JP2000267925A - メモリ制御装置 - Google Patents

メモリ制御装置

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JP2000267925A
JP2000267925A JP11074681A JP7468199A JP2000267925A JP 2000267925 A JP2000267925 A JP 2000267925A JP 11074681 A JP11074681 A JP 11074681A JP 7468199 A JP7468199 A JP 7468199A JP 2000267925 A JP2000267925 A JP 2000267925A
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rom
cpu
synchronous
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JP11074681A
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Naoki Oyama
直樹 大山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 CPUによるモードレジスタの書き換え処理
負担を軽減し、CPUを含むシステム全体のデータ処理
効率を格段に向上させることである。 【解決手段】 シンクロナスROM503に対するゲー
トアレイ502内のモードレジスタに電源投入後、シス
テムリセット立ち上がり後、CPU501が最初にシン
クロナスROM503にアクセスするときのみにシンク
ロナスROM503のモードレジスタに動作可能な値を
ゲートアレイ502内のインタフェースでセットする構
成を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、所定のバスを介し
てCPUがシンクロナスROMに記憶されるプログラム
を読み込んでデータ処理を実行する所定の機器のメモリ
アクセスを制御するメモリ制御装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、例えばページプリンタのような制
御機器はCPU,DRAM,GA(ゲートアレイ),R
OM,外部接続用I/Fが主な構成であり、そのCPU
を動作させるものはROMであり、そこにはそのCPU
を動作させるためのプログラムコードが格納され、その
内容に従いCPUは動作するのは周知の事実である。
【0003】従って、システムを設計する場合は、CP
Uが最初に読み出すアドレスにROMをマッピングし、
またCPUのアクセスに十分間に合うようにROMを読
みにいくタイミングでROMを制御する回路を構成する
のは周知の事実である。また最近そのプログラムコード
を格納するROMにシンクロナスROMというクロック
同期式ROMを使用するケースも増えてきた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例ではシンクロナスROMはバーストレングス、RA
Sレーテンシー、CASレーテンシー、バーストタイプ
というモードがあり、デフォルト値は決定されている。
【0005】もし、その値が使用するシステムに適合し
ていない場合は、モードレジスタ(MR)に最適な値を
書き込む必要がある。シンクロナスROMをCPUの最
初のアクセスのメモリマッピングに割り当てて使用する
場合で、かつ、その動作をさせようとしているシステム
でデフォルト値で動作することができない設定値の場
合、CPUが動作を開始する前にMRに適合値を書き込
む必要があるため、データ処理負担が重くなるという問
題点があった。
【0006】本発明は、上記の問題点を解決するために
なされたもので、その目的は、シンクロナスROMのモ
ードレジスタに電源投入後、システムリセット立ち上が
り後、CPUが最初にシンクロナスROMにアクセスす
るときのみにシンクロナスROMのモードレジスタに動
作可能な値をハードウエアの制御回路でセットすること
により、簡単な回路構成で、CPUが最初にシンクロナ
スROMにアクセスするようなシステムでシンクロナス
ROMの初期値が使用するシステムにそぐわない値であ
っても、不揮発性メモリに設定されたアドレスデータに
従う所望のアドレスからシンクロナスROMアクセスを
開始でき、CPUによるモードレジスタの書き換え処理
負担を軽減し、CPUを含むシステム全体のデータ処理
効率を格段に向上できるメモリ制御装置を提供すること
である。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る第1の発明
は、所定のバスを介してCPU(図5に示すCPU50
1)がシンクロナスROMに記憶されるプログラムを読
み込んでデータ処理を実行する所定の機器のメモリアク
セスを制御するメモリ制御装置であって、前記シンクロ
ナスROMに対するアクセスアドレスを決定する第1の
ROMアドレスを記憶するモードレジスタ(図6に示す
レジスタ603)と、前記モードレジスタに設定すべき
所望のアドレスデータを記憶する不揮発性記憶手段(図
5に示すEEPROM507)と、前記シンクロナスR
OMに対するアクセス状態に基づき前記不揮発性記憶手
段から読み出される前記所望のアドレスデータを前記モ
ードレジスタに書き込んで前記第1のROMアドレスを
設定する設定手段(図6に示すEEPROMI/F60
1)と、リセット解除後、前記CPUによる最初のシン
クロナスROMへのアクセスかどうかを判定する判定手
段(図6に示すタイミングジェネレータ605)と、前
記判定手段による判定結果に基づいて前記CPUから出
力される第2のROMアドレスまたは前記モードレジス
タに設定された前記第1のROMアドレスを選択する選
択手段(図6に示すセレクタ607)とを有するもので
ある。
【0008】本発明に係る第2の発明は、前記CPU
は、所定の専用集積回路(図5に示すゲートアレイ50
2)を介してシンクロナスROMに記憶されるプログラ
ムを読み込んでデータ処理を実行するものである。
【0009】本発明に係る第3の発明は、前記選択手段
は、前記判定手段により前記CPUによる最初のシンク
ロナスROMへのアクセスであると判定された場合、前
記モードレジスタに設定された前記第1のROMアドレ
スを選択するものである。
【0010】本発明に係る第4の発明は、前記所定の専
用集積回路は、前記モードレジスタ,前記設定手段,前
記選択手段,前記判定手段を含むものである。
【0011】本発明に係る第5の発明は、前記所定の機
器は、画像処理装置(図4に示すプリンタ1500を含
む各種の画像処理装置)であるものである。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は、本発明を適用可能な第1
の出力装置の構成を示す断面図であり、例えばレーザビ
ームプリンタ(以下、LBPと略す)の場合に対応す
る。なお、当該LBPは不図示のデータ源から文字パタ
ーンの登録や定型書式(フォームデータ)などの登録が
行えるように構成されている。
【0013】同図において、1500はLBP本体(プ
リンタ)であり、外部に接続されているホストコンピュ
ータ(図のホストコンピュータ3000)から供給され
る文字情報(文字コード)やフォーム情報あるいはマク
ロ命令などを入力して記憶するとともに、それらの情報
に従って対応する文字パターンやフォームパターンなど
を作成し、記録媒体である記録紙上に像を形成する。1
501は操作のためのスイッチおよびLED表示器など
が配されている操作パネル、1000は、プリンタ15
00全体の制御およびホストコンピュータから供給され
る文字情報などを解析するプリンタ制御ユニットであ
る。このプリンタ制御ユニット1000は、主に文字情
報を対応する文字パターンのビデオ信号に変換してレー
ザドライバ1502に出力する。
【0014】レーザドライバ1502は半導体レーザ1
503を駆動するための回路であり、入力されたビデオ
信号に応じて半導体レーザ1503から発射されるレー
ザ光1504をオンオフ切り替えする。レーザ光150
4は回転多面鏡1505で左右方向に振られ静電ドラム
1506上を走査する。
【0015】これにより、静電ドラム1506上には文
字パターンの静電潜像が形成される。この潜像は、静電
ドラム1506周囲の現像ユニット1507により現像
された後、記録紙に転送される。この記録紙にはカット
シートを用い、カットシート記録紙はプリンタ1500
に装着した用紙カセット1508に収納され、給紙ロー
ラ1509および搬送ローラ1510と1511とによ
り装置内に取り込まれて、静電ドラム1506に供給さ
れる。
【0016】図2は、本発明を適用可能な第2の出力装
置の構成を示す外観図であり、例えばインクジェット記
録装置(IJRA)の場合を示す。
【0017】図において、5013は駆動モータで、該
駆動モータ5013の正逆回転に連動して駆動力伝達ギ
ア5009,5011を介して回転するリードスクリュ
ー5005の螺旋溝5004に対して係合するキャリッ
ジHCはピン(図示しない)を有し、ガイドレール50
03を介して図中の矢印a,b方向に往復移動される。
このキャリッジHCには、インクジェットヘッドIJ
H,インクタンクITを備えるインクジェットカートリ
ッジIJCが搭載されている。
【0018】5002は紙押え板であり、キャリッジ移
動方向にわたって紙Pをプランテン5000に対して押
圧する。5007,5008はフォトカプラで、キャリ
ッジHCのレバー5006の位置の存在を配設域で確認
して、駆動モータ5013の回転方向切り換え等を行う
ためのホームポジション検知手段として機能する。
【0019】5016は支持部材で、記録ヘッドとして
のインクジェットヘッドIJHの全面をキャップするキ
ャップ部材5022を支持する。5015は吸引部で、
上記キャップ部材5022を吸引する吸引手段として機
能し、キャップ部材5022の内開口5023を介して
インクジェットヘッドIJHの吸引回復を行う。
【0020】5017はクリーニングブレードで、部材
5019により前後方向に移動可能となる。5018は
本体支持板で、上記クリーニングブレード5017,部
材5019を支持する。5012は吸引回復の吸引を開
始するためのレバーで、キャリッジHCと係合するカム
5020の移動に伴って移動し、駆動モータ5013か
らの駆動力がクラッチ切り換え等の公知の伝達手段で移
動制御される。
【0021】これらのキャッピング,クリーニング,吸
引回復は、キャリッジHCがホームポジション側領域に
きたときにリードスクリュー5005の作用によってそ
れらの対応位置で所望の処理が行えるように構成されて
いるが、周知のタイミングで所望動作を行うように構成
されていればよい。
【0022】図3は、図2に示した第2の出力装置の制
御構成を説明するブロック図である。
【0023】図において、1700はインタフェース
で、図示しないホストとの通信処理を担い、入力される
記録信号を所定のプロコトルで受信処理する。1701
はMPUで、ROM1702に記憶される制御プログラ
ムに基づいて各部を総括的に制御する。なお、ROM1
702には、MPU1701が実行する制御プログラム
やホスト印刷情報,プリンタフォント情報等が格納され
ている。
【0024】1703は拡張可能なDRAMで、各種デ
ータ(上記記録信号やヘッドに供給される記録データ
等)を保存しておく。1704はゲートアレイ(G.
A.)で、図2に示したインクジェットヘッドIJHに
対応する記録ヘッド1708に対する出力データの供給
制御を行う。また、ゲートアレイ1704は、インタフ
ェース1700,MPU1701,DRAM1703間
のデータの転送制御も行う。
【0025】1710はキャリアモータで、前記記録ヘ
ッド1708を搬送する。1709は搬送モータで、記
録用紙を搬送する。1705はヘッドドライバで、前記
記録ヘッド1708を駆動する。1706はモータドラ
イバで、前記搬送モータ1709を駆動する。1707
はモータドライバで、前記キャリアモータ1710を駆
動する。
【0026】このように構成された上記印刷装置におい
て、インタフェース1700を介して後述するホストコ
ンピュータ3000より入力情報が入力されると、ゲー
トアレイ1704とMPU1701との間で入力情報が
プリント用の出力情報に変換される。そして、モータド
ライバ1706,1707が駆動されるとともに、ヘッ
ドドライバ1705に送られた出力情報に従って記録ヘ
ッド1708が駆動され印字が実行される。
【0027】なお、MPU1701はインタフェース1
700を介して後述するホストコンピュータ3000と
の通信処理が可能となっており、DRAM1703に関
するメモリ情報および資源データ等やROM1702内
のホスト印刷情報を後述するホストコンピュータ300
0に通知可能に構成されている。
【0028】図4は、本発明の一実施形態を示すメモリ
制御装置を適用可能な印刷システムの構成を説明するブ
ロック図である。なお、ここでは、レーザビームプリン
タ(図1)を例にして説明する。また、本発明の機能が
実行されるのであれば、単体の機器であっても、複数の
機器からなるシステムであっても、LAN等のネットワ
ークを介して処理が行われるシステムであっても本発明
を適用できることは言うまでもない。
【0029】図において、3000はホストコンピュー
タで、ROM3のプログラム用ROMに記憶された文書
処理プログラム等に基づいて図形,イメージ,文字,表
(表計算を含む)等が混在した文書処理を実行するCP
U1を備え、システムバス4に接続される各デバイスを
CPU1が総括的に制御する。
【0030】また、このROM3のプログラム用ROM
には、図7に示すフローチャートで示されるようなCP
U1の制御プログラム等を記憶し、ROM3のフォント
用ROMには上記文書処理の際に使用するフォントデー
タ等を記憶し、ROM3のデータ用ROMは上記文書処
理等を行う際に使用する各種データ(例えば、各種ペー
ジ記述言語のプログラムやフォントのラスタライズ用デ
ータなど)を記憶している。
【0031】2はオプションRAM等により拡張可能な
RAMで、CPU1の主メモリ,ワークエリア等として
機能する。5はキーボードコントローラ(KBC)で、
キーボード(KB)9や不図示のポインティングデバイ
スからのキー入力を制御する。
【0032】6はCRTコントローラ(CRTC)で、
CRTディスプレイ(CRT)10の表示を制御する。
7はディスクコントローラ(DKC)で、ブートプログ
ラム,種々のアプリケーション,フォントデータ,ユー
ザファイル,編集ファイル等を記憶するハードディスク
(HD)、フロッピーディスク(FD)等の外部メモリ
11とのアクセスを制御する。
【0033】8はプリンタコントローラ(PRTC)
で、所定の双方向性インタフェース(インタフェース)
21を介してプリンタ1500に接続されて、プリンタ
1500との通信制御処理を実行する。なお、CPU1
は、例えばRAM2の上に設定された表示情報RAM領
域へのアウトラインフォントの展開(ラスタライズ)処
理を実行し、CRT10上でのWYSIWYGを可能と
している。
【0034】また、CPU1は、CRT10上の不図示
のマウスカーソル等で指示されたコマンドに基づいて登
録された種々のウインドウを開き、種々のデータ処理を
実行する。
【0035】プリンタ1500において、12はプリン
タCPU(CPU)で、ROM13のプログラム用RO
Mに記憶された制御プログラム等あるいは外部メモリ1
4に記憶された制御プログラム等に基づいてシステムバ
ス15に接続される各種のデバイスとのアクセスを総括
的に制御し、印刷部インタフェース16を介して接続さ
れる印刷部(プリンタエンジン)17に出力情報として
の画像信号を出力する。
【0036】また、このROM13のプログラム用RO
Mには、図7のフローチャートで示されるようなCPU
12が実行可能な制御プログラム等を記憶する。さら
に、ROM13のフォント用ROMには上記出力情報を
生成する際に使用するフォントデータ(アウトラインフ
ォントデータを含む)等を記憶し、ROM13のデータ
用ROMにはハードディスク等の外部メモリ14が無い
プリンタの場合には、ホストコンピュータ3000上で
利用される情報等を記憶している。
【0037】CPU12は入力部18を介してホストコ
ンピュータ3000との通信処理が可能となっており、
プリンタ1500内の情報等をホストコンピュータ30
00に通知可能に構成されている。
【0038】19はRAMで、主としてCPU12の主
メモリ,ワークエリア等として機能し、図示しない増設
ポートに接続されるオプションRAMによりメモリ容量
を拡張することができるように構成されている。
【0039】なお、RAM19は、出力情報展開領域,
環境データ格納領域,NVRAM等に用いられる。前述
したハードディスク(HD),ICカード等の外部メモ
リ14は、ディスクコントローラ(DKC)20により
アクセスが制御される。外部メモリ14は、オプション
として接続され、フォントデータ(ホストコンピュータ
3000等からダウンロードされるフォントデータを含
む),エミュレーションプログラム(ホストコンピュー
タ3000等からダウンロードされるエミュレーション
プログラムを含む),フォームデータ(ホストコンピュ
ータ3000等からダウンロードされる)等を記憶す
る。
【0040】また、1501は前述した操作パネルで、
操作のためのスイッチおよびLED表示器等が配されて
いる。
【0041】また、前述した外部メモリは、1個に限ら
ず、少なくとも1個以上備え、内蔵フォントに加えてオ
プションフォントカード,言語系の異なるプリンタ制御
言語を解釈するプログラムを格納した外部メモリを複数
接続できるように構成されていても良い。さらに、図示
しないNVRMを有し、操作パネル1501からのプリ
ンタモード設定情報をユーザ別,グループ別に記憶する
ようにしても良い。
【0042】このように構成されたプリンタ制御システ
ムにおいて、RAM19上に確保されるバンドメモリ上
で、複数のバンド境界に跨るような描画オブジェクトを
展開する際においては、各バンド毎に毎回描画オブジェ
クトの先頭からデータ展開を行わず、描画シーケンスを
描画該当バンド領域の境界手前まで達した時の状態に復
帰できるようにして処理時間の短縮を図ろうとするもの
である。
【0043】図5は、本発明の一実施形態を示すメモリ
制御装置の構成を説明するブロック図である。
【0044】図において、501はCPUで、後述する
シンクロナスROM503に記憶される制御プログラム
を実行して、例えばプリント処理を制御する。502は
ゲートアレイ(GA)で、例えばページプリンタ等のプ
ログラム制御用として使われるリードオンリーメモリと
して使われるシンクロナスROM503と、CPUのワ
ークメモリ、その他に使用するシンクロナスDRAM5
04とに対するアクセスを制御する。
【0045】505はリセットICで、このシステムの
電源を監視し、電源投入後で、電源が安定してから、一
定時間後にリセット信号511をフォルスにする。50
6はクロック源で、このシステムが動作するために必要
なクロック510を生成し、CPU501、GA50
2、シンクロナスROM503、シンクロナスDRAM
504にクロック(CLK)510を配給し、各デバイ
スのデータの同期をとる。
【0046】なお、GA502の制御集積ICの内部に
は、シンクロナスROM503を制御するためのIF回
路が存在する。507はNVRAM(EEPROM)
で、シンクロナスROM503の初期値が記憶されてい
る。
【0047】512はアドレスバスで、CPU501が
次にアクセスする番地を決定する。513はデータバス
で、CPU501がデータを取り込むか、書き込むため
に使用される。
【0048】514はコントロール信号で、CPU制御
のために使用される。515はアドレス信号で、シンク
ロナスROM503及びシンクロナスDRAM504の
RowアドレスとColumnアドレスにマルチプレク
スされていて制御信号516(nCAS信号、nRAS
信号を含む)のタイミングでアドレスをラッチする。
【0049】517はメモリデータバスである。518
は前記NVRAM507にアクセスするためのコントロ
ール信号である。
【0050】このように構成されたメモリ制御装置にお
いて、電源を投入して、リセット信号511がフォルス
になった段階で、CPU501は起動がかかり最初にシ
ンクロナスROM503にアクセスする最初のメモリサ
イクルスタート信号が発生した後に、MRの設定を開始
する必要がある。
【0051】シンクロナスROM503で設定する必要
のある項目はRAS Latency,CAS Lat
ency,Burst Type,Burst Len
gthである。
【0052】この中でデフォルト値でRAS Late
ncy,CAS Latencyは最も遅い値になって
いるので問題はない。バーストレングス(Burst
Length)は最大バースト長を設定し最大バースト
長を「4」か「8」に設定できる。
【0053】最大バースト長はCPU501の特性に依
存し、使用するCPU501の最大バースト長が「4」
の場合はバーストレングスは「4」に、最大バースト長
が「8」の場合、「8」に設定することが望ましい。
【0054】また、バーストタイプ(Burst Ty
pe)とはバーストアクセスする場合のそのアクセス順
序でシーケンシャルで「0,1,2、3,4,…7」と
アクセスする場合と、「1,0,3,2……7、6」と
互い違いにアクセスするもので、これも例えばBig
EndiannのCPUにたいしてメモリマッピングが
Little Endianで生成されている場合に、
上記のようなアクセスする必要がある場合も考えられ、
これもCPUの特性にかなり依存している。
【0055】このようにBurst Type,Bur
st Lengthに関してはそのCPU、システムに
そぐわない値がデフォルト値としてある場合、CPU5
01は最初に、そのシンクロナスROM503にアクセ
スして、そのシンクロナスROM503のプログラムコ
ードに沿って、そのシステムの初期化等を行っているの
で、CPU501が最初にアクセスしたところから動作
できないことになる。
【0056】従って、バーストタイプとバーストレング
スはデフォルト値がシステムに適合しない場合あらかじ
め設定する必要がある。
【0057】本実施形態では、あらかじめEEPROM
(NVRAM)507にセットした値をリードして、シ
ンクロナスROM503にアクセスするときに取り込ん
だEEPROMの値をGA502内のモードレジスタ
(MR)にセットする。
【0058】図6は、図5に示したGA502内の要部
詳細を説明するブロック図であり、図5に示したNVR
AM(EEPROM)507の周辺回路に対応する。
【0059】図において、601はEEPROMI/F
で、EEPROM507のデータをCPU501の介在
なしで自動的にハードウエアのシーケンスでMR設定用
のデータをASIC内(GA502内)に取り込む。
【0060】602はアドレスジェネレータで、CPU
501のアドレスがROMアドレスの場合にアドレス及
びROMのシーケンサとして機能する。
【0061】603はモードレジスタとして機能するレ
ジスタで、EEPROM507から取り込んだモードレ
ジスタ(MR)の設定値を格納する。605はタイミン
グジェネレータで、シンクロナスROM503を動作さ
せるためのシーケンサとして機能する。606はモード
ジェネレータで、CPU501が動作させているときに
モードレジスタ(MR)を設定する。607はセレクタ
で、CPU501からのROMアドレスかレジスタ60
3に設定される値のいずれかを選択する。
【0062】このように構成されたメモリ制御装置にお
いて、最初にCPU501はF/Wが格納されたシンク
ロナスROM503にアクセスしにくる。アドレスジェ
ネレータ602でシンクロナスROM503へのアクセ
スを認識してデコード信号SynRをツルー(tru
e)にする。
【0063】そして、タイミングジェネレータ605で
このアクセスがリセット解除後CPU501のはじめて
のシンクロナスROM503に対するアクセスかどうか
を判断し、最初のアクセスである場合、EEPROMI
/F601に起動信号TRGをツルーにする。これによ
り、EEPROMI/F601はEEPROM507の
所定のアドレスのデータをハードウエアのシーケンサで
自動的に(CPU等の介在なしで)データをリードす
る。
【0064】なお、この場合ターゲットのEEPROM
507はシリアルEEPROMでもパラレルアクセスタ
イプのEEPROMでも構わない。
【0065】そして、EEPROMI/F601は所定
のアドレスからレジスタ603にセットするためのデー
タをリードし、その値をMR用のレジスタ603に格納
する。
【0066】このようにしてMR設定用のデータを取り
終わった後に、EEPROMI/F601はEND信号
を発生させ、タイミングジェネレータ605に終了を通
知しMRのセットを開始する。
【0067】タイミングジェネレータ605はMR用の
レジスタ603の値をシンクロナスROM503のアド
レスに出力する。また、後述する所定のタイミングに従
い、信号をツルーにする。
【0068】このようにしてレジスタ603の設定が終
了したら、タイミングジェネレータ605は通常のシン
クロナスROM503に対するメモリアクセスを行う。
【0069】次に、図7を参照してシンクロナスROM
503に対するメモリアクセスの遷移状態を説明する。
【0070】図7は、図5に示したシンクロナスROM
503に対するメモリアクセスの遷移状態を説明する図
である。なお、ST0〜ST4は状態を示す。
【0071】状態ST0はアイドルでシンクロナスRO
M503へのアクセスは行っていない。メモリサイクル
信号がツルーになり、CPUアドレスがシンクロナスR
OM503のアドレス領域を選択した場合、状態ST1
のシンクロナスROMアクセスに遷移し、そのときに、
リセット信号解除後はじめてのシンクロナスROMアク
セスかを判断し、アクセスがはじめての場合、状態ST
2のEEOROMアクセスを行い、所定のアドレスにセ
ットされたMRの値(レジスタ603のセット内容)を
データとしてEEPROM507から取り込む。
【0072】そして、該データの取り込みが終了した場
合、状態ST3のMRSetのステートに移行し、シン
クロナスROM503にMR値を設定する。この期間は
最低3clockである。
【0073】そして、状態ST4の通常のシンクロナス
MaskROMのアクセスに移行する。そして、アクセ
スが終了しCPU501に対してアクセス終了信号を出
力すると、状態ST0のアイドルに戻る。
【0074】次に、図8に示すタイミングチャートを参
照して、本発明に係るメモリ制御装置におけるメモリア
クセス動作について説明する。
【0075】図8は、本発明に係るメモリ制御装置にお
けるメモリアクセス動作を説明するためのタイミングチ
ャートである。なお、図5,図6と同一のものには同一
の符号を付してある。
【0076】最初に電源監視用のnRESET信号(図
6参照)が立ち上がる。その後、メモリアクセス信号が
ツルーになり、CPU Address信号がシンクロ
ナスROM503のアクセスの場合、アイドルステート
の状態ST0からROMアクセスの状態ST1に移行す
る。その第1のステート(状態ST1)の1clock
期間で電源投入後、はじめてのROMアクセスか、否か
を判断し、はじめてのアクセスの場合は、EEPROM
507からデータを取り込んで、第2のステート(状態
ST2)に移行して、そのステート中にEEPROM5
07のデータを取り込み、該取り込みが終了した時点
で、MRレジスタにセットするステートに移行する。
【0077】この期間は、シンクロナスROM503の
仕様上最低3clock必要であるため制御信号がセッ
トされる。
【0078】次に通常のメモリサイクルステートに移行
しシンクロナスメモリにアクセスする。
【0079】上述したようにシンクロナスROMの初期
設定が行われるため、CPUがシンクロナスROMにア
クセスする前に、MRを設定して問題なくシンクロナス
ROMをプログラム用のROMとして使用することが可
能になる。
【0080】なお、上記実施形態では、EEPROMか
らデータを読み込む場合について説明したが、ASIC
の内部に固定レジスタ等を持ちその値をリードしても良
い。
【0081】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る第1
〜第5の発明によれば、簡単な回路構成で、CPUが最
初にシンクロナスROMにアクセスするようなシステム
でシンクロナスROMの初期値が使用するシステムにそ
ぐわない値であっても、不揮発性メモリに設定されたア
ドレスデータに従う所望のアドレスからシンクロナスR
OMアクセスを開始でき、CPUによるモードレジスタ
の書き換え処理負担を軽減し、CPUを含むシステム全
体のデータ処理効率を格段に向上できる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用可能な第1の出力装置の構成を示
す断面図である。
【図2】本発明を適用可能な第2の出力装置の構成を示
す外観図である。
【図3】図2に示した第2の出力装置の制御構成を説明
するブロック図である。
【図4】本発明の一実施形態を示すメモリ制御装置を適
用可能な印刷システムの構成を説明するブロック図であ
る。
【図5】本発明の一実施形態を示すメモリ制御装置の構
成を説明するブロック図である。
【図6】図5に示したGA内の要部詳細を説明するブロ
ック図である。
【図7】図5に示したシンクロナスROMに対するメモ
リアクセスの遷移状態を説明する図である。
【図8】本発明に係るメモリ制御装置におけるメモリア
クセス動作を説明するためのタイミングチャートであ
る。
【符号の説明】
501 CPU 502 GA 503 シンクロナスROM 504 シンクロナスDRAM 507 EEPROM 603 レジスタ 605 タイミングジェネレータ 607 セレクタ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定のバスを介してCPUがシンクロナ
    スROMに記憶されるプログラムを読み込んでデータ処
    理を実行する所定の機器のメモリアクセスを制御するメ
    モリ制御装置であって、 前記シンクロナスROMに対するアクセスアドレスを決
    定する第1のROMアドレスを記憶するモードレジスタ
    と、 前記モードレジスタに設定すべき所望のアドレスデータ
    を記憶する不揮発性記憶手段と、 前記シンクロナスROMに対するアクセス状態に基づき
    前記不揮発性記憶手段から読み出される前記所望のアド
    レスデータを前記モードレジスタに書き込んで前記第1
    のROMアドレスを設定する設定手段と、 リセット解除後、前記CPUによる最初のシンクロナス
    ROMへのアクセスかどうかを判定する判定手段と、 前記判定手段による判定結果に基づいて前記CPUから
    出力される第2のROMアドレスまたは前記モードレジ
    スタに設定された前記第1のROMアドレスを選択する
    選択手段と、を有することを特徴とするメモリ制御装
    置。
  2. 【請求項2】 前記CPUは、所定の専用集積回路を介
    してシンクロナスROMに記憶されるプログラムを読み
    込んでデータ処理を実行することを特徴とする請求項1
    記載のメモリ制御装置。
  3. 【請求項3】 前記選択手段は、前記判定手段により前
    記CPUによる最初のシンクロナスROMへのアクセス
    であると判定された場合、前記モードレジスタに設定さ
    れた前記第1のROMアドレスを選択することを特徴と
    する請求項1記載のメモリ制御装置。
  4. 【請求項4】 前記所定の専用集積回路は、前記モード
    レジスタ,前記設定手段,前記選択手段,前記判定手段
    を含むことを特徴とする請求項2記載のメモリ制御装
    置。
  5. 【請求項5】 前記所定の機器は、画像処理装置である
    ことを特徴とする請求項1記載のメモリ制御装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007141035A (ja) * 2005-11-21 2007-06-07 Nec Access Technica Ltd 多ビット記憶装置及び多ビット記憶方法
JP2009252277A (ja) * 2008-04-04 2009-10-29 Spansion Llc 積層型メモリ装置、メモリシステム、及びそのリフレッシュ動作制御方法

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JP2007141035A (ja) * 2005-11-21 2007-06-07 Nec Access Technica Ltd 多ビット記憶装置及び多ビット記憶方法
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