JP2009032600A - 蛍光管用電源、バックライト - Google Patents

蛍光管用電源、バックライト Download PDF

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Abstract

【課題】蛍光管の輝度の変化が低減する蛍光管用電源および当該蛍光管用電源を使用したバックライトを提供する。
【解決手段】直流電圧を出力するインバータ用電源1と、このインバータ用電源1の出力を交流に変換するインバータ3とを備えた蛍光管用電源10において、インバータ用電源1とインバータ3との間に、インバータ3に入力される電力を安定化させる電力安定化部2が設けられ、電力安定化部2の出力に基づいて、インバータ用電源1のフィードバック制御が行われる。また、電力安定化部2は、インバータ用電源1とインバータ3との間に流れる電流を検出し、当該電流に基づいて、インバータ用電源1のフィードバック制御が行われる。
【選択図】図1

Description

本発明は、蛍光管用電源および蛍光管用電源を利用したバックライトに関する。
発電、送電等を行う供給側と、負荷の大幅な変化等が生じる需要側との不一致等が原因で、需要側で電圧や電流が変化することがある。このような変化が生じると、電源の電力が十分に確保できないため、電気製品が正常に動かなくなる。
例えば、液晶テレビに使用されるバックライトでは、電源回路として、家庭用商用電源を直流に変換する直流電源とこの直流電源を交流に変換するインバータとが使用されている。このインバータに入力される電力が減少すると、設定した明るさより画面が暗くなる。また、電力が増加すると、設定した明るさより画面が明るくなる。
入力される電圧や電流、すなわち電力が変化しなくても、インバータ、蛍光管等のインバータ用電源における負荷のインピーダンスがばらつくと、バックライト間での明るさにもばらつきが生じる。インバータでは、トランス、共振コンデンサに比較的ばらつきがある。
特に、バックライトに使用されるCCFL(Cold Cathode Fluorescent Lamp:冷陰極蛍光ランプ)等の放電管は、負性抵抗特性を有する。つまり、電圧が上昇すると電流が減少し、電圧が低下すると電流が増加する。
CCFL等の蛍光管のインピーダンスは、通電時間によって異なり、蛍光管によってもばらつきがある。
一方で、バックライトの輝度は、蛍光管の管電流や管電力によるので、蛍光管には安定した電流供給や電力供給がされる必要がある。
このような状況下、特許文献1では、定電流源の入出力ラインに介在する電流検出抵抗を設け電流検出を行い、さらに、この電流検出抵抗と温度条件が等しい補正抵抗等を設けることにより、温度補償を行う定電流電源装置が提案されている。
特許文献2では、大電流を一定値に制御する定電流回路であって、負荷に供給される電流を抵抗素子の両端電圧で検出し、その検出電圧を入力側にフィードバックして、負荷に一定電流を供給するようにした定電流回路が提案されている。
特許文献3では、入力端と出力端とのライン上に抵抗を設け、当該抵抗における両端電圧を検出し、この両端電圧を入力側にフィードバックさせることにより、精度の向上を図ったクリップ安定化回路が提案されている。
特開平10−283044号公報 特開昭61−144108号公報 特開昭55−105712号公報
しかしながら、特許文献1に記載の定電流電源装置は、定電流を流すための装置であるので、負荷が変化すると、出力される電力も変化する。したがって、負荷にばらつきがあると、負荷の消費電力にばらつきが生じる。
特許文献2に記載の定電流回路も、定電流を流すための回路であり、負荷が変化すると、負荷の消費電力が変化する。
特許文献3に記載のクリップ安定化回路は、電圧をクリップさせることにより、定電流化を図るものである。したがって、消費電力を安定させるものではなく、負荷が小さくなると出力される電力が小さくなり、負荷が大きくなると出力される電力が大きくなる。
したがって、特許文献1ないし3に記載の定電流源は、負荷に定電流を流すための定電流源であり、負荷のインピーダンスに変化が生じると、負荷の消費電力が変化することになる。このような定電流源を蛍光管用の電源に適用しても、蛍光管の輝度変化が生じやすい。特に、蛍光管はインピーダンスの変化が大きいので、蛍光管の管電力の変化、すなわち、輝度の変化が大きくなりやすい。
本発明はこのような実情に鑑み、蛍光管の輝度の変化が低減する蛍光管用電源および当該蛍光管用電源を使用したバックライトを提供することを目的とする。
上記目的を達成すべく本発明は次の技術的手段を講じた。
本発明にかかる蛍光管用電源では、直流電圧を出力するインバータ用電源と、このインバータ用電源の出力を交流に変換するインバータとを備えた蛍光管用電源において、インバータ用電源とインバータとの間に、インバータに入力される電力を安定化させる電力安定化部が設けられ、電力安定化部の出力信号に基づいて、インバータ用電源のフィードバック制御が行われる。
このようにすると、インバータ用電源からインバータに入力される電力の変化が低減し、蛍光管の管電力が安定化する。したがって、蛍光管の輝度変化が低減する。蛍光管は負性抵抗特性を有するので管電力も変化しやすく、蛍光管の輝度変化が生じやすいが、インバータに入力される電力の変化が安定化すると、インバータから蛍光管に出力される電力も安定化する。このため、蛍光管の輝度変化が低減する。
また、インバータに入力される電力が安定化するので、インバータ内のトランス、共振コンデンサ等の特性のばらつきによって、蛍光管の輝度にばらつきが生じることが低減する。
本発明にかかる蛍光管用電源では、電力安定化部は、インバータ用電源とインバータとの間に流れる電流を検出し、この電流に基づいて、インバータ用電源のフィードバック制御が行われることが好ましい。
このようにすると、インバータに入力される電流が増加すると、インバータに入力される電力が減少するようにフィードバック制御が行われる。また、インバータに入力される電流が増加すると、インバータに入力される電力が減少するようにフィードバック制御が行われる。
したがって、インバータやインバータの出力側に接続される蛍光管のインピーダンスが変化しても安定した電力の供給が行われる。特に、蛍光管として利用される放電管は負性抵抗特性を有するのでインピーダンスが変化し、さらに、蛍光管間でのばらつきも発生しやすいが、インバータに入力される電力の変化が低減し、当該電力が安定化するので、このインバータの出力側に接続される蛍光管の輝度変化が低減する。
インバータに対する入力電流の変化は、インバータの入力電圧の変化に伴うインバータの入力電流の変化だけでなく、インバータ、蛍光管等のインバータ用電源における負荷のインピーダンスの変化によるインバータ用電源の入力電流の変化も含まれる。つまり、一定電圧下、負荷のインピーダンスが減少し、電流が増加する場合も含まれる。
本発明にかかる蛍光管用電源では、電力安定化部は、インバータ用電源とインバータとの間に接続された抵抗を備え、この抵抗の両端電圧を検出することによって、インバータ用電源とインバータとの間に流れる電流を検出することが好ましい。
このようにすると、比較的簡易な回路構成で、電流を検出することができるので、コストが低減する。
本発明にかかる蛍光管用電源では、電力安定化部は、インバータ用電源の出力電圧を検出し、この出力電圧に基づいて、インバータ用電源のフィードバック制御が行われることが好ましい。
このようにすると、インバータに入力される電圧が上昇すると、インバータに入力される電力が減少するようにフィードバック制御が行われ、インバータに入力される電圧が低下すると、インバータに入力される電力が増加するようにフィードバック制御が行われる。
このインバータ用電源の出力電圧に基づくフィードバック制御は、インバータに対する入力電圧が上昇しても、インバータの入力電流が増加しないような場合、つまり、入力電圧が上昇するのと略同時的に、負荷のインピーダンスが増加するような場合も含まれる。このような場合では、インバータの入力電流を検出しても、インバータの入力電圧の上昇を検出することができないが、インバータ用電源の出力電圧を検出することで、インバータに入力される電力の安定化を図ることができる。
特に、蛍光管として使用される放電管は負性抵抗特性を有するので、インピーダンスが変化しやすく、蛍光管間でのばらつきも発生しやすいが、インバータに入力される電圧の変化、すなわち入力電力の変化が低減すると、蛍光管の管電力が安定化する。このため、蛍光管の輝度変化が低減する。
本発明にかかる蛍光管用電源では、フィードバック制御は、インバータ用電源の出力電流の制御であることが好ましい。
このようにすると、インバータ用電源の電流が増減する場合に、この電流を制御し、電力を安定化できるだけでなく、前述のようにインバータ用電源の電圧が上下する場合であっても、電流を増減させることによって、電力の安定化を図ることができる。
本発明にかかるバックライトでは、前述の蛍光管用電源と、この蛍光管用電源から電力が供給される蛍光管とを備える。
このようなバックライトでは、インバータに入力される電力が安定するので、インバータの出力電圧も安定し、バックライトの輝度の変化やちらつきが低減するとともに、バックライト間での輝度のばらつきも低減する。
本発明によれば、蛍光管の輝度の変化が低減する蛍光管用電源および当該蛍光管用電源を使用したバックライトを得ることができる。
以下、本発明の実施形態を図面を参照しつつ説明する。
図1は、本発明に実施形態にかかるバックライトのブロック図である。
バックライト20は、家庭用商用電源、すなわち交流電源を直流電源に変換するインバータ用電源1と、インバータ用電源1の出力電力を安定化する電力安定化部2と、電力安定化部2で安定化された直流電力が入力されるインバータ3と、インバータ3から出力される交流の電力が入力される蛍光管4と、インバータ用電源1に対してフィードバック制御信号を供給する帰還部5とが設けられている。蛍光管4はCCFL(Cold Cathode Fluorescent Lamp:冷陰極蛍光放電管)からなる。インバータ用電源1、電力安定化部2、インバータ3、帰還部5により蛍光管用電源10が構成される。
インバータ用電源1は、図示しない家庭用商用電源に接続されており、交流を直流に変換する直流電源である。電力安定化部2は、インバータ3、蛍光管4等のインピーダンスが減少し、インバータ用電源1からの入力電流が増加すると、インバータ3に入力される電流を減少させるような制御信号を帰還部5に出力する。インバータ用電源1では、帰還部5を介して送られる制御信号に基づいて、インバータ用電源1の出力電流を低下させ、インバータ3に流れる電流を減少させる。
インバータ3、蛍光管4等のインバータ用電源1における負荷のインピーダンスが増加し、インバータ用電源1からの入力電流が減少すると、電力安定化部2はインバータ用電源1からインバータ3に入力される電流を増加させるような信号を帰還部5に出力し、インバータ用電源1では、帰還部5を介して送られる制御信号に基づいて、インバータ用電源1の出力電流を増加させることにより、インバータ3に入力される電流を増加させる。したがって、インバータ3に入力される電力が安定化し、蛍光管4の管電力が安定化する。
蛍光管4は負性抵抗特性を有する。また、蛍光管4の点灯時間、すなわち蛍光管4に電流が流れる時間が変化すると、管電流も変化し、輝度が変化する。しかし、電力安定化部2が設けられているので、蛍光管4の負性抵抗特性等により、蛍光管4等のインバータ用電源1の負荷のインピーダンスが変化しても、管電力が安定化する。
したがって、管電力によって決まる蛍光管4の輝度が安定化する。また、バックライト20間で、インバータ3や蛍光管4のインピーダンスにばらつきがあっても、管電力のばらつきが低減する。このため、バックライト20のちらつきが低減する。
電力安定化部2は、インバータ用電源1の出力電圧が上昇することにより、インバータ3の入力電圧が上昇すると、インバータ用電源1からインバータ3に入力される電流を減少させるような信号を帰還部5に送る。この場合、インバータ用電源1の出力電圧は上昇した状態で変化しないが、出力電流が減少するので、インバータ用電源1の出力電力、すなわちインバータ3の入力電力が安定化する。
同様に、電力安定化部2は、インバータ用電源1の出力電圧が低下すると、インバータ用電源1からインバータ3に入力される電流を増加させるような信号を帰還部5に送る。したがって、インバータ用電源1の出力電力、すなわち、インバータ3の入力電力が安定化する。
インバータ3の入力電圧が上昇する場合には、入力電圧の上昇に伴い入力電流が増加する場合だけでなく、入力電圧の上昇と略同時的に、インバータ3や蛍光管4等のインピーダンスが減少する場合も含まれる。
特に、入力電流のみを検出していると、入力電流が略一定の場合は、入力電圧が上昇しても入力電力の上昇を検出できないが、入力電圧を検出することにより入力電流を制御すると、インバータ3の入力電力を安定化することができる。このため、インバータ3の出力電力が安定化する。
このように、電力安定化部2をインバータ用電源1とインバータ3との間に設けることにより、インバータ用電源1の出力電力、すなわちインバータ3の入力電力が安定化するので、蛍光管4の輝度の変化が低減し、バックライト20のちらつきが低減する。
図示しないが、電力安定化部2とインバータ3との間には、制御トランジスタが設けられており、この制御トランジスタで、蛍光管4の調光を行うことができる。
図2は、電力安定化部の回路図である。電力安定化部2は、インバータ用電源1とインバータ3との間に設けられており、フィードバック制御を行うための信号を帰還部5に送ることができる。
第1のトランジスタTr1、第2のトランジスタTr2はOFFしており、インバータ用電源1の出力端子電圧Vが直流の定電圧であるものとする。
インバータ用電源1とインバータ3との間には、抵抗R1が設けられており、インバータ用電源1とインバータ3との間に流れる電流Iが増加すると、抵抗R1の両端電圧が上昇する。抵抗R1の両端電圧が上昇すると、第1のトランジスタTr1のベース・エミッタ間電圧が上昇し、第1のトランジスタTr1がONする。
この場合、インバータ用電源1の負荷、すなわちインバータ3や蛍光管4等のインピーダンスが減少し電流Iが増加すると、第1のトランジスタTr1がONし、第1のトランジスタTr1にコレクタ電流が流れるので、第2のトランジスタTr2のベース・エミッタ間に接続されている抵抗R5にかかる電圧が上昇する。したがって、第2のトランジスタTr2もONする。
抵抗R5にかかる電圧Vaと、第2のトランジスタTr2のベース・エミッタ間電圧とツェナーダイオードZD1のツェナー電圧との和は同じである。
第2のトランジスタTr2がONしていない場合は、帰還部5の入力端子電圧Vbは、ツェナーダイオードZD1のツェナー電圧より高いが、第2のトランジスタTr2がONすると、帰還部の入力端子電圧Vbはこのツェナー電圧になる。
したがって、インバータ用電源1からインバータ3に流れる電流が増加すると、帰還部5に電流を制限するような信号が送られ、この信号に基づいて、インバータ用電源1の出力電流を減少させるようなフィードバック制御が行われる。
一方、インバータ用電源1からインバータ3に流れる電流、すなわち抵抗R1を流れる電流Iが減少すると、第1のトランジスタTr1および第2のトランジスタTr2がOFFになり、帰還部5の入力端子電圧Vbが上昇して、帰還部5に信号が送られ、インバータ用電源1の電流が増加するようにフィードバック制御が行われる。
次に、インバータ用電源1の電流が増加しない状態で、インバータ用電源1の電圧が上昇する場合、つまり、インバータ3、蛍光管4等の負荷におけるインピーダンスが増加するのと略同時的に、インバータ用電源1の出力電圧が上昇するものとする。
この場合にあっても、第1のトランジスタTr1と第2のトランジスタTr2とがOFFしているものとする。インバータ用電源1の電圧が上昇すると、第2のトランジスタTr2のベース・エミッタ間電圧が上昇するので、第2のトランジスタTr2がONし、帰還部5の入力端子電圧Vbが低下する。したがって、帰還部5に電流を制御する信号が送られ、インバータ用電源1のフィードバック制御が行われる。このインバータ3の入力電圧の検出に基づく、インバータ3の入力電力のフィードバック制御は、インバータ3の入力電流を制限することにより行われる。同様に、インバータ3の入力電圧が低下すると、インバータ3の入力電流が増加するように、フィードバック制御が行われる。このため、蛍光管4の輝度変化が低減する。
図3は、本発明の実施形態にかかるインバータと蛍光管を示す図である。
図3に示すように、インバータ3は自励発振式であり、バラストコンデンサ6を介して、蛍光管4に接続されている。蛍光管4には、CCFLが使用されている。蛍光管4は、実用域では負性抵抗特性を有する。バラストコンデンサ6は、蛍光管4を流れる高周波電流を制限することによって、蛍光管4の点灯を安定させる。
インバータ3は、チョークコイルL、トランスT、共振コンデンサCr、トランジスタTr3、Tr4等からなる。インバータ3は、トランスTによって1次側と2次側に分けられ、トランスTの1次側に設けられている1次巻線W1は、メイン巻線W1Aとドライブ巻線W1Bに分けられている。また、メイン巻線W1Aの中間タップM1はチョークコイルLを介してインバータ入力端子に接続されており、インバータ3の入力端子電圧はVcである。トランスTの2次側に設けられている2次巻線W2は、中点M2が接地されており、第1の2次巻線W2Aと第2の2次巻線W2Bに分けられている。
インバータ3の入力端子に、電力安定化部2の出力である直流電圧Vcが印加されると、ドライブ巻線W1Bからの電流でトランジスタTr3、Tr4が交互に導通することによって自励発振し、中間タップM1からメイン巻線W1Aの一方の側に流れる電流とメイン巻線W1Aの他方の側に流れる電流とが交互に流れ、2次巻線W2に高周波電圧が発生する。バラストコンデンサ6は、蛍光管4に流れる電流を安定化させる。
インバータ用電源1の負荷、すなわちインバータ3、特にインバータ3内の共振コンデンサCr、トランスTやバラストコンデンサ6や蛍光管4のインピーダンスがばらつくと、インバータ3の入力電流も変化するが、蛍光管用電源10に電力安定化部2が設けられていると、インバータ3に入力される電力が安定化し、蛍光管4の輝度のばらつきが低減する。
本発明は、前述の実施形態以外に種々の実施形態を採用することができる。例えば、電力安定化部2の第1のトランジスタTr1には、PNPトランジスタが使用されているが、NPNトランジスタを使用するように回路が構成されていてもよく、インバータ3に使用されているNPNトランジスタTr3、Tr4を、MOSFETにしてもよい。また、蛍光管であれば、CCFLに限られない。つまり、このバックライト20に使用される電力安定化部2、インバータ3等は、本発明の趣旨を損なわない範囲で、どのような回路構成、回路素子であってもよく、回路素子の追加、変更、除去は適宜可能である。
バックライトのブロック図である。 電力安定化部の回路図である。 インバータと蛍光管を示す図である。
符号の説明
1 インバータ用電源
2 電力安定化部
3 インバータ
4 蛍光管
10 蛍光管用電源
20 バックライト
R1 抵抗

Claims (6)

  1. 直流電圧を出力するインバータ用電源と、前記インバータ用電源の出力を交流に変換するインバータとを備えた蛍光管用電源において、
    前記インバータ用電源と前記インバータとの間に、前記インバータに入力される電力を安定化させる電力安定化部が設けられ、前記電力安定化部の出力信号に基づいて、前記インバータ用電源のフィードバック制御が行われることを特徴とする蛍光管用電源。
  2. 請求項1に記載の蛍光管用電源において、
    前記電力安定化部は、前記インバータ用電源と前記インバータとの間に流れる電流を検出し、当該電流に基づいて、前記インバータ用電源のフィードバック制御が行われることを特徴とする蛍光管用電源。
  3. 請求項2に記載の蛍光管用電源において、
    前記電力安定化部は、前記インバータ用電源と前記インバータとの間に接続された抵抗を備え、当該抵抗の両端電圧を検出することによって、前記インバータ用電源と前記インバータとの間に流れる電流を検出することを特徴とする蛍光管用電源。
  4. 請求項1ないし3のいずれかに記載の蛍光管用電源において、
    前記電力安定化部は、前記インバータ用電源の出力電圧を検出し、当該出力電圧に基づいて、前記インバータ用電源のフィードバック制御が行われることを特徴とする蛍光管用電源。
  5. 請求項1ないし4のいずれかに記載の蛍光管用電源において、
    前記フィードバック制御は、前記インバータ用電源の出力電流の制御であることを特徴とする蛍光管用電源。
  6. 請求項1ないし5のいずれかに記載の蛍光管用電源と、前記蛍光管用電源から電力が供給される蛍光管とを備えたことを特徴とするバックライト。
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