錠の制御を行うと共に、キーレス発信器22からセンターパネル24を介して受信した信号に基づいた所定の認証作業も行う。
キー21に取り付けられてユーザが携帯するキーレス発信器22は、ドア制御ECU26との認証作業を行うためのIDコードを保存したIDコード保存部31と、IDコードを含む信号を電波で送信する送信部30と、ユーザが押下するための発信ボタンであって送信部30の送信動作のトリガーとなる入力部32とを備えている。
ユーザが携帯するスマートキー23は、カードタイプであって、スマートECU25との認証作業を行うためのIDコードを保存したIDコード保存部35と、IDコードを含む信号を電波で送信する送信部36と、センターパネル24の送信部42からの電波を受信する受信部37と、信号の送受信を制御するCPU34とを備えている。
なお、キーレス発信器22およびスマートキー23には電池(図示せず)を内蔵している。また、前述したセンターパネル24、スマートECU25、ドア制御ECU26にはワイヤハーネスW/Hから給電される電力を各部に供給する電源回路(図示せず)を設けている。
次に、車載用電子キーシステム20の動作について説明する。
まず、標準装備のキーレスエントリーシステムの動作について説明する。
ユーザが、車両C周囲の所定のエリア内でキーレス発信器22の入力部32である発信ボタンを押すと、送信部30からIDコードを含む信号が無線送信される。センターパネル24の受信部41は該信号を受信し、該信号に含まれるIDコードがCPU39によりバスI/O部43を介して車載LANを介してドア制御ECU26に送信される。ドア制御ECU26では、受信したIDコードが自己のIDコードと一致するか否かを確認し、一致すればドアロック駆動装置(図示せず)を作動してドアロックを解錠する。
次に、オプション装備のスマートキーシステムの動作について説明する。
スマートキーシステムは、ユーザがスマートキー23を携帯して車両Cのドアに近づけば、ドアロックが自動で解錠され、遠ざかれば自動で施錠されるキーレス機能を有している。
スマートECU25は、センターパネル24の送信部42を介してドアロック認証用の要求信号を間欠的に発信する。スマートキー23を携帯したユーザが車両C近傍の受信可能エリア内に入ると、スマートキー23は受信部37により該要求信号を受信し、CPU34を作動させて送信部36からIDコードを含む応答信号を発信する。このように、スマートキー23は、スタンバイ状態で要求信号を受信したときのみIDコードを含む応答信号を自動で送信する。
該応答信号を受信部41で受信したセンターパネル24は、CPU39により該応答信号に含まれるIDコードを入出力部44を介してスマートECU25に送信する。スマートECU25は、この受信したIDコードとIDコード保存部48に記憶した自己のIDコードとを照合する。両者のIDコードが一致すれば、車載LANを介してドア制御ECU26にドアロック解除の指令信号を送信し、ドア制御ECU27がドアロック駆動装置(図示せず)を作動してドアロックを解錠する。一方、両者のIDコードが一致しなければドアロックの解錠を行わない。
以上で説明したように、本発明の車載用電子キーシステム20によれば、キーレス発信器22用の受信機能とスマートキー23用の受信機能とを統合して、センターパネル24内に共用化された受信部41(および送信部42)を配置しているので、受信手段(送信手段)を重複して設ける必要がなくなり、機器の共用化およびコスト低減を図ることができる。また、受信部41の配置箇所をセンターパネル24に選定することで、キーレス発信器23とスマートキー23の両者の受信感度を安定的に確保することができる。
また、受信部41を制御するCPUもセンターパネル24内の既存のCPU39に統合させ、かつ、キーレス発信器22からの信号に基づいたドアロック認証を行うCPUもドア制御ECU26のCPU52に統合させているため、従来必要であったキーレス受信器およびスマート受信器の各ユニットが不要となる。よって、車両Cに搭載する部品点数を低減できると共に、車両C内の機器設置スペースが削減され、かつ車両重量も低減できる。
さらに、受信部41をセンターパネル24に配置して且つスマートECU25を近傍のインストルメントパネルI内に配置しているので、互いを接続する電線の長さを短縮でき、電線コストやハーネス重量を低減することができる。
また、センターパネル24のCPU39はもともと表示部40の表示制御を行うものであり、駐車時には利用されていない資源であるため、主として駐車時に稼働する受信部41の制御をCPU39で行っても、CPU処理負荷が集中するのを防止することが可能となる。
なお、本実施形態では受信部41および送信部42をセンターパネル24内に設けているが、インストルメントパネルI内に既存の演算手段がある場合にはそれを利用してインストルメントパネルI内に受信部41および送信部42を設けてもよい。
本発明の実施形態を示すブロック図である。 センターパネル周辺を示す一部透視斜視図である。 車両を示す概略図である。 従来例を示すブロック図である。 従来例の車両を示す概略図である。
符号の説明
20 車載用電子キーシステム
22 キーレス発信器
23 スマートキー
24 センターパネル
25 スマートECU
26 ドア制御ECU
39、51 CPU(演算手段)
41 受信部(受信手段)
C 車両
I インストルメントパネル
W/H ワイヤハーネス

Claims (5)

  1. ユーザが携帯するキーレス発信器の操作により車両との間で通信してドアロック認証を行うキーレスエントリーシステムを装備すると共に、ユーザが携帯するスマートキーと車載されたスマートECUとの間で自動的に通信してドアロック認証を行うスマートキーシステムを装備可能な車載用電子キーシステムにおいて、
    前記キーレス発信器からの無線信号の受信機能と前記スマートキーからの無線信号の受信機能とを兼用する受信手段を車両のセンターパネルまたはインストルメントパネルに備えると共に、前記受信手段の制御を行う演算手段として前記センターパネルまたはインストルメントパネル内の既存の演算手段を用いて兼用し、
    前記キーレス発信器から送信されて前記受信手段で受信する信号に基づいてドアロック認証を行う演算手段を、車両動作に必須な既存ECUの演算手段に兼用させていることを特徴とする車載用電子キーシステム。
  2. 前記既存ECUは、ドアロックの解除/施錠を制御するドア制御ECUとしている請求項1に記載の車載用電子キーシステム。
  3. 前記センターパネルまたはインストルメントパネル内の前記受信手段で受信した前記スマートキーからの信号の認証処理を行う前記スマートECUを、前記車両のインストルメントパネル内に配置して前記受信手段と電線で接続している請求項1または請求項2に記載の車載用電子キーシステム。
  4. 前記センターパネル内の既存の演算手段は、ディスプレイ表示部の表示制御を行う演算手段としている請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の車載用電子キーシステム。
  5. 前記キーレスエントリーシステムは標準装備とする一方、前記スマートキーシステムはオプション装備としている請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の車載用電子キーシステム。
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