JP2008219658A - テレビジョン、および電源回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】AC電源と電源の減電状態とが検出できると共に小型化や部品点数を削減することができる電源回路、およびその電源回路を使用したテレビジョンを提供する。
【解決手段】一次側電圧Vaが第1の所定値を超えるとツェナ降伏が生じる第1のツェナダイオードZD1と、一方の端子が一次側電圧Vaの出力ラインに接続され且つ他方の端子が接地されると共に第1のツェナダイオードZD1が分割点R1cよりも同出力ライン側に直列に配置される第1の分割抵抗R1と、第1の分割抵抗R1の分割点R1cにベースが接続されると共にエミッタが接地されてる第1のトランジスタTr1とを有して一次側電圧Vaを検出する電圧検出回路20b1と、第1のトランジスタTr1のオン/オフに基づいて減電状態検出信号DETをマイコン11へ出力する減電信号出力回路20b2とを有する減電検出回路20bを備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、テレビジョン、および電源回路に係り、特に、AC電源の減電状態を検出可能な電源回路、その電源回路を使用したテレビジョンに関する。
例えばテレビジョン装置には、AC電源電圧に基づく一次側電圧をトランスを介して複数種類の所定の電圧に変換して二次側で出力することによりテレビジョン装置の各部に動作電源を供給する電源回路が備えられている。
図4は、その電源回路の一例を示す概略構成図である。図4において、電源回路1は部分共振電源回路であり、外部の例えば商用AC電源を整流ブリッジ2aにて全波整流しコンデンサ2bにて平滑化して一次側電圧を出力する整流回路2と、一次コイル3aに入力された一次側電圧をそれぞれ所定の巻数比となった各二次コイル3b、3c、3dにて複数種類の所定の電圧に変換してテレビジョン装置各部の動作電源電圧Vb、Vc、Vdを二次側から出力するトランス3と、二次側電圧を一次側にフィードバックするフィードバック回路4と、フィードバック回路4からのフィードバック信号により一次側電圧をPWM制御するスイッチング回路5とからなる。
フィードバック回路4は、例えば二次コイル3bの出力電圧Vbの出力ラインLvbに接続され、二次コイル3bの出力電圧Vbが所定電圧を超えると、トランジスタ4aがオンさせられてフォトカプラ4bを介してスイッチング回路5にフィードバック信号を出力する。スイッチング回路5は、発振回路を備え、フィードバック回路4からのフィードバック信号が入力されると、PWM制御によるフィードバック制御を行い、二次コイル3bの出力電圧Vbが適正電圧となるように適宜調整し、一次コイル3aに駆動電圧を出力する。
ここで、電圧の異常から回路を保護する為に上述したような電源回路1に減電検出回路などを備えることが良く知られている。例えば、特許文献1には、図4に示すような減電検出回路1bを電源回路に備えることが記載されている。
減電検出回路1bは、一方の端子が二次コイル3bの出力電圧Vbの出力ラインLvbに接続されると共に他方の端子が接地された分割抵抗6a、6bと、この分割抵抗6a、6bの分割点にカソード側が接続されるダイオード7と、このダイオード7のアノード側に減電検出端子8aが接続されたマイコン8とから構成されている。
このように構成された減電検出回路1bにおいて、出力電圧Vbは、分割抵抗6a、6bにより分圧されて分割点6cの電圧に低下された後、ダイオード7のカソード側に入力される。ダイオード7は、分割点6cの電圧をマイコン8の減電検出端子8aに伝える。例えば、電源供給回路1aが正常に動作しているときは、分割点6cにおける電圧は3.3Vとなるように予め設定されており、減電検出端子8aにも3.3Vが印加されている。一方で、電源供給回路1aの動作が異常になり出力電圧Vbが低下すると、分割点6cの電圧も低下し、減電検出端子8aに印加される電圧も低下する。
以下に、マイコン8が出力電圧Vbの減電状態を検出したときの処理を図5のフローチャートを参照しつつ説明する。この処理は、マイコン8が減電検出端子8aを介して出力電圧Vbの出力ラインLvbを監視しつつ、減電検出端子8aに入力される電圧が1.0Vを切るとそれを検知して電源供給回路1aの異常による減電状態であるか否かの判定を行なう処理であり、電源がオンの間、繰り返し実行される。
図5において、処理が開始されると、ステップS1にて、カウンタkが0にセットされる。次いで、ステップS2にて、減電検出端子8aに印加される電圧が取得される。そして、ステップS3にて、ステップS2にて取得された電圧が1.0V以下であるか否かが判断される。電圧が1.0Vを切っておらずステップS3の判断が否定される場合は本ルーチンが終了させられる。
一方で、電圧が1.0V以下となってステップS3の判断が肯定される場合はステップS4にて、カウンタkがインクリメントされる。次いで、ステップS5にて、カウンタkが4以上であるか否かが判断される。カウンタkが4未満でありステップS5の判断が否定される場合はステップS6にて、50ms経過したか否かが判断される。すなわち、このステップS6では、電圧が1.0V以下となってステップS3の判断が肯定されてから50ms経過したか否かが判断される。このステップS6の判断は、当初は否定されるため繰り返し実行される。その後50ms経過してステップS6の判断が肯定されると、ステップS2に戻りそれ以下の処理が繰り返される。
一方で、カウンタkが4以上となりステップS5の判断が肯定される場合は、すなわち最初に電圧が1.0V以下となってステップS3の判断が肯定されてから200ms経過した場合は、ステップS7にて、電源供給回路1aのオン・オフを指令する信号としてオン信号Ponに替えてオフ信号Poffが電源供給回路1aに出力される。このように、減電検出回路1bにより出力電圧Vbの減電状態が検出されると、電源供給回路1aがオフさせられて動作電源電圧Vb、Vc、Vdの出力が停止させられる。
また、特許文献2には、ファンモータ駆動制御装置において、商用電源の瞬断または瞬停止を検出する為に商用電源の入力波形のゼロクロスを検出するゼロクロス検出回路と、商用電源の減電状態を検出する減電検出回路とを備えることが記載されている。
また、特許文献3には、映像信号処理装置において、AC検出手段を備えることが記載されている。また、特許文献4には、AC電力制御装置において、AC負荷電源の零電位付近を検出して検出信号を出力するAC検出回路を備えることが記載されている。
実用新案登録第3123106号公報 特開2003−50042号公報 特開平7−298262号公報 特開2004−164432号公報
ところで、テレビジョン装置などの装置は、コストダウンや省スペースの要求には限りがなく、当然、搭載される電源回路を含む回路においても一層の小型化や部品点数の削減が望まれる。しかしながら、上述したように、電圧の異常から回路を保護する為に電源回路には減電検出回路やAC検出回路などの異常検出回路を備える必要があり、回路の小型化や部品点数の削減を阻む要因となる可能性があった。
本発明は上記課題に鑑みて為されたもので、その目的とするところは、AC電源と電源の減電状態とが検出できると共に小型化や部品点数を削減することができる電源回路、およびその電源回路を使用したテレビジョンを提供することにある。
上記目的を達成するための請求項1に記載の発明は、AC電源電圧に基づく一次側電圧をトランスを介して複数種類の所定の電圧に変換して二次側から出力する電源回路を備えるテレビジョンにおいて、上記電源回路は、120Vの商用AC電源に基づいて一次側電圧を出力する整流回路と、同一次側電圧を複数種類の所定の電圧に変換して上記テレビジョン各部の動作電源電圧を二次側から出力するトランスと、二次側電圧を一次側にフィードバックするフィードバック回路と、同フィードバック回路からのフィードバック信号により上記一次側電圧をPWM制御するスイッチング回路とを有する電源供給回路と、上記一次側電圧を検出する電圧検出回路と、減電状態を検出する為の検出信号を出力する減電信号出力回路とを有する減電検出回路とを備え、上記電圧検出回路は、上記一次側電圧が第1の所定値を超えるとツェナ降伏が生じるように降伏電圧が120Vとされている第1のツェナダイオードと、一方の端子が上記一次側電圧の出力ラインに接続され且つ他方の端子が接地されると共に上記第1のツェナダイオードが分割点よりも同出力ライン側に直列に配置される第1の分割抵抗と、同第1の分割抵抗の上記分割点にベースが接続されると共にエミッタが接地されて上記一次側電圧が第1の所定値を超えているときにはオンさせられる一方で上記一次側電圧が第1の所定値以下であるときにはオフさせられる第1のトランジスタとを有し、上記第1の分割抵抗は、上記一次側電圧の出力ラインに接続される一方の抵抗と接地される他方の抵抗とからなり、上記第1のツェナダイオードのアノード側が上記分割点に接続され且つカソード側が上記一方の抵抗に接続されるように上記第1のツェナダイオードが直列に配置されるものであり、上記減電信号出力回路は、第3の抵抗を介してアノード側が上記一次側電圧の出力ラインに接続されると共にカソード側が上記第1のトランジスタのコレクタに接続される第1の発光ダイオードと第1のフォトトランジスタとで構成される第1のフォトカプラと、ベースが上記第1のフォトトランジスタを介して接地されると共に減電状態を検出する為の減電状態検出信号の信号電圧源にエミッタが接続される第2のトランジスタとを有し、上記一次側電圧が第1の所定値を超えているときには、上記第1のトランジスタのオンに伴い上記第2のトランジスタがオンさせられて減電状態検出信号としてハイ信号を出力する一方で、上記一次側電圧が第1の所定値以下であるときには、上記第1のトランジスタのオフに伴い上記第2のトランジスタがオフさせられて減電状態検出信号としてロー信号を出力することを特徴とするテレビジョン。
上記のように構成された本発明の電源回路において、AC電源電圧に基づく上記一次側電圧が第1の所定値を超えると、上記第1のツェナダイオードにツェナ降伏が生じ、上記第1のトランジスタのベースが接続される上記第1の分割抵抗の分割点には上記一次側電圧の分圧分がかかって同第1のトランジスタがオンさせられる。その第1のトランジスタがオンさせられることにより第1のトランジスタのコレクタに接続される上記第1の発光ダイオードが通電させられて上記第1のフォトトランジスタがオンさせられ、上記減電信号出力回路はその第1のフォトトランジスタのオンに伴い上記第2のトランジスタがオンさせられて減電状態検出信号としてハイ信号を出力することから、上記減電検出回路は第1の所定値を超える程の一次側電圧とするようなAC電源電圧が出力されていることを容易に検出することができる。
一方で、上記一次側電圧が第1の所定値以下であると、上記第1のツェナダイオードにはツェナ降伏が生じず、上記第1のトランジスタのベースが接続される上記第1の分割抵抗の分割点は零電位となって同第1のトランジスタはオフさせられる。その第1のトランジスタがオフさせられることにより上記第1の発光ダイオードが通電させられず上記第1のフォトトランジスタがオフさせられ、上記減電信号出力回路はその第1のフォトトランジスタのオフに伴い上記第2のトランジスタがオフさせられて減電状態検出信号としてロー信号を出力することから、上記減電検出回路は第1の所定値以下となる一次側電圧とするようなAC電源電圧の減電状態を容易に検出することができる。
また、前記目的を達成するための請求項2に記載の発明は、AC電源電圧に基づく一次側電圧をトランスを介して複数種類の所定の電圧に変換して二次側から出力する電源回路において、上記一次側電圧が第1の所定値を超えるとツェナ降伏が生じる第1のツェナダイオードと、一方の端子が上記一次側電圧の出力ラインに接続され且つ他方の端子が接地されると共に、上記第1のツェナダイオードが分割点よりも同出力ライン側に直列に配置される第1の分割抵抗と、上記第1の分割抵抗の分割点にベースが接続されると共にエミッタが接地されて、上記一次側電圧が第1の所定値を超えているときにはオンさせられる一方で、同一次側電圧が第1の所定値以下であるときにはオフさせられる第1のトランジスタと、上記第1のトランジスタのコレクタに接続されて、同第1のトランジスタのオン/オフに基づいて減電状態を検出する為の検出信号を出力する減電信号出力回路とを有する減電検出回路を備えることにある。
上記のように構成された本発明の電源回路において、AC電源電圧に基づく上記一次側電圧が第1の所定値を超えると、上記第1のツェナダイオードにツェナ降伏が生じ、上記第1のトランジスタのベースが接続される上記第1の分割抵抗の分割点には上記一次側電圧の分圧分がかかることから、同第1のトランジスタがオンさせられその第1のトランジスタのコレクタに接続される上記減電信号出力回路は第1の所定値を超える程の一次側電圧とするようなAC電源電圧が出力されていることを検出する為の検出信号を出力することが可能になる。よって、減電検出回路は、第1の所定値を超える程の一次側電圧とするようなAC電源電圧が出力されていることを検出することが可能になる。一方で、上記一次側電圧が第1の所定値以下であると、上記第1のツェナダイオードにはツェナ降伏が生じず、上記第1のトランジスタのベースが接続される上記第1の分割抵抗の分割点は零電位となることから、同第1のトランジスタはオンさせられず上記減電信号出力回路は第1の所定値以下となる一次側電圧とするようなAC電源電圧の減電状態を検出する為の検出信号を出力することが可能になる。よって、上記減電検出回路は、第1の所定値以下となる一次側電圧とするようなAC電源電圧の減電状態を検出することが可能になる。
また、請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の電源回路において、上記減電信号出力回路は、上記第1のトランジスタがオンすることで通電させられるように同第1のトランジスタのコレクタに接続される第1の発光ダイオードと、同第1の発光ダイオードの通電時にオンさせられることで第2のトランジスタをオンするように同第2のトランジスタが接続される第1のフォトトランジスタとで構成される第1のフォトカプラを有し、上記一次側電圧が第1の所定値を超えているときには上記第2のトランジスタがオンさせられてハイ信号を出力する一方で、同一次側電圧が第1の所定値以下であるときには同第2のトランジスタがオフさせられてロー信号を出力することにある。
要するに、請求項2に記載の電源回路において、上記減電信号出力回路は、上記第1のトランジスタがオンすることで通電させられるように同第1のトランジスタのコレクタに接続される第1の発光ダイオードと、同第1の発光ダイオードの通電時にオンさせられることで第2のトランジスタをオンするように同第2のトランジスタが接続される第1のフォトトランジスタとで構成される第1のフォトカプラを有している。
そして、上記一次側電圧が第1の所定値を超えていると、上記第1のトランジスタがオンさせられることによりその第1のトランジスタのコレクタに接続される上記第1の発光ダイオードが通電させられて上記第1のフォトトランジスタがオンさせられ、上記減電信号出力回路はその第1のフォトトランジスタのオンに伴い上記第2のトランジスタがオンさせられてハイ信号を出力することから、上記減電検出回路は第1の所定値を超える程の一次側電圧とするようなAC電源電圧が出力されていることを容易に検出することができる。一方で、上記一次側電圧が第1の所定値以下となると、上記第1のトランジスタがオフさせられることにより上記第1の発光ダイオードが通電させられず上記第1のフォトトランジスタがオフさせられ、上記減電信号出力回路はその第1のフォトトランジスタのオフに伴い上記第2のトランジスタがオフさせられてロー信号を出力することから、上記減電検出回路は第1の所定値以下となる一次側電圧とするようなAC電源電圧の減電状態を容易に検出することができる。
また、請求項4に記載の発明は、請求項2または3に記載の電源回路において、上記一次側電圧が第2の所定値を超えるとツェナ降伏が生じる第2のツェナダイオードと、一方の端子が上記一次側電圧の出力ラインに接続され且つ他方の端子が接地されると共に、分割点に上記第2のツェナダイオードのカソード側が接続される第2の分割抵抗と、上記第2のツェナダイオードのアノード側にベースが接続されると共にエミッタが接地されて、上記一次側電圧が第2の所定値を超えているときにはオンさせられる一方で、同一次側電圧が第2の所定値以下であるときにはオフさせられる第3のトランジスタと、上記第3のトランジスタのコレクタに接続されて、同第3のトランジスタのオン/オフに基づいて過電状態を検出する為の検出信号を出力する過電信号出力回路とを有する過電検出回路を更に備えることにある。
上記のように構成された請求項2または3に記載の電源回路において、上記一次側電圧が第2の所定値を超えると、上記第2のツェナダイオードにツェナ降伏が生じ、この第2のツェナダイオードを介して上記第2の分割抵抗の分割点に接続される上記第3のトランジスタのベースには上記一次側電圧の分圧分がかかることから、同第3のトランジスタがオンさせられその第3のトランジスタのコレクタに接続される上記過電信号出力回路は第2の所定値を超える程の一次側電圧とするようなAC電源電圧の過電状態を検出する為の検出信号を出力することが可能になる。よって、過電検出回路は、第2の所定値を超える程の一次側電圧とするようなAC電源電圧の過電状態を検出することが可能になる。一方で、上記一次側電圧が第2の所定値以下であると、上記第2のツェナダイオードにはツェナ降伏が生じず、上記第3のトランジスタのベースには上記一次側電圧の分圧分がかからないことから、同第3のトランジスタはオンさせられず上記過電信号出力回路は、第2の所定値以下となる一次側電圧とするようなAC電源電圧が出力されていることを検出する為の検出信号を出力することが可能になる。よって、上記過電検出回路は、第2の所定値以下となる一次側電圧とするようなAC電源電圧が出力されていることを検出することが可能になる。
また、請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の電源回路において、上記過電信号出力回路は、上記第3のトランジスタがオンすることで通電させられるように同第3のトランジスタのコレクタに接続される第2の発光ダイオードと、同第2の発光ダイオードの通電時にオンさせられることで第4のトランジスタをオンするように同第4のトランジスタが接続される第2のフォトトランジスタとで構成される第2のフォトカプラを有し、上記一次側電圧が第2の所定値を超えているときには上記第4のトランジスタがオンさせられてハイ信号を出力する一方で、同一次側電圧が第2の所定値以下であるときには同第4のトランジスタがオフさせられてロー信号を出力することにある。
要するに、請求項4に記載の電源回路において、上記過電信号出力回路は、上記第3のトランジスタがオンすることで通電させられるように同第3のトランジスタのコレクタに接続される第2の発光ダイオードと、同第2の発光ダイオードの通電時にオンさせられることで第4のトランジスタをオンするように同第4のトランジスタが接続される第2のフォトトランジスタとで構成される第2のフォトカプラを有している。
そして、上記一次側電圧が第2の所定値を超えていると、上記第3のトランジスタがオンさせられることによりその第3のトランジスタのコレクタに接続される第2の発光ダイオードが通電させられて上記第2のフォトトランジスタがオンさせられ、上記過電信号出力回路はその第2のフォトトランジスタのオンに伴い上記第4のトランジスタがオンさせられてハイ信号を出力することから、上記過電検出回路は第2の所定値を超える程の一次側電圧とするようなAC電源電圧の過電状態を容易に検出することができる。一方で、上記一次側電圧が第2の所定値以下であると、上記第3のトランジスタがオフさせられることにより上記第2の発光ダイオードが通電させられず上記第2のフォトトランジスタがオフさせられ、上記過電信号出力回路はその第2のフォトトランジスタのオフに伴い上記第4のトランジスタがオフさせられてロー信号を出力することから、上記過電検出回路は第2の所定値以下となる一次側電圧とするようなAC電源電圧が出力されていることを容易に検出することが可能になる。
以上説明したように、請求項1または2に記載の発明によれば、第1のツェナダイオードを備えることにより1つの減電検出回路で、AC電源電圧の検出とAC電源電圧の減電状態の検出とが可能になる。これによって、AC検出回路と減電検出回路とを別個に備える必要が無くなり、電源回路の小型化や部品点数を削減することが可能となる。また、この減電検出回路は一次側に備えられていることから、二次側における複数の二次コイルに対応する電源電圧毎にそれぞれ減電検出回路を備える必要が無く、一層電源回路の小型化や部品点数を削減することが可能となる。
また、請求項3に記載の発明によれば、上記減電信号出力回路が簡単に構成され、AC電源電圧の検出とAC電源電圧の減電状態の検出とが容易にできる。
また、請求項4に記載の発明によれば、第2のツェナダイオードを備えることにより1つの過電検出回路で、AC電源電圧の検出とAC電源電圧の過電状態の検出とが可能になる。これによって、AC検出回路と過電検出回路とを別個に備える必要が無くなり、電源回路の小型化や部品点数を削減することが可能となる。また、この過電検出回路は一次側に備えられていることから、二次側における複数の二次コイルに対応する電源電圧毎にそれぞれ過電検出回路を備える必要が無く、一層電源回路の小型化や部品点数を削減することが可能となる。更に、上記減電検出回路に加えて備えられることで、AC電源電圧が適正な範囲にあるか否かを容易に検出することができる。
また、請求項5に記載の発明によれば、上記過電信号出力回路が簡単に構成され、AC電源電圧の検出とAC電源電圧の過電状態の検出とが容易にできる。
以下、下記の項目に従って本発明の実施形態を図面を参照しつつ説明する。
(1)減電検出回路の構成
(2)減電検出回路のまとめ
(3)過電検出回路の構成
(4)過電検出回路のまとめ
(1)減電検出回路の構成
図1は、本発明が適用されるテレビジョンとしての液晶テレビジョン装置10の構成を説明するブロック図である。図1において、液晶テレビジョン装置10は、本体の動作を制御するマイコン11と、アンテナ12で受信されるテレビジョン放送信号から選択されているチャンネルのテレビジョン放送信号を抽出して出力するチューナ13と、そのチューナ13が出力したテレビジョン放送信号に基づく映像を液晶パネル14に表示させる映像処理部15と、チューナ13が出力したテレビジョン放送信号に基づく音声をスピーカ16から出力する音声処理部17と、リモコン18から送信されてきた操作コマンドを受信するリモコン受信部19と、各部へ動作電源を供給する電源回路20とを備えている。
マイコン11は、電源回路20が備える減電検出回路20bからの減電状態検出信号に基づいて電源回路20のオン・オフを指令する信号を同じく電源回路20が備える電源供給回路20aへ出力する。また、マイコン11は、リモコン受信部19で受信した制御コマンドに基づいてチャンネルの切換え、音量のアップ/ダウン等を制御する。
図2は、電源回路20の一例を示す概略構成図である。図2において、電源回路20は、(a)外部の例えば120Vの商用AC電源に基づいて一次側電圧Vaを出力する整流回路2と、一次側電圧Vaを複数種類の所定の電圧に変換してテレビジョン装置各部の動作電源電圧Vb、Vc、Vdを二次側から出力するトランス3と、二次側電圧Vbを一次側にフィードバックするフィードバック回路4と、フィードバック回路4からのフィードバック信号により一次側電圧VaをPWM制御するスイッチング回路5とを有する電源供給回路20aと、(b)一次側電圧Vaを検出する電圧検出回路20b1と、減電状態を検出する為の検出信号を出力する減電信号出力回路20b2とを有する減電検出回路20bとを備えている。
電源供給回路20aは、図4に示した電源供給回路1aと略同等の構成であるので、ここではその説明を省略する。
電圧検出回路20b1は、一次側電圧Vaが第1の所定値を超えるとツェナ降伏が生じる第1のツェナダイオードZD1と、一方の端子が一次側電圧Vaの出力ラインLvaに接続され且つ他方の端子が接地されると共に第1のツェナダイオードZD1が分割点R1cよりも同出力ラインLva側に直列に配置される第1の分割抵抗R1と、第1の分割抵抗R1の分割点R1cにベースが接続されると共にエミッタが接地されて、一次側電圧Vaが第1の所定値を超えているときにはオンさせられる一方で、一次側電圧Vaが第1の所定値以下であるときにはオフさせられる第1のトランジスタTr1とを有している。
第1の分割抵抗R1は、一次側電圧Vaの出力ラインLvaに接続される一方の抵抗R1aと接地される他方の抵抗R1bとからなり、第1のツェナダイオードZD1のアノード側が分割点R1cに接続され且つカソード側が一方の抵抗1aに接続されるように第1のツェナダイオードZD1が直列に配置されている。
減電信号出力回路20b2は、第3の抵抗R3を介してアノード側が一次側電圧Vaの出力ラインLvaに接続されると共にカソード側が第1のトランジスタTr1のコレクタに接続される第1の発光ダイオードPC1aと第1のフォトトランジスタPC1bとで構成される第1のフォトカプラPC1と、ベースが第1のフォトトランジスタPC1bを介して接地されると共に減電状態を検出する為の減電状態検出信号DETの信号電圧源21にエミッタが接続される第2のトランジスタTr2とを有している。また、この第2のトランジスタTr2のコレクタはマイコン11に接続されている。
つまり、減電信号出力回路20b2は、第1のトランジスタTr1がオンすることで通電させられるように第1のトランジスタTr1のコレクタに接続される第1の発光ダイオードPC1aと、第1の発光ダイオードPC1aの通電時にオンさせられることで第2のトランジスタTr2をオンするように第2のトランジスタTr2が接続される第1のフォトトランジスタPC1bとで構成される第1のフォトカプラPC1を有している。そして、減電信号出力回路20b2は、第1のトランジスタTr1のオン/オフに基づいて減電状態検出信号DETをマイコン11へ出力する。例えば、第1のトランジスタTr1のオンに伴い第2のトランジスタTr2がオンさせられると減電状態検出信号DETとしてハイ信号をマイコン11へ出力する一方で、第1のトランジスタTr1のオフに伴い第2のトランジスタTr2がオフさせられると減電状態検出信号DETとしてロー信号をマイコン11へ出力する。
このように構成された減電検出回路20bにおいて、一次側電圧Vaが第1の所定値を超えると、第1のツェナダイオードZD1にツェナ降伏が生じ、第1のトランジスタTr1のベースが接続される第1の分割抵抗R1の分割点R1cには一次側電圧Vaの分圧分がかかって第1のトランジスタTr1がオンさせられる。その第1のトランジスタTr1がオンさせられることにより第1のトランジスタTr1のコレクタに接続される第1の発光ダイオードPC1aが通電させられて第1のフォトトランジスタPC1bがオンさせられ、その第1のフォトトランジスタPC1bのオンに伴い第2のトランジスタTr2がオンさせられて減電状態検出信号DETとしてハイ信号をマイコン11へ出力する。よって、減電検出回路20bは、第1の所定値を超える程の一次側電圧VaとするようなAC電源電圧が出力されていることを容易に検出することができる。尚、減電状態検出信号DETは、減電状態を検出する為の検出信号であるが、一次側電圧Vaが第1の所定値を超えるときにはハイ信号が出力されるので、第1の所定値を超える程の一次側電圧VaとするようなAC電源電圧が出力されていることを検出する為の検出信号でもある。
一方で、一次側電圧Vaが第1の所定値以下であると、第1のツェナダイオードZD1にはツェナ降伏が生じず、第1のトランジスタTr1のベースが接続される第1の分割抵抗R1の分割点R1cは零電位となって第1のトランジスタTr1がオフさせられる。その第1のトランジスタTr1がオフさせられることにより第1のトランジスタTr1のコレクタに接続される第1の発光ダイオードPC1aが通電させられず第1のフォトトランジスタPC1bがオフさせられ、その第1のフォトトランジスタPC1bのオフに伴い第2のトランジスタTr2がオフさせられて減電状態検出信号DETとしてロー信号をマイコン11へ出力する。よって、減電検出回路20bは、第1の所定値以下となる一次側電圧VaとするようなAC電源電圧の減電状態を容易に検出することができる。
マイコン11は、例えば減電状態検出信号DETが所定時間連続してロー信号であると判断した場合には、電源供給回路20aのオン・オフを指令する信号としてオン信号Ponに替えてオフ信号Poffを電源供給回路20aに出力し、電源供給回路20aをオフして動作電源電圧Vb、Vc、Vdの出力を停止させる。
尚、上記第1の所定値は、適正な二次側電圧Vb、Vc、Vdが得られる為に必要な電圧として予め実験的に求められて定められた必要電圧値の下限であり、適正な二次側電圧Vb、Vc、Vdが得られる為に必要なAC電源電圧の下限値に対応する値である。従って、120VのAC電源電圧に対して、そのAC電源電圧が80V程度を超えないときに減電状態と判断するならば、その時の一次側電圧Vaが113V程度(=80×√2)を超えないことから、第1のツェナダイオードZD1には降伏電圧が120V程度のものを使用するのが望ましい。
(2)減電検出回路のまとめ
上述のように、本実施例によれば、第1のツェナダイオードZD1を備えることにより1つの減電検出回路20bで、AC電源電圧の検出とAC電源電圧の減電状態の検出とが可能になる。これによって、AC検出回路と減電検出回路とを別個に備える必要が無くなり、電源回路20の小型化や部品点数を削減することが可能となる。
特に、この減電検出回路20bは一次側に備えられていることから、二次側における複数の二次コイルに対応する二次側電圧Vb、Vc、Vd毎にそれぞれ減電検出回路を備える必要が無く、一層電源回路20の小型化や部品点数を削減することが可能となる。
(3)過電検出回路の構成
次に、本発明の他の実施形態を説明する。尚、以下の説明において実施例相互に共通する部分には同一の符号を付して説明を省略する。また、技術的に両立しない場合を除いて、本明細書で述べる複数の実施例は共通の対象に適用可能である。
図3は、過電検出回路20cの一例を示す概略構成図である。この過電検出回路20cは、減電検出回路20bに加えて電源回路20に備えられているものであり、減電検出回路20bと並列に整流回路2に接続されている。
図3において、過電検出回路20cは、一次側電圧Vaを検出する電圧検出回路20c1と、過電状態を検出する為の検出信号を出力する過電信号出力回路20c2とを有している。
電圧検出回路20c1は、一次側電圧Vaが第2の所定値を超えるとツェナ降伏が生じる第2のツェナダイオードZD2と、一方の端子が一次側電圧Vaの出力ラインLvaに接続され且つ他方の端子が接地されると共に分割点R2cに第2のツェナダイオードZD2のカソード側が接続される第2の分割抵抗R2と、第2のツェナダイオードZD2のアノード側にベースが接続されると共にエミッタが接地されて、一次側電圧Vaが第2の所定値を超えているときにはオンさせられる一方で、一次側電圧Vaが第2の所定値以下であるときにはオフさせられる第3のトランジスタTr3とを有している。
第2の分割抵抗R2は、一次側電圧Vaの出力ラインLvaに接続される抵抗R2aと接地される抵抗R2bとからなる。
過電信号出力回路20c2は、第4の抵抗R4を介してアノード側が一次側電圧Vaの出力ラインLvaに接続されると共にカソード側が第3のトランジスタTr3のコレクタに接続される第2の発光ダイオードPC2aと第2のフォトトランジスタPC2bとで構成される第2のフォトカプラPC2と、ベースが第2のフォトトランジスタPC2bを介して接地されると共に過電状態を検出する為の過電状態検出信号DET2の信号電圧源22にエミッタが接続される第4のトランジスタTr4とを有している。また、この第4のトランジスタTr4のコレクタはマイコン11に接続されている。
つまり、過電信号出力回路20c2は、第3のトランジスタTr3がオンすることで通電させられるように第3のトランジスタTr3のコレクタに接続される第2の発光ダイオードPC2aと、第2の発光ダイオードPC2aの通電時にオンさせられることで第4のトランジスタTr4をオンするように第4のトランジスタTr4が接続される第2のフォトトランジスタPC2bとで構成される第2のフォトカプラPC2を有している。そして、過電信号出力回路20c2は、第3のトランジスタTr3のオン/オフに基づいて過電状態検出信号DET2をマイコン11へ出力する。例えば、第3のトランジスタTr3のオンに伴い第4のトランジスタTr4がオンさせられると過電状態検出信号DET2としてハイ信号をマイコン11へ出力する一方で、第3のトランジスタTr3のオフに伴い第4のトランジスタTr4がオフさせられると過電状態検出信号DET2としてロー信号をマイコン11へ出力する。
このように構成された過電検出回路20cにおいて、一次側電圧Vaが第2の所定値を超えると、第2のツェナダイオードZD2にツェナ降伏が生じ、この第2のツェナダイオードZD2を介して第2の分割抵抗R2の分割点R2cに接続される第3のトランジスタTr3のベースには一次側電圧Vaの分圧分がかかって第3のトランジスタTr3がオンさせられる。その第3のトランジスタTr3がオンさせられることにより第3のトランジスタTr3のコレクタに接続される第2の発光ダイオードPC2aが通電させられて第2のフォトトランジスタPC2bがオンさせられ、その第2のフォトトランジスタPC2bのオンに伴い第4のトランジスタTr4がオンさせられて過電状態検出信号DET2としてハイ信号をマイコン11へ出力する。よって、過電検出回路20cは、第2の所定値を超える程の一次側電圧VaとするようなAC電源電圧の過電状態を容易に検出することができる。尚、過電状態検出信号DET2は、過電状態を検出する為の検出信号であるが、一次側電圧Vaが第2の所定値を超えるときにはハイ信号が出力されるので、第2の所定値を超える程の一次側電圧Vaとするような過電状態となるAC電源電圧が出力されていることを検出する為の検出信号でもある。
一方で、一次側電圧Vaが第2の所定値以下であると、第2のツェナダイオードZD2にはツェナ降伏が生じず、第3のトランジスタTr3のベースには一次側電圧Vaの分圧分がかからなくなって第3のトランジスタTr3がオフさせられる。その第3のトランジスタTr3がオフさせられることにより第3のトランジスタTr3のコレクタに接続される第2の発光ダイオードPC2aが通電させられず第2のフォトトランジスタPC2bがオフさせられ、その第2のフォトトランジスタPC2bのオフに伴い第4のトランジスタTr4がオフさせられて過電状態検出信号DET2としてロー信号をマイコン11へ出力する。よって、過電検出回路20cは、第2の所定値以下となる一次側電圧VaとするようなAC電源電圧が出力されていることを容易に検出することができる。
マイコン11は、例えば過電状態検出信号DET2が所定時間連続してハイ信号であると判断した場合には、電源供給回路20aのオン・オフを指令する信号としてオン信号Ponに替えてオフ信号Poffを電源供給回路20aに出力し、電源供給回路20aをオフして動作電源電圧Vb、Vc、Vdの出力を停止させる。
尚、上記第2の所定値は、適正な二次側電圧Vb、Vc、Vdが得られる為に必要な電圧として予め実験的に求められて定められた必要電圧値の上限であり、適正な二次側電圧Vb、Vc、Vdが得られる為に必要なAC電源電圧の上限値に対応する値である。従って、それに見合った降伏電圧の第2のツェナダイオードZD2を使用するのが望ましい。
(4)過電検出回路のまとめ
上述のように、本実施例によれば、第2のツェナダイオードZD2を備えることにより1つの過電検出回路20cで、AC電源電圧の検出とAC電源電圧の過電状態の検出とが可能になる。これによって、AC検出回路と過電検出回路とを別個に備える必要が無くなり、電源回路20の小型化や部品点数を削減することが可能となる。
また、この過電検出回路20cは一次側に備えられていることから、二次側における複数の二次コイルに対応する二次側電圧Vb、Vc、Vd毎にそれぞれ過電検出回路を備える必要が無く、一層電源回路20の小型化や部品点数を削減することが可能となる。
特に、減電検出回路20bに加えて備えられることで、AC電源電圧が適正な範囲にあるか否かを容易に検出することができる。
以上、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明したが、上述したのはあくまでも一実施形態であり、本発明は当業者の知識に基づいて種々の変更、改良を加えた態様で実施することができる。
本発明が適用される液晶テレビジョン装置の構成を説明するブロック図である。 減電検出回路を備える電源回路の一例を示す概略構成図である。 過電検出回路の一例を示す概略構成図である。 従来の電源回路の一例を示す概略構成図である。 図4のマイコンの処理を示すフローチャートである。
符号の説明
2:整流回路
3:トランス
4:フィードバック回路
5:スイッチング回路
10:液晶テレビジョン装置(テレビジョン)
20:電源回路
20a:電源供給回路
20b:減電検出回路
20b1:電圧検出回路
20b2:減電信号出力回路
21:信号電圧源
Lva:一次側電圧の出力ライン
PC1:第1のフォトカプラ
PC1a:第1の発光ダイオード
PC1b:第1のフォトトランジスタ
R1:第1の分割抵抗
R1a:一方の抵抗
R1b:他方の抵抗
R1c:分割点
R3:第3の抵抗
Tr1:第1のトランジスタ
Tr2:第2のトランジスタ
ZD1:第1のツェナダイオード

Claims (5)

  1. AC電源電圧に基づく一次側電圧をトランスを介して複数種類の所定の電圧に変換して二次側から出力する電源回路を備えるテレビジョンにおいて、
    上記電源回路は、
    120Vの商用AC電源電圧に基づいて一次側電圧を出力する整流回路と、同一次側電圧を複数種類の所定の電圧に変換して上記テレビジョン各部の動作電源電圧を二次側から出力するトランスと、二次側電圧を一次側にフィードバックするフィードバック回路と、同フィードバック回路からのフィードバック信号により上記一次側電圧をPWM制御するスイッチング回路とを有する電源供給回路と、
    上記一次側電圧を検出する電圧検出回路と、減電状態を検出する為の検出信号を出力する減電信号出力回路とを有する減電検出回路とを備え、
    上記電圧検出回路は、
    上記一次側電圧が第1の所定値を超えるとツェナ降伏が生じるように降伏電圧が120Vとされている第1のツェナダイオードと、一方の端子が上記一次側電圧の出力ラインに接続され且つ他方の端子が接地されると共に上記第1のツェナダイオードが分割点よりも同出力ライン側に直列に配置される第1の分割抵抗と、同第1の分割抵抗の上記分割点にベースが接続されると共にエミッタが接地されて上記一次側電圧が第1の所定値を超えているときにはオンさせられる一方で上記一次側電圧が第1の所定値以下であるときにはオフさせられる第1のトランジスタとを有し、
    上記第1の分割抵抗は、
    上記一次側電圧の出力ラインに接続される一方の抵抗と接地される他方の抵抗とからなり、上記第1のツェナダイオードのアノード側が上記分割点に接続され且つカソード側が上記一方の抵抗に接続されるように上記第1のツェナダイオードが直列に配置されるものであり、
    上記減電信号出力回路は、
    第3の抵抗を介してアノード側が上記一次側電圧の出力ラインに接続されると共にカソード側が上記第1のトランジスタのコレクタに接続される第1の発光ダイオードと第1のフォトトランジスタとで構成される第1のフォトカプラと、ベースが上記第1のフォトトランジスタを介して接地されると共に減電状態を検出する為の減電状態検出信号の信号電圧源にエミッタが接続される第2のトランジスタとを有し、
    上記一次側電圧が第1の所定値を超えているときには、上記第1のトランジスタのオンに伴い上記第2のトランジスタがオンさせられて減電状態検出信号としてハイ信号を出力する一方で、上記一次側電圧が第1の所定値以下であるときには、上記第1のトランジスタのオフに伴い上記第2のトランジスタがオフさせられて減電状態検出信号としてロー信号を出力することを特徴とするテレビジョン。
  2. AC電源電圧に基づく一次側電圧をトランスを介して複数種類の所定の電圧に変換して二次側から出力する電源回路において、
    上記一次側電圧が第1の所定値を超えるとツェナ降伏が生じる第1のツェナダイオードと、
    一方の端子が上記一次側電圧の出力ラインに接続され且つ他方の端子が接地されると共に、上記第1のツェナダイオードが分割点よりも同出力ライン側に直列に配置される第1の分割抵抗と、
    上記第1の分割抵抗の分割点にベースが接続されると共にエミッタが接地されて、上記一次側電圧が第1の所定値を超えているときにはオンさせられる一方で、同一次側電圧が第1の所定値以下であるときにはオフさせられる第1のトランジスタと、
    上記第1のトランジスタのコレクタに接続されて、同第1のトランジスタのオン/オフに基づいて減電状態を検出する為の検出信号を出力する減電信号出力回路と
    を有する減電検出回路を備えることを特徴とする電源回路。
  3. 上記減電信号出力回路は、
    上記第1のトランジスタがオンすることで通電させられるように同第1のトランジスタのコレクタに接続される第1の発光ダイオードと、同第1の発光ダイオードの通電時にオンさせられることで第2のトランジスタをオンするように同第2のトランジスタが接続される第1のフォトトランジスタとで構成される第1のフォトカプラを有し、
    上記一次側電圧が第1の所定値を超えているときには上記第2のトランジスタがオンさせられてハイ信号を出力する一方で、同一次側電圧が第1の所定値以下であるときには同第2のトランジスタがオフさせられてロー信号を出力することを特徴とする請求項2に記載の電源回路。
  4. 上記一次側電圧が第2の所定値を超えるとツェナ降伏が生じる第2のツェナダイオードと、
    一方の端子が上記一次側電圧の出力ラインに接続され且つ他方の端子が接地されると共に、分割点に上記第2のツェナダイオードのカソード側が接続される第2の分割抵抗と、
    上記第2のツェナダイオードのアノード側にベースが接続されると共にエミッタが接地されて、上記一次側電圧が第2の所定値を超えているときにはオンさせられる一方で、同一次側電圧が第2の所定値以下であるときにはオフさせられる第3のトランジスタと、
    上記第3のトランジスタのコレクタに接続され、同第3のトランジスタのオン/オフに基づいて過電状態を検出する為の検出信号を出力する過電信号出力回路と
    を有する過電検出回路を更に備えることを特徴とする請求項2または3に記載の電源回路。
  5. 上記過電信号出力回路は、
    上記第3のトランジスタがオンすることで通電させられるように同第3のトランジスタのコレクタに接続される第2の発光ダイオードと、同第2の発光ダイオードの通電時にオンさせられることで第4のトランジスタをオンするように同第4のトランジスタが接続される第2のフォトトランジスタとで構成される第2のフォトカプラを有し、
    上記一次側電圧が第2の所定値を超えているときには上記第4のトランジスタがオンさせられてハイ信号を出力する一方で、同一次側電圧が第2の所定値以下であるときには同第4のトランジスタがオフさせられてロー信号を出力することを特徴とする請求項4に記載の電源回路。
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