JP4827002B2 - パチンコ機 - Google Patents

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Description

本発明は、遊技板に可動部材が設けられたパチンコ機に関するものである。
従来から、装飾効果や演出効果を高めるために、遊技板に可動部材を設けて駆動せしめるようにされたパチンコ機が知られている。例えば、特許文献1に記載の如きパチンコ機が、それである。
ところで、遊技板に設けられる可動部材として、例えば、人間やロボットの腕、或いはショベルカーのアーム等のように、関節を中心に回動せしめられる腕部を有する可動部材を採用することが考えられる。
このような腕部は、遊技者に現実味を帯びた演出効果を与えるために、実物に近い動きを再現することが望ましい。例えば、実物のショベルカーが砂を掬う場合には、先ずショベルを含むアームの全体を地面に向けて回動せしめてショベルの先端部分を地面に接触せしめた後に、先端のショベル部分のみを更に車体側に回動せしめるという動きが一般的である。
かかる動きをパチンコ機の可動部材で再現するためには、ショベルに相当するショベル部材とアームに相当するアーム部材の一対のリンク部材を連結軸で回動可能に連結してショベルカーアームを構成すると共に、実際のショベルカーと同様に、ショベル部材およびアーム部材のそれぞれを駆動せしめるシリンダをリンク部材のそれぞれに設けることが考えられる。このようにすれば、先ず、アーム部材を駆動せしめてアーム全体を回動せしめた後に、ショベル部材のみを駆動せしめて回動せしめることが出来る。
ところが、このような構成では、構造が複雑になると共に、各シリンダの作動を高度に制御する必要が生じることから、好ましいものではない。更に、液圧で作動するシリンダを設けた場合には、液漏れのおそれも生ずる。多くの電子機器を備えたパチンコ機の内部で液漏れが生じることが好ましくないことは明らかである。
また、ロボット等の分野で良く知られているように、腕部の関節に相当する各連結軸に電気モータ等を備えて、各リンク部材をそれぞれ単独で駆動制御することも考えられる。しかし、このような構成も上述の如きシリンダを採用した構成と同様に、構造および制御の何れの点においても複雑化を招くことから、好適に採用され得るものではない。
特開2004−8538号公報
ここにおいて、本発明は上述の如き事情を背景として為されたものであって、その解決課題とするところは、連結軸で連結された一対のリンク部材の全体を同時に回動せしめた後に、一方のリンク部材のみを更に回動せしめる作動を簡易な構成をもって実現し得る、新規な構造のパチンコ機を提供することにある。
以下、前述の如き課題を解決するために為された本発明の態様を記載する。なお、以下に記載の各態様において採用される構成要素は、可能な限り任意の組み合わせで採用可能である。また、本発明の態様乃至は技術的特徴は、以下に記載のものに限定されることなく、明細書全体および図面の記載、或いはそれらの記載から当業者が把握することの出来る発明思想に基づいて認識されるものであることが理解されるべきである。
(本発明の態様1)
すなわち、本発明の態様1は、遊技板に可動部材が設けられたパチンコ機であって、前記遊技板に設けられた回動軸に第一のリンク部材の一方の端部を回動可能に取り付けると共に、該第一のリンク部材の他方の端部に設けられた連結軸に第二のリンク部材の一方の端部を回動可能に連結することによって、それら第一及び第二のリンク部材を含んで前記可動部材を構成する一方、該第一のリンク部材の該回動軸回りの回動範囲を制限する回動範囲制限手段を設けると共に、所定の長さ寸法を有する駆動力伝達部材に長手方向に延びるラックを形成して、該ラックを該遊技板に取り付けられた電気モータによって回転せしめられるピニオンに噛合せしめることによって、該駆動力伝達部材を該ピニオンを中心として回動方向及び長手方向で相対変位可能に該遊技板に設けて、該駆動力伝達部材の端部を該第二のリンク部材に設けられた駆動力伝達軸に回動可能に連結することによって、該第二のリンク部材に対して該連結軸回りの回動方向の駆動力を及ぼすと共に該第二のリンク部材を介して該第一のリンク部材に対して該回動軸回りの回動方向の駆動力を及ぼす回動駆動手段を設けたことを、特徴とする。
本態様に従う構造とされたパチンコ機においては、駆動力伝達部材を回動せしめた分、長手方向に延び出させることが出来ることから、第二のリンク部材を連結軸回りで回動せしめることなく、第一および第二のリンク部材を一体的に回動軸回りで回動せしめることが出来る。即ち、回動駆動手段によって第二のリンク部材を介して第一のリンク部材に駆動力を及ぼして、第一のリンク部材を回動軸回りで回動せしめる際に、第二のリンク部材の第一のリンク部材に対する相対位置の変化分を駆動力伝達部材が延び出して吸収することによって、互いのリンク部材の相対位置を変化せしめることなく、それらの全体を回動軸回りで回動せしめることが出来るのである。そして、第一のリンク部材の回動が回動範囲制限手段によって規定された後に、更に駆動力伝達部材を長手方向で変位せしめて第二のリンク部材に駆動力を及ぼすことによって、第二のリンク部材を第一のリンク部材に対して、連結軸回りで回動せしめることが可能とされている。このようにして、第一および第二の一対のリンク部材の全体を回動せしめた後に、第二のリンク部材のみを回動せしめるという作動を実現することが可能とされている。
ここにおいて、本態様に従う構造とされたパチンコ機においては、回動駆動手段によって、第一及び第二のリンク部材の両方を駆動せしめることが可能とされており、それぞれのリンク部材毎に駆動手段を設けること無しに、第一及び第二のリンク部材の全体を同時に回動せしめた後に、第二のリンク部材のみを回動せしめる作動を実現することが可能とされているのである。そして、特に本態様においては、回動駆動手段を、ラック・ピニオン機構による簡易な構成をもって実現することが可能とされているのである。
なお、回動範囲制限手段および回動駆動手段の具体的な構造としては、各種の構造を適宜に採用することが可能である。
例えば、回動範囲制限手段の構造としては、回動軸回りに延びるスリットを遊技板に形成すると共に、第一のリンク部材に形成した係止突片を該スリットに挿し通して、該係止突片の変位量を該スリットで制限することによって第一のリンク部材の回動範囲を制限しても良いし、或いは、単に遊技板上に第一のリンク部材を係止する係止突部を設ける等しても良い。
(本発明の態様2)
本発明の態様2は、前記態様1に係るパチンコ機において、前記駆動力伝達軸を、前記連結軸に対して前記第二のリンク部材の長手方向寸法よりも小さい離隔距離をもって該第二のリンク部材における該連結軸側の端部に設けると共に、前記駆動力伝達部材を、該第二のリンク部材の長手方向で前記第一のリンク部材と同じ側に配設したことを、特徴とする。
本態様に従う構造とされたパチンコ機においては、駆動力伝達軸の連結軸回りの回動量が小さい場合でも、リンク部材の長手方向先端部分を、連結軸回りで大きく回動せしめることが可能となる。これにより、駆動力伝達部材の長さ寸法を小さくすることが出来ると共に、本態様においては、駆動力伝達部材が第二のリンク部材の長手方向で第一のリンク部材と同じ側に配設されていることから、これら第一のリンク部材、第二のリンク部材、および駆動力伝達部材の全体の配設スペースを小さくすることが出来て、優れたスペース効率を得ることが出来る。
上述の説明から明らかなように、本発明に従う構造とされたパチンコ機においては、簡易な構成をもって、一対のリンク部材の全体を回動せしめた後に、一方のリンク部材のみを回動せしめる作動を実現することが可能となる。これにより、製造コストの低減、配設スペース等の設計自由度の向上や故障などのおそれの低減等を図ることが出来る。
以下、本発明を更に具体的に明らかにするために、本発明の実施形態について、図面を参照しつつ、詳細に説明する。なお、以下の説明において、上下方向および左右方向とは、原則として、遊技者から見た上下方向および左右方向をいうものとし、表面、裏面および前面、後面についても、原則として、遊技者から見た表面、裏面、および前面、後面をいうものとする。
図1には、本発明の一実施形態としてのパチンコ機10が示されている。このパチンコ機10は、縦長な方形状に枠組み形成された外枠12を備えている。外枠12には、その一側において開閉自在に軸支された状態で、パチンコ機の主要構成部の略全てが集約して設けられる中枠14が組み付けられている。また、中枠14の表側には、中枠14に対して裏側から取り付けられた遊技盤16を透視保護するためのガラス板を備えたガラス枠18と、上皿20を備えた皿板22がそれぞれ中枠14の一側に開閉自在に軸支された状態で組み付けられている。更にまた、上皿20の下方には、下皿24が設けられており、かかる下皿24の右方には、発射ハンドル26が突設されている。そして、遊技者が発射ハンドル26に対して回動可能に装着された発射レバー28を回動操作することにより、上皿20に貯留された遊技球が球送り機構(図示せず)を介して発射装置(図示せず)に送られた後、遊技盤16に形成された遊技領域30に向けて発射されるようになっている。
遊技盤16は、図2に示すように、表面に合成樹脂製のシートが被着された遊技板31を備えており、かかる遊技板31の表面側に固定されたガイドレール32によって囲まれた略円形の遊技領域30には、その略中央部分において、遊技板31の裏面から組付けられた図柄表示装置としての液晶表示器の表示画面34が遊技者に視認可能に配設されている。そして、かかる表示画面34の下方において、始動入賞装置36や特別可変入賞装置38等の各種構造物が固定的に設けられている。なお、特に本実施形態においては、図柄表示装置として液晶表示器を用いているが、その他CRTやLEDを用いた表示器や、ドラムユニットなどを用いることも可能である。
このような遊技領域30に向けて発射された遊技球は、遊技領域30を流下せしめられることとなる。そして、遊技球が始動入賞装置36に入賞すると、表示画面34において複数の変動図柄(図示せず)の変動表示が開始され、それら複数の変動図柄の変動表示が所定時間行われる。その後、複数の変動図柄が特定の停止表示態様で停止表示された場合には、所謂大当たり遊技状態が発生し、通常の遊技状態では特別可変入賞装置38の入口を塞いでいる扉40が予め定められた作動条件に従って開閉作動せしめられるようになっている。これにより、特別可変入賞装置38の入口が開放されて、特別可変入賞装置38への遊技球の入賞が可能となり、その結果、遊技者は通常の遊技状態では得ることができない利益(賞球)を得ることが可能となる。
また、表示画面34の周囲には、表示画面34を装飾するための装飾部材としてのセンター飾り42が配設されている。センター飾り42は、略枠体形状を有する装飾枠としての本体枠44と、図3に示す貫通孔46を有する取付板部材48が組付けられて構成されている。そして、遊技板31を挟んで、前方から本体枠44が組み付けられると共に、後方から取付板部材48が組み付けられることによって、センター飾り42が遊技板31に組み付けられるようになっている。そこにおいて、本実施形態においては、貫通孔46における開口端の断面の大きさおよび形状が表示画面34の大きさおよび形状と対応しており、それによって、遊技盤16の裏側に配設された液晶表示器の表示画面34が貫通孔46および本体枠44を通じて視認可能とされている。そして、遊技板31に対して前述のガイドレール32、始動入賞装置36等が取り付けられると共に、遊技釘が打ち込まれることによって、遊技領域30が構成されている。
さらに、本体枠44における貫通孔46よりも上方に位置せしめられる部分には、本体枠44から前方に突出せしめられた庇50が形成されており、かかる庇50は、貫通孔46の上方から左右両側にまで延び出している。
また、取付板部材48における貫通孔46の左側には、鉛直方向に延びるワープ通路52が形成されており、かかるワープ通路52の上側端部が、本体枠44に形成されてセンター飾り42の外側に開口するワープ入口54と接続されている。一方、ワープ通路52の下側端部には、センター飾り42の内側に開口するワープ出口56が形成されている。これにより、センター飾り42の外側領域からワープ入口54に入った遊技球は、ワープ通路52を通じてセンター飾り42の内側領域に導かれるようになっており、ワープ出口56から表示画面34の下側に設けられた転動面としてのステージ60に案内されて、ステージ60上における左側端部から右側端部に向けて転動せしめられるようになっている。
本実施形態におけるステージ60は、表示画面34の左右方向幅寸法の半分よりもやや大きな幅寸法をもって形成されており、表示画面34の左側端部から右側に延びるように配設されている。ステージ60には、転動面としての3つの傾斜面62a,62b,62cが前方から順に形成されており、後方に位置する傾斜面62cから前方に位置する傾斜面62aの順に、高さ位置が低くされている。そして、ステージ60上を転動する遊技球は、傾斜面62a,62b,62cを通って、再び、遊技領域30上を流下せしめられるようになっている。
ここにおいて、特に本実施形態では、ステージ60の前側に位置する傾斜面62aの中央部分に形成された誘導路64の出口の真下に始動入賞装置36が配設されている。それによって、誘導路64を通って再び遊技領域30上を流下せしめられる遊技球は、始動入賞装置36に入賞し易くされている。
また、特に本実施形態におけるステージ60のワープ出口56と反対側の端部(右側端部)には、ステージ60の内方に向かって斜め上方に延びる略板形状を有する返し部材66(図3参照)が設けられており、返し部材66の内周面とステージ60の右側端部によって、円弧状に立ち上がる返し面が形成されている。これにより、転動の勢いの大きな遊技球が、返し面で折り返されて、ステージ60の右側(後述する可動役物68における本体部78側)に飛び出すことのないようにされている。
また、ステージ60の右側には、可動部材としての可動役物68が配設されている。図4および図5に、可動役物68を示す。可動役物68は、ショベルカーを模した車両部材70と、鉄骨を模した第一乃至第三の鉄骨部材72,74,76を含んで構成されている。
より詳細には、車両部材70は、ショベルカーの本体部分にあたる本体部78の上端部およびショベルカーのアームにあたるアーム部80の一方の端部が、取付板部材48における貫通孔46の右側に設けられた回動軸82回りで回動可能に構成されている。
本体部78は、上下方向に延びる揺動板88を含んで構成されており、揺動板88の長手方向略中間部分には、運転席を模した略矩形状を有する運転席部材90が被されて一体的に取り付けられている。更に、揺動板88の運転席部材90から上方に突出せしめられた部位は、運転席部材90に近接した位置で僅かに屈曲せしめられて、ショベルカーの基端側のアームの如き形状とされている。なお、図面からは必ずしも明らかではないが、揺動板88の上側端部には、後方に突出する軸受が形成されており、かかる軸受が、後述する揺動アーム151の端部において回動軸82上で前方に突出形成された軸に外挿されることによって、揺動板88の全体が回動軸82回りで回動可能とされている。このように、ショベルカーを模した形状とされた車両部材70における基端側のアームは、運転席部材90に対して固定的に形成されて、運転席部材90と一体的に動くようにされている。
一方、揺動板88における下端部は左右方向寸法が広げられていると共に、揺動板88において後述する案内部材94と対向せしめられることとなる底面は、所定の曲率を有する円弧状面とされている。更に、揺動板88の底面には、一定の突出寸法をもって底面に沿うように延びる円弧状の案内片92(図16参照)が一体的に形成されている。そして、案内片92が、取付板部材48に取り付けられた案内部材94の案内溝96に挿し入れられている。
図6および図7に、案内部材94を示す。案内部材94は、取付板部材48への取付状態において、右側から左側に向かって上向きに延びる略円弧状の部材とされており、取付板部材48においてステージ60の右側に形成された配設スペースの略全体に亘る左右方向の長さ寸法をもって形成されている。
かかる案内部材94には、長さ寸法の略全体に亘って上方に開口する案内溝96が形成されている。案内溝96は、案内部材94の形状に沿って円弧状に延びる溝部とされており、案内溝96の両側の縁部98,98も、案内溝96と同じ曲率をもって湾曲せしめられた円弧形状とされている。ここにおいて、案内溝96および縁部98,98の曲率が、それぞれ、揺動板88における案内片92および揺動板88の底面の曲率よりも僅かに大きな曲率とされており、互いに沿うような形状とされている。また、案内溝96における左側の端部には開口部100が形成されており、案内部材94の側方に開口せしめられている。更に、案内溝96における開口部100からやや内方の部位には、係止突部102が形成されており、揺動板88の案内片92に設けられた係止突片(図示せず)が係止せしめられることによって、揺動板88の過大変位が制限されている。
さらに、案内部材94における前面には、前方に突出するラック形成部103が形成されている。ラック形成部103の上端面は、案内溝96に沿うように延びる円弧状面とされており、かかるラック形成部103の上端面に、案内面としての案内ラック104が形成されている。以上のように、案内部材94における案内溝96、案内溝96の縁部98,98、および案内ラック104は、互いに略平行に延びる円弧形状とされている。
このような構造とされた案内部材94は、取付板部材48におけるステージ60の右側において、その左側側面がステージ60の右側側面と接するようにされると共に、その長手方向が表示画面34に対して略平行に延びるように配設される。そして、揺動板88の案内片92が案内溝96に挿し入れられて、案内部材94の長手方向に案内されるようになっている。なお、案内部材94は、本体枠44が被されることによって、遊技者から視認困難とされるようになっている。
また、揺動板88における下端部には、揺動板88を表裏の両側から挟むようにして、表側からローラ部材108が取り付けられると共に、裏側からラック部材110が取り付けられている。
図8乃至図10に、ローラ部材108、ラック部材110、案内部材94、および後述する車台側モータ128を示す。なお、図10は、車台側モータ128を除いた状態を図示する。ラック部材110の上端部には、上方に突出する取付板部114が形成されており、かかる取付板部114に形成された一対の嵌入部116,116に対して揺動板88に突設されたボスが嵌め入れられることによって、ラック部材110が揺動板88に取り付けられるようになっている。
一方、ラック部材110の底面は、揺動板88の底面と略等しい曲率を有する円弧状面とされている。これにより、ラック部材110の揺動板88への取り付け状態において、互いの底面が略同じ形状とされており、ラック部材110の底面と略面一とされた揺動板88の底面から、案内片92が突出せしめられるようになっている。それと共に、ラック部材110の底面は、案内部材94における縁部98の曲率よりも僅かに小さな曲率をもって形成されており、案内片92が案内溝96に挿し込まれた状態において、ラック部材110の底面と案内部材94の縁部98,98が僅かな空隙をもって互いに沿うようにされている。
また、ラック部材110の背面における周縁部は、略全周に亘って所定の寸法をもって突出せしめられている。そして、ラック部材110の下端縁部における突出部の内面には、所定寸法に亘って延びる駆動ラック118が形成されている。
かかる駆動ラック118には、取付板部材48に設けられたピニオン120の前側歯車122が噛合せしめられている。ピニオン120は、軸部121の一方の端部に前側歯車122が設けられると共に、反対側の端部に後側歯車124が設けられた構造とされており、これら前側歯車122と後側歯車124が一体的に回転せしめられるようになっている。そして、ピニオン120の軸部121が取付板部材48に形成された軸受126によって軸支されて、前側歯車122が取付板部材48における前面に配設されると共に、後側歯車124が取付板部材48における背面に配設されるようになっている。
かかるピニオン120の後側歯車124は、取付板部材48の背面に取り付けられた駆動源としての車台側モータ128の出力軸に取り付けられた出力歯車130と噛合せしめられている。これにより、取付板部材48の背面に取り付けられた車台側モータ128の回転駆動力が、取付板部材48の前面に配設された前側歯車122に伝達されるようになっている。このように、本実施形態においては、出力歯車130、ピニオン120、および駆動ラック118を含んで、駆動力伝達手段が構成されている。
一方、揺動板88の前面側に取り付けられたローラ部材108は、略板形状を有する支持板132の両端部に回転部材としての前側ローラ134および後側ローラ136が回転可能に軸支されて構成されている。なお、本実施形態においては、これら一対の前後側ローラ134,136は案内部材94の延び出し方向に沿って配設されており、一方の回転部材としての前側ローラ134が支持板132における表示画面34側の端部に配設されて、他方の回転部材としての後側ローラ136よりも表示画面34側に配設されている。
より詳細には、支持板132は、左右両端部に一対の軸受138,138が形成されると共に、中央部上端に上方に突出せしめられた取付板部140が形成された略板状の部材とされている。そして、取付板部140の左右両端部に設けられて裏面側に突出する一対の取付ボス142,142が揺動板88における下端部前面に形成された図示しない取付穴に差し込まれることによって、支持板132が揺動板88の前側に取り付けられるようになっている。
また、支持板132の両端部に取り付けられた前側ローラ134および後側ローラ136は互いに略同様の構造とされており、回転軸143,143が支持板132の軸受138,138と揺動板88によって支持されることによって、揺動板88に対して回転可能に取り付けられている。また、前後側ローラ134,136における外周面の幅方向中央部分には、全周に亘って延びる歯車状のベルト取付歯車144が形成されている。そして、これら前後側ローラ134,136に帯状の回転力伝達部材としてのベルト146(図4参照)が掛け渡されて、ベルト146の幅方向中央部分において全周に亘って断続的に貫設された係合穴がベルト取付歯車144に係合せしめられることによって、前後側ローラ134,136にベルト146が取り付けられている。なお、取付ボス142,142には、テンションローラ148,148が外挿せしめられて回転可能に取り付けられており、ベルト146は、これらテンションローラ148,148によって適度な張力が与えられている。
また、後側ローラ136における回転軸143の後側端部には、駆動歯車150が設けられており、後側ローラ136と一体的に回転するようにされている。そして、かかる駆動歯車150が案内部材94に形成された案内ラック104に噛合せしめられている。
なお、案内部材94の略全体およびローラ部材108の下側部分は、本体枠44が被されることによって遊技者から視認困難とされている。更に、駆動歯車150の外径寸法は、後側ローラ136の外径寸法よりも小さくされていることによって、駆動歯車150の全体が後側ローラ136に覆われて、駆動歯車150と案内ラック104との噛合部位は、遊技者から視認困難とされている。
一方、本体部78の上側に配設されるアーム部80は、略中央部分が屈曲せしめられて略くの字形状とされた第一のリンク部材としての揺動アーム151における回動軸82側と反対側の端部に形成された連結軸153に対して、ショベルカーのショベルにあたる第二のリンク部材としてのショベル部材155が回動可能に連結されて構成されている。このように、本実施形態における可動役物68は、揺動アーム151およびショベル部材155を含んで構成されている。
図11および図12にも示すように、揺動アーム151における回動軸82側の端部には背面に向かって突出する後方突出軸157が形成されており、かかる後方突出軸157が取付板部材48に取り付けられた軸受部材152に形成された挿軸部158に挿し込まれることによって、揺動アーム151は、取付板部材48に対して、挿軸部158回りで回動可能に取り付けられている。
軸受部材152は、略栽頭円錐形状の部材とされており、その裏面には、径方向で対向する一対の差込突部154,154が突出形成されている。また、軸受部材152の周上の一部には径方向外方に突出せしめられた突出部が形成されており、かかる突出部に、軸受部材152の軸方向に貫通する位置決め孔156が貫設されている。
さらに、軸受部材152には、軸受部材152の中心軸上を後方に突出する円筒状の挿軸部158が形成されており、かかる挿軸部158に揺動アーム151に形成された後方突出軸157が挿し通されるようになっている。ここにおいて、後方突出軸157は、挿軸部158の長さ寸法よりも大きな長さ寸法をもって形成されており、挿軸部158に挿し込まれた状態において、後方突出軸157の先端部分が挿軸部158の後方に突出せしめられるようになっている。そして、かかる後方突出軸157の突出先端部分に挿軸部158の内径寸法よりも大きな外径寸法を有する止め金具160が取り付けられることによって、揺動アーム151は軸受部材152に対して抜け出し不能且つ回転可能に取り付けられている。
そして、軸受部材152の差込突部154,154および挿軸部158が、取付板部材48に形成された差込凹部162,162および軸穴164にそれぞれ差し込まれると共に、取付板部材48に形成された位置決めボス166が、位置決め孔156に差し込まれることによって、軸受部材152が、取付板部材48に対して周方向に位置決めされた状態で取り付けられるようになっている。これにより、揺動アーム151は、軸受部材152を介して、取付板部材48に対して回動可能に取り付けられている。以上のように、本実施形態においては、軸受部材152における挿軸部158、揺動アーム151における後方突出軸157、および前述の揺動アーム151における後方突出軸157と反対方向に突出する軸と揺動板88の上端部に形成される軸受によって、回動軸82が構成されており、かかる回動軸82が、本体部78の回動中心とされると共に、アーム部80の回動中心とされている。
ここにおいて、軸受部材152には、挿軸部158を挟んで径方向に対向する一対の係止孔168,168が貫設されている。係止孔168,168は、所定寸法に亘って周方向に広がる略扇形状とされている。そして、かかる係止孔168,168に、揺動アーム151における後方突出軸157を挟んで対向する位置に形成された一対の係止片170,170が挿し入れられている。ここにおいて、係止片170、170の周方向寸法は、係止孔168,168の周方向寸法よりも小さくされており、係止片170と係止孔168の間には、周方向において所定寸法の空隙が形成されている。これにより、揺動アーム151が回動せしめられた場合には、係止片170が係止孔168に係止されることによって、揺動アーム151の回動軸82回りの回動範囲が制限されるようになっており、本実施形態においては、係止孔168、168、係止片170,170を含んで、回動範囲制限手段が構成されている。
一方、揺動アーム151における後方突出軸157と反対側の端部には、連結軸153が設けられており、かかる連結軸153に、ショベル部材155の下側側端部が回動可能に連結されている。ここにおいて、図面からは必ずしも明らかではないが、ショベル部材155における連結軸153との連結部位には付勢手段としてのコイルスプリングが設けられており、かかるコイルスプリングの一方の端部がショベル部材155に係止せしめられていると共に、他方の端部が揺動アーム151に係止せしめられて互いに離隔する方向に付勢されている。これにより、ショベル部材155は、揺動アーム151の定常位置(後述する図2に示す位置)から移動端位置(後述する図14に示す位置)への回動方向(図11中、時計回り方向)と反対方向(図11中、反時計回り方向)に常時付勢されている。そして、ショベル部材155における揺動アーム151側の端縁部が、揺動アーム151の先端部に形成された係止壁部172で係止されることによって、ショベル部材155は、揺動アーム151の定常位置から移動端位置への回動方向と反対方向の最大変位位置(図11に示す位置)が保たれるようになっている。
ここにおいて、本実施形態においては、回動軸82における部材間の摩擦抵抗などに起因して生ずる回動軸82回りの抵抗力は実質的に無視できる程度に小さくされており、ショベル部材155の連結軸153に設けられたコイルスプリングの付勢力の方が、回動軸82回りの抵抗力よりも大きくされている。
また、ショベル部材155における連結軸153の上方の部位には、後方に突出する駆動力伝達軸としての上側連結軸174が形成されている。そして、上側連結軸174が図13に示す駆動力伝達部材としての第一の鉄骨部材72の端部に形成された挿通孔176に挿し通されることによって、ショベル部材155と第一の鉄骨部材72が互いに回動可能に連結されている。
第一の鉄骨部材72は、後方が開口せしめられた所定の長さ寸法を有する略矩形ブロック形状の部材とされている。そして、第一の鉄骨部材72の裏面には、長手方向に略直交する一対の支持リブ178,180が形成されており、これら支持リブ178,180に第一の鉄骨部材72の長手方向に延びる案内軸182が挿し通されて支持されている。
かかる案内軸182には、ベース部材184が案内軸182の長手方向に移動可能に外挿されている。そして、ベース部材184に、ピニオン186が回転可能に取り付けられると共に、かかるピニオン186が、第一の鉄骨部材72の上側内周面に形成されて長手方向に延びるラック188に噛合せしめられている。これにより、ピニオン186は、ラック188に噛合せしめられた状態で、第一の鉄骨部材72の長手方向を相対変位可能にされている。
このような構造とされたピニオン186の軸が、取付板部材48における貫通孔46の右側上方に設けられた軸挿通部189に挿し入れられることによって、ピニオン186は、取付板部材48に対して位置固定に配設される。これにより、ピニオン186とベース部材184を介して一体的に構成された第一の鉄骨部材72が、取付板部材48に対して取り付けられることとなる。ここにおいて、第一の鉄骨部材72は、ショベル部材155が連結されている点を除いて何等移動方向が制限されることは無く、ピニオン186に対して、ラック188による長手方向の相対変位と共に、ピニオン186を中心とした回転方向の相対変位も許容されて、ピニオン186を中心に回動可能とされている。
また、図5にも示すように、ピニオン186の軸は、軸挿通部189を通じて取付板部材48の裏側に突出せしめられており、かかる突出端部に伝達歯車190が設けられることによって、ピニオン186と伝達歯車190が一体的に回転せしめられるようになっている。そして、伝達歯車190が、取付板部材48の裏面に取り付けられた電気モータとしてのアーム側モータ192の出力軸に取り付けられた出力歯車194に噛合せしめられるようになっている。
これにより、アーム側モータ192の回転駆動力が、ピニオン186に伝達されるようになっており、ピニオン186の回転駆動力が、ラック188を介して第一の鉄骨部材72を駆動せしめることによって、ショベル部材155に回動方向の駆動力を及ぼすようにされている。このように、本実施形態においては、駆動力伝達部材としての第一の鉄骨部材72、駆動力伝達軸としての上側連結軸174、およびアーム側モータ192を含んで、回動駆動手段が構成されている。
一方、ショベル部材155における下側端部の先端部(左側端部)には、可動連結軸196が設けられており、かかる可動連結軸196に対して、第三のリンク部材としての第三の鉄骨部材76の先端部が回動可能に連結されている。
より詳細には、第三の鉄骨部材76は、後方が開口せしめられた略矩形箱体形状とされており、長手方向一方の先端部分に、ビス孔198が設けられている。そして、かかるビス孔198とショベル部材155に設けられた可動連結軸196が位置合わせされてビス200が挿し通されることによって、ショベル部材155と第三の鉄骨部材76が可動連結軸196を中心に互いに回動可能に連結されている。
さらに、第三の鉄骨部材76の長手方向中央部分からやや後方(ビス孔198と反対側の方向)にはビス孔(図示せず)が設けられており、かかるビス孔に対して、第四のリンク部材としての第二の鉄骨部材74の端部が回動可能に連結されている。
第二の鉄骨部材74は、長手方向中央部分が屈曲せしめられた略くの字形状の部材とされており、一方の端部にビス孔204が厚さ方向に貫設されると共に、反対側の端部には軸孔206が厚さ方向に貫設されている。そして、ビス孔204が第三の鉄骨部材76に設けられたビス孔と位置合わせされて、第二の鉄骨部材74のビス孔204および第三の鉄骨部材76のビス孔にビス208が挿し通されることによって、これら第二の鉄骨部材74および第三の鉄骨部材76が互いに回動可能に連結されている。このように、本実施形態においては、第二の鉄骨部材74のビス孔204、第三の鉄骨部材76のビス孔およびビス208によって、中央連結軸209が構成されている。
一方、軸孔206は、取付板部材48に取り付けられた支持部材210に形成された支持軸212に外挿せしめられている。支持部材210は、後方に突出する一対の取付ピン214,214および後方に突出する支持軸212を備えた略板状の部材とされており、取付ピン214,214が取付板部材48における貫通孔46の左側上方に形成された一対の取付孔216,216に挿し込まれることによって、取付板部材48に取り付けられるようになっている。そして、取付板部材48に取り付けられた支持部材210の支持軸212に第二の鉄骨部材74の軸孔206が外挿せしめられることによって、第二の鉄骨部材74は、取付板部材48に対して回動可能に取り付けられている。これにより、本実施形態においては、支持部材210の支持軸212および第二の鉄骨部材74の軸孔206によって、固定連結軸217が構成されている。そして、第二の鉄骨部材74は、固定連結軸217から車両部材70の反対方向に延び出した後に下方に屈曲せしめられて、第三の鉄骨部材76に回動可能に連結されている。
このように、本実施形態におけるパチンコ機10においては、第二の鉄骨部材74及び第三の鉄骨部材76の一方の端部が、中央連結軸209によって連結されると共に、第二の鉄骨部材74の他方の端部が固定連結軸217によって取付板部材48に連結される一方、第三の鉄骨部材76の他方の端部が、可動連結軸196によってショベル部材155に連結されている。これにより、第二の鉄骨部材74および第三の鉄骨部材76は、ショベル部材155の変位に伴って駆動せしめられるようにされており、本実施形態における可動部材68は、これら第二の鉄骨部材74および第三の鉄骨部材76を含んで構成されている。
なお、揺動アーム151における屈曲部位の上方には、第一のシリンダ取付軸218が設けられており、かかる第一のシリンダ取付軸218と、ショベル部材155における上側連結軸174との間には、第一のシリンダ220が設けられている。更に、揺動アーム151における屈曲部位の下方には、第二のシリンダ取付軸222が設けられている一方、揺動板88における上下方向中央部分からやや下方の左側端部には、第三のシリンダ取付軸224が設けられている。そして、これら第二のシリンダ取付軸222および第三のシリンダ取付軸224との間に、第二のシリンダ226が設けられている。なお、本実施形態における第一および第二のシリンダ220、226は、実際のショベルカーに近い動きを表現するために設けられた単なる装飾部材であり、揺動アーム151とショベル部材155、および揺動アーム151と揺動板88との相対変位に伴って受動的に伸縮せしめられるものであって、積極的な駆動力を生ぜしめるものではない。
以上のような構造とされた可動役物68は、図2に示すように、アーム部80が貫通孔46の上方に位置せしめられると共に、本体部78が貫通孔46の右側に位置せしめられた位置が原位置としての定常位置とされている。かかる定常位置において、アーム部80はショベル部材155の下側先端部分が表示画面34の上端部分に僅かに重なり合うと共に、本体部78は運転席部材90の左側端部が表示画面34の右側下端部に僅かに重なり合う程度とされて、実質的に表示画面34と重なり合わないようにされている。
そして、車台側モータ128およびアーム側モータ192が略同時に駆動せしめられることによって、車両部材70における本体部78およびアーム部80が、回動軸82を回動中心として互いに接近する方向に駆動せしめられると共に、ショベル部材155の動きに併せて、第二の鉄骨部材74および第三の鉄骨部材76が駆動せしめられて、貫通孔46の中央部に向かって変位せしめられる。このようにして、可動役物68は、図14に示す作動位置としての移動端位置に移動せしめられるようになっている。なお、図14は、図2における遊技板31を取り除くと共に、遊技者から視認可能な部位のみを示す。
より詳細には、車台側モータ128への通電が行なわれると、車台側モータ128の出力軸から出力歯車130およびピニオン120の後側歯車124を介して、ピニオン120の前側歯車122が回転せしめられる。これにより、前側歯車122に噛合せしめられた本体部78における駆動ラック118に駆動力が及ぼされると共に、本体部78が案内部材94によって案内されることによって、本体部78は、回動軸82を回動中心として、表示画面34と略平行な平面上を、表示画面34に接近する方向に回動せしめられる。なお、前側歯車122は、本体部78が定常位置に位置せしめられた状態において、駆動ラック118の左側端部に噛合せしめられており、前側歯車122が駆動せしめられて、前側歯車122が駆動ラック118の右側端部に位置せしめられた状態が本体部78の移動端位置とされている。
かかる移動端位置において、本体部78は、ラック部材110の左右方向寸法の略半分程度が案内部材94の端部からセンター飾り42の内方に向かって突出せしめられており、ローラ部材108および運転席部材90の略半分程度が表示画面34に重なるようにされている。また、本実施形態における取付板部材48において、本体部78が定常位置で重ねられる部位には、取付板部材48の適当な位置に配設されたLED等の発光源の光によって発光せしめられる発光部228が形成されており、本体部78が定常位置に位置せしめられている場合には本体部78が重ねられることによって遊技者から視認不可能に隠蔽せしめられている一方、本体部78が移動端位置に駆動せしめられた場合には、遊技者から視認可能に現出せしめられるようにされている。
なお、本実施形態における車台側モータ128は、従来公知の両方向に回転可能なステッピングモータが採用されており、一回の通電で本体部78の定常位置から移動端位置への変位が行なえるように、その回転数が予め設定されている。また、本体部78は、移動端位置において、駆動ラック118と前側歯車122との噛合状態が維持されて、車台側モータ128の保持トルクによってその変位位置が保たれるようになっている。そして、本体部78は、移動端位置へ変位せしめられた後に、車台側モータ128が逆方向に回転せしめられることによって、定常位置に復帰せしめられるようにされている。
ここにおいて、ローラ部材108に設けられた後側ローラ136の駆動歯車150は、案内部材94に形成された案内ラック104に噛合せしめられている。これにより、本体部78の揺動変位に伴って、駆動歯車150が案内ラック104に噛合せしめられた状態で回転せしめられるようにされており、後側ローラ136が、案内部材94に対する本体部78の相対変位に伴って回転せしめられるようになっている。そして、後側ローラ136の回転駆動力が、ベルト146によって前側ローラ134に伝達されることによって、後側ローラ136の回転に伴って、前側ローラ134が後側ローラ136と同方向に同じ回転速度で回転せしめられるようになっている。特に本実施形態においては、本体部78が表示画面34に重なる位置にまで移動せしめられることから、前側ローラ134は、案内部材94から外れた表示画面34上を移動せしめられる。しかし、後側ローラ136の回転駆動力がベルト146を通じて前側ローラ134に伝達せしめられていることから、前側ローラ134は案内部材94から外れた位置に移動せしめられていても回転せしめられるようになっており、後側ローラ136が回転しているにも関わらず、前側ローラ134が回転していないという不自然な動きをおこすことも有効に防止されている。このようにして、本実施形態においては、本体部78の案内部材94に対する相対変位に伴って、前側ローラ134および後側ローラ136が回転せしめられるようにされており、これら案内ラック104、駆動歯車150、およびベルト146を含んで、回転部材としての前後側ローラ134,136を回転せしめる回転手段が構成されている。
一方、アーム側モータ192への通電が行なわれると、出力歯車194および伝達歯車190を介して、ピニオン186が回転せしめられる。ここにおいて、第一の鉄骨部材72は、ピニオン186を中心に回動せしめられて、ショベル部材155を介して、揺動アーム151に回動軸82回りの回動方向の駆動力を伝達するようになっている。それと共に、第一の鉄骨部材72がラック188の長手方向に延び出すことによって、揺動アーム151の回動に起因して生じるショベル部材155の連結軸153回りの相対変位量を吸収することが出来る。これにより、揺動アーム151とショベル部材155の互いの相対位置を略一定に保った状態で、即ち、ショベル部材155を揺動アーム151に対して連動軸153回りで回転せしめることなく、アーム部80の全体が回動軸82回りで(本実施形態においては図14における反時計回り方向で)下方に回動せしめられる。
特に本実施形態においては、ショベル部材155の連結軸153にコイルスプリングが設けられて、回動方向と逆方向(本実施形態においては図14における時計回り方向)への抵抗力が付与されていることから、連結軸153回りの回動作動における抵抗力の方が回動軸82回りの回動作動における抵抗力に比して十分に大きくされている。それによって、回動軸82回りの回動が、連結軸153回りの回動よりも先に安定して行なわれると共に、ショベル部材155のガタツキも抑えられて、アーム部80の全体を回動軸82回りで安定して回動せしめることが可能とされている。
そして、揺動アーム151の下方への回動は、係止片170が軸受部材152に形成された係止孔168に係止されることによって制限されるようになっており、係止孔168に制限された位置が、作動位置側の回動端とされる。図14に示すように、揺動アーム151はかかる回動端において、長手方向中央部分からショベル部材155側の部位が、表示画面34の上端部に重なり合うようにされている。
さらに、揺動アーム151の回動が係止孔168に制限された後も、ピニオン186の回転駆動は継続されており、第一の鉄骨部材72は、揺動アーム151の回動が制限された後は、ピニオン186を中心とした回動が阻止されて、ラック188の長手方向にのみ駆動せしめられる。これにより、ショベル部材155の上側連結軸174に対して、揺動アーム151の延び出し方向に押し出す方向の駆動力が及ぼされて、ショベル部材155は、コイルスプリングの付勢力に抗して、連結軸153を中心に下方に向けて(本実施形態においては反時計回り方向に)回動せしめられて、第一の鉄骨部材72が最大変位位置に位置せしめられた状態(ピニオン186がラック188の端部に位置せしめられた状態)が移動端位置とされる。
このように、本実施形態における車両部材70は、定常位置に位置せしめられた状態において、アーム側モータ192が駆動せしめられた際には、揺動アーム151およびショベル部材155が回動軸82回りで略一体的に回動せしめられて、アーム部80の全体が本体部78に向けて回動せしめられる。そして、揺動アーム151の回動が制限された後に、ショベル部材155が連結軸153回りで本体部78側に向けて更に回動せしめられて、移動端位置へ移動せしめられるようになっている。
かかる移動端位置において、アーム部80は、揺動アーム151の略半分と、ショベル部材155の略全体が表示画面34に重なるように位置せしめられており、ショベル部材155が、表示画面34の略中央部分に位置せしめられるようになっている。
また、移動端位置に位置せしめられたアーム部80が定常位置に復帰せしめられる際には、アーム側モータ192が先と逆方向に回転せしめられることによって、第一の鉄骨部材72がラック188の長手方向に駆動せしめられて、上方へ変位せしめられる。これにより、ショベル部材155は連結軸153に設けられたコイルスプリングの付勢力によって、連結軸153を中心として上方(本体部78から離隔する方向。図14中時計回り方向)に回動せしめられる。そして、ショベル部材155における揺動アーム151側の端縁部が、揺動アーム151の先端部分に形成された係止壁部172に係合せしめられて、ショベル部材155が第一の鉄骨部材72に引き上げられることによって、ショベル部材155および揺動アーム151が回動軸82回りで回動せしめられて、アーム部80の全体が定常位置に戻されるようになっている。このように、アーム部80が移動端位置から定常位置に戻される場合には、先ずショベル部材155のみが連結軸153回りで回動せしめられた後に、アーム部80の全体が回動軸82回りで回動せしめられるようになっている。なお、連結軸153に設けられるコイルスプリングは必ずしも必要ではない。例えば、コイルスプリングを除いた場合には、揺動アーム151の回動軸82回りの回動が先に行なわれ、揺動アーム151が定常位置に復帰せしめられた後にショベル部材155の連結軸153回りの回動が行われる。
また、本実施形態におけるアーム側モータ192についても、従来公知の両方向に回転可能なステッピングモータが採用されており、一回の通電でアーム部80およびショベル部材155の定常位置から移動端位置への変位が行なえるように、その回転数が予め設定されている。そして、揺動アーム151およびショベル部材155は、定常位置において、アーム側モータ192の保持トルクによって第一の鉄骨部材72の変位位置が保持されることによって、その定常位置が保たれるようになっている。
さらに、本実施形態における可動役物68は、車両部材70におけるショベル部材155に対して、第二の鉄骨部材74および第三の鉄骨部材76が連結せしめられている。これにより、定常状態において表示画面34の上方に位置せしめられていた第三の鉄骨部材76が、アーム部80の全体が下方へ回動せしめられることによって、中央連結軸209回りで下方に回動せしめられると共に、揺動アーム151が回動端に位置せしめられた後には、ショベル部材155単体の回動に伴って、固定連結軸217回りで第二の鉄骨部材74と共に回動せしめられて、車両部材70の側へ引き寄せられるように変位せしめられる。そして、第三の鉄骨部材76は、移動端位置において、ショベル部材155に連結された端部が表示画面34の略中央部に位置せしめられて、表示画面34の左上から中央部に向かって斜めに位置せしめられるようにされている。
このように、本実施形態においては、アーム部80に加えて、第二の鉄骨部材74および第三の鉄骨部材76についても、アーム側モータ192によって駆動せしめられるようにされている。
なお、本実施形態における第一乃至第三の鉄骨部材72、74,76は、正面視において鉄骨を模した装飾が施されている。これにより、ショベル部材155の動きにあわせて第一乃至第三の鉄骨部材72,74,76が下方へ変位せしめられることによって、恰もショベル部材155によって第一乃至第三の鉄骨部材72,74,76が破壊されたような印象を与えるようにされている。ここにおいて、アーム部80に駆動力を伝達する第一の鉄骨部材72が、第二および第三の鉄骨部材74,76と共に鉄骨を模した形状とされていることから、遊技者に対して、第一の鉄骨部材72がアーム部80によって引き下ろされているように見せることが出来て、アーム部80が第一の鉄骨部材72によって動かされているのではなく、自ら駆動しているかのような印象を与えることも可能とされている。
加えて、本体部78がショベル部材155に対して接近するように移動せしめられることによって、本体部78とアーム部80の動きが相俟って、可動役物68の動きをより大きく見せることが出来る。更に、これら第一乃至第三の鉄骨部材72,74,76や、車両部材70におけるアーム部80および本体部78が、遊技者が注目する部位である表示画面34に突然に重ねられることによって、遊技者に大きなインパクトを与えることが出来る。
なお、特に本実施形態においては、車台側モータ128およびアーム側モータ192は略同時に駆動せしめられるようにされているが、異なるタイミングで作動せしめる等しても良い。更に、本実施形態においては、車台側モータ128およびアーム側モータ192は、何れもその回転速度が略一定とされているが、回転速度を変化せしめる等しても良い。
このような構造とされたパチンコ機10においては、軸受部材152における係止孔168と揺動アーム151における係止片170によって揺動アーム151の回動量が制限されており、揺動アーム151の回動が制限せしめられた後は、ショベル部材155が連結軸153回りで単体で回動せしめられるようになっている。それと共に、ショベル部材155に駆動力を伝達する回動駆動手段が、アーム側モータ192および第一の鉄骨部材72に設けられたラック・ピニオン機構という簡易な構成をもって実現されている。これにより、本実施形態におけるパチンコ機10においては、一対のリンク部材である揺動アーム151とショベル部材155の全体を回動軸82回りで回動せしめた後に、一方のリンク部材であるショベル部材155のみを連結軸153回りで回動せしめるという複雑な作動を行なう連動制御手段が、回動範囲制限手段を構成する係止孔168および係止片170と、回動駆動手段を構成するアーム側モータ192および第一の鉄骨部材72を含んで、単一のアーム側モータ192からなる簡易な構成をもって実現することが可能とされている。
さらに、特に本実施形態においては、ショベル部材155における連結軸153にコイルスプリングが設けられて、ショベル部材155が揺動アーム151の定常位置から移動端位置への回動方向と反対方向に常時付勢されていることによって、回動軸82回りの回動作動に対する抵抗力よりも大きな抵抗力を連結軸153回りの回動作動に及ぼすようにされている。これにより、ショベル部材155の連結軸153回りの回動よりも前にアーム部80の全体の回動軸82回りの回動を安定して行わせることが出来ると共に、ショベル部材155の揺動アーム151に対するガタツキを抑えて、揺動アーム151およびショベル部材155の全体の回動を安定して行なうことも可能とされている。
また、特に本実施形態における可動役物68は、揺動アーム151およびショベル部材155からなるアーム部80に加えて、ショベル部材155に対して連結された第二の鉄骨部材74および第三の鉄骨部材76を含んで構成されている。これにより、より複雑な作動を行なうことが出来て、より優れた演出効果を発揮することが可能とされている。
さらに、第三の鉄骨部材76が、ショベル部材155に連結されていることによって、ショベル部材155の回動軸82を中心とした回動および連結軸153を中心とした回動の二段階の作動を第三の鉄骨部材76に伝達することが出来る。これにより、第三の鉄骨部材76を下方に変位せしめた後に、車両部材70側に引き寄せるという複雑な動きを容易に実現することが可能とされている。
以上、本発明の一実施形態について詳述してきたが、これはあくまでも例示であって、本発明は、かかる実施形態における具体的な記載によって、何等、限定的に解釈されるものではない。
例えば、前後側ローラ134、136を回転せしめる回転手段の具体的な構造は上述の如き構造に限定されるものでは無く、案内ラック104に噛合せしめられた駆動歯車150と後側ローラ136を一体的に構成することなく、駆動歯車150と後側ローラ136との間に歯車機構を介在せしめる等しても良い。また、回転機構は必ずしも前述の如き所謂ラック・ピニオン機構に限定されるものでは無い。例えば、案内面として粗面を設けて、かかる粗面に回転部材を接触せしめながら可動部材を移動せしめることによって回転せしめる等しても良い。また、そのような粗面との接触状態において、多少の滑りを許容する等しても良い。更にまた、案内面を可動部材の移動径路の全体に亘ることなく部分的に設けて、回転部材が回転せしめられる領域と回転せしめられない領域を設けるなどしても良く、そのような部分的な案内面を可動部材の移動経路上に断続的に複数設けることによって、回転部材が回転せしめられる領域と回転せしめられない領域を交互に設けるなどしても良い。
また、可動部材の移動方向、即ち、案内面の形状は必ずしも円弧状に限定されるものではないのであって、例えば水平方向や鉛直方向、斜め方向に延びる直線状に形成する等しても良い。
また、前述の実施形態においては、可動部材の回転部材として、無限軌道を構成する車輪を回転部材とした可動部材を例示したが、回転部材および回転部材を備えた可動部材は何等限定されるものではなく、その他の可動部材として、例えば自動車や自動二輪車、自転車や機関車などを模した可動部材を設け、それらの車輪を回転部材として本発明を適用することなども可能である。
また、回動範囲制限手段の具体的な構造についても、前述の軸受部材152における係止孔168および係止片170の如き構造に限定されるものではない。例えば、取付板部材48に係止突片を突出形成して、揺動アーム151を係止せしめる等しても良い。
また、ショベル部材155の連結軸153に設けられたコイルスプリングは必ずしも必要ではないが、回動軸82回りの回動作動よりも大きな抵抗力を連結軸153回りの回動作動に及ぼすために、例えば、ショベル部材155に連結された第一のシリンダ220の内部に、引っ張り方向の付勢力を及ぼす引張コイルスプリングを設けるなどしても良いし、或いは、回動軸82および連結軸153における部材間の摩擦抵抗を調節して、連結軸153回りの回動の抵抗力を回動軸82回りの抵抗力よりも大きくするなどしても良い。
また、前述の実施形態においては、第一および第二のリンク部材から構成された可動部材として、ショベルカーのアームを模した部材を例示したが、その他の構成として、例えば人間やロボットの腕などを模した可動部材を構成するなどしても良い。
その他、一々列挙はしないが、本発明は、当業者の知識に基づいて、種々なる変更,修正,改良等を加えた態様において実施され得るものであり、また、そのような実施態様が、本発明の趣旨を逸脱しない限り、何れも、本発明の範囲内に含まれるものであることは、言うまでもない。
本発明の一実施形態としてのパチンコ機を示す正面図である。 図1に示したパチンコ機に採用される装飾部材を示す正面図である。 図2に示した装飾部材を構成する取付板部材を示す正面図である。 図2に示した装飾部材に設けられる可動部材を示す正面図である。 図4に示した可動部材を示す背面図である。 図2に示した装飾部材に設けられる案内部材を示す正面図である。 図6に示した案内部材を示す上面図である。 図6に示した案内部材および図4に示した可動部材に設けられる車台部材を示す正面図である。 図8に示した案内部材および車台部材を示す背面図である。 図8に示した案内部材および車台部材を示す斜視図である。 図4に示した可動部材に設けられるアーム部を示す背面図である。 図11に示したアーム部の要部拡大図である。 図4に示した可動部材に設けられる第一の鉄骨部材を示す背面図である。 図2に示した可動部材の駆動状態を示す正面図である。 図14に示した可動部材の正面図である。 図15に示した可動部材の背面図である。
符号の説明
10 パチンコ機
42 センター飾り
68 可動役物
70 車両部材
72 第一の鉄骨部材
74 第二の鉄骨部材
76 第三の鉄骨部材
78 本体部
80 アーム部
104 案内ラック
118 駆動ラック
120 ピニオン
134 前側ローラ
136 後側ローラ
146 ベルト
150 駆動歯車

Claims (2)

  1. 遊技板に可動部材が設けられたパチンコ機であって、
    前記遊技板に設けられた回動軸に第一のリンク部材の一方の端部を回動可能に取り付けると共に、該第一のリンク部材の他方の端部に設けられた連結軸に第二のリンク部材の一方の端部を回動可能に連結することによって、それら第一及び第二のリンク部材を含んで前記可動部材を構成する一方、該第一のリンク部材の該回動軸回りの回動範囲を制限する回動範囲制限手段を設けると共に、所定の長さ寸法を有する駆動力伝達部材に長手方向に延びるラックを形成して、該ラックを該遊技板に取り付けられた電気モータによって回転せしめられるピニオンに噛合せしめることによって、該駆動力伝達部材を該ピニオンを中心として回動方向及び長手方向で相対変位可能に該遊技板に設けて、該駆動力伝達部材の端部を該第二のリンク部材に設けられた駆動力伝達軸に回動可能に連結することによって、該第二のリンク部材に対して該連結軸回りの回動方向の駆動力を及ぼすと共に該第二のリンク部材を介して該第一のリンク部材に対して該回動軸回りの回動方向の駆動力を及ぼす回動駆動手段を設けたことを特徴とするパチンコ機。
  2. 前記駆動力伝達軸を、前記連結軸に対して前記第二のリンク部材の長手方向寸法よりも小さい離隔距離をもって該第二のリンク部材における該連結軸側の端部に設けると共に、前記駆動力伝達部材を、該第二のリンク部材の長手方向で前記第一のリンク部材と同じ側に配設した請求項1に記載のパチンコ機。
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