JP2006024511A - 放電灯点灯装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】回路部品数を増やすことなく、単一の制御回路によりマルチフェーズ方式の調光を行なう安価な放電灯点灯装置を提供する
【解決手段】本発明に係る放電灯点灯装置10は、昇圧トランス3の二次側の一端を可変インダクタンス素子4A、4Bを介して放電灯5a、5bの一端側に接続し、放電灯5a、5bの他端側に管電流制御回路7に接続する管電流検出部6を設け、さらに、管電流制御回路7の前段部にスイッチQ6を設けて位相調整回路8の出力信号をスイッチQ6を介して管電流検出部6と管電流制御回路7との接続中点に接続し、管電流制御回路7からの位相をずらした出力信号によって可変インダクタンス素子4A、4Bのインダクタンスを可変させ、放電灯5a、5bの管電流を制御する。
【選択図】図1

Description

本発明は、放電灯点灯装置に係り、詳しくは、液晶表示装置のバックライトとして使用される複数の放電灯を点灯させる放電灯点灯装置に関する。
フラットパネル表示装置の一つである液晶表示装置は多岐にわたって使用されているが、液晶表示装置は液晶自身が発光しないため、画面の良好な表示を確保するためには照明装置を必要とし、この照明装置の一つとして液晶の背面から照明を行うバックライト装置がある。このバックライト装置は放電灯として冷陰極管を用いたものが主流となっており、この冷陰極管を駆動するためのインバータを有した放電灯点灯装置を備えている。
近年、大型の液晶表示装置を使用した液晶テレビに代表されるような液晶表示装置の大型化に伴い、液晶表示装置の画面照度を確保するために、放電灯を複数本用いて多灯化されたバックライト装置が使用されている。
このようなバックライト装置には、液晶表示装置の使用環境等に応じて冷陰極管の明るさ(輝度)を可変させる機能を有するものがあり、その輝度調整方法の一つとしていわゆるバースト調光方式がある。バースト調光方式は、駆動電源電圧を間欠的に出力して冷陰極管に消灯期間と点灯期間とを形成し、冷陰極管に流れる高周波電流の間欠動作におけるオン期間とオフ期間との比、すなわち点灯期間と消灯期間の比を可変することによって、時間平均的な輝度を制御する方式である。
しかしながら、バースト調光方式において複数の冷陰極管を単に所定の出力波形で間欠的に点灯させた場合には、すべての冷陰極管に対する電流のオン、オフが同時に発生することになり、この動作が繰返されることによって、電圧を供給しているスイッチング電源の電流リップルが増大するため、スイッチング電源の負荷電流を大きくする必要が生じるという問題があり、それによってスイッチング電源のコストが増大する。
このような電流リップルを改善する方法として、各放電灯の点消灯動作を制御する制御回路の出力の位相をずらし、各放電灯を流れる管電流の位相をずらすことによってリップル率の改善を図った、いわゆるマルチフェーズ方式の放電灯点灯装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
図3は、特許文献1に記載の放電灯点灯装置の回路構成を示すブロック図である。この放電灯点灯装置は、調光信号発生回路104およびスイッチ回路105を冷陰極管107が接続される共振回路106ごとに冷陰極管107の本数分設け、PWMタイミング信号101を受けたタイミング信号発生回路103が調光信号発生回路104を選択することによって、それぞれの冷陰極管107を順次駆動し、点灯させている。
特開2002−15895号公報
しかしながら、図3に示したような放電灯点灯装置では、各放電管の点消灯の位相をずらすことによりスイッチング電源の電流リップルの改善を図ることはできるものの、調光信号発生回路およびスイッチ回路を、冷陰極管が接続される共振回路ごとに冷陰極管の本数分設ける必要があり、多くの制御ICや付随する回路部品を必要とする結果、コストが増大し、放電灯点灯装置のコスト低減が困難であるという問題がある。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたもので、回路部品数を増やすことなく、単一の制御回路によりマルチフェーズ方式の調光を行なう安価な放電灯点灯装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明は、直流電源と制御回路とスイッチング素子と昇圧トランスとを備え、前記直流電源に接続された前記スイッチング素子は前記制御回路からの信号にて前記昇圧トランスの一次側を駆動して該昇圧トランスの二次側に接続した放電灯を点灯させる放電灯点灯装置であって、前記昇圧トランスの二次側の一端は可変インダクタンス素子を介して前記放電灯の一端側に接続し、他端はGNDに接続してなり、前記可変インダクタンス素子と前記放電灯との間に設けたコンデンサと前記昇圧トランスの漏れインダクタンスと前記可変インダクタンス素子のインダクタンスとで直列共振回路を形成し、かつ前記放電灯の他端側に管電流検出部を設け、該管電流検出部の信号を管電流制御回路に接続し、該管電流制御回路の前段部にスイッチを設け、位相調整回路の出力信号を前記スイッチを介して前記管電流検出部と前記管電流制御回路との接続中点に接続し、前記管電流制御回路からの位相をずらした出力信号を前記可変インダクタンス素子に接続して可変インダクタンス素子のインダクタンスを可変させ、前記放電灯の管電流を制御することを特徴とする。
また、本発明は、前記可変インダクタンス素子と放電灯との間に設けたコンデンサと前記昇圧トランスの漏れインダクタンスと前記可変インダクタンス素子のインダクタンスとで形成される直列共振回路と、前記放電灯の他端側に接続した管電流検出部と、前記管電流制御回路とを前記昇圧トランスの二次側に複数組具備してなることを特徴とする。
また、本発明は、前記管電流制御回路がオペアンプとトランジスタを具備し、前記管電流検出部からの信号と基準電圧を前記オペアンプに入力し、該オペアンプの出力を前記トランジスタのベースに接続し、該トランジスタのコレクタを前記可変インダクタンス素子に接続して可変インダクタンス素子のインダクタンスを可変してなることを特徴とする。
また、本発明は、前記可変インダクタンス素子がトランスを構成し、該トランスの制御巻線の両端にスナバ回路を接続してなることを特徴とする。
また、本発明は、前記放電灯点灯装置が液晶表示装置用のバックライト装置に組み込まれてなることを特徴とする。
本発明によれば、複数の放電灯に流れる電流を均等にして各放電灯の輝度のバラツキを低減することができると共に高耐圧の回路部品数を増やすことなく、安価な放電灯点灯装置を提供することができる。
また、本発明に係る放電灯点灯装置によれば、昇圧トランスには漏れインダクタンスが存在するため、管電流の制御に必要なインダクタンスは昇圧トランスの漏れインダクタンスと可変インダクタンス素子のインダクタンスとで調整される結果、可変インダクタンス素子の小型化が可能となる。
さらに、位相調整回路の信号を管電流検出部と管電流制御回路の接続中点に接続し、管電流の位相をずらす構成としたので、インバータ回路や制御回路を各放電灯ごとに備える必要がなく、出力波形の立ち上がりタイミングによる電流リップルを改善できる。
以下、本発明に係る放電灯点灯装置の実施の形態について図面を参照して説明する。図1は、例えば冷陰極管である2灯の放電灯を点灯する場合の回路構成を例として、本発明の第1の実施形態における放電灯点灯装置を示す回路構成図である。この放電灯点灯装置10において、直流電源1の両端にはスイッチング素子であるトランジスタQ1、Q2の直列回路とスイッチング素子であるトランジスタQ3、Q4の直列回路が並列に接続されており、トランジスタQ1とトランジスタQ2の接続点とトランジスタQ3とトランジスタQ4の接続点を昇圧トランス3の一次巻線Npに接続し、いわゆるフルブリッジが構成されている。
制御回路2は放電灯点灯装置10を制御するための回路であって、昇圧トランス3の一次側を駆動するための駆動周波数を設定する発振回路などを具備しており、制御回路2からの出力信号によってトランジスタQ1、Q2、Q3、Q4を所定のタイミングでオン、オフ動作させて交流電圧を発生させる。その際、この駆動周波数は、昇圧トランス3の二次側に形成される後述する直列共振回路の共振周波数よりも高い値に設定されている。
なお、本実施形態では、昇圧トランス3の一次側には、スイッチング素子Q1、Q2、Q3、Q4により構成されたフルブリッジが接続されるものとしたが、本発明は、このようなフルブリッジに限定されるものではなく、ハーフブリッジで構成してもよい。ただし、フルブリッジはハーフブリッジよりも高効率にスイッチング動作を実行できるため、より好適である。
昇圧トランス3の二次巻線Nsの一端は、可変インダクタンス素子であるトランス4A、4Bの巻線4a、4aを介して放電灯5a、5bの一端側に接続され、昇圧トランス3の二次巻線Nsの他端はGNDされている。以下、放電灯5aを含む回路を用いてその構成を説明する。
昇圧トランス3の二次側には、昇圧トランス3の漏れインダクタンスLe、トランス4AのインダクタンスLv、およびコンデンサC1、Cpによる直列共振回路が形成される。ここで、コンデンサC1は共振周波数の調整用として回路に接続されるコンデンサであり、コンデンサCpは浮遊容量を表わす。
放電灯5aの他端側には管電流検出部6が設けられている。管電流検出部6は管電流検出用抵抗R4と整流用ダイオードD1からなり、放電灯5aを流れる管電流ILは、管電流検出用抵抗R4によって電圧に変換され、その電圧は、放電灯5aと管電流検出用抵抗R4の接続中点に接続された整流用ダイオードD1によって整流されて、管電流制御回路7を構成するオペアンプ7aの反転入力端子に出力される。
オペアンプ7aの非反転入力端子には基準電圧Vrefが入力され、整流用ダイオードD1を介して整流された電圧と基準電圧Vrefとが比較されて、その出力がトランジスタQ5のベースに印加される。トランジスタQ5のコレクタは、トランス4Aの制御巻線4bに接続されており、トランス4Aのインダクタンス値は、オペアンプ7aの出力電圧に応じて増減するトランジスタQ5のコレクタ電流、すなわち制御巻線4bに流れる電流の増減によって制御される。具体的には、トランス4Aのインダクタンス値は、制御巻線4bの電流値が大きくなるほど小さくなるように変動する。
また、トランス4Aの制御巻線4bの両端には、逆起電力発生時の高いスパイク電圧を防止するためにコンデンサC4と抵抗R5を直列に接続したスナバ回路が接続されている。
ここで、位相調整回路8からの出力信号がないものとして、本実施形態における放電等点灯装置の通常の輝度調整動作について説明する。放電灯5aに流れる管電流ILが所定の値よりも小さくなった場合、管電流検出用の抵抗R4の電圧が下がり、したがってオペアンプ7aの出力電圧が上昇し、トランジスタQ5のベース電流が増加してコレクタ電流も増加する。このため、トランス4Aの制御巻線4bに流れる電流が増えることによって、可変インダクタンス素子であるトランス4Aのインダクタンス値が小さくなり、昇圧トランス3の二次側に形成される共振回路の共振周波数(f0=1/2π√(Le+Lv)×(C1+Cp))が上昇する。昇圧トランス3の一次側の駆動周波数は、上述したように昇圧トランス3の二次側に形成される共振回路の共振周波数f0よりも高くなるように設定されているため、共振周波数f0が昇圧トランス3の一次側の駆動周波数に近づく結果、駆動周波数における共振回路のインピーダンスが下がり、放電灯5aに流れる管電流ILが増大する。
一方、放電灯5aに流れる管電流ILが所定の値よりも大きくなった場合には、管電流検出用抵抗R4の電圧が上がり、オペアンプ7aの出力電圧が低下し、トランジスタQ5のベース電流が低下してコレクタ電流も低下する。このため、トランス4Aの制御巻線4bに流れる電流が低下することによって、可変インダクタンス素子であるトランス4Aのインダクタンス値が大きくなる。この結果、昇圧トランス3の二次側の共振回路の共振周波数f0が下がり、この共振周波数f0よりも高い値に設定されている昇圧トランス3の一次側の駆動周波数から離れるため、駆動周波数における共振回路のインピーダンスが上がり、放電灯5aに流れる管電流ILが減少する。
なお、昇圧トランス3の二次巻線Nsに並列に接続した放電灯5bを含んだ回路構成は、放電灯5aを含んだ回路構成と同一の回路構成となっている。放電灯5bに流れる管電流ILと可変インダクタンス素子であるトランス4Bの動作は放電灯5aに流れる管電流ILと可変インダクタンス素子であるトランス4Aの動作と同じであるため、その説明は省略する。
本実施形態において、各放電灯の間欠的な点消灯動作によるバースト調光は、位相調整回路8からの出力信号に応じてスイッチQ6をオン、オフすることによって実施される。そのため、位相調整回路8からの出力は、スイッチQ6を介して管電流検出部6と管電流制御回路7との接続中点に接続されており、本実施形態では、位相調整回路8からの出力は、NPN型トランジスタであるスイッチQ6のベースに入力され、スイッチQ6のコレクタは直流電源Vcc(>Vref)に、エミッタは整流用ダイオードD1とオペアンプ7aの反転入力端子の入力抵抗R3との接続中点に、それぞれ接続されている。
次に、上述したような構成によるバースト調光動作を説明する。位相調整回路8からの出力信号がLowレベルであり、スイッチQ6がオフ状態の場合は、可変インダクタンス素子であるトランス4Aの制御巻線4bには設定された基準電圧Vrefに応じた電流が流れ、放電灯5aは、上述したような通常の輝度調整の下に所定の管電流ILが維持されて点灯する。一方、位相調整回路8からの出力信号がHighレベルになり、スイッチQ6がオン状態になると、オペアンプ7aの反転入力端子の入力電圧はVcc(>Vref)に固定されるため、管電流検出部6からの出力電圧に関わらずトランジスタQ5はオフになり、可変インダクタンス素子であるトランス4Aの制御巻線4bには電流が流れなくなる。これによって、トランス4Aのインダクタンス値が増大し、放電灯5aは、放電が維持できずに消灯する。
位相調整回路8による同様の点消灯制御は、放電灯5b及び可変インダクタンス素子であるトランス4Bを含む回路構成に対しても実施され、その際、位相調整回路8の出力出信号の波形は、各放電灯5a、5bを含むそれぞれの回路構成に対してずれた位相を有するように設定されて、各放電灯5a、5bは、それぞれの放電灯を間欠的に流れる管電流ILの位相がずれたマルチフェーズ方式によって駆動される。これによって、出力波形の立ち上がりタイミングが重なり合って電流リップルが大きくなることがない。
このように、放電灯に流れる管電流の制御を放電灯ごとに行うことによって、放電灯の管電流を高精度に制御できるため、複数の放電灯の管電流を均一化できる結果、放電灯の輝度のバラツキを低減することができる。また、位相調整回路8の出力信号を放電灯の低圧側に設けた管電流検出部6と位相調整回路8との間に接続した構成としているため、スイッチQ6のオン、オフによってバースト調光が行なわれると共に、単一の制御回路2でマルチフェーズ方式が可能となる。
なお、図1に示す放電灯点灯装置10は、2灯の放電灯を点灯する場合の回路構成の例を示したものであるが、本実施形態における放電灯点灯装置は、2灯以上の場合にも同様に適用可能であり、放電灯を含む同様の回路構成を昇圧トランス3の二次側に並列に接続すればよい。また、本実施形態におけるスイッチQ6は、PNP型トランジスタを用いてそのベースに位相調整回路8からの出力を接続し、エミッタをVccに、コレクタを整流用ダイオードD1とオペアンプ7aの反転入力端子の入力抵抗R3との接続中点に、それぞれ接続するものであってもよい。この場合、スイッチQ6は、位相調整回路8からの出力信号がLowレベルの場合にオン状態、Highレベルの場合にオフ状態になることによって、上述したようなバースト調光を実施する。
図2は、本発明に係る放電灯点灯装置の第2の実施形態を示す回路構成図である。本実施形態における放電灯点灯装置20の回路構成及びその動作は、図1に示す放電灯点灯装置10と同様のものであるため、以下ではその相違点のみを説明する。本実施形態においても、マルチフェーズ方式のバースト調光は、位相調整回路8からの出力信号に応じてスイッチD2をオン、オフすることによって実施され、そのため、位相調整回路8からの出力は、スイッチD2を介して管電流検出部6と管電流制御回路7との接続中点に接続されている。ただし、本実施形態における放電灯点灯装置20では、スイッチD2はダイオードにより構成されており、位相調整回路8からの出力は、ダイオードであるスイッチD2のアノードに接続され、スイッチD2のカソードは整流用ダイオードD1とオペアンプ7aの反転入力端子の入力抵抗R3との接続中点に接続されている。
本実施形態における放電灯点灯装置20では、位相調整回路8からの出力信号がHighレベルになるとスイッチD2が導通してオン状態になり、出力信号がLowレベルになるとスイッチD2の導通が遮断されてオフ状態になることによって、上述した第1の実施形態におけるバースト調光と同様なマルチフェーズ方式のバースト調光が実施される。
本発明に係る放電灯点灯装置の第1の実施形態を示す回路構成図である。 本発明に係る放電灯点灯装置の第2の実施形態を示す回路構成図である。 従来のマルチフェーズ方式の放電灯点灯装置を示す回路構成図である。
符号の説明
1 直流電源
2 制御回路
3 昇圧トランス
4A、4B 可変インダクタンス素子
4a 巻線
4b 制御巻線
5a、5b 放電灯
6 管電流検出部
7 管電流制御回路
7a オペアンプ
8 位相調整回路
10、20 放電灯点灯装置
C1、Cp コンデンサ
D2スイッチ(ダイオード)
IL 管電流
Le 漏れインダクタンス
Lv 可変インダクタンス素子のインダクタンス
Q1、Q2、Q3、Q4 スイッチング素子
Q6 スイッチ(トランジスタ)

Claims (5)

  1. 直流電源と制御回路とスイッチング素子と昇圧トランスとを備え、前記直流電源に接続された前記スイッチング素子は前記制御回路からの信号にて前記昇圧トランスの一次側を駆動して該昇圧トランスの二次側に接続した放電灯を点灯させる放電灯点灯装置であって、
    前記昇圧トランスの二次側の一端は可変インダクタンス素子を介して前記放電灯の一端側に接続し、他端はGNDに接続してなり、前記可変インダクタンス素子と前記放電灯との間に設けたコンデンサと前記昇圧トランスの漏れインダクタンスと前記可変インダクタンス素子のインダクタンスとで直列共振回路を形成し、かつ前記放電灯の他端側に管電流検出部を設け、該管電流検出部の信号を管電流制御回路に接続し、該管電流制御回路の前段部にスイッチを設け、位相調整回路の出力信号を前記スイッチを介して前記管電流検出部と前記管電流制御回路との接続中点に接続し、前記管電流制御回路からの位相をずらした出力信号を前記可変インダクタンス素子に接続して可変インダクタンス素子のインダクタンスを可変させ、前記放電灯の管電流を制御することを特徴とする放電灯点灯装置。
  2. 前記可変インダクタンス素子と放電灯との間に設けたコンデンサと前記昇圧トランスの漏れインダクタンスと前記可変インダクタンス素子のインダクタンスとで形成される直列共振回路と、前記放電灯の他端側に接続した管電流検出部と、前記管電流制御回路とを、前記昇圧トランスの二次側に複数組具備してなることを特徴とする請求項1に記載の放電灯点灯装置。
  3. 前記管電流制御回路はオペアンプとトランジスタを具備し、前記管電流検出部からの信号と基準電圧を前記オペアンプに入力し、該オペアンプの出力を前記トランジスタのベースに接続し、該トランジスタのコレクタを前記可変インダクタンス素子に接続して可変インダクタンス素子のインダクタンスを可変してなることを特徴とする請求項1または2に記載の放電灯点灯装置。
  4. 前記可変インダクタンス素子がトランスを構成し、該トランスの制御巻線の両端にスナバ回路を接続してなることを特徴とする請求項1から3のいずれか1つに記載の放電灯点灯装置。
  5. 前記放電灯点灯装置が液晶表示装置用のバックライト装置に組み込まれてなることを特徴とする1から4のいずれか1つに記載の放電灯点灯装置。
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