JP2008159545A - 冷陰極管蛍光灯インバータ装置 - Google Patents

冷陰極管蛍光灯インバータ装置 Download PDF

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Abstract

【課題】交流電源の電圧に変動があっても冷陰極管蛍光灯の明るさを一定に保ち、リップル電圧による冷陰極管蛍光灯のチラツキを改善する冷陰極管蛍光灯インバータ装置。
【解決手段】交流電源ACの交流電圧を整流した直流電源の両端に接続され、第1スイッチング素子Q1と第2スイッチング素子Q2とからなる直列回路と、Q1とQ2との接続点と直流電源の一端との間に接続され1次巻線P1とリアクトルLr1とコンデンサC4からなる直列回路と、一端が2次巻線S1の一端に接続された冷陰極管蛍光灯20と、一端が冷陰極管蛍光灯の他端に接続され他端が2次巻線の他端に接続され冷陰極管蛍光灯に流れる電流を検出する電流検出回路30aと、検出された電流値に基づきQ1とQ2を交互にオン/オフさせる制御手段10とを備え、電流検出回路は、直流電源の電圧のリップル成分を検出しこのリップル成分により冷陰極管蛍光灯に流れる電流値を補正する。
【選択図】図1

Description

本発明は、冷陰極管蛍光灯(CCFL:Cold Cathode Fluorescent Lamp)を駆動する冷陰極管蛍光灯インバータ装置に関し、特に冷陰極管蛍光灯の明るさの変動やチラツキを抑える技術に関する。
図5は、従来の冷陰極管蛍光灯インバータ装置の構成を示す図である。冷陰極管蛍光灯インバータ装置は、交流電源ACの交流電圧をダイオードブリッジ回路DBにより整流し、ダイオードブリッジ回路DBの出力を平滑用のコンデンサCinで平滑することにより直流電源を生成している。直流電源は、MOSFETからなる第1スイッチング素子Q1とMOSFETからなる第2スイッチング素子Q2とが直列に接続された直列回路に供給される。第1スイッチング素子Q1及び第2スイッチング素子Q2は、制御回路10から送られてくる制御信号によりオン/オフされる。
第2スイッチング素子Q2のドレイン−ソース間には、電圧擬似共振用のコンデンサC6が接続されるとともに、トランスT1の1次巻線P1と1次巻線P1と2次巻線S1との間のリーケージインダクタンスからなるリアクトルLr1と電流共振用のコンデンサC4とが直列に接続された直列回路が接続されている。
なお、図5では、リアクトルLr1は、トランスの1次側に記載した例としてLr1a、2次側に記載した例としてLr1bとしてそれぞれ破線で表されている、トランスT1の1次巻線P1と2次巻線S1との間のリーケージインダクタンスからなり、共振動作を司るためのインダクタンスである。また、インダクタLr1a、Lr1bは個別のインダクタであっても良く、1次側、2次側、あるいは両側に接続しても良い。トランスT1の2次巻線S1の両端には、冷陰極管蛍光灯20と電流検出回路30が直列に接続されている。
このように構成される従来の冷陰極管蛍光灯インバータ装置の動作を以下に説明する。即ち、制御回路10から送られてくる制御信号により、第1スイッチング素子Q1及び第2スイッチング素子Q2がスイッチング動作を開始する。第1スイッチング素子Q1及び第2スイッチング素子Q2は、交互にオン・オフし、オフ期間を同時に有するように制御される。第1スイッチング素子Q1及び第2スイッチング素子Q2のオン・オフの制御は、PWM(Pulse Width Modulation;パルス幅変調)制御、位相制御又は周波数制御のいずれかによって行うことができる。
第1スイッチング素子Q1及び第2スイッチング素子Q2のオン・オフ動作により、直流電源からこれらに印加される直流電圧が断続され、トランスT1の1次巻線P1に交流電圧が印加される。これにより、トランスT1の2次巻線S1に交流電圧が発生し、冷陰極管蛍光灯20及び電流検出回路30を経由して交流電流が流れる。
電流検出回路30は、冷陰極管蛍光灯20に流れる電流を検出し、フィードバック信号として、1次側の制御回路10に送る。電流検出回路30の入出力端子Iac1は冷陰極管蛍光灯20に接続され、他の入出力端子Iac2(GND)は、トランスT1の2次巻線S1に接続されている。また、電流検出回路30の出力端子Vcoは、制御回路10に接続されている。制御回路10は、電流検出回路30の出力端子Vcoから送られてくるフィードバック信号に応じて第1スイッチング素子Q1及び第2スイッチング素子Q2のオン/オフを制御し、トランスT1の1次巻線P1に印加する交流電圧を制御する。これにより、冷陰極管蛍光灯20に流れる電流が所定値になるように制御される。
図6は、電流検出回路30の具体的な回路の構成例を示す図である。図6(a)に示す電流検出回路30では、入出力端子Iac1と入出力端子Iac2との間に、ダイオードD51とダイオードD52とが逆極性になるように接続され、各ダイオードD51,D52は、極性が反対の交流電流をそれぞれ通過させる。ダイオードD51には、抵抗R51が直列に接続されている。抵抗R51には、ダイオードD50を介してコンデンサC51と抵抗R50が並列に接続され、コンデンサC51の一端(ダイオードD50との接続点)が出力端子Vcoになっている。ダイオードD51とダイオードD50とを介して冷陰極管蛍光灯20の電流がコンデンサC51に流れて、冷陰極管蛍光灯20の電流のピーク値がコンデンサC51に充電される。また、抵抗R50は、コンデンサC51の放電抵抗として作用する。すなわち、図6(a)に示す電流検出回路30は、ピーク値検出回路となっている。
図6(b)に示す電流検出回路30では、入出力端子Iac1と入出力端子Iac2との間に、ダイオードD51とダイオードD52とが逆極性になるように接続され、各ダイオードD51,D52は、極性が反対の交流電流をそれぞれ通過させる。ダイオードD51には、抵抗R52と抵抗R51との直列回路が直列に接続されている。抵抗R51には、コンデンサC51が並列に接続され、コンデンサC51の一端(抵抗R52と抵抗R51との接続点)が出力端子Vcoになっている。ダイオードD51と抵抗R52とを介して冷陰極管蛍光灯20の電流がコンデンサ51に流れて、コンデンサC51が充電される。従って、コンデンサC51は、冷陰極管蛍光灯20の電流の平均値、つまり抵抗R51と抵抗R52とで抵抗分割された電圧によって充放電される。すなわち、図6(b)に示す電流検出回路30は、平均値検出回路となっている。
図6(c)に示す電流検出回路30では、入出力端子Iac1と入出力端子Iac2との間に、ダイオードD51とダイオードD52とが逆極性になるように接続され、各ダイオードD51,D52は、極性が反対の交流電流をそれぞれ通過させる。ダイオードD51には、抵抗R51が直列に接続されている。ダイオードD51と抵抗R51との接続点は、抵抗R52を介してオペアンプOP51の反転入力端子に接続されている。オペアンプOP51の非反転入力端子には基準電圧Vr51が供給される。オペアンプOP51の反転入力端子と出力端子との間にはコンデンサC51が設けられ、積分回路が構成されている。オペアンプOP51の出力端子が電流検出回路30の出力端子Vcoとなっている。図6(c)に示す電流検出回路30は、オペアンプを使用した平均値検出回路となっている。
なお、関連する技術として、特許文献1は、調光制御を行なう場合や周囲温度が低い場合でもランプ電流の包絡線のリップルの増加を抑制するチャージポンプ型の放電灯点灯装置を開示している。放電灯点灯装置は、平滑コンデンサの両端電圧を2個のスイッチング素子を備えたインバータ回路により高周波電力に変換する。インバータ回路の出力は共振回路を通して放電灯に与えられる。整流回路と共振回路との間にコンデンサが接続される。フィードバック回路は、電流検出部で検出したランプ電流のリップルを低減するように制御回路から出力される制御信号を許容範囲内で変調してスイッチング素子のオン・オフをフィードバック制御する。また、合成回路は、フィードバック回路に入力するランプ電流を調光信号に応じて補正することによって、調光によるランプ電流のリップルの増加を抑制する。
特開平11−26178号公報
上述した従来の冷陰極管蛍光灯インバータ装置では、幅広い交流入力電圧に対応するために、例えば、PWM制御であれば、デューティを大きく変化させて制御する必要がある。デューティの変化は、冷陰極管蛍光灯20に印加される電流波形の変化として現われる。
冷陰極管蛍光灯インバータ装置は、一般に、トランスに大きなリーケージインダクタンスを有しているので、このリーケージインダクタンスと浮遊容量との共振動作により、電源投入時の電流波形は、リーケージインダクタンスとコンデンサとの共振周波数に引っ張られて、正弦波化される。
一般の冷陰極管蛍光灯インバータ装置では、1次側に矩形波を投入する。PWM制御では、デューティが最も広い50%においては、最も正弦波に近づくことになる。冷陰極管蛍光灯20への投入電力を一定とする場合には、入力電圧Vinが大きいと、デューティが狭くなる。このため、負荷電流は正弦波から遠ざかり、実際には、三角波に近い波形となる。
このように、大きく変化するデューティに対しては、一般に、電流波形が歪む傾向にある。電流を検出する電流検出回路として実効値検出回路を用いればよいが、実効値検出回路は高価であることから、従来は図6(a)〜図6(c)に示すような安価に構成できるピーク値検出回路や平均値検出回路が用いられている。このため、従来の冷陰極管蛍光灯インバータ装置では、交流電源から入力される電圧の変動によって、冷陰極管蛍光灯の電流が変化し、明るさが変化するという問題がある。また、交流電源を整流平滑した後のリップル電圧に起因して、冷陰極管蛍光灯のチラツキが発生するという問題がある。
本発明の課題は、交流電源からの電圧に変動があっても冷陰極管蛍光灯の明るさを一定に保つと同時に、交流電源を整流平滑した後のリップル電圧による冷陰極管蛍光灯のチラツキを改善することができる冷陰極管蛍光灯インバータ装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1の発明は、交流電源の交流電圧を整流した直流電源と、前記直流電源の両端に接続され、第1スイッチング素子と第2スイッチング素子とからなる第1直列回路と、前記第1スイッチング素子と前記第2スイッチング素子との接続点と前記直流電源の一端との間に接続され、トランスの1次巻線とリアクトルとコンデンサからなる第2直列回路と、一端が前記トランスの2次巻線の一端に接続された1以上の冷陰極管蛍光灯と、一端が前記1以上の冷陰極管蛍光灯の他端に接続され、他端が前記トランスの2次巻線の他端に接続され、前記1以上の冷陰極管蛍光灯に流れる電流を検出する電流検出回路と、前記電流検出回路で検出された電流値に基づき前記第1スイッチング素子と前記第2スイッチング素子とを交互にオン/オフさせて前記1以上の冷陰極管蛍光灯に流れる電流を所定値に制御する制御手段とを備え、前記電流検出回路と前記制御手段との少なくとも一方は、前記直流電源のリップル成分を検出し、検出されたリップル成分により、検出された前記1以上の冷陰極管蛍光灯に流れる電流値を補正することを特徴とする。
請求項2の発明は、交流電源の交流電圧を整流した直流電源と、前記直流電源の両端に接続され、第1スイッチング素子と第2スイッチング素子とからなる第1直列回路と、前記第1スイッチング素子と前記第2スイッチング素子との接続点と前記直流電源の一端との間に接続され、トランスの1次巻線とリアクトルとコンデンサからなる第2直列回路と、一端が前記トランスの2次巻線の一端に接続された1以上の冷陰極管蛍光灯と、一端が前記1以上の冷陰極管蛍光灯の他端に接続され、他端が前記トランスの2次巻線の他端に接続され、前記1以上の冷陰極管蛍光灯に流れる電流を検出する電流検出回路と、前記電流検出回路で検出された電流値に基づき前記第1スイッチング素子と前記第2スイッチング素子とを交互にオン/オフさせて前記1以上の冷陰極管蛍光灯に流れる電流を所定値に制御する制御手段とを備え、前記電流検出回路と前記制御手段との少なくとも一方は、前記直流電源の直流電圧値を検出し、検出された直流電圧値により、検出された前記1以上の冷陰極管蛍光灯に流れる電流値を補正することを特徴とする。
請求項3の発明は、交流電源の交流電圧を整流した直流電源と、前記直流電源が供給されるDC−DCコンバータと、前記直流電源の両端に接続され、第1スイッチング素子と第2スイッチング素子とからなる第1直列回路と、前記第1スイッチング素子と前記第2スイッチング素子との接続点と前記直流電源の一端との間に接続され、トランスの1次巻線とリアクトルとコンデンサからなる第2直列回路と、一端が前記トランスの2次巻線の一端に接続された1以上の冷陰極管蛍光灯と、一端が前記1以上の冷陰極管蛍光灯の他端に接続され、他端が前記トランスの2次巻線の他端に接続され、前記1以上の冷陰極管蛍光灯に流れる電流を検出する電流検出回路と、前記電流検出回路で検出された電流値に基づき前記第1スイッチング素子と前記第2スイッチング素子とを交互にオン/オフさせて前記1以上の冷陰極管蛍光灯に流れる電流を所定値に制御する制御手段とを備え、前記電流検出回路と前記制御手段との少なくとも一方は、前記DC−DCコンバータの出力を検出することにより前記直流電源の直流電圧値を検出し、検出された直流電圧値により、検出された前記1以上の冷陰極管蛍光灯に流れる電流値を補正することを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1乃至請求項3のいずれか1項記載の冷陰極管蛍光灯インバータ装置において、前記リアクトルは、前記トランスの1次巻線と2次巻線との間のリーケージインダクタンスであることを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項1乃至請求項3のいずれか1項記載の冷陰極管蛍光灯インバータ装置において、前記リアクトルは、前記トランスの1次巻線もしくは2次巻線あるいは両巻線に直列に接続されたインダクタンスであることを特徴とする。
本発明によれば、電流検出回路は、直流電源のリップル成分又は直流電源の直流電圧値により、1以上の冷陰極管蛍光灯に流れる電流値を補正するので、交流電源の交流電圧を整流した直流電源を入力電源としても、そのリップル電圧が冷陰極管蛍光灯の電流に与える影響を量小限に抑えることができる。従って、冷陰極管蛍光灯のチラツキを防止することができる。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下では、背景技術の欄で説明した従来の冷陰極管蛍光灯インバータ装置の構成要素と同一又は相当する構成要素には、背景技術の欄で使用した符号と同一の符号を付して説明する。
本発明の実施例1に係る冷陰極管蛍光灯インバータ装置の構成は、電流検出回路30aの構成を除けば、図5に示した従来の冷陰極管蛍光灯インバータ装置の構成と同じである。従って、以下では、電流検出回路30aの詳細についてのみ説明する。
図1は、本発明の冷陰極管蛍光灯インバータ装置に適用される電流検出回路30aの回路構成を示す図である。この電流検出回路30aは、図6(c)に示した従来のオペアンプを使用した平均値検出回路に、リップル電圧検出回路を付加するとともに、検出されたリップル電圧で電流検出値を補正するための回路を追加したことを特徴とする。
具体的には、図6(c)に示した電流検出回路30に対し、抵抗R51に並列に、抵抗R53とコンデンサC52とが直列に接続されてなるローパスフィルタ(LPF)が接続され、コンデンサC52に並列にコンデンサC53と抵抗R54から成るリップル電圧検出回路が接続されている。
さらに、コンデンサC53と抵抗R54との接続点は、抵抗R55を介してオペアンプOP52の非反転入力端子に接続されている。オペアンプOP52の反転入力端子は、抵抗R56を介して入出力端子Iac2(GND)に接続されるとともに、抵抗R57を介して自己の出力端子に接続されている。オペアンプOP52の出力端子は、抵抗R58を介してオペアンプOP51の反転入力端子に接続されている。
上記のように構成される電流検出回路30aは、次のように動作する。即ち、抵抗R51の両端に発生した電圧は、抵抗R53とコンデンサC52とからなるローパスフィルタにより高周波成分が除去された後に、コンデンサC53によって直流成分が阻止され、抵抗R54に印加される。これにより、抵抗R54の両端に、リップル電圧の交流成分、つまりリップル成分V54のみが発生される。
抵抗R54の両端に発生されたリップル成分は、抵抗R55、オペアンプOP52、抵抗R56及び抵抗R57からなる増幅回路で増幅される。増幅回路の出カ(オペアンプOP52の出力)は、抵抗R58を介して、オペアンプOP51の反転入カ端子に送られ、図6(c)に示した電流検出回路に対応する部分で検出された電流の補正が行われる。
より詳しく説明すると、図1では、抵抗R51には、負荷電流を半波整流した電流が流れ、この電流により抵抗R51の両端には電圧V51が得られる。負荷電流は、入力電圧Vinが大きい場合には、冷陰極管蛍光灯20に所定電流を流すためにデューティを狭くするので、三角波に近づく。負荷電流は、入力電圧Vinが小さい場合には、冷陰極管蛍光灯20に所定電流を流すためにデューティを大きくするので、正弦波に近づく。
入力電圧Vinが小さい場合と入力電圧Vinが大きい場合とで正弦波と三角波と仮定し、それぞれの半波整流波形のピーク値をImsin、Imtriとすると、半波正弦波の実効値は、Imshs=Imsin/(2・√2)である。半波正弦波の平均値は、A=Imsin/πである。半波三角波の実効値は、Imsht=Imtri/(2・√3)である。半波三角波の平均値は、A=Imtri/4である。このため、OP51から積分器で得られる平均値Aは、半波正弦波と半波三角波とで等しくなるように制御しているため、Imsin/π=Imtri/4となる。
制御される平均値Aは、半波正弦波では、A=Imsin/πであるため、Imsin=A・πとなる。これにより、実効値Imshsは、Imshs=A・π/(2・√2)となる。このため、
A=Imshs・(2・√2)/π …(1)
となる。
一方、半波三角波では、A=Imtri/4であるので、Imtri=A・4である。これにより、実効値は、Imsht=A・4/(2・√3)であるので、
A=Imsht・(2・√3)/4 …(2)
式(1)=式(2)より
Imsht=Imshs・(2・√2)/π/((2・√3)/4)
=Imshs×1.04
となる。従って、半波正弦波に比べて、半波三角波では、1.04倍大きな実効値電流となる。このことは、そのまま、入力電圧最低と最高の実効値電流のバラツキ比になる。また、入力電圧のリップル電圧による電流のバラツキは、これらと同様の原理で発生する。
図1の抵抗R52とコンデンサC51の積分時定数は、スイッチング周波数に対して十分大きな値である。抵抗R53とコンデンサC52によるローパスフィルタLPFは、スイッチング周波数に対して十分大きな値であり、コンデンサC53により直流成分を遮断する。
従って、電圧V54は、0Vを中心の商用周波数(交流電源ACの周波数)の正弦波成分が得られる。このため、オペアンプOP52の出力端子には、正弦波成分の増幅出力が現われ、この出力を抵抗R58を介してオペアンプOP51の反転入力端子に入力する。従って、リップル電圧の山部では、コンデンサC51と抵抗R52との接続点における電圧に、抵抗R58からの電圧が足される。これにより、負荷電流が三角波となり、実効値電流が増加するのを抑えることができる。リップル電圧の谷部では、リップル電圧の山部での動作とは逆の動作となり、実効値電流が増加する。
以上説明したように、本発明の実施例1に係る冷陰極管蛍光灯インバータ装置によれば、直流電源のリップル電圧による電流検出値の変化を補正し、電流のリップルを抑圧することが可能となる。その結果、交流電源ACの交流電圧を整流した直流電源を入力電源としても、そのリップル電圧が冷陰極管蛍光灯の電流に与える影響を量小限に抑えることができるので、冷陰極管蛍光灯20のチラツキを防止することができる。
実施例は変更が可能である。図1の実施例では、電流検出回路30aでリップル成分の検出を行ったが、交流電源ACの交流電圧を整流した直流電源と制御回路10間に設けたリップル検出部(図2の破線部参照)でリップル電流を検出して、制御回路10に印加することにより冷陰極管蛍光灯20に流れる電流値を補正しても良い。
リップル検出部は、直流成分を阻止するためのコンデンサと、このコンデンサで検出したリップル成分を制御回路10に印加するための素子、例えば抵抗素子などの直列回路で構成しても良い。これにより、トランスT1の1次側と2次側とを絶縁することが容易になり、トランスT1の1次側と2次側とを絶縁する必要があるときはコスト及びスペースを低減できる。
図1に示した実施例1に係る冷陰極管蛍光灯インバータ装置では、電流検出回路30aで検出された電流に現れたリップル成分を検出し、リップル成分により、検出された電流を補正しているのに対し、実施例2に係る冷陰極管蛍光灯インバータ装置では、交流電源ACを整流平滑して得られた直流電圧を検出し、検出した直流電圧により、電流検出回路30bで検出された電流を補正する。
図2は、本発明の実施例2に係る冷陰極管蛍光灯インバータ装置の構成を示す図である。冷陰極管蛍光灯インバータ装置は、直流電源の電圧、つまりコンデンサCinの両端電圧が電流検出回路30bの入力端子Vinに供給される点及び電流検出回路30bの構成を除けば、従来の冷陰極管蛍光灯インバータ装置の構成と同一構成である。従って、以下では電流検出回路30bの詳細についてのみ説明する。
図3は、実施例2に係る冷陰極管蛍光灯インバータ装置で使用される電流検出回路30bの構成を示す回路図である。電流検出回路30bは、図6(c)に示した従来のオペアンプを使用した平均値検出回路に入力端子Vinを設け、ツェナーダイオードZD51と抵抗R59とからなる直列回路を入力端子VinとオペアンプOP51の反転入力端子との間に追加して構成されている。
電流検出回路30bでは、直流電源の直流電圧(コンデンサCinの両端電圧)を入力端子Vinに入力して監視する。直流電圧がツェナー電圧より高くなると、ツェナーダイオードZD51と抵抗R59とに大きい電流が流れて、オペアンプOP51の反転入力端子に供給され、電流検出値に対する補正が行われる。抵抗R59は、ツェナーダイオードZD51と抵抗R59とに流れる電流の補正量を調節する機能を有する。
なお、ツェナーダイオードZD51は省略することも可能であるが、ツェナーダイオードZD51は、直流電圧の電圧値に対して、補正を開始する電圧を決定する機能を有する。従って、ツェナーダイオードZD51を設けることにより変極点が生まれ、より理想的な補正が可能となる。
以上説明したように、本発明の実施例2に係る冷陰極管蛍光灯インバータ装置によれば、直流電源の電圧を検出し、検出した電圧により電流検出値に対して補正を行うので、直流電源のリップル電圧による直流電圧の変化に対しても電流検出値の補正が行われ、電流のリップルを抑圧することが可能になる。その結果、冷陰極管蛍光灯のチラツキを防止することが可能になる。
実施例は変更が可能である。図3の実施例では、電流検出回路30bで直流電圧の検出を行ったが、替わりに、交流電源ACの交流電圧を整流した直流電源と制御回路10間に設けた直流電圧検出部(図2の破線部)で直流電圧を検出して、制御回路10に印加することにより冷陰極管蛍光灯20に流れる電流値を補正しても良い。
変更の一例としては、図3のツェナーダイオードZD51と抵抗R59を削除して、替わりに、ツェナーダイオードZD51と抵抗R59の直列回路を図2の直流電圧検出部(破線部)に設けることにより、検出した電圧を制御回路10に印加する。これにより、トランスT1の1次側と2次側とを絶縁することが容易になり、トランスT1の1次側と2次側とを絶縁する必要があるときはコスト及びスペースを低減できる。
図2に示した実施例2に係る冷陰極管蛍光灯インバータ装置では、1次側の直流電源の電圧を、2次側の電流検出回路30bで検出するように構成され、1次側と2次側とは非絶縁である。しかしながら、一般に、1次側と2次側とは絶縁されていることが要求され、なんらかの絶縁手段が必要になる。一般に、絶縁手段は、高価であるという欠点がある。実施例3に係る冷陰極管蛍光灯インバータ装置は、絶縁手段を安価に実現できるようにしたものである。
冷陰極管蛍光灯インバータ装置を搭載している電気製品としては、例えば液晶テレビジョン受像器(LCD−TV)などがある。これらの電気製品には、冷陰極管蛍光灯インバータ装置以外にも多くの電子回路が搭載されている。その中には、常に動作している赤外線リモコン監視用の制御回路などが含まれ、その制御回路用の補助電源を備える。実施例3に係る冷陰極管蛍光灯インバータ装置では、これらの補助電源を利用し、1次側と2次側との絶縁を安価に実現して直流電源の電圧を2次側で監視する。
図4は、本発明の実施例3に係る冷陰極管蛍光灯インバータ装置の構成を示す図である。この冷陰極管蛍光灯インバータ装置は、図2に示した実施例2に係る冷陰極管蛍光灯インバータ装置に対して、1次側と2次側を絶縁すると同時に、他の回路と共用される補助電源としてのDC−DCコンバータ3が追加されて構成されている。
なお、図4では、2個の冷陰極管蛍光灯20a及び冷陰極管蛍光灯20bを駆動する場合の例を示し、それに伴って、トランスT1は、2次巻線S1の他に、さらに、他の2次巻線S2を備える。冷陰極管蛍光灯インバータ装置の動作は、冷陰極管蛍光灯20a及び冷陰極管蛍光灯20bが同時に駆動される点を除けば、実施例2に係る冷陰極管蛍光灯インバータ装置の動作と同じである。
この構成によれば、2次巻線S1と他の2次巻線S2とを疎結合とすることにより、各々のリーケージインダクタンスLr1及びLr2によって、2つの冷陰極管蛍光灯20a及び20bの電流をバランスさせることが可能になる。
DC−DCコンバータ3は、起動用の抵抗R31、制御電源用の平滑コンデンサC31、制御回路11、主スイッチング素子Q31、主トランスT2、主トランスT2の1次巻線P、主トランスT2の制御電源用の補助巻線C、制御電源用の整流ダイオードD31、主トランスT2の2次巻線S3、2次側の出力用の整流ダイオードD41、2次側整流用の平滑コンデンサC41、他の回路用の電源出力端子+OUT及び−OUT、1次側と2次側との間に接続された電圧フィードバック用のフォトカプラPC31ならびに電圧検出回路33を備えている。
DC−DCコンバータ3は、上記の構成要素に、主トランスT2の他の2次巻線S4、整流ダイオードD42、平滑コンデンサC42及び放電用の抵抗R41が追加されて構成されている。
また、主トランスT2の2次巻線S4の極性は、1次側のスイッチング素子Q31がオンした時に整流ダイオードD42がオンする方向になっている。また、主トランスT2の2次巻線S3の極性は、1次側のスイッチング素子Q31がオフした時に整流ダイオードD41がオンする方向になっている。即ち、フライバックコンバータとして動作するように構成されている。
このように構成されるDC−DCコンバータにおいては、放電用の抵抗R41の両端に、直流電源の電圧に比例した電圧を1次側と絶縁しながら、生成することが可能になる。抵抗R41に発生された電圧を電流検出回路30cの入力端子Vinに供給することにより、実施例2に係る冷陰極管蛍光灯インバータ装置と同様の動作により、電流検出値を補正することが可能になる。
以上説明したように、本発明の実施例3に係る冷陰極管蛍光灯インバータ装置によれば、直流電源の電圧をDC−DCコンバータの2次側で検出し、検出した電圧により電流検出値に対して補正を行うので、直流電源のリップル電圧による直流電圧の変化に対しても電流検出値の補正が行われ、電流のリップルを抑圧することが可能になる。その結果、冷陰極管蛍光灯のチラツキを防止することが可能になる。
実施例はさらに変更が可能である。図4の実施例では、DC−DCコンバータ3のトランスT2の2次巻線S4、整流ダイオードD42、平滑コンデンサC42及び放電用の抵抗R41が追加されて構成され、2次側で直流電圧を検出し、電流検出回路で補正を行ったが、替わりに、DC−DCコンバータ3のトランスT2の2次巻線S4、整流ダイオードD42、平滑コンデンサC42及び放電用の抵抗R41を1次側に変更し、検出した直流電圧を制御回路10に印加することにより冷陰極管蛍光灯20に流れる電流値を補正しても良い。これにより、実施例3と同様な効果がある。
なお、上述した実施例3に係る冷陰極管蛍光灯インバータ装置では、DC−DCコンバータとしてフライバックコンバータを用いるように構成したが、フォワードコンバータを用いるように構成することもできる。
また、図2に示した実施例2に係る冷陰極管蛍光灯インバータ装置及び図4に示した実施例3に係る冷陰極管蛍光灯インバータ装置では、直流電源として、交流電源ACを単に整流平滑する回路の出力を用いたが、力率改善回路等を用い、力率改善回路等の出力を直流電源として用いるように構成することもできる。
本発明は、冷陰極管蛍光灯の明るさの変動やチラツキの発生を抑止することが要求される冷陰極管蛍光灯インバータ装置に利用可能である。
本発明の実施例1に係る冷陰極管蛍光灯インバータ装置に適用される電流検出回路の回路構成を示す図である。 本発明の実施例2に係る冷陰極管蛍光灯インバータ装置の構成を示す図である。 本発明の実施例2に係る冷陰極管蛍光灯インバータ装置に適用される電流検出回路の構成を示す回路図である。 本発明の実施例3に係る冷陰極管蛍光灯インバータ装置の構成を示す図である。 従来の冷陰極管蛍光灯インバータ装置の構成を示す図である。 従来の冷陰極管蛍光灯インバータ装置に適用される電流検出回路の構成を示す回路図である。
符号の説明
AC 交流電源
DB ダイオードブリッジ回路
10 制御回路
20,20a,20b 冷陰極管蛍光灯
30,30a,30b,30c 電流検出回路
33 電圧検出回路
Q1,Q2 スイッチング素子
Q31 主スイッチング素子
T1 トランス
P1 トランスの1次巻線
S1 トランスの2次巻線
S2 トランスの他の2次巻線
T2 主トランス
P 主トランスの1次巻線
S3 主トランスの2次巻線
S4 主トランスの他の2次巻線
C 主トランスの補助巻線
R31,R51〜R59 抵抗
C4、C6、C51〜C53,Cin コンデンサ
C31,C41,C42 平滑コンデンサ
D51,D52 ダイオード
D31,D41,D42 整流ダイオード
ZD51 ツェナーダイオード
OP51,OP52 オペアンプ
PC31 フォトカプラ
Iac1,Iac2 入出力端子
Vco 出力端子
Vin 入力端子
+OUT,−OUT 電源出力端子

Claims (5)

  1. 交流電源の交流電圧を整流した直流電源と、
    前記直流電源の両端に接続され、第1スイッチング素子と第2スイッチング素子とからなる第1直列回路と、
    前記第1スイッチング素子と前記第2スイッチング素子との接続点と前記直流電源の一端との間に接続され、トランスの1次巻線とリアクトルとコンデンサからなる第2直列回路と、
    一端が前記トランスの2次巻線の一端に接続された1以上の冷陰極管蛍光灯と、
    一端が前記1以上の冷陰極管蛍光灯の他端に接続され、他端が前記トランスの2次巻線の他端に接続され、前記1以上の冷陰極管蛍光灯に流れる電流を検出する電流検出回路と、
    前記電流検出回路で検出された電流値に基づき前記第1スイッチング素子と前記第2スイッチング素子とを交互にオン/オフさせて前記1以上の冷陰極管蛍光灯に流れる電流を所定値に制御する制御手段とを備え、
    前記電流検出回路と前記制御手段との少なくとも一方は、
    前記直流電源のリップル成分を検出し、検出されたリップル成分により、検出された前記1以上の冷陰極管蛍光灯に流れる電流値を補正することを特徴とする冷陰極管蛍光灯インバータ装置。
  2. 交流電源の交流電圧を整流した直流電源と、
    前記直流電源の両端に接続され、第1スイッチング素子と第2スイッチング素子とからなる第1直列回路と、
    前記第1スイッチング素子と前記第2スイッチング素子との接続点と前記直流電源の一端との間に接続され、トランスの1次巻線とリアクトルとコンデンサからなる第2直列回路と、
    一端が前記トランスの2次巻線の一端に接続された1以上の冷陰極管蛍光灯と、
    一端が前記1以上の冷陰極管蛍光灯の他端に接続され、他端が前記トランスの2次巻線の他端に接続され、前記1以上の冷陰極管蛍光灯に流れる電流を検出する電流検出回路と、
    前記電流検出回路で検出された電流値に基づき前記第1スイッチング素子と前記第2スイッチング素子とを交互にオン/オフさせて前記1以上の冷陰極管蛍光灯に流れる電流を所定値に制御する制御手段とを備え、
    前記電流検出回路と前記制御手段との少なくとも一方は、
    前記直流電源の直流電圧値を検出し、検出された直流電圧値により、検出された前記1以上の冷陰極管蛍光灯に流れる電流値を補正することを特徴とする冷陰極管蛍光灯インバータ装置。
  3. 交流電源の交流電圧を整流した直流電源と、
    前記直流電源が供給されるDC−DCコンバータと、
    前記直流電源の両端に接続され、第1スイッチング素子と第2スイッチング素子とからなる第1直列回路と、
    前記第1スイッチング素子と前記第2スイッチング素子との接続点と前記直流電源の一端との間に接続され、トランスの1次巻線とリアクトルとコンデンサからなる第2直列回路と、
    一端が前記トランスの2次巻線の一端に接続された1以上の冷陰極管蛍光灯と、
    一端が前記1以上の冷陰極管蛍光灯の他端に接続され、他端が前記トランスの2次巻線の他端に接続され、前記1以上の冷陰極管蛍光灯に流れる電流を検出する電流検出回路と、
    前記電流検出回路で検出された電流値に基づき前記第1スイッチング素子と前記第2スイッチング素子とを交互にオン/オフさせて前記1以上の冷陰極管蛍光灯に流れる電流を所定値に制御する制御手段とを備え、
    前記電流検出回路と前記制御手段との少なくとも一方は、
    前記DC−DCコンバータの出力を検出することにより前記直流電源の直流電圧値を検出し、検出された直流電圧値により、検出された前記1以上の冷陰極管蛍光灯に流れる電流値を補正することを特徴とする冷陰極管蛍光灯インバータ装置。
  4. 前記リアクトルは、前記トランスの1次巻線と2次巻線との間のリーケージインダクタンスであることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項記載の冷陰極管蛍光灯インバータ装置。
  5. 前記リアクトルは、前記トランスの1次巻線もしくは2次巻線あるいはその両方に直列に接続されたインダクタンスであることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項記載の冷陰極管蛍光灯インバータ装置。
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