JP4827237B2 - エピタキシャル成長装置及びノズルの生成物除去方法 - Google Patents

エピタキシャル成長装置及びノズルの生成物除去方法 Download PDF

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Description

本発明は、ノズルからウェーハの表面に材料ガスを流してウェーハの表面にエピタキシャル膜を成長させるエピタキシャル成長装置に関し、特にノズルの端部に堆積した材料ガスの成分からなる生成物を除去するものである。またその方法に関する。
次世代の高集積度LSIにはエピタキシャルウェーハの適用が見込まれている。エピタキシャルウェーハは、鏡面研磨したウェーハと、このウェーハの研磨面に気相成長され、ウェーハと同じ結晶構造、結晶方位を有するエピタキシャル層と、からなる。なお本明細書ではウェーハの研磨面をウェーハの表面としている。エピタキシャル層の気相成長は、エピタキシャル成長装置を用いて行われる。
図5は従来のエピタキシャル成長装置の構成を示す図である。
ウェーハ1は表面を上にしてチャンバ31内のサセプタ32に載置される。ガス導入路33からウェーハ1の表面にエピタキシャル層の材料ガスが流され、チャンバ31の上下に配置されたランプ34でウェーハ1が熱せられる。するとウェーハ1の表面にはエピタキシャル層が成長する。エピタキシャル層の成長が繰り返し行われると、チャンバ31の内壁には材料ガスの成分からなる生成物が堆積していく。例えば材料ガスがSiH4である場合はSiやSiHが堆積し、GeH4である場合はGeやGeHが堆積する。こうした生成物はランプ34の照射量を低減させる。さらにこの生成物がチャンバ31の内壁から剥離してウェーハ1の表面に付着するとパーティクルが発生する。こうした不具合を防止するために生成物の除去処理を定期的に行う必要がある。生成物の除去処理としては、例えば下記特許文献1で開示されるように、塩素を含むガスがチャンバ31内に導入され、且つチャンバ31の内壁がヒータ34で昇温される。高温環境下で生成物は塩素を含むガスと反応する。したがって生成物はガスと共にチャンバ31内から排気される。
このように塩素を含むガスをチャンバ内に流せば、チャンバ内壁に堆積する生成物を除去できる。しかしチャンバ内壁に生成物が堆積しなければ、わざわざこのような処理を行う必要がない。こうした観点に基づいた対応が盛り込まれた、新たなエピタキシャル成長装置が提案されている。下記特許文献2で開示されるようなエピタキシャル成長装置であれば、チャンバ内壁に生成物が堆積すること自体を抑制できる。このエピタキシャル成長装置の構造について、図6、図7、図8を参照して説明する。
図6は図5とは異なるエピタキシャル成長装置のチャンバ内の構成を示す斜視図である。図7はエピタキシャル成長装置の断面を側面から示す模式図である。図8はエピタキシャル成長装置の断面を正面から示す模式図である。なお図7、図8はエピタキシャル成長装置の中心の断面を示している。本装置ではチャンバ内に二つのウェーハに対してエピタキシャル層成長処理が同時に行われる。
図6、図7で示されるように、チャンバ11内には二つの円盤状のヒータ12が互いの円面が対向するように設けられる。カーボン製のヒータ12は石英のヒータカバー20で覆われる。二つのヒータ12の間には互いに対向する二つの回転テーブル13が立てられる。各回転テーブル13は環状の石英であり、それぞれ垂直な平面内で回転自在である。各回転テーブル13には円形のテーブル開口部13aが形成されており、このテーブル開口部13aには環状のウェーハホルダ14が着脱自在な状態で嵌合される。ウェーハホルダ14は回転テーブル13に設けられたロック機構15でロックされる(図6参照)。
ウェーハホルダ14はシリコンカーバイトで覆われたカーボンであり、ウェーハ1を支持する。本明細書ではウェーハホルダ14のうちウェーハ1の表面と同じ側の面を表面といい、その反対側の面を裏面という。ウェーハホルダ14には、ウェーハ1の外形と同程度の大きさのホルダ開口部14aが形成される。このホルダ開口部14aの裏面側内縁には複数の爪部16が設けられている(図6参照)。ウェーハ1はウェーハホルダ14の裏面側からホルダ開口部14aに嵌合され、爪部16でウェーハ1の裏面がとめられる。こうしてウェーハ1はウェーハホルダ14で支持される。ウェーハ1の支持に伴い、ホルダ開口部14aはウェーハ1で塞がれる。
相対する回転テーブル13の間隙には石英のガス導入ノズル18の端部とガス排気ノズル19の端部が挿入される。本明細書では、ノズル先端およびノズル先端近傍のノズル内壁やノズル外壁を含んだノズル一端の全体をノズルの端部という。ガス導入ノズル18の端部は下方に向けられ、ガス排気ノズル19の端部は上方に向けられている。ガス導入ノズル18はウェーハ1の表面に平行して並べられた複数のノズルからなる。図8で示されるように、ガス導入ノズル18の端部はウェーハ1の外形曲率よりもやや大きめな曲率で上方に凹状に湾曲する。そしてウェーハ1の表面を覆わないようにしてウェーハ1に近設される。ガス排気ノズル19はウェーハ1の表面に平行する扁平なノズルである。図8で示されるように、ガス排気ノズル19の端部はウェーハホルダ14の外形曲率よりもやや大きめな曲率で下方に凹状に湾曲する。図7で示されるように、こうした構造によると、ガス導入ノズル18の端部とガス排気ノズル19の端部との間に、相対するウェーハ1の表面及びウェーハホルダ14の表面によってガス流路17が形成される。ガス導入ノズル18から排出されたガスはガス流路17を流下しガス排気ノズル19に導かれる。
本装置によるエピタキシャル成長は次のように行われる。回転テーブル13が駆動されると、ウェーハホルダ14と共にウェーハ1が回転する。ヒータ12の電源が投入されると、ウェーハ1が熱せられる。図示しないガス導入バルブが開放されると、材料ガスがガス導入ノズル18からガス流路17に流れる。すると各ウェーハ1の表面と材料ガスが接触し、各ウェーハ1の表面にエピタキシャル層が成長する。
材料ガスは、ガス導入ノズル18からガス排気ノズル19に流下する間にウェーハ1の表面及びウェーハホルダ14の表面に接触するのみである。つまり材料ガスがチャンバ11の内壁などに接触することは殆ど無く、チャンバ11の内壁に生成物が堆積することは無い。
特開2004−87920号公報(0004段落) 特許3273247号公報
しかしながら、少ないながらもエピタキシャル成長装置10のチャンバ11内に設けられたガス導入ノズル18には生成物が発生する。その理由を説明する。エピタキシャル成長装置10のガス導入ノズル18はウェーハ1に近設されており、ウェーハ1から大きな輻射熱を受ける。するとガス導入ノズル18の端部で材料ガスが反応し、ガス導入ノズル18の端部に生成物が堆積する。したがって、図5で示されたエピタキシャル成長装置とは異なりチャンバ11の内壁には生成物が堆積しないものの、結果としてはチャンバ11内に設けられたガス導入ノズル18に不純物が生成されることとなる。
ガス導入ノズル18の端部に堆積する生成物を除去するために、チャンバ内壁の生成物を除去するのと同様に塩素を含むガスを使用することが考えられる。塩素を含むガスを使用する場合、塩素を含むガスと生成物とを反応させるためには、生成物が堆積する部分を高温に保つ必要がある。しかしエピタキシャル成長装置10において、ガス導入ノズル18の端部とヒータ12は離間しているため、ガス導入ノズル18の端部の温度は安定しない。仮にヒータ12のパワーを最大にしても、ガス導入ノズル18の端部を塩素を含むガスと生成物とが反応する温度に安定して保つことができない。よって生成物を除去できない。
そこで、ガス導入ノズル18の端部に堆積する生成物を確実に除去するためには、酸液を用いたウェット洗浄を行うのが妥当である。しかしウェット洗浄を実施するためには、エピタキシャル成長装置10に対してガス導入ノズル18の着脱作業を行う必要がある。その結果、エピタキシャル成長装置10を長時間運転停止する必要がある。するとエピタキシャルウェーハの生産性が低下する。
以上のように、エピタキシャル成長装置10のガス導入ノズル18の端部に堆積した生成物を除去するためには、生産性の低下を招かない生成物の除去処理、すなわち塩素を含むガスを使用した生成物の除去処理を行うことができないため、やむなく生産性の低下を招く生成物の除去処理、すなわちウェット洗浄を行わなければならなかった。
本発明はこうした実状に鑑みてなされたものであり、エピタキシャルウェーハの生産性を低下させることなくノズルの端部に堆積した材料ガスの成分からなる生成物を除去することを解決課題とするものである。
第1発明は、
二つのウェーハの表面が互いに対向して形成されるガス流路と、前記ガス流路の近傍に端部が配置されるノズルとを備え、前記ノズルから前記ガス流路に材料ガスを流してウェーハの表面にエピタキシャル層を成長させるエピタキシャル成長装置において、
前記ノズルの端部に堆積した材料ガスの成分からなる生成物を除去する処理の際に、二つのダミーウェーハによって前記ガス流路を形成し、前記ノズルから前記ガス流路に塩素を含むガスを流すと共に、前記ノズルの端部を熱し、前記ノズルの端部に堆積した前記生成物と塩素を含むガスとが反応する温度に保つこと
を特徴とする。
第1発明は、図6で示されるエピタキシャル成長装置10の構造を対象とする。
第1発明によると、ガス導入ノズル18から二つのウェーハ1が相対して形成されるガス流路17に塩素を含むガス(「塩素含有ガス」という)が流されると共に、ガス導入ノズル18の端部が熱せられる。この際、ガス導入ノズル18の端部の温度は、堆積した材料ガスの成分からなる生成物と塩素含有ガスとが反応する温度に保たれる。具体的にはガス導入ノズル18の端部の温度は約500度〜800度程度の範囲内に保たれる。高温環境下で塩素含有ガスは生成物と反応するため、生成物はガス導入ノズル18の端部から除去される。
第2発明は、第1発明において、
ウェーハを熱するウェーハ用ヒータと、前記ノズルの端部に近接してノズルの端部を熱するノズル用ヒータとを備えたこと
を特徴とする。
第2発明は、ノズルの端部を、生成物と塩素を含むガスとが反応する温度以上に保つ一手段である。第2発明を図1を参照して説明する。
相対する二つのヒータ12は、主にウェーハ1を熱するウェーハ用ヒータ12aと、主にガス導入ノズル18の端部を熱するノズル用ヒータ12bとを備える。通常のエピタキシャル成長処理時にはウェーハ用ヒータ12aが使用され、ウェーハ1が熱せられる。生成物の除去処理時にはノズル用ヒータ12a及びノズル用ヒータ12bが使用され、ガス導入ノズル18の端部が熱せられる。二つのノズル用ヒータ12bはガス導入ノズル18の端部を介して対向する。こうした構成によってガス導入ノズル18の端部の温度を高温に保つことができる。よってガス導入ノズル18の端部の温度を塩素含有ガスと生成物とが反応する温度に安定して保つことが可能となる。
第3発明は、第1発明において、
加熱される空間のうち温度が高くなる場所と前記ノズルの端部とを近づけること
を特徴とする。
第3発明は、ノズルの端部を、生成物と塩素を含むガスとが反応する温度以上に保つ一手段である。第3発明を図2を参照して説明する。
エピタキシャル成長処理時にガス導入ノズル18の端部は相対する二つのヒータ12の間隙の外縁又は外側に配置される。生成物の除去処理を行う場合にノズル移動機構27はガス導入ノズル18を下方に移動して、ガス導入ノズル18の端部を二つのヒータ12によって熱さられる空間のうち温度が高くなる場所に近づける。移動後の位置でヒータ12の電源が投入されると、ガス導入ノズル18の端部は輻射熱で強く熱せられる。こうした構成によってガス導入ノズル18の端部の温度をより高温に保つことができる。よってガス導入ノズル18の端部の温度を塩素含有ガスと生成物とが反応する温度に安定して保つことが可能となる。なお、ガス導入ノズル18を移動させるのではなく、図3で示すように、ヒータ12を上方に移動させてもよい。
第4発明は、
二つのウェーハの表面が互いに対向して形成されるガス流路と、前記ガス流路の近傍に端部が配置されるノズルとを備え、前記ノズルから前記ガス流路に材料ガスを流してウェーハの表面にエピタキシャル層を成長させるエピタキシャル成長装置において、
前記ノズルの端部に堆積した材料ガスの成分からなる生成物を除去する処理の際に、二つのダミーウェーハによって前記ガス流路を形成し、前記ノズルから前記ガス流路に活性化した塩素を含むガスを流すこと
を特徴とする。
第4発明のように、ノズルの端部を熱するのではなく、活性化した塩素含有ガスを流すことによってもノズルの端部に堆積する生成物を除去することは可能である。塩素含有ガスを活性化するには、塩素含有ガスを高温にすればよい。
第5発明は、
二つのウェーハの表面が互いに対向して形成されるガス流路と、前記ガス流路の近傍に端部が配置されるノズルとを備えたエピタキシャル成長装置のノズルの端部に堆積した材料ガスの成分からなる生成物を除去するノズルの生成物除去方法において、
前記ノズルの端部に堆積した材料ガスの成分からなる生成物を除去する処理の際に、二つのダミーウェーハによって前記ガス流路を形成し、前記ノズルから前記ガス流路に塩素を含むガスを流すと共に、前記ノズルの端部を熱し、前記ノズルの端部に堆積した前記生成物と塩素を含むガスとが反応する温度に保つこと
を特徴とする。
第5発明は、第1発明を方法の発明に置換したものである。
本発明によれば、ノズルの端部から生成物を除去するために、塩素含有ガスを流すといった簡便な方法を利用することができる。このためエピタキシャル成長装置に対するノズルの着脱作業やノズルのウェット洗浄が不要になる。したがって従来よりも生成物の除去処理が短縮化され、エピタキシャル成長装置を長期間停止する必要が無くなる。その結果、エピタキシャルウェーハの生産性が向上する。
本発明によれば、ウェーハでガス流路が形成されるため、チャンバの内壁などが塩素含有ガス雰囲気に曝されることがない。したがってチャンバの内壁に耐塩素含有ガスのための加工を施す必要がない。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
なお第1〜第4実施形態で説明するエピタキシャル成長装置は、図6〜図8で示されたエピタキシャル成長装置10を基本構造としているため、同一の構成には同一の符号を付している。
図1(a)、(b)は第1実施形態を模式化して示す図である。図1(a)はエピタキシャル成長処理時のチャンバ内の様子を示し、図1(b)は生成物の除去処理時のチャンバ内の様子を示す。なお図1(a)、(b)において、チャンバ内の構成はチャンバの略中心の断面を示すものとする。
相対する二つのヒータ12は円盤状のヒータである。ヒータ12は、円中心側に位置するウェーハ用ヒータ12aと円周側に位置するノズル用ヒータ12bとを有する。相対するヒータ12の間隙には、ウェーハ1を支持するウェーハホルダ14が配置される。ウェーハ1の表面とウェーハホルダ14の表面によってガス流路17が形成される。ガス導入ノズル18の端部は、ノズル用ヒータ12bの上半部の間隙に配置される。ガス排気ノズル19の端部は、ノズル用ヒータ12bの下半部の間隙に配置される。
ノズル用ヒータ12bは、主にガス導入ノズル18の端部及びガス排気ノズル19の端部を熱する。ウェーハ用ヒータ12aが単体で使用される場合は、たとえフルパワーであっても、ガス導入ノズル18の端部の温度及びガス排気ノズル19の端部の温度は、約500度以上にならない。一方、ウェーハ用ヒータ12aとノズル用ヒータ12bとが併用される場合は、ガス導入ノズル18の端部の温度及びガス排気ノズル19の端部の温度は、約500度以上に保たれる。ウェーハ用ヒータ12a及びノズル用ヒータ12bが個々に制御可能であれば、より効率的にガス導入ノズル18の端部を熱することができる。
ガス導入ノズル18はガス供給用の管路21及び材料ガス導入バルブ22を介して材料ガスボンベ24に接続する。材料ガス導入バルブ22が開放されるとガス導入ノズル18と材料ガスボンベ24は連通する。材料ガスボンベ24には材料ガスとして、例えばSiH4、Si2H6、SiHCl3、GeH4などのガスが封入される。またガス導入ノズル18は管路21及び塩素含有ガス導入バルブ23を介して塩素含有ガスボンベ25に接続する。塩素含有ガス導入バルブ23が開放されるとガス導入ノズル18と塩素含有ガスボンベ25は連通する。塩素含有ガスボンベ25には塩素を含むガス(「塩素含有ガス」という)として、例えばHCl、C2H2Cl2などのガスが封入される。
エピタキシャル成長処理の際には、鏡面仕上げされたウェーハ1がウェーハホルダ14で支持される。一方、生成物の除去処理の際には、ダミーのウェーハ1がウェーハホルダ14で支持される。ダミーのウェーハ1としては、ヒータ12に加熱されてガス導入ノズル18の端部に熱を輻射し且つチャンバ11内を汚染しないようなものを用いればよい。特にシリコンウェーハが好適である。なお生成物の除去処理の際にも鏡面仕上げされたウェーハ1を使用しても構わないが、使用されたウェーハ1は製品としては使用できなくなる。
ここで図1(a)、(b)を参照して、第1実施形態を用いたエピタキシャル成長処理と生成物の除去処理を説明する。
図1(a)で示されるように、エピタキシャル成長処理の際には、鏡面仕上げされたウェーハ1がウェーハホルダ14で支持される。回転テーブル13が駆動されると、ウェーハホルダ14と共にウェーハ1が回転する。ウェーハ用ヒータ12aの電源が投入されると、ウェーハ1が加熱される。材料ガス導入バルブ22が開放されると材料ガスボンベ24からガス導入ノズル18に材料ガスが流れる。材料ガスはガス導入ノズル18からガス流路17に導入され、ガス排気ノズル19から排気される。材料ガスはガス流路17を通過する際にウェーハ1の表面に接触し反応する。こうしてウェーハ1の表面にエピタキシャル層が成長する。
図1(b)で示されるように、生成物の除去処理の際には、ダミーのウェーハ1がウェーハホルダ14で支持される。ウェーハ用ヒータ12a及びノズル用ヒータ12bの電源が投入されると、ガス導入ノズル18の端部が加熱される。塩素含有ガス導入バルブ23が開放されると塩素含有ガスボンベ25からガス導入ノズル18に塩素含有ガスが流れる。塩素含有ガスはガス導入ノズル18からガス流路17に導入され、ガス排気ノズル19から排気される。ガス導入ノズル18の端部やガス排気ノズル19の端部は、主にノズル用ヒータ12bによって加熱されるため、ガス導入ノズル18の端部やガス排気ノズル19の端部に堆積する生成物と塩素含有ガスとが反応する。こうして生成物は除去される。
本実施形態の生成物の除去処理の際には、ガス導入ノズル18の端部の温度は650度程度に保たれるものとする。しかし本実施形態はこの温度に限られるものではない。塩素含有ガスと生成物は約500度〜800度程度の温度で反応する。したがってガス導入ノズル18の端部の温度はこの温度範囲内であればよく、また温度が一定でなく変動してもよい。本実施形態の生成物の除去処理は約1分〜数分程度行えばよく、またチャンバ11内は常圧でよい。
なお本実施形態では、ノズル用ヒータ12bがウェーハ用ヒータ12aの回りに設けられているが、ノズル用ヒータ12bがガス導入ノズル18の端部に直接設けられていてもよい。
第1実施形態によれば、生成物の除去処理の際に、ノズルに塩素含有ガスを流すと共にノズルを加熱する、といった作業を要するのみであり、エピタキシャル成長装置に対するノズルの着脱作業やノズルのウェット洗浄が不要になる。このため従来よりも生成物の除去処理が短縮化され、エピタキシャル成長装置を長期間停止する必要が無くなる。したがってエピタキシャルウェーハの生産性が向上する。
また第1実施形態によれば、ダミーのウェーハでガス流路が形成されるため、チャンバの内壁などが塩素含有ガス雰囲気に曝されることがない。したがってチャンバの内壁に耐塩素含有ガスのための加工を施す必要がない。
図2(a)、(b)は第2実施形態を模式化して示す図である。図2(a)はエピタキシャル成長処理時のチャンバ内の様子を示し、図2(b)は生成物の除去処理時のチャンバ内の様子を示す。なお図2(a)、(b)において、チャンバ内の構成はチャンバの略中心の断面を示すものとする。
第2実施形態の構成は、第1実施形態のノズル用ヒータ12bを備えていない点と、ノズル移動機構27を備えた点を除いて第1実施形態の構成と同じである。
相対する二つのヒータ12は円盤状のヒータである。相対するヒータ12の間隙には、ウェーハ1と各ウェーハ1を支持するウェーハホルダ14が配置される。ウェーハ1の表面とウェーハホルダ14の表面によってガス流路17が形成される。ガス導入ノズル18の端部は、ウェーハホルダ14の上半円部近傍に配置され、ガス排気ノズル19の端部は、ウェーハホルダ14の下半円部近傍に配置される。
ノズル移動機構27はガス導入ノズル18を上下方向に移動させる。ノズル移動機構27はガス導入ノズル18を直線移動させるものであればどのような構造でもよい。例えばモータの動作を制御してガス導入ノズル18の位置を調整する機構であってもよいし、手動でノズルの位置を調整できる機構であってもよい。ガス導入ノズル18が下方に移動すると、ガス導入ノズル18の端部はヒータ12によって加熱される空間のうち最も温度が高くなる場所(最高温部という)に近づく。ガス導入ノズル18が上方に移動すると、ガス導入ノズル18の端部はヒータ12による最高温度部から遠ざかる。
図2(a)で示されるように、ガス導入ノズル18の端部がヒータ12の上縁部間隙に配置されている場合は、ガス導入ノズル18の端部の温度は約500度以上にならない。
で保たれない。一方、ガス導入ノズル18の端部がヒータ12による最高温度部に近づくほど、ガス導入ノズル18の端部の温度は上昇する。ガス導入ノズル18の端部とヒータ12による最高温度部とをある程度まで近づけると、ガス導入ノズル18の端部を約500度以上に保つことが可能となる。
ここで図2(a)、(b)を参照して、第2実施形態を用いたエピタキシャル成長処理と生成物の除去処理を説明する。
図2(a)で示されるように、エピタキシャル成長処理の際には、鏡面仕上げされたウェーハ1がウェーハホルダ14で支持される。回転テーブル13が駆動されると、ウェーハホルダ14と共にウェーハ1が回転する。ヒータ12の電源が投入されると、ウェーハ1が加熱される。材料ガス導入バルブ22が開放されると材料ガスボンベ24からガス導入ノズル18に材料ガスが流れる。材料ガスはガス導入ノズル18からガス流路17に導入され、ガス排気ノズル19から排気される。材料ガスはガス流路17を通過する際にウェーハ1の表面に接触し反応する。こうしてウェーハ1の表面にエピタキシャル層が成長する。
図2(b)で示されるように、生成物の除去処理の際には、ダミーのウェーハ1がウェーハホルダ14で支持される。ガス導入ノズル18の端部がヒータ12による最高温度部に近づくように、ノズル移動機構27はガス導入ノズル18を下方に移動する。ヒータ12の電源が投入されると、ガス導入ノズル18の端部が加熱される。塩素含有ガス導入バルブ23が開放されると塩素含有ガスボンベ25からガス導入ノズル18に塩素含有ガスが流れる。塩素含有ガスはガス導入ノズル18からガス流路17に導入され、ガス排気ノズル19から排気される。塩素含有ガスはガス導入ノズル18の端部に堆積する生成物と反応する。こうして生成物は除去される。
ガス導入ノズル18の端部の温度や処理時間やチャンバ11の圧力に関しては第1実施形態と同様である。
本実施形態では、ガス導入ノズル18が下方に移動されてガス導入ノズル18の端部が加熱されるが、ガス排気ノズル19が上方に移動されてガス排気ノズル19の端部が加熱されるようにすることも可能である。
第2実施形態によれば、第1実施形態と同様の効果が得られる。
図3(a)、(b)は第3実施形態を模式化して示す図である。図3(a)はエピタキシャル成長処理時のチャンバ内の様子を示し、図3(b)は生成物の除去処理時のチャンバ内の様子を示す。なお図3(a)、(b)において、チャンバ内の構成はチャンバの略中心の断面を示すものとする。
第3実施形態の構成は、第2実施形態のノズル移動機構27の代わりにヒータ移動機構29を備えた点を除いて第2実施形態の構成と同じである。
ヒータ移動機構29はヒータ12を上下方向に移動させる。ヒータ移動機構29はヒータ12を直線移動させるものであればどのような構造でもよい。例えばモータの動作を制御してヒータ12の位置を調整する機構であってもよいし、手動でヒータの位置を調整できる機構であってもよい。ヒータ12が上方に移動すると、ヒータ12によって加熱される空間のうち最も温度が高くなる場所(最高温度部という)はガス導入ノズル18の端部に近づく。ヒータ12が下方に移動すると、ヒータ12による最高温度部はガス導入ノズル18の端部から遠ざかる。
図3(a)で示されるように、ガス導入ノズル18の端部がヒータ12の上縁部間隙に配置されている場合は、ガス導入ノズル18の端部の温度は約500度以上にならない。一方、ヒータ12による最高温度部がガス導入ノズル18の端部に近づくほど、ガス導入ノズル18の端部の温度は上昇する。ヒータ12による最高温度部とガス導入ノズル18の端部とをある程度まで近づけると、ガス導入ノズル18の端部を約500度以上に保つことが可能となる。
ここで図3(b)を参照して、第3実施形態を用いた生成物の除去処理を説明する。なお第3実施形態を用いたエピタキシャル成長処理は、第2実施形態を用いたエピタキシャル成長処理と同じであるため、説明を省略する。
図3(b)で示されるように、生成物の除去処理の際には、ダミーのウェーハ1がウェーハホルダ14で支持される。ヒータ12による最高温度部がガス導入ノズル18の端部に近づくように、ヒータ移動機構29はヒータ12を上方に移動する。ヒータ12の電源が投入されると、ガス導入ノズル18の端部が加熱される。塩素含有ガス導入バルブ23が開放されると塩素含有ガスボンベ25からガス導入ノズル18に塩素含有ガスが流れる。塩素含有ガスはガス導入ノズル18からガス流路17に導入され、ガス排気ノズル19から排気される。塩素含有ガスはガス導入ノズル18の端部に堆積する生成物と反応する。こうして生成物は除去される。
ガス導入ノズル18の端部の温度や処理時間やチャンバ11の圧力に関しては第1、第2実施形態と同様である。
本実施形態では、ヒータ12が上方に移動されてガス導入ノズル18の端部が加熱されるが、ヒータ12が下方に移動されてガス排気ノズル19の端部が加熱されるようにすることも可能である。
第3実施形態によれば、第1、第2実施形態と同様の効果が得られる。
図4は第4実施形態を模式化して示す図である。なお図4において、チャンバ内の構成はチャンバの略中心の断面を示すものとする。
第4実施形態の構成は、第1実施形態のノズル用ヒータ12bを備えていない点と、新たにガス加熱部31を備えた点を除いて第1実施形態の構成と同じである。
塩素ボンベ25の下流側に設けられたガス加熱部31は、塩素含有ガスを熱する機能を有する。塩素含有ガスが加熱されると塩素含有ガスは活性化する。活性化した塩素含有ガスは、ガス導入ノズル18の端部に堆積する生成物と反応し易い。したがって生成物は除去される。
なお本実施形態は、活性化した塩素含有ガスをガス導入ノズル18に流す一実施形態をガス加熱部31として示すにぎない。要は活性化した塩素含有ガスをガス導入ノズル18に流すことができるのであればどのような実施形態でもよい。
本実施形態は第1〜第3実施形態と組み合わせることが可能である。
第4実施形態によれば、第1〜第3実施形態と同様の効果が得られる。
ここまで説明した第1〜第4実施形態は、図6〜図8で示されたエピタキシャル成長装置10を基本構造としていた。しかし本発明の対象はエピタキシャル成長装置10に限定されるものではない。ガス導入ノズルの端部がウェーハに近設されるエピタキシャル成長装置では、ガス導入ノズルの端部が過剰に熱せられる。このためガス導入ノズルの端部に材料ガスの成分からなる生成物が堆積することも考えられる。そのようなエピタキシャル成長装置にも本発明を適用することは可能である。
図1(a)、(b)は第1実施形態を模式化して示す図である。 図2(a)、(b)は第2実施形態を模式化して示す図である。 図3(a)、(b)は第3実施形態を模式化して示す図である。 図4は第4実施形態を模式化して示す図である。 図5は従来のエピタキシャル成長装置の構成を示す図である。 図6は図5とは異なるエピタキシャル成長装置のチャンバ内の構成を示す斜視図である。 図7はエピタキシャル成長装置の断面を側面から示す模式図である。 図8はエピタキシャル成長装置の断面を正面から示す模式図である。
符号の説明
1…ウェーハ 10…エピタキシャル成長装置 11…チャンバ 12…ヒータ 12a…ウェーハ用ヒータ 12b…ノズル用ヒータ 13…回転テーブル 14…ウェーハホルダ 17…ガス流路 18…ガス導入ノズル 19…ガス排気ノズル 24…材料ガスボンベ 25…塩素含有ガスボンベ 27…ノズル移動機構 29…ヒータ移動機構 31…ガス加熱部

Claims (5)

  1. 二つのウェーハの表面が互いに対向して形成されるガス流路と、前記ガス流路の近傍に端部が配置されるノズルとを備え、前記ノズルから前記ガス流路に材料ガスを流してウェーハの表面にエピタキシャル層を成長させるエピタキシャル成長装置において、
    前記ノズルの端部に堆積した材料ガスの成分からなる生成物を除去する処理の際に、二つのダミーウェーハによって前記ガス流路を形成し、前記ノズルから前記ガス流路に塩素を含むガスを流すと共に、前記ノズルの端部を熱し、前記ノズルの端部に堆積した前記生成物と塩素を含むガスとが反応する温度に保つこと
    を特徴とするエピタキシャル成長装置。
  2. ウェーハを熱するウェーハ用ヒータと、前記ノズルの端部に近接してノズルの端部を熱するノズル用ヒータとを備えたこと
    を特徴とする請求項1記載のエピタキシャル成長装置。
  3. 加熱される空間のうち温度が高くなる場所と前記ノズルの端部とを近づけること
    を特徴とする請求項1記載のエピタキシャル成長装置。
  4. 二つのウェーハの表面が互いに対向して形成されるガス流路と、前記ガス流路の近傍に端部が配置されるノズルとを備え、前記ノズルから前記ガス流路に材料ガスを流してウェーハの表面にエピタキシャル層を成長させるエピタキシャル成長装置において、
    前記ノズルの端部に堆積した材料ガスの成分からなる生成物を除去する処理の際に、二つのダミーウェーハによって前記ガス流路を形成し、前記ノズルから前記ガス流路に活性化した塩素を含むガスを流すこと
    を特徴とするエピタキシャル成長装置。
  5. 二つのウェーハの表面が互いに対向して形成されるガス流路と、前記ガス流路の近傍に端部が配置されるノズルとを備えたエピタキシャル成長装置のノズルの端部に堆積した材料ガスの成分からなる生成物を除去するノズルの生成物除去方法において、
    前記ノズルの端部に堆積した材料ガスの成分からなる生成物を除去する処理の際に、二つのダミーウェーハによって前記ガス流路を形成し、前記ノズルから前記ガス流路に塩素を含むガスを流すと共に、前記ノズルの端部を熱し、前記ノズルの端部に堆積した前記生成物と塩素を含むガスとが反応する温度に保つこと
    を特徴とするノズルの生成物除去方法。
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