JP4829598B2 - 多ビット記憶装置及び多ビット記憶方法 - Google Patents

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Description

本発明は、複数のビットから構成されるデータを記憶する多ビット記憶装置及びそれを用いた多ビット記憶方法に関する。
従来より、複数のビットから構成されるデータを記憶する装置として、フリップフロップ(以下、F/Fと称する)を用いたレジスタが記憶素子として使用される記憶装置やメモリが記憶素子として使用される記憶装置等が挙げられる。
F/Fが記憶素子として使用される記憶装置の場合、F/Fの動作による消費電力が大きくなってしまうため、その消費電力の低減が課題とされる。
図5は、従来のF/Fが記憶素子として使用された多ビット記憶装置の一構成例を示す図である。
図5に示した多ビット記憶装置は、チップセレクト生成部501と、ライトパルス生成部502と、レジスタ部503と、リードデータ選択部504とから構成されている。チップセレクト生成部501は、ライトデータが記憶されるレジスタ部503のアドレスと、ライトデータがライトされるタイミングを示す信号であるライトイネーブルとが入力され、それらに基づいて各アドレスに応じたチップセレクト1〜nを生成する。ライトパルス生成部502は、クロックと、チップセレクト生成部501にて生成されたチップセレクト1〜nとが入力され、クロックにチップセレクト1〜nでゲートをかけることにより、チップセレクト1〜nが有効な区間のみクロックをライトパルス1〜nとして出力する。レジスタ部503には、複数のF/F531−1〜531−nが設けられており、それぞれが1つのアドレスと対応しており、該当するアドレスによって指定されたエリアにライトデータを記憶する。F/F531−1〜531−nの動作は、一般的なF/Fの動作と同様であり、「D」端子に入力されたデータを「CLK」端子に入力されたクロックで打ち抜くことにより、データを記憶する。リードデータ選択部504は、アドレスと、レジスタ部503のF/F531−1〜531−nから出力されたリードデータ1〜nとが入力され、アドレスに基づいてそれらのリードデータ1〜nの中から1つのリードデータを選択する。
上述した構成において、レジスタへ供給されるクロックに不要な時にはゲートをかけることにより、F/F531−1〜531−nの消費電力の低減を図っている。
一方、メモリが記憶素子として使用される記憶装置の場合、F/Fよりもメモリの方が消費電力が少ないが、装置の初期化時にメモリの全エリアの初期化をしなければならない。容易に初期化できる機能を有するメモリであれば良いが、そのような初期化機能を有しないメモリの場合は、初期化を行う煩雑な処理が必要となってしまう。
そこで、メモリのアドレスをビットマップで表し、所定のビットがラッチ回路に予め格納された値と同一であるアドレスにエントリーされているデータのみを一括で初期化(クリア)する方法が考えられている(例えば、特許文献1参照。)。
また、メモリ自体を初期化するのではなく、ライトアクセスされたメモリのアドレスを記憶しておき、メモリがリードアクセスされた際に記憶されたアドレスとリードアクセスされたアドレスとを比較し、比較した結果、記憶されたアドレスとリードアクセスされたアドレスとが一致しない場合、リードアクセスされたメモリのアドレスに記憶されているデータではなく、予めレジスタ等に記憶されている初期値データを出力することにより、電源投入直後等の初期状態にメモリ内に残っている不定データをリードしてしまうことを避ける方法が考えられている(例えば、特許文献2参照。)。
特開平04−133147号公報 特開平07−035820号公報
しかしながら、図5に示した従来のF/Fが記憶素子として使用された多ビット記憶装置では、F/Fの数がライトデータのバス幅分×必要アドレス分必要となり、F/Fの消費電力の低減ができないという問題点がある。また、F/Fに入力されるクロックにゲートをかけているため、ゲートをかけられたクロックとゲートをかけられたクロックによって打ち抜かれる信号との位相関係が不安定となり、誤動作の原因になってしまうという問題点がある。
また、特許文献1に記載された方法においては、初期化するアドレスを指定するためのラッチ回路を構成するには、少なくともアドレスのビット数と同数のF/Fが必要となり、装置としての消費電力の低減ができないという問題点がある。
また、特許文献2に記載された方法においては、メモリがライトアクセスされる度に、そのライトアクセスされたアドレスを記憶しなければならなく、さらに記憶するためのメモリ等の記憶手段を設けなければならないという問題点がある。
本発明は、上述したような従来の技術が有する問題点に鑑みてなされたものであって、装置の消費電力を容易に低減できる多ビット記憶装置及び多ビット記憶方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、
複数のビットから構成されるデータを記憶する多ビット記憶装置であって、
前記多ビット記憶装置のリセット後、メモリ内の、外部から入力されたアドレスによって指定されたエリアへの外部から入力されたデータの書き込み処理が終了するまでは無効となり、データの書き込み処理が終了した後は有効となる初期化解除信号を生成し、前記初期化解除信号が無効である場合、予め設定された初期値を選択して出力し、また、前記初期化解除信号が有効である場合は、前記メモリから読み出されたデータを選択して出力する。
また、前記データを記憶するメモリと、
前記多ビット記憶装置のリセット後、前記メモリ内の、外部から入力されたアドレスによって指定されたエリアへの外部から入力されたデータの書き込み処理が終了するまでは無効となり、データの書き込み処理が終了した後は有効となる初期化解除信号を生成する初期化監視手段と、
前記初期化解除信号が無効である場合、予め設定された初期値を選択して出力し、また、前記初期化解除信号が有効である場合は、前記メモリから読み出されたデータを選択して出力するデータ選択手段とを有することを特徴とする。
また、前記初期化監視手段は、1つの前記アドレスにつき1つのフリップフロップによって初期化解除信号を生成することを特徴とする。
また、複数のビットから構成されるデータを記憶する多ビット記憶装置における多ビット記憶方法であって、
前記多ビット記憶装置のリセット後、メモリ内の、外部から入力されたアドレスによって指定されたエリアへの外部から入力されたデータの書き込み処理が終了するまでは無効となり、データの書き込み処理が終了した後は有効となる初期化解除信号を生成する処理と、
前記初期化解除信号が無効である場合、予め設定された初期値を選択して出力する処理と、
前記初期化解除信号が有効である場合は、前記メモリから読み出されたデータを選択して出力する処理とを有する。
上記のように構成された本発明においては、多ビット記憶装置のリセット後、データを記憶するメモリ内の当該アドレスによって指定されたエリアへのデータの書き込み処理が終了するまでは無効となり、また、データの書き込み処理が終了した後は有効となる初期化解除信号が生成され、生成された初期化解除信号が無効である場合、予め設定された初期値が選択されて出力され、また、生成された初期化解除信号が有効である場合は、メモリから読み出されたデータが選択されて出力される。
このように、F/Fよりも消費電力の少ないメモリを使用することにより、装置の消費電力が低減され、また、メモリを使用することによる装置の電源投入時等のメモリの初期化という煩雑な処理を行う必要が無い。
以上説明したように本発明においては、多ビット記憶装置のリセット後、データを記憶するメモリ内の当該アドレスによって指定されたエリアへのデータの書き込み処理が終了するまでは無効となり、また、データの書き込み処理が終了した後は有効となる初期化解除信号を生成し、生成された初期化解除信号が無効である場合、予め設定された初期値を選択して出力し、また、生成された初期化解除信号が有効である場合は、メモリから読み出されたデータが選択して出力する構成としたため、装置の消費電力を容易に低減できる。
以下に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の多ビット記憶装置の実施の一形態を示す図である。
本形態は図1に示すように、メモリチップセレクト生成部101と、メモリ102と、チップセレクト生成部103と、初期化監視部104と、初期化解除信号選択部105と、データ選択部106と、タイミング調整部107とから構成されている。また、初期化監視部104には、複数のF/F141−1〜141−nが設けられている。ここで、メモリ102は、説明の便宜上、アドレスが「0」〜「n−1」であるメモリを例に挙げる。データ幅については、任意のデータ幅で良い。一般的なメモリと同様に、各アドレスによって指定されるエリアには、データが1つずつエントリー(記憶)されるようになっている。また、図1中に示す信号は説明しやすいようにすべて正論理の信号とする。
図2は、図1に示した多ビット記憶装置にて使用されるメモリ102のアドレスとエントリーとの対応付けを示す図である。
図2に示すようにメモリ102の各アドレスに1つずつエントリーがそれぞれ対応付けられている。すなわち、アドレス「0」にエントリー1が、また、アドレス「1」にエントリー2が、また、アドレス「2」にエントリー3が、また、アドレス「n−1」にエントリーnがそれぞれ対応付けられている。実際にメモリ102には、アドレスによって指定されるエリアに、エントリー1〜nのライトデータが記憶される。
メモリチップセレクト生成部101は、メモリ102にライトデータを書き込むためのアドレスと、ライトデータの書き込みが可能かどうかを示すライトイネーブルとが入力され、入力されたアドレスをデコードしてメモリに割り当てられたアドレスであるかどうかを判断し、メモリに割り当てられたアドレスであると判断され、且つ、入力されたライトイネーブルが「High」レベルである場合に、メモリチップセレクトを「High」レベルでメモリ102へ出力する。
メモリ102は、アドレスと、ライトデータと、クロックと、メモリチップセレクト生成部101から出力されたメモリチップセレクトとが入力され、入力されたメモリチップセレクトが「High」レベルである場合に、入力されたアドレスによって指定されたエリアにライトデータをクロックに同期して書き込む。メモリ102は一般的なクロック同期型のメモリであり、「DTI」は所定のビット幅を持つデータ入力、また、「ADD」は所定のビット幅を持つアドレス入力、また、「CS」はチップセレクト信号入力、また、「CLK」はデータの書き込み及び読み出しのトリガとなるクロック入力、また、「DTO」は所定のビット幅を持つデータ出力のための端子である。また、メモリ102は、電源投入後等の初期状態では、ライトデータが書き込まれるまでメモリリードデータが不定となるため、メモリリードデータを選択するためには、メモリ102の後段に出力タイミングを調整するための手段が必要である。
チップセレクト生成部103は、アドレスと、ライトイネーブルとが入力され、入力されたアドレスをデコードしてメモリに割り当てられたアドレスであるかどうかを判断し、メモリに割り当てられたアドレスであると判断され、且つ、入力されたライトイネーブルが「High」レベルである場合に、該当するアドレスのエントリーに応じたチップセレクト1〜nを「High」レベルでそれぞれ出力する。ここでは、アドレスが「0」である場合、チップセレクト1を「High」レベルに、また、アドレスが「1」である場合は、チップセレクト2を「High」レベルに、また、アドレスが「n−1」である場合は、チップセレクトnを「High」レベルにして出力する。
初期化監視部104は、設けられた複数のF/F141−1〜141−nのそれぞれが1つのアドレスと対応しており、チップセレクト生成部103から該当するアドレスのエントリーに対して出力されたチップセレクト1〜nが、F/F141−1〜141−nのそれぞれに入力され、入力されたチップセレクト1〜nが「High」レベルである場合、初期化解除信号1〜nを「High」レベルでそれぞれ出力する。また、F/F141−1〜141−nは、一般的な非同期リセット型のフリップフロップであり、「D」はデータ入力、また、「CS」はイネーブル信号入力、また、「CLK」は動作するために入力されるクロック入力、また、「RST」はリセット信号入力、また、「Q」はデータ出力のための端子である。
初期化解除信号選択部105は、アドレスと、初期化監視部104のF/F141−1〜141−nから出力される初期化解除信号1〜nとが入力され、入力された初期化解除信号1〜nのうち1つの初期化解除信号を選択する。どの初期化解除信号を選択するかは、入力されたアドレスに基づいて決定される。ここでは、アドレスが「0」である場合、初期化解除信号1を、また、アドレスが「1」である場合は、初期化解除信号2を、また、アドレスが「n−1」の場合は、初期化解除信号nを選択する。
タイミング調整部107は、初期解除信号選択部105から出力された初期化解除信号の出力タイミングを調整する。上述したように、本形態におけるメモリ102は、電源投入後等の初期状態では、ライトデータが書き込まれるまでメモリリードデータが不定となるため、メモリリードデータの有効データを選択するための初期化解除信号の出力タイミングを調整するタイミング調整部107が設けられている。
データ選択部106は、メモリ102から出力されたメモリリードデータと、予め設定された初期値と、タイミング調整部107から出力された初期化解除信号とが入力され、入力された初期解除信号に基づいて、初期値とメモリリードデータとのどちらかを選択してリードデータとして出力する。つまり、初期値とメモリリードデータとを入力として、タイミング調整部107から出力された初期化解除信号をセレクト制御信号とした2入力1出力のセレクタと同様に動作する。
また、図1に示したチップセレクト1〜nは、図2に示したエントリー1〜nにアクセス可能な場合に「High」レベルになる信号であり、また、図1に示した初期化解除信号1〜nについては、図2に示したエントリー1〜nの初期化解除を行う信号である。
以下に、図1に示した多ビット記憶装置における各信号のタイミングについて説明する。
図3は、図1に示した多ビット記憶装置における各信号のタイミングを示すタイムチャートである。
まず、多ビット記憶装置に入力されているリセットが解除された後(タイムスロットT1)、アドレス「0」及びライトデータ「A」が入力され、ライトイネーブルが「High」レベルで入力されると、メモリチップセレクト生成部101にて入力されたアドレスがメモリ102のアドレスであると判断され、且つ、入力されたライトイネーブルが「High」レベルであるため、メモリチップセレクトが「High」レベルとなって出力される。同時に、チップセレクト生成部103にて、入力されたアドレスがデコードされることによりエントリー1のものであることが判断され、且つ、入力されたライトイネーブルが「High」レベルであるため、初期化監視部104のF/F141−1へ出力するチップセレクト1が「High」レベルに設定されて出力される(タイムスロットT2)。
タイムスロットT2にてチップセレクト1が「High」レベルに設定されて出力されると、チップセレクト1がイネーブル信号入力となっているF/F141−1の「CS」に入力され、F/F141−1が動作可能状態となり、入力データとして「D」に接続されている「High」レベルの固定信号が「CLK」に入力されているクロックで打ち抜かれて、初期化解除信号1が「High」レベル信号となって「Q」から出力される(タイムスロットT3)。
一方、メモリ102へのライト動作においては、メモリチップセレクトが「High」となった次のクロックの立ち上がりであるタイムスロットT3にて、メモリ102に入力されたアドレス「0」によって指定されたエリアにライトデータ「A」が書き込まれる。その後、ライトイネーブルが「Low」レベルになると(タイムスロットT4)、書き込まれたデータ「A」は次のクロックの立ち上がりからメモリリードデータとして「DTO」から出力され、また、F/F141−1から出力された初期解除信号1は、メモリリードデータの出力タイミングと合わせるために、タイミング調整部107にてタイミングを調整されて出力される(タイムスロットT5)。本形態では、1クロック分遅らされて出力される。
そして、データ選択部106にて、予め設定されている初期値と、メモリ102から出力されたメモリリードデータと、タイミング調整部107から出力された初期化解除信号とが入力され、初期化解除信号が「Low」レベルである場合、初期値が選択され、また初期化解除信号が「High」レベルである場合は、メモリリードデータが選択される。そして、選択された信号がリードデータとしてデータ選択部106から出力される。
タイムスロットT5までは、タイミング調整部107の出力が「Low」レベルであるため、データ選択部106にて初期値が選択されて出力される。一方、タイムスロットT5以降は、タイミング調整部107の出力が「High」レベルであるため、データ選択部106にてメモリリードデータが選択されて出力される。
その後、再度リセットが入力されると、初期化監視部104内のF/F141−1〜141−nがリセットされ、初期化解除信号1〜nが「Low」レベルとなり、「Low」レベルとなった初期化解除信号が、タイミング調整部107にて1クロック遅らされると、そのタイミングから、データ選択部106にて初期値が選択されて出力される(タイムスロットT6)。
その後、リセットが解除され(タイムスロットT7)、アドレス「1」及びライトデータ「B」が入力され、ライトイネーブルが「High」レベルで入力されると、メモリチップセレクト生成部101にて入力されたアドレスがメモリ102のアドレスであると判断され、且つ、入力されたライトイネーブルが「High」レベルであるため、メモリチップセレクトが「High」レベルとなって出力される。同時に、チップセレクト生成部103にて、入力されたアドレスがデコードされることによりエントリー2のものであることが判断され、且つ、入力されたライトイネーブルが「High」レベルであるため、初期化監視部104のF/F141−2へ出力するチップセレクト2が「High」レベルに設定されて出力される(タイムスロットT8)。
タイムスロットT8にてチップセレクト2が「High」レベルに設定されて出力されると、チップセレクト2がイネーブル信号入力となっているF/F141−2の「CS」に入力され、F/F141−2が動作可能状態となり、入力データとして「D」に接続されている「High」レベルの固定信号が「CLK」に入力されているクロックで打ち抜かれて、初期化解除信号2が「High」レベルとなって「Q」から出力される(タイムスロットT9)。
一方、メモリ102へのライト動作においては、メモリチップセレクトが「High」となった次のクロックの立ち上がりであるタイムスロットT9にて、メモリ102に入力されたアドレス「1」」によって指定されたエリアにライトデータ「B」が書き込まれる。その後、ライトイネーブルが「Low」レベルになると(タイムスロットT10)、書き込まれたデータ「B」は次のクロックの立ち上がりからメモリリードデータとして「DTO」から出力され、また、F/F141−2から出力された初期解除信号2は、メモリリードデータの出力タイミングと合わせるために、タイミング調整部107にてタイミングを調整されて出力される(タイムスロットT11)。ここでは、初期解除信号1のときと同様に、1クロック分遅らされて出力される。
そして、データ選択部106にて、予め設定されている初期値と、メモリ102から出力されたメモリリードデータと、タイミング調整部107から出力された初期化解除信号とが入力され、初期化解除信号が「Low」レベルである場合、初期値が選択され、また初期化解除信号が「High」レベルである場合は、メモリリードデータが選択される。そして、選択された信号がリードデータとしてデータ選択部106から出力される。
タイムスロットT11までは、タイミング調整部107の出力が「Low」レベルであるため、データ選択部106にて初期値が選択されて出力される。一方、タイムスロットT11以降は、タイミング調整部107の出力が「High」レベルであるため、データ選択部106にてメモリリードデータが選択されて出力される。
このように、多ビット記憶装置のリセット後、メモリ102内のあるアドレスによって指定されたエリアへのライトデータの書き込み処理が終了するまでは、予め設定された初期値が出力され、また、メモリ102内のあるアドレスによって指定されたエリアへのライトデータの書き込み処理が終了した後は、メモリ102に書き込まれたライトデータが出力されることとなる。
なお、データ選択部106に入力される初期値は、各エントリー毎に固有の値に設定されても良い。
図4は、図1に示したデータ選択部106に入力される初期値が、各エントリー毎に固有に設定された値が使用される場合の多ビット記憶装置の実施の一形態を示す図である。
本形態は図4に示すように、図1に示した形態に初期値選択部110が追加された形態となっている。
初期値選択部110は、各エントリーに対応付けられた初期値1〜nと、アドレスとが入力され、入力されたアドレスに基づいて初期値1〜nのうち1つを選択する。つまり、アドレスが「0」である場合、初期値1を、また、アドレスが「1」である場合は、初期値2を、また、アドレスが「n−1」である場合は、初期値nを選択する。そして、選択された初期値をデータ選択部106へ出力する。その他の構成及び動作については、図1に示した形態と同様である。
また、上述した初期値については、メモリ102の未使用エリアや、他にレジスタを設けてその中に予め格納されてあっても良い。
本発明の多ビット記憶装置の実施の一形態を示す図である。 図1に示した多ビット記憶装置にて使用されるメモリのアドレスとエントリーとの対応付けを示す図である。 図1に示した多ビット記憶装置における各信号のタイミングを示すタイムチャートである。 図1に示したデータ選択部に入力される初期値が、各エントリー毎に固有に設定された値が使用される場合の多ビット記憶装置の実施の一形態を示す図である。 従来のF/Fが記憶素子として使用された多ビット記憶装置の一構成例を示す図である。
符号の説明
101 メモリチップセレクト生成部
102 メモリ
103 チップセレクト生成部
104 初期値監視部
105 初期化解除信号選択部
106 データ選択部
107 タイミング調整部
110 初期値選択部
141−1〜141−n F/F

Claims (4)

  1. 複数のビットから構成されるデータを記憶する多ビット記憶装置であって、
    前記多ビット記憶装置のリセット後、メモリ内の、外部から入力されたアドレスによって指定されたエリアへの外部から入力されたデータの書き込み処理が終了するまでは無効となり、データの書き込み処理が終了した後は有効となる初期化解除信号を生成し、前記初期化解除信号が無効である場合、予め設定された初期値を選択して出力し、また、前記初期化解除信号が有効である場合は、前記メモリから読み出されたデータを選択して出力する多ビット記憶装置。
  2. 請求項1に記載の多ビット記憶装置において、
    前記データを記憶するメモリと、
    前記多ビット記憶装置のリセット後、前記メモリ内の、外部から入力されたアドレスによって指定されたエリアへの外部から入力されたデータの書き込み処理が終了するまでは無効となり、データの書き込み処理が終了した後は有効となる初期化解除信号を生成する初期化監視手段と、
    前記初期化解除信号が無効である場合、予め設定された初期値を選択して出力し、また、前記初期化解除信号が有効である場合は、前記メモリから読み出されたデータを選択して出力するデータ選択手段とを有することを特徴とする多ビット記憶装置。
  3. 請求項2に記載の多ビット記憶装置において、
    前記初期化監視手段は、1つの前記アドレスにつき1つのフリップフロップによって初期化解除信号を生成することを特徴とする多ビット記憶装置。
  4. 複数のビットから構成されるデータを記憶する多ビット記憶装置における多ビット記憶方法であって、
    前記多ビット記憶装置のリセット後、メモリ内の、外部から入力されたアドレスによって指定されたエリアへの外部から入力されたデータの書き込み処理が終了するまでは無効となり、データの書き込み処理が終了した後は有効となる初期化解除信号を生成する処理と、
    前記初期化解除信号が無効である場合、予め設定された初期値を選択して出力する処理と、
    前記初期化解除信号が有効である場合は、前記メモリから読み出されたデータを選択して出力する処理とを有する多ビット記憶方法。
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