JP2008219658A - テレビジョン、および電源回路 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】一次側電圧Vaが第1の所定値を超えるとツェナ降伏が生じる第1のツェナダイオードZD1と、一方の端子が一次側電圧Vaの出力ラインに接続され且つ他方の端子が接地されると共に第1のツェナダイオードZD1が分割点R1cよりも同出力ライン側に直列に配置される第1の分割抵抗R1と、第1の分割抵抗R1の分割点R1cにベースが接続されると共にエミッタが接地されてる第1のトランジスタTr1とを有して一次側電圧Vaを検出する電圧検出回路20b1と、第1のトランジスタTr1のオン/オフに基づいて減電状態検出信号DETをマイコン11へ出力する減電信号出力回路20b2とを有する減電検出回路20bを備える。
【選択図】図2
Description
(1)減電検出回路の構成
(2)減電検出回路のまとめ
(3)過電検出回路の構成
(4)過電検出回路のまとめ
図1は、本発明が適用されるテレビジョンとしての液晶テレビジョン装置10の構成を説明するブロック図である。図1において、液晶テレビジョン装置10は、本体の動作を制御するマイコン11と、アンテナ12で受信されるテレビジョン放送信号から選択されているチャンネルのテレビジョン放送信号を抽出して出力するチューナ13と、そのチューナ13が出力したテレビジョン放送信号に基づく映像を液晶パネル14に表示させる映像処理部15と、チューナ13が出力したテレビジョン放送信号に基づく音声をスピーカ16から出力する音声処理部17と、リモコン18から送信されてきた操作コマンドを受信するリモコン受信部19と、各部へ動作電源を供給する電源回路20とを備えている。
上述のように、本実施例によれば、第1のツェナダイオードZD1を備えることにより1つの減電検出回路20bで、AC電源電圧の検出とAC電源電圧の減電状態の検出とが可能になる。これによって、AC検出回路と減電検出回路とを別個に備える必要が無くなり、電源回路20の小型化や部品点数を削減することが可能となる。
次に、本発明の他の実施形態を説明する。尚、以下の説明において実施例相互に共通する部分には同一の符号を付して説明を省略する。また、技術的に両立しない場合を除いて、本明細書で述べる複数の実施例は共通の対象に適用可能である。
上述のように、本実施例によれば、第2のツェナダイオードZD2を備えることにより1つの過電検出回路20cで、AC電源電圧の検出とAC電源電圧の過電状態の検出とが可能になる。これによって、AC検出回路と過電検出回路とを別個に備える必要が無くなり、電源回路20の小型化や部品点数を削減することが可能となる。
3:トランス
4:フィードバック回路
5:スイッチング回路
10:液晶テレビジョン装置(テレビジョン)
20:電源回路
20a:電源供給回路
20b:減電検出回路
20b1:電圧検出回路
20b2:減電信号出力回路
21:信号電圧源
Lva:一次側電圧の出力ライン
PC1:第1のフォトカプラ
PC1a:第1の発光ダイオード
PC1b:第1のフォトトランジスタ
R1:第1の分割抵抗
R1a:一方の抵抗
R1b:他方の抵抗
R1c:分割点
R3:第3の抵抗
Tr1:第1のトランジスタ
Tr2:第2のトランジスタ
ZD1:第1のツェナダイオード
Claims (5)
- AC電源電圧に基づく一次側電圧をトランスを介して複数種類の所定の電圧に変換して二次側から出力する電源回路を備えるテレビジョンにおいて、
上記電源回路は、
120Vの商用AC電源電圧に基づいて一次側電圧を出力する整流回路と、同一次側電圧を複数種類の所定の電圧に変換して上記テレビジョン各部の動作電源電圧を二次側から出力するトランスと、二次側電圧を一次側にフィードバックするフィードバック回路と、同フィードバック回路からのフィードバック信号により上記一次側電圧をPWM制御するスイッチング回路とを有する電源供給回路と、
上記一次側電圧を検出する電圧検出回路と、減電状態を検出する為の検出信号を出力する減電信号出力回路とを有する減電検出回路とを備え、
上記電圧検出回路は、
上記一次側電圧が第1の所定値を超えるとツェナ降伏が生じるように降伏電圧が120Vとされている第1のツェナダイオードと、一方の端子が上記一次側電圧の出力ラインに接続され且つ他方の端子が接地されると共に上記第1のツェナダイオードが分割点よりも同出力ライン側に直列に配置される第1の分割抵抗と、同第1の分割抵抗の上記分割点にベースが接続されると共にエミッタが接地されて上記一次側電圧が第1の所定値を超えているときにはオンさせられる一方で上記一次側電圧が第1の所定値以下であるときにはオフさせられる第1のトランジスタとを有し、
上記第1の分割抵抗は、
上記一次側電圧の出力ラインに接続される一方の抵抗と接地される他方の抵抗とからなり、上記第1のツェナダイオードのアノード側が上記分割点に接続され且つカソード側が上記一方の抵抗に接続されるように上記第1のツェナダイオードが直列に配置されるものであり、
上記減電信号出力回路は、
第3の抵抗を介してアノード側が上記一次側電圧の出力ラインに接続されると共にカソード側が上記第1のトランジスタのコレクタに接続される第1の発光ダイオードと第1のフォトトランジスタとで構成される第1のフォトカプラと、ベースが上記第1のフォトトランジスタを介して接地されると共に減電状態を検出する為の減電状態検出信号の信号電圧源にエミッタが接続される第2のトランジスタとを有し、
上記一次側電圧が第1の所定値を超えているときには、上記第1のトランジスタのオンに伴い上記第2のトランジスタがオンさせられて減電状態検出信号としてハイ信号を出力する一方で、上記一次側電圧が第1の所定値以下であるときには、上記第1のトランジスタのオフに伴い上記第2のトランジスタがオフさせられて減電状態検出信号としてロー信号を出力することを特徴とするテレビジョン。 - AC電源電圧に基づく一次側電圧をトランスを介して複数種類の所定の電圧に変換して二次側から出力する電源回路において、
上記一次側電圧が第1の所定値を超えるとツェナ降伏が生じる第1のツェナダイオードと、
一方の端子が上記一次側電圧の出力ラインに接続され且つ他方の端子が接地されると共に、上記第1のツェナダイオードが分割点よりも同出力ライン側に直列に配置される第1の分割抵抗と、
上記第1の分割抵抗の分割点にベースが接続されると共にエミッタが接地されて、上記一次側電圧が第1の所定値を超えているときにはオンさせられる一方で、同一次側電圧が第1の所定値以下であるときにはオフさせられる第1のトランジスタと、
上記第1のトランジスタのコレクタに接続されて、同第1のトランジスタのオン/オフに基づいて減電状態を検出する為の検出信号を出力する減電信号出力回路と
を有する減電検出回路を備えることを特徴とする電源回路。 - 上記減電信号出力回路は、
上記第1のトランジスタがオンすることで通電させられるように同第1のトランジスタのコレクタに接続される第1の発光ダイオードと、同第1の発光ダイオードの通電時にオンさせられることで第2のトランジスタをオンするように同第2のトランジスタが接続される第1のフォトトランジスタとで構成される第1のフォトカプラを有し、
上記一次側電圧が第1の所定値を超えているときには上記第2のトランジスタがオンさせられてハイ信号を出力する一方で、同一次側電圧が第1の所定値以下であるときには同第2のトランジスタがオフさせられてロー信号を出力することを特徴とする請求項2に記載の電源回路。 - 上記一次側電圧が第2の所定値を超えるとツェナ降伏が生じる第2のツェナダイオードと、
一方の端子が上記一次側電圧の出力ラインに接続され且つ他方の端子が接地されると共に、分割点に上記第2のツェナダイオードのカソード側が接続される第2の分割抵抗と、
上記第2のツェナダイオードのアノード側にベースが接続されると共にエミッタが接地されて、上記一次側電圧が第2の所定値を超えているときにはオンさせられる一方で、同一次側電圧が第2の所定値以下であるときにはオフさせられる第3のトランジスタと、
上記第3のトランジスタのコレクタに接続され、同第3のトランジスタのオン/オフに基づいて過電状態を検出する為の検出信号を出力する過電信号出力回路と
を有する過電検出回路を更に備えることを特徴とする請求項2または3に記載の電源回路。 - 上記過電信号出力回路は、
上記第3のトランジスタがオンすることで通電させられるように同第3のトランジスタのコレクタに接続される第2の発光ダイオードと、同第2の発光ダイオードの通電時にオンさせられることで第4のトランジスタをオンするように同第4のトランジスタが接続される第2のフォトトランジスタとで構成される第2のフォトカプラを有し、
上記一次側電圧が第2の所定値を超えているときには上記第4のトランジスタがオンさせられてハイ信号を出力する一方で、同一次側電圧が第2の所定値以下であるときには同第4のトランジスタがオフさせられてロー信号を出力することを特徴とする請求項4に記載の電源回路。
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