JP4826548B2 - 放電灯点灯装置及びこれを用いた照明装置、液晶表示装置 - Google Patents

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Description

本発明はフィラメントを有する放電灯を高周波点灯する放電灯点灯装置、及びこれを用いた照明装置、液晶表示装置に関するものである。
パーソナルコンピュータやOA機器、液晶テレビなどの液晶表示装置や看板灯などの照明装置において、表示面を背面から照明する光源(所謂バックライト)が用いられることが多く、その中でも広い発光面を高輝度に照明するために、反射板上に複数本の放電灯を配置し、放電灯上方に拡散板等を配置して構成される直下型バックライトが知られている。
図11に直下型バックライトを備えた液晶表示装置の分解斜視図を示す。液晶パネルLCPの背面(直下)にバックライトBLが配置されており、バックライトBLは、筐体21と、この上に設置された反射板22及び複数の放電灯1〜8と、その上方に設置された拡散板23、プリズムシート等の光学シート24とから構成されている。また、筐体21の背面に放電灯1〜8を点灯する放電灯点灯装置10が設置されている。
この放電灯点灯装置10は、入力電圧として12Vや24Vといった低い直流電圧源を用いられることが多く、冷陰極蛍光ランプ(CCFL)を点灯させる場合は非常に高い昇圧比のトランスが必要となる。
近年、特に液晶表示装置の分野では画面の大型化、高輝度化、均一化の要求により、装置1セット当たりに採用する灯数は増加し、使用される放電灯の管電圧はより高電圧になる傾向にある。CCFLは32インチサイズのバックライトに用いられるものでも管電圧がおよそ1kVrmsである。このため、高インピーダンス負荷と筐体間との寄生容量の影響が無視できず、筐体への漏れ電流の影響でランプの輝度分布に偏りが生じ、輝度が不均一となる問題がある。
そこで、CCFLよりも高出力で、管電圧が低い熱陰極蛍光ランプ(HCFL)を利用することが考えられる。HCFLを用いれば、CCFLに比べランプ本数を激減させることができ、点灯回路を減らせる利点がある。また、管電圧が低いので、筐体間との寄生容量の影響が小さく、輝度の偏りも小さくなる。さらに低ノイズであるため、液晶パネル等周辺回路への影響も小さくなる。
しかし、HCFLをインバータ回路により高周波点灯する放電灯点灯装置では、無負荷状態(放電灯が外れた状態)や寿命末期等で放電灯のフィラメントが断線した時にインバータ回路の発振が継続されると出力部やソケット部分に高電圧が発生して感電等の危険が生じる虞があるので、上記のような異常発生時にはインバータ回路の発振を強制的に停止することが一般的によく行われている。
特許文献1(特許第3858317号公報)には、放電灯のフィラメント予熱用にフィラメントの非電源側端子間に共振コンデンサを並列接続した構成のインバータ回路において、放電灯のステム間電圧を検出し、それが所定値を超えた場合にインバータ回路を停止もしくは出力を低下させる構成が開示されている。
特許文献2(特開平10−284275号公報)には、放電灯のフィラメントに直流電流を流し、この直流電流の有無によりフィラメントの断線の有無を検出する構成が開示されている。
特許第3858317号公報 特開平10−284275号公報
特許文献1のように、共振コンデンサと予熱用コンデンサを兼用した放電灯点灯装置では、フィラメント電流は共振特性によって決まるので、フィラメント抵抗値が小さい範囲においてフィラメント電流はほぼ定電流となる。そのためフィラメントの加熱状態によってステム間電圧は変動することになり、正常状態でのステム間電圧の変動範囲よりも検出しきい値を高く設定しなければならないので、検出精度を高くできないという問題がある。
また、液晶テレビ用のバックライトに使用される場合、バックライトの薄型化が望まれることから、ランプはより細管化の傾向にある。さらに、液晶テレビではバックライトの長寿命が望まれることから、フィラメントの予熱条件の制約が厳しいので、点灯回路の共振特性とは独立して予熱電流を設計可能な予熱方式が好ましい。
そのため、特許文献2のように、別途設けた予熱用のトランスを用いてフィラメント予熱を行う巻線予熱方式が有利である。この巻線予熱方式では、フィラメント抵抗値によってフィラメント電流が変化するため、ステム間の電圧変化は小さい。したがって、巻線予熱方式では特許文献1のようなステム間電圧の検出によるフィラメントの断線検出は困難であり、フィラメントに直流電流を供給する構成が必要となる。ところが、電源と放電灯負荷の間に絶縁が必要な場合、電源側(1次側)から放電灯のフィラメントに直流電流を供給できないという問題がある。したがって、負荷側(2次側)にて別途フィラメント断線検出用の電源が必要となる。
本発明は上述のような点に鑑みてなされたものであり、トランスを含んで構成されるインバータ回路によりフィラメントを有する放電灯を高周波点灯する放電灯点灯装置において、フィラメント断線や放電灯の接続不良を検出可能として安全性を確保することを課題とする。
請求項1の発明は、上記の課題を解決するために、図1、図2に示すように、直流電源DCに接続されたスイッチング素子Q1,Q2を含み、該スイッチング素子Q1,Q2のスイッチング動作により直流を高周波出力に変換するインバータ回路と、前記スイッチング素子Q1,Q2のスイッチング動作を制御する制御回路15と、前記インバータ回路の出力をフィラメントを有する放電灯FLに供給する端子(図2のA〜D)と、前記フィラメントに予熱電流を供給するためのフィラメント予熱巻線(図1では予熱トランスT2の2次巻線)とを備え、前記フィラメント予熱巻線の出力が、前記各フィラメントにそれぞれコンデンサC4,C5を介して接続された放電灯点灯装置において、前記インバータ回路は、電源側を1次とし、負荷側を2次とするトランスT1を含んで構成され、前記トランスT1の2次側基準電位G2に対して正負に交番する2次側電圧を入力とした2つの直流電圧源回路(図1ではコンデンサC6,C7と巻線n23,n21及びその直列ダイオード)を備え、前記2つの直流電圧源回路は、前記2次側基準電位G2に対して正負に交番する2次側電圧の正負で交互に略等しいエネルギーで電流供給され、前記2つの直流電圧源回路の出力には、それぞれ抵抗R11;R12、R2を介して前記放電灯FLの各フィラメントが接続され、前記各フィラメントの少なくとも一端に、その一端の2次側基準電位G2に対する直流電圧成分を検出する検出回路11,12を備え、前記検出回路11,12の出力を入力し、基準電圧と比較する比較器13,14を備え、前記制御回路15は、前記比較器13,14の出力を受けて前記インバータ回路の出力を制限若しくは前記インバータ回路の動作を停止させることを特徴とするものである。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記2つの直流電圧源回路の出力は、略等しい電圧であることを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項2の発明において、前記トランスT1は、図3または図4に示すように、前記直流電圧源回路用の出力巻線n31,n32を備え、該出力巻線n31,n32の両端に一対の整流素子のアノードをそれぞれ接続し、前記各整流素子のカソード同士を接続することで、前記2つの直流電圧源回路の出力を1つの直流電圧出力としたことを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1の発明において、前記2つの直流電圧源回路は、図5に示すように、前記トランスT1の2次側基準電位G2に対して正負略対称に交番する2次側の巻線電位を一対の整流素子D1,D2によりそれぞれ半波整流したものであり、前記各整流素子D1,D2はそれぞれのフィラメントに互いに逆方向に接続されていることを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項1の発明において、図6に示すように、前記直流電圧成分の検出回路11’,12’は、前記フィラメント予熱巻線とフィラメントの間に接続されたコンデンサC4,C5の直流電圧成分を検出することを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項1〜5のいずれかに記載の発明において、図10に示すように、前記フィラメントの両端にそれぞれ2次側基準電位G2に対する直流電圧成分検出回路11a,11bを備え、一方の直流電圧成分検出回路11aの検出電圧Vaを前記比較器13’の基準電圧とすることで、前記各直流電圧成分検出回路11a,11bの出力同士(Va,Vb)を前記比較器13’で比較することを特徴とする。
請求項7の発明は、請求項1〜6のいずれかに記載の発明において、前記トランスT1は絶縁トランスであり、1次側と2次側の回路が絶縁されていることを特徴とする。
請求項8の発明は、請求項1〜7のいずれかに記載の放電灯点灯装置を含んでなる照明装置である。
請求項9の発明は、請求項1〜7のいずれかに記載の放電灯点灯装置を含んでなる液晶表示装置である(図11参照)。
請求項1の発明によれば、インバータ回路のトランスの2次側に2つの直流電圧源回路を構成し、放電灯の各フィラメントに抵抗を介して直流電流を流すことにより、電源側と負荷側の間にトランスを有する点灯装置においても、フィラメント断線や放電灯の接続不良を確実に検出可能とし、安全性を確保できる。また、2つの直流電圧源回路は2次側基準電位に対して正負に交番する2次側電圧の正負で交互に略等しいエネルギーで電流供給されることで、トランスの偏磁を防止でき、トランスの小型化、高効率化が可能となる。
請求項2の発明によれば、2つの直流電圧源回路の出力は、略等しい電圧であることにより、比較器の基準電圧を共用化できる。また、トランスの偏磁をより確実に防止できる。
請求項3の発明によれば、2つの直流電圧源回路の出力を1つの直流電圧出力としたことで、回路構成を簡単化できる。
請求項4の発明によれば、トランスの2次側基準電位に対して正負略対称に交番する2次側の巻線電位をそれぞれ半波整流して各フィラメントに電流を供給するようにしたので、回路構成を簡単化できる。
請求項5の発明によれば、フィラメント予熱巻線とフィラメントの間に接続されたコンデンサの直流電圧成分を検出するようにしたので、ランプ寿命末期のランプ整流作用に関係なく、フィラメント断線や放電灯の接続不良を確実に検出できる。
請求項6の発明によれば、フィラメント両端の2次側基準電位に対する直流電圧成分をそれぞれ検出して比較するようにしたので、ランプ寿命末期のランプ整流作用に関係なく、フィラメント断線や放電灯の接続不良を確実に検出できる。
請求項7の発明によれば、1次側と2次側の回路が絶縁されているので、感電を防止できる。
(実施形態1)
図1は本発明の実施形態1の回路図である。直流電源DCは所定の直流電圧を出力する電源であり、例えば商用交流電源を全波整流し、周知の昇圧チョッパ回路により平滑化して出力する回路などで構成できる。直流電源DCの負極は1次側の基準電位(グランド)に接続されている。直流電源DCの正極と負極の間には、スイッチング素子Q1,Q2の直列回路よりなるハーフブリッジ回路が接続されている。スイッチング素子Q1,Q2は例えばパワーMOSFETよりなり、制御回路15の出力によりドライバ16を介して高周波で交互にオン・オフ駆動される。スイッチング素子Q2の両端には、直流カット用コンデンサC8を介して、絶縁トランスT1の1次巻線が接続されている。
絶縁トランスT1の2次側には、コンデンサC3と予熱トランスT2の1次巻線の直列回路が接続されている。予熱トランスT2は一対の2次巻線を備え、それぞれ予熱用コンデンサC4,C5を介して放電灯FLの各フィラメントに接続されている。放電灯FLは各電極にそれぞれフィラメントを有する熱陰極型の蛍光ランプである。コンデンサC3,C4,C5及び予熱トランスT2によりランプフィラメント予熱回路が構成されている。
絶縁トランスT1の2次側には、さらにインダクタL1、コンデンサC1,C2で構成される、ランプ点灯のための共振回路が接続されている。このランプ点灯のための共振回路の出力には、ランプフィラメントの一方の端子(電源側端子と呼ぶ)がそれぞれ接続されている。ランプフィラメントの他方の端子(非電源側端子と呼ぶ)はそれぞれランプフィラメント予熱回路のコンデンサC4,C5に接続されている。
ここで、絶縁トランスT1の2次巻線はn21、n22、n23で構成され、n21に並列にダイオードを介してコンデンサC7を接続し、n23に並列にダイオードを介してコンデンサC6を接続し、コンデンサC6,C7に略等しい直流電圧を蓄積する。そのため、n21とn23は略等しい巻数とする。
フィラメント断線を検出するための微小な直流電流を流すために、コンデンサC6,C7からそれぞれ抵抗を介してランプフィラメントの一端に接続している。コンデンサC7の正極は抵抗R2を介して低圧側フィラメントの非電源側端子に、また、コンデンサC6の正極は抵抗R11,R12を介して高圧側フィラメントの電源側端子、非電源側端子にそれぞれ接続している。
低圧側フィラメントの電源側端子(コンデンサC7の負極)を2次側の基準電位G2とする。トランスT1の2次側の基準電位G2は、直流電源DCの負極が接続された1次側の基準電位(グランド)とは絶縁されている。
高圧側フィラメントの電源側端子及び非電源側端子には、2次側の基準電位G2に対する直流電圧成分を検出する検出回路11が接続されている。また、低圧側フィラメントの非電源側端子には、2次側の基準電位G2に対する直流電圧成分を検出する検出回路12が接続されている。
各検出回路11,12に含まれる抵抗とコンデンサの並列回路及びこれと直列に接続された抵抗による時定数は、入力された高周波電圧を平均化(平滑)して、その直流電圧成分を検出出力できるような値に設定されている。また、各検出回路11,12の入力インピーダンスはフィラメント抵抗に比べると高く設定されている。
これらの検出回路11,12の出力電圧をそれぞれ基準電圧(図示せず)と比較する比較器13,14を備え、この比較器13,14の出力によって制御回路15の発振周波数を変化させる、もしくは発振を停止させる機能を備える。
<低圧側フィラメント異常時の動作説明>
低圧側フィラメントが正常時(断線なし、正常に装着)では、フィラメント抵抗が十分小さく、コンデンサC7から抵抗R2を介して流れる微弱な直流電流は、大部分が低圧側フィラメントを介して流れるので、低圧側フィラメントの非電源側端子の直流電圧成分はほぼ0となり、検出回路12の出力もほぼ0となる。
低圧側フィラメントが断線した場合、もしくは少なくとも一方のフィラメント端子が外れたり、フィラメント端子の接触不良等によって、フィラメント抵抗が等価的に増大したりすると、コンデンサC7からの直流電流は抵抗R2を介してコンデンサC5に充電され、低圧側フィラメントの非電源側端子に直流電圧成分が発生する。この非電源側端子の電圧を検出回路12によって平滑することで直流電圧成分を比較器14に入力する。検出回路12の出力が比較器14の基準電圧を超えたとき異常と判断し、制御回路15に異常判定信号を入力して、回路的に危険なモードにならない発振周波数に変化させる、もしくは制御回路15の発振を停止させ、回路を保護する。
<高圧側フィラメント異常時の動作説明>
図2は高圧側フィラメント異常時の動作説明図である。図中の矢印は、直流電流の流れを示す。ランプ点灯時の等価抵抗をRlaとすると、Rla≪R11、R12である。
図2(a)は電源側端子が外れた場合、もしくはフィラメントが断線した場合の動作説明図である。抵抗R11を介して、コンデンサC2,C4に図示された極性で直流電圧が充電される。そのため、電源側端子Aに2次側の基準電位G2に対して正の直流電圧成分が発生する。
図2(b)は非電源側端子が外れた場合、もしくはフィラメントが断線した場合の動作説明図である。抵抗R12を介して、コンデンサC4に図示された極性で直流電圧が充電される。そのため、非電源側端子Bに2次側の基準電位G2に対して正の直流電圧成分が発生する。
検出回路11は端子A、Bの直流電圧成分の和に相当する電圧を検出するもので、これを比較器13に入力し、あとは低圧側のときと同様の動作を行なう。検出回路11を端子A、Bそれぞれ個別に設け、それぞれ個別の比較器を用いて判断してもよい。
本実施形態によれば、2次側の直流電圧源となるコンデンサC6、C7に直流電圧を蓄積するようにし、絶縁トランスT1の2次側出力電圧によって、正負交互にコンデンサC6、C7へ略等しく充電することで、絶縁トランスT1の偏磁をほぼ防止したことを特徴とする。
ここで、比較器13,14の基準電圧の共有化等を考慮して、コンデンサC6、C7の充電電圧は略等しい直流電圧とすることが望ましい。抵抗R11,R12とR2の値を適切に選べば、絶縁トランスT1の2次側出力電圧によって、正負交互にコンデンサC6、C7へ略等しく充電されるので、絶縁トランスT1の偏磁をほぼ防止できる。これにより、絶縁トランスT1のコアをギャップ無しにして励磁インダクタンスを大きくできるので、1次側の回路電流を低減することが可能となる。したがって、効率が向上し、また、トランスの巻数も減らせるので、トランスの小型化が可能となる。
以上のように、本実施形態によれば、電源−負荷間に絶縁が必要な場合であっても放電灯FLのフィラメントの断線、一線外れ等が検出可能で、保護動作に移行することで安全性が高まる。
また、ランプ寿命末期に何れか一方のフィラメントのエミッタが消耗してランプに整流作用が現れた場合、図2の端子A、Bにほぼ同等の直流電圧成分が発生する。この直流電圧成分は検出回路11によって検出できるので、比較器13をウィンドウコンパレータとし、2つの基準電圧の範囲内であれば正常、2つの基準電圧の範囲外となった場合には異常と判断して制御回路15に異常判定信号を送り、保護動作に移行させることで、ランプ寿命末期の保護も可能である。
なお、図1の回路では、絶縁トランスT1の2次巻線に2個のタップを設けた例を示しているが、n21、n23を別巻線としても良いことは言うまでもない。
また、図1の回路では、絶縁トランスT1の2次巻線に、直流カット用のコンデンサC3を介して予熱トランスT2を接続しているが、予熱トランスT2の各2次巻線を絶縁トランスT1に設けても構わない。あるいは、スイッチング素子Q2の両端間に、直流カット用のコンデンサC3を介して予熱トランスT2を接続しても構わない。さらに言えば、図1の回路は、フィラメント予熱回路とインバータ回路のスイッチング素子とが兼用された構成となっているが、本発明はこれに限定されるものではなく、別途フィラメント予熱回路用のスイッチング素子を設けて、放電灯点灯用のインバータ回路と独立に制御させる構成としてもよい。以下の各実施形態においても同様である。
(実施形態2)
図3は本発明の実施形態2の回路図である。絶縁トランスT1に巻線n31、n32を設けて、その出力を一対のダイオードで全波整流し、コンデンサC7を正負各極性で充電することで、2次側の直流電圧源とした例である。巻線n31とその直列ダイオードは1つの直流電圧源回路を構成しており、巻線n32とその直列ダイオードは他の1つの直流電圧源回路を構成している。これら2つの直流電圧源回路の出力をコンデンサC7に充電することで、1つの直流電圧出力としている。n31、n32は略等しい巻数に設定してある。
<低圧側フィラメント異常時の動作説明>
本実施形態の検出動作は、低圧側のフィラメントについては実施形態1と同様である。低圧側のフィラメントの非電源側端子に接続された直流電圧成分検出回路12の構成は図1と同じで良い。
<高圧側フィラメント異常時の動作説明>
高圧側フィラメントの電源側端子が外れた場合、もしくはフィラメントが断線した場合、コンデンサC7の正極→抵抗R11→コンデンサC2→コンデンサC1→コンデンサC7の負極の経路でコンデンサC2を2次側基準電位G2に対して正方向に充電する電流が流れるから、検出回路11により平均化されて検出される高圧側フィラメントの電源側端子の直流電圧成分は、2次側基準電位G2に対して上昇する。
高圧側フィラメントの非電源側端子が外れた場合、もしくはフィラメントが断線した場合、コンデンサC7の正極→抵抗R12→コンデンサC4→予熱トランスT2の2次巻線→放電灯FLの負荷抵抗Rla→コンデンサC7の負極の経路でコンデンサC4を充電する電流が流れるから、検出回路11により平均化されて検出される高圧側フィラメントの非電源側端子の直流電圧成分は、2次側基準電位G2に対して上昇する。
この電圧上昇を比較器13により判定することで、高圧側フィラメントの断線または端子外れを検出する。
本実施形態においても絶縁トランスT1の偏磁がほぼ防止できるので、効率が向上し、小型化が可能となる。
なお、図3はトランスT1に中間タップを設けた構成とした例を示しているが、図4に示すように、中間タップを設けず、巻線n3にダイオードブリッジDBを接続して全波整流したものでもよいことは言うまでもない。
(実施形態3)
図5は本発明の実施形態3の回路図である。絶縁トランスT1の2次側出力端子から、それぞれダイオードD1、D2及び抵抗R11;R12、R2を介してランプフィラメントの一端に接続し、絶縁トランスT1の2次側出力電圧を正負各極性で半波整流し、直流パルス電圧(半波整流された高周波電圧)を用いて断線検出を行う例である。
高圧側フィラメントと低圧側フィラメントとでダイオードD1,D2の向きを逆としているので、2次側の出力電圧の正負でそれぞれ低圧側、高圧側の各フィラメントに交互に直流電流を供給し、これによって絶縁トランスT1の偏磁を防止している。
<低圧側フィラメント異常時の動作説明>
低圧側のフィラメントの非電源側端子に接続された直流電圧成分検出回路12の構成は図1と同じで良い。図1では巻線n21からダイオードを介してコンデンサC7を充電しているが、図5の構成では、フィラメント断線時または端子外れ時には、直流電圧成分検出回路12の内部のコンデンサがダイオードD2、抵抗R2を介して充電されることになる。このコンデンサの電圧上昇を比較器14により判定することで、低圧側フィラメントの断線または端子外れを検出する。
<高圧側フィラメント異常時の動作説明>
高圧側フィラメントの電源側端子が外れた場合、もしくはフィラメントが断線した場合、トランスT1の2次巻線→コンデンサC1→コンデンサC2→抵抗R11→ダイオードD1→トランスT1の2次巻線の経路でコンデンサC2を2次側基準電位G2に対して負方向に充電する電流が流れるから、検出回路11により平均化されて検出される高圧側フィラメントの電源側端子の直流電圧成分は、2次側基準電位G2に対して低下する。
高圧側フィラメントの非電源側端子が外れた場合、もしくはフィラメントが断線した場合、トランスT1の2次巻線→放電灯FLの負荷抵抗Rla→予熱トランスT2の2次巻線→コンデンサC4→抵抗R12→ダイオードD1→トランスT1の2次巻線の経路でコンデンサC4を充電する電流が流れるから、検出回路11により平均化されて検出される高圧側フィラメントの非電源側端子の直流電圧成分は、2次側基準電位G2に対して低下する。
この電圧低下を比較器13により判定することで、高圧側フィラメントの断線または端子外れを検出する。
(実施形態4)
図6は本発明の実施形態4の回路図である。ランプ点灯のための共振回路の出力を抵抗R3、R4、R5で分圧し、抵抗R3に並列に、ダイオードD1を介してコンデンサC6を接続し、抵抗R5に並列にダイオードD2を介してコンデンサC7を接続することで、コンデンサC6,C7に略等しい直流電圧を蓄積する。そのため、抵抗R3とR5は略等しい抵抗値とする。
フィラメント断線を検出するための微小な直流電流を流すために、コンデンサC6,C7からそれぞれ抵抗R1、R2を介してランプフィラメントの非電源側端子に接続している。
コンデンサC4、C5の直流電圧成分を検出する検出回路11’,12’を備え、この検出回路11’,12’の出力電圧をそれぞれ基準電圧(図示せず)と比較する比較器13,14を備え、この比較器13,14の出力によって制御回路15の発振周波数を変化もしくは発振を停止させる機能を備える。
図7は本実施形態の動作説明図である。高圧側フィラメントの断線時を例に説明する。低圧側フィラメントの断線時も基本的に同じ動作である。図中の矢印は、直流電流の流れを示す。フィラメントの等価抵抗をRf1とする。正常時のRf1≪R1とすると、コンデンサC4の直流電圧成分はほぼ0となっている。今、フィラメント断線や少なくとも一方のフィラメント端子外れ、フィラメント端子の接触不良等によって、フィラメント抵抗Rf1が等価的に増大したとすると、コンデンサC6からの直流電流はコンデンサC4に充電され、非電源側端子に直流電圧成分が発生する。この直流電圧成分を検出することによって異常と判断する。
図8は本実施形態に用いる検出回路11’の一例である。コンデンサC4に並列に抵抗R41、コンデンサC41の並列回路を設けて平滑し、コンデンサC41に並列にツェナーダイオードZD1とフォトカプラPC1の1次側を接続し、フォトカプラPC1の2次側を制御回路15に出力している。コンデンサC41の直流電圧がツェナーダイオードZD1の電圧を超えるとツェナーダイオードZD1がオンとなり、フォトカプラPC1がオンする。制御回路15はこれを受けて保護動作に移行する。
上述の実施形態1〜3の回路では、ランプ寿命末期のランプ整流作用と高圧側のフィラメント断線の区別ができない。また、これらを同じ基準電圧で判定可能とするためには、コンデンサC6,C7の電圧を上げなければならないという制約がある。
これに対して、本実施形態では、正常時、ランプ寿命末期時とも、フィラメント断線でなければコンデンサC4の直流電圧成分はほぼ0であり、フィラメント断線等が発生して初めてコンデンサC4に直流電圧成分が発生するので、フィラメント端子外れやフィラメント断線の検出だけに適した基準電圧(図8ではツェナーダイオードZD1のツェナー電圧)を設定することが可能となり、また、コンデンサC6,C7の電圧は低くできる。
(実施形態5)
図9は本発明の実施形態5の回路図である。図6に示した実施形態4において、放電灯FLの非電源側のフィラメント端子の直流電圧成分を検出した例である。高圧側フィラメントにおいて、電源側端子と非電源側端子のどちらが外れてもコンデンサC4に同じ極性の直流電圧成分が充電されるので、検出回路11bは非電源側の直流電圧成分のみを検出している。
この図9の回路でも、実施形態1〜3と同様に、ランプ寿命末期のランプ整流作用と高圧側のフィラメント断線の区別ができない。また、これらを比較器13の同じ基準電圧で判定可能とするためには、コンデンサC6,C7の電圧を上げなければならないという制約がある。
これに対して、上述の実施形態4または次の実施形態6ではコンデンサC4の電圧変化を検出することで、正常時、ランプ寿命末期時とも、高圧側のフィラメント断線を確実に検出できる。
(実施形態6)
図10は本発明の実施形態6に用いる検出回路の回路図である。ここでは、高圧側フィラメントについて検出回路を図示しているが、低圧側フィラメントについても同様の構成の検出回路を具備しても良い。
本実施形態では、放電灯FLのフィラメントの電源側端子、非電源側端子の直流電圧成分を検出回路11a,11bでそれぞれ検出し、それらを比較器13’で比較している。また、フィラメント断線の有無を容易に判別可能とするために、電源側の直流電圧成分の検出電圧Vaには、直流電源V1によって直流電圧を重畳しておき、これを比較器13’の基準電圧とする。非電源側の直流電圧成分の検出電圧をVbとする。
フィラメントが正常に装着され、断線が無ければ、正常時、ランプ寿命末期時とも、コンデンサC4の直流電圧成分はほぼ0となる。このとき、フィラメントの電源側、非電源側の直流電圧成分の差はほとんどないので、直流電源V1によるバイアスにより、Va>Vbとなる。
フィラメント断線あるいは端子外れ、接触不良等が発生すると、コンデンサC6を電源として抵抗R1を介してコンデンサC4が充電されて直流電圧成分が発生し、フィラメントの非電源側の直流電圧成分が上昇する。このとき、Va<Vbとなるように回路定数を設定しておく。これによって、比較器13’の出力が反転するので、これを受けて制御回路15がインバータ回路を保護動作に移行させる。
本実施形態では、直流電源V1によってフィラメント断線検出の基準電圧が決定されるので、フィラメント断線検出についてのみ個別に基準電圧を設定可能である。
なお、図10において、高圧側フィラメントの電源側、非電源側の何れか一方の直流電圧成分検出回路11aまたは11bの出力を、別に用意したウィンドウコンパレータに入力し、2つの基準電圧の範囲外となった場合にランプの整流点灯(半波点灯)による異常と判断して制御回路15に異常判定信号を送り、インバータ回路を保護動作に移行させることで、ランプ寿命末期の保護も可能である。
(実施形態7)
図11に本発明の放電灯点灯装置を用いた液晶表示装置の概略構成を示す。液晶パネルLCPの背面(直下)にバックライトBLが配置されており、バックライトBLは、筐体21と、この上に設置された反射板22及び複数の放電灯1〜8と、その上方に設置された拡散板23、プリズムシート等の光学シート24とから構成されている。また筐体21の背面に放電灯1〜8を点灯する放電灯点灯装置10が設置されている。反射板22は各放電灯1〜8の光を有効に前面に指向させるものである。拡散板23は放電灯1〜8及び反射板22からの光を拡散させて前面への照明光の明るさ分布を平均化する機能を有する。液晶パネルLCPの各画素では、映像信号に応じて液晶が駆動され、バックライトBLから放射された光が透過され、液晶パネルLCP上に画像が表示される。
なお、本発明の放電灯点灯装置の用途は液晶表示装置に限定されるものではなく、放電灯を用いた照明装置にも搭載できることは言うまでもない。
本発明の実施形態1の回路図である。 本発明の実施形態1の動作説明のための回路図である。 本発明の実施形態2の回路図である。 本発明の実施形態2の一変形例の要部回路図である。 本発明の実施形態3の回路図である。 本発明の実施形態4の回路図である。 本発明の実施形態4の動作説明のための回路図である。 本発明の実施形態4に用いる検出回路の回路図である。 本発明の実施形態5の回路図である。 本発明の実施形態6に用いる検出回路の回路図である。 本発明の実施形態7の液晶表示装置の概略構成を示す分解斜視図である。
符号の説明
FL 放電灯
T1 絶縁トランス
T2 予熱トランス
Q1,Q2 スイッチング素子
C4,C5 予熱用コンデンサ
C6,C7 コンデンサ(2次側の直流電圧源)
R11;R12 抵抗(高圧側フィラメント検出用)
R2 抵抗(低圧側フィラメント検出用)
11,12 検出回路
13,14 比較器
15 制御回路

Claims (9)

  1. 直流電源に接続されたスイッチング素子を含み、該スイッチング素子のスイッチング動作により直流を高周波出力に変換するインバータ回路と、
    前記スイッチング素子のスイッチング動作を制御する制御回路と、
    前記インバータ回路の出力をフィラメントを有する放電灯に供給する端子と、
    前記フィラメントに予熱電流を供給するためのフィラメント予熱巻線とを備え、
    前記フィラメント予熱巻線の出力が、前記各フィラメントにそれぞれコンデンサを介して接続された放電灯点灯装置において、
    前記インバータ回路は、電源側を1次とし、負荷側を2次とするトランスを含んで構成され、前記トランスの2次側基準電位に対して正負に交番する2次側電圧を入力とした2つの直流電圧源回路を備え、
    前記2つの直流電圧源回路は、前記2次側基準電位に対して正負に交番する2次側電圧の正負で交互に略等しいエネルギーで電流供給され、
    前記2つの直流電圧源回路出力には、それぞれ抵抗を介して前記放電灯の各フィラメントが接続され、
    前記各フィラメントの少なくとも一端に、その一端の2次側基準電位に対する直流電圧成分を検出する検出回路を備え、
    前記検出回路の出力を入力し、基準電圧と比較する比較器を備え、
    前記制御回路は、前記比較器の出力を受けて前記インバータ回路の出力を制限若しくは前記インバータ回路の動作を停止させることを特徴とする放電灯点灯装置。
  2. 前記2つの直流電圧源回路の出力は、略等しい電圧であることを特徴とする請求項1記載の放電灯点灯装置。
  3. 前記トランスは、前記直流電圧源回路用の出力巻線を備え、該出力巻線の両端に一対の整流素子のアノードをそれぞれ接続し、前記各整流素子のカソード同士を接続することで、前記2つの直流電圧源回路の出力を1つの直流電圧出力としたことを特徴とする請求項2記載の放電灯点灯装置。
  4. 前記2つの直流電圧源回路は、前記トランスの2次側基準電位に対して正負略対称に交番する2次側の巻線電位を一対の整流素子によりそれぞれ半波整流したものであり、前記各整流素子はそれぞれのフィラメントに互いに逆方向に接続されていることを特徴とする請求項1記載の放電灯点灯装置。
  5. 前記直流電圧成分の検出回路は、前記フィラメント予熱巻線とフィラメントの間に接続されたコンデンサの直流電圧成分を検出することを特徴とする請求項1記載の放電灯点灯装置。
  6. 前記フィラメントの両端にそれぞれ2次側基準電位に対する直流電圧成分検出回路を備え、一方の直流電圧成分検出回路の検出電圧を前記比較器の基準電圧とすることで、前記各直流電圧成分検出回路の出力同士を前記比較器で比較することを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の放電灯点灯装置。
  7. 前記トランスは絶縁トランスであり、1次側と2次側の回路が絶縁されていることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の放電灯点灯装置。
  8. 請求項1〜7のいずれかに記載の放電灯点灯装置を含んでなる照明装置。
  9. 請求項1〜7のいずれかに記載の放電灯点灯装置を含んでなる液晶表示装置。
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