JP2009135238A - 気相成長装置及び気相成長方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】チャンバ内において、気相成長反応後の原料ガスを速やかにチャンバ外へと排気し、半導体基板全面において膜厚及び不純物濃度の均一性が高く、汚染の少ない結晶膜を成長させられる高スループットの気相成長装置及び気相成長方法を提供する。
【解決手段】リング107の回転によって回転するタービン翼110が、環状ホルダ106の側端から略水平に押し出された反応後の原料ガスを引き込み、チャンバ101からの排気を促進する。これによって、ウェハ103全面において膜厚及び不純物濃度の均一性が高く、汚染の少ないエピタキシャル膜の成長速度を向上させることが出来る。
【選択図】図1

Description

本発明は、気相成長装置及び気相成長方法に係り、特に半導体基板へ成長させる結晶膜厚及び不純物濃度の均一性の向上を容易にする気相成長装置及び気相成長方法に関する。
超高速バイポーラ素子、超高速CMOS素子、パワーMOS素子等が形成された半導体デバイスの製造において、結晶膜の膜厚や不純物濃度を制御することが出来る気相成長技術、例えばエピタキシャル成長技術は、半導体デバイスの性能の向上させるために不可欠な技術となっている。シリコンウェハ等の半導体基板の表面に単結晶膜を成長させるエピタキシャル成長等の気相成長方法には、一般に常圧化学気相成長法が用いられ、場合によっては減圧化学気相成長(LPCVD)法が用いられる。
半導体基板の大口径化は未だ勢いが衰えず、例えば現在のところ最先端とされる300mmφウェハ(12インチ)の半導体基板が主流となりつつある。そして、さらに次世代のスタンダードとされる450mmφウェハ(18インチ)が実用化された場合、半導体基板全面において結晶膜の膜厚や不純物濃度の均一性は従来よりも一層向上されなければならない。半導体基板の大口径化の結果、数多くのダイを切り出せたところで、結晶膜の部分ごとの誤差が大きく、歩留まりが向上されていなければ、大口径化は意味を為さない。
また、近年の半導体デバイスの加速度的な超高集積化、パターンの超微細化が進んだ半導体デバイスの製造においても、半導体基板に成長させる結晶膜厚及び不純物濃度の高い均一性はより重要視される。
そのため、超高速半導体デバイスや高耐圧半導体デバイスの製造において、結晶膜の膜厚や抵抗率の制御が行ないやすい枚葉型気相成長装置にかかる比重はさらに高まっている。
ここで、従来の枚葉型気相成長装置として、原料ガスの流れを制御することで半導体基板に均一に結晶膜を成長させる種々の構造が設けられた気相成長装置が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
図8は、従来の気相成長装置200を示す概念図である。
従来の気相成長装置200では、反応炉201内に収容された支持台206に載置される半導体基板203をヒータ209によって加熱し、所定の速度で回転させながら、半導体基板203の表面に対して略垂直に原料ガスを供給する。そして、略垂直に供給された原料ガスは、半導体基板203の表面近傍で気相成長反応を行ないながら、流れる方向を略水平に変える。
図9は、従来の気相成長装置における原料ガスの流れを模式的に示した概念図である。図9における点線の矢印は、反応炉201内の原料ガス流を示す。
従来の気相成長装置200では、原料ガスの一部が反応炉201の外壁内面に衝突することが問題となっていた。
反応炉201の外壁内面に衝突した原料ガスは、ガス排気部205が設けられた反応炉201の下方だけでなく、上方にも巻き上がる。そして、反応炉201の中央方向へ巻戻り、半導体基板203上の原料ガス流を乱してしまう。このため、原料ガスの供給が不均一になり、半導体基板203に成長させる結晶膜厚及び不純物濃度の均一性を低下させてしまう。
このように、枚葉型気相成長装置において、反応後の原料ガスがスムーズに半導体基板上から排出されず、反応炉201から排気されないことが、半導体基板に成長させる結晶膜の、特に周縁部における品質を低下させる一因となってしまっていた。
特開平11−67675号公報
本発明は、反応後の原料ガスの反応炉外への排気を促進することで、結晶膜の成長速度の向上と、結晶膜厚及び不純物濃度の均一性の向上とを同時に達成することが出来る気相成長装置及び気相成長方法を提供することを目的とする。
本発明の気相成長装置は、
半導体基板を収容する反応炉と、
反応炉の上部に設けられた原料ガスを供給するガス供給部と、
反応炉の一部に設けられたガス排気部と、
反応炉の内部に設けられた半導体基板を支持する半導体基板支持部と、
半導体基板支持部が取り付けられる回転部材とを備えた気相成長装置であって、
回転部材側面に翼が固設されることを特徴とする。
上述の翼は、その主表面を、回転部材の中心軸に直交して放射状に延ばした仮想線を回転軸として、半導体支持部上面に対し所定の角度に傾斜させて固設されることが好ましい。
上述の翼は、回転部材の側面に略等間隔に固設されることが好ましい。
上述の翼は、回転部材の側面の同一の高さに固設されることが好ましい。
本発明の気相成長方法は、
反応炉内に収容され、回転させられながら加熱された半導体基板に原料ガスを供給し、気相成長を行なう気相成長方法であって、
半導体基板を支持する半導体基板支持部が取り付けられた回転部材側面に、
翼を設け、回転することによって、反応後の原料ガスの排気を促進させることを特徴とする。
本発明によれば、反応後の原料ガスのチャンバ内での巻戻りを起こさず、半導体基板上面から外向きへと排気し、半導体基板全面に膜厚及び不純物濃度の均一性が高く、汚染の少ない結晶膜を成長させることが出来る。
以下、本発明の好適な実施形態を用いたエピタキシャル成長装置について図面を参照して説明する。
実施形態1
図1は、本実施形態のエピタキシャル成長装置100の要部構成を示す概念図である。
図1に示すように、エピタキシャル成長装置100は、例えばステンレス製で中空の円筒形のチャンバ101、チャンバ101内にシリコン源となる成分を含んだ原料ガスを供給するガス供給部102、ガス供給部102から供給された原料ガスを整流し、下方に配置されるウェハ103(半導体基板の一例)に対して層流の状態で送出するガス整流板104が備えられる。ガス整流板104は、例えば石英ガラス製の中空の円盤状で、ウェハ103に対向する面に、原料ガスを通過させる例えば1mmφの貫通孔が均等な分布で多数穿孔されており、原料ガスを均等に整流して送出する。
そして、チャンバ101の下部にはウェハ103表面においてエピタキシャル成長反応が行なわれた後の原料ガス及び反応生成物をチャンバ101外へと排出するガス排気部105が設けられている。ガス排気部105は、図示しない真空ポンプに接続されており、チャンバ101内を所定の圧力に保持する。
上述したチャンバ101の内部には、ウェハ103が載置される環状ホルダ106(サセプタとも言う)が上部に取り付けられた回転部材であるリング107が設けられる。
リング107は、チャンバ101の下部を貫通して回転自在に設けられ、チャンバ101外において図示しない回転機構に接続されている。なお、リング107とチャンバ101の下部外壁は真空シール部材等を介してチャンバ101内外を気密に隔絶している。
環状ホルダ106の中央部には、ウェハ103の内径よりも小さい貫通孔が形成されている。また、環状ホルダ106の内端には、ウェハ103の厚みと略同一或いはこれよりも浅く、且つウェハ103の外径よりも僅かに大きい凹部108が形成されている。ここで、ウェハ103は、凹部108に収まるように載置される。このため、環状ホルダ106は、ウェハ103に対し遠心力等の略水平の方向の力が働いても、安定してウェハ103を支持することが出来る。
また、上述のリング107の中空の内部には、ウェハ103を裏面から加熱するヒータ109が設けられている。上述のように、環状ホルダ106の中央部には貫通孔が形成され、ウェハ103の裏面が露出されている。そのため、ウェハ103にヒータ109からの熱を効率よく与えることが出来、素早い加熱が可能である。
図2は、リング107の構成の一部を拡大して示した側面図である。また、図3は、環状ホルダ106及びリング107の構成を示した上面図である。
図2及び図3に示すように、その中心軸に略平行であるリング107の側面には、主表面をリング107の中心軸に直交して放射状に延ばした仮想線を回転軸として、環状ホルダ106の上面に対し所定の角度に傾斜させたタービン翼110(翼の一例)が略等間隔に複数固設される。また、タービン翼110は全て略同一の高さ位置に固設される。
このため、リング107は、高速で回転させても重心がぶれず、回転による振動が発生しない。このため、回転に伴う振動によって環状ホルダ106からウェハ103が外れ、破損させる虞は低減される。また、環状ホルダ106から外れたウェハ103が衝突することでエピタキシャル成長装置100自体をも破損させる危険性も低減させることが出来る。
なお、リング107の回転に伴う振動を抑止するためには、タービン翼110がそれぞれリング107の回転軸に対する回転対称の位置に固設されていれば、より好ましい。
上述のタービン翼110は、所定の大きさの平坦な長方形に形成された炭化ケイ素(SiC)製の板状部材がリング107の側面に対し垂直に埋め込まれるようにして固設される。
また、このとき複数のタービン翼110は、環状ホルダ106の上面に対し同一の所定の傾斜角度が設定される。
ここで、タービン翼110は、リング107の回転に付随する回転によってタービン翼110の上方のガスを引き込み、略下向きの流れを形成する任意の傾斜角度が設定される。また、リング107の回転方向に従い、タービン翼110の傾斜角度を適宜変更する。
なお、図3において、リング107の側面には16枚のタービン翼110を固設したが、設ける枚数について適宜増減しても良く、これに限定するものではない。
また、例えばリング107は、タービン翼110の先端から、ウェハ103の中心に対し反対側の一方に固設されたタービン翼110の先端までの長さよりも大きい直径の円筒形状の炭化ケイ素材を、タービン翼110が形成されるように削り出して作成しても良い。
以下、本実施形態の気相成長方法について、図を参照しながら詳細に説明する。
図4は、本実施形態の気相成長方法における原料ガス流を模式的に示した概念図である。図4における点線の矢印は、チャンバ101内の原料ガス流を示す。以下、他の各図面においても同様である。
また、図5は、タービン翼110の回転によって形成される原料ガス流を模式的に示した概念図である。
本実施形態の気相成長方法は、ウェハ103を常圧或いは所定の圧力に保持したチャンバ101内に収容し、環状ホルダ106に形成された凹部108に載置する。
そして、リング107を略水平の所定の方向に、所定の速度で回転させながら、環状ホルダ106の下部に設けられたヒータ109を用い、ウェハ103全面において均一な温度になるように加熱する。
上述のように、回転させられながら加熱されたウェハ103に対し、ガス供給部102から原料ガスを略垂直に供給する。ガス供給部102から供給された原料ガスは、ガス整流板104を通過することで整流され、ウェハ103に対し均一に供給される。
そして、例えば1100℃以上に加熱されたウェハ103上で原料ガスの熱分解反応或いは水素還元反応が行なわれ、ウェハ103表面にエピタキシャル膜が成長する。
このとき供給する原料ガスは、キャリアガスとなる水素(H)等にモノシラン(SiH4)、ジクロロシラン(SiH2Cl2)、トリクロロシラン(SiHCl3)等のシラン系ガスとドーパントとしてボロン系のジボラン(B2H6)、リン系のホスフィン(PH3)、砒素系のアルシン(AsH3)等のドーパントガスのいずれかを所定の濃度で添加したものが用いられる。例えば、ジボランが添加されボロンがドープされたエピタキシャル膜はp型の導電性を示し、またホスフィン或いはアルシンが添加されリン或いは砒素がドープされたエピタキシャル膜はn型の導電性を示す。
図4に示すように、ウェハ103に対して略垂直に供給された原料ガスは、ウェハ103表面近傍でエピタキシャル成長を行ないながら、流れる方向を略水平に変える。そして、反応後の原料ガスは、環状ホルダ106が回転することによって、回転中心であるウェハ103の中心に対して略外向きに押し出される。これにより、ガス供給部102から順次新鮮な原料ガスがウェハ103に供給される原料ガス流が形成され、エピタキシャル膜の成長速度を高く維持することが出来る。
リング107の側面に固設されたタービン翼110は、ウェハ103を回転させるために回転するリング107に付随して回転する。すると、タービン翼110の上方のガスを引き込み、略下向きのガス流を形成する。
図5に示すように、環状ホルダ106上面の側端から略水平に押し出された反応後の原料ガス流は、タービン翼110の回転によって略下向きに方向が変えられ、流速が加速される。そして、チャンバ101下部に設けられたガス排気部105からチャンバ101外へと排出される。
この結果、従来のエピタキシャル成長装置において問題となっていた、反応後の原料ガスがチャンバ101の外壁内面に衝突し、ウェハ103上への巻戻りを抑止される。これにより、ウェハ103上の中心から外向きへ一定方向のスムーズな原料ガスの流れが形成され、ウェハ103全面において均一な膜厚及び不純物濃度のエピタキシャル膜の成長を行なうことが出来る。
また、反応後の原料ガスの排気が促進されることで後から供給される新鮮な原料ガスを順次ウェハ103に供給することが出来る。そのため、ウェハ103に成長させるエピタキシャル膜の成長速度を高く維持することが出来る。
また、チャンバ101の外壁内面等に副生成物等が付着していても、反応後の原料ガスの巻戻りの流れによって飛散せず、ウェハ103を汚染する虞が低減出来る。このため、パーティクルの付着によるエピタキシャル膜の結晶欠陥等の発生を抑止することが出来る。
さらに、本実施形態では、チャンバ101内の反応後の原料ガスの流速を加速することでチャンバ101内からの排気を促進させるため、チャンバ101へのガスの供給から排気までの所要時間を短縮させることが出来る。
チャンバ101内には、原料ガスの成分に由来する副生成物が各所に堆積する。特に、ヒータ109などの熱源から遠いため、温度が低いガス排気部105周辺はこれが顕著である。この副生成物を放置すると、ガス排気部105が閉塞しチャンバ101内の圧力がばらついたり、ガスの排気が不可能になったりする。これを防止するため、エピタキシャル成長装置100の一定稼働時間ごとに、チャンバ101を開封して、内部を洗浄することが必要となる。
内部洗浄が行われると、外気によってチャンバ101内がパーティクル等で汚染される。そのため、この洗浄を行なった後、再度エピタキシャル成長装置100を稼働させる前には、チャンバ101内に流入した外気の入れ替え及びパーティクル等の排出のため、水素等を供給してチャンバ101内をパージする。これらのパージガスも、原料ガスと同様の供給排気経路を介してチャンバ101内を通過させる。
そのため、本実施形態を採用すれば、チャンバ101内の水素パージ等といった成膜作業以外の作業においても、作業効率の向上を期待することが出来る。
したがって、本実施形態では、エピタキシャル膜の成長速度の向上と、パージ等の作業効率の向上とが同時に達成出来るため、エピタキシャル成長装置100の高スループット化に寄与することが出来る。
(実施形態2)
次に、本発明の好適な他の一例について説明する。
図6は、本実施形態の環状ホルダ106及びリング107aの構成を示した側面図である。また、図7は、タービン翼110aが固設されたタービン翼リング111を示した上面図である。
図7に示すように、本実施形態のタービン翼110aは、リング107aの外径よりも僅かに大きく、リング107aに嵌合させられる内径のタービン翼リング111の表面に形成されている。そして、図6に示すように、円筒形のリング107aにタービン翼リング111を嵌合し、リング107aの回転に付随してタービン翼110aを回転させる。
これを用い、環状ホルダ106上面の側端から押し出された反応後の原料ガス流を引き込み、略下向きの流れに変える。そして、ガス流の流速を加速させることにより、チャンバ101外への反応後の原料ガスの排気を促進する。
本実施形態では、タービン翼110aの一部が破損し、効果を発揮させられなくなった場合、リング107a全体を交換する必要がなく、タービン翼リング111だけを交換すれば良い。そのため、部材の交換に必要な金銭的、時間的コストを削減することが出来る。
なお、本実施形態を説明する上で、実施形態1で説明した内容と重複するものについては説明を省略する。
以上、具体例を参照しつつ、実施形態について説明した。
本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することが出来る。
例えば、図1において、ガス排気部105はチャンバ101の下部に2箇所設けるように示したが、タービン翼110によって流速を加速されたガス流がチャンバ101の底面において滞留或いは逆流しないよう、適宜増設して排気能力を向上させても良い。
また、本発明は気相成長装置の一例としてエピタキシャル成長装置について説明したが、これに限るものではなく、ウェハの表面に所定の結晶膜を気相成長させるための装置であれば構わない。
例えば、ポリシリコン膜を成長させることを目的とした装置であってもよい。
更に、装置の構成や制御の手法等、本発明に直接必要としない部分等については記載を省略したが、必要とされる装置の構成や制御の手法等を適宜選択して用いることが出来る。
その他、本発明の要素を具備し、当業者が適宜設計変更しうるすべての気相成長装置、及び各部材の形状は、本発明の範囲に包含される。
本発明の実施形態1の気相成長装置の要部構成を示す概念図である。 実施形態1のリングの構成の一部を拡大して示した側面図である。 実施形態1の環状ホルダ及びリングの構成を示した上面図である。 実施形態1の気相成長方法における原料ガスのガス流を模式的に示した概念図である。 実施形態1のタービン翼の回転によって形成される原料ガス流を模式的に示した概念図である。 本発明の実施形態2の環状ホルダ及びリングの構成を示した側面図である。 実施形態2のタービン翼が固設されたタービン翼リングを示した上面図である。 従来の気相成長装置を示す概念図である。 従来の気相成長装置における原料ガスの流れを模式的に示した概念図である。
符号の説明
100…エピタキシャル成長装置
101…チャンバ
102…ガス供給部
103…ウェハ
104…ガス整流板
105…ガス排気部
106…環状ホルダ
107…リング
108…凹部
109…ヒータ
110…タービン翼
111…タービン翼リング

Claims (5)

  1. 半導体基板を収容する反応炉と、
    前記反応炉の上部に設けられた原料ガスを供給するガス供給部と、
    前記反応炉の一部に設けられたガス排気部と、
    前記反応炉の内部に設けられた前記半導体基板を支持する半導体基板支持部と、
    前記半導体基板支持部が取り付けられる回転部材とを備えた気相成長装置であって、
    前記回転部材側面に翼が固設されることを特徴とする気相成長装置。
  2. 前記翼は、その主表面を、前記回転部材の中心軸に直交して放射状に延ばした仮想線を回転軸として、前記半導体基板支持部上面に対し所定の角度に傾斜させて固設されることを特徴とする請求項1に記載の気相成長装置。
  3. 前記翼は、前記回転部材の側面に略等間隔に固設されることを特徴とする請求項1もしくは請求項2に記載の気相成長装置。
  4. 前記翼は、前記回転部材の側面の同一の高さに固設されることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の気相成長装置。
  5. 反応炉内に収容され、回転させられながら加熱された半導体基板に原料ガスを供給し、気相成長を行なう気相成長方法であって、
    前記半導体基板を支持する半導体基板支持部が取り付けられた回転部材側面に、
    翼を設け、回転することによって、反応後の原料ガスの排気を促進させることを特徴とする気相成長方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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